【電子書籍化のお知らせ】
5月21日火曜日にアマゾナイトノベルズ様より、電子書籍が配信決定となりました!わーいわーい!
タイトル『堅物絶倫騎士団長は婚約者を溺愛する』と改題しております!
美しいアンナと勇ましいヴィンを描いてくださるのは、北
沢きょう先生です!
過去の番外編集と描き下ろしもたくさん書いたので、楽しんでいただけたら嬉しいです!
皆様が沢山読んで下さったおかげです!本当にありがとうございます!
今週末から予約が開始するみたいです!
また予約が始まりましたら、お知らせいたします!
よろしくお願いします!
16歳の社交デビューを控えたアンナは、家族に溺愛されて育てられ純粋無垢で美しい令嬢だ。
母とお茶会をしている時に父から婚約者が決まったと知らされ、相手は1人で山賊を討伐し、大の大人も涙を流し逃げる30歳強面騎士団団長だった。
国王直々の令だったため、父も断れずとりあえず顔合わせをする事になったのだが、黒い短髪でまるで怒っているような鋭い眼差し、口を硬く結び自分よりも20センチ以上も高い位置にある騎士団長にアンナは何故か胸がキュンとしてしまう。
全編甘々を目指してます
この作品は「アルファポリス・カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 00:00:00
65431文字
会話率:19%
明るく屈託のない少し風変わりな性格の天才魔法科学者で魔法化学大国の第一王女リリー=オークランドはこの世界で6人しかいないギフィテッドチルドレン。過去に行方不明になり、記憶喪失になった事がある。その記憶を微かに思い出して三日月の晩にはいつも涙
する。親友ルイーセの誘いで悪戯心で西の大国スペンサー王国のサロンにオークランドの貴族令嬢の伯爵令嬢ロージー=セシルとして潜り込んで、何故か懐かしさを感じお酒のせいでルークと一晩を共にしてしまう。
彼はリリーが記憶喪失の時に恋人だった西の大国スペンサー王国の王太子だった。自分でない自分を見つめるレオン王子に反発しながらリリーは急速に彼に惹かれていくが、それを認められないリリーと明るく前向きなリリーに改めて惹かれてゆくレオンの恋の行く末は?ゆるふわ設定ファンタジーです。R18のお話→☆がついています。
2023年ごろゆるゆる改稿と連載再開予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 20:59:45
37567文字
会話率:34%
バイトの途中で異世界に飛ばされた。
ついでに、体もいろいろこの世界仕様に変わってしまった(らしい)。
花乙女って、エロエロしい仕様に(涙)。
蜜を飲ませて欲しいって、迫られて。
なし崩しに、すすられて。
異世界転移って、もっと、体以
外に、存在意義とか、ないのかな?
と、主人公は不安を抱えつつも、溺愛され、開発されちゃうお話。
複数プレイありなので、苦手な方はごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 12:01:47
14044文字
会話率:17%
ある日、サウラット王国・サウード王の後宮に入れられた、十二歳の赤髪の少女シェヒラル。シェヒラルは後宮に入った三日後、何も分からないまま王と過ごす寝所に呼ばれることになる。
王に身体を弄られ、脚を開かれて、指を挿れられる苦痛に涙するシェヒラル
。そんな絶望の中に堕ちた少女を救ったのは、同日の朝、後宮内のある場所で出逢った美しい宦官だった。
★★
*少女が無理矢理酷い目に遭うシーンがあります。苦手な方はご注意下さい。
*少女の純愛と少女が生き残る為の策略が絡む・・・ように書けたかなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 21:21:17
15732文字
会話率:46%
男女の生造り 女を丸い大きなテーブルに乗せると全身麻酔しつつ 白衣を着た医者らしき人物はテーブルを囲む仮面をつけた客達の前で見事な肉捌きを披露して見せた。
女は自分の身体の肉を切り取られる瞬間を両目をしっかりと開けて客達に振舞われる乳房
や内ももや尻肉を涙をこぼしながら「やめてえーーー! やめてえええーー!」と、叫びつつ自分の性器がえぐられるのを感じた。
筋肉質な男も同様に丸いテーブルに乗せられると腹の筋肉や性器を奥深く切り取られ皮と竿と玉に分けられ自分の性器が焼かれて食われる様を「うおーーーー! やめてくれーーー!」と、動かない身体から悲鳴を上げた。
女は目の前でえぐり取られた自分の性器が部位ごとに分けられ、客の中には生のままで血のしたたる大陰唇をナイフで切りフォークで口に入れる口ひげの男であろう客を目にして「食べないでえぇー」と、涙ながらに訴えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 11:22:45
77660文字
会話率:0%
※※累計8,000PV達成、ありがとうございます!!※※
#花火・睫毛・風で文を作ると好みがわかる
月の光さえ霞む、美しい横顔。涙に濡れる睫毛と、そよ風に踊る髪。
「振られちゃったの」とキミが呟く。
「この線香花火、俺が勝ったら俺と付き
合って」
「冗談でしょ」と苦笑するキミの目尻に、無言で唇を寄せた。
海の味。
火玉が一つ、砂浜に落ちた。
◇◆◇◆◇◆◇
幼馴染の円香に花火に誘われた涼平。彼女が失恋したことを知り、さりげなく「俺と付き合おう」と提案する。
完璧に張り巡らした策略が、その一言で露呈した。
甘い提案は、今まで猫を被ってた草食系男子の涼平が本性を出す些細なキッカケにすぎない——⁉︎
失恋したてのヒロイン(21歳)と機が熟するのを待ちわびていた見せかけ草食系ヒーロー(21歳)。
幼馴染として最後の夏を過ごす彼らの、急展開で情熱的な、純情系ラブストーリー♡
【注意事項】
・Twitterのハッシュタグ企画(#花火・睫毛・風で文を作ると好みがわかる)から生まれたお話です。
・ヒーローの視点のみです。
【執筆情報】
2021.09.14.(火) 短編完結(※約10,000字)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 21:00:00
10041文字
会話率:31%
いま、かつて思い描いた幸せな結婚生活を送っていますか?
この先の人生を、いま隣にいる人と共に歩んでいけますか?
オシドリ夫婦で評判の一禾(いちか)には誰にも言えない悩みがある。それは、5年以上セックスレスだということ。夫の卓馬は真面
目で優しい。けれど一禾を抱かない。もう自分に魅力を感じてくれないのだと落ち込む。
そんなとき、義母からの子供を望む心ない言動に自分を保てなくなる一禾。
私はもう抱いてもらえないのだろうか…
そんなある日、10年前に突如姿を消した当時の恋人、圭が現れ状況は一変する。
強く惹かれ、激しく求め合う一禾と圭。
10年の時を経て、二人の時間は再び動き出してしまうのか?
一方、一禾の親友、すみれは、恋人のトオルと不倫関係にある。不安定に置かれている自分の状況に、先の不安を感じていた。
「徒爾」「憫笑」「懐旧」「空疎」「惑乱」
「追懐」…人は何を求め、何に涙するのか。
「安定」という肩書きを手にしているが情交を重ねることのない一禾と、
情交を重ね満たされているが「安定」という肩書きを持てないすみれ。
欲しがっても手に入らない「何か」を求め
足掻く女たちの葛藤を描くーーー
「持つ者」と「持たぬ者」それぞれがお互いの立場を欲しがる。
幸せを求めてもがく女たちのストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 11:55:52
100743文字
会話率:16%
打ち切り作品と致します。
応援頂いた方に深い感謝を申し上げます。ありがとうございました。
一冊のザーメンとマン汁で汚れた日記を見つけた。
強姦、破瓜、脅迫、肛門、排泄、精液、勃起、妊娠、汚汁、汗、涙、絶叫。
恨み辛みに塗れた書き殴られた
文字は呪詛を吐き出し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 01:12:32
297038文字
会話率:37%
ウィンデル王国元聖女のセシリア・ウィンデルです。
この話はご主人様であるチュウ様が「本番ありNGなしのセックスキャバクラ・ウィンデル城 (笑)」を作るまでの愛と奇跡の物語です。
私もキャバ嬢としてチュウ様に性接待しますので、是非ご一読お願い
致します。
笑いあり、涙なしの話に仕上げます。
毎週金曜18時に投稿していきたいです。(目標)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 18:00:00
26685文字
会話率:37%
青春を歌謡するはずだった少女達…。一度と無く閉ざされていった、そして切れてしまったクモの糸。
そこから少女達へと堕ちて来た黒い天使。
その天使の前では感情ではどうしようもない魅惑。
堕ちては昇る、その少年とも壮年ともつかない魅了の空へ…。
最終更新:2021-08-25 15:14:01
3388文字
会話率:21%
女の子が恋して男の子に愛しを与える、そんな始まりのお話しです。よくある話しです。
最終更新:2021-08-09 19:27:13
872文字
会話率:0%
少女一人、それとその仲間達が、地元の田舎町から始まる、痛みの快楽と恥辱から決別するため、己の弱い心と葛藤、私闘、その末に…失うもの…
その後、その国の首都なるところへ向かう…のだが
10代のピュアな少女達が、暗く深いディープブルーへと、も
がき喘ぎ、甘美なほどに堕ちていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 17:20:52
34524文字
会話率:15%
昔々、とある国に美しい娘が居た。
しかしながら、その娘は義理の親子に預けられた後、冷たい扱いを受けていた。
そんな美しい娘、シンデレラは、城で行われるという舞踏会に憧れ、夢を見る。
いつかは、自分もそんな場所へ赴き、そこで踊るのだ、
と
だが、義母も義姉達も娘を馬鹿にして居た。
「お前如きがお城へなど招かれる訳が無い」
辛い境遇に涙する少女だが、其処へ、彼女を不憫に思ったのか魔法使いが訪れる。
「泣いてはいけないよ、シンデレラ、力を貸そう」
そういう魔法使いの助力によって、少女はとうとう念願の舞踏会へと足を運んだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうが、魔法使いは少女にある約束をさせている。
「シンデレラ。 魔法は十二時で解けてしまうよ」
王子と踊っていた少女だが、約束を思い出し、慌ててその場を去った。
慌てて居た為か、美しい硝子の靴を其処へと残して。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 13:00:00
146752文字
会話率:17%
ープロローグー
ー戦争は、たった1人の快盗おとこに奪ぬすまれた。ー
そこは、戦争で勝つことこそが平和だと謳われていた世界。
故に、敗戦した国に笑顔さちはない。
勝利国は敗戦国から全てを問答無用で奪える権利があるからだ。勝てば得るも
のはとても大きい、が、負けときのリスクは大きすぎるものだった。
土地や金品はもちろんの事、国民はおろか、国そのものがなくなる時でさえあるのだ。今まで掲げていた国旗が炎に包まれる姿をみて誰もが涙した悲劇があったとさえ報告されている。
「負けた国には、夢も希望も、未来さえなくなるなんて、いつからこんな世界になったのかしらね」
真っ白い部屋の中。過去の事例の記載された書類に目を通しながらソフィアが呟く。その緩くふわっと柔らかい青がかった藤色の髪を風に泳がせながら窓の外から、吸い込まれそうな快晴の空をどこか切なそうに眺めていた。
「そんなの、世界あの、アルガンドラとかいうとんでもない力が見つかった時からに決まってるじゃない。人は、国はどういうわけか力を求める生き物よ。あんなものがなければこんな世界にはなってなかったと思うわ。」と言いながら車のキーのようなものをソフィアに投げた。
真っ白く何も特別物は何もない部屋。出かけるのか、ノエルが入り口の扉を開くと、柔らかな花の香りが鼻腔をくすぐった。シンプルで余計なものはなく、テーブルも時計もソファーさえも真っ白なその部屋からは、どことなく上品で、女性二人しかいないせいか、華やかすら感じられる。
「あたしはあんまり戦争経験ないからわからないけど、でも今回の事件、もしかすると、もしかするかもよ?」
長くしなやかな青銀の髪をサーッとはらうとノエルがそんな意味深めいたことを言った。
「だと、…いいんだけど」
ソフィアは浮かない顔であった。ノエルが何を言おうとしたのかわかったようで、小さく頷く。ノエルは勢いよくソフィアの背中を思いっきり叩いて励ますとニッコリとハニカンだ。そして2人は、
「さぁ!、あたし達はあたし達の正義を貫きましょう!やれることは全部やって、後悔しないように、ね!」
ノエルが言うと、ソフィアもやっと笑顔になった。そして2人は正義の為、今日も行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 10:20:40
59541文字
会話率:43%
江戸の町に生きるよろず屋平之丞(へいのじょう)と淫魔のような爆乳妹の楓。その正体は蛆原という忍者で武士の家から逃れた母と息子だった。平之丞は母を愛し、よろず屋としてドスケベ依頼を解決していく。しかし、楓は平之丞とドスケベセックスライフに飽
き足らず、狂ったようにデカチンポを求めて他の男にも寝取られていく。楓はセックス好きの真性のドМ変態女だったのだ。
楓は元夫に殺される恐怖に怯えながら、息子であり、兄でもある平之丞との濃厚なセックスライフに陥っていく。そして涙を流しながら、苦痛と快楽と悔恨を味わうのだった。
セックス! セックス! セックス! 平之丞は母とのディープキス、パイズリ、フェラチオなどのセックスに溺れていく。やがて平之丞の元には淫乱美女ばかりが集まるようになり、平之丞は濃厚なセックスライフを女たちと送ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 23:16:31
4596文字
会話率:53%
強くなってロッテを守るから、俺と結婚してほしい――シャルロッテがランドラ王国の第二王子と結婚の約束をしたのは十年前のこと。王城の庭師を務める父と訪れたバラ園の隅で、厳しい剣の稽古に泣く王子を慰めていた頃のことだ。その後、王子は騎士養成学校へ
通うために城を離れてしまい、二人は会うことのないまま時が過ぎた。十年後、シャルロッテはエラルド王子の二十歳の誕生日パーティに出席する。成長した王子に胸をときめかせるシャルロッテだったが、彼はなぜか彼女にだけ素っ気ない。幼い頃の約束が実現するとは思っていなかったけれど、さすがに冷たすぎる彼の態度に落ち込むシャルロッテ。テラスでこっそり涙していると、エラルドが現れて……困惑するシャルロッテと硬い表情のままのエラルド――二人の微妙な距離には、事情があるんです‼︎ ※7月中旬まで不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 00:00:00
84088文字
会話率:37%
私立鐘塔女子高校。杏奈はこの春から憧れだった高校に入学し、寮で暮らしている。この寮ではエンジェル制度といって、1年生と3年生の生徒が相部屋となり、新入生の勉強や寮生活の面倒を見る習慣になっていた。杏奈のエンジェルは真白。その名前の通り、肌
が白くてもちもち、涙袋のふくよかな二重の瞳がとてもチャーミングな、清楚な女の子だった。外見だけでなく、性格もとっても優しい。文字通り、杏奈のエンジェル。杏奈はいつしか、真白に対して先輩への敬愛を超えた好意を抱くようになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 15:06:18
5583文字
会話率:48%
2071年 地球
その日人類としての形に終わりを告げる。
人類は空にふと現れた謎の生きているかの様な機械の発する光によって、突然電子の海へと誘われた。
普通の女子高校生山田紬は
青春を謳歌してはいなかった。
友達ゼロ、帰宅部。しかし、いじ
められてもいないし平凡な生活を送っていた。
そんなある日、帰り道空からの突然の光に見舞われた。とっさに手で顔を覆い被せる。
そして、光が収まったと同時に手を目から外す。すると眼前には驚きの光景が…世界が電子に呑まれかけていた…紬は周りを見渡すと同時に空虚の自動運転トラックの残骸に突っ込まれ意識を手放す。
・
・
・
気がつくと、広場に国籍問わず無数の人が集められていた。無意識で知り合いを探す。そこで体にある違和感を覚える。「誰かが体の中にいるっ!」紬は不安と焦りを隠し切れなく涙をこぼす。
こうして、何も理解させてもらえないまま、集められた人類は肉体をデータに変換された事実とともに果てしなき戦火の渦にへと誘われ、紬を中心とした大きなうねりと共に多様な戦場を駆け巡る。何も無いままに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 11:27:31
449文字
会話率:0%
いつも涙が出るのが止まらないのに人を殺している間は涙が止まる不思議な男の子が主人公。
気が向いたら続き書くかも?
なんか消すの勿体なくなった。
最終更新:2021-07-25 13:57:44
1364文字
会話率:68%
エッチが下手という理由で突然別れを通告された私、西尾芽生(23)
職場で一目惚れした日下さん(28)と酔った勢いで一夜の過ちを犯してしまった
きっと私のことを慰めるために抱いてくれたに違いないのに、なんと日下さんの方が泣いて甘えてきた
どういうこと?
それ以来、私は日下さんが気になってしかたがない
涙の理由
日下さんの指にはまる結婚指輪
私はどうしたらいいの?
**********
このお話は他のサイトにも掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 20:46:41
49321文字
会話率:36%
明るく屈託のない少し風変わりな性格の天才魔法科学者で魔法化学大国の第一王女リリー=オークランドはこの世界で6人しかいないギフィテッドチルドレン。過去に行方不明になり、その間の記憶がない。その記憶を微かに思い出して三日月の晩にはいつも涙する。
親友兼悪友ルイーサの誘いで悪戯心で西の大国スペンサー王国のサロンにオークランドの貴族令嬢の伯爵令嬢ロージー=セシルとして潜り込んで、何故か懐かしさを感じたルークという少年とお酒のせいで一晩を共にしてしまう。彼はリリーが記憶喪失の時に恋人だった西の大国スペンサー王国の王太子だった。彼に連れ去られて、溺愛されるが記憶のないリリーは彼に惹かれながらも不安で仕方がない。一途な金髪碧眼の王子様に明るく屈託のない勝気な王女様が最後には絆されて溺愛されるお話(お話少し変更しました7/14)R18は☆あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 21:13:02
14793文字
会話率:32%
古くより大陸を統べてきたスワン王国。長く繁栄を謳歌してきた王家には、語り継がれてきた詩がある。
麗しき白鳥が病に苦しむ時、空より青き涙を身体に帯びし白銀の天女あらわる。
飛ぶこと不死鳥の如く、駆けること女豹が如き。女神が纏いし衣は矛を通さ
ず、聖なる力は癒やしを与えるなり。
時はスワン15世の御代。北の辺境にて現われた謎の女が王国転覆を企てた。
討滅に向かった王国軍は壊滅。国王までもが帰らぬ人となっていた。王妃は既に病死している王都では、弱冠16歳の王女マリアと側近、そして近衛軍団のみが残された。
王国の衰退は明らか。大陸の諸地域・諸都市は悉くゼノビアに従い、気が付けば王都だけが残っている。そしていよいよ、その王都にすら敵軍が。
迎え討つは近衛軍団。装備の劣勢は覆し難く、会戦することすらなく潰走。王都陥落。そして王城に残る王女マリアは。。。
その時、一人の女戦士が敵軍を阻むかのごとく現われた。
首までを包むハイネックにしてノースリーブ、太腿を大っぴらに見せる丈の短い白のミニスカワンピース。襟から背中にかけて純白のマントを風に靡かせ、胸には金色のエンブレムを輝かせている。
赤いベルトがウェストの括れを作り、バックルにも黄金のエンブレム。右の腰は銃がホルスターに収まり、左の腰は剣の柄。
両の手は光沢ある純白のグローブが肘から指先までを覆い、足元は7cmのピンヒールを備えた純白のニーハイブーツ。
素顔は窺えない。陽の光をキラキラと反射する白いヘルメットが頭を、黄色いバイザーが顔を隠しているから。唯一見えるのは、鼻先で止まるバイザーの下端からはみ出す口元と、ヘルメットから腰にかけて豊かに溢れ出している銀色の髪の毛のみ。
「苦しむ白鳥の民を救うため、天より使われし白銀の戦士、シルバースワン!」
右手に純白のマントを持って靡かせ、高く透き通った声で鋭く名乗る謎の女戦士。
見た目は華奢な身体つきながらも、白銀の大型バイクに跨がって疾走する一人の女戦士が敵を圧倒する。格闘技・剣技そして射撃、どれを取っても超一流。その強さ・速さは王家で語り継がれてきた伝説を彷彿とさせる。
シルバースワンは、伝説の如く白鳥の王国を蝕む毒を制するか?それとも、北の辺境より現われし病は、白銀の戦士をも呑み込んでしまうか?
これは、王国の民を救わんと一人闘う伝説の女神を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 00:00:00
217636文字
会話率:25%