★更新再開しました。
帝都ルシフェルに住まう内気で引っ込み思案な平民のウイル・テンペジアは夢を見ていた。
黒髪の赤い瞳の人を――――。夢物語を脳内に描いて今日もまた思いを馳せていた。
一方その頃、皇帝が住まう王宮では皇太子であるアンシャル・
フィア・ルシフェル殿下が騒ぎを起こしていた。
皇太子でありながら空気の読めない行動をおこし、まわりを困らせる彼は世間からバカな皇太子と呼ばれていたが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 14:40:33
54343文字
会話率:43%
俺がヴァンパイア? 何わけわからんこと言うてんねん! あほちゃうか?
四月一日。二十歳の誕生日。
目が覚めた時、やたらと喉が渇いて紅月瑛麻《あかつきえま》は冷蔵庫に向かった。
麦茶を飲んでも水を飲んでもなんだかまだ喉が渇いている。母親
の千草《ちぐさ》に炭酸でもないのかと声をかけたら、小さな入れ物に入った液体を手渡された。
それを飲み干してみたら、不思議と喉の渇きが落ち着いた。
そして、千草に言われたのだ。
「あんたはヴァンパイアやで」と。
いきなりそんなことを言われても信じられるわけがない。千草の冗談だろうと思って軽く流して出かけた瑛麻だったが、その夜自宅に帰って自分がヴァンパイアであると言った千草の言葉が真実であったことを知る。
※初、ヴァンパイア♪
設定などは東の自由にさせていただいております。おかしなところ、なんか違うと思うところがあるかもしれませんが、ファンタジーだと思ってお許しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 19:00:00
110758文字
会話率:44%
時には恫喝、そして時には冷静な口調で淡々と仕事のミスを責め立てるなどは日常茶飯事。
他人を蹴落とし管理職まで昇りつめた30代男性の藤春。
因果応報か、会社の最寄り駅で自己都合退職に追い込んだ元部下に刺殺されてしまう。
そして、気付くと真っ
白な部屋に女神と名乗る女性からある提案をされる。
「異世界で魔法使いとして卓越した技術を持つエルフへと転生し、この世界の救世主となって欲しい。」
胡散臭い話しではあったが、人生に未練を感じていた藤治は記憶を引き継げるという転生に興味を示し、これを承諾する。
しかし、いざ転生してみるとエルフの赤児との話しだったはずが、赤い瞳を宿した人型の青年でおまけに自分以外の人は誰一人いない場所。
何が起きているのか、説明してくれる者などいるわけもなく…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 00:00:00
341文字
会話率:13%
宵闇を纏った髪と燃えるような赤い瞳の男爵令嬢――ファーティス・グレイシア
彼女は決して豊かではない男爵家の娘であった。それでも人生で一度は舞踏会に出てみたい。そんな彼女がようやく準備のできたデビューとなる夜会で、一人の男性から声をかけられ
た。
狡猾な男性に絡めとられていくファーティス。その行く先は…
*このお話は、「噂の転生令嬢は、淫らに貴方を狂わせる」の第1章部分をベースにした短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 17:00:00
12598文字
会話率:32%
カリスと言う女神の生まれ変わりと言われるルナ(主人公)と先祖返りと呼ばれる赤い瞳を持つアレクサンダー王太子の話です。
アルバンの殿下(弟)から婚約破棄を望んだルナ。
その後元々婚約を望んでいたのが王太子アレクサンダー(兄)だったと言う事が
わかり、婚約破棄があっという間に進んでいく。
アレクサンダーはルナの事をずっと好きでルナ以外は執着の塊と呼んでいた。
十年かかりルナを手に入れたアレクサンダーはルナを溺愛する。
R部分は題名の前後に★をつけてあります!
始めの方にはR部分無しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 18:00:00
361351文字
会話率:87%
「お前が私から盗んだものを返してもらう。それまでは逃さない」
ドラゴンの言葉がわかるチート能力のおかげで騎士団に所属していた、赤い瞳の半魔族の騎士、カイル。田舎町でつつましやかに暮らしていたカイルは、かつては恋人だった美貌の貴族アルフレート
と再会する。
少年時代、孤児のカイルを慈しんでくれたアルフレートを、裏切って別れた過去を持つカイルは、辺境伯となった彼との再会を喜べず……。一方、氷のような目をしたアルフもカイルに冷たく「盗んだものを返せ」と告げるだけだった。
過去の恋人に恋着する美貌の辺境伯と、彼から逃れたい半魔の青年の攻防。
【アルファポリスに2話くらい先行して掲載中です~たまったらこっちに転載してます!】
※主人公が攻以外にも手を出されたりしますので苦手な方はご注意
※受け攻め両方、直接描写はありませんが女性の恋人が過去にいたりします。
※一瞬女性同士の絡みがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 14:37:18
317768文字
会話率:43%
人里離れた山奥の、廃墟のようなお屋敷で新しくハウスメイドとして雇われることになった
20歳のフィーライン・フレィディは、若い主人のレイヴン伯爵と出会う。
異様に白い肌と、血のように赤い瞳、そして、不吉なカラス(raven)を思わせる全身黒ず
くめの服装。
あまりに不気味な風貌に、臆病者の彼女は不安を隠せずにいた。
「伯爵さまは吸血鬼かもしれない」
次々と浮かび上がる怪しげな疑惑。伯爵さまは本当に吸血鬼なの!?
**
公式企画「ハロウィン2020」参加作品。
テーマ:ハロウィン
サブテーマ「廃墟」「お菓子」使用折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 00:00:00
26165文字
会話率:32%
人類の安寧を脅かす赤い瞳の魔物が跳梁跋扈する終末の世界。
滅びゆく世界にて、運命に突き動かされた者達が動き出す。
騎士フェレークも、その一人であった。
この作品は「精彩なき黒屋敷(https://deserteddarkmansion.
web.fc2.com/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 05:08:51
12855文字
会話率:29%
●あらすじ
吉城秀人(ヨシキヒデト・28)の経営するアイシーフーズプロダクションは日本とイギリスに本拠地を置く外食関連会社。
会社は裏社会とも繋がっており、社長の吉城は上側の組織トップも兼ねている。速瀬湊(ハヤセミナト・28)はその秘書
で幹部だった。
多忙な速瀬の負担を鑑み、吉城の計いで新しい秘書に仲本宗弥(ナカモトソウヤ・28)という男が加わった。吉城の幼馴染ということもあり、フランクで大雑把で礼儀知らず。正反対な性格の彼に振り回され、彼を気に入らない速瀬。しかし、彼は速瀬のことを昔から知っており、どうやら好意を抱いているらしい。
速瀬は過去の経験から、近しいものを置かないと決めていた。どこか刹那的な生き方をする速瀬とその彼を「守りたい」といって距離をつめてくる仲本。
不器用な二人がバディとして心を通い合わせ、お互いを認め合うまでの物語。
受:速瀬湊(ハヤセミナト)・28歳
イギリス出身。語学に長けており、早くから英才教育を受ける。秘書としてもボディガードとしても優秀。社長秘書の時とプライベートの時の態度にかなりギャップあり。シルバーブロンドで肌が白く、赤い瞳をしていて色素が薄い。幼い頃は体が弱く、また、人には言えない秘密を抱えている。
攻:仲本宗弥(ナカモトソウヤ)・28歳
日本出身。吉城の幼馴染。営業職から秘書へと抜擢された変わった男。体格がよくスポーツマン体型。飄々としていて大雑把。日本とイギリスを行き来していた吉城について、イギリスを訪れたことがある。そこでまだ学生の頃の速瀬と出会って運命を感じているが、速瀬はそれを全く覚えていない。
十年前ぐらいに書いていた話に設定その他足して改稿しました。
長い話ですが、お付き合いいただけましたら幸いです。
エブリスタ他との二重投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 20:52:51
136022文字
会話率:59%
退魔師の少女、カラスは人知れず闇と戦い、その美しい肢体を白濁で汚される。死闘を潜り抜けて床に着いても、そこが安寧とは限らない。雪の様な白い柔肌へ汚濁を浴びせるため、薄い桜色の艶めく唇を屈辱に歪めるため、豊かに実った双丘をむしゃぶるため、銀
髪が揺れる度に溢れる甘い香りを堪能するため、宝石の様な赤い瞳に上目遣いのおねだりをさせるため、そしてその胎に自らの子種を注ぐ為。淫魔は彼女を追い、責めたてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 13:26:46
8105文字
会話率:43%
洋館に暮らす不死の体を持った吸血一族。赤い瞳を持つ三人の男に見初められた(?)一人の少女の三日間。※注意※「ダークファンタジー×逆ハーレム」世界観好きな人を選びます。
最終更新:2020-05-29 20:00:00
64833文字
会話率:52%
王国は竜の護りの上でなっている。
僕の主はリュシオン。黒銀の髪に赤い瞳の竜だ。ある日リュシオンが交尾の仕方を習ったので、相手をして欲しいと言い出した。気を溜めたままだと危ないのだそうだ。竜が危ないというからには天変地異に等しいということで…
…。後宮に集められている女性ではなく僕なのは、まだ成竜でないリュシオンに番がいないためだろう。
ついにリュシオンが成竜となり、番をえる日がやってくる。
宰相は「番に相応しいものをえらぶように」とリュシオンに命じられたと女性を連れてきて……。
#2020男子後宮BL 参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 07:00:00
29730文字
会話率:50%
国王である父は悪魔と盟約を交わし、砂漠の国には似つかわしくない白い髪、白い肌、赤い瞳をした異質な末息子ルシャナ王子は、断末魔と共に生贄として短い生涯を終えた。
死んだはずのルシャナが目を覚ましたそこは、ノースフィリアという魔法を使う異世界
だった。
伝説の『白き異界人』と言われたのだが、魔力のないルシャナは戸惑うばかりだ。
二度とあちらの世界へ戻れないと知り、将軍マンフリートが世話をしてくれることになった。優しいマンフリートに惹かれていくルシャナ。
だがその思いとは裏腹に、ルシャナの置かれた状況は悪化していった――寿命が減っていくという奇妙な現象が起こり始めたのだ。このままでは命を落としてしまう。
死へのカウントダウンを止める方法はただ一つ。この世界の住人と結婚をすることだった。
マンフリートが立候補してくれたのだが、好きな人に同性結婚を強いるわけにはいかない。
だから拒んだというのに嫌がるルシャナの気持ちを無視してマンフリートは結婚の儀式である体液の交換――つまり強引に抱かれたのだ。
だが儀式が終了すると誰も予想だにしない展開となり……。
鈍感な将軍と内気な王子のピュアなラブストーリー
■■このカップリングはこの巻で終わり(読み切り)■■
※pixivでも連載開始&三コマ漫画Twitterとpixivで始めました。
発行済同人誌一冊ラストまでを一挙掲載致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:00:00
135401文字
会話率:35%
宮古隆一(みやこりゅういち)は童貞である。
彼はもう少しで二十二歳を迎えるというのに一度もセックスしたことがなかった。
そんな自分を少しでも変えるべく隆一は風俗を体験すべく繁華街にやってきた。しかし、お店に入ろうと試みるも恐れをなして
店の中に入ることができなかった。
自己嫌悪に陥った隆一は一人公園のベンチで佇んでいた。
「あの、隣よろしいですか?」
隆一に話しかけてきたのは銀髪に赤い瞳という風変わりな風貌をしたスカビラという女性。
彼女は自分がサキュバスであることを隆一に告げた。
スカビラの魔法によってラブホテルに連れて行かれた隆一は童貞卒業を人間の女性ではなく、サキュバスで行うことになる。
※ ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 10:56:16
7417文字
会話率:43%
陽が昇っているうちは男、陽が沈めば女へと変わる『二つ月』。全てが異質の存在とされる者としてやってきた世界で、トキワは一人の美しい剣士と出会った。浅黒い肌に長くうねる長い髪。作り物の様に光るルビーの様な赤い瞳をした剣士に料理人として雇われる事
になったトキワ。料理人とその雇い主としての距離を保とうとするトキワを、やがて美しい剣士は愛する様になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 12:33:48
335157文字
会話率:42%
サーカス団長の娘である主人公、アカネはいたって平凡な少女であると自負していた。
黒い髪に赤い瞳、不気味なほど青白い肌にいつも身にまとう黒いドレス。
陽の光に弱い彼女はいつもパラソルをさしている。
父はアカネを溺愛し、個性豊かなサーカス団員
たちも彼女を可愛がった。
春の国、夏の国、秋の国、冬の国と年に四回異国を訪れるサーカス団は、あの日春の国にいた。
そこで出会った少年、ヴァンはアカネの姿を見るなり平凡でないと口にするが…
異性愛、同性愛、異形愛、なんでもアリなサーカス団とあくまでも平凡であろうとする少女アカネの乙女ゲームちっくなお話。
人物紹介
アカネ:サーカス団長の娘。太陽の光が苦手で、いつもパラソルや目を覆うグラスが欠かせない少女。
リー:サーカス団の団長でありアカネの父。娘を溺愛するあまり、絶えず髭を剃り髪を染める若作りが欠かせない男。
ヴァン:春の国で出会った不思議な少年。茶色の髪に丸いグラスをかけており、その手にはいつも本がある。
団員
レンフィールド:猛獣使い。幼少の頃よりアカネの遊び相手でもあった青年。口数は少ないが、いざという時に頼りになる男。
マリー:空中ブランコ乗り。自身に満ち溢れその美貌で看板娘にまで登りつめた野心家な女。老け専でありリーの娘であるアカネが気にくわない。
ルーシー:占い師の少女。不思議な力で未来をみることができる。舞台に出ない時は常に力を留めるため寝ていることが多い。
ジャック:道化師。舞台では口を開くことはないが裏ではお喋りが止まらないお節介な男。常にフェイスペイントを施しており、その素顔を見たものは誰もいない。
アーサー:軟体の美青年。自分のことが大好きなナルシスト。常にしなやかなポーズを研究しては皆に気持ち悪がられている。
ジョナサン:リーの助手を務める青年。サーカスの経営や宣伝に力を入れている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 21:48:00
4366文字
会話率:48%
彼氏に二股をかけられたステラは裏切った彼氏とすっぱり別れ、仕事も辞めた。
髪を切って、服や靴を買い替え、心機一転。
その勢いでアパートを引き払ってトランク一つだけで旅に出る。
気に入った街にそのまま移り住み、彼女の新生活が始まった。
満月の
夜に彼女の前に現れたのはガラの悪い二人組の男。声をかけてきたのをお断りして走って逃げたけれども、彼らは何故か追ってくる。
ステラが逃げた先は路地裏の行き止まりで、絶体絶命。
そんな彼女を助けたのは赤い瞳の世にも美しい男だった。
※ 「AllNight HALLOWEEN」参加作品ですが、ハロウィン要素はありません。気づけばハロウィンのない世界設定になってました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 07:00:00
11527文字
会話率:31%
「お年玉じゃ……妾が全部教えてやる」
主人公の信哉は、年はじめに父親の故郷の小さな神社を訪れます。
そこで彼を待つのは、白銀の髪と赤い瞳の土地神のおしら様。信哉の初恋のロリ神様です。
社務所の囲炉裏端で、二人は互いに憎まれ口をたたきあいな
がら、ひと時を過ごします。
やがておしら様は、信哉のファーストキスを奪い、耳元にささやきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 00:00:00
21952文字
会話率:56%
彼らはただ、それだけの生き物だった。
飼い子、あるいはカイコ(天のしたに人の字)はかつて鬼子と呼ばれ、忌み嫌われた生き物だった。
白い肌と髪、赤い瞳を持つ彼らは三度の採取を終えると大人になる。
養蚕がモチーフですが、擬人化・虫姦ではありま
せん。
バッドエンド
最後に微グロ要素有り
@20:01(短編集)掲載の加筆ver
※割愛からタイトル修正折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 23:25:26
5732文字
会話率:9%
___冷たい、石の上。
大人達の、叫ぶ声。
鞭で叩き、仮面をつけた人達は笑う。
私が痛がると、嬉しそうにする。
赤い瞳で見ると、気味が悪がられる。
…どうして、こうなったの?
前の家に、帰りたい。
…でも、前の家はどこ?私は…
誰?
他の奴隷の断末魔が聴こえる。
泣け叫びながら、血が滴る。
楔を繋がれ、死ぬか生きるかわからない日をさ迷う。
誰か、誰か私を助けて。
【この作品は占いツクールhttp://uranai.nosv.org/u.php/novel/kaede091617/
にも掲載しております。】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 10:22:08
2410文字
会話率:27%