過労で倒れたエイルツミル王国の宰相ヘルベルトは、業務の忙しさにブチギレて退職をチラつかせ、保養地での静養をもぎ取ることに成功する。
そして訪れたテドーアの街は風光明媚な古く美しい、楽園のような街だった。テドーアの領主は旧友であるウルリク。
ヘルベルトは美しい街と、美味しい食事と、温泉と、そして雄っぱいを堪能して癒やされていくが……。
恋愛関係は割とダメな人な美形宰相攻×元騎士の真面目包容ガチムチ受です。
■攻め視点です。
■改稿は誤字脱字・言葉のニュアンス修正です。
■誤字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 21:03:12
37435文字
会話率:42%
俺の初恋相手は「ミキちゃん」という名の男の子だった。そのミキちゃんとはある日を境に会うことができなくなった。
「僕を見つけて~」と「エイプリル~」の関連作です。単品でも読めるようにしています。
「王子様とお姫様の童話」という作品の、攻め視
点になります。
なお、いいタイトルが思いつかなかったのでタイトルは(仮)です。
8000字位の短編で収まると思っていたのですが、現在進行形で作成中。タイトル共々頭ひねって完結まで頑張ります。BLOVEさんにも投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 06:00:00
10554文字
会話率:42%
小さい頃、憧れる王子様がいた。王子様はお姫様を見つけてハッピーエンドを迎えた。その王子様に高校で再会した時けれど王子様はお姫様と幸せな毎日を過ごしていた……な話。
「僕を見つけて幸せにして」「エイプリルフールの行方」に関連した話で松下視点
です。
この学校ホモばっかりと呆れる方はお引き返し戴いた方が良いかと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 20:00:00
8161文字
会話率:56%
『付き合ってほしい』と告白されたけれど、それはエイプリルフールの続きだった。しかも彼の友人達からは僕の知らない彼の姿をメールで報告されて……という、思い切り時季外れな話です。
BLOVEさんにも投稿します。
最終更新:2016-01-04 12:10:35
20763文字
会話率:46%
「君は僕の友達、お前は僕の騎士、貴方は僕のお父さまで、僕の王様」
大陸中央の国ファーリズの地方貴族の公子オスカー(ニュクス)と王甥クレイは、紆余曲折あって、現在は北西の国エインヘリアの成り上がり皇帝(保護者)と北西の国にお持ち帰りされた被
保護者(婚約者)。ついでに忠誠を誓った騎士と主――そんな本人たちも戸惑う複雑な関係性。
4歳差の従ニュクスX主クレイ(たまに受が軽くやり返します)
「父のように兄のようにお世話をする、俺は俺からこの弱者を守らなければならない」
ニュクスは、元々他国の血が混ざる公子だった。
「騎士の高貴さは血筋ではなく人格による」
幼少期、騎士に憧れた公子に親や兄は言った。
「金も権力もある。欲しいものは奪え、お前は周囲を踏み台にして、人生を楽しむのだ」
俺はクレイに手を出してもいい立場なんだ――だというのに俺の中の俺が「主君に手を出してはいけない」と叫ぶのだ!
「オスカー、君は知らないね。僕が君を攻略したのだと」
一方のクレイは実父から「相手は一時的に惑っているが、そのうち対象外になるだろう」「いざとなったら婚約破棄してやるので、限られた期間を好きに遊べ」と言われている。
「僕は悲劇趣味なので、捨てられても大丈夫。それも幸せ」
僕の騎士だか王様だかは、やんちゃで可愛い!
なんでもお世話をしたがって、たまにドキドキさせるイケない色香を放つのだ……。
――と、こんな二人が清らかに(?)仲良く致すお話。
※こちらは、アルファポリスで完結済のライトBL作品に登場するキャラの外伝です。
元作品:https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/164633708
別外伝:https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/355655793
本編を読まずともこの作品だけでお楽しみ頂けるようにキャラと関係性のまとめを用意しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/573659028/episode/6037554
完結のあと、作者の気分でもしかしたら番外編を追加することもあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 15:19:04
383470文字
会話率:34%
冤罪によって全てを失った佐藤冬馬。絶望に涙を流す中、拾った一冊の黒いノート。それに傷心の冬馬は手を伸ばす。それが、絶望を幸福に変える始まりーー。
最終更新:2022-10-06 07:00:00
9080文字
会話率:50%
薬師のマージこと、マージョリー・ラドは、王都から逃げ出した。
幼馴染の勇者エイダンが、魔王討伐を果たし、王都に帰ってきたからだ。
女誑しのエイダンは、他の女を抱きながら、何故かマージと結婚するんだと言って憚らない。その為に、マージはいつも女
達からの嫌がらせを受けてきた。王女からも。
自分は『負けヒロイン』で結構よ!いい加減に放っといてよ!
『負けヒロイン(?)』が頑張る話です。一応、ハッピーエンド。エロは予告しません。
※注意!勇者はクズです。ヒーローではない。
※ヒーローも、ちょっとアレです。
※全5話。同時に5話掲載(苦笑)出来るかな。
※2022.9.19 エイダン視点の話を2話追加しました。
※2022.9.21 誤字報告いただきました。修正しました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 19:00:00
29030文字
会話率:31%
娼館で働くエイミーはある日、客としてやってきた騎士のジェームスと一夜を共にすることに。
けれど彼は『セックスは想い合った男女がするもの』という理想を抱いていた。
二人は身体を重ねることのないまま、やがて四年の月日が流れる。
初心
で優しく、純粋な彼に惹かれていくエイミー。
けれど、どんなに頼んでも、ジェームスはエイミーを抱いてはくれない。
そんな中、彼が戦争に行くことになり――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 02:01:24
11067文字
会話率:36%
オルギスノベルより書籍1~2巻発売中!
『ヤングドラゴンエイジ』にてコミカライズ連載中!
作画は『ここが噂のエル・パラシオ』『第13保健室』の【あおやぎ孝夫】先生です!!
ハズレ初級職【赤魔道士】になったせいで中級職へのクラスチェンジが
できなくなったレオンは、【賢者】という未知のクラス候補が出るも条件を満たせず、ついには高ランクパーティーをクビになってしまう。しかしそれを期に、上級職ばかりのパーティーではともかく、彼はその万能性で他の冒険者たちから一目置かれていることを知ることとなった。一度は見た勇者への夢を諦め、冒険者として堅実に暮らしていくことに決めたレオンだったが、新たな門出の祝いにと、ギルドマスターに連れて行ってもらった風俗店で筆下ろしを済ませた彼の頭に、メッセージが流れた。
《賢者タイムを開始します》
器用貧乏なハズレ職から、時限式とはいえ最強職へとクラスチェンジができるようになったレオンは、世界中に点在し、モンスターを生み出し続ける『塔』の攻略を進め、やがて最後の塔へいたる勇者を再び目指すと決意するのだった。
【ハズレ職】【追放】からの【覚醒】のち【賢者】【無双】!
そして【ダンジョン攻略】に【成り上がり】!!
もちろん【ざまぁ】もあれば【ハーレム】だってあるっ!!!
ウェブ小説界に渦巻く【男の欲望】【全部入り】の【本格】【エロティック】【ハイファンタジー】開幕でござい!!!!
カクヨム、ノベルアッププラスにて【R-15版】の連載を開始しました。
エッチシーンはカットしてますが、書籍オリジナルエピソードを掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 22:13:23
379237文字
会話率:43%
オナニーにドハマリしたボクっ子14歳が、3Dプリンタを使って、ローター、バイブ、シビアン、ピストンマシーン……と凶悪なオナニーグッズを次々と開発してゆくSF小説です。
最終更新:2022-09-11 13:10:17
30508文字
会話率:36%
レオナ「私の名前はレオナ。人食いよ。」私「ほんまか? 私は人食いとなった。生き延びるために。私みたいな行為が、人食いと呼ぶべきものなんやろう。私はシデムシ・・・人も食うことができる存在や。ムシケラやが。」
ーーー
ナツメ「千里いって、千里か
える。ひょっとすると、あなたにとっても、同じなんじゃ、ないかしら?」シデ「私は、成長する必要があるが、旧約聖書を送る必要は、かならずある。これがなければ、私は、自分を、成長させることができない。アタマが悪いからだろう。ヤギに乗せて、アザゼルへ、送らねばならない。」
ナツメ「ああ、お帰り。シデ。」シデ「よし・・・終わった。次は、旧約聖書重視すべき観点から、マジで、灼眼のシャナ使用しよ。その次は、新しいのになると思う。でも、とある魔術の禁書目録って、私にとっての、ガチ旧約聖書ではあるんだよね・・・ラノベばっかだな。有名なのが多い。東京レイヴンズ一番マイナーなぐらいじゃないのか? もともと知らなかったし。」
ーーーー
ナツメ「陰陽道宗家という理由で、私は、人の死亡を、よく身近に見てきた。戦争における死は、平時における死と、意味が違う。平時における死の場合、弔いになる場合がある。しかし、戦争における死は、弔われることがない。浄化されることなく、蓄積する。」シデ「戦争は殺人の一種だと思うけど。私は以前からそう言っており、今もそう思っている。殺人は、チェスのゲームのようになっている。
私は、殺人をやめた。戦争をやめている。もうほぼ。私は、殺人を調整し続けてきた。とにかく、主役を不死者にする方式を、エインヘリヤルになってからは、考案した。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 06:30:30
61865文字
会話率:65%
プチ・ノスタルジックエロティックストーリー。
小学生の男女のえっちな関係と発展を描く物語。
ちょっと昔の日常を明るく気楽に。ほっこりと。キスいっぱい。
なんかエロい感じのエロティックハーレムで、ご都合主義なお話し。
最終更新:2022-08-22 23:00:00
227269文字
会話率:32%
騎士団のレオは女の上司であるエイムが気に入らない。何故だか彼女を見ていると苛立つことばかり。そんなある日、アクシデントからレオはエイムのことを押し倒してしまい――?!
最終更新:2022-08-21 01:53:28
8937文字
会話率:34%
初夜権――領主が、領民に対して行使出来る権利の一つ。婚姻することになった女性の処女を、半ば強引に領主が奪うことのできる制度である。
経営困難な実家の宿屋を救うため、二十歳年上の商人の家へ嫁入りを決意したノエルは、父母から「初夜権が行使され
た」ということを聞き、愕然としてしまう。
震えながら領主を待つノエルの元に現れたのは、昔からの友人であるイオという獣人の男性だった。
士官学校から、ノエルが結婚するという話を聞いて帰ってきたイオを迎えるノエル。昔なじみの友人との団らんに安心したのも束の間――。
「僕はイオ。――イオルド・エイミール。初夜権を行使して、君の処女を奪う男だよ」
*誤字報告、ありがとうございます~!報告拝見次第直させていただいております。
*8/21日間総合10位、
8/22日間総合5位にランクインしていました、ありがとうございます。嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 21:43:20
19729文字
会話率:48%
マヴァンセス王国軍三等兵エイベル・セラは、手柄を必ず譲る事から謙虚すぎる下級兵として知られているが彼が軍に所属しているのはある目的の為にだけであり期限がある。そんな中戦場で王族の血を引くが戦場で生きている将軍プルトゥースを見つけ怪我を治すま
で良かったが何故かプルトゥースの部隊に所属する事になってしまい・・・
戦場を生き続けている王子将軍×秘密持ち(チート)下級兵折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 09:06:49
503文字
会話率:56%
ヴァルマト王国の軍に所属する下級士官エイベル・セラはある目的の為だけに軍に所属していたが実力もあり、周りから一目置かれている存在だ。そんな中ある戦場で怪我をした将軍プルトゥースを見つけ怪我の手当てをするまでは良かったが何故かプルトゥースの部
隊に所属する事になりー
戦場を生き続ける王族な将軍×秘密持ちチート下級士官
※男性妊娠可能な世界です
※消したのを再投稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 12:57:35
3652文字
会話率:81%
ヴァルマト王国の軍に所属する下級士官エイベル・セラは、実力があるものの、手柄を上官に譲る事から謙虚気味の下級士官だと言われていたが彼が軍に所属するのはある目的の為だった
そんな中ある戦場で怪我をした将軍プルトゥースを見つけ手当てをするが何故
かプルトゥースの隊に所属する事になる・・・
戦場を生き続ける王族な将軍×秘密持ちチート下級士官
※男性妊娠可能な世界です
※前消したのを題名を変えて再投稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 16:27:51
2588文字
会話率:78%
コハル「緋弾のアリアってのは、主人公のキンジ少年が、指で、鉄筋の壁を、貫通させることによって、落下を防いで、死なないって話だよ。」オトコ「意味がわからない。」コハル「だって、本当のことだもの。」オトコ「アクションヨウソは、どこにあるんだ?」
コハル「なんか、機関銃装備した、滑車みたいのが、走ってきて、自転車で走行中の、キンジ少年を、襲う。」オトコ「その話、別におもしろく、なくないか?」コハル「まあ、彼の命の狙われ方が、不可解ではあるな。いわば。」
コハル「では、エイリアンってどういう話なの?」オトコ「エイリアンの母親が、子供を、人間に植え付けて、子供が、人間を、たべきって殺して羽化して、大人になって、また、産卵するという、繰り返し。」コハル「怖いね。」
コハル「じゃあさ、あれ見ようよ。タスマニアの原住民が、タスマニアから追い払われる、ドキュメンタリー映画。」実在するのかは、知らないけど。コハル「ドキュメンタリー映画の方がいいと思う。」
さて、映画を見ている最中に、オトコは、コハルの尻を撫でる。コハルはいう「誰だ?」オトコ「わたしだ。」コハル「なんというか、場所を弁えろ。あと、セクハラをすると、逮捕されるんだぞ。」オトコ「なら、どこならいいんだ?」コハル「んー・・・密室。」オトコ「では、密室に行こう。」2人は、映画見終わったあと、密室に行く。そのあと、オトコは、コハルの、尻を触る。
よし、一旦終了しよう。これは、性的だな。ミッドナイトでいいものか・・・。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-15 03:01:57
6687文字
会話率:50%
「最近オナニー充実してます?」
知り合いに勧められて初めて知ったのは、音声作品というものだった。
えっちなお姉さんの囁くボイス作品の衝撃のエロさに、俺は気付けば「つくってみてぇ……」と思っていた。
文章なんて書いたことのない青年が、いろいろ
なクリエイターと出逢いながら初めての音声作品をつくりあげていく——
すべての何かをつくりたい人に捧げるリアル同人小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 23:24:49
39036文字
会話率:54%
バンスネット伯爵の娘、アイリーン・マキヌスの頭痛の種は、いつだって一人の幼馴染だった。伯爵の次男、エイデン・バレンジャー。跡継ぎでないゆえに相続財産を何も持たない、かわいそうな立場の幼馴染。
幼い頃は誰よりも大好きな人だった。なのに、今じ
ゃお腹を空かせた熊のように、むっつりしてカリカリして、おまけに野蛮で……アイリーンのことを『君は歩く災いだ』なんて罵ってくる。確かに、事故とはいえ、鼻を折ったことは悪いとは思っているけれど!
淡いブルーの瞳に睨まれ、厄介者のレッテルを張られることに、とうとう耐えられなくなったある日。アイリーンはエイデンへの思いを胡麻化すため、もう一人の幼馴染、アリンウィックに恋をすると決めた。ほかの誰かに目を向けろというのならそうするまでよ。エイデンは兄を崇拝しているから、認めざるを得ないはず、そう思っていたのに……。
「君は兄さんに痛い目を見せられる」――確かに、その通りになった。
「君の手綱を握るのはおれの義務だ」――〝義務″。エイデンにとって、自分はそれほどの価値しかないのね。
言葉でも行動でも厄介者扱いされて……それなのに!
『愛してるよ、アイリーン。ずっと昔から。兄さんには敵わないと思ってずっと口にはできなかったが、それでも心の中では君を思っていた』
――それって、いったいどういうこと?
一周回ってこじれたふたりが、どうにか思いを通わせあったのもつかの間。アイリーンが日記がわりに書いていた秘密の手紙によって、思わぬ事件に巻き込まれていく!?
◆R18シーンには*マークがついております。
◆2022.7.28 本編完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:21:37
112180文字
会話率:37%
雷の《戦乙女》、エイクレアを葬った《戦乙女殺し》フビト、つまり俺は、戦闘で受けた傷のためか、しばらくの間、目覚めることができなかった。
その間に、世界、というか、ヴァラナウト連邦、《戦乙女》が治める国だ、では、大きな戦乱が起きていた。
最後の《戦乙女》、《白銀の黒天使》レイスを残すのみとなった連邦に対し、東のイオタ大帝国、そして、西のジェムフォルド連合王国が戦争を仕掛けてきたのだ。
《戦乙女》のいないヴァラナウト連邦の構成国は、数で劣る小国に過ぎない。騎士たちの必死の奮戦にもかかわらず、国土は荒れ、人々が傷つけられた。
だが、そのさなかに、最後の《戦乙女》レイスが、《戦乙女殺し》フビトが降り立つ。千年にわたる《戦乙女》の歴史に終止符を打つため。誰かに自分たちの行く末を預ける歴史を終わらせるために。
そして、何より、俺自身の、《戦乙女殺し》フビトの話を終わらせるために。
そう、終わるのだ。何事にも最初があり、最後はある。
これが、最後。
世界を揺るがし、世界を支え、世界の犠牲となり続けたものたち。
汝の名は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 20:19:16
178211文字
会話率:49%
水の《戦乙女》、ヴェイロンを意外な形で葬った俺は、次の国、ジャグアルトゥルスに足を踏み入れた。
雷の《戦乙女》、エイクレア。その名前はよく覚えている。何の取り柄もない、つまらない男だったフビト、すなわち俺が、《戦乙女殺し》と成り果てるきっか
けを作った女。
その顔、その声、その立ち振る舞いを思い浮かべるだけで、《戦乙女殺し》の中に、フビトがよみがえってくる。
俺には仲間がいた。好きだった女も。そして、それが奪われたことも。そんな単純なことを思い出すのに、ずいぶん時間がかかった気がする。
まあ、それは仕方がない。《アブソルトヴァージニティ》がすすった血が、俺に影響を及ぼすには、時間と、数が必要だったのだ。
それに、なんであれ、結果は変わらない。俺が、フビトが、《戦乙女殺し》がやることは、ただ一つ。
俺を《戦乙女殺し》にたたき落とした、雷の《戦乙女》エイクレアを、殺すことだけなのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 21:39:52
126547文字
会話率:54%
売れないシナリオライターの横溝遥(よこみぞはるか)は都会の喧騒を避け田舎の一軒家へとやってきた。そこには家の持ち主である二宮かなたがいた。穏やかな生活は遥の心を癒しほのかな恋心を芽生えさせる。しかし遥は次に大きな発作が起きれば命にかかわると
宣告されていたのだった。
5話くらいの短いお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 06:00:00
6178文字
会話率:62%
リチャード・ターナー、アングリアにある投資銀行ローブ&カンディディウス・ホールディングスのCFO(最高経理責任者)。36歳という若さで要職につき、世間では「ミドルエイジのカリスマ」などともてはやされていたリチャードだったが、私生活では人生へ
の倦怠感と虚無感に苛まれる日々だった。そんな彼の前に、カホが現れた時から、彼の人生は鮮やかに変化していく。
愛と幸福の日々の中で、リチャードは初めて自分の生を実感する。
だが同時にそれは堕落への序曲だった……。
この作品は、アルファポリス、ノベルアッププラスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 17:04:31
7849文字
会話率:29%
リチャード・ターナー、イコノスタスにある投資銀行ザカリヤ・ホールディングスのCAO(最高経理責任者)。36歳という若さで要職につき、世間では「ミドルエイジのカリスマ」などともてはやされていたリチャードだったが、私生活では人生への倦怠感と虚
無感に苛まれる日々だった。そんな彼の前に、同僚のクラレンス・デイヴィスの姪カホが現れた時、彼の人生は鮮やかに変化していくが、同時にそれは堕落への序曲だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 19:34:12
514文字
会話率:19%
現代の英国、私立探偵のアラン・ホルムウッドは名探偵だ。だが彼は冴えわたる推理力と洞察力で、幾多の事件を解決してきたものの少し変わっていた。
ひとつは、彼は「自称」シャーロック・ホームズを名乗っている事。
そしてもうひとつは・・・性的嗜好が歪
んでいる事。
そんな彼が恋に落ちた。お相手は十七歳のレディ、エイレーン・アンダーソン。かつて売春ばかり行っていた不良娘だった彼女だが、実はまだヴァージンだと言う。可憐なエイレーンに一目で恋をしたアランだったが、かつて彼と同じ性的嗜好を持った紳士のフリをした男に騙され、ひどい目に遭ったと言うエイレーンに、彼は自らの「仮面の裏」を暴かれることを恐れていた。果たしてエイレーンは、僕がどんな男であっても受け入れてくれるのだろうか?
イケメン名探偵紳士の一人称で語る、恋と性愛に悩むすべての紳士達に送る恋愛指南の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 15:52:38
3389文字
会話率:40%