ある日、忽然と姿を消した女たち。どんな運命が彼女たちを待ち受けていたのか?
家族や恋人に囲まれ、満ち足りた人生を送っていた女たちを待っていたのは、秘密組織の私設監獄で性奴隷として生きる地獄の人生だった。
罪なき美畜たちに、連日連夜加
えられるサディストたちの凌辱と拷問。
正義の光が届かない地下牢の闇の中で、純真な女子中学生はほころび始めたばかりの蕾を無惨なレイプで散らされ、
可憐な女子高生は、忌まわしい枷で四肢を拘束され、首輪に通された鎖で調教室の床を引きずり回される。
幾重もの鉄格子で外界から隔絶された密室の中で、素っ裸に剥かれ、鎖で吊るされた女子大生の白き女肉に電流が走り、
強欲な親戚の毒牙にかかった令嬢は、三角木馬の上で悶え苦しむ。
血の臭いが漂う拷問室の中で、教鞭を振るっていた女教師はサディストたちが振るう鞭に絶叫を上げ、
荒縄で緊縛された貞淑な人妻は、恐ろしい拷問具と巨大な浣腸器におそれおののく。
ここはサディストたちの楽園、女たちの地獄。
闇に消えた女たちの悲鳴と啼泣が、今日も地下牢に響き渡る。
※1 サブタイトルに続く( )で挟まれた名前は、その回の主な登場人物です。長い話ですが、時系列順に書かれているわけではないので、どこから読み始めても構いません。最初の方と最近の話で矛盾する点もあると思いますが、ご容赦ください。
※2 Pixiv(新しく作りました) https://www.pixiv.net/users/107194972
※3 挿絵のデータはこちら(イリュージョン社の「プレイクラブ」というゲームで作っています)https://bit.ly/3rSQGlO
ご自由にお使いください。作った作品を見せていただけるともっと嬉しいです。他の方の作品はいつも参考になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:00:00
1380838文字
会話率:32%
成人した姉と弟の明るく楽しく、ほのぼのとした愛の物語です。性描写を含みます。一編数話を数編、不定期に連載の予定です。近親相姦それ自体を不快と思われる方は、残念ですがご遠慮ください。
最終更新:2025-06-28 00:00:00
181891文字
会話率:77%
弁護士夫婦の両親と、帰国子女の同い年で義理の兄妹の四人家族の、ほのぼのとした生活風景の作品です。一部に性描写を含みます。
2024.4 今回、誤字脱字とずっと気になっていた部分を補正し、各章を分割し読み易く直しました。
最終更新:2024-04-03 21:35:56
155467文字
会話率:63%
【書籍化】
この度、新書館様から書籍化しました。
https://www.shinshokan.co.jp/book/b661718.html
現在発売中です。よろしくお願いします。
――――――――――――――――――――――――――――
――
子爵家の三男坊で、騎士団に勤めるシュルツアイン・オークランスは、幼馴染みでもありビジネスパートナーでもある伯爵家次男バルドエッド・バイハンとの婚約を王家に申請していた。
が、なぜか申請は受理されず、美貌の公爵家次男との縁組みを王家お膳立てで進められた。
因みに子爵家とは言え実家は裕福。両親は高位貴族の社交が好きではない為、再三の陞爵の打診も辞退しているほど。
加えて本人は王都の騎士団勤め。尚且つかなりの収益を上げる副業も経営している。
本人も家族である子爵家も、高位貴族との縁を取り立てて望んだこともなく。
そして、相手である美貌の公爵家子息には会ったこともない。
是非にと望まれて…という印象を感じさせる表現の打診だったし、相手の家格が高い上、王家お膳立てという事で拒絶しきれない立場。だから流されるまま結婚した。
が、婚約も結婚も書面上のみで、未だ一度も『旦那様』である侯爵令息とは面識もなく、手紙もなしのつぶて。
どう考えても令息にとっても気乗りのしない婚姻だったのだろうと思われる。
その上、公爵家の家族からも一切の接触もなく、完全無視。
令息を良く知る貴族からは理不尽な蔑みをぶつけられ…。
つまりは、誰からも祝福はされていない。
じゃあ、なぜ元々の幼馴染みとの婚約を諦めなければならなかったのか。
俺が望んだわけじゃねえよ、とやさぐれて…からの離縁してやるぜ!…という決意と、離縁までの道。
攻め目線(主人公は攻め)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:00:00
287069文字
会話率:18%
2つの大きな帝国に挟まれたスワノフ王国の公爵家筆頭であるトロワ・テルミナスは『毒』に悩まされていた。平民に近いリンデン男爵家のカサンドラとトロワの婚約は前公爵の熱烈な要望で結ばれた。それはカサンドラの測定不能な魔力を公爵家の血脈に引き入れる
ためのもので、『魔力無し』のトロワにとっては父親の意思を受け入れただけのものだった。しかし、周囲のトロワに対する羨望の目や噂に惑わされ、思慕の末、媚薬まがいの『毒』をトロワに7回盛ってしまう。カサンドラはギフト『毒』を持っていたのだった。それでも律儀に婚約関係を守っていたトロワだったが、ついに年末の夜会で激高しカサンドラを罵倒してしまう。口論の末、カサンドラは一人会場を後にするが、乗っていた馬車が事故に遭い生死の境をさまよう。目を覚ましたカサンドラは全くの別人になっており、特殊なギフトを発現していた。トロワはカサンドラに婚約解消を打診したが、あまりにもあっさりと了承されたことに困惑し疑いを持つ。一方のカサンドラはトロワに対する賠償に頭を悩ませ、新たに発現したギフトにより露呈したトロワを取り巻く悪意に対抗すべく、魔術・武術の研究に勤しむ日々を送るのだった。悩み抜いた末、7回『毒』に苦しむことをトロワへの賠償とすると伝えたカサンドラに、トロワは意外な賠償を要求してきた。
天才的な頭脳と膨大な魔力を持って生まれてしまったがゆえに操られて来た少女と、極度の女性不信を拗らせた『実質魔力無し』の高貴な公爵青年の行く末は如何に。
※毎週土曜日0時に更新予定
「生」から逃れようとした1個の魂が「愛」から逃れられず、結局雁字搦めにされて「生」かされ、「再生」する物語です。
【注意】かなり長いです!!気長にお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:00:00
433364文字
会話率:45%
エッチなことに興味津々、子供離れしたデカチンを持つ男の子祐希君(9歳)がいろんな人妻とセックスします。
幼馴染の母親、褐色金髪のギャルママ、小学校の女教師、食堂の肝っ玉かあさん
人妻達は強がりながらも祐希君のおっきなちんちんの気持ちよさ
に徐々に…みたいなお話です。NTR要素は多分ありません。
※特に記載してない場合、基本的にどの話にもエッチシーンがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:00:00
141071文字
会話率:26%
いつもセクハラしてくる大嫌いな義兄に、両親が不在の家で無理やり襲われて愛される話
pixiv、Fantiaでも掲載中です。
最終更新:2025-06-27 23:29:41
9713文字
会話率:69%
シアは記憶を失いながらも、サバドの町で二歳の息子ヘリオスと暮らしている。シアが失った記憶は、サバドの町に来る前の自身に関するもので、ヘリオスの父親すらわからない。しかしそれ以外の記憶はしっかりとしており、読み書き、剣技は非常に優れていた。そ
の技能を生かし、養護院で子どもたちに勉強や剣術を教えて生計を立てている。ある日、サバドの町に王太子が視察にやってきた。王太子が子どもたちの学習の様子を見学したいと希望したため、普段と同じように子どもたちに指導したシアだが、その日、帰宅しようとしたところ、なぜか近衛騎士団長のジェイラスに呼び止められる。いきなり「結婚を前提に付き合ってほしい」と愛の告白を受けるものの、ヘリオスの存在と自身の境遇を理由にそれをばっさりと断ったのだが――。恋人に逃げられた騎士団長と、逃げた先で記憶を失った彼女(子持ち)のすれちがいラブロマンス
※他サイトにも投稿(R15版もあります)。
※挿入シーンにのみサブタイに*をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:10:00
157735文字
会話率:43%
この国では一つだけ問題があった。それはこの国の者の結婚率が低下している、ということ。結婚率の低下、それはすなわち出生率の低下にもつながる。優秀な魔導士や騎士の遺伝子を受け継ぐ子が途絶えてしまうのだ。それを問題視した国王が、相性のいい男女のカ
ップルを作り出すという政策を掲げた。
その政策によって、相性率95パーセントという高い数値をはじき出した護衛騎士であるフローラと魔導士団副団長のクリスのカップル。二人は、なんとなくお付き合いを始めるのだが、相性率95パーセントという数値は伊達ではなかった。それは、もういろいろと。クリスによってその身体の内を暴かれたフローラは、封じられていた魔力も解放されていく――。
※2024eロマンスロイヤル大賞金賞受賞しました。
※書籍化にともない大幅に改稿される予定です。
※アルファポリス様、他サイトにも投稿しております。
※『国をあげて行う結婚政策によって95%の相性から付き合い始めた魔導士と女騎士のお話』と改題のうえ、2025.3.28 eロマンスロイヤル(KADOKAWA)にて書籍化折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 21:10:00
140123文字
会話率:49%
誰もが魔力を備えるこの世界で魔力のないオネルヴァは、キシュアス王国の王女でありながらも幽閉生活を送っていた。
そんな生活に終止符を打ったのは、オネルヴァの従兄弟であるアルヴィドが、ゼセール王国の手を借りながらキシュアス王の首を討ったからだ。
オネルヴァは人質としてゼセール王国の北の将軍と呼ばれるイグナーツへ嫁ぐこととなる。そんな彼には六歳の娘、エルシーがいた。
「妻はいらない。必要なのはエルシーの母親だ」とイグナーツに言われたオネルヴァであるが、それがここに存在する理由だと思い、その言葉を真摯に受け止める。
娘を溺愛しているイグナーツではあるが、エルシーの母親として健気に接するオネルヴァからも目が離せなくなる。
やがて、彼が恐れていた通り、次第に彼女に心を奪われ始めるのだが――。
※Rは後半となります。
※他サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 21:00:00
134787文字
会話率:42%
「返済には俺を使ってください!」
榛(はる)には難病の弟がいる。それゆえに苦労して借金を重ねてしまった両親の為、彼はそう言い放った。
「あたし、アレが欲しいわ」
榛は、オネエな発言をした美人なマリーという男性に買い取られる事になる。
榛は「愛を支配する側にいろ」と条件を付けてきた彼を満足させ続けられるのか。
色んな技を仕込まれたり、仕込んだり。
ハングリー精神の権化となった榛が奮闘する物語。
因みにファンタジー物です。
折り紙に登場する主人公の兄のお話。
※作者初めての試みで、色々ぶっ飛んで書こうと思っています。(当作者作品比)
汚いのが苦手な方はご注意ください。排泄表現あります。
ただ下品なだけにはならないようにするつもりです。
※あくまでもフィクションです。法を破ることもあります。
【毎週金曜、21時更新/1話あたり2,000~2,500字程度(30話より定期更新)】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:00:41
424907文字
会話率:41%
ただれた一族の近親相姦乱交話 平均年齢高し
直接的な描写はありませんが女ともやってます
兄の娘婿36×(兄57+弟42[主人公])×(兄嫁の元夫56+その息子36[前作主人公])
登場人物が前作の設定を主人公向けに作品内で説明するので
多
分今作単体でも意味は通じるはずですが、家系図が複雑なので、
登場人物が増える前の前作から読んだ方が把握はしやすいと思います。
娘婿が明確なタチである以外は誰がどこにハマるか順不同のバイセクシャルリバーシブルフリーダム設定なのですが、画面外では全ての組み合わせを試しているハズです。あと、主人公の惚れてる相手がこの中にいません。
Pixivから転載+やや加筆(こっちで投稿終わったら向こうも揃える予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 18:00:00
51377文字
会話率:37%
疲れて仕事から帰ってきた父親に息子がマッサージをしてあげる話。
最終更新:2017-10-20 02:00:18
15935文字
会話率:50%
三世代家族が、自分から愛人になって、ただれた乱交生活を送る話。
父親視点。回想部分を除けば時系列的には一晩やりまくるだけ。
直接的な描写はないけれど女ともやってます。
親友×(父親+息子+祖父) 親子間はリバ
※シリーズ化によりタイトルを
変更[元タイトルはシリーズタイトルに繰り上げ]
Pixivにも転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 00:00:00
18533文字
会話率:39%
弁護士になろうⅢです。
「Ⅱ」の続きになりますので,未読の方は「Ⅰ」➡「Ⅱ」➡「おとうと」➡「おともだち」の順番に、御覧ください。
さくらは小さい頃に両親と死に別れ,孤独な日々を送っていた。それでも弁護士になることを夢見て,ロースクールに
進学するも現実は厳しかった。そんなときに手を差し伸べてくれた年上の完璧な人。そこからねっとりと溺愛される日々が始まる。
健気でぽやぽやした男の子×黒い男たち。
※主人公は複数人と性的な関係を持ちますが(総受け),固定カプなしです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 12:22:49
406228文字
会話率:53%
【完結済み「弁護士になろう」の改訂版です】
健気でぽやぽやした可愛い男の子×黒い男たち(総攻め)
小さい頃に両親と死に別れ,孤独な日々を送っていた。そんななか,弁護士になることを夢見て,ロースクール(法科大学院)へ進学することに。けど,現実
はやっぱり厳しかった。どうしようもなく行き詰ったときに,手を差し伸べてくれた年上の完璧な人。そこから、黒い男たちに、ねっとりと、窒息するくらいに溺愛される日々が始まる。
※主人公は複数人と性的な関係を持ちますが,固定カプなしです。
誤字脱字等を修正して,一話あたりの文字数を調整しています。
ストーリーに変更はありません。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 10:56:58
124178文字
会話率:47%
弁護士になろうⅡです。
「Ⅰ」の続きになりますので,未読の方は「Ⅰ」からお読みください。
さくらは小さい頃に両親と死に別れ,孤独な日々を送っていた。それでも弁護士になることを夢見て,ロースクールに進学するも現実は厳しかった。そんなときに手
を差し伸べてくれた年上の完璧な人。そこからねっとりと溺愛される日々が始まる。
健気でぽやぽやした男の子×黒い男たち。
※主人公は複数人と性的な関係を持ちますが(総受け),固定カプなしです。
【2021.6.5】「弁護士になろうⅡ」,完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 19:03:48
204092文字
会話率:55%
なろう系SM?小説
事業で成功した主人公が、SM調教で母娘を性奴隷に、そして更に奴隷を獲得していく話しです
第二部をこちらに移動しました二部は学校が舞台になります
第三部『淫魔教団編』をUP始めました、
最終更新:2025-06-27 05:21:53
358733文字
会話率:34%
親娘性奴隷 瑠美と瑠璃の続編になります
奴隷の人数も増えて更にパワーアップ……
なろう系SM小説って感じになってしまった
最終更新:2025-01-13 23:47:59
109731文字
会話率:34%
小学5年生の可愛い妹は滅茶苦茶ブラコンだった。
「俺が射精するまでにアナルで絶頂しなかったら、孕ませてやってもいいぞ?」
俺の一言で、俺と妹の間で仁義なきアナル戦争が始まったのだった。
最終更新:2025-06-27 03:23:22
3602文字
会話率:20%
親が帰ってくるまで、お留守番は続く。
最終更新:2020-12-11 00:57:23
3683文字
会話率:20%
ボクには中学2年生の姉、なつき と 小学3年生の妹、とうか がいる。
(ちなみに僕の名前は シュウ)。
ぶっちゃけボクは2人が嫌いだ。
大嫌いだ。
理由?
性格が最悪だから。
最終更新:2020-06-15 00:33:20
5856文字
会話率:18%
両親の海外赴任により五年ぶりの海外から戻ってきた主人公。
幼い頃に約束した幼馴染との再会を果たすが、男友達だと思っていた幼馴染は実は女だった。
この再会に戸惑う主人公だったが……
□キャラ設定
■木下拓也《きのした たくや》
普通の高校
生。親の仕事の都合で、小学5年から中学卒業まで海外で過ごす。
帰国子女ではあるのだが、渡航先が東南アジア圏だった為、英語は苦手。
渡航先で、親がお手伝いさんとして雇っていた夫婦の娘姉妹を相手に童貞を捨てている為、経験は豊富。
五年ぶりに故郷の街に戻ってきて、幼馴染と再会するが、再会した幼馴染は女の子だった事に戸惑う事に。
■箕輪眞《みのわ まこと》
主人公の隣家の友人として、一緒に野山を駆け回っていた腕白な友人。
男の子が欲しかった祖父の意向で、男の子っぽく育てられた。
主人公が海外に行って以降に初潮を迎え、自分が女の子である事を知る。
それでも基本的な行動は男の子っぽく、ボーイッシュな少女となる。
普段着は男物を好む為、一見すると美少年。制服のみ仕方なく女物を着用している。
■嘉納雪那《かのう ゆきな》
ボーイッシュなヒロインにべったりの女の子。学年は一年上で先輩にあたる。
名家のお嬢様ではあるのだが高飛車な素振りも見せず人当たりも良いのだが、何故か廻りから一歩退かれた印象を受ける。
突然現れた主人公にヒロインがべったりの為、次第に主人公を敵視する事になる。
18禁シーンのあるお話にはタイトルの後ろに‘★’を表示します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:00:00
2092486文字
会話率:46%
都会から離れた地方には、現代でもその土地に残る土着の民間伝承などと絡みついた伝統的な儀礼が残っている。
古くから続く物ほど部分的に近代化され簡略化されて、その土地の現代の祭りとして変化していっている。
その一方で古くからの伝統を厳格に受け継
ぐ血統の一族には、表だって知られる事がない因習というモノが色濃く残っていたりする。
この地方都市の外れにある小さな町にも、そう言った過去の因習が根強く残っていた。嘗ては、元服・裳着と呼ばれた、成人の儀式がそれである。
今では二十歳を迎えて公的に成人式として行われる行事ではあるが、昔は十代前半に行われていた。
無論当時は、医療面での問題や平均寿命の違いなどもあったのだろうから、現代と比較するのはおかしいのだろう。
嘗ては子供が早くに亡くなる事も多く、その為、精通や初潮を迎えた子が、大人になった時点でその儀式が行われていた為だとされている。
ただ成人を祝うだけならば普通の風習で片が付くのだが、この町での風習は少し異なる。世間一般では、因習として忌避されるような意味合いを含んでいる。
元服の祝いの宴の中には、成人を迎えた後継者としての男子に対する筆卸を意味する行為が含まれる事がある。成長した男子が次世代を残すことが出来る事を確かめる意味を持ち、男子は早くに性に触れることを推奨する傾向がある一方で、裳着に関しては、逆に女子の処女性が大切にされ婚姻を迎える迄は処女であることが大事にされる。だか結婚に際してその地域の領主が初夜権を持つなどという因習も存在したという。
そんな性に纏わる因習がこの土地には残っている。
この土地に残る因習。それは男子の元服の儀に伴う筆卸の儀式。しかもそれは単に年頃の異性をその相手にするのではない。
儀式の相手役を務めるのは、その男子を産み育てた母親が行うというもの。母親がその役を出来ない場合は、より血筋の近い既婚の女性がその役を担う事になる。
それだけでも、忌避されるには十分な理由となるのだが、この土地ではもっと人としての禁忌に触れる部分が含まれている。
この町での元服の儀式は、一夜限りで終わることがない。無事子孫を残せるかを確認する為、その相手が妊娠出産するまで関係が続くのだ。
血縁による妊娠出産までが1つ目のルーチンとなっている。
そんな因習に基づく儀式の日がまもなく訪れようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 00:00:00
55432文字
会話率:45%
元王女テューネは、従姉妹の婚礼の儀に参列中、毒を盛られて倒れる。その異変に唯一気づいたのは、異国の王弟・ウェルリクだった。彼は誰にも顧みられないテューネを、ただ一人抱き上げ、命を救った。
感謝と罪悪感……そしてほんの少しの救われたい気持ちか
ら、テューネは自ら彼に身を委ねた。でもそれは、一夜限りの関係になると思っていたのに。
「このまま俺の妻になれ」
翌朝、ウェルリクから唐突に求婚され、戸惑うテューネ。
先王だった父親が幽閉され地位を失った元王女と、忌避される異国の王弟。この出会いが二国の運命を変えていく──
流されるままにウェルリクと関係を持ったテューネが、やがて自分の意思を持ち、元王女として現状に立ち向かっていく物語です。
◆性描写多め。性描写回には※あり。※がない回にも、性描写が含まれる可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:00:00
44921文字
会話率:30%
男爵令嬢ロレッタは、父親と兄の手伝いをして暮らす、どこにでもいるような田舎貴族の娘だった。そんな彼女の元にある日神殿から使者がやってきた。
使者達は、ロレッタに聖女の妻になれと言う。
突然の縁談にロレッタは驚くが、神殿の命令には逆らえない。
「それにまぁ、聖女様の妻ならひどいことにはならないでしょう!」と気楽に考え、聖女の妻になることにしたのだが……。
・タグ、キーワードにはネタバレを含みます
・R回にはサブタイに※印あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 22:00:00
38995文字
会話率:40%
令嬢チェチナは十歳年上の伯爵ウィンストゲンと結婚したばかり。親が決めた家へ嫁いだ彼女は悩んでいた。なぜなら、夫の心の声が聞こえるからだ。
ウィンストゲンは紳士で、表向きはチェチナに対等な伴侶として接するものの、心の中では彼女のことを完全に子
ども扱いしていた。チェチナは大人の、一人前の女性として夫に見てもらうべく奮闘する。
◆他サイトに掲載している作品を再編集したものです。
◆タグにネタバレあり。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 22:00:00
28761文字
会話率:40%
学園一年生のクラスごと異世界にやってきた俺たちはこの世界での過酷なルールに適応して生きていかなければならない。
そのルールとは、男子は日々ダンジョンの魔物と戦ってこの世界の主要エネルギー資源である魔石を収集すること、女子はダンジョンから魔
物が溢れ出る災害を防止するための結界維持に尽力すること。
そして、体内で魔力を自然生成することが出来ない俺たち異世界人は、男子がダンジョンの魔物を殺して体内に蓄積した魔力を、パートナーの女子に精液を通じて補給しなければならないのだ。
ある意味お互いに身体を張って生きていくしか選択肢が無いのだから、俺は開き直って幼馴染の結衣を自身の精液で養っていこうと決意するのだった。
そう決意したのだが…、どうして俺だけ女子の割り当て人数が多いんですか…?
え、魔力量が5人分ある…?
そういえば俺だけジョブ欄が5つあるな…?
結衣だけでなく、結衣の親友も、クラスの委員長も、担任の女教師も俺の精液で養うんですか…?
いやちょっと待ってください。
全員に朝晩の精液補給をするって、たとえ魔力は持ったとしても別の部分がしんどいんですが…?
ダンジョンよりそっちの方が過酷な毎日が幕を開けるのであった…。
素人なのでエロの配分が偏ったりしますがご容赦ください。
私の嗜好が反映されるのでほんのり女性上位気味に感じるかも知れません。
(追記)ほんのりじゃないかも知れません
(注意)ガッツリした寝取られはありませんが物語の性質上、他のパートナーのセックスも至近距離で見たりしますので乱交的に感じられる場合があります
【電子書籍】
『クラス転移で俺だけ〇〇が過酷な強制ハーレム異世界ダンジョン 1』 オシリス文庫
著:右近衛将監 イラスト:緋月ひぐれ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 21:06:02
304324文字
会話率:22%
中世バイキング風異世界に転生してチート気味に大活躍したり、セックスしたりする小説です。
戦闘や略奪、領地経営や交易、嫁取りや子孫繁栄(の過程をネットリ描写)したりしていきます。
肉親を始めとする仲間の男たちとの絆とぺニスの活躍を描いていきま
す。
ぺニス群像劇でもあります。
「櫂と剣とぺニスを揃えてどこまでも征く」男たちのセックスアンドバイオレンスの物語にお付き合いください。
自作では最もストーリー寄りの連載。
(注意) テーマ上どうしても、というかかなり積極的にレイプ描写が登場しますのでご注意ください
ただし、なるべく陰惨ではなく独自のほのぼのレイプ路線(意味不)を目指していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 08:00:00
329561文字
会話率:22%
魔界のエリートである純魔族のリュートは、ある日突然淫魔族になってしまう。性行為で精気を貰うのが嫌すぎて一切食事を取らなかったリュートだが、餓死寸前のところに縁を切ったかつての親友ギヴンが現れ、問答無用で精気を注入される。
さらに、目覚め
たリュートのことを自分の屋敷に連れて帰ると言い出した。
リュートは死ぬほど嫌がりながらも淫魔族として大嫌いな相手と暮らしていくことになるのだった。
リュートがギヴンを嫌っているのは、妹が死んだ事件に原因があるようなのだが、二人の間にはその事件に関する記憶に食い違いがあるようだった。
やがて、「どうやって食べていくか」をギヴンと考える内に、「どう生きていくか」を考えるようになっていく落ちこぼれ淫魔の物語。
登場人物
・リュート
魔界のエリート純魔族として生まれたが、先天的に魔力のコントロールが苦手。ただでさえ将来の危ういところへ、淫魔族への覚醒という大事件が起きてしまい、緩やかな死を選んだ。
ツンツンしているがかなりウブ。ギヴンのことが大嫌いだと思っているが、本当は好き。
・ギヴン
リュートとは対立する関係にある家の長男。純魔族。リュートとは少年時代に仲良くしていたが、疎遠になってしまった。
リュートが死にかけていると聞き、敵の勢力下へと潜入する豪胆な性格の持ち主。
・ローラ
リュートの妹。少年時代のギヴンに懐いていたが、こっそり危険な地域までついてきたことが原因で命を落とした。
※第二章を書き終えました!全四章です(遅筆で申し訳ありません)
※R18な内容が含まれているエピソードには☆をつけています
※R15かもと思った時は○をつけてます
※かなり薄めですが残酷な描写がないわけではないのでキーワードに追加しました!
※わかりにくい、読みにくいところ、悪いところ、直した方がいいところ、感想などありましたら遠慮なく教えてください!謹んで糧といたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:16:46
87141文字
会話率:58%
ダークBL童話?(本当はこわいグリム童話みたいな状態のやつ)みたいのを目指して書きました。
欲望に素直な利己的冒険者攻め、メンヘラショタじじい受け、ヤンデレサイコ王子受けの三人がメインキャラです。良い人は居ません。NTR要素があります!
──昔、王都の遥か西、炎の湖の向こう。ムクロ谷を越えた先に、ヨルドの森がありました。
それは、かつて神々の近習を務めていたヨルドの民が、ながい永い休暇を過ごしている常春の森でした──
病床の第一王子を救うため、ヨルドの魔法薬を手に入れよ。王のお触れに手を挙げた冒険者のルアンは、
夢で十度会った美少年を探すため、ヨルドの森への危険な旅に挑みます。
しかし、夢の中の美少年と、病身の王子は、どちらも一癖も二癖もある人物でした……
※直接的なグロ描写と言えるものはありませんが人はたくさん死にます
※[挿絵]とか書いてある場所がありますが「ここに挿絵があったらいいなぁ」と思っただけなのでスルーしてください笑
軽い人物紹介
・ルアン
主人公。幼い頃に親に捨てられ、旅をして暮らす。男女両方いける。
・ムイネ
ヨルド族の少年。120歳。ヨルド族にしては穏やか。
・第一王子
重い病にかかっている。その本性は悪辣。
・第二王子
文武両道の王子。兄想い
・老王
長く国を治めている。家族愛が強いが、政治のことに疎い。
・ムクロ谷の化け物
最低でも10メートルある一つ目の巨人。人間が好物。
・路地裏の賢人
廃人になった古の英雄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 22:23:22
13018文字
会話率:37%
お前は俺のオメガだ。忍耐系アルファと拗らせ系オメガの禁断のオメガバース
※表紙を描いて頂きました(第1話に挿入しました)
※オメガバースの世界観をお借りしています
オメガながらも若き社長として采配を振るう森生潤。ある日、自身の体調管理を
委ねている、医師で双子の兄の颯真から、思いがけないアドバイスを受ける。
それは、経営者でいるために投与し続けてきた抑制剤の副作用により体調が不安定になっており、治療のためには、あえて発情期を起こしたほうがいいとのこと。
たしかに、これまで仕事を理由に発情期を完璧に抑えていて、何年も経験していない。しかしオメガという性を受け止め切れていない潤は、兄のその言葉に戸惑いを隠せない。さらに、それは経営者としてまさに正念場に立たされているタイミングであった。
オメガバースに若干の独自設定を加えています。世界観はPRETENDと一緒ですが、全くの別の話です。こちらのみでもお楽しみいただけます。性描写が入る回は★を付けますので参考になさってください。
タイトルの「FORBIDDEN」は「禁じられた」「禁断の」といった感じの意味。
話が進むにつれ近親相姦の要素が強めになりますので、苦手な方は回避ください。
fujossy、エブリスタでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:00:00
829426文字
会話率:36%
奥田真咲は、学生時代に同性の親友に告白されたことがある。気まずくなり疎遠になったが、社会人となったいま、その友人と再会してしまった。今度は上司と部下として……。
「それでもあなたを追いかける」で圭介を煽りまくった近衛の弟、奥田真咲と三上氏の
出逢い編。真咲が三上氏の気持ちを受け入れるまでのお話です。
未読の方でもお読みいだだけるように書いていきたいと思います。それでこの二人にもっと知りたいってなった方は「それでもあなたを追いかける」をご一読ください。
※性描写が入る場合はタイトルに★を付けます
※作中の医療事情は全てフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 19:00:00
295259文字
会話率:39%
心臓外科医の奥田近衛は、自身が担当する患者、芦屋夏樹から衝撃的な告白を聞いた。
「実は俺、ゲイなんです」
両親からの愛情を得られず、孤独な闘病を続ける芦屋の心の支えは同性の恋人だった。身体を重ねることでしか愛情を確かめられない芦屋。しかし、
それは病身の彼にとっては命を削る行為に近かった……。
「【本編】ありのままの君でいて」を補完する番外編。「長い夜(3)」にちらりと出てきたしょうもない母親を持つ少年夏樹くんのお話です。近衛視点です。
※過激な描写はありませんが、切ないお話なので、お気をつけください
※医療事情についてもフィクションです
※本編の「聖夜の暗闇(2)」の冒頭直後から話が始まります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-12 21:06:59
23633文字
会話率:40%
✱こちらは長編TL 「極上Dr.の甘美な誘惑―罪深き深愛に溺れて-(旧題:sinful relations)」の男性主人公・藤城青の学生時代の物語です。
あちらを読んだことある方は、笑って許せる方のみどうぞ。
この作品、同性同士の恋愛(B
L)です。
sinful relationsとはあくまで別の物語です。
BLのこちらで話は完結します。ご安心ください。
そしてこちらは公式設定の過去物語です。
あちらを知っている方もご承知おきください。
✱は、ピンク度、萌え度指数です。
キスは✱1、深めのキス等ギリギリラインは✱2、
R18のお話は✱3となっております。
尚、性描写に関して、細かく書く場合あるので興ざめしたら申し訳ないです。フィクションなのにこだわって譲れない点ですm(_ _)m
設定は更新の度に見直す恐れがあります。
誤字修正なども。
登場人物(年齢は物語開始時)
藤城青(とうじょう せい)……都内の私立中学二年生で藤城総合病院の御曹司。
篠塚蒼宙(しのづか あおい)……大学教授の息子で都内のマンションに両親と住んでいる。
藤城家の関係者→
藤城隆(とうじょうたかし)……青の父親。藤城総合病院の院長。51歳。
葛井翠(くずいみどり)……青の姉。27歳で四歳の息子の母親。
葛井陽(くずいよう)……翠の夫。青の義兄で31歳。藤城総合病院の内科医。
研修医の時代から藤城総合病院に勤めている。
葛井砌(くずいみぎり)……青の甥で4歳。
操子(みさこ)……藤城家の家政婦(ハウスキーパー)。
藤城紫(とうじょうゆかり)……青の母。故人。青が5歳、翠が17歳の時、36歳の若さで病死。
双葉弥生(ふたばやよい)……藤城家の運転手を務める20歳の女性。親の代から藤城家に務めている。
篠塚家の人々。
篠塚春一(しのづかしゅんいち)……蒼宙の父親でT大の教授。
篠塚実冬(しのづかみふゆ)……蒼宙の母。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 00:00:00
175349文字
会話率:37%
紳士で仕事ができる上司との、ハグ時間。
この瞬間だけは、母親でも部下でもない、1人の女。
♡えっちなシーンは21話からになります♡
最初はストーリーを書いて行きます。
最終更新:2025-06-25 22:19:27
7091文字
会話率:19%
異世界にはいきません。転生もしません。時代は現代、舞台は日本です。
過激な性と暴力の描写が含まれる長編SF小説です。ご留意ください。
妖怪と天使、幽霊と精霊、UMAと呪物、UFOと宇宙人、超常現象と超能力、
そして…神と悪魔…
科学で
は証明ができない数多の未知なる物体や事象は、
ただ単に証明ができないというだけで、
ヒトの歴史よりも古くからこの星に存在しています。
そしてそれらの未知なるモノのすべてが同源であることを…
皆さんはご存知でしょうか。
形があってもなくても、理解ができてもできなくても、
呼び名が何であったとしても、
間違いなくそこにある実体…
その正体を知る者は、
恐怖と親愛の情を込めて、その実体を"エンティティ"と名付けました。
これは、エンティティに翻弄され、エンティティの力を得て、
エンティティに抗う人々の活躍を描いた物語である。
この物語はフィクションです。
登場する団体名・個人名はすべて架空であり、実在のものとは関係ありません 。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:17:21
112230文字
会話率:14%