百年に一度、まがつひの神には生贄が捧げられる。
このたび贄となった絃もまた、慣例にならいまがつひの妻となった。
まがつひは厄災。人を脅かす、災厄の神だ。
しかし心根の優しいまがつひは、そんな自分に嫁いだ絃の悲運を哀れみ、これまでの贄と同じよ
うに祝福を与えようとした。
「私に覚える恐怖や醜悪、芽生える負の感情が、そのすべてが情愛に変わるよう――」
嫌悪すればするほど好いてしまうという、贄からすると呪いのような祝福だった。
しかし、絃は。
「せっかくの祝福ですが、残念です。わたしには、効かないと思います」
そもそもまがつひに恋をして贄となったので、絃にその祝福は効かなかった。それどころか。
「まぁ、麗しい顔。口付けても?」
「否ァ!!!」
純粋に愛を向けるので、まがつひは毎度たじたじとさせられるのだった。
和風恋愛ファンタジー×たじたじな神様
※ノベマに別名義、全年齢版を投稿しています(ジャンル別8位!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 20:00:00
20058文字
会話率:47%
自分の性欲を持て余していた人妻の御厨 沙緒里は、パート仲間が使っていたマッチングアプリで、ちょっとしたストレス発散に若い男とベッドをともにしてしまうが、実はその男は……。
遊び感覚で始めたことがきっかけでどんどん泥沼にはまり込んでしまう転落
譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 18:10:00
84709文字
会話率:47%
梶原姫美絵は弟の聖悟にちょっとエッチないたずらを仕掛けるのだが、それが予想外の方向に飛び火して……。
近親相姦ものです。ちょっと後味悪めかも。
感想などお聞かせいただけるととても喜びます、わたしが。
最終更新:2019-09-09 12:00:02
24469文字
会話率:38%
大学生の杉川恵史には同級生の恋人がいる。そして彼の部屋にはペットのネコがいる。
この三人? の不思議なビミョーな関係が繰り広げられる。
ライトなエロティックファンタジー? ですので、お気楽に読んでやってください。
最終更新:2019-08-13 09:47:55
15945文字
会話率:46%
辺鄙な地方へと追放された山伏くずれの男・葉砂(はすな)は、偶然雨宿りした山脈深くの堂で美しい娘と出会う。溶(よう)と名乗りつつ記憶が覚束ない彼女は、遠い昔からその堂に囚われ、祀られ、人に存在を気付かれることがなかったらしい。…とりあえずその
肌が気持ちよさそうだから、抱いておこうかーーー彼の身の上事情と、彼女の秘められた事情が、交錯してゆくーーー★更新はゆっくりめですが完結するよう頑張ります。気付き次第訂正や改稿をするので、読み返すと言葉が違う箇所が出てくるかもしれません。※「山伏」など歴史に関係しそうな用語は妄想の意味を込めて使っています!歴史的に正しい意味と使い方をしてないことをご承知ください。ファンタジーとしてお願い致します★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 01:07:10
52637文字
会話率:31%
三人以上が首を吊って死んだ木に死者達の無念が凝り固まって誕生した精霊・花魄は、その身に高い霊力を宿していた。人間はその力を利用していたものの、とある理由から用済みだと花魄を棄ててしまった。花魄は生死を彷徨う先で烏天狗の男に囚われ、喰われるか
犯されるかの天秤にかけられてしまう。無理やり身体を暴いて強い力を得る男に、無垢な花魄は次第に心身を穢されていく。自由と愛に飢えた花魄の生き様に、果たして光は宿るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:29:11
45630文字
会話率:40%
鳥の獣人である少女・小毬(こまり)はある日、天敵の狩人に捕まってしまう。男は少女に翼と脚を狩らない代わりに伽の相手をしろと言い放つ。
花を散らされ男に囚われて怯える少女と、獲物であるはずの獣人の少女に対し生まれて初めて愛を自覚する狩人の物語
。
狩る者と狩られる者。
どんな形を成していくのだろうか。
この作品はアルファポリス、pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 21:19:50
311506文字
会話率:42%
――私の愛する人には、私以外に愛する人がいる。
幸福な朝が訪れ、憂鬱な昼が終わり、不安が入り混じる夜を迎える。
私の計算、私の罪、私の打算…それは、彼を愛したばかりに生じてしまった、私の醜い心。
大昔に初めて書いたオリジナルBL
です。兄弟BLなのですが、兄が結婚しているという設定でした。
カメレオンと同じ兄弟のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 20:28:41
3227文字
会話率:17%
――日本橋随一の呉服屋・緒川屋には、美しい金魚がいた。その金魚の名は真木蝶尾…かつて二〇〇〇石の武家の嫡男の成れの果てであった。
十数年前に書いた作品でpixivにも連載しておりました。江戸時代を背景に町人×元武家の嫡男という題材で書い
てみました。
基本的には男同士ですが、女×男もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 00:00:00
30520文字
会話率:34%
――昭和初期、ある財閥の一族に生まれた『雪人』は、その類稀なる美貌で、一族の男たちの執着を一身に受けていた。
※近親相姦がメインです。数年前に書きあげた作品で、pixivにも投稿しています。
最終更新:2022-01-08 17:10:59
59115文字
会話率:33%
乳神様に選ばれた処女の最初の神事、それは皆の前でオナニーを披露することだった。
最終更新:2024-12-29 13:15:11
2465文字
会話率:16%
Aという世界から生き直すためBというAそっくりのパラレルワールドに転生する主人公。しかも、手に入れたステータスボードには人生の分岐点を設定するとそこから遡ってやり直すことができるスキルが付いていた。
最終更新:2024-12-29 03:04:59
125342文字
会話率:45%
大龔核帝國将校の竜人が、戦時の負傷で角を撃たれてアクメ障害の媚雌蜥蜴になるお話です。
主にかつて訓練生だった人間の少尉視点ですが視点変更もあります。
※場面によってIFなど作るかもしれません
最終更新:2024-12-29 00:06:28
227698文字
会話率:42%
令和になった頃、日本のどこか辺鄙な田舎の村において、あったかもしれない物語。
思春期に入りかけた子供と、周囲の大人との、ちょっとしたエピソード。
最終更新:2024-12-29 00:00:00
6847文字
会話率:65%
サブタイトルは「蛇憑きの姫」
Pixiv様にてランキング入りしました!ありがとうございます!
2022/03/28[小説] R18女子に人気ランキング 60位
2022/03/28[小説] R-18デイリーランキング 68位
美涼視点→
冴視点です。
冴(さえ)……水を司る黒蛇の神。 白蛇族によって深い湖の底に封印されていた。 白蛇族とは天敵。 隠された己の半身である美涼をずっと探していた。 白蛇になぞくれてやるものか。
白石美涼(しらいしみすず)……突如として白蛇を祀る家に生まれた黒蛇の巫女。 人ならざるものを惹き寄せてしまうからと、生まれた時から屋敷の奥に隠されている。
ーー
*合言葉は溺愛、執着、寵愛、狂愛!
*♡喘ぎ
*人様の地雷に全く容赦がありません。
なんでもオッケー!な方はぜひお楽しみください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 18:51:24
9633文字
会話率:39%
サブタイトルは「愛は忍ばなくてもいいよね♡」。
Pixiv様にてランキング入りしました!ありがとうございます!
2022/02/28[小説] R18女子に人気ランキング 36位
2022/02/28[小説] R-18デイリーランキング 8
5位
2022/03/01[小説] R18女子に人気ランキング 58位
2022/03/01[小説] R-18デイリーランキング 35位
一ノ瀬楓月(いちのせかづき)……秋月忍軍十七代目頭首。 あきがだぁいすき。
信田菊(しのだあき)……登山が趣味の女子大生。
ーー
*合言葉は溺愛、執着、寵愛、狂愛!
*♡喘ぎ
*人様の地雷に全く容赦がありません。
なんでもオッケー!な方はぜひお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 01:54:46
8516文字
会話率:56%
鬼の執着を甘くみていた女の子がわからせられるお話♡
Pixiv様にてランキングに入りました!ありがとうございます!
2021/09/25[小説] R18女子に人気ランキング 81位
酒呑童子……かつて大江山に住んでいた鬼の頭領。 三度の
飯より酒が好きだったが、今はひなたにベタ惚れ。 封印を解いたひなたに一目惚れしたので鬼にした。 口調も態度も粗雑だが、ひなたのことはこの世で一番大切に思っている。 執着心の塊。
源陽向(みなもとひなた)……過去に酒呑童子を退治した武士の子孫。 偶然酒呑童子の封印を解いてしまい一目惚れされた。 大江山に攫われてからもう幾年も経っているが、一度も山を降りれたことがない。 鬼ってこんなに愛が重たいの……?
ーー
*合言葉は溺愛、執着、寵愛、狂愛!
*♡喘ぎ
*人様の地雷に全く容赦がありません。
なんでもオッケー!な方はぜひお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 03:01:02
7552文字
会話率:48%
甘露寺ラナンは結婚を迫られていた。
厳しい家庭で洗脳されていたラナンは、自由に生きることのできない己の不甲斐なさに葛藤していた。
縁談が迫るある日ラナンは、子供の頃から通う神社で一人の少年と出会う。天使のように見えた少年は、美しい見
た目をもっていながら何か事情があるようだった。
二人の出会いはラナンの心に大きな変化をもたらすが・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 00:36:53
13034文字
会話率:40%
ツアー会社に勤める男主人公と女性の先輩。
いつもクールな先輩とのツアー旅行中に起きるエッチハプニングからの恋愛物語。
最終更新:2024-12-26 16:08:13
14522文字
会話率:36%
あらすじは著者自身でも定義出来ないのが本音です。
例えば、星新一とか村上春樹の作品は主人公が途中で変わることがあると思います。そのようなノリでやってます。
最終更新:2024-12-25 00:42:22
2492文字
会話率:30%
女性化したボクと、それを知らないもう一人のわたしの物語。
最終更新:2024-12-24 17:12:55
231558文字
会話率:29%
男の声と女の声もどちらも出せる虹色の声帯を持つ【両声類】なりんねさんはストリーマーだ。
性別を偽ってインターネットで活動していたカノジョ♂は、二〇一八年頃配信中の事故によって正体がすきっ歯の中年男性であることがバレてしまい大炎上してしま
う。
大手ニュースサイトを巻き込み、一般人ですら知るところになったこの大事件は僕たちの界隈を焼き尽くして、カノジョの悪名を轟かせ消せないデジタルタトゥーとして残した。
しかしそれから六年後の現在。
炎上は色んなものを台無しにしたけれど、それでも消せないものがある。
リスナーだった僕と、配信者りんねさんの絆だ。
モテない同盟だった僕たちは、イヴイヴの夜にすら男同士で行動を共にするくらい仲が良くて、気安く酒を飲み交わす。その日も前後不覚になるくらいまで泥酔した僕たちは夜の公園で叫んだ。
『もしも俺が女だったら君にセックスさせてやるのにな!』
『サンタさーん! 俺たちを美少女にしてください!』
酒に狂った果てに走った凶行が、その次の日のクリスマスイヴにまさか現実になるとは思わなかった。
なんと不思議な力で願いが叶えられてしまったのだ。
二人揃って美少女になった僕たちは、その現状に戸惑いながらも少しずつ順応していく。
そして中身が中年のおじさんだと知りつつも、完璧な美少女へと化け切ってvtuberりんねとして誘惑して来るカノジョに惑わされる。
vtuberりんねはチンポが生えてるのが玉に瑕だが、僕にとってインターネットの全てから選びとったたった一人の推しで、声もその姿も理想そのもの。中年男性のりんねと美少女のりんね、二人のりんね像の合間で僕は揺らぎながらも流されるようにえっちをしてしまい……ネット活動者の癖にインターネットリテラシー低めのりんねにハメ撮りまで許してしまう。
その後案の定動画は事故で流出し、茹だった顔でオチンポ様に舌を這わせる姿や破瓜するシーンが拡散されてしまう。過去の炎上で元々名高かったりんねの悪名もあり、あっという間に世界規模でバズり散らかす事態となってしまった。人生終了……と思いきや、りんねの機転で炎上を金に変える方向に舵を取ることで、二人はエロtuberのインフルエンサーとして大成功を収めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 19:00:00
28025文字
会話率:31%
https://novel18.syosetu.com/n0925hj/
のリメイクになります。更新頻度は低めです。
濡れ衣で妖狐のわしへの生贄として処分されてしもうた坊やがあまりにも愛いため、わしは子として養うと決めた。庇護欲そそら
れる坊やに対して特に躊躇いもなくわしは坊やを依存させ!交尾し!あまあまに暮らすんじゃ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 17:05:43
1940文字
会話率:0%
性格の歪んだ攻め × 健気受け 明治時代の「伝統」を巡る愛憎のお話。 ※ 前作「緑の袱紗が鳴るとき」の攻め視点です。これ単体でも読めますが、前作を読んだ方が時系列が分かりやすいと思います。ちなみに誰もHAPPYにはなりません。
最終更新:2024-12-23 07:48:44
12105文字
会話率:32%
性格の悪い攻め × 健気受け
伝統の織物「藍川織」は西洋の織物の打撃を受けて苦境に立たされていた。兄様は必死に販路を開拓しようとしたが上手くいかない。そんな折、当主の命令で分家の俺たちは、茶道家元での華族の珠さんの屋敷へと奉公することに。
その屋敷で茶会に呼ばれたはずが、どこか兄様の様子がおかしい——。※歴史 / 茶道 / 織物の知識が曖昧です。温かい目でご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 22:17:18
10701文字
会話率:43%
平安時代の日本の様な国・四季の国。貴族の娘である藤井マリは、とある日、「鬼の花嫁になれ」と言われる。鬼に人間の花嫁をやる代わりに四季の国を襲わないという契約を交わしているらしい。早速マリが鬼ヶ島へ向かうと、そこにはとても美しい人間の男の姿を
した鬼・朱里(しゅり)がいた。そして初対面のマリに向かいこう言い放った。「こんなアホ面の女が花嫁とか、ついてねーな。体の具合は良いんだろうな?」。そして始まった初夜は、処女のマリにとって最悪なものに。マリは思わず叫んだ。「アンタなんて大っ嫌い!」……すると朱里はボロボロと泣きだして……!? これは、負けん気は強いけれど世話好きのマリが、強がっているけれど実は気が弱く、マリに対してクソでか感情を向けている朱里にまんまと絆されてラブラブえっちする話。(※主人公のマリはドスケベなMです、ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 19:00:00
68367文字
会話率:55%
元風俗嬢のひとはは、毎日、男をとっかえひっかえして遊んでいた。可愛らしい彼女の笑顔の裏には、別の顔があった。
これは彼女が本物を取り戻すまでの物語。
最終更新:2024-12-21 13:02:03
28555文字
会話率:58%
──時は戦国、腕に覚えのある屈強な侍が群雄割拠する時代。
『人斬り夜叉桜』と呼ばれた神出鬼没の辻斬りがいた。
その剣客は闇夜に隠れ、神速の如き殺人剣で人々を惨殺する。その姿を見た者は決まって『桜吹雪のように舞い散る血しぶきが、妖艶で
恐ろしい光景だった』と言う。
そんな血生臭い争いが絶えない時代に、のんきに放浪の旅をする女の剣客がいた。
名は『夜桜伊織』。立派な刀を腰に差してはいるが無益な争いを好まず、いつもとぼけているような人物だ。
彼女と共に旅をするのは『猪又小太郎』という田舎小僧。伊織の剣の腕に惚れこんで、勝手についてきてしまったのだ。
風の向くまま気の向くまま……今日も町から町へ、二人は流浪の旅を続けていく。
「お! 小太郎殿~、甘味処がありますよ~。あんみつでも食べていきましょう~」
「待て伊織、もう路銀がねぇんだよ! あんみつ食ってる場合じゃねぇって!」
……やれやれ。こんな調子で二人の旅は、一体どうなってしまうことやら──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 14:36:15
14186文字
会話率:54%