本当の自分って、どういうのだろう。何を持っていたら、本当の自分と言える?
やりたいこと? 得意なこと? 好きなこと? 好きなもの? 好きな、人?
そんなものなくても生きていける。与えられた仕事をこなせていれば、問題ない。どうせ誰も期待してい
ない。どうせ失敗作だし。
プロの役者として劇団に所属している朔弥(さくや)は、本当の自分を持っていないことが役者をやる上では有利だと思い込んでいた。同時に、自分が本当は空っぽで舞台から降りれば何も持っていないことを、密かに悩んでいた。
特殊な生い立ちといびつな家族愛によってねじ曲げられた自己肯定感をどうにかして高めようと日々奮闘する中、ある夜、予期せぬトラブルに巻き込まれた。そのピンチを、突然現れたふたりのドラァグクイーンに助けられ、そこから朔弥の人生は大きく変わり始める。
知らなかったコミュニティ。知らなかった価値観。知らなかった世界。そして、知らなかった自分。
真実に向き合い自分がやるべきことを探し始めた朔弥の、運命の恋物語。
*作中にセクシュアルマイノリティに関する様々な表現が出てきて、時にはネガティブなニュアンスの言葉が出てくることもありますが、あくまでストーリーの流れに必要な要素としての表現だということをお断りしておきます。
作者は当事者のため、セクシュアルマイノリティ含め、多様性がさらに認められる世の中になってほしい、という願いを常に抱きつつ作品を書いています。
決して差別的な意図はない、ということをふまえて読んでいただけたら幸いです。
*セクシュアルマイノリティに対するフォビア/ヘイト表現にトラウマをお持ちでフラッシュバック等が心配な方は、閲覧をご遠慮ください。
*一部、暴力的なエピソードや性的な表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
*当然ですが、女性同士、男性同士の恋愛に抵抗がある方は読まないでくださいね。
*この作品は『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 17:15:01
315640文字
会話率:44%
人生の目標は、ちゃんとすること。
心がけていることは、余計なことをしないこと。
気をつけていることは、自分の内側を見せないようにすること。
できると思っていた。ちゃんと、やっていけると思っていた。あの人と出会うまでは。
最終学年を迎えた美
大生の更紗(さらさ)は、自分が選んだ進路が本当に正しかったのか、自分は何をしたかったのか、今までやってきたことは間違っていなかったのか、色々なものを見失いかけていた。
描いても描いても答えが見つからない日々、大学生活の集大成とも言える卒業制作を控えて迷走している更紗に、友達からとある依頼が舞い込んだ。
それまでの自分なら絶対に断っている内容。普通に考えたら自分には無理な役割。引き受けようか、やっぱりやめておこうか。その選択によって、更紗の世界は大きく動き出す。そして、それまでずっと目を逸らしていた自分自身の中身と向き合わざるを得なくなった。
大事な友達との別れ、再会、そして新しい出会い。
少しずつ見えてきた真実に必死に向き合い、どうにかして自分らしく生きようともがく更紗の、初めての恋の物語。
*作中にセクシュアルマイノリティに関する様々な表現が出てきて、時にはネガティブなニュアンスの言葉が出てくることもありますが、あくまでストーリーの流れに必要な要素としての表現だということをお断りしておきます。
作者は当事者のため、セクシュアルマイノリティ含め、多様性がさらに認められる世の中になってほしい、という願いを常に抱きつつ作品を書いています。
決して差別的な意図はない、ということをふまえて読んでいただけたら幸いです。
*セクシュアルマイノリティに対するフォビア/ヘイト表現にトラウマをお持ちでフラッシュバック等が心配な方は、閲覧をご遠慮ください。
*一部、暴力的なエピソードや性的な表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
*当然ですが、女性同士の恋愛に抵抗がある方は読まないでくださいね。
*この作品は『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 18:11:31
277242文字
会話率:40%
雪を司る精霊の種族・スノーエルフ。
そのスノーエルフが住む森にいる少女・リティシアは、親友のメルティと共に、鎮魂祭の準備をし、その夜の祭りを楽しんでリティシアが眠っている最中に悲劇は起こった。
突如あるヴァンパイアがスノーエルフの森を襲撃
し、リティシア以外の全員が血を全て抜かれて殺害された。
燃え広がる森で真実を知り絶望し、悲しみに暮れるリティシア。
たった一人生き残った彼女が出来ること、それは「仇を討つ」ことであった。
その中で情報屋のケインと出会い、リティシアはヴァンパイアを滅ぼすために身を投じることになるのであった。
最悪の絶望から始まる「エロティック・ダークリベンジサスペンスファンタジー」が今、幕を開ける……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 23:05:14
28571文字
会話率:42%
―運命の番であることがわかった理屈っぽい残念なイケメンαと計算高い小悪魔Ωが悩み、葛藤しながら真実の愛に目覚める物語―
*毎日7時&21時に最新話を投稿します。
αの両親の元に生まれたニカイドウ・アキトは、α同士のカップルから生まれたα
、つまり「生粋のα」としてエリート中のエリートとして歩む人生を期待されていた。
大学院で研究者を目指し、日々研究に勤しむアキトのモットーは、「理性的に生きること」。
発情期のΩのフェロモンに反応し、性欲に溺れて獣のように性行為に及んでしまうαの唯一の弱点となる習性も、そのモットーゆえに嫌悪していた。
そもそも、Ωのような社会的に低い階級に属する人間などと関わりをもつつもりもない。同じ人間とも思えなかった。
当然、そんなΩと番を作るつもりなどなく、順当にα同士結婚をし、家庭を築くことこそが幸せだと信じ切っていた。
だが、そんなアキトを指導教授のオカダが新宿二丁目で開く研究室の飲み会に誘いをかける。新宿二丁目とは、番となるべきαを求めΩたちが、そんなΩたちを相手に性欲を満たそうとするαたちが集まる夜の街だった。
その街でアキトはマナベ・ケンシロウという一人のΩに無理矢理クルージングスポットに連れ込まれる。
クルージングスポットとは、不特定多数のαとΩが入り乱れ、性行為を行うための施設だった。誰彼構わず番を得ようとするΩとひたすら性的快感を求めるαが集う場所だ。
ケンシロウの発する強烈なフェロモンの香りアキトの最も重んじて来た理性はなすすべもなく、隠されていた野獣のような性的本能が露わになる。
気付いた時には、アキトはケンシロウのうなじに噛み痕を残し、番が成立してしまっていたのだった。
*本作にはR18表現が含まれます。R18表現を含むエピソードタイトルの横には☆をつけます。
*本作には差別的表現が含まれますが、物語上必要とされているものであり、作者の思想を反映するものではありません。
*エブリスタ版はこちら↓
https://estar.jp/novels/26000341
*カクヨム版はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139556996156439折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 07:00:00
197049文字
会話率:29%
愛しい相手に復讐をされ、その命を落とした黒豹の獣人ロウは己の罪を償うべく、神に繰り返しの生を与えられた。悲しい人生を送ってきた彼女が笑顔になり、自分の傍で幸せになる事が課せられた使命だが……。
最終更新:2022-09-08 23:03:38
10031文字
会話率:32%
姦しい。
ロクでもない女に酷い目に遭ってばかりの人生を送ってきた男・竿留剛毅に突然できた爆乳家族。
成人した娘がいるとは思えないほど若々しい美貌を持つ義母・陽乃。
『シナリオ途中で死ぬギャルゲーのヒロインの母親みたいなおっぱい』
距離感がやたら近くて、人懐っこいギャルの義妹・萌奈。
『必要な栄養を全て身体に奪われたギャルおっぱい』
剛毅を敵視するクールで真面目な義姉・瑠海。
『敵性おっぱい』
彼女たちも例に漏れず、ロクでもない女たちだった。
義理の家族から下着ドロの濡れ衣を着せられて彼の生存圏が脅かされそうになった時、亡き祖父の言葉が思い出す。
『事実が必ずしも真実に辿り着くとは限らない……』
陥れられる前に彼女たちを陥れることを決意した剛毅。
自称名探偵だった祖父の『遺産』といえる最先端の諜報アイテムを駆使して、女たちの弱みを握るべく行動を開始する。
裏垢!
「わたし、寂しくて……それで誰かに構ってほしくて……」
売春!!
「色んな人とエッチできて、しかもお金もらえるなんてサイコーじゃん? シュミとジツエキを兼ねてるんだよね~♪」
不倫!!!
「私と彼は愛し合ってるの! 私と一緒になったほうが幸せなのよ!」
……やはり剛毅の人生に関わる女はロクでもなかった。
彼のために家族は生まれ変わらなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 22:13:40
93759文字
会話率:37%
キャバクラのボーイをしなが退屈な毎日を過ごす柊(しゅう)。
彼には一応恋人がいる…
だけど、その恋人とはもう随分前から上手くいってはいない…
そして、人生適当にがもっとうの咲也(さくや)はその日暮らしで特定の相手を作らずのらりくらりとやり
過ごしながら欲望のまま夜の街でフラフラと遊び呆けている。
そんな、2人はひょんな事から、いつからかお互いを求めるようになってしまった。
だけどそんなのタチの悪い遊びに決まってる…
もう辞めなきゃ、でも辞められない。
会いたい…でも会いたくない。
だってあいつは俺の事なんか…
お互いの思いが交差して、すれ違いそしてまた交わる時…
嘘と真実の間で気持ちが揺れ動く…
この作品はpixiv、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 17:36:02
2804文字
会話率:48%
この物語は、著者が、10数年以上もかけて書き上げた、近未来SF・推理・エロ等が、混在した異常な小説である。作品の特異性では、日本三大奇書の「ドグラ・マグラ」にも近いとも言える作品だ。さて、前置きはここまで。
主人公の私は、遠距離恋愛の彼
女との初Hに望むも童貞だったため、心理的インポになり、失意のうちに北陸新幹線で大阪から故郷の金沢に帰る途中、如何にも風変わりな人物と出あうのである。
その人物が読んでいる本は医学論文であり、主に男性器の解剖図であったため、泌尿器科の医者と考え、私は、思い切って初H失敗の相談に乗ってもらったのだ。
その人物は、金沢市で泌尿器科・外科をしていると言う。
そこで、ノコノコその人物について行ったのだが、その人物の病院には、世にも奇妙な「人工男根」の試作品が数多く並んでいたのだった。
そして、一瞬の隙の間に、私は麻酔薬を打たれ、目がさめた時、世界で最初の「人工男根」装着者になってしまう。つまり、無理矢理、埋め込められてしまったのだ。
で、ここから、私の、無茶苦茶な人生がスタートするのだ。
何しろ、この「人工男根」とは、長さ・太さ・持続時間・性欲・射精感覚の全てが、カード型のリモコンでコントロールできると言う触れ込みなのである。
そして、女子医学生との、初の「人工男根」の稼働実験。…狂った猿のような、私の挿入画面を見せられた時の私の衝撃の大きさ。
だが、この「人工男根」には、実は重大な欠陥があったのだ。リモコンを無視しての「暴走」である。小学生の担任でもあった私は、卒業式の翌日、この「暴走」により教え子を陵辱し虐殺してしまう。何とか少女の死体遺棄に成功するも、やがていずれは捕まるだろう。
このため、追い詰められた私は、大上博士の超美人の一人娘を強姦して、死への道を選ぶことに決めたのだが…。
だが、ここまでは、この物語の、ほんの序章であり、この「人工男根」の研究には、世界的に有名なアメリカの会社2社が、絡んでいたのである。
では、この物語は、その後、どのように進んで行くのであろうか?
その世界的に有名な2会社の真実の目論見とは一体何なのか?
そして、世界で、最初に「人工男根」を埋め込まれた、この私の運命はどうなるのであろう?
貴殿は、この物語の最後まで、着いて来れるだろうか?はなはだ疑問なのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 19:52:19
8290文字
会話率:11%
華澄(かすみ)と匠海(たくみ)は二卵性の双子。
仕事が忙しいと言って外に愛人を作り、自宅に帰らないネグレクト親に会わなくなり、高校一年の今年、五年目になる。
華澄と匠海は両親から支給される多額の生活費を持て余しながら、お互い協力して生活し、
中一で二人で始めたギターを愛でるのが大好きだった。
高校入学直前、双子はいつもの楽器店である二人の青年に出逢う。
背の高い厳つい方は鉄郎(てつろう)と言い、女顔の優しい方は遥(はるか)と言った。
二人は幼馴染らしい。
フレンドリーな幼馴染組の二人は双子たちの先輩にあたるらしく、四人は意気投合する。
そして、仲のいい双子は初恋をした。
姉、華澄は、トラウマを抱えた男、鉄郎に。
弟、匠海は聖母のような男、遥に。
色々な問題を背負った人物たちが『真実の愛を知る』、そんな少しコメディちっくで、少しエッチで、少しシリアスなところもあり、めちゃくちゃキュンキュンする、ジェンダーレスな青春物語です。
※この小説はなろう、カクヨム、アルファポリス、pixiv、エブリスタに掲載しています。
※「★」印付きはえっち気味です。
第一章 高校、青春と初恋
運命との出逢いと、恋を紡いだ日々
第二章 新年度、恋人たちと新しい仲間
新年度、軽音部に新たな仲間が加わる
第三章 高校生と大学生に分かれて
大学に進学した恋人たちと、高校最高学年の双子の話
第四章 同棲始めました!!
それぞれの道に進み、恋人と同棲を始める
最終章 家族になる
紆余曲折あった双子の恋。恋人が人生のパートナーになる
if章 メジャーデビューの栄光と苦悩のその先
もしかしたらあったかもしれない話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 17:28:50
155937文字
会話率:49%
幼い頃、共に育った姉の元から引き離され、大人達によって人生を狂わされた七海緋色(ななみひいろ)は、ある日養父に闇オークションへ売られてしまう。
会場で一億の金額を出し緋色を買った男、神城一樹(かみしろいつき)と共に同居を始めることになるが
…………
一樹の仕事・緋色の過去に隠された真実が明かされていく中、二人の関係は――――?
※此の作品は性描写が含まれます。
※同性愛に偏見がある方は閲覧注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 00:00:00
819207文字
会話率:38%
自信を社会のゴミ、屑、と思いながら日本で極道の鉄砲玉として生きて居た主人公が、敵対組織によって殺された。……と、思いきや、何故か魔法の有る世界で生まれ変わって居た。貧しい農奴の家に生まれた主人公は、ようやくまともな生活を送れると思っていたが
、強盗に襲われ両親は目の前で殺害され、幼い主人公と姉は、奴隷商に個別に売られてしまう。屑は所詮生まれ変わっても屑、と割り切り主人公はその世界でも再び変わらぬ人生を送る様になる。義賊の真似事をしながらこの世界の屑を殺戮し、やがて悪鬼と恐れられるまでに至った。
そんな主人公に転機が訪れる。領主の娘に再会した姉と共に引き取られた主人公は、転生ギフトの身体強化魔法を駆使し、やがて王にまで上り詰め、様々な出会いを経て、地球とこの世界のつながりを知り、一大決心をする。
基本的にR18ですが、本編にエロ要素はほとんど有りません。この程度の微エロ要素でR15を消されまくり、結局最初からR18にする事にしました。番外的な物には折角R 18にしたので考えられるエロ要素を満載にしてやりました(笑)
基本番外編は本編にほとんど影響の無い物にして居ますので、飛ばして読んでいただいても問題有りません。見出しにR 18表記を入れて居ますので、それは番外編と判断してください。
またこの小説については、筆者の考える、地球の過去の話を少し変えて、物語上にして居る物です。これが真実とは言いませんが、筆者はこれが地球の真実の歴史、太古の世界だと考えていますし、おそらく真実だと思います。所々それが真実である証拠、根拠を掲示して行きます。故にこれで何かにしようとか、何かを期待する物でも有りません。また見て頂けるのは大変嬉しいですし、出来れば多くの方に見て頂きたいと考えますが、筆者の目的は、一人でも多くの方に真実を知って頂き、自ら地球の真実を紐解いて行く行動を起こして頂く(これを覚醒者と呼びます)、覚醒者を増やすのが目的です。よってコメントを入れて頂くのは構いませんが、それに対する回答などは、真実を追求する覚醒者の質問以外に答える事は致しませんのでご了承願います。
是非この拙い文章でも、皆様の覚醒の一助になればと願う物で有ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 12:46:06
481567文字
会話率:61%
伝説の愛子として12歳で両手の甲に紋様が浮かび上がった公爵令嬢リーナの人生はそこで一変する。
家族か引き離され王宮に匿われながら、いつの間にか第二王子の婚約者になったリーナは、孤独を抱えながら与えられた役割を誠実にこなしていた。
王立学園に
入学し必死で勉強している間、婚約者の第二王子は真実の愛を見つけ、リーナを蔑ろにする。
愛子であるが故、城から出ることも許されず、20歳でその短い生涯を閉じた……
と思ったら、やけにテンション高めな愛の女神シェリーによってやり直し人生を与えられた。
唯一の愛を見つけるまで、何度もループする人生を今度こそ折らせる為、リーナは今生でも必死に頑張るのだった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 19:00:06
18512文字
会話率:33%
工業高校を1年の夏休み明けに中退した一人の少年
─九鬼 仁(17)─
母親に家を出され日々アルバイトに明け暮れていた。
大した自己管理能力もなく部屋は散らかり、バイトが終わればゲーム・アニメ三昧の日々。
彼女の一人もできず、彼の人生はや
や詰みかけていた。
とある日、彼の住むアパートの一室から何者かの声を耳にする。
扉の向こうから“何か”の声が─
彼は平然と反応してしまう。
一人暮らしの部屋から鳴る、居るはずのない者の声に...。
─扉に手をかける。
建付けの悪い扉が妙な音を立て
彼の新たな役目の準備を完了した。
開いた扉。同時に彼の体を何かが突き抜けていく。
得体の知れない“それは”いよいよ彼を導いてしまう。
次第に意識が遠のいていく。
吸い込まれていくように...暗がりの中に堕ちる意識と身体。
再び目を覚ますと...
─彼は果たしてしまった。“異世界転生”を。
その時の彼は知るよしもない。
これから起こる過酷な戦いの日々を。戦いから連鎖するこの世界の不条理を。
真実という名の冷酷な現実を。
──資格『スキル』と特性『リミット』を駆使するバトルファンタジー。
各資格『スキル』に設けられた階級制。
その頂点に立つ者、最強の“超絶”達との戦いが切っておとされる!──
主人公活躍までかなり時間がかかります。
この小説は随時編集を行っております。
予めご了承下さい。
──────────────────────
☆にて評価を頂けると幸いです!
もちろん低評価でも構いません!
ご感想、ご指摘どしどしお待ちしております!m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 23:21:23
423237文字
会話率:35%
泥酔して寝ているのを良いことにナマでハメて、寝ている間に無責任に膣内射精をして孕ませてしまったせいで、憧れの先輩である栗山夕陽は不幸な人生を歩んでいた。社会人になった伊波達平は夕陽と偶然再会し、今度ふたりで会う約束をする。学生時代の明るさを
失ってしまった夕陽を見て、はじめて自分のしてきた過ちを思い知った達平は、自分の手で夕陽を幸せにすることを誓う。二年前の真実を告げないままに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 22:00:00
24443文字
会話率:39%
健一は、朝起きると違和感に気づく。
自分の行動が少し早く文字で見えるのだ。
道に曲がる時ですら選択肢が見える。
しかも、答えつきで。
『右に曲がる→女の人にぶつかり、
運命的な出会いを迎える
左に曲がる→幼馴染み
の智文と合流する』
こんなの右一択だろうと右に曲がると、出会い頭の女の人に刺されて、健一は死んだ。
そして、また朝がきた。
男を好きにならないと死んでしまう?
そんな世界に巻き込まれた健一の日常。
誰を好きになったて自由だよ。
好きに男も女も関係ないよ。
でも俺は、選択肢じゃなくて、真実の愛を見つけたいんだ!
選択肢シリーズ第1弾 完結
選択肢シリーズ第2弾
『俺の人生は令和のホームズになれないと死ぬようです。』
→連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 13:07:07
18499文字
会話率:55%
ネット創成期 恋愛や性の相談とアドバイスをHPに掲載した男の人生が一変してしまったお話。
男の性の真実。女の性の真実。普通のオーガズムや潮吹きオーガズム失神オーガズムなどの症例が詳細に描かれる、真実の恋愛と性が、ぼかしたり隠さず書かれてい
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 10:56:49
18904文字
会話率:21%
優れた兄に囲まれて育ち、都内有数の進学校にギリギリ合格した遠藤 優(すぐる)は、名前にそぐわない能力の低さから、容姿の良さだけを生かして女遊びに明け暮れる日々を送っていた。
そんな生活が祟り、進学校内で自分を合わせて2人しか受けない補習を受
けることになってしまう。
そこで、欠席していたもう1人の補習対象者の霧島 劣(れつ)という男が、実は成績は優秀であるのに、わざと点を取らず、補習を受けることになったことを知り、興味を持つ。
補習を通じて出会った、名前も能力も正反対の優と劣。
成績優秀・運動万能な劣と、成績・運動ともに平凡な優は、お互いにいがみ合いながらも、徐々に惹かれ始める。
彼らの恋はやがて、大きく燃え上がり、愛となり、そして少しずつ歪んで、多くの人の人生を狂わすことに……
最終話まで目が離せない、衝撃の真実を見逃すな!
ーー結末は果たしてハッピエンドか?バッドエンドか?
どちらなのか、決めるのは読者であるあなた自身だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 01:30:12
721文字
会話率:5%
「ヒロイン」を名乗るエレナ・オズバーン侯爵令嬢に最悪の形で嵌められ、最愛の婚約者であるレイナード・ファルサリア王太子殿下との婚約が破棄されたばかりか、ろくな裁判もせぬまま理不尽にも死刑となることを言い渡された私――フィナ・レラシア公爵令嬢
――は、もはや打てる手もなく獄中で絶望するほかなかった。
「こんなところで終わるなんて、そんなの嫌よ……!」
歯噛みしていた私のもとに現れたのが、「淫魔と神のハーフ」である愛の男神デラシオン。デラシオンの悪魔の……ならぬ、淫魔のささやきに乗った私は、やり直しのチャンスを与えられ、三ヶ月前の世界に逆行することに成功する。
そして、エレナの妨害を阻止しつつ、逆行後の世界ではひたすら甘美な殿下との時間に心を乱しながら、私は逆行前の世界で私を嵌めに嵌めた忌まわしい謀略の真実を知っていくことに――。
今度はエレナなんかに私と殿下の幸せを壊されてたまるものですか! 逆行前知識も活用して、私は徹底的に立ち向かってやるわよ……!
ちょっぴり勝ち気でツッコミ気質な令嬢が王太子殿下といちゃいちゃしながらお送りする、そんな人生逆転ストーリーのはじまり、はじまり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 00:00:00
135804文字
会話率:29%
一か月前に家族を失った少年、宇治原慧斗。
なんとか町に住む知古の人々の手助けによって立ち直り、彼なりに明るい未来を目指していたある日、彼は謎の白い少女と、夜な夜な人を襲う怪物の幻覚を見ることになる。
白い少女を犯したいという衝動と、
怪物の真実と向き合った時、少年は愛するものを守るため、残酷な運命を辿っていくことになる。
「――変身!」
静かな町に広がりゆく悪鬼の魔の手。それを阻むべく、己の体に寄生した生命体を装甲として、武器として、慧斗は日夜戦いに挑むこととなる。
揺れる恋情。駆け抜ける衝動。終わらない闘争。
そして少年は、真実の愛を手にする――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:00:00
92594文字
会話率:36%
今作は出会い系の物語です。
主人公は沢山の女性と出会いを重ねていきます。
普通に出会うまでが遠く、そんな中で苦悩や、葛藤、もがき苦しみ悩みながら。
そこから少しづつ、人間が成長していくような内容になればと思います。
やがて主人公は、ようやく
一人の女性に出会うけど、その女性には秘密があって......
そんな物語を描いていければ良いなと思います。
どこにでもあるようでどこにもない、そんなお話。
さて、開幕のお時間です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 07:00:00
355278文字
会話率:29%
ルカ・ルミネスゾーナは廃嫡された。その話は真実だ。俺は公爵家の人間として第二王子と婚約者という間柄であったのだが、この異世界人が出現したことで全てがひっくり返ったのだ。
第二王子はゾーイに惚れ、俺を捨てた。表向きには俺の不祥事から婚約破棄と
されている。俺は何も悪くない。ただ善し悪しで割り切れるほどこの世は甘くなく、権力に勝つのはそれより大きな権力を持つ者にしかできないのだ。そして、この世界で王家に匹敵する権力を持つなんて勇者くらいしか有り得ない。
俺も、王子から一方的に見初められたゾーイも悪くない。それでも割り切ることができなくて、ゾーイをいじめ抜いた。こいつは道端の小石を動かすくらいしかできないくせに、異世界から来たというだけで俺の人生をめちゃくちゃにしたのだ。
──
異世界から召喚されたゾーイと悪役令息ルカ。
少しMっ気のある執着美形攻め×少し天然な強気受け折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 00:33:05
13946文字
会話率:55%