三度の飯より、沢山のお金より、最上の快楽よりも睡眠が大好きなサヤは、世話焼きな親友トウヤと一緒に異世界に召喚された。
どうやらトウヤは世界を救う神子らしい。一方サヤは、これまでの歴史に無い神子のオマケというイレギュラー。
サヤに宛てがわれ
た小さなお部屋。そこから一歩出れば、すれ違う人皆が顔を顰め、汚い言葉を吐き捨てる。……廊下で独り言言うとか、疲れてるのかな。なんか大変そう。ストレスも溜まってるのかな。
まあおれには関係ないけどね。それじゃあ、おやすみなさい。
◇
ぽやぽやマイペースな神子のオマケが、冷遇に気付かず怠惰を貪り放題なスローライフを満喫しながらほんのり愛されてる、そんなお話です。
ハードなR-18描写や固定CPの予定はありません。今のところ。
冷遇要素もほんのり。可哀想な展開もありません。とにかくのびのび生きてる主人公を、周囲が大事に大事にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 00:00:00
19129文字
会話率:62%
タイトルが全て。後々、改変予定あり。
『あの赤い瞳を見る度に、自分の罪と相対させられる』
前世、勇者の一行として魔物たちの殲滅を行っていた魔法使いエルドは、記憶を持ったまま柊真として平和な世に生まれ落ちた。
大学四年生の春、前世の敵―魔
王の生まれ変わりと再会してしまう。しかし、魔王こと有川陽太は前世を覚えてはおらず、真の気も知らずに笑いかけて来た。
もう会うこともないだろうと思っていたが、何故かそれからというもの陽太は真を追いかけてきて――?
序盤は攻め以外との性行為を思わせる描写がありますので、お気を付け下さい。
また、後半にほんのりと愛され要素が含まれます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 19:40:38
19079文字
会話率:26%