深窓の姫君として、神殿の奥深く育てられた皇女リシュネ。だが神殿は、穢れた人間たちの巣窟だった。夜ごと男に抱かれる日々に倦んだリシュネに、ある日還俗の命令が下る。大公家へ降嫁せよ。その命令を告げに来た兄の皇太子は、これまでリシュネが見た誰より
も清く、まるで洗った宝石のような男だった……。
――この世に道徳などないことを、私はだれよりもよく知っている。私は、あの綺麗なお兄様がほしい。
※HPでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-24 06:00:00
66854文字
会話率:45%
血のつながらない天然兄・冬姫(とうき)に小さい頃から思いを寄せるやんちゃな弟・一騎(かずき)は何とかコネを使い都内のお坊ちゃん学校、星藍学園(せいらんがくえん)への入学を果たす。しかし弟の思いに全く気付かない兄。見かねた生徒会長の桜庭一臣が
「冬姫君はどう意味で一騎君を好きなの?」と問い、やっと自分の気持ちに気づく冬姫は、その思いを、図書準備室へ呼び出した弟へ告げ、両想いになった兄弟は結ばれる。
初々しく甘~い定番のボーイスラブです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 18:36:07
12148文字
会話率:54%
王宮警備隊第7連隊長、クリーグ・ミラーは長期視察の旅から帰ると結婚していた。見た事も話した事も無い花嫁は異国の姫だという。一体どうしたら良いのやら。しかし、初めて会った王女は、クリーグの知っている王女や令嬢とは少々違っているようで、何だか気
になって仕方ない。押し付けられた姫君との結婚生活は?2人の行く末は???
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-02 15:14:33
145104文字
会話率:33%
イチゴ栽培と屈強な傭兵で知られる小国・エルベトーレ。その第一王女・リリアナ・アーダルベルタ・フォン・エルベトーレ(通称リリ)は、落ち着かない毎日を過ごしていた。
長年きょうだいを持たなかったリリは、父王の後を継ぐ王太子として遇されていたが、
二年前に父がガリアの平民出身の職業婦人・アナベルと再婚、昨年異母弟・ヨーゼフが生まれた。
エルベトーレの法では、王位継承において男子が優先される。自動的に王太子の位を失ったリリは、これまで学んできた政治や経済の知識が無になることに、虚しさを感じていた。
はとこのトーマから求婚されるが、どう見ても「あわよくば王位を手に入れよう」という野心が見え見えで、気分はげんなりするばかり。
そんな中、秋の収穫祭が行われる。父王とともに余興の剣闘試合を観覧していたリリは、漆黒の髪にアメジストの瞳を持つ青年、レフ・ゼブロウスキと出逢う。
あまたの豪傑を打ち負かして勝利の美酒にあずかったレフを、父王は知っていた。かつて強敵・アナトリアに滅ぼされた同盟国・カシューブ公国の公子で、虐殺の中を落ち延びて生き残っていたという。
感激した父王は、レフを新任のリリの親衛隊長に任じようとするが、リリは己より弱いものに守られたくはないと、レフに勝負を挑む。
防御の姿勢に落ち着きがあり、手数の多さに惑わされないレフは、リリをかわし、寸止めで勝負を決める。
この件で更に自信を失ったリリは、その後のアナトリア攻略で己の沽券を取り戻そうとするのだが――。
凛とした美人だが己に素直になれない姫君と、地獄を見て執着を忘れていた青年の、可愛らしくも激しい恋物語。謀略もほんの少しあり。
Pixivのコンペで落ちた作品( http://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/590232/ )を、頭から書いてみました。
Twitterを始めてみました。たぶん更新情報などしか流さないですが、気が向いたらフォローいただけたら幸いです。 https://twitter.com/fry_magumi折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 01:30:15
16968文字
会話率:28%
pixivのコンペに落選した作品の再投稿です。
傭兵とイチゴの産出国として有名な中欧の小国・エルベトーレ王国。
その第一王女のリリアナ(通称リリ)は、生まれてから長らく王太子であったが、異母弟ヨーゼフが誕生したため、廃太子され、『普通の王
女』として生きることとなった。
どう生きればいいのかわからず、鬱々と過ごしていたが、傭兵騎士団の剣闘試合で腕試しに来た傭兵騎士・レフと出逢う。
異教徒に滅ぼされた公国の長だったレフの父と、リリの父王が懇意だったこともあり、レフは父王から気に入られ、リリの親衛隊長に任命される。
レフからは剣闘試合で手合わせした際に見透かされるようなことを言われ、またお調子者風な外見と態度にリリは反感を抱くが、父王主催の舞踏会にて、はとこのトーマから絡まれ、侮蔑された時にかばってくれ、手の甲に誓いのキスをしてくれてから、心が揺れ動き始める。
己が王族であることへのこだわりを捨てられず、帝国と異教徒の戦争へ志願するリリだったが、戦場で奇襲を受け、撤退を余儀なくされる。
追っ手を逃れるために逃げ込んだ無人の納屋で、ともに逃げてきたレフへ、「せめて女として死にたい」と誘惑を試みるが、レフは「一目見た時からあなたが好きだった」と言い、あくまでレフの意思でリリを抱く。
その後味方に助けられ、国へ戻ったリリは、明らかに心の荷が軽くなったことを感じる。
レフと合わせる顔がなく、彼を避けていたリリへ、次第に陰謀の魔の手が近づいてくる。
外国人の王妃・アナベルを快く思っていない一派が、リリを擁してクーデターを起こそうとしていた。
国の不和をよしとしないリリは、クーデター派を一網打尽とするため、敢えて誘いに乗ったふりをする。
クーデターの首魁はトーマだった。外国人の血を引くヨーゼフよりも、己とリリの子供の方が王位にふさわしいと妄想しての叛乱だった。
大衆を煽動する手段はよくない、自分はトーマと結婚する気はない、と説くリリだが、トーマは聞く耳を持たない。
あろうことか、「押し倒せば言うことを聞く」という思考のもと、リリを辱めようとする。リリははっきりと抵抗し、ブラウスを破かれたところで、レフが助けに来る。
形式にとらわれることの愚かしさを痛感し、リリは王族から離籍することを決意する。レフからは、情熱的な一夜の際に、将来結婚しようとプロポーズされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 03:55:33
22975文字
会話率:46%
チームを甲子園制覇に導いた捕手の今咲青夜は、それから十年間ほど「最高の投手」を探し求めてきた。正月、神社で最高の投手の原石が見つかることを願う今咲の前に現れたのは、今咲がスカウトを務めている某プロチームのオーナーが溺愛する一人娘の東雲舞那で
あった。投手としての限界を感じ、今咲の噂を聞いたことから教授して欲しいと語る舞那には別の狙いが……。一方、今咲は舞那の中にあらゆる意味での「可能性」を見出し始める。邪な想いを抱く今咲と舞那の二人組が打ち立てた「五カ年計画」は、果たしてどのような実を結ぶのか……本作は童貞をこじらせた重度の変化球マニアと、父親の愛や自身の立場に苦悩するまっさらな美少女との野球生活である。
R18小説は初めてなので拙いところが多いとは思いますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-22 07:39:53
3592文字
会話率:47%
計り知れないほどの感情が俺に伝わる。
王国の姫君に仕えている女騎士は、この俺を呪わんばかりに睨みつけ、音が聞こえそうなほど激しい歯軋りで表情を険しくしていた。
ベッドの上――。
俺に体を差し出した女騎士は、俺に乳を揉まれて
いるのだ。
魔王直属の敵勢力を率いる俺は、捕えた姫君を人質に女騎士を抱いている。姫君の安全を保証し、純潔を守る約束と引き換えに、女騎士が魔王配下の俺に体を明け渡す。
抵抗すればどうなるか。
土壇場になって拒んだり、ましてや拳でも奮おうものなら、姫君の運命はどうなるか。
賢い彼女は、とてもよくわかっている。
だから、女騎士は逆らわない。
(この作品は「黒塚工房」でも公開しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-14 00:00:00
2812文字
会話率:38%
父帝に疎まれ、蔑まれ、名前すらも与えられず、愛情を知らずに育った白金の髪をした姫君。15歳になり、奴隷妻として贈られたサラセンの地で、少女は運命の出会いを果たす。彼の地で少女が手にしたものとは。
第1章✽真珠姫~第35章✽蜜月夜 前半部
・了
第36章✽女主人5~第88章✽愛息子6 後半部・了
第89章✽王対王3~第100章✽獅子王25 最終部・完結
2014年8月18日、610話にて完結致しました。
性的描写は、突然入ります。
基本、傍題の暗黒譚は主人公達の過去話であり、鬼畜変態回です。
実在の歴史上の人物の名前、地名、国名を多用しておりますが、全く関係がありません。また、某勇名小説等とも名前がかぶっておりますが、全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 13:09:46
898398文字
会話率:27%
火を司る帝王が水を司る姫君を捕らえ、鳥籠の中に閉じ込めてしまうお話。姫君は見逃されているとも知らずに精神だけ逃げ出しますが、結局は…。重苦しい始まり方ですが、ハッピーエンドであることは確実です。※全年齢からの移行版。
最終更新:2014-08-17 11:05:00
24735文字
会話率:31%
ある事情により国を出奔した皇子イオル。傭兵として参戦した戦場で、紅の髪を持つアリオールという敵方の傭兵に銃で肩を撃ちぬかれ、捕らえられる。
その後、村へ連れてこられたイオルはアリオールに興味を持たれ、しばらく村にとどまることになった。
だが、それで終わるほど世の中は甘くない。
イオルの前に現れた村長の娘アレイナ。彼女はとんでもない女だった。
「傷の治療費および宿泊料と食事代。あわせて金貨300枚いただきますわ」
彼女の可愛らしい桃色の唇から飛び出す極悪非道な要求。あれよあれよという間に逃げられなくなり、奴隷の身分へとおとされる。
しかし、そんな生活がイオルの心を揺り動かす。
正義感あつく皆に慕われる紅の傭兵王アリオール。
極悪非道、傍若無人の極悪姫君アレイナ。
彼女たちは眠っていたイオルの心を目覚めさせ、彼を戦いの渦へと導いていくのだった。
*物語の後半から18禁表現が出てきますが、少なめです。(タイトル横に*マークをつけました)
*この物語は姫君シリーズの外伝的続編でもあります。
エブリスタで、ソフトバージョンを公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 07:00:00
129252文字
会話率:44%
金を湯水のように使う男好き馬鹿王女と噂される姫君アデライードと、ある事がきっかけで女体化してしまったエヴァリーサ。二人は、突然下された女王の命令に度肝を抜かれる。
「そなたの後宮を作って、男を数人住まわせるゆえ、そいつら襲って、子を作れ
」
「ええっ! ちょっと待ってください。私、……〇女…なんですけど」
「そんなこと言われずとも知っておるわ。アデラ、王太子であるそなたがそんなもの後生大事に取っておいても、クソの役にも立たん。エヴァともども捨てて来い!」
「ちょっと待てー! 俺は関係ないだろうー!」
「そうです! それに、私には『あの問題』が!」
「ぐだぐだうるさいのぅ。これは命令じゃ。否やは許さぬ」
これは、ドS女王を母に持つ、ちょいっと天然だけど計算高い享楽淫乱?王女と女体化してしまったガサツで鈍感なお人よしの影武者(元男)をめぐる後宮LOVE&コメディファンタジー。
西洋+ちょい東洋ファンタジー
シリアスちょっと。コメディ+ほのぼの系になる予定。
18禁表現は徐々に濃厚になるかもです。ヒロイン二人とも襲われ傾向にあります。当初予定にはなったかったのですが、お犬様も参戦です。作者もびっくりです。
*視点は切り替わります。(主にヒロイン目線。時々他者目線あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 00:32:58
40037文字
会話率:31%
鬼神と呼ばれる皇子アスターに祖国を滅ぼされた王女シルヴィア。紆余曲折の末、心を通わせ、共に生きることを選んだ二人に新たなる試練が……。華やかな宮廷に隠された鬼神の秘密と哀しき過去。イオルの決断。そして、シルヴィアが選ぶ道とは……。
「違う
!こんな感情…愛などではない」
「シルヴィア姫を愛している! 誰よりも深く彼女を愛しているんだ!」
「もう、今までと同じでは駄目なんです」
「それでも、あなたを愛しています」
姫君の純愛第二弾開始。
この物語は姫君の純愛〜鬼と呼ばれた皇子に捧ぐ〜の続編となります。
エブリスタで、ソフトバージョンを公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-21 19:59:42
94879文字
会話率:47%
毒を盛られたことで声を失った姫君。国中の医師や魔術師が治療にあたるも回復の兆しなく、最後の希望の光と救いを求めたのは、人嫌いで有名な偏屈魔術師のところだった。
*8/6 後書きに姫視点追記しました。
最終更新:2014-08-05 00:00:00
10954文字
会話率:23%
遥かな昔から続く、鬼と人との争い…。大江山に住まう「鬼」と、一人の姫君の出会いが、鬼の一族の行く末を大きく変えて行く。
※なんちゃって平安時代が舞台となっております。実在の人物の名前が出て来ますが、一切関係無い物としてご覧下さい。
★本
編完結済み、小話をちょこっと更新します。
★後日談『花散里でもう一度』完結してます。暗めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-15 22:53:44
212127文字
会話率:39%
天界の姫君リディーは、多くの試練を乗り越えて、
魔界の公爵様であるグライファス様と結婚しました。
結婚前から溺愛状態だったけれど、結婚後もそれはとどまる事を知らず……。
ある日、彼が持ち帰ったお土産のせいで、さらなる苦労を抱え込む事に。
受
難ばかりの姫君を、たっぷりと溺愛する魔公爵様との甘々なある日のお話です。
※Pixiv様にも、同じ物を投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-02 14:07:39
10833文字
会話率:37%
王道だと、思う。
思いたい。
期待を全くされていないユーリ王子が最終的に本気を出すお話し、かな?
最終更新:2014-04-27 03:54:15
17225文字
会話率:46%
神の奇跡がわりと日常的に起こる世界、イーリス。
イーリスには一つの大陸と二つの島国が存在し、唯一の大陸の中央には神秘と魔術の王国スフォルツェンドがある。
スフォルツェンドの首都、アルティナはその美しさから花の都と呼ばれ、人生に一度は行ってみ
たい都市ランキングで常に第一位。
アルティナにある王城《クリスタルパレス》は外壁の全てがクリスタル製であり、日光の差し込む角度でクリスタルの色が変わるため王家への敬愛と別に時計台代わりとしても都民に愛されている。
そんな美しき都の美しき城に住む現王家でたった一人の姫君はゴリラだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-10 01:46:29
6710文字
会話率:44%
ストーリー重視!超ラブラブ!異世界の姫君・レイシャと平凡な高校生・ヒロキの出会いと恋と結ばれを濃密に描いた物語です。番外編を含め完結済み、ハッピーエンドを保証します。
最終更新:2014-01-12 09:00:00
146887文字
会話率:46%
魔王は年をとっても姿の変わらない姫がいるという話を聞く。
その姫を自分の奴隷とするためにその国を責め滅ぼし姫を捕らえた。
さて姫君の運命はいかに・・。
最終更新:2013-10-20 00:00:00
34238文字
会話率:28%
敗戦国の王女の宿命として、大国フィオレリアンの王子との結婚に臨んだイレーネ。だが誓いの言葉を述べる前に、隣国リルファーレの王太子エルヴィンが会場に割り込んでくる。イレーネを花嫁にするのは、この自分だと宣言して……。 ■2013/09/1
2完結いたしました。応援ありがとうございました。 ■R-18指定作品。愛撫程度の描写には☆、本番行為やそれに準じる行為には★をつけます。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-12 00:00:00
49196文字
会話率:41%
〜 けもの は なきかた を しらない 〜
その旅人は、丘の上の神殿を護衛するという『神殿騎士』を目指していた。
無事に騎士となり神殿で暮らしはじめるが、実は彼には【秘密】があって…???
★主人公の男の子くんが、ドSな男や女の人に虐めら
れていきます。
ムフフ♡なシーンやイテテ( ;´Д`)なシーンが含まれます。
★姫君と騎士の恋愛ストーリー。しかしながらBL展開や凌辱シーンがちょこちょこあります。
★地味系シリアス路線。でも・・・微ヘンタイ(微鬼畜)です♡♡♡ポッ。
どうかドン引きされませんよう。
★キーワード…手錠/手枷・強姦/レイプ・調教・拷問・鬼畜※・監禁・男×男・男×女
(※)あまりに現実離れした猟奇的プレイ、グロは苦手なので書けません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-26 22:17:24
94367文字
会話率:40%
時は平安。
紅い髪に、抜けるように白い肌。貴族に生まれながらもあやかしの姫君と呼ばれた緋華が愛を知った時、少女の前に現れるのははたして人か――?
最終更新:2013-08-09 23:00:00
24013文字
会話率:29%
「もしもお姫様が醜かったら、王子様は彼女を愛したのかしら?」
「――数え切れぬほどの夜を経て、三度彼女に廻り合い、彼女を二度は……私が殺した」
「今度こそ、私が彼女を守る――この命尽きようともこの魂が潰えるまで、私の理想を私が守る」
◇箱庭
のように小さな世界の小さな国。王都エリュシオンには、紅色の花をつける神木エントがあるという。エントから流れ出て、国中に行き渡る「神水」。あらゆる生命に恩恵をもたらす神木の下には、一体何が眠っているのだろうか。
※201710-更新未定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-28 14:50:50
9293文字
会話率:24%