リチャード・ターナー、イコノスタスにある投資銀行ザカリヤ・ホールディングスのCAO(最高経理責任者)。36歳という若さで要職につき、世間では「ミドルエイジのカリスマ」などともてはやされていたリチャードだったが、私生活では人生への倦怠感と虚
無感に苛まれる日々だった。そんな彼の前に、同僚のクラレンス・デイヴィスの姪カホが現れた時、彼の人生は鮮やかに変化していくが、同時にそれは堕落への序曲だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 19:34:12
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