「強情だな」
忠頼はぽつりと呟く。
「ならば、体に証を残す。どうしても嫌なら、自分の力で、逃げてみろ」
滅茶苦茶なことを言われているはずなのに、俺はぼんやりした頭で、全然別のことを思っていた。
――俺は、この声が、嫌いじゃねえ。
*
******
雑兵の弥次郎は、なぜか急に、有力武士である、忠頼の寝所に呼ばれる。嫌々寝所に行く弥次郎だったが、なぜか忠頼は弥次郎を抱こうとはしなくて――。
やんちゃ系雑兵・弥次郎17歳と、不愛想&無口だがハイスぺ武士の忠頼28歳。
身分差を越えて、二人は惹かれ合う。
けれど二人は、どうしても避けられない、戦乱の濁流の中に、追い込まれていく。
※南北朝時代の話をベースにした、和風世界が舞台です。
※pixivに、作品のキャライラストを置いています。宜しければそちらもご覧ください。
https://www.pixiv.net/users/4499660
【キャラクター紹介】
●弥次郎
「戦場では武士も雑兵も、命の価値は皆平等なんじゃ、なかったのかよ? なんで命令一つで、寝所に連れてこられなきゃならねえんだ! 他人に思うようにされるくらいなら、死ぬほうがましだ!」
・十八歳。
・忠頼と共に、南波軍の雑兵として、既存権力に反旗を翻す。
・吊り目。髪も目も焦げ茶に近い。目鼻立ちははっきりしている。
・細身だが、すばしこい。槍を武器にしている。
・口は悪いが、割と素直。
●忠頼
忠頼は、俺の耳元に、そっと唇を寄せる。
「お前がいなくなったら、どこまででも、捜しに行く」
地獄へでもな、と囁く声に、俺の全身が、ぞくりと震えた。
・二十八歳。
・父や祖父の代から、南波とは村ぐるみで深いかかわりがあったため、南波とともに戦うことを承諾。
・弓の名手。才能より、弛まぬ鍛錬によるところが大きい。
・感情の起伏が少ない。
・端正な顔立ち。塩顔。
●南波
・弥次郎たちの頭。帝を戴き、帝を排除しようとする武士を退けさせ、帝の地位と安全を守ることを目指す。策士で、かつ人格者。
●源太
・医療兵として南波軍に従軍。弥次郎が、一番信頼する友。
●五郎兵衛
・雑兵。弥次郎の仲間。体が大きく、力も強い。
●孝太郎
・雑兵。弥次郎の仲間。頭がいい。
●庄吉
・雑兵。弥次郎の仲間。色白で、小さい。物腰が柔らかい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 23:30:00
129082文字
会話率:27%
非現実だから大丈夫。フルダイブVRの苗床ヴァーチャルへと身を投じる主人公のお話。現実離れして何もかも有り得ないのに大丈夫と誘ってくれた親友が突如姿を消し、名前も面影も忘れても探し続けていた。終わらない淫獄には自ら触手の苗床になる人ばかり。そ
こに呑まれないつもりでいても、今日も同じような快楽と破滅に溺れる。そうして現実に還っても、果たして本当に大丈夫なのだろうか。
仄暗くて、現実逃避に近い雰囲気、ご都合世界としてのVRです。
竿無し。異種姦(触手)のみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 22:23:51
6360文字
会話率:25%
復讐なんて何も生まない! ~僕をイジメていた彼奴等と集団異世界転移をしたけど、異世界転移魔法で現代日本に戻ってこれるのは僕ひとり。リスクがあるなら復讐なんて考えないけれど、異世界で手に入れた力で安全にクズどもの妻や娘、婚約者、とにかく大切な
女性を犯しまくる!~ というあらすじ系タイトルがあらすじです。俺ツエーして、復讐します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 04:18:11
179610文字
会話率:17%
太古の昔、神と魔神が人の住む地上で争っていた。
それは後に神魔大戦と呼ばれる程の激戦となり、使い捨ての兵や奴隷として消費されていた人間達の命運は風前の灯であった。
しかし魔神の配下である1人の魔族の王、魔王が人間達の味方をした。
その魔王は人間達を解放し、保護したのだ。
その魔王は神の英雄であり、魔王の天敵である勇者とも友の契りを交わす事に成功し、人間達が安全に暮らせる国を立ち上げた。
突如として実現した平和に人間達は喜び魔王を崇め、称えた。
勿論、そんな平和は長続きしない。
神と魔神がわずわらしい魔王を罠に嵌め、勇者と人間達に裏切らせ封印させたのだ。
その封印は永く、永くその魔王を苦しめその地に止めるだろう。
それから永い年月が経過し、遂に目覚めた。
神と魔神が滅ぼせず、罠に嵌め封印するしか出来なかった最強の魔王。
欲望と狭間の魔王 セムネイル
神魔大戦から数千年、人間や亜人達が争う地に彼の魔王が帰ってきた。
欲望のままに。
犯し、殺し、食う。
やりたい事にしか興味が無い、自分の意思を決して曲げない。
自称悪逆非道の魔王様による冒険物語が始まった。
※本作品は著者による妄想から成り立っております。 読む方によっては、不快に想われる可能性がございます。
※本作品には、性的描写が多々含まれます。 18歳未満の方はご注意下さい。
※本作品は、著者の本業の状況により更新の遅延や更新中止の可能性があります。
以上の事を読まれた上で、それでも良いよと言って下さる方。
少しでも楽しんで下さると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 22:47:23
530371文字
会話率:51%
沙月(さつき)は、DV彼氏の支配と暴力に苦しむ日々を送っていた。
心も体も傷つき、逃げ出す勇気すら失いかけていた彼女は、ある夜、限界を迎え、命からがら街へ飛び出す。
ふらつく足で逃げ込んだ先は、裏社会を仕切る「吉原組」の縄張りにあるバーだっ
た。
そこにいたのは、「修羅の蓮司(れんじ)」の異名を持つ若頭・蓮司。
冷徹で恐れられる存在でありながら、部下には絶対の信頼を寄せられるカリスマ的な男。
彼は、怯える沙月を咄嗟に裏口の階段へ隠し、追ってきたDV男を冷徹に追い返す。
顔が腫れ上がり、服は引き裂かれ、ヒールは片方脱げたまま。
それでも必死に逃げ延びようとした沙月の姿に、蓮司はかつて失った誰かの面影を重ね、放っておけない感情を抱く。
「ここはもう安全だ。安心しろ。」
その言葉に、沙月は初めて誰かに守られるという温かさを知る。
しかし、沙月を執拗に追うDV男は、裏で敵対する組織と繋がっていた。
蓮司の敵対者に利用され、沙月の存在は次第に組織間の抗争へと発展していく。
冷酷非情な修羅の顔と、傷ついた沙月にだけ見せる優しい顔。
二つの顔を持つ蓮司に、沙月は次第に心惹かれていくが、彼の抱える過去と、裏社会の非情な現実が二人の前に立ちはだかる。
「俺が守ってやる。だから、もう誰にも怯えなくていい。」
蓮司の言葉が、絶望の淵にいた沙月の心を救っていく。
絶望から始まった出会いが、やがて愛に変わる時——
二人は運命に抗い、修羅の道を共に歩む覚悟を決める。
果たして、修羅の蓮司は沙月を闇から救い出せるのか?
愛と復讐が交錯する、危険で切ないラブストーリーが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 21:15:32
5271文字
会話率:26%
故MNO(モテないオヤジ)氏の遺志を継ぎ、新たにMNOG(モテナないオヤジグループ)を立ち上げました。お互いの情報網をフルに利用して安心・安全な合体を目指します。
ちなみに現在のMNOG会員数は3。会員の新規募集はしておりません。
最終更新:2025-02-12 20:00:00
230164文字
会話率:23%
※この作品は東方プロジェクトシリーズの二次創作となります。
弾幕が攻略できず、トラウマとなっていた少年は古明地さとりのカウンセリングを受ける。
トラウマを克服するべく彼女による淫らなカウンセリングが始まる。
最終更新:2025-02-07 02:58:45
2852文字
会話率:68%
椿星学園、地域研究部。
その実態は「魔法少年部」として、地域の安全と平和を守る魔法少年たちの集まりだった。
学園に、この街に隠された秘密とは、なぜ怪物たちはこの街を襲うのか。しかしその怪物の存在に気付いているのは、ごく少数の人間だけ。
ひょ
んなことから魔法少年部のマネージャーになったあなた。部員たちの活躍を見守り、支えている。怪物たちとの戦いの後、少年たちは生死を賭けた争いに興奮が収まらず、その興奮をマネージャーにぶつけるようになる。
※他サイトでも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 20:13:46
64532文字
会話率:35%
――私は、この玲麗のみを妃とし、愛しぬく!
そう、この国の皇太子殿下が宣言したのは、三ヶ月前。
なんでも、その玲麗さまとの間に、「真実の愛」ってヤツを見つけたとかなんとかで。
――後宮に残りたい者は残ってもよいが、私からの寵愛を望む
なら無駄なことだ!
と、三年前に(家族の安全を盾に)召し上げられた後宮を、他の寵姫候補たちといっしょに追い出された。
三年も。婚期を逃しても、家族のために居たくもない後宮で暮らしてたってのに。
「梨花姫、どうか私の妻になっていただけないだろうか」
家に帰ったわたしを待ち受けていた求婚。
相手は、わたしの幼馴染、近所に住む呉明順。
気の弱さは天下一品。国の四方を護る将軍の家に生まれながら、剣より書が好きで、年下で女のわたしよりも頼りなくて。
そんな明順が、今や西方守護の白虎将軍。体つきもすごく立派になってて。都の娘が誰もが、夫にと願うだけの存在になってて。
その彼が、わたしに「結婚してください」? 本気で言ってる?
驚くけど。でも、後宮からの出戻りとして暮らすよりはマシかなと、縁談を受ける。けど。
ぜんっぜん手を出してこないのよ、明順!
昔話をするとか、そういうのばっかりで、男女のそういうことは全然ナシ! わたしのこと、どう思って結婚を申し込んだの? 昔、イジメられた仕返しにってことで、嫁に貰い受けたとか? それとも後宮出戻りで可哀想だと情をかけて結婚したの?
モヤモヤグルグル。
そんな時、同じく後宮から放り出された知り合いの姫が亡くなった、それも家族の手で自害させられたことを知り……。重ねて、彼が将軍として出征したことを知り……。
わたし、彼と結婚してよかった。
彼がどうして将軍にまで上り詰めたのか。彼がどうして結婚を申し込んだのか。
その真意を知り、巡った数奇な運命に、幸せな愛を見つける梨花。
わたし、後宮から追い出されたけど、彼がいるから無問題!
そんな元寵姫候補と、弱虫猛虎将軍の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 17:00:00
91670文字
会話率:31%
※この作品には暴力シーン、またはグロテスクな表現が含まれています※
元『経済大国』、日本。
かつて世界第2位の経済力、治安最高水準の、『日本安全神話』の国。
ここで語られるのは、この国で起きたであろう、表社会で語られることの無
いウワサ、
ダークウェブの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 12:52:16
23652文字
会話率:25%
残念陰キャ美女が安全露出の魔法グッズ『着ると全裸に見える服(主観)』を纏って、電車通勤する話。
※但し、本人は服の仕様に気づいていないものとする。
最終更新:2025-01-26 00:07:49
4967文字
会話率:20%
アネットは24歳。貴族令嬢としては行き遅れ。
あらあらうふふなお嬢さんとチャラい騎士団長様の結婚生活はどうなってしまうのでしょうか?というお話です。
安心安全のハッピーエンドです。
最終更新:2025-01-25 04:11:11
18706文字
会話率:58%
リリアナはつんつん乙女。魔法使い。かわいいものが好き。
騎士のレオがかわいいことに気づいてしまい、困っちゃう、好きになっちゃうじゃない!って話です。ラブコメディです。
今回は女主人公です。
安心安全のハッピーエンド設計です。
最終更新:2025-01-21 18:49:09
26018文字
会話率:62%
通称、船頭課。
死者たちの三途の川を安全に渡るためのお手伝いをいたします。を表の標語にして日々三途の川を見回わりつつも、今日も冥土に渡るための判決を受けるために来た死者を船に乗せ、三途の川を行き来する。この船渡しも業務の一環なのだが、本当の
職務は三途の川で起きる犯罪の取り締まりが主な仕事だ。この閻魔庁がある煉獄も意外と平和じゃないんだよ。ここで罪を犯してどうすんだって気もするほどだ。
三途の川って意外と怖い所なんですよ、落ちたらもう二度と帰ってきませんし、地獄にも天国にも行けません。六文銭を持っていなくても誰でもお渡りいただけます。但し、渡ると現世の身体には戻れませんのであしからず。
警備課公安から移動してきた幼少期の過去を引きずった男×顔の見えない男(少年に見えるサイズ)の日常ちょっぴりドタバタBLです。
出来上がったら更新しますので、不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 06:00:00
32895文字
会話率:52%
22歳、恋愛経験ゼロのオタク女子・ユイは、平凡な日常を送っていた。推しキャラに癒やされ、BL小説に没頭する彼女の毎日は安全で穏やか……のはずだった。
ある日、親戚の男の子・ハルトと同居することになる。18歳、小柄で可愛らしい彼は「推しキャ
ラそっくりの美少年」。ユイにとっては王子さま。
しかし、王子さまには他人には言えない秘密が――
女装趣味で男の娘の「王子さま」と、恋には臆病な「腐女子」
二人が紡ぐ恋物語は、甘くてちょっぴり不器用――そして何より、変!?
(全30話予定)
※Pixivでも同じ内容の小説を投稿しています。登場人物のAIイラストも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 19:00:00
155820文字
会話率:44%
敵国の王太子軍に奇襲を仕掛け、城と領地を守り抜いたアミラ王国の若きオルデン女公オルフィニナ。
ところが、時同じくして遠く離れた王都が陥落。オルフィニナは臣下と領民の安全を条件に城を開け、自ら敵の王太子ルキウス・アストルの捕虜となる。
「
君をめちゃくちゃにしてやりたい」
屈辱を味わわされたルキウスは美しい貌に悪魔のような笑みを浮かべ、ある密約を持ちかけた。
それは、二人の婚姻により和平を結び、互いの政敵を排除するというもの。
目的のためと言いながらオルフィニナに激しく執着するルキウス。
ふたつの王国のためにルキウスのものになったオルフィニナ。
次第に暴かれる秘密が、ふたつの王国の命運を変えてゆく。――
密約で結ばれたふたりの、歪で未熟な愛のみちゆき。
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
【作者註】
※性行為に於いてやや無理矢理な表現があります。
※作中の一部に暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※クイン視点の番外編『騎士が忠誠を知る夜』を短編として別途掲載中。
※〖エブリスタ〗〖アルファポリス〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。
【連作紹介】
作中に登場するルドヴァン公爵コルネール夫妻の物語『高嶺のスミレはオケアノスのたなごころ』掲載中。同作に少年時代のルキウスがほんの少しだけ登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 09:00:00
389811文字
会話率:43%
【あらすじ】
商人の娘である主人公は、家業を支えるため日々奮闘していた。
そんなある日、悪名高いミゾレ公爵に莫大な賠償金を請求される。その額はとても払えるものではなかった。助かる方法として、相手側は主人公を差し出せば賠償金は無かったこと
にしてやると言ってくる。逃れられない運命に絶望しながらも、家族を守るため主人公は屋敷を訪れるが、そこで有力貴族であるオルカ家の次男、ルークに助けられた。
公爵の魔の手から救われたものの、主人公は今後の安全を危惧する。そんな彼女に対し、ルークは主人公がオルカ家の人間になれば問題ないと告げる。突然の提案に戸惑いと混乱を隠せない主人公だったが、さらにルークは「既成事実を作る」と言い出して……。
DLsite様にて販売しております。
→https://www.dlsite.com/girls/work/=/product_id/RJ01300250.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 19:24:35
8980文字
会話率:49%
天使と謳われるほど美しく可憐な伯爵令息モーリスは、見た目の印象を裏切らないよう中身のがさつさを隠して生きていた。
だが、その美貌のせいで身の安全が脅かされることも多く、いつしか自分に執着や欲を持たない相手との政略結婚を望むようになっていく
。
そんなとき、騎士の仕事一筋と名高い王弟殿下から求婚され──。
◆
白い結婚を手に入れたと喜んでいた伯爵令息が、初夜、結婚相手にぺろりと食べられてしまう話です。全3話。
氷の騎士と呼ばれている王弟×可憐な容姿に反した性格の伯爵令息。
サブCPの匂わせがあります。
ゆるゆるなーろっぱ設定ですので、細かいところにはあまりつっこまず、気軽に読んでやってください。
◆
こちらの作品は、エブリスタさん・アルファポリスさんでも掲載しています。
◆
日間&週間BLランキングで1位をいただいてました……!
ムーンさんでこんなに沢山の方に読んでいただき、さらに評価までしてもらったのは初めてで、めちゃくちゃ驚いています。挙動不審なまま無駄にスクショをたくさん撮りました。
本当に本当に嬉しいです、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 13:10:00
33352文字
会話率:40%
20XX年、医療技術の進歩により自身の細胞を培養して男性器/女性器をつくり移植する技術が確立した。
しかし性転換した後でホルモンバランスの乱れや自己イメージのズレによる性転換者の自殺が問題となった。
それに伴いこの国では安全に性転換がで
きるよう2次成長が本格化する前である中学入学直後に移植前に自分の望む性に対する理解を深めるための学校に1年間通わなければならなくなった。
その学校では自分の望む性別のホルモン投与や性転換後の性別での立ち振舞いを学び、卒業時に生殖器の移植を行い、その後は新たな性別で一般の中学校に編入するようになった。
これからの話はそんな学校に入学することになったある女の子の話である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 00:34:12
23046文字
会話率:25%
東の大陸で生まれた青年テルマンは、魔法の迫害を逃れ、魔法が認められている西の島々に渡ることを決意した。
テルマンは、運良く孤島に漂着した。島で出会った野性的で美しい女の名はロミ。
ほとんど裸身であったが、実は高貴な生まれの女剣士であり、身分
違いの恋の果てに西の島国から追放された身であった。二人は結ばれる。
(第2章~)
テルマンは仕官したものの、皇帝の命令によってロミから遠ざけられる。
ロミはだまされて皇帝の愛人にされる。
そんな二人に廃太子アキムが同行して、国外逃亡する。
(第3章~)ロミの妊娠によってサバイバル生活は終わりを迎え、テルマンは仕事を探して、平凡な暮らしにどっぷり浸かる。追手に見つかることを恐れつつ……。
救いの手は、ロミの実家から訪れる。子どもたちの養育と身の安全を重視し、ロミの父アンナルの仕事を手伝う流れに。
テルマンもいきなり城塞の建設に携わる立場になる。
ただし東の大陸から戦争の気配が漂ってきている。
(第4章~)東の大陸出身のイオサナが、テルマンのもう一人の妻に立候補して、戦争を避ける動きも出ている。
一方、テルマンの妻であるロミは、元恋人と接近しつつ、退位した皇帝との縁談も再び持ち上がる。
・R18描写箇所には題名に※を付します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:10:00
203761文字
会話率:47%
ダンジョンが出現し、人類が魔法を手にして五十年。
新しく『冒険者』という職業が誕生し、それらを育成する専門の学校ができたことで、ダンジョンの存在は一般的な物になった。
そんな中、冒険者育成高等学校の一つ、『式守高校』に通う少年、枢木克人(く
るるぎかつと)。
冒険者としては中堅下位……そう、褒められるわけでもなければ貶されるわけでもない、中途半端な冒険者である彼は、転移トラップを踏んだことで、『ダンジョンのラスボス手前の安全エリア』に飛ばされた。
そこで手にしたのはチートスマホ。機種名『エンパイア』
『忠誠アプリ』で帝国民を作り、皇帝の道を、大ハーレムを築く物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 10:32:55
42908文字
会話率:53%