南イタリアの街、ローザレジーナ。
この街は昔からイタリアンマフィアのアルベローニファミリーが長年牛耳っていたが、ここ最近は新しいマフィアが勃興して対立した事により、勢力争いが起きていた。
そんな中、暴力事件を起こしてパルモ島のトリステ刑務所
にいたアルベローニファミリーのボスの孫であるジュリアーノが帰ってきた。出所したジュリアーノは、ファミリーの一員になる為に叔父でアンダーボスのマテオに相談するが、お前はマフィアになるべきじゃないと聞き入れてもらえない。この先をどうしようか悩んでいたところ、街で幼い頃に出会ったロミオと再会する。しかしロミオはローザレジーナの警察で対マフィア組織の一員だった。
お互いの正体を知らないまま、次第に惹かれあっていく二人。しかし、ジュリアーノを溺愛する従兄弟のカルロはそれをよく思っておらず、二人を引き裂こうと画策する。さらに、敵対するミラベッラファミリーとの抗争が次第に激しくなっていき、ジュリアーノも争いに巻き込まれ……。
【正義感強め誠実攻め×強気美人受け】
◆注意事項
当作品には、暴力、薬物などの反社会的描写がありますので、嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮下さい。
また、この作品はこれらの犯罪行為を推奨するものではありません。
メインCP以外にもその他CPあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 21:27:34
7580文字
会話率:48%
【!毎週土曜20時更新!】
養父母から引き取られ搾取子として育った、ブラック企業勤務の黒鉄結弦はある日を境に全てが一変した。
その養父母が非合法の金融機関より借金を踏み倒し行方を眩ませたらしい。見覚えの無い連帯保証人となった挙句、就学中の
妹達へ魔の手が伸びぬことを恐れた結弦は仲介人と名乗る男性の「条件」を飲む。
「────ある凶暴な男の相手をして欲しい」
この一言が、結弦の死んだように生きて来た人生が色濃く染まる。
押し付けられた相手は、アイスブルーの獰猛な双眸と、鋭い犬歯を持つヴァレット・ビアンキと名高い悪名を持つ男で正真正銘の悪人だった。
暴力的な獣愛をぶつけられ、次第に悪人の手で美しく着飾られて行き平凡だった日々は変貌する。
結弦は次第に渦巻く金と策略、色情が入り乱れる悪逆非道の世界に巻き込まれるが……。
不器用な愛情を注がれて行き、戸惑いながらも結弦の心は男へ傾いて行く。同情なのか、恐怖心から、そして生存本能からか。
それとも────この感情に名前を付けるとしたら?
暴力と裏切りしか知らぬ、孤高のイタリアンマフィアと織り成す道とは────。
【!4/10(水)20時、本編完結! 4/17(水)本編完結後、その後の二人も執筆中。外伝として更新】
【6/22 500いいね!ありがとうございます!!!!!】
※この作品は全て完全フィクションです。実在する作品、名称、地名や文化等全てにおいて一切無関係です。
※暴力・出血を伴う表現・残虐性や倫理に反した言動等を含みますが、それらと犯罪を推奨するものではございません。
※ダークヒーローです。鬼畜で非情な人間との恋愛って、一体どういうものかと試行錯誤しながら執筆しています。
※性的表現ある箇所は※印付けます。
※感想やいいね、評価励みになります!!ありがとうございます!!
参考資料 1991年7月25日出版 竹山博英 マフィア戦争 ナポリ・カラブリア・シチリアをゆく
1991年2月20日出版 竹山博英 マフィア・その神話と現実
2009年6月29日出版 アレッサンドロ・ジョバンニ 食べたいほど愛しいイタリア
他 登場人物欄に記載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:10:00
543606文字
会話率:32%
ハロウィンの夜。終電を逃した智広は、ハロウィンを楽しむ人々を避けるようにして近くの店に入る。今まで何度か利用したことのあるイタリアン食堂のはずだったが、店はファンタジー風の仮装をした人達で溢れていて――。※R18要素なし
最終更新:2024-10-31 22:43:10
6417文字
会話率:24%
僕の幼馴染は気持ち悪い。まず発言がいちいちおかしいのだ。※ねっとりえっちします、長いの苦手な方ご注意。
最終更新:2024-10-07 23:55:22
46080文字
会話率:49%
イタリアで暮らすジーノ・藤田・ルアルディは、12歳で日本に帰国した綾那と結婚をするために、18歳になってすぐに日本にやってきた。
しかし再会した綾那からは「好きな人が出来るまで家に来ないで」と拒絶されてしまい……。
綾那に無自覚に(?)執着
依存するジーノと、倫理観が壊れていると言われるジーノと価値観が同じである綾那が、少し変わった形で収まるところに収まるまで。/こちらのお話は「オオカミは動かない」【https://novel18.syosetu.com/n7694fc/】の藤くんの弟のお話です。全く別のお話ですが、前作のキャラクターは出てきます。
※残酷描写多めで、強姦描写もあります。苦手な方はブラウザバックお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 23:54:45
50560文字
会話率:44%
「ダンテ神曲展」開催のため、イタリアへ美術品を買い付けに訪れたアートバイヤーの旬果。
そこで出会ったのは、ミステリアスな雰囲気を漂わせるビジネス・コンサルタントのネイサンという男。
古城が見下ろす街で近づいていく二人の距離――そこにはマ
フィアの影が迫っていた。
絵画「黄金のベアトリーチェ」を巡り、人々の思いが交錯する中、二人が下す決断は……
※本作品に登場する登場人物、団体名、店名、地名などは完全に架空のものであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません。
また、事件の内容もフィクションで描写されたものです。
※本作品内で登場するブランド名は、実在の有名ブランドをもじったものであり、実際のブランドとは関係ありません。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 09:18:10
134520文字
会話率:40%
しがない会社員の住谷 俊平(すみたに しゅんぺい)には、一人の“愛弟子”がいる。
彼女の名は、梓澤 美亜(あずさわ みあ)。
イタリア系の血を引くハーフ美少女である。
アラサー会社員と美少女JK。
年の差もひとまわり近く。
そんな二人を
結んだのは、『将棋』。
高校最後の全国大会を控える美亜は、師匠である俊平に『全国優勝』を宣言する。
そして優勝の見返りとして求めたのは、彼の本音。
数ヶ月前、美亜からの告白を断った俊平だったが、彼が本音を隠していることを見抜かれていたのだ。
将棋と恋。
どちらにも真摯な愛弟子の想いに、師匠の心は揺れ動く。
注:Hシーンは※付きの章です。
作者X(旧Twitter):@wakanahakari折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 21:00:00
145847文字
会話率:41%
【あらすじ】
この世界とは少し違う歴史を辿った東京、現代。その郊外の山奥に造られたカジノ街・玉東(ぎょくとう)は、和風の楼閣が立ち並び、きらびやかな色打ち掛けの傾城達が闊歩する不夜城である。
そこでその名を轟かせる男太夫、五代目菊野(天野信
)は、女子禁制のハイクラブ・白銀楼に在籍する絶世の美男子だった。
そんな彼はある時、ひょんなことから店を辞めて政界入りすることとなる。政治の世界に入り、議員として忙しい毎日を送る日々。
しかし、そんなさなかに友人の章介が誘拐される。拉致された先は欧州だった。
信は章介を助けるため議員を辞め、暗殺者として名高いマウリ・バルドーニに助けを求める。彼はナポリ拠点のマフィア、バルドーニファミリーの後継者候補だった・・・。
【CP】
多重人格のイタリアンマフィアx日本人の元高級男娼←香港マフィア幹部の日本人
美形変態ヤンデレ攻め→寡黙男前x小動物系御曹司(攻めリバ)
※無理矢理、暴力表現、監禁、攻めリバ、SM要素あり。ご注意ください。
※メインCPの攻めは第四章で登場します。
※白銀楼シリーズの主人公がイタリアンマフィアのマウリ・バルドーニと結ばれる世界線の話。単体で読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 14:49:26
357701文字
会話率:42%
おっぱいでかめな日本人がイタリアで闇医者やりながら、マフィアとかイギリス人とか弟とかとずっこんばっこんする話になる予定です。
タグは随時増やしていきます。
最終更新:2024-08-17 08:00:00
356355文字
会話率:41%
「もう先輩と一緒にいることに疲れたんです。別れてください」
小清水華乃(25)は、5年前に大好きだった彼氏と事情があって別れた、イタリアンレストランで働く調理師だ。ある日、ストーカーまがいの男性に困っていたのを助けてくれたのは、今や大人
気声優になった元カレの三島祐理(26)だった。新しい彼女がいると噂されている彼だが、華乃に復縁を迫ってきて…。
ネガティブヒロインと、一途な執着ヒーローの恋の話です。
性描写のある話には※マークをつけています。
作中の声優名や養成所の描写はフィクションです。
本編、完結しました(2024.7.24)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:00:00
38728文字
会話率:42%
イタリア、アマルフィを舞台に繰り広げられるすれ違う恋心。
波乱の末、仲間の後押しもあり、結婚という形にまでこぎ着けた二人だったが、涼を愛するがあまり何時でも身を引こうと考え続けていた悠に、小さな希望の光がともった。
当時世界を震撼させたウ
ィルスが原因で、世界初の男性妊娠が新聞の紙面を小さく飾った。
しかしそれは二人の破局へのプレリュードだった。
愛する者をただひたすらに望む涼と、だからこそ消えようと思う悠の儚い恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 16:47:35
1182文字
会話率:53%
「ええーっ! ちょ、ちょっと待って!」
世界最高級五つ星ホテルの最上階にあるだだっ広いスイートルームの大きな窓を背に、キラッキラの笑顔で微笑む金髪イケメン紳士に抱きしめられながら、愛を囁かれている俺。
この状況、一体どうなってるんだよー
!!
ふとしたきっかけで豪華な旅行に行くことになった主人公 高野柚月と謎のイケメン紳士との溺愛甘々なお話です。
5話くらいで終わる短編小説の予定です。
R18には※付けます。
今書いている連載小説(俺の天使に触れないで・ひとりぼっちのぼくが異世界で公爵さまに溺愛されています)が2つとも300話を超えるということで御礼といえるほどでもないのですが、全然違うお話を書いてみました♫
とはいいつつ、外国人イケメンに溺愛されるいつものパターンしか書けないのですが……楽しんでいただけると嬉しいです♡
この作品はアルファポリスさまでも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 22:00:00
34720文字
会話率:34%
――それは、一本の電話から始まった――
自BLサイト開設一周年記念小説を加筆修正しながらの転載です。
天野のキャラクター総出演の、
タイトル通りの新婚旅行or婚前旅行のイタリア・フランス滞在記です。
○十年前の実体験と、当時のガイドブッ
クを見ながら書きました。
一フラン二十円の時代。今やユーロですからね~~(思わず遠い眼)。
天野の書いたものを未読の方でも、
これだけでもお楽しみ頂けると思いますので肩の力を抜いて、
甘々ラブラブの脳内海外旅行を、どうぞ、貴女も♪
※ 実はこの作品はR18ではないので「なろう」さんに連載、完結したものですが
「アンプレ」の「ORIENT EXPRESS」と直接関係がある為に
ムーンさんに転載させて頂きました。
※ 天野の脳内妄想幻想世界のご都合主義が炸裂している作品ですが
こんなご時世だからこそ、束の間、リアルの世界を忘れて
少しでも楽しんで頂けたら、嬉しいです♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 23:51:00
68115文字
会話率:35%
―――たった五日間で、一生分の恋をした―――
龍樹は同性の恋人に裏切られ、傷心のまま渡仏した。そこで一人のイタリア人と出逢う。しかし彼は何とマフィアの首領で・・・。GWから、バカンスにかけてのお話になります。一部R18表現があります。
自サイトからの転載です。(※R18ではない作品「Honey Moon【蜜月】」を読んで頂いてからの方がストーリーが分かり易いと思いますが、独立した作品としても楽しめるかと思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-22 13:32:53
41294文字
会話率:24%
「LACRYMA CHRISTI」の続編。やっと各務と恋人同士になれた雅は、イタリアの高級リゾート地・カプリ島にある各務の友人の別荘に招かれ、少々遅いバカンスに訪れた。自サイトからの転載です。雅に狂う、各務さんのお話です。
最終更新:2013-10-19 22:14:59
7265文字
会話率:42%
冷たい雨の夜。青山美術予備校の2階で、デッサンモデルをしていた新妻千春。彼は、雷に打たれたように金髪碧眼の美少年ディーノにペインティングナイフで首を裂かれる。時は過去にさかのぼり、イタリアから日本に来た交換留学生のディーノは、学友の三条光理
とちまたを騒がせる猟奇殺人鬼のニュースを観ていた。彼が、千春を殺さなければならなかった理由は、一体何なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 12:00:00
8202文字
会話率:31%
月見里 琉夏(やまなし るか)15歳。見た目はショタだが、立派なイチモチと天才的なの頭脳の持ち主だ。彼の周りには、ショタ好きな肉食系の女子が集まる。幼馴染の香美羅(かみら)、イタリアの天才少女フランチェスカ、帰国子女の聖良(せいら)、クォー
ターのギャル瑛玲菜(えれな)。ちょっとエッチな彼らの日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 19:08:08
37896文字
会話率:60%
夫に先立たれた小説家の花蓮は彼女を哀れむ自分の師匠から旅に出ることを勧められ、日本人の知らない、イタリアの小さな保養地に出掛けることにした。
そこで滞在するホテルにて花蓮は不思議な現象や恐怖を体験する。
そしてその地で彼女は亡き夫と再会する
のだった。全7話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 11:45:14
9957文字
会話率:42%
代々イタリアのローマで生活する日本人の家庭に生まれたこの物語のヒロインはローマと名付けられた。
名門オックスフォードで博士号を取得した彼女はバルト三国のエストニアに生活の拠点を移し、首都タリンの医療研究所にて薬学の研究に従事する毎日を送って
いた。
フィンランド人の伴侶も得て、このヨーロッパの小国で過ごす彼女の日常やその思いを綴る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 05:40:10
14741文字
会話率:31%
今年で結婚20周年を迎える良子と牧人。二人とも40を過ぎ、記念に新婚旅行に行ったイタリアにもう一度行くことに決めた。20年前と同じ街を旅する現在の二人と新婚当初からの二人のこれまでの夫婦としての道のりの物語が交錯する。全10話。
最終更新:2024-01-19 22:49:32
17129文字
会話率:45%
世界最高峰のバレーボールリーグがあるイタリアから、2年半ぶりに日本へ帰ってきた九重晴斗。同じタイミングでチームへ新加入することが決まったフランスの若きエース、ルカとの初対面は最悪だった。
練習や食事を少しずつ打ち解けていく2人だったが、晴斗
はルカがつまらなさそうにプレーするのが気がかりで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 12:23:02
7143文字
会話率:58%
ローマ・マフィアのボスのセラとそのパートナーのアオイ。
イタリア中部のモンテカティーニテルメに立ち寄ることになったセラとアオイは、レストランの店主に紹介された幽霊ホテルに宿泊することになってしまうが――
オッサンBL。オッサン受け。中年
BL。溺愛。セラ×アオイ+ヴァンパイア×ゴーストの4Pの予定
※長編小説華KAGEROUの短編ですが、本編を未読でも読めるように書いています。
※オカルト要素ありますが、怖くないオカルトになると思います。
※5万文字くらいを予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 10:19:55
54723文字
会話率:41%
★あらすじ
ローマ・マフィアの御曹子リーノは夏のバカンス旅行でリヨンを訪れる。その宿泊先の隣家には女装した美少年ジョジュエがいた。
リーノとジョジュエは気まずい出会いをするが、次第に距離を縮めてゆく。
だが、ジョジュエは別れた男の恋人の無理
な要求に従ってしまったり、自殺をほのめかしたり、自暴自棄な態度をしたりして、リーノを心配させる。リーノはジョジュエが放っておけなくて、次第に深入りしてゆくが……
旅先で知り合った相手とのひと夏の恋。
大人になりきる前の少年たちの現実の前で揺れる不安定で一途な想い。
そして手に入れた恋よりも深い魂と魂の絆。
~そんなものを書きたいと思っています。
※無理矢理、ソフト凌辱(?)有ります。男の娘。
主人公リーノはバイですが、本人の意識としてはノーマル。中年ゲイカップルたちも出演しますがそっちはエロなし(多分)
※長編BL小説華KAGEROUの外伝ですが、この作品単独で読めるように書いています。
※通常のカップルが成立するお話ではありません。
※この作品は10月末までの公開となります。
★登場人物
【リーノ・カルディナーレ】主人公 男。イタリア人。15歳。マフィアのボス(セラ)の養子
【アオイ・アワジ・カルディナーレ】リーノの義理の親。セラのパートナー。日本人。
【ジョジュエ・バゼーヌ】フランス人。男。アスランの家の近所に住む16歳。
【クロヴィス・バロウ】フランス人。ジョジュエの元家庭教師。
【セラ・カルディナーレ】リーノの義理の親。ローマのマフィアのボス。
【アスラン・バーク・シェリダン】イギリス人。インターポールの国際捜査官。リヨン在住。ルークと同性結婚している。
【ルーク・シェリダン】イギリス人。アスランのパートナー。画家。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 10:39:13
200067文字
会話率:47%
人が最初に握ったものは石でも棒でもない、拳である。
握った拳を相手に突きつけるために、人は四足を辞めて二足での歩行を行うようになったのだ。
その連綿と続く長い人類史で築き上げたものは、終わりなき格闘の道であった。
それは、一人の空
手家がグラウンドを無視して総合格闘技を三階級制覇した時だっただろうか。
それは、一人のムエタイ絶対王者が銃器を有したテロリストを傷一つ負わずに撃退した映像がネットの海に流れた時だっただろうか。
それは、一人のアマレス五大会連続金メダリストがボクシングのリングで優しくヘビー級チャンピオンを眠らせた時だっただろうか。
それとも、一人の女性が男女混合無差別級キックボクシング世界大会で優勝したその時だっただろうか。
そんな、それまでの歴史を考えると『あり得ない』というよりも、『どうすればそんなことになるんだ』と言いたくなるような出来事が、実際に起こってしまった。その目で実際に見てみなければ信じられないようなことが、現実となってしまった。
故に、人はその身一つで戦い抜く格闘技に熱中した。
世はまさに大格闘技時代、日本もまたその例外ではなかった。
しかし、格闘技は暴力とは切っても切り離せないもの。
格闘技の人気絶頂は暴行事件の増加と密接に関係をしていた。
そこで、時の政府は自棄になったかのようにとある都市を設立した。
日本にはあらゆる物事が拳で決められる、狂気の都市がある。
それは東京湾を埋め立ててつくられた、世界で一番大きな人工島。
勝者が人を越えた『神』というならば、敗者は人より堕ちた『家畜』。
その門は誰にでも開かれ、しかし、その最奥にたどり着けることが出来るものは居ない。
力が全ての世界を力と技で生き抜く『闘士』と呼ばれる無数のバケモノたちに、人々は恐怖と敬意を向けて。
────その島を、人は『トーキョー・アリーナ』と呼んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 19:00:00
25938文字
会話率:37%
イタリアのドイツ大使館に勤務することになった武官のフランツは、久しぶりに幼い頃育ったミラノを訪ねる。幼馴染みだったパウロに会いに来たのだが、パウロはゲイポルノ俳優兼監督となっていた。パウロはフランツに会えたことをとても喜ぶが、何かに困ってい
るようだった。フランツが強引に聞き出すと、ゲイポルノ映画の撮影をしなければならないのだが、肝心の相手役が来ないという。しかもその映画はマフィアのドンの誕生日プレゼント用に依頼されたもので、出来なければパウロの命が危ない。フランツは大切なパウロを救うため、パウロの相手役として撮影に臨む……
甘い言葉で相手を翻弄させるミステリアスなパウロと生真面目で健気で頑固なフランツ。ゲイポルノ監督兼俳優のイタリア男×軍人のドイツ男のBL小説です。
ヨーロッパにおける迷言集で、
イタリア人はドイツ人を尊敬しているけれど、好きじゃない
ドイツ人はイタリア人が好きだけれど、尊敬していない
という言葉にもあるような伊×独萌えで書いてみました。再びこちらのサイトで投稿を開始します。アルファポリス、fujossy、エブリスタにも掲載。
※3/4、タイトル名を長くしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 19:06:04
69649文字
会話率:48%
ミラノに海外赴任中の日本人サラリーマン池上隼人は、イタリア人ゲイポルノ俳優ロミオ・ランジェスと付きあっている。けれど色々とすれ違いがあって痴話喧嘩を繰り返している。自分よりも仕事を優先する隼人にやきもきするロミオ、そんなロミオにすまないと思
いながらも可愛いと心の中で惚気る隼人……仕事に生きる男隼人と、恋に生きる男ロミオの辛くて甘い恋物語です。新しいお話「ミラノ・コンチェルト」連載中です。アルファポリス、fujossy、pixivでも連載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 19:43:02
36951文字
会話率:43%
フランツは久しぶりに幼い頃育ったイタリアのミラノを訪ねる。幼馴染みだったパウロに会いに来たのだが・・・ポルノ監督兼俳優のイタリア男×軍人のドイツ男のBL小説です(腹黒攻×真面目受)イタリア人とドイツ人のやりとりを、ユーモアたっぷりにエロく書
いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 23:16:49
70551文字
会話率:47%