「余は……男が好きなのだ。だが、世継ぎが必要だ」と、言われた私は、子供を産む事だけを望まれ、正妃となった。陛下は、男性の恋人に夢中だ。牢獄に等しい狭い部屋に閉じ込められながら、私は陛下が来るのを待っていた。誰と話す事もなく、喋り方も忘れてし
まった。そんなある日、ついに抱かれる事になったのだが、乱入者がいた。※残酷・BL描写があるので、苦手な方は回避願います。ピクシブにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 16:49:37
21565文字
会話率:52%
小国クレイニースの王、ファゼスト。幼いころから房事に明け暮れているにもかかわらず、30歳を越えようとする今の今まで子がいない。その後宮には、80人もの麗しき女たちがしのぎを削るというのに。
後宮の動静は常に皆の関心事である。最初に子を産
むのは誰か。男児か女児か。正妃の座の行方は。そんな噂話を意に介さないのは、ファゼスト王ただ一人。涼しい顔をしながら後宮を闊歩する彼は、とにかく後宮の女たちには人気があった。王宮の外には出られない女たちが、ただ一人身を捧げることができる男性がファゼストだけということもあるだろうが、彼の誇る男性の象徴を一度でも味わった者、はたまた一目でも見た者は、その虜にならざるを得なかった。もちろん大きいだけではない。かたい。そしてうまい。妾の一人は言う。「おいしくて、そして上手でいらっしゃる」と。卑猥な話に聞こえるが、それは世継ぎのいない王を心配する重臣たちには朗報だった。床上手の王にはいつかは子ができる。そのことは、お世継ぎ誕生を信じることのできる材料の一つだったからだ。しかし、不安の材料もないわけではない。重臣の一人はため息とともにこう呟く。「歓喜の館、そしてリアンナ・コゼー、あの者」と。
これは、とある王統の存続に蔦のごとく絡んだ欲望と愛情の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 22:33:56
10524文字
会話率:60%
公妾リディナは、贅を凝らし、王の寵愛を受ける。それは誰のために。■王×公妾のNLですが、精神的GL(片思い) ■初女性向けなので至らない点もあるかと思います。ご容赦ください。■性描写あり
最終更新:2020-02-24 13:15:35
4898文字
会話率:38%
俺の名前はシリウス、アルトカメリ王国の第一王子。でも母親は側室で身分は低いから王位は望めないだろうと言われている。まあ個人的には十分有能な側近・ジルベールが俺のそばにいるからオールオッケー。そもそも俺は権力とかそういうの興味ないっていうかぶ
っちゃけ王族とかめんどいので王位は手に入らない方が嬉しいです。っつーかそんなことより俺の弟!!正妃様からお生まれになった第二王子にして俺の腹違いの弟、アンドレイ!!マイエンジェル!!俺は何としてでもマイウルトラミラクルスイートハートを王位につかせたい!!そして麗しの我が弟が玉座に座る光景を生で見たい!!そしてそれが終わったら辺境領に引っ越し(という名の追放ないし左遷)て余生をゆるっと過ごせれば完璧!そんなわけでなんとしてでも弟を立太子させるために王妃やその後ろ盾である宰相一族を取り込んで策を立てていたんだけどどうにも雲行きが怪しくなってきて・・・・・?無自覚ハイスペック魔性の第一王子と彼への愛情が深いあまり崇拝の域に片足突っ込んでる美形側近兼護衛、そして腹違いの兄に対して周囲がドン引くほどの執着と愛情を抱いている完璧第二王子とかいう濃すぎるメンツによる愛とかなんとかの駆け引きのお話。
/予告なくR-18シーンが入ります/のんびり更新ですストックがなくなった途端亀更新になるかと思われます/キーワードは随時増やします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 01:08:32
45714文字
会話率:15%
エンブライド神聖国の第三王女であるシャルロット。母が正妃ではなくメイドであることから、離宮へと追いやられてしいたげられている。ある日父である国王から呼び出されたシャルロットは、ひと月の間に、隣国アーリスティア帝国にいるヴァンパイア、ヴィン
セントの暗殺をするよう命じられる。ヴィンセントの暗殺に失敗した場合、口封じのためにシャルロットは殺されるらしい。寡黙ながらも優しいヴィンセントに、シャルロットは次第に惹かれていく。
またヴィンセントも段々とシャルロットに惹かれていくが、期限の一か月はだんだんと近づいていき……?
基本的に一日三回更新です。ガスガス進みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 12:00:00
107655文字
会話率:36%
養子先の料亭でタダ働くされている少年金倉倖絆は、買い出しに行く途中腹をすかした白い鴉を見つけ半分のロールパンを与えると鴉が喋り、驚くが鴉も倖絆の顔を見て「コーリン」と言うが倖絆は、疲れてると言って買い出しに行こうとした時、現われた魔法印に吸
い込まれてしまいー気が付くと牢屋でー
正妃の子だが両親から冷遇されて育た第三王子×幼い頃、父親に突然捨てられて養子先で下働きさせれていた不憫少年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 20:27:42
460文字
会話率:65%
東の大国ガラテアの王弟レオンはやむにやまれぬ事情のため、男の身でありながら西の大国アズラクの皇帝のもとへ嫁ぐことになった。
しかし、夫である皇帝は男の妻であるレオンを厭う。
年下へたれ皇帝×年上男前正妃です。
*ご注意*
・R18描写の
予告なし
・女性との絡みあり
・受、攻ともに非童貞
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-23 18:32:59
12179文字
会話率:30%
周辺国より魔力もちが少ない国で起きた、まるで乙女ゲームのような事態。
ヒロインが相手を選んだ後に起きた出来事。
王子は婚約破棄された公爵令嬢は捨て置き、ライバルでもあった公爵令息を正妃に求めた。
最終更新:2019-01-02 21:37:26
3824文字
会話率:12%
今は亡き正妃の娘であるインセクトは、ツォルチ王国唯一の王位継承者であるのにもかかわらず、愛人にご執心な国王と、その周りの者たちに蔑ろにされ続けてきた。
まともに人間扱いすらされてこなかった彼女が歪んでしまったのは、言うなれば当たり前のことで
しょう。
そんな彼女は決意する。自分のあらゆる昆虫を使役する特殊能力を持って、国王である父を寝取り調教して、王の愛人と自分の腹違いの妹を地獄へ突き落して、国を簒奪する。
欲しいものを我慢するなんてありえない。だってーー
「虫けらのように扱われてきたからには、虫のように貪欲に生きていかなければならないわ」
注意書き!!!
作者本人が読みたい要素を後先考えずに詰め込んだ見切り発車作品です。基本的に女性優位で女主人公が男(と時々女)を攻略しまくる逆ハーレム作品になると思います。メインヒーローはありません。
誤字脱字はきっと酷いので気になる方は回れ右をお勧めします。
人によっては不謹慎と取られ、不快を感じるかもしれない描写がたくさんあります。繊細な方、現実と妄想を分けて考えられない方やタグを見て嫌な予感がした方は回れ右をお勧めします。
読んでからの苦情は受け付けておりませんので自己責任での閲覧をお願いします。
なんでも受け入れられる心の広い方、あるいは奇跡的に作者と性癖が似てる方は、どうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-28 00:00:00
36544文字
会話率:13%
広大な大陸を一つの国として統治する皇帝は、他国でもその手腕が噂されるほどの器を持っていた。
大国ガーライア。その国は皇帝と皇帝の三人の皇子たちにより、平和な国として栄えていた。だがある日、その平和が崩れようとする危機が訪れ、皇子たちは決断を
迫られることとなる。
その結果、新皇帝が即位し、ガーライアも安泰かと思われたが、実は新皇帝は側近しか知らない「ある秘密」を抱えており、その「秘密」を乗り越えなければ、本当の意味での『皇帝』にはなれないのだった。
新皇帝は「秘密」を乗り越えられるのか?その先に待つ恋と愛の行方は?
コメディっぽく?楽しく書いていきたいなと思っています。よろしければ、お付き合いくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 13:46:48
65702文字
会話率:38%
東方の大国ゾラータの皇子リューリクに望まれて、故国を後にしたフリードベルク選帝侯の異母妹エルフリーデ。リューリクはエルフリーデに惹かれ、望むままに広い世界を見せてやろうとエルフリーデに愛を乞う。日陰の身として粗略に扱われるばかりだったエルフ
リーデも初めて自分を望んでくれたリューリクを選ぶ。
しかし一夫多妻が認められている帝国でリューリクはすでにテオドラという妃がいた。帝位継承者の正妃の座を望み、リューリクに執着する彼女はあの手この手でエルフリーデを追い落とそうとするが…。色々あってもハッピーエンドはお約束。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-09 11:00:00
81494文字
会話率:33%
隣国に正妃として嫁いだレトは王に側妃を迎えると聞かされる。
正直、好きで結婚した相手でもないし自分のことは気にせずお二人で仲良くしてくださいと思っていた。
しかし、こっそり見た側妃の顔が美しすぎてせめて知り合いになりたいと思うが側妃には嫌わ
れているらしく近づきがたい。そんな時、貴族の青年に嫌がらせされている側妃を助けたら意外にも仲良くなっていくのだが・・・。
※攻めがリバです。主人公相手にはずっと攻めです。予告なく性描写が入ります。嫌われ(少し)、同性婚あり、男性妊娠可能表現あり、最後の方に3Pもあるので地雷のある人にはお勧めしません。何でも来いという人のみお進みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-04 01:00:00
35695文字
会話率:52%
小国の王女、リリアは同盟の人質として敵国の王子ロイと政略結婚することが決まった。しかし所詮は国家の計略に染め上げられた仮初の関係。
最初はお互いに距離感がつかめないままギクシャクした関係ではあったものの、なんだかんだ言いながら徐々に打ち解け
ていく二人。ところがある日、リリアは夫の信じられない性癖を知ってしまう。
隠れSな王子に、あんなことやこんなことをされるお話。
※エロ多めです。(官能表現のある話には(☆)を付けています)
※基本的に各章完結型です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-15 00:00:00
55040文字
会話率:41%
一人の王に六人の妃。
エザリアの後宮――別名七つの宮。
若き国王クラウスの正妃を選ぶ為、六人の若い女達が集められる。
辺境の里で暮らす平民の娘リゼは、異例に六番目の妃となる。
なぜ自分が選ばれたのか分からず不安を感じながらも、初恋の相手カ
イへの想いを諦め生まれ育った平和なサランの里を旅立った。
そして、後宮での初夜、不安に怯えながら迎えた国王クラウスは、カイとそっくりな青年だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 23:04:07
513857文字
会話率:48%
『成の獅子帝は男妾狂い』
巷ではそう囁かれていた。その言葉を証明するように、皇帝・士隆には正妃はおろか側妃の一人もおらず、夜毎に寝所に侍るのは側近・佳月のみ。しかし佳月の正体は、自ら皇帝にその身を売った砂漠の小国の王女だった。
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手慰
みのつもりで連れてきた王女に溺れてしまった皇帝と、国に戻るために身を売り官吏となった男装王女の中華ファンタジーです。シリーズ物ですが、前作を読まなくても大丈夫です。
※=R18描写有り
【ご注意】アナル・小スカ(※★)・15歳との性行為の描写があります。ヒロインは身体にピアスをしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-20 22:03:13
170058文字
会話率:45%
成国の第二皇子・公瓏は女として生まれながらも、それを隠して皇子として生きていた。
しかし、北方の遊牧騎馬民族・賀蘭(カラ)へ人質として赴くことになってしまう。
人質を迎えに賀蘭の君主・布狼が成国を訪れ、公瓏は次第に布狼に惹かれていく。
一方
、公瓏が気になりながらも、亡き人の面影を重ねてしまう布狼。
このまま皇子として生きるのか、それとも正妃となって賀蘭に嫁ぐのか。
公瓏は相反する気持ちを抱え、玉と狼の運命は廻り始める。
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古代中華風王朝と草原の国を舞台にした、遊牧騎馬民族の君主×男装皇子の大河ファンタジーです。
※=R18描写有り
ヒーローは既婚・側室&子供有りです。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-03 17:00:00
335754文字
会話率:50%
ウィンダミア王国の王妹クラリッサはロマンス小説が大好き。あるとき兄ヒューバート王の正妃であるリリアンの陣中見舞いに、オールダム王国から王太子のトラヴァーズがやってくることになった。周りがふたりの結婚を望んでいる中、クラリッサはトラヴァーズに
恋をしなければ結婚できないと言い放つ。共感したトラヴァーズと始まる仮花嫁としての〝恋人ごっこ〟だったが、幼馴染みの騎士フェリックスが本当の恋を教えてやると言ってきて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-08 06:01:07
111357文字
会話率:42%
大陸一の国力を誇る絹呂国。その第十六代皇帝、莉鳳苑は昼間は賢王とも呼ばれる手腕で国を統治する、良き王であった。しかし贅沢を許さなかった鳳苑は、同じ一族の謀略により、毎夜後宮に住まう妃たちの体を求め、色に溺れる堕落の王と成り果てる───。
【
注意】序章以外全て情事シーンのみ。ひたすら鳳苑が多くの妃たちと体を重ねるだけの話です。ただし愛してるのは正妃のみ。性癖? 色々です。汚いのはたぶんない。各話前書きにその話のキーワード置きますので、NG判断は自己責任。語彙力無いので前置きにキーワード足りなかったからご報告お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 20:00:00
32147文字
会話率:45%
大国カグラの皇帝陛下が崩御し、12歳であったリ・シオンが次代の皇帝に即位することが決まる。その即位の儀の際に、ついでに婚姻の儀も執り行い、他国にカグラは健在であることを知らしめる。というのが前王妃の策略だった。その策略の中に知らぬ間に引き込
まれてしまったセイランは、幼いながらにリ・シオンを慕い、二人は恋に落ちて行く。いや、落ちたと思っていた。が、次々に離宮へと入宮してくる年上側妃たちからのプレッシャーと、リ・シオンが自分だけのものではないという事実。それらを受け入れる気持ちを育てるべきだと思えたその時、セイランは「離縁」され実家に出戻りということに……。
彼と見た月を眺めながら月日は流れ、セイランは成熟した女性となっていくが、リ・シオンとの間に「そういうことは無かった」というのに、出戻りに縁談が来るはずもなく。肩身の狭い思いをしつつ、兄ライメイの孫の教育係として実家の片隅で精いっぱい生きて行くセイラン。
中華風ラブストーリー、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 13:00:56
98988文字
会話率:36%
大国ブリンガルドの皇太子と皇太子に目をつけられた私と私の従兄の話です。
皇太子の18の誕生日の舞踏会に招かれた小国フェザリアの姫ミアイラ。実はこの舞踏会は、皇太子の正妃選びを兼ねていた。女神の色を受け継いだミアイラは周辺国では珍しい黒い瞳、
黒い髪の持ち主だが、身長は低く、自分のことを残念な体型でとても正妃に選ばれっこないと油断していた。一方、ミアイラの従兄ラルは、彼女が舞踏会に招かれたことで、ミアイラへの恋情に気付き、舞踏会が終わったら求婚しようと心に決めたが…。
番外編または妄想編置き場はこちら。 http://ncode.syosetu.com/n5748dc/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-18 10:38:35
205103文字
会話率:55%
大陸東の帝国タウバッハの皇帝は民族の純血を繋いでいくことを課せられた存在。その現皇太子エレウテリオは、自身の外遊中に勝手に皇太子妃候補を決められてしまう。しかし帰国後、婚約直前となってその候補に移民の子孫の恋人があることが判明。エレウテリオ
は報告の書類の中に、娘に姉がいることを知る。名前はグラシアナ。薬学を学ぶ学生で独身であるという。彼は空席となった皇太子妃の座を巡って諍いが起こることを嫌い、グラシアナを正妃に迎えたいと意思を示した。
「その若き皇帝は雇われ皇妃を溺愛する」に登場するタウバッハ皇太子エレウテリオの話ですが、単体でお読みいただけると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-24 06:00:00
95981文字
会話率:51%