【ざっくりあらすじ】
憧れの人に性技を仕込まれ、彼のために任務を頑張ろうとするヒロインと、それを阻止したい彼が奔走するお話です。
幼い頃に救われ、諜報組織である第三魔術師団の優秀な一員として成長したルナリス。団長であるマクシミリアンへの恋
心を秘めたまま補佐官として働いていたが、ルナリスに嫉妬する王女の企みにより、難易度の高い潜入の任務を与えられてしまう。
好色で知られる敵国の国王を籠絡するため、性技を仕込まれることになったルナリスだったが、指導官を待つ彼女の前に現れたのは、なぜかマクシミリアン。
困惑するも、口が悪く冷たくも優しい主の手で快楽を叩き込まれ、ルナリスは敵国へ嫁ぐのだがーー。
※しっかりR18のお話に※マークついてます
※誤字報告、いつもありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 12:10:00
116940文字
会話率:48%
国が滅んだ。ラルカ・ハインツは男でありながらかつての亡国の妃である。彼に待っていたのは敵国に捕らえられ、生き恥をさらす日々。仲間を失い、夫を亡くした彼にはもはや生きていく気力すらなかった。未亡人となったラルカだが「北の皇帝」と呼ばれるジー
クラント公爵に見初められて新たな世界へと踏み出した。弱きを助け、強きを挫く力強い公爵と触れあいながら、不遇な青年は自分の生きる意味を見出していく。また再び始まる大戦乱においては頼もしい仲間たちと立ち向かい、己に待ち受ける末路とも向き合っていき、、、、
栄枯盛衰、旭日のように輝きを放ちながら、栄華を極めた国と人々の最後を看取っていく話。
公爵家の当主×亡国の未亡人
※かなり残酷描写・男性妊娠、出産描写あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 19:43:32
53692文字
会話率:45%
我が国は、戦に負けた。ルシアは、王族として処刑されることを覚悟する。しかし、敵国の第二王子で騎士団長であるダレンが要求してきたのは、彼の妻となり、後継ぎを産むこと。
捕えられた両親の命を救うため、やむを得ず彼の言いなりとなるルシア。ただ
ただルシアを利用しようと考えていたダレンだが、次第にルシアに惹かれいき──。
※R18シーンが含まれるエピソードには※マークをつけています。
※ヒーローヒロインが両想いになるまで、強姦表現、無理やり表現多めです。
※3.10 タイトル微修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:16:18
35717文字
会話率:34%
騎士団長でもある第二皇子のオーランドは、ある日思いを寄せる女性から性的誘惑をされた。しかしその隙に彼女が国の大事な貯蔵庫の鍵を盗もうとしたことに気が付く。
オーランドは彼女の本音を聞き出すためにゲームを始める。
※「王女様はスパイとなって
敵国の騎士団に潜入し、騎士団長(皇子)を誘惑する」のオーランド視点Ver.です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 19:18:25
5330文字
会話率:41%
王国の宝剣を取り戻すべく敵国である帝国にスパイとして潜入したリーナ。王国の崩壊まで時間がなく崩壊を防ぐには魔法が込められた宝剣を一刻も早く取り戻す必要があった。
リーナが取った行動は騎士団長でもある王子殿下を誘惑して宝剣を保存してある部
屋の鍵を盗むこと。
しかし、予想していなかった殿下の行動に翻弄され……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:08:16
5360文字
会話率:45%
クラウス・フィツェックは、幼い頃、戦争で家族を失った。彼は、敵国の革命王、オーディン・マークスを憎んでいた。そしてジャンビエールの息子、エドゥアルドも。
そんなクラウスを、エドゥアルドは、仔犬のように慕ってくる。
オーディンの死後、宰相メ
トフェッセルは、その血筋を、エドゥアルドで終らせようとしていた。
「お前は孕むことはあるまい、クラウス。エドゥアルド王子に、いろいろなことを教えてやるがいい。女を抱こうという気を、金輪際起こさせぬほど、いろいろなことを」
だがクラウスには、命懸けで彼を守護するゲシェンク(魔物)、ギルベルトがついていた。
◆欧州革命と王政復古の時代の物語です。下敷きにした史実はありますが、全く違う世界のお話です。
◆エブリスタ様に転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 17:39:56
228864文字
会話率:42%
セシリアの祖国が滅んだ。もはや妻としておく価値もないと、夫から離縁を言い渡されたセシリアは、五年ぶりに祖国の地を踏もうとしている。その先に待つのは、敵国による処刑だ。夫に愛されることも、子を産むことも、祖国で生きることもできなかったセシリア
の願いはたった一つ。長年傍に仕えてくれていた人々を守る事だ。その願いは、一人の男の手によって叶えられた。
ただ、男が見返りに求めてきたものは、セシリアの想像をはるかに超えるものだった。
※同一世界観の関連作がありますが、これのみで読めます。
※ヒーローはスパダリ時々ポンコツです。口も悪いです。
※アルファポリス様が先行しています。ムーンライト様は※のついたR18のお話が追加になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 07:00:00
83671文字
会話率:48%
近親・モブレがほとんど。胸糞注意。
最終的に弟x兄ハッピーエンド⭐︎
家族の中で浮いていた侯爵家摘男のラヴィは、王の落胤だった。不祥事を起こし廃嫡された王太子に代わりその座に就くが、どこにも味方はなく、行き場のない感情を持て余して戦争の最前
線に飛び込んだ。敵国に囚われ辱めを受ける彼を救いに現れたのは、侯爵家だったときに唯一懐いてくれていた弟のリュードだった。
アルファポリスにも投稿しています。完結まで投稿予約済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 20:10:00
36445文字
会話率:50%
前後で完結。古典的な文芸ポルノ。入門編。
お姫さまと共に敵国に捕らわれた少年が、塔の中で輪姦されているお姫さまを眺めながら、その国に復讐していきます。キーワード参照。吐き気、生理的不快感、流血注意。
『可哀そうなのは無理』な人には向きま
せん。
血が嫌いな方、野暮な方、現実とフィクションの区別がつかない方お断り。
《ブクマ、評価ありがとうございます。励みになります》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 23:00:00
10009文字
会話率:27%
ヌーブ侯爵令嬢オレリアは、デルヴァンクール帝国の皇太子の婚約者であった。
元はただの男爵令嬢であったが、実父の死後母の再婚によって侯爵令嬢となる。それは、亡き父が力のある魔術師で、その血を色濃く受け継ぐオレリアの魔力をあてにしての政略的な関
係であった。
しかし、結婚間近の十七の歳に義父の敵国との密通が明るみに出たことで、侯爵家は取り潰しの上両親は死罪。皇太子との婚約は白紙に戻され、オレリアは身分剥奪の上囚われの身となり、その膨大な魔力を一生国に捧げて罪を償いながら生きていくはずであった。その後嫁いできた皇太子妃によって殺害されるまでは……。
しかし気が付けば、オレリアは十歳の実父の葬儀の日の朝に戻っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 19:00:00
107786文字
会話率:47%
女用心棒×年下美形外交官の主従恋愛ものです
第一部 命と引き換えに奴隷となることを誓わされた凄腕用心棒ライラと、演奏家兼外交官として敵国をまわるルーカス。詐欺師にも負けない饒舌さと、女に困ることのない容姿を持ち合わせながら、なぜかルーカス
は美人ではないアラサーのライラに、性処理まで求め‥?
女主人公が、最強で男前です。相手は若干クズ、モラハラ、ツンデレのデレなし。糖度は低めです。
第二部 恋を自覚したライラ。しかし、アイドルの恋の噂は絶えず、苦悩する日々。国内の陰謀、思わぬ出来事に二人の関係性も変わってゆくのだった。糖度は若干上がります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 21:02:04
1023683文字
会話率:43%
完結しています。
文庫1冊くらいの長さです。
12月21日から、毎日、夜9時ちょうどに更新します。
*
女騎士であるクリスタは、敵国の第六副将軍に、部隊ごと捕えられた。
「お前が『戦場であれば、何度抱いても処女
のまま』だという、伝説の戦乙女か!」
凌辱されかかるクリスタは、突然現れた、敵国の総将軍に助け出される。
目を覚ましたクリスタは、豪華な屋敷で、姫君のような扱いを受ける。
「ここは、王弟殿下の私邸ですよ」
世話をしてくれる家政婦のロラーナが言う。
「王弟殿下の姿絵がございますよ。八年前の、二十二歳の頃に描かれたものです」
仮面を外さないという総将軍の素顔を見るチャンス! と、見に行ったクリスタは驚いた。
それは、クリスタが十二歳の時に出会った少年。隣国から人質として訪れた六歳のアルトにそっくりだったのだ。
男子が生まれず、跡取り不在のため『男として生きること』を厳命されて生きてきたクリスタは、伯爵家の長男として、少年騎士団に入り、隣国の王子であるアルトの世話係となったのだった。
大人びた、尊敬できる人間性を持つ六歳年下の少年に『理想の男性像』を見るクリスタは、それが自分の初恋だとは、気が付いていない。
その晩、クリスタの部屋に忍んで来る者があった。
王弟のアルティガである。
「結婚して欲しい」
王弟がクリスタを抱き締める。
「戦乙女クリスタ。今からおまえを抱く。私の申し出を断れないようにするために。婚姻の儀式の前に、その身体に、私の印を刻み込むために」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 21:00:00
120918文字
会話率:36%
フローレン王国の姫が隣国へ向かう花嫁道中、敵国である帝国軍の襲撃を受ける。側付きで護衛を務めるのは〝犬〟と呼ばれる、姫に盲目的なまでに忠実なメイド服姿の青年だった。道行を阻んだのは帝国最強の黒将軍。戦場で因縁のある二人は再び刃を交えるも、圧
倒的な力の前に犬は囚われの身となる。
■〝犬〟と呼ばれる名無しの護衛騎士が、フィジカル強めの狂犬将軍に捕まって、美味しく頂かれる話。
■23年春に頒布された、サブローさんの女装アンソロジーに寄稿した短編を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 19:00:00
25695文字
会話率:42%
音信不通になっていた変身ヒロインの彼女を知らぬ間に寝取られてしまった男・正輝。クーデターにより変質した祖国から逃げ延びすべてを失った元女幹部・スピカ。異なる喪失を経験しながら敵を同じくした二人は共犯関係となり、地球侵略を宣言したプラネイト帝
国皇帝・サルガスへと挑む。
己の非力を嘆いた正輝にスピカは戦う力を託し、孤独に震えるスピカを正輝は暖かな日常へと連れだしていく。
これはNTRの復讐から始まる、愛と克己の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 17:26:10
24039文字
会話率:52%
聖女ルナリアは、2年間にわたり魔王討伐を目指す勇者パーティの一員として旅を続けてきた。しかし、ある日、突然勇者から解雇を言い渡される。新たな仲間として迎えられた少女にその座を奪われた形となり、リターンベルも奪われたルナリアは、途方に暮れて一
人歩き出す。
そんな彼女の前に現れたのは、魔王軍の幹部、ギルバート。宿敵であるはずの彼は、傷つき泣き崩れるルナリアに対し、敵意ではなく不思議な優しさを向けてくる。そして彼女を自らのもとへ連れ去り、言葉を告げる。
「俺がお前を救う。」
敵国の幹部でありながら、ギルバートはルナリアにアルヴァス国や聖女の役割について問いかけ、彼女の運命を変えようとする。その言葉の裏にある真意とは何か。敵と味方の枠を超えて交錯する二人の関係の行方は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:53:58
6914文字
会話率:45%
日本に似た国の冷戦時代に似た時代の国防隊での物語。
航空国防隊のエリート戦闘機パイロットととして活躍する立鐘涼太(27歳)は、さらなるエリートを養成する指揮幕僚課程に入校する。そこで、仮想敵国と噂される隣国のルーシ国から留学生としてやってき
たルカ・グラシモフ中尉と出会う。
二人は仲良くなるが、ルカはルーシ国から送られた軍事スパイだった。そのことに気づき、彼を追った涼太は偶然のキスから薬を盛られ、後孔を開発されてしまう。
こうして関係を持ってしまった二人だったが、そのうち自然と好意を抱くようになっていく。しかし、指揮幕僚課程は4ヶ月で修了し、終わればまた仮想敵国同士になって会えなくなることがわかっているので、そこまで深みにはまらないうちにルカは自国に帰る決意をする。涼太は、最後にルカがスパイとして探していたデータを手渡し、無理矢理に抱いてもらう。
ふたりはそのまま別れ、半年後に敵対するパイロットとして上空で出会う。その飛行軌跡だけでお互いを認知する二人。ルカは日本への領空侵犯を犯し、涼太の追跡を逃れて空港へと強行着陸する。そして、アメリカへと亡命を果たし、1年後にパイロットをやめてアメリカに渡った涼太と再会する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:00:47
31814文字
会話率:39%
◆皆さまの応援のおかげでリブラノベルさまより電子書籍になることになりました。ありがとうございます!5月26日配信です◆
人々を治癒する癒しの聖女 ルアンヌ(23)は、隣国との戦争の激戦地で傷ついた騎士を癒していた。聖女として過酷な労働を強
いられていたルアンヌはボロボロになり、ついに敵国の騎士団総長クロード(28)に捕虜としてさらわれてしまう。
しかし待っていたのは、悠々自適な捕虜生活だった。ルアンヌは初めて仕事をせず、憧れていた娯楽を経験し、初めての贅沢をした。
クロードの監視下のもと、牢生活を送る中で自尊心を取り戻していくルアンヌ。
そして終戦協議が終わり、ルアンヌは祖国へ帰されることになった。国に帰ればまた過酷な聖女生活に戻ることになる。ルアンヌは最後の思い出としてクロードに「私を抱いてほしい」と懇願するが──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 07:13:10
23764文字
会話率:35%
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いて
くる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯。オメガ側妃が敵国の王に溺愛されるほっこりなお話です^ ^ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 21:50:29
36933文字
会話率:34%
王國の英雄キタハマ・ヒトミは敵国に捕らえられた際に過酷な淫肉洗脳改造を受けるも強靭な肉体と精神力で耐え抜き、遂には友軍の救出部隊と連携し収容所を制圧してみせる。
しかし、祖国に帰った彼女を待っていたのは改造されつくした淫媚に疼く自らの身体と
愛する部下達からの拷問。
二メートルに迫る美しき筋肉熟女がその獣体を震わせ部下達からの愛ある拷問治療を甘んじて受ける。
救国の女将軍は愛しき祖国の人々の獣欲を受け入れ癒す女神としての道を歩み始めた。
挿絵のある話はタイトルにそのように表記しておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 19:10:00
75618文字
会話率:43%
「万梨亜、そなたは余のために生まれてきた女だ。いずれ思い知るであろうよ」異世界転移した万梨亜は奴隷に身を落とされ貢物として贈られたうえ、愛する王子がいる身でありながら、敵国の王子ジュリアスの后にされてしまった。途方もない力を持つ、魔力の石を
胸に秘めた彼女を、魔王や神々、敵国の王が狙い、天界、人間界、魔界を跨いで戦争が勃発するが、万梨亜自身が望んでいたものはとても小さな幸せだった。そして王子ジュリアスも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 01:41:44
421296文字
会話率:58%
敵国の王太子軍に奇襲を仕掛け、城と領地を守り抜いたアミラ王国の若きオルデン女公オルフィニナ。
ところが、時同じくして遠く離れた王都が陥落。オルフィニナは臣下と領民の安全を条件に城を開け、自ら敵の王太子ルキウス・アストルの捕虜となる。
「
君をめちゃくちゃにしてやりたい」
屈辱を味わわされたルキウスは美しい貌に悪魔のような笑みを浮かべ、ある密約を持ちかけた。
それは、二人の婚姻により和平を結び、互いの政敵を排除するというもの。
目的のためと言いながらオルフィニナに激しく執着するルキウス。
ふたつの王国のためにルキウスのものになったオルフィニナ。
次第に暴かれる秘密が、ふたつの王国の命運を変えてゆく。――
密約で結ばれたふたりの、歪で未熟な愛のみちゆき。
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
【作者註】
※性行為に於いてやや無理矢理な表現があります。
※作中の一部に暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※クイン視点の番外編『騎士が忠誠を知る夜』を短編として別途掲載中。
※〖エブリスタ〗〖アルファポリス〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。
【連作紹介】
作中に登場するルドヴァン公爵コルネール夫妻の物語『高嶺のスミレはオケアノスのたなごころ』掲載中。同作に少年時代のルキウスがほんの少しだけ登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 09:00:00
389811文字
会話率:43%
二つの王国が戦乱にあった頃。
小さな島国イノイル王国の王女キセは王都を遠く離れ、海の女神の神官として祈りを捧げながら暮らしていた。
ある日、そんな彼女の暮らす神殿へ月神を思わせるような美貌の青年が現れる。
青年は敵国エマンシュナ王国
の王太子テオドリックと名乗り、キセにこう告げた。
「あんたを俺の妻にする」
テオドリックは驚くキセの唇を奪い、神殿から連れ出した。
戦乱を終わらせ、自らが玉座に就くために。――
敬虔な王女と野心に燃える王太子。平和を願うふたりの、慈愛と情熱の軌跡。
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈キセとテオドリック篇〉
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
ロマンスファンタジー漫画原作大賞【奨励賞】受賞作品
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
【作者註】
※一部戦闘場面に於いて暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※性暴力に関する描写があります。
※〖エブリスタ〗〖アルファポリス〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 18:06:16
590332文字
会話率:44%