芦屋美波は入社一年目の新入社員。幼い頃から人見知りで人と喋ることが出来ず、いつも一人で居た。
とある日、強制的に参加させられた同僚達とのバーベキューで、同じ会社の三歳年上結城涼介と知り合う。
穏やかで優しい彼に惹かれ、二人で会って
いるうちに体の関係を持ってしまう。
彼は「恋人は作らない」という主義なため自分は体だけの関係なのだと割り切ったつもりでいた。
※書き溜めしてある分は毎日投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 16:07:06
29504文字
会話率:35%
会社では地味で目立たない鈴木紗菜20才は、自身にある秘密を抱えていた。
さらには同期入社の黒川悠吾の嫌がらせによって、毎日残業の日々で苛立つ毎日を送っていた。
とある日、普段の疲れのせいか、友達との飲み会の最中に記憶が無くなる程、酔ってし
まう。
朝、目が覚めると隣に寝ていたのは、その黒川だった。
※誤字脱字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 09:06:24
106839文字
会話率:33%
「でも、俺……バイブ入れながら挿入しないとイケないんです」
【変態性癖攻め×女性恐怖症受け】
都内の広告代理店に勤める八坂愉一はコミュ障の上に女性恐怖。苦手な営業業務は友人の志に任せきりだったが、やむ終えない理由により代役を頼まれてしま
う。補佐役につけられたインターンシップ生、皇善二はいい仕事をするが、見た目がアレで色々とヤバそうな印象を抱かせた。営業帰り、飲めない酒に飲まれて目を覚ますと、善二が自身の上で自慰をしていた。しかし、その方法が少し特殊で……?
攻キャラクター :皇善二・インターン生 21歳
受キャラクター :八坂愉一・広告代理店デザイナー 28歳折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 13:26:09
8412文字
会話率:67%
【毎日12:30更新】
社内でカリスマ的人気を誇る部長に、俺は「とあること」で秘密がバレてしまった。
「矢田くん、首筋のホクロ……ずっと見てたんだよ」
誰にも知られていないはずの裏アカと、秘密の身体。
それを暴いた部長が、今夜なぜか「抱
かれたい」と言ってきて――。
▽社会人BL/年の差/年上受け/年下攻め
※他サイトにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:30:00
10487文字
会話率:49%
30代の会社員・高橋直樹は、妻と5歳の娘との平穏な日常を送っていた。しかし、娘のスイミングスクールで偶然再会した高校時代の後輩・由香里との出会い
が、彼の人生を根底から揺さぶることになる。
元水泳部員として輝いていた青春時代。大きな身体の
直樹と、その影に隠れてしまうほど小さな身体の由香里。引退試合の日、薄暗いシャワー室で由香里との一度きりの過ち。その記憶が、十数年の時を経て鮮やかに蘇る。
由香里もまた結婚し、息子を持つ母親として生きていた。毎週土曜日、子どもたちのレッスンを見守りながら交わす何気ない会話。しかし、その裏で二人の心には、封印
していた想いが静かに燃え上がっていく。
塩素の匂いが漂うプールサイドで、二人は危険な境界線に足を踏み入れようとしていた。家族への愛と罪悪感、そして抑えきれない想いの間で揺れ動く直樹。
果たして彼は、平穏な日常を守り抜くことができるのか。それとも、青春時代の記憶に溺れてしまうのか―。
水への郷愁と禁断の恋心を描く折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:07:56
37280文字
会話率:43%
遅刻しそうになり急いでいた朝の駅で、杉原亜由美は知らない男性にぶつかってしまった。
「ケガをした!」
ぶつかってしまった男性に亜由美は引き留められ、怖い顔で怒られる。
──え? 遅刻しそうな時にぶつかるのって運命の人じゃないの!?
し
かし現実はそんなに甘くない。その時、亜由美を脅そうとする男性から救ってくれたのは……?
大人っぽいけれど、
乙女チックなものに憧れる
杉原亜由美。
無愛想だけれど、
端正な顔立ちで優しい
鷹條千智。
少女漫画に憧れる亜由美の
大人の恋とは……
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 12:00:00
93366文字
会話率:39%
少しクセのあるサラリーマン伊達聡介(31歳決算課主任)は、隣の受注管理課に配属された新入社員の篠崎まほろ(23歳)に一目惚れ。自尊心低めのまほろは、あまりにも熱烈に愛でてくる聡介に疑問と戸惑いを抱きつつも、とにかく激甘(もちろんえっちも)
に愛される。しかし意地悪なまほろの姉が、「聡介の子を妊娠した」と言ってきて……って、そんなことぐらいで聡介の熱烈まほろ溺愛は1ミリも揺るぎません! とにかくまほろが好きすぎる聡介と、そんな聡介に溺愛される自尊心低め女子まほろの、若干クセのあるストーリーです。
ほかサイトにも掲載あり(そちらでは完結済み・詳細は作者の活動報告にてご案内)/週3回(月水金)に更新予定/性描写は中盤の第6話~第10話を中心に全体の約22%程度です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 08:17:30
21008文字
会話率:56%
地方都市の小さなデザイン会社に勤める若手デザイナーのミカは、新入社員で年下のタクミに弱みを握られ、不本意な性的行為を強要される。
それをきっかけに、二人は性奴隷契約を結び、堕落した関係を深めていくことになる。関係の中でミカはタクミの手によっ
て心と身体を書き換えられていく。
(ハーメルンにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 08:00:00
20588文字
会話率:25%
彼氏にフラれた上村朱里(うえむらあかり)は、酔い潰れていた所を上司の速見尊(はやみみこと)に拾われ、家まで送られる。タクシーの中で元彼との気が進まないセックスの話などをしていると、部長が自分としてみるか?と尋ねワンナイトラブの関係になってし
まう。
かと思えば出社後も部長は求めてきて、二人はただの上司と部下から本当の恋人になっていく。
だが二人の前には障害が立ちはだかり……。
※ 過去に投稿した短編の、連載版です
※ アルファポリス様、エブリスタ様にも転載しています
※ エブリスタ様では(過去最高)総合ランキング1位、恋愛ランキング1位、トレンドランキング1位、本棚(ブクマ)2万以上いただいています(嬉しい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 07:30:00
1128773文字
会話率:40%
食品会社の企画部に勤める26歳の夕貴には、肉体関係を持っている男性が二人いた。夕貴を好きだと言って一途に求めてくる義弟の亮。アブノーマルなプレイで夕貴に新しい世界の扉を開かせた上司の秀弥。二人の男性に求められ、夕貴が選んだのは――。
※改
稿途中です
※アルファポリスさま、エブリスタさまにも転載しています
※タイトルを微妙に変えました(2024.8.6)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:30:10
196101文字
会話率:36%
彼氏にフラれた上村朱里は、酔い潰れていた所を上司の速見尊に拾われ、家まで送られる。タクシーの中で元彼との気が進まないセックスの話などをしていると、部長が自分としてみるか?と言い……。
姫はじめに短編を初めて書きました。自己満足ですので、お
手柔らかに!
短編終了後の事もなんとなく考えていますが、書く時間がなさそうなので匂わせて終わらさせてください! いつか時間ができたら長編にして連載したいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 00:19:00
9350文字
会話率:35%
同僚の花形亮子(ハナ)と濱名絢斗(ケント)の恋物語。
6年付き合った彼氏と別れたばかりの花形。
花形が転職してきて4年、ずっと片想いをしていた濱名の恋が動き出す。
最終更新:2025-07-18 07:00:00
65353文字
会話率:25%
筋金入りの地味で根暗で残念な女子。石崎 誠は、地味で根暗で残念なオタク系女子。
そんな彼女が想いを寄せる人。
冬野 由貴は、すれ違うと立ち止まる位秀麗な容姿で、仕事も出来て、友達も多くて、絵に描いた様な好青年系男子。
二人は、同じ会社の
営業部で、まるでモブと王子様のようでした。
モブは、ずっと王子様の事が好きでしたが、極度の面倒臭がりで、王子様を好きな事をずっと隠して生きて来ました。
王子様は、生まれて初めて好きになった女性がモブでしたが、自分から女性に告白した事のない彼は、モブに好きと言う以外何も出来ずにいました。
そんな二人は、同じ会社に3年勤めていたのですが、ある日、王子様は会社を辞めてしまいモブと王子様は会社と言う唯一の接点を失ってしまいました。
もう、二度と会うことがないなら、いっそのこと『無かった事にしてしまえば良い』。
モブは、潔く王子様の事をあきらめて、一生地味で根暗で残念な一生を送りました。
モブは、みんなの前でそう語りました。
「これは、これでめでたしめでたしだよ」
満面の笑みで、一縷の迷いもなく、それはそれは、晴れやかな表情でした。
「ばっかじゃないの。姉ちゃん」
モブは、妹に叱られました。
妹は、王子様がモブの事が好きだとわかっていたからです。
そして、我が姉だけに、彼女の考える事が手に取る様に分かるのです。
モブが王子様と面倒臭さを天秤にかけて、面号臭さが勝ったんだと思い、ドン引きでした。
「えっ、石崎さん。正気ですか?なんで告白しないんですか?」
モブは、新人教育をした後輩女性社員に突っ込まれました。
後輩は、王子様がモブに会いたくて、毎日彼女のデスクに通っていうと思っていたからです。
この人、変り者だと思っていたけど、誰かハリセン持ってきて!!と、息をのみました。
「ちなみに僕とはどうします? 2年前、後輩の僕に何したと思ってるんですか。 初恋諦めるんでしたら、責任取って僕と付き合って下さいよ【笑】」
モブは、唯一仲の良い、男性後輩社員と人には言えない秘密の過去がありました。
彼はモブが王子様を好きな事を唯一知る人間でした。
この物語は、変わり者のモブが、王子様から全力で逃げる。強制シンデレラストーリー全力回避系ラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:10:00
439314文字
会話率:41%
「先輩。私の身体をオナホにすればいいじゃないですか!」
新入社員の千堂唖李那はそう言って妖艶に微笑んだ。
主人公ユウトはモテないサエない童貞男。生身の女よりも2次元の絵に欲情する。
そこそこの大学を出たおかげで都内のそれなりの
企業に就職できた。
しかしそれがユウトの間違いの始まりだった。
その企業はコミュ力の高い人間の集まり。ユウトのようなキモオタは全くの場違いだった。
うまくコミュニケーションの取れないユウトに愛想をつかし同僚達は段々と離れていった。
職場でいないもののように扱われるユウト。
そんなユウトの楽しみはスマホアプリでエロ漫画を読むことだった。
ある日残業を終えたユウトは帰宅前にエロ漫画を読んで一息入れていた。
その時職場の電話が鳴る。渋々電話に出るとそれは課長からの電話だった。
明日の朝イチで使う資料を忘れたのでパソコンからメールで送れと言うものだった。
ユウトは仕方なくメールを作成しようとする。
その時新入社員の千堂唖李那が入ってくる。
顔も整っていてスタイル抜群、その上愛想もいい唖李那に部署の男は皆メロメロだった。
今日も唖李那は部署の男達と飲みに行ったはずだったのに…
その時唖李那はユウトが机に置きっぱなしにしたスマホを手に取る。
ユウトは慌てて止めるが時すでに遅し。唖李那はユウトのスマホを見て顔を歪める。
ユウトは絶望的な気持ちで唖李那の次の言葉を待つが…
エロ漫画から始まる唖李那との関係。
ユウトの運命はどうなるのか?
登場人物紹介
山田ユウト
28歳
入社6年目
独身でキモオタ
生身の人間よりも二次元が好き
千堂唖李那
22歳
新入社員
身長168センチ
Dカップ
茶髪ロング
人当たりの良い女の子
色々な男からチヤホヤされている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:00:55
6957文字
会話率:34%
「ごめんなさぁい、先輩の彼、もらっちゃいました♪」
広告代理店で働くデザイナー・詩音は、ある日彼氏と後輩女子が浮気している現場に出くわしてしまう。
挙句の果てに、詩音が取引先のためにデザインした作品までパクられそうになってしまう。が……
「
それって、詩音さんの作品ですよね?」
取引先の社長は、なんと詩音の幼馴染・蒼汰だった!
泣き虫だった蒼汰は、爽やかイケメンに成長し、傷心の詩音にグイグイ迫ってくる。
けれどこの幼馴染、何かが変――?
「元カレの連絡先……いらないよね? 消して。今ここで」
「僕をこんな風にしたのは……しーちゃんだよ」
爽やかな顔をしているけど、中身は激重執着ヤンデレ化しており、あらゆる手を使ってヒロインを囲い込もうとする年下ヤバヒーローと、お仕事に夢中なヒロインの、オフィスラブコメディ……です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:00:00
99417文字
会話率:47%
その女ひとは、アラフォーには見えなかった。独身とも思われたかもしれない。
が、若くして結婚し既に二十年近く、夫とは友達のような関係になっていた。子供はいなかった。若く見えるのはそのせいかもしれないし、ぽっちゃりと可愛い童顔のせいかもしれな
かった。
ただ奈岐は三十代に入るとオンナに目覚めた。それはふとしたことがきっかけでどこにもあるようなことだったが、奈岐には切実なことだった。そして一時はその浮気に夢中になり満たされた性を謳歌できたときだった。しかしやはり夫のある身でありそう長く仕合せは続かなかった。
奈岐は普通の人妻であり当然のように真面目な女だったということだ。そして奈岐は抜けられなくなるよう浮気に沼ってしまうことはなかった。ただ人並みに夫ではないオトコを経験はしたのだった。
そして、アラフォーという声を聞いてみるとやはり女として渇望は満たされない日常と裏腹に高まるばかりとなった。そして運命の人に出会ったのだった。亮との邂逅は奈岐にとっては転機となった。人生の転機だった。新しい人生が始まり、これこそが女の人生だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:38:41
80589文字
会話率:30%
あなたの身近にいる女性も、色んな妄想をしている。
これは色んな女性が真面目な顔して、こんな妄想してるんだよ、という短編集です。
※実際にこういう妄想をしているかどうかの保証はしかねますので、ご了承ください。
最終更新:2025-07-17 21:00:00
21599文字
会話率:35%
板橋凪のものを欲しがる妹の杏奈。
小、中、高と、恋人も大切な友人も奪われてきた。いつしか凪の心は凍てついて、逆に何事にも動じない性格に。
そんな凪に近付くクールな御曹司、蓮之介。
周囲の噂も、杏奈の誘惑にも振り回されないこの男の目的は…?
※自由気ままに書いております。
本作品はR5.1【完結】済み。少しずつ改稿してます。
本編の内容は▽▽
※板橋凪(26歳)=クール美人✖️七宮蓮之介(31歳)=凪にだけポンコツ上司(笑
無自覚でもどかしい2人の攻防戦の行く末。
※本作品はフィクションであり、実在する人物や団体とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:00:00
155802文字
会話率:22%
感情は“匂い”で伝わる世界。
異世界からやってきたユイは、レオンに向けて眩暈がするほど濃密な「好き」の匂いを放ち続けている。
――にもかかわらず、彼女はレオンの想いにはまったく気づかない。
匂いによる告白が常識の世界で、ユイだけがその仕組
みを知らない。
けれど誰も、それに気づいていない。本人ですらも。
一方通行の「好き」が交差するとき、すれ違いの恋が始まる。
これは、不器用で少しずれた二人が、匂いで紡ぐ恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:10:00
43228文字
会話率:35%
誰からも必要とされず育った架純は、努力の末に“特別”な存在になったはずだった。
けれど、憧れの先輩・和田の「誰の特別にもなれない」という一言が、過去の傷を抉る。
自分にとって特別な人が、自分自身を認めないのが許せない。
――だから私は決めた
。この人を、私が“特別”にする。
この作品は完結まですべて執筆完了しております。安心してご拝読いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 21:10:00
61287文字
会話率:32%
ブラック勤めの高岡隆太郎は、疲労困憊で限界状態だった美人女上司・加納先輩から、ストレス発散目的のセックスに誘われる。
そして残業後にふたりが味わったのは、極上の快感に満ちたセックスだった。
それ以来ふたりは深夜残業のたびにセックスをする仲に
なるのだが、事情を知った他の同僚女子たちも「自分もまぜてほしい」と言い出して……!?
全てのストレスを吹き飛ばす同僚ハーレムストーリー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:10:00
97053文字
会話率:48%
注意)絶賛改定中です。
旧タイトル 下手くそな恋の駆け引きは犬も呆れる
長命種の森の民(エルフ)の男性と人間の女性の恋愛話。
千年の時を生きると云われるエルフ。
その最後の生き残りのイグナーツ。
剣と魔法の時代に生まれ、過ごすこと
六百年と少し。
彼の愛した者は既に亡く、自身を祝福する白い花を、その香りだけを頼りに探し続けていた。
押し込められた鳥籠から空を見上げる日常に、ある日変化が訪れる。
アポもなしにやって来た部下のケイティから香りが漂う。
人間から香る筈の無い、探し続ている花の香りがすると、イグナーツは気づくのだった。
※残酷なシーンが出てきても注意書きはありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:20:00
242681文字
会話率:30%
地方の「優等生」として完璧な仮面を被って生きてきた19歳の大学生、緋月 湊(ひづき みなと)。上京し新たな自由を手に入れたはずの彼の内には、誰にも見せてはならない、燃えるような倒錯した性欲が渦巻いていた。そんな湊の前に現れたのは、大学の現代
文学講師、氷室 雫(ひむろ しずく)。知的な美貌の奥に凍てつくような冷たさを宿す彼女は、人間の深層心理やタブーを論じることで、湊の秘めたる欲望を看破し、容赦なく刺激していく。
雫の冷たい視線と言葉は、湊の「見られる」ことへの衝動や覗きへの性欲を覚醒させ、甘美な焦燥へと変えていく。オフィスアワー、閉鎖された研究室、そして公衆の場。雫は様々な場所で、湊を巧妙に精神的・肉体的に支配し、彼の燃えるような性欲を自身の「冷たい性欲」で満たしていく。湊は、雫の支配に抗えない快感と屈辱を覚えながら、次第に彼女なしでは生きられない禁断の共依存関係へと深く沈んでいく。
社会から隔絶され、互いだけを求めるようになった二人の関係は、やがて大学や周囲に露見する危機に瀕する。全てを失う覚悟を迫られた湊は、雫への抗えない「熱」を選び取る。社会的な制裁を受け、表舞台から姿を消した二人は、人知れぬ場所で、もはや隠す必要のない剥き出しの欲望と支配・被支配の関係性を「日常」とする。
世間から見れば「異常」な関係。しかし、彼らにとっては究極の「生」であり「愛」である。これは、燃えるような性欲を持つ少年と、冷たい性欲を持つ女教師が、互いを焦がれ合う氷点で結ばれ、永遠に続く倒錯の輪舞を踊り続ける物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 09:13:24
88079文字
会話率:17%
――あの夜、公園の暗がりで、私(竹内かおり)は見てしまった。
同期の彼(たかし)が「天使のようだ」と瞳を輝かせる、後輩の彼女(さおり)の、誰も知らない裏の顔を。
見知らぬ男に媚を売るように唇を重ね、甘く喘ぐ姿。
その、あまりにも生々しい光
景は、私の「正しさ」を、そして平穏な日常を、音もなく壊していく。
彼に、この残酷な真実を告げるべきか。
それとも、友人の幸せを守るため、この胸に全てを隠し通すべきか。
揺れる天秤の上で、私は気づいてしまう。
彼の不幸を嘆く私のこの胸の痛みは、ただの友情ではないのかもしれない、と。
これは、一人の臆病なOLが、友人を裏切り、その恋人を奪う「泥棒猫」になってしまうまでの、罪と、快感の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:10:00
13209文字
会話率:16%