舞台は現代英国、ロンドン。ロンドンの舞台で活躍する悪役俳優の義娘である、子役の少女パメラ・ブロディは、十歳になり思春期を迎えたばかり。彼女は同じ劇場で活躍する、舞台俳優の紳士ウィリアム・ジャレットの事が気になって仕方がなかった。彼を見ている
と、ドキドキしてウィリアムの事をもっと知りたいと思うようになる。思春期の少女には、それが恋であると言う事はまだまだ気づけなかった。ある時、パメラはウィリアムのスマートフォンを偶然見てしまい「現代の切り裂きジャック」と呼ばれる世間を騒がせている殺人事件を、彼は追いかけている探偵であると言う事を知ってしまう。だがウィリアムは、パメラが携帯を覗き見たことを怒ることはなかった。
彼が名探偵だと言う事を知ったパメラは、ウィリアムに仕事を手伝わせて欲しいと頼む。だがウィリアムは、その代わりにある条件を提案し、パメラに”特別な薬”と彼が読んだピンク色の、液状の薬を渡す。そしてパメラがそれを飲んだ瞬間、少女は急に意識を失ってしまって?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 11:43:14
2455文字
会話率:43%
現代の英国、私立探偵のアラン・ホルムウッドは名探偵だ。だが彼は冴えわたる推理力と洞察力で、幾多の事件を解決してきたものの少し変わっていた。
ひとつは、彼は「自称」シャーロック・ホームズを名乗っている事。
そしてもうひとつは・・・性的嗜好が歪
んでいる事。
そんな彼が恋に落ちた。お相手は十七歳のレディ、エイレーン・アンダーソン。かつて売春ばかり行っていた不良娘だった彼女だが、実はまだヴァージンだと言う。可憐なエイレーンに一目で恋をしたアランだったが、かつて彼と同じ性的嗜好を持った紳士のフリをした男に騙され、ひどい目に遭ったと言うエイレーンに、彼は自らの「仮面の裏」を暴かれることを恐れていた。果たしてエイレーンは、僕がどんな男であっても受け入れてくれるのだろうか?
イケメン名探偵紳士の一人称で語る、恋と性愛に悩むすべての紳士達に送る恋愛指南の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 15:52:38
3389文字
会話率:40%
現代英国の名探偵は「自称」シャーロック・ホームズ?変わり者の私立探偵は、ゴシックファッションの乙女に恋をして、そして?!
現代英国に変わった性格の私立探偵がいた。彼はアーサー・コナン・ドイルの小説に登場する名探偵、シャーロック・ホームズを
名乗る、いわば「自称」シャーロック・ホームズだった。彼にはある秘密があった。それは、夜にはレディ達を調教することで愛し、肉体関係を結んできた緊縛師。いわゆるロープアーティストであると言う事。ある夜、「現代の切り裂きジャック事件」と呼ばれる19世紀の切り裂きジャック事件を模倣した事件を解決した彼は、仕事仲間であるチャーチワード警部の娘と偶然にも出会う。娘の名前はエイレーン。ゴシックファッションに身を包んだ彼女は、どうやらホームズに興味があるようだった。そんな彼女を見て、ホームズはエイレーンを、シャーロック・ホームズが恋した「あの女性(ひと)」アイリーン・アドラーに仕立て上げようとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 17:02:28
5438文字
会話率:50%
現代英国。アイリーン・アドラーは、ロンドン大学付属病院で、医療実習生としてジョン・H・ワトソン医師のもとで補佐役を勤める乙女だ。そんな彼女は、ワトソンの親友である凄腕の私立探偵、シャーロック・ホームズの恋人だ。
ある時、ホームズが病院を訪れ
『ロンドン大学病院に犯罪卿潜む、正体の解明を求む』と言う差出人不明のメッセージを受けたことを告げ、彼は単独で病院内の捜査に挑むことを告げる。
そんな中で、アイリーンはひとりの冷徹そうな男と出会う。天才数学者にして、総合診療医である彼の名は、ジェイムズ・モリアーティ教授。彼はどうやら、初対面ながらアイリーンの事を知っていたようだった。そんな彼に、ホームズは冷ややかな敵対心を向けているようだったが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 17:25:57
4874文字
会話率:47%
現代の英国。表向きは天才的な数学者にして医師、その本性はロンドンの未解決事件のほとんどを裏から動かしてきた犯罪卿、ジェイムズ・モリアーティ教授は退屈していた。と言うのも、彼が仕掛ける事件はすべて、凄腕の名探偵、シャーロック・ホームズに見抜か
れてしまうからだった。ホームズを罠に陥れるような犯行をと模索する教授は、ホームズの恋人で看護学生の乙女、アイリーン・アドラーに目をつける。そして教授は、彼女を自分好みの娘にするため、じわじわとアイリーンに近づいて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 18:56:46
1980文字
会話率:48%
現代の英国。卓越した推理力を持つ私立探偵の紳士、Sは自分の過去に関する記憶を失った記憶喪失者だった。わかっているのは、Sという名前と生きている人間に対する“食欲”だけ。人間に対して食欲を感じるなんて。彼は自分が異常性格なのではないかと疑って
いた。
そんな彼のもとに、ある夜。オフィーリアと名乗る乙女が依頼を持ち込んで来る。彼女は、Sにとって何故か、“食欲”が沸いて来ない特異な乙女だった。そんな彼女は、どうやら彼と「体液を交換しかけた」ことがあるらしい娘で、Sに彼に記憶を取り戻してほしいと、あるマッド・サイエンティストに関する依頼を持ち込んで来たようで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 20:55:46
1848文字
会話率:41%
■今回アップ「すぷりんぐぃず すぷりんぎん(現代英国/ベーカリー/移民/イースターの行事)」
家と音楽のレッスンと学校とベーカリー。この四つが少年の生活を形成する。今日は、彼にとって特別の日になるはずだったが、始まりは他の日とほとんど変わら
なかった。(文字数10000)
◇一話読み切り。(続編があるものは前書きに記載)
一編の長さは、原稿用紙10枚以上10000文字以内。
タイトル前の「BE」は、バッドエンドや、ビターエンドの意味です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 06:00:00
66505文字
会話率:25%