中学校を卒業する日……桜坂光と雪宮麗は、美術室で最後の時を過ごしていた。雪宮の家族が北海道へ転勤するため、二人は離れ離れになる運命にあったためだ。遠距離恋愛を提案する光に対し、雪宮は「遠距離恋愛は続かない」と優しく告げ、別れを決断する。そ
れでも諦めきれない桜坂に対し、雪宮はある約束を提案する。新しい恋が見つからず、互いにまだ想いが残っていたなら、クリスマスの日に公園の噴水前で再会しようと。
季節は巡り、クリスマスの夜。桜坂は約束の場所で待つが、雪宮は現れない。桜坂の時間は今もあの時から止まったままだった。心に空いた穴を埋めることはできず、雪が静かに降り積もる中、桜坂はただひたすらに想い人を待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:02:22
6335文字
会話率:28%
α以上にハイスペックなβ・千谷蒼は、高校時代からΩ・佐渡朝日に思いを寄せていた。蒼はαでない自分と結ばれることはないと想いを隠していたが、ある日酷い顔をした朝日が彼に告げる。
「噛まれ……ちゃった」
「……番にされた、ってこと?」
《運
命になれなくとも支えたい一途な薬学部生β ×クズ男(α)に番にされた挙句捨てられた不憫Ω、のオメガバース》
※BSSからのハッピーエンドですがタグ注意
※ ストーリー上、攻めも受けも別の人とも関係を持ちます。
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 14:00:00
44192文字
会話率:40%
ミリアナ・ファウストは『呪われた魔女の末裔』と言われる一族の子爵令嬢だった。家族でひっそりと暮らしていたところ、奴隷の少年が倒れていたのを助ける。彼は竜神族の生き残りで、ツァハルトという名前だった。
次第に心を開いていくツァハルト。とうとう
ミリアナとツァハルトは想いを通じ合わせるが……ツァハルトが王の庶子だと判明し、二人は引き裂かれてしまう。ミリアナはそこでやっと前世を思い出す。彼は原作ゲームのヒーローで、自分はラスボスなのだということを……。結ばれない運命だったのだと思い、悲しみに暮れるミリアナ。しかし数年後、突然ミリアナは王宮に連れていかれる。そこでツァハルトに結婚してくれと言われ、そのまま番にされてしまう。
ラスボスのミリアナと、王子様のツァハルト。二人は本当に、無事に結ばれることができるのか……?
※R部分には☆マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:00:00
66303文字
会話率:57%
亡国の姫君であるクラウディアは男装して、九年前から片想いする憧れの騎士、獣人アルフレッドのバディになった。でも何かが、おかしい。
そう。クロードという偽名を使って男装しているのに、何故かアルフレッドに日々、口説かれているようなのだ……!
隊
長のことは大好きだけど、隊長は大の女嫌い。女であることがバレたら、きっと軽蔑して嫌われてしまう……!そんなジレンマを抱えながら騎士として頑張る女の子の物語です。
※BLではありません。
※10話くらいの中編です。
※Rシーンありの話には☆マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 18:00:00
36179文字
会話率:50%
童貞処女が侵入すると呪いを受けて発情が止まらなくなり、狂死してしまうダンジョンが各地に出没しては町を襲って飲み込んでいる、とある世界。呪いを解く方法は一両日以内に性交すること。
ある日女魔法使いのルナは友人の冒険者見習いを処女だと知らずにダ
ンジョン探索に誘ってしまう。呪われた友人を救うため、ルナは友人の幼馴染の男剣士に助けを求めるが、彼はルナのパーティメンバーであり、ルナ自身も密かに想いを寄せている相手だった。友人の恋を成就させるため身を引こうとするルナ。ところが友人はそれを許さず、彼らは三人で床を共にすることとなる。
そうして図らずも偶然に達成した3P。実はそれは、ルナが長年ダンジョンから取り戻したいと願っていた、ある物が眠るはずの場所へ進入するために必要なクエストだった。彼女が条件のひとつを達成したことを機に、同じ場所を目指す者たちが自然と集い始める。それぞれが己の過去とトラウマのサルベージに挑む二週間。
全156話。
エロはタイトル後ろに◇、グロ暴力は◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 11:00:00
529177文字
会話率:48%
伯爵令嬢のアイラは国主催のレセプションパーティーに強制的に参加させられる。そこで主賓である獣人の国王ウエンツと目が合った瞬間に拉致されてしまう。それからは国王の婚約者として扱われるのだが、アイラは自分の立場は国王がこの国に滞在している間だけ
の接待係(夜伽を含む)なのだということを知っている。この国から国王が出て行く時に捨てられるのだと……。一方国王は、番(つがい)が見つかり浮かれていた。ちゃんと周りの者達にはアイラのことを婚約者だと公言している。それなのに誰も信じてはいなかった。アイラ本人も、その場限りの接待係だと思い込んでいた。なぜだ!? すれ違ってしまった二人が両想いになるまでのパッビーエンドなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 20:20:00
42088文字
会話率:21%
ハロウィンなんでホラーっぽいの書いてみた。
ロシア✕スパイ✕ガールズラブ。
スチームパンク以上、サイバーパンク未満。
三幕構成で友人以上恋人未満。
グロ✕ロリからエロ✕グロへ。
小説家になろう、『瑠璃色硝子な人魚姫への追憶~そこ
はかとなくガールズラブっぽいあえかな想いを綴る3つの詩 』から 抜けがけ、じゃなくて抜書き。
※カクヨムにも投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 22:30:00
2750文字
会話率:3%
親友の借金の保証人になっていた井川は、裏社会の人間である工藤に出会い、彼の中に自分との共通点を見つけて複雑な思いを抱く。
愛する人に受け入れてもらえない苦しさは、その行き場のない想いは、どこへ向かえばいいのか。
主人公攻めです。
☆は性描
写ありです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 23:19:36
58532文字
会話率:45%
シェンナには好きなひとがいる。王弟であるローゼルだ。目隠しをされ、夜ごと行われる閨の授業の教師が、優しく強引な彼であると確信している。しかし通っている学院では、幼馴染のライラスと婚約しているとまわりから思われており、ライラスのことが好きな友
人のカヤもそれを信じているようだった。ローゼルもまた己との年齢差から、シェンナがライラスのことを好きだと誤解しており、好意を匂わせても告白はしてこない。魔術師であるシェンナは己の開発した魔道具でローゼルに罠を張る。
「好きなひとを婚約破棄させるために必要な嘘」https://novel18.syosetu.com/n0052jh/に出てきたシェンナの話です。両方読んでいただくと補完できる部分もあるかと思います。J庭56で無配していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 22:10:50
11264文字
会話率:27%
平民出身の文官カヤには学生の頃から憧れのひとがいる。貴族で美人で魔術師のシェンナだ。シェンナは幼馴染の騎士ライラスと婚約していて、カヤはふたりの友人として過ごしていた。ところがある日、それまでカヤに興味のなさそうだったライラスが突然「付き合
ってほしい」と声を掛けてきた。シェンナという完璧な婚約者がいながら浮気をするなんて許せないと、怒ったカヤはふたりの婚約を破棄させるにはどうしたらよいのかを考えだす。「付き合ってほしい」と言われて嬉しかったことを秘密にしながら。
貴族騎士(ライラス)不器用無口×平民文官(カヤ)優秀だが外見が少し地味。シェンナには別の相手がいます。→【私にあるのは美貌と才能、あなたにあるのは権力と財力】https://novel18.syosetu.com/n3052js/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 22:18:03
37442文字
会話率:29%
サグワスの王族は花のごとく美しい。
そこで直系王族の友人であり将来の側近たる護衛騎士と教育係の役職につく両人は、王族とのあいだで過ちの起こらない様、公式的に両人で性欲を処理することが決められている。
タルウィスとシグラットにとって、その十日
ごとの逢瀬が今夜だった。
筆頭貴族階級出身の護衛騎士(シグラット)×下級貴族出身の文官(タルウィス)。
両想い過多すぎてすれ違う身分差のあるふたり。
この作品は自サイトにて掲載していました。サイトは現在閉鎖しています。当時のシリーズタイトルは【青々に花】でした。※完結済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 23:39:22
34986文字
会話率:42%
フィデルは2ヶ月ぶりに恋人と会うのを凄く楽しみにしていた。大変な任務から帰ってきた自分を、褒めて甘やかして、最後には全身愛されることだろうことを期待していた。
なのに、久しぶりに会った恋人は冷たい態度で浮気を疑ってきて────。
セルジ
ュ(嫉妬深いヘタレ騎士)✕フィデル(主より恋人が大好きになっちゃった忠犬系騎士)
タイトル通りのお話で、最終的にはいちゃいちゃらぶらぶです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 10:31:00
11361文字
会話率:33%
片想いだと信じ切っている泣き虫α×両想いなのはバレバレなので早く告白されないかな〜と楽しみにしている男前Ωの話。
タイトル通り、『なんで監禁する前に告白しなかったんだよ』っていう両片想い(?)オメガバースです。
なんでも大丈夫な方のみお進み
ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 22:30:54
15603文字
会話率:42%
タイトル通りの話。金髪碧眼♀騎士×黒髪金眼♂騎士で、男視点。※濁点喘ぎあり。女に挿入あり。
サブタイトルは『傍からみたら両片想いバカップルだったらしい』です。
なんでも大丈夫な方のみお進みください!
最終更新:2021-11-03 00:00:00
8739文字
会話率:48%
新社会人の明石太陽は、大学の空手部で二歳年上だった先輩で定食屋の主人・染井由人(ヨシさん)にずっと片想いしていた。が、ついに告白しようとした夜、由人が「見合いをする」と話すのを聞いてしまう。太陽は衝撃を受け、ヤケ酒の末に隅田川の河岸の桜の
下で酔い潰れる。「ヨシさんが手に入らない世界では生きている甲斐もない」と思い詰め、意識は途切れた。
気づくと、狐や兎などの化物が人間のように跋扈する『カミ』の世界にいた太陽。姿も性格も由人に瓜二つの狐耳の少年・ソメが、追っ手に追われているのを偶然助ける。『鬼門寺の大狐の嫁』だという彼は、嫁入り前にどうしても行きたい所があるという。彼に惹かれた太陽は同行を決める。
ソメと行動するうち、その境遇や人となりがぴったり重なる由人との思い出を、次々蘇らせる太陽。「ヨシさんへの想いが叶わなかった代わりに、このままカミの世界でソメを支えたい」と望むようになる。ところが、ソメの育ての親の祖父を訪ねたり、浅草に似たカミの街を見物する中で、『嫁』の本当の意味が明らかになり──
ハッピーエンドです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 08:47:25
45985文字
会話率:54%
警視庁捜査一課の刑事である平正輝(たいら まさき)は、捜査中にカフェテラスで偶然出会ったスナイパーのフローラに一目惚れをする。彼女は淡い金髪に薄緑の瞳持つ、若くて美しい女性だ。
しかしフローラと相思相愛になったのは、正輝の同期である藤堂
晃(とうどう あきら)だった。正輝は苦しい恋心を内に隠して二人を見守る。そして事件は起きた。
藤堂晃の死後一年。正輝は行方不明だったフローラと再会する。だが、彼女は交通事故をきっかけに、二カ月近く意識を失ったままとなってしまう。
フローラを目覚めさせるために、刺激を与えようと、正輝は彼女をレイプする。その衝撃によって目覚めたフローラは……。
刑事とアサシン。相容れぬ職業を持つ男女。禁断の恋愛はどんな運命を辿っていくのか⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:00:00
22618文字
会話率:56%
母に捨てられた過去を持つ香月撫子は、自分を受け入れてくれた新たな家族や友人に愛想をつかされないよう顔色を伺っては役に立とうと奮闘していた。
ある日、四条丞がラブレターを持っているところに遭遇してしまい、意図せず彼の想い人を知ることになる
。
初対面であるはずの彼は、どうしてか撫子に対してひどく嫌悪感を向けてきて……?
人間関係でトラウマのある二人が少しずつ触れ合っていくことで徐々に惹かれていくほのぼのしんみりしたお話です。
すでに完結済みですので、毎日少しずつ更新していければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:10:00
147510文字
会話率:27%
帝都に徴兵される前夜、幼馴染のミラと村の丘に寝そべりながら俺は星空を眺めていた。
「世界が平和になったら……、私たち結婚しようねっ」
「うん。また一緒にこうして星を眺めよう」
――10年。あの日から10年の歳月が流れ、勇者様が魔王を討ち
取ったことで世界に平和が訪れた。
魔王軍討伐隊の部隊長として戦っていた俺も、勇者様ほどではないにしろ、多くの功績を上げた。帝国への凱旋を果たすと、俺たち隊長位の人間と勇者様は叙勲パーティーの場へと招待される。
俺はそこでミラと再会した。文通こそ交わしていたものの、直に会うのはそれこそ10年ぶり。かつての約束を互いに再確認して、これから幸せな未来を歩んでいく――そう歓喜したまさにそのとき、
「――美しい。どうか僕を、君の夫にしてはくれないだろうか」
ミラは勇者様に見初められてしまった。勇者様は愛の告白のみならず、各国の要人が集うその場で高らかに婚約を宣言する。
「僕、ダミアン・バーニッシュは、勇者の名の下にここに誓う! このミラ・ルフランを我が生涯の伴侶に迎えると!」
「待ってください!」
俺はすぐに撤回を求めたが、勇者様はまるで聞く耳を持たない。当のミラも満更ではない様子であり、俺は絶望するしかなかった。ただ、その絶望は地獄の幕開けに過ぎず、
「ミラとの初夜に君を招待するよ。僕たちが愛し合う様をたっぷりと見せつけて、君の心を徹底的に折るとしよう」
勇者様に耳元で囁かれた直後、強烈な睡魔に襲われて意識を失ってしまう。次に目覚めたとき、どこぞの寝室で俺は椅子に固定されていた。
そして前方にあるベッドの上には勇者様と、10年想い続けた幼馴染のあられもない姿があって――。
⚠️寝取られ要素、♡喘ぎ、濁点喘ぎといった描写が作中にございます。閲覧の際はご留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:00:00
20353文字
会話率:48%
僕には推しがいる。その推しとは、アイドルグループ・ラージェリーズに所属する毒舌無表情キャラの『リムたん』という女の子だ。
ライブに足を運び、グッズを買い漁り、そうして売上に貢献しつつ、僕は自宅マンションでひとり、彼女を想いながら自分のペニ
スを慰める。
――私には推しがいる。その推しとは、高校生の頃ずっとずっと好きだった私のヒーローであり、アイドルの『あたし』を応援してくれているファンの男の子だ。
彼は今、『あたし』を私と認識せず『リムたん』に熱狂している。だから、ライブ帰りの彼をこっそり尾行して自宅を突き止め、留守の日を見計らいピッキングで家に侵入して、監視カメラとボイスレコーダーをそこら中に仕掛けた。そう、そして、彼が『リムたん』でシコシコしているところをモニター越しに眺めながら、私はひとりクリトリスを弄くり回す。
ひとり? 違う。彼と同じタイミングで果てているのだから、これは実質セックスであり、いわゆる推し活というやつだ。
そんなある日、いつものように彼を鑑賞しているとハプニングが発生した。画面に映る彼の姿は、こちらを覗き込むようなアングルになっていて――。
「なんだこれ……? カメラ……?」
⚠️罵倒セリフ、♡喘ぎ、濁点喘ぎといった描写が作中にございます。閲覧の際はご留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 19:00:30
23938文字
会話率:43%
両親を亡くした孤独な少女と、かつて最強の剣士として名を馳せた男がひと回り離れた彼女に全てを捧げる話。
序盤は男が一方的に想いを拗らせているので、行為の流れは察してください…。比較的シリアスなテイストで行きますが、暗くはならないと思います。
常にではありませんがヒーローに若干マゾの気質があると思いますが、ちゃんと攻めも頑張ってもらいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 02:18:21
29752文字
会話率:30%
1941年、クリスマス直前のマドリード。
矢嶋志貴は、上官の梶公使と共に、一人の青年と面会していた。母国の運命を、少しでも悲劇から遠ざけるために、彼の協力が必要だったのだ。
国を跨いだ諜報網を持つ、有能だが危険な男──テオバルド・アルヴァ・
コルテス。しかし彼は、意外な人懐こさで志貴の心に入り込む。
「あんたにだけは、テオと呼ばれたい。……子供の頃の愛称だ、もう他に呼ぶ者もない」
陽気なラテンの色男の中に、時折垣間見える昏い情念と空虚な闇に強く惹かれる志貴と、付かず離れずの距離を保ちながらも愛を囁くテオバルド。
そして、幼馴染であり、年上の余裕と包容力で志貴を見守り甘やかす、駐在武官の衛藤一洋中佐。
「おいで志貴。──いつでもこうして、俺に甘えればいい」
2人から捧げられる強い情に戸惑いながらも、受け入れられずにいた志貴だったが、男たちの腕の中で、いつしか二人の想いに染められていく。
混迷を増す戦局の中、使命のために身動きが取れなくなっていく3人を、戦乱の大波が飲み込もうとしていた──。
◼️性描写のある章には、※を付記しています。
◼️濡れ場がかなり濃口ですので、苦手な方はご注意ください。
◼️他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 00:00:00
267870文字
会話率:37%
■大陸最強の神聖騎士団に所属する騎士ユリウスは、不可解な襲撃事件によって背に一生消えない傷を負い、その名も地位も失った。流浪の旅の途中、花街一の大店『扇屋』の主・椿に拾われ、娼館の用心棒・梟として生きることになる。
三年が経ったある日、客と
して現れた皇宮の騎士・蜻蛉に、梟は突然拉致されてしまう。目を覚ましたそこは、三年前の襲撃事件の舞台となった皇宮、そしてそれに続く悪夢を呼び覚ます、あの悪霊憑きの部屋だった。夜毎訪れる悪霊に背中の傷を嬲られ苦しむ梟に、皇帝の代理として部屋を訪れた蜻蛉は、選択できない選択を突き付ける。
「騎士として陛下に仕えるか、娼館の犬として陛下に仕えるか。道は二つに一つ――選ばせてやろう、貴様に」
どちらも受け入れられない梟は、皇帝に策を献じ、穏便に逃れようとするが――。
■想い人を手に入れるためなら手段を問わない鬼畜策士にロックオンされた、無垢で頑なな子羊が色々とかわいそうな味付けです。
■性描写のある話には、サブタイトルに※を付記しております。苦手な方はご注意ください。(キーワードを必ずご確認ください)
■不定期に番外編を載せています。
■他サイトにも投稿しています。エブリスタのみで公開しているスター特典の短編がありますので、ご興味のある方はご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 12:10:33
73662文字
会話率:32%
主人公の光には、幼馴染で初恋の相手である藤咲愛奈という美しく蠱惑的な彼女がいる。二人は1ヶ月前に交際を始め、光は愛奈の魅力に夢中だ。しかし、もう一人の幼馴染で親友の実弥もまた愛奈のドスケベボディに惹かれており、彼女への密かな想いを募らせてい
た。
昼休みに、偶然二人きりで過ごすことになった実弥と愛奈。愛奈の無垢な一面を利用し、実弥は「特別なマッサージ」と称して愛奈に近づく。愛奈を惑わせつつも一線を超え、徐々に欲望をあらわにしていく実弥。一方、光はその関係に気づかないまま、純粋に愛奈のことを想い続ける。
愛奈への想いと実弥の狡猾な計画が絡み合う中で、二人の友情と愛が危うく交差していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 03:27:00
8629文字
会話率:37%
かつて神と人、多くの生き物たちが共存する世界がありました。しかし、人が人を殺し、動物にも手をかけ、人が神に成り代わろうとした為に、怒った神によって1度人間は滅ぼされ、神が流した涙に触れた生き物は魔獣と成り果てました。
ただ、神は人が好きでし
た。そのため、また新たに人を創りました。ですが神はもう悲しい想いをしたくなかったので、自分の肉体を捨て「大聖樹」になり、人を観察することにしました。
そんな世界で繰り広げられる恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 18:25:11
3114文字
会話率:40%
「俺は末っ子で跡取りじゃないから金城の名は捨てられるし、白石になっても構わない」
「12月24日、入籍と一緒に式も挙げよう。今年は土曜日だから学校は休みだし問題ないだろ? 俺の仕事は土日祝関係ないから土曜日に式を挙げても参列者に問題ない。お
色直しは3回くらいが普通か?」
「葵依のウェディングドレス姿は妖精みたいで、きっと可愛いんだろうな」
大学受験の勉強へ専念する為にアルバイトを円満退職した葵依。
その日の帰り道、コンビニの常連客の金城壱から葵依は告白される。彼は2年前、クレーマーから葵依を助けてくれた男で亡き母と同じ煙草を愛煙している男だった。壱から母と同じ煙草の匂いがして、告白を受け入れた──が、2年間もの片想いを拗らせた、とんでもないクソデカ感情の男で!?
「既成事実を作る」
????????????
壱から執着されながらも、大事にされて甘やかされて、溺愛されて──葵依は肩肘を張らずに生きても良いのだと考えられるように……。
甘え下手な小動物系ロリ顔女子高生が、イケメンで初恋を拗らせた男のクソデカ感情を受けて、我慢せず素直になっていく歳の差恋愛物語。
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登場する組織は全てフィクションです。
投稿時間を忘れるので…15時きっかりに更新します。
祝土日は15時の更新がズレる可能性が高いです…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 14:22:28
698048文字
会話率:43%
初めて対面する姪っ子達。
みんな可愛い子達ばかりだが、彼女だけは・・・!?
姉たちの上京に合わせ一週間ほど姪っ子を預かることになった主人公。
5人の幼女たちに新妻気取りのいとこも加わり、ますます振り回されます。
ご意見・ご感想いただける
と非常に光栄です。
ブックマーク件数500超
総合ポイント1000超
誠にありがとうございます。
私自身、こんな拙作に過分な評価を頂き大変恐縮しております。
これからも真性ロリペドとして、同好の皆様に少しでも楽しんで頂けるよう自らのリビドーを全開に執筆していきたいと思いますので、どうかこれからも叱咤激励のほど、よろしくお願い致します。
※お詫び
第23部分 番外編:姉たちの憂鬱
この話は私の別作品、「あの時代、あの瞬間、あの少女・・・」のキャラを何の前触れもなく登場させ、本作を知らないと全く理解できない唐突な話であるため削除させていただきました。
お読み頂いた方々には脈絡を混乱させ誠に申し訳なく思っております。
自分勝手に本作ありきの遊び心で挿入した話でした。
※大変ご無沙汰致しております。1年以上もサボッて申し訳ありません。
これからは少しずつでも定期的に投稿しようと思いますので、引き続き読んで頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 12:18:20
335808文字
会話率:48%
いじめられっ子の蓮斗は、暴力を振るわれて空き教室で倒れている所を、三美学園の生徒会長である輝に見られてしまう。輝の顔を見た蓮斗は、その瞬間自分の前世が、無実の罪で断罪され命を落とした悪役令息のアリステラ・ローゼンバーグであることを思い出した
。
記憶を取り戻した蓮斗は、今世こそは平穏に生きるという目標をたてる。ひとまずは、前世でアリステラが想いを寄せていたシリルにそっくりであり、学園の人気者である輝とは関わらないようにすると決める。
しかし、蓮斗の意思とは裏腹に輝が蓮斗へと近づいてきて_____
溺愛王子様系生徒会長
×
元悪役令息(免罪)のツンデレ強気受け
のドタバタラブコメディです(予定)
受けが一人で大暴れしてます(笑)
【受け】
香波 蓮斗(かなみ れんと)
18歳
黒髪
明るめブラウンの瞳
いじめられっ子美人
生徒会長と顔をあわせたときに、悪役令息だった前世を思い出す
前世では絶世の美人だったので、身だしなみを整えるようになる(目立ちたくないのに逆効果)
令息時代
アリステラ=ローゼンバーグ
王子の幼馴染
公爵家出身
所作がめちゃくちゃ綺麗
罪を擦り付けられて死亡
今世こそは大人しく平穏に生きたい!とかんがえる
やることなすこと裏目に出るおバカっ子
【攻め】
安藤 輝(あんどう こう)
19歳
色素の薄いブラウン
青みがかったグレーの瞳
ハーフ
令息時代好きだった王子に顔が激似(記憶はない)
少し天然。自分から逃げようとする受けを新鮮に思う。基本優しい
シリル・ヘルナンデス
輝の前世(?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 10:00:00
88576文字
会話率:50%