Ωとしての己の性を憎んでいた侯爵夫人のマテオは、政略結婚した夫とその間にできた子供に対し冷たく当たる日々を過ごしていた。
竜殺しの異名を持つ冷徹な夫もまた、家族に対しての愛情がなく、月に一度訪れるマテオの発情期を除いては常に屋敷の外で過ごし
ていた。
そんなある日、マテオは善良な日本人であった前世の記憶を取り戻す。心優しく愛に溢れた人格となったマテオは、愛しい息子のために夫と向き合う努力をし始める。
息子のために良い両親になろうと奮闘した結果、冷え切った夫婦仲にも変化が訪れて──
愛を知らない不器用美形α×元毒妻で毒親の善良な平凡Ω
肉体的には年上×年下、精神的には年下×年上です。
ほのぼの子育てBL、時々すけべな感じになる予定です。
竜がいたり魔法が使える人がいたりするちょっぴりファンタジーな世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 22:03:20
76989文字
会話率:51%
アンは幼くして母親とともに実家の伯爵家を追われ、平民として街で育った。成長したアンは迷子になっていたところを助け、知り合ったクラウスという商人の青年と恋仲になる。
だが、長らく会わなかった異母姉によって彼は公爵家の嫡男だったと知らされ、加え
て世話になっている人たちを盾に脅されて彼女は恋人と別れることを決める。最後の想い出に、彼に純潔を捧げて。──それから二年後、新たな生活をしていたアンの前にクラウスが現れ、成り行きで彼の元で働くことになる。
好きだけではどうにもならなくて別れを選んだ元伯爵令嬢アンと、今度は逃がさないと追い詰めていく公爵クラウスの恋の話。
・性描写のある回には、※を付けています。
・不定期更新です。ご容赦頂けましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 05:00:00
158573文字
会話率:35%
パトリシアは本日も人知れずため息をついていた。
何故なら、ホールには身なりの良い若い女性たちが唸るほどいて、ニールを囲んできゃあきゃあと声を上げていたからだ。
(またこのパターンなのね……)
パトリシアは諦めたように小さく笑って、立食かつ
ビュッフェ形式の食事やデザートを物色することにした。
すると、「お一人ですか?」と声をかけられる。パトリシアが、お皿を片手に美味しいローストビーフをもぐもぐしながら振り向くと、優しげな金髪碧眼の青年は、ふっと笑顔になった。
これは、若い女性たちに愛想よく振る舞う愛しい婚約者(大商会のイケメン副社長)を黙認していたけれど、本当は寂しいと思っている伯爵令嬢が、初対面の王子様に一瞬でそれを見抜かれ、優しくされて、ちょっとときめいてしまうお話。
※恋×恋シリーズ3作目。単品でお楽しみいただけますが、「セフレに愛人と息子がいたので黙って身を引いたら、追いかけられて告白された件」と同じ世界観かつ数日後のお話です。
※直接的な描写はありませんのでR15くらいの内容ですが、シリーズ全体としてR18なので、このお話もR18にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 15:13:29
14699文字
会話率:41%
義姉に無理やり連れてこられた夜会で、男爵令息のイーサンに迫られ前世を思い出した。俺はこの白金の美少年が主人公の18禁BLゲーム『貴方色に染まりたい』の攻略対象に転生してしまっていた。でも俺にはもう愛しい旦那様がいるので他を当たって下さい。ゲ
ームの中では主人公とイチャイチャしてたけど、貴方は俺のタイプじゃありません!!てかお前も転生者だろ!攻略対象がゲーム前に攻略済みだったお話。年上王弟×褐色攻略対象※同性婚が可能で、男性妊娠も可能な世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 20:51:04
7416文字
会話率:46%
仲間の後押しで愛しい男と添い遂げることができた悠は、あまりの幸せに自分がいては、涼の夢を妨げてしまうのではないかと考えるようになっていく。
そんな折、世界初の男性妊娠が新聞の片隅にひっそりと載っていた。
最終更新:2024-05-25 07:00:00
4439文字
会話率:59%
塀の外から睨んできた男の子に興味を持った夕美は、その子を追いかけている道中に一生傷を背中に負ってしまう。その男の子と話したいがためにその子のせいと罪を背負わせてそばに置くことを決めた。そして月日は立ち、婚約者ができたタイミングで手放そうとす
るが。
*短編読み切り*
ふわふわ設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 06:00:00
8311文字
会話率:46%
【んはぁ❤はぁ❤はぁ❤久しぶりぃぃ❤雄太ぁぁ❤あん❤あん❤あぁぁぁ❤元気にしてるぅぅ❤】
僕の名を耳にこびり付くような甘く蕩けた様な声で僕の名を呼ぶ彼女。
彼女は半年前、突然両親の下からそして僕の下から突然として姿を消し、行方不明となった
僕の幼馴染であり彼女であった【宮本由姫】。
そんな突然行方不明となった彼女から掛かって来た突然の電話。
その電話に慌てて出た僕は画面に映る彼女の姿に唖然とする。
画面の向こうの彼女はすっかり伸びた髪を左右で結び豚を模したような耳と卑猥な服に身を包み
ぼってりと膨らんだお腹と僕が知る頃よりも一回り大きくなった胸をばるん、ぶるんと
激しく揺らしながら大股を開き❤型に剃り上げられたアソコの毛と結合部を見せつけるようにして
男の上で腰を振り、聞いたことも無い様な声で喘ぎ乱れる彼女の姿に僕は唖然とし、言葉を失う。
警察官の父と弁護士の母を尊敬し、自分もそんな立派な両親のようになりたいと正義感に溢れ、
困っている人を見過ごせない凛とし、それでいて優しさを兼ね備えていた彼女。
そんな彼女を背後から抱きかかえるようにして腰を振る男の姿に僕は言葉を失う。
それは自分たちが通う桜華学園の体育教師であり生徒指導である【熊山剛三】であった。
そんな熊山と由姫の姿に唖然としていると、熊山が由姫に向かって囁く。
【ほら、愛しい彼がお前の姿に困惑してるぞ。
…どうしてこうなったのかお前の口から説明してやれ】とそう告げながら腰を振る熊山。
【あん❤あん❤あぁぁぁ❤わかりました、ご主人様ぁぁ❤】
熊山に責められながら喘ぎ乱れる彼女はそんな熊山の囁きにそう言うと蕩けた様な目で
僕の方を見つめ、彼女は語る。
自分が牝へと堕ち、そして失踪するに至ったのかを…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 18:00:00
38298文字
会話率:33%
誰にも邪魔されずに婚約者を愛したくて仕方がない王太子と、推しを愛でたくて仕方がなかった侯爵令嬢のお話。
※こちらの作品は、「王太子は、婚約者の微笑みを崩したい。」から始まった一連のシリーズの完結作となります。
最終更新:2024-03-24 21:59:25
27747文字
会話率:44%
<あらすじ>
落ちこぼれの俺”ヒロミ”は、クラス一の人気者で優等生の”サトシ”に恋をした。
絶対に、お前の心を開かせて見せる。そして、幸せにする。俺は、そう誓った。
しかし、サトシは、俺に体を許しても、心を許すことはなかった……
。
<登場人物>
ヒロミ 攻 落ちこぼれ 執着 ドS
サトシ 受 優等生 泣き虫 Mっ気
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 22:57:54
9289文字
会話率:38%
今日はとある王国の魔法学園の入学式、王太子であるユリシーズは新入生の代表挨拶の出番を待っていた。
もう式も中盤、退屈な待機時間に窓辺を見れば、やけに挙動不審な迷子の女子生徒を見つける。
興味本位で声をかければその女子生徒、エリスは酷く怯えた
様子で「男性恐怖症」と告げた。
「愛しいエリス。どうか僕を、沢山汚して、酷く濡らしてくれ——」
これは、家庭環境の劣悪さに幼くより「自慰」で現実逃避をした少女を、為政者としての重圧で「趣味」が曲がった青年が愛と快楽で絆す、“情欲”に塗れた施しの記録。
【注意】
*基本は男性視点で描写します
*特定の人に嫌悪を与える要素が含まれています→/宗教:ほぼ根底に根差しています(経典に参考元があります) /暴力:直接描写はありませんが複数回表記されます /強姦:詳細描写はありませんが一部表記があります
(現在書いている別の小説を書くための練習として「露骨な性描写」をするというルールで書いたんですけど、本当に初めて書いたので描写の程度とかも何も分からないです)(読みづらかったので改行を編集しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 19:17:05
46321文字
会話率:37%
乙女たちによる淫らな闘いが毎夜繰り広げられている地下闘技場、『リング・ヴァルキュリア』。新たな女王となった高校三年生・斎藤姫舞莉に、過去の女王としてリベンジを誓う同級生・天王寺百合子が再び闘いを挑む。媚薬に苛まれた裸身を晒し、二人は鳥籠のよ
うな金網リングの中、愛しい少女を賭けて全力の死闘を繰り広げる。そして、二人の最強美女の間で揺れ動く百合子の恋人・乙羽由梨は、姫舞莉に惹かれながらも、ますます大切な存在となった百合子を救うため、非情なまでの覚悟を決めるのだった――。
***
本作品は、pixivリクエストを受けて執筆したシリーズ作品『乙女たちの淫らな死闘』の第6作です。
独立した短編としても読むことができます。
思ったより悲壮感はありませんが、軽い百合NTRと事後描写があるのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 12:05:08
25614文字
会話率:50%
レズバトル短編第4弾です!
エロ格闘、キャットファイトとイかせ合いが中心ですが、それを上回るほどのイチャラブ百合回となりました。シリーズ前回で登場した由梨をキーパーソンに、“リング・ヴァルキュリア”最強と名高い二人の女子高生レズバトラーど
うしが繰り広げる死闘をぜひお楽しみください。
※本作品は頂いたpixivリクエストをもとに執筆した作品であり、pixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19260209)でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 21:05:04
24244文字
会話率:56%
「今日俺は、神様の花嫁になる――」
孤児の咲真は村で奴隷のように扱われていた。
そんな咲真に押し付けられたのは
村の守り神”狼神の花嫁になる”ということ。
ここから抜け出せるなら、そして村を守ってくださる神様にお仕えすることが出来るなら
…と希望を持って嫁入りをするが――
そこにいたのは人間を信用せず、咲真を睨みつける恐ろしい狼だった。
「役に立つといったな――?」
狼神は嫁として受け入れる代わりに、咲真にある条件を出すのだった。
※エブリスタにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:13:40
50665文字
会話率:44%
原案:musha☆musha
キャラクターデザイン:musha☆musha
脚本・構成:FUNACHI
市内のリーマン、加賀 連九郎26歳。根性、やる気なしのオタク。世の中に不満を持ちながら、なんとなく生きてきた。
世界で人間を人喰いの
化け物に変えるゾンビウイルスが蔓延する。
連九郎は、隣の部屋のゾンビ女子大生、橋田に噛みつかれてしまう。意識が戻り自分がゾンビ化せず、ゾンビにも襲われないことに気付く。
世界の終わりをむしろ喜び、自由に生きるついでに世の中への復讐を決意する連九郎。
とりあえずは生活基盤を整え、街を徘徊するゾンビの群れから損傷の少ない美少女ゾンビを選り取り見取り。お持ち帰りして好き放題にエッチしたあと余ったマンションの部屋を使ってコレクションします。
しかも精液を中出しされた女ゾンビは連九郎の命令を聞くようになる模様。
ゾンビを裏で操り、襲われない特性を使えば生存者キャンプでも英雄だし人間の女も食い放題。
野生動物はゾンビにならないとか、いずれゾンビは腐るとかそんな都合の良いことはなく、むしろ化け物たちはお互い捕食を繰り返し強力になっていく。地震を起こしたり空間を操ったりするような化け物まで出現し始め、いよいよ現代兵器でも解決できないレベルに世界は完全に詰み状態。
人口を丁度良いくらいにコントロールしながら人類を愛しいゾンビ娘たちのエサにし自軍を強化しつつ、むしろ主人公の連九郎は世界終わらせる側で頑張ります。
☆本番なしエロ回
★本番あり回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 08:00:46
126828文字
会話率:48%
愛しい人、ビー玉の瞳の彼
ゆきを取り巻く色々な男たち
のストーリー。
最終更新:2024-01-05 12:00:00
1600文字
会話率:0%
失恋し立ち直れないまま、黄金比ボディ、黄金比フェイスをもちながら
流されていく主人公ゆきの男たちの話
最終更新:2023-08-28 15:00:00
2720文字
会話率:8%
田舎から嫁いできたアザレアは、都会暮らしの気分転換に、故郷にいたときのようにお菓子を作って使用人たちに振る舞う。都会の令嬢がお菓子を作るのは愛しい人のためだ、と知らずに。心の狭さに自己嫌悪して落ち込むめんどくさい旦那様を(えっちな方法で)慰
める妻という、ただのバカップル夫婦の話です。「田舎令嬢が初恋拗らせ男に…」の続編ですが、単独でも読めます。
※自サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 14:39:04
10499文字
会話率:56%
略奪愛を成功させた末に、愛しい彼の子どもを妊娠して喜んだプリシラ。けれど、結婚の先に彼女を待ち受けていたのは、想像以上の薄暗い闇の生活だった。
生きるためにプリシラが下した決断と行動は、彼女にどんな変化を起こすのか?
「北で凍えきった侯爵
令嬢は南で穏やかに溶かされる」の悪女プリシラと裏切りの元王太子のフェルナンドのその後の話。
短編です。
ハッピーエンドかな?な話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 21:00:00
11986文字
会話率:28%
「樹を傷物にしたの俺だし。責任とらせて」
「その言い方ヤメロ」
黒川樹の幼馴染みである九條蓮は、『運命の番』に憧れるハイスペック完璧人間のアルファである。蓮の元恋人が原因の事故で、樹は蓮に項を噛まれてしまう。樹は「番になっていないので責任
をとる必要はない」と告げるが蓮は納得しない。しかし、樹は蓮に伝えていない秘密を抱えていた。
◇同級生の幼馴染みがお互いの本性曝すまでの話です。小学生→中学生→高校生→大学生までサクサク進みます。短い話です。ハッピーエンド。
◇オメガバースの設定を一応借りてますが、あまりそれっぽい描写はありません。アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 18:00:00
37249文字
会話率:42%
悪夢に見た自分の破滅の未来を信じたフェーレース伯爵令嬢イヴェットは、破滅を回避すべく悪夢とは全く関係のない年下のカトゥルス男爵令息アレクシと結婚して、愛されて幸せな日々を送るのだった。
これは、イヴェットとアレクシの、えっちでラブラブな学園
生活のお話。
短編を思いついたら少しずつ更新する予定です。
あらすじの最初の一文を詳しく知りたい方は前作『破滅を回避した伯爵令嬢は、初夜から年下男爵令息に甘く愛される』 https://novel18.syosetu.com/n4495ij/ でお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 20:00:00
22387文字
会話率:31%
クロエの婚約者は麗しき銀髪の騎士リュシアン。彼は幼馴染であるレティシア王女の護衛を務め、片時も離れることなく、永遠の忠誠を誓っているらしい。クロエは相思相愛の二人を引き裂くお邪魔虫と揶揄され、リュシアンからは長く無視されている。あるきっかけ
から婚約の破棄を決意したクロエだが、意外にもリュシアンからは婚約の破棄を拒否される。王女様を愛しているなら、その愛を貫いて欲しいのだけど――
*他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 19:00:00
87288文字
会話率:39%
「お前はゴーレムなのよ。お前が死ねば、ジョージの病は癒えるのよ――」
王妃に虐待されて育った第三王子アルバートは、初恋の少女、エルシーとの結婚を夢見て過酷な戦場を生き抜く。戦争が終わって王都に戻ってみれば、白紙に戻したはずの婚約者が待ってい
て、しかも、愛しいエルシーは没落の淵に立たされていた。「emeth(真実)」が「meth(死)」に変わる時、ゴーレムの王子は土に返るのか、それとも――。
*「没落令嬢の秘密の花園――秘書官エルスペス・アシュバートンの特別業務」のアルバート視点。
*本編のネタバレになりますので、本編を読んでから、お読みいただければ幸いです。
アルファポリスにも掲載しています。待鳥園子様主催「♯呪いの王子様企画」参加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 00:00:00
223951文字
会話率:42%
パトリスはその体つきから勘違いした男たちにつき纏われることが多く、電撃で撃退を繰り返してきた。そのおかげで、社交界では評判はすこぶる悪い。
ついに五回目の電撃で撃退をしたところで、クズ男からの保護目的に縁組されることになった。
相手はラザ
フォード侯爵。
前当主の庶子で、貴族の色を持たない欠陥者と陰口を叩かれており、こちらもなかなか結婚相手が見つからないという事情を抱えている。
そんな訳ありの二人が出会い、結婚するまでのお話。
◆このお話は、なろうで投稿した「愛しい君に巡り会えた幸せ」のパトリス視点の改訂版。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 20:00:00
15845文字
会話率:52%