ここは拷問館。拷問器具の博物館のようなものでございます。
中世から現代まで、様々な拷問道具が生まれ、廃れていきます。それこそはまさに人間の醜い一面の象徴と言えるでしょう。
美しい理想を掲げる宗教組織。己の快楽を求める者の集まりである犯罪組織
。そう言った場所には常に拷問道具の影が存在します。現代では既に違法とされておりますが、かつては常に使われ続けていたものでしかないのです。
そう言った人間の醜さを知らしめるための拷問館には、地下深くに紳士淑女の秘密の社交場がございます。
救いようのない犯罪者。膨大な借金を抱えての身売りなど、この場にいらっしゃる理由は様々ですが、そう言った対象に対しておよそあらゆることが許される場。それがこの場でございます。
ああ、禁則事項が幾つか。
一つ。展示品は壊さないでくださいませ。
二つ。中で見たもの、あった事の口外はご遠慮ください。
三つ。それなりの代金をいただけるのならば、貸し出しも行なっております。ですので持ち出しはご遠慮ください。
以上の事項に反した場合、我々はその後に起きるすべてに関して保証いたしかねます。
それでは、ようこそ、拷問館、淫堕の間へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-04 00:07:40
4692文字
会話率:0%
【アルファポリス様より本編書籍化されました!】
社交の場にあまり出ないことから《引きこもり令嬢》と揶揄されているレティーシャは、お見合いの相手決めの場をそっと抜け出す。
そこで出会ったのは《不眠の騎士》と噂されているセオフィラス。
彼はレテ
ィーシャに会うなり眠りに落ちてしまう。
成り行きからセオフィラスを介抱したレティーシャは、彼の抱える重大な秘密を聞かされて協力を求められるのだが、彼女には乗り気になれない悩みがあって――。
pixivで掲載中の同名作品(別名義)を改稿して転載中です。
*****
【2/8 本編完結】たくさんのブックマーク・評価をありがとうございます。
【12/8 番外編追加】セオフィラス視点の番外編1を追加。
【12/19 番外編追加】レティーシャ視点の番外編2を追加。
【1/30 初夜後日譚連載開始】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 00:06:21
30571文字
会話率:37%
世界的なバレリーナの私生児の入江青は、逃げるように日本にやってきた。
人付き合いが苦手で踊りに逃げ込む青と、表面的にはノリは軽く社交的でありながら、冷めたままの立花誠が出会い、次第にその関係を深めていく。互いに踏み込んではいけないと思い
ながら、惹かれあっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-09 00:00:00
73173文字
会話率:23%
「君が泣き叫んで助けを呼ぶなら、僕の名前がいい」
アンネリーゼの弟、ニコは春から高等部に進級する。浮かない顔なのは、ニコの体が誰にも言えない秘密を抱えているせい。
同室になった寮長のクリスは、謎めいていて、そして、「彼ならこの秘密
を何とかしてくれるかもしれない!」
心と体が揺れ動く、ニコの寮生活。
「春」
入寮、そして歓迎会。
「初夏」
忘れられた記憶。
「寮祭」
ニコは劇の主役「美女」をやることになって―――。
自覚した思い。
「ストーム」
ニコは自分を選択する。
「雨の汀」
クリスが卒業してからのお話。―――どうしたら、この思いが伝わるだろう。
「デビュタント」
社交界デビューの舞踏会、ニコは白いドレスで王宮に連れてこられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-24 20:11:43
188623文字
会話率:37%
イリスは両親と兄に溺愛されて育った伯爵令嬢。常に守られてきた彼女の楽しみは度々彼女に会いに来てくれる賢い蛇さんとの密会だった。ある日、王城から招待状が届き、イリスは社交界デビューを果たすことになる。緊張しつつも社交界デビューを喜ぶ彼女に、な
んと国の王子であるフェルナンドが求婚してきた! 「僕は狼じゃないよ、蛇さんだよ」なんて言われたら断れない!? ※あかし瑞穂様主催【人×人外ラブ企画】に参加させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 00:00:00
22200文字
会話率:37%
以前弟のように思っていた彼は社交界の貴公子として女性の憧れの的になっていた。意図的に避けてきたのにも関わらず、彼は夫の葬儀のときに自ら会いにきた…
何処にでもあるような話。ご都合主義満載。
それでも良いという心の広い御方はどうぞ。
最終更新:2016-12-31 00:00:00
65441文字
会話率:32%
王城で開催される舞踏会で社交界デビューを果たした伯爵令嬢・エウフェミア。
しかし予想外に殺到するダンスの申し込みに疲れ切って大広間から逃げ出した彼女は、迷った先で絵本に出てくる王子様そっくりの見目麗しい男性と出会う。
2日後に出征するという
彼にすっかり心奪われてしまったエウフェミアは…。
素直で天真爛漫な箱入り娘と、彼女を手に入れたくて堪らない王太子様の、甘い恋の物語。
アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 10:00:00
119867文字
会話率:29%
私ことセシリア・ウッドフォードの父は侯爵で歳が3つ離れたお兄様がいる。
そのお兄様はこの国の第2王子のフィリップ殿下とクリストファー伯爵と親友で、この3人は麗しの貴公子として社交界でモテまくっている。
一方の私は平々凡々の外見で、家族の中で
唯一の赤毛。
コンプレックスありまくりの私の行き着く先は修道院か、それとも…
※あくまでもイメージで書いておりますので、設定の甘さへの指摘等は無しでお願いします。
【'15/10/28本編完結済】【'15/11/3より結婚式編連載→'16/3/18完結】
【'16/10/1より新婚編連載開始しました~♪】
◆'16/11/1一迅社 メリッサ様より(婚約編)書籍化させて頂きました。書籍化による削除予定はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 00:00:00
293548文字
会話率:43%
伯爵令嬢ギネビアは社交界デビューのため都へ出る。
そんなギネビアの前に白馬に乗った王子様が現れた。
「王宮の舞踏会で会おうぞ」
そう言われたものの、ギネビアは気が進まない。
「私は魔女の血を受け継いでいるのに」
最終更新:2016-11-04 14:00:00
61790文字
会話率:34%
アリアは皇太子であるエドワードに恋をして、社交界デビューの日その身を奪われた。好かれていないのは分かっていたが、ある日決定的な言葉を耳にしてしまう。また、同時にとんでもない秘密を抱えてしまったアリアは、その秘密を抱えたまま家を、国を、エドワ
ードの側を離れる決意をするー・・・。
※ナメクジ更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 22:00:00
7310文字
会話率:20%
moedra wiki掲載作品の重複投稿です。
多くの種の竜達が寄り合って暮らす、竜族の里。
そこに産まれた黒竜の一族は代々里の長を務めるとともに、その社交性の高さを武器に人間から知識や文化を吸収し、それを元に里を発展させるという重要な役割
を担っていた。
しかし人間達の文化を里に取り入れるためには、他者と自身の命を共有するという命の契約を結んだ人間と3年間生活を共にするという試練が必要なのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-21 09:28:33
17619文字
会話率:24%
完全無欠の公爵家嫡男として社交界の華と崇められるヨシュアには、誰にも言えない秘密があった。それは「女」であること。そんなヨシュアの下に、ある日一通の手紙が届く――「貴殿の正体を知っている」と。社交をしながら手紙の主を探るヨシュアであったが、
手紙が届いたころから徐々に周囲の人間の態度が変化していく――。「氷像」と謳われる男装の麗人ヨシュアが、傲慢な侯爵家嫡男、放蕩者の伯爵家次男、冷淡な従者たちに愛される物語。
感想、レビュー、評価など歓迎します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-28 00:00:00
51210文字
会話率:57%
キャリアウーマンの続編です。
重複転載なのはおなしです。
香山佳織 元男 同僚の松下と結婚 社長室秘書兼企画部課長
松下健司 元女 同僚の香山と結婚 営業部統括部長
村下瞳 元男 企画部 快活で明るい性格 小柄で可
愛いタイプだが生意気に見えることも 髪はショート 男性との恋愛にはまだ無頓着ながら社交的
山岸直美 同上 知的でクールな美人 落ち着いた雰囲気で慎重 髪はロング 内向的
高橋浩二 元女 営業課 おちゃらけタイプだが仕事はできる 正義感と性欲は人一倍強い
槙原太一 同上 社交的 全てをそつなくこなす 女装をしていた経緯はあるが、女性に対して積極的折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-25 00:00:00
24569文字
会話率:61%
■あらすじ■
無邪気な元バレエダンサー・荘は期待の新人。だが、「わたし」は荘のとる親密すぎる態度に困惑していた。社交上手な写真家・遥はそんな二人を面白がりながら見守っているようだったが、荘と「わたし」には遥の知らない小さな秘密があった。他
愛のない小さな事件はやがて三人の関係を少しずつ歪ませていく。
■コンセプト■
正反対の要素を持つWヤン体制で三角関係をやろうという趣向。
・Pixivとの重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-09 12:11:34
22886文字
会話率:46%
伯爵令嬢のカタリーナ・ローズは社交界からひきこもりだった。父の言いつけで久しぶりの舞踏会へ・・・
憂鬱な気分で向かったカタリーナがその舞踏会で次々に出会う男性達・・・
彼らは兄弟で、その舞踏会のあとカタリーナは父から出会ったグレイ兄弟の中か
ら自分の夫を選ぶようにと命令されてしまう。
中世西欧の恋物語ということで・・・ハーレクインか!!のノリです。ハイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 00:37:23
86717文字
会話率:38%
タクシーダンスホール――所属するダンサーが料金制で指名を受け、客のダンスの相手をする最下層の社交場。そこで働く氷嘉美佳那多(ひかみかなた)は、夢を絶たれた若きダンサーだった。謎の男・峯咲拓磨(みねさきたくま)に魅入られ、それまで知らずにいた
官能の世界に溺れていく。
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セレブ攻め × ダンサー,クール,プライド高い受け折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 22:56:39
21306文字
会話率:51%
色男の魔法使いトパーズ。彼は美しい外見と社交的な性格から街中の注目の的だった。けれど、俺だけは、そんなトパーズが弱虫で見栄っ張りだと知っている。
弱虫な美貌の魔法使い×包容力のある細身の用心棒
最終更新:2015-05-28 21:40:16
2519文字
会話率:50%
女性は花のようだと言ったのは、誰だったかしら。かぐわしく咲き誇り、そしていずれ枯れゆくもの。社交界で流行の服に身を包み、ほめそやされても、それは所詮いっときのもの。あなたはもう、私を必要とはしていない。だから、解放してあげなくてはね。
最終更新:2015-04-21 23:23:44
4902文字
会話率:34%
美貌とスタイル、家柄と財産を持つ社交界の名花である「わたし」、と、夫となった、プレイボーイの伯爵「あなた」との、初夜をめぐるすれ違いの物語。
R表現多数です。苦手な方は、ご注意ください。
※「君は僕に恋をする」の女性サイドです。
完璧に
対にしましたが、こちらだけでも、わかると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-03 18:00:00
6945文字
会話率:29%
私と姉は正反対だ。私は暗くて、容姿も平凡。一方の姉は、美人でやさしく社交的。そして、国王と結婚して、この国の王妃様となった。そろそろ、私も真剣に結婚相手を見つけるべきかもしれない。今日は姉たちの結婚記念日。舞踏会に、この国のどこかに、私を好
きになってくれる人はいないだろうか。
自信喪失平凡ご令嬢と自信過剰強引伯爵様のちょっと危ない恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 17:00:42
275257文字
会話率:40%