遥か昔、この世には動物達の長と考えられる天之五霊がいた。
この霊神を始祖に置き、のちに派生し、異形が混じり合ったものを人々は『天怪』とこう呼んだ。
奇術や妖力といったもので攻防する術を持たないものは、この地では簡単に生き絶えてしまう……。怪
異の類が跋扈するそんな世上で、宿命を背負ったひとりの赤子が産声をあげた。──時は流れ、楼紙境の姫巫子となった香代子は、陽ヶ音郷の祭祀〈花鎮め〉を奉じるため【花束様(鎮守神)】のおわす花茂森山へ神饌を捧げに上がる。そこで記憶を失くした、宝蓮という狐の天怪と出会う。この巡り合わせは偶然か、それとも─…。二人に忍び寄る不穏な陰。奇怪に巻き込まれ、数奇な縁で宝蓮と旅をしてゆく。
※本作はカクヨムさま(https://kakuyomu.jp/users/yuzuki_ori)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 23:15:15
3456文字
会話率:3%
“ライシャ事変”に巻き込まれ、命を落としたとされる美貌の前神官長ルーディス。
その親友の騎士団長ヴェルディは、彼の死後、長い間その死に囚われていた。
事変から一年後、神殿前に、一人の赤子が捨てられていた。
不吉な黒髪に黒い瞳の少年は、ルース
と名付けられ、見習い神官として育てられることになった。
※疫病が流行るシーンがあります。時節柄、トラウマがある方はご注意ください。残酷なシーンがあります。なお、過去の悲惨なシーンについては、描写はせず事実の羅列に留めています。残酷な場面が展開される時は、前書きに予告が出ます。R18シーンの予告はありません。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 00:00:00
106591文字
会話率:30%
黄金色の瞳を持つ美しき男――その名はリロイ。悪魔だ。悪魔はただひたすらに理想を追い求めていた。
――神も救いもあったもんじゃない、この世で。ならば勝手にしてやろうじゃないか。
理想(欲望)を叶えるため、教会の前、赤子を拾った悪魔が、思い
通りにいかない現実に翻弄されつつ諦念した世界へ光を見出す始まりの物語。
【彼らについて】
・リロイ(Leroy)
千五百歳……から年齢を数えていないので自分でも歳を把握していない中堅悪魔。ほどほどに力はある。男。己の欲を叶えるべく人間界で過ごして現在二、三世紀経過。見た目年齢二十代後半。
自分では気づいていないが、悪魔である、ということに深層心理下で自己嫌悪を抱いており、その事実を自棄気味に受け入れている。
・オーウェン・コールドウェル(Owen Caldwell)
元孤児。リロイに拾われ、主にリロイに育てられ成長した。リロイと暮らしている。現三十四、五歳の人間の男。銀行員。禁欲の日々と、知らぬ間にリロイの手で開発され続けた結果、限界値まで蓄積された欲望に年中性的欲求不満状態。反動で、一般の三十代男性の比ではないほどに性欲過多になっている。性に関して羞恥心を異常に強く感じるのは、リロイの教育の賜物。
・メリンダ(Melinda)
比較的淡白なサキュバス。超のつく巨乳で年中母乳が出ている。リロイとは旧知の仲。見た目年齢二十代前半。化粧が濃く落とせば、幼顔になる。
淫魔は悪魔の中でも魔力が弱く、そこへ淡白さが相俟って、彼女は淫魔の中でも更に魔力が乏しい。その事を自覚しているため自分では及ばないと感じ、貸しもあったことから、今回の件をリロイへ依頼する。
・少女/サラ(Sarah)
教会の孤児院で暮らす少女。好奇心旺盛。
・ジーン・スコット 教会の司祭 非常に肥えている。強欲。
・フランシス・バード(Francis Byrd)
オーウェンの上司(銀行支店長)職務怠慢が目立つ。自他含め万物に甘い。絶対に定時退社するが、その分、部下へ皺寄せが行きがち。
・バリー(Barry)
リロイより格上の悪魔。小柄。ドケチ。実力も実績もあるがあまりのケチさにケチ部分で名を馳せている。フレンドリーというよりは馴れ馴れしく、言動だけを見ると気まぐれ。情動的に動くタイプ。友人はいないに等しい。
'この作品はfujossyにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 09:40:10
56333文字
会話率:37%
ひまつぶしと称し何かと厄介事を持ち込む最高神アヴィスフィオリアが、美貌の部下神ユクリウスとルカラウスを呼び出した。
曰く、休憩時間(10分)を有意義に使うべく、自らの神力を封じた上で、剣と魔法が発達した「あっちの星」で赤子から仮初の人生を生
きてみたいという。
主にアヴィスフィオリアとユクリウスのほのぼのコメディとなる予定です。
※誤って1度削除してしまいました。
※せっかくブックマークしてくださった方々、誠に申し訳ございませんでした。
※素人&初執筆作品なのでやさしい気持ちで色々ご容赦ください。
※不定期更新。タグ随時編集。
宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 20:00:00
17584文字
会話率:29%
何かと厄介事を持ち込む最高神アヴィスフィオリアが、美貌の部下神ユクリウスとルカラウスを呼び出した。
「久しぶりの休憩時間(10分)を有意義に使うのだ!すなわち、剣と魔法が発達したあっちの星で赤子から仮初の人生を生きてみる!10分あれば10
00年くらいはいられるよね?無論、そなたらもゆくのだゾ!…ついてきてくれるよね?みんなの分の揺り籠も用意したのだゾ!」
「「はあ…」」
※ほのぼの目指しています。R18は保険。
読み専でしたが、なんとなく書いてみています。
初心者&初投稿なのでご容赦ください。
メンタル豆腐なので、面白くないと感じた方はそっ閉じお願いします。
不定期更新。タグ随時編集。
宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 16:42:34
3432文字
会話率:56%
貞操逆転世界に生きる男の話し。
進んだ文明で親の愛を知らずに、学生時代は手酷くあしらわれて科学者をしていた男はどこまでいっても都合のイイ人どまり。
初めては愛した人と思い、童貞を貫き結婚したが妻の浮気が原因で離婚。
それでも愛して、愛された
かった男は結婚するも前と同じように浮気で離婚。
理由はセックスが気持ち良くないから!
女なんて完膚なきまでに屈服させてやる
それからは研究に勉強に勤しんだ(狂気)
そうだ、一度生まれ直して見よう。
己の考えうる最高の精子と卵子から赤子を作り出し、遺伝子を組み換え、あとはこの肉の器に自分の魂と知識を植え付けるだけ。
そんな事が許される事は無く失敗する。
物語は一人の女が赤ん坊を産む所から始まる。
小説を書くのは初めてですが作者のエロい妄想を叩き込んでみたいと思います。
酔った勢いで書く稚拙なモノですが暇つぶしになれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 06:54:06
85827文字
会話率:19%
邪悪な魔術師を倒し、歓喜に奮える人々のなか、サシャの足元には、戦地に似つかわしくない赤子が…?その赤子は、邪悪な魔術師と同じ瞳を持っていた。邪悪な魔術師(攻)と、育ての親となったサシャ(受)の愛?のお話。
受け視点と攻視点が交互となります。
エチシーンが苦手で逃げてしまいました。
他サイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 18:16:30
2516文字
会話率:8%
大学受験に合格したことをネットで確認した瞬間、安堵のあまり僕の意識は落ちた。気がつくと、そこは病院のベッドの上だった。長期間神経を張り詰めた生活を送っていたことが原因と指摘され、主治医から言い渡されたことは、丸一日絶対安静。ベッドから自力で
出てはダメ! お箸も歯ブラシも持っちゃダメ! 上体を起こすことすら禁止。とにかく全身の力を抜いているように、と命令された何もできない赤子のような僕に、ナースの方々がとことんお世話してくれたお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 18:00:53
36010文字
会話率:42%
化け物は人間になりたかった。
自分が人間で無いことを自覚していた。だからこそ、人間のことを注意深く観察した。人間はどんな時に笑うのか、泣くのか、怒るのか。
人のすべてを知れば、自分も人間になれるような気がした。
ある日化け物は人間の赤子
を拾う。それはただの暇潰しにすぎなかった。
「人間は最も信頼する相手から裏切られたとき一体どんな顔をするんだろう」
化け物はより深く人間を知るためにその赤子を育てることにした。いずれ自身の手で殺し、その答えを得るために。
※地雷のある方はタグの確認をお願いします。本編は16部完結となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 00:00:00
21018文字
会話率:28%
俺が唯一「仕えるべき主」とみなし、5年前から仕えてきた王妃は自身の腕の中で眠る赤子に視線を落としたまま俺に言った。
―—「ねえ、もし私に何かあったらその時はあなたにこの子の御目付け役を任せたいの」
―—「いい王にしてほしいのよ」
無欲なあな
たの数少ない願いを俺が叶えないわけにはいかないだろう。
「謹んでお受けいたします、我が主」
俺は王妃の前に跪き、頭を垂れた。
王と従者の始まりの物語。
※エロシーン描写の練習中。
(後半わりとがっつりエロ注意)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 19:00:00
12621文字
会話率:42%
私はサキュバスと契約した。
いわゆるひとつの、黒魔女って奴だ。
普通はもうちょっと高位の悪魔と契約するのが常套なんだけれど、私の場合、手近に召喚可能だったのがサキュバスだった、ってだけなのだが。
まぁ、ソイツがとんでもないクソポンコツで。
――この私の体質を、サキュバス寄りにしてしまった。
んで。
今日も夜な夜な、男を求めて夜の街へ……と思ったら、そこは既に、焼け野原。
あぁ、近頃噂の魔王の軍勢が、こんな辺境の街にまで手を伸ばしたか。
「ほんぎゃあ! ほんぎゃあ!」
「戦災孤児って奴かしらね」
私はおくるみに包まれたままの幼子をひょい、と摘まみ上げた。
「育てれば良い男になるかしら」
気まぐれだった。
長い長い長い間生きると、そういう事もたまーにある。
「きゃっ、きゃっ」
……きゅん。
私の中で何かが、クピドの悪戯のように、射抜かれた。
「……ま、戯れに、戯れに」
飽きたら捨てればいい。
精を吸い尽くして殺してしまっても、それはそれで。
私はそんな、残忍な心をなるべく保つように意識しつつ、赤子を家に連れ帰った。
――それから10年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 05:43:04
9632文字
会話率:38%
ハンナは赤ちゃんプレイ風俗を経営している。分かりやすい看板を出すでもなく、ひっそりと住宅街に紛れこむその店は、実は予約の途切れない人気店なのであった。赤子に還るような不思議な安心感と快感を求め、今日もまた1人が扉を開く。
最終更新:2020-08-08 22:10:13
6045文字
会話率:49%
戦国時代の日本と似て非なる異世界の島国・和国。
皇祖神を奉じる神宮の社領・伊勢では、圧政に耐えかねた民衆が、天竺より来訪したという龍神の加護を受けて蜂起した。神宮を倒して下克上に成功し、一揆衆による新体制となった伊勢は、幕府や近隣州とに
らみ合いつつも、特産品である医薬の交易を再開した。
「龍神様の霊験あらたかな伊勢の薬はいらんかね。労咳(ろうがい)、疱瘡(ほうそう)、蝮毒(ふくどく)、癌(がん)、治らぬ病などありはせぬ。お代は一服百文也。少々値は張るが、命の代価と思えば安い物。銭がなければ、代わりに赤子一人でも結構だよ」
旅の薬売り兼人買いが主人公の、和風ファンタジーです。
※「小説家になろう」にて連載 http://ncode.syosetu.com/n3327bt/ していましたが、2017年6月23日に運営からの指摘を受けた事により、性描写のある章をこちらに移転しました。一般相当の章(現在、第1章、第4章)は「小説家になろう」側に残置しています。
※第8章以降のレーティングについては、各章開始時点で判断します。
※Arcadia、カクヨムにも併載しています。(併載する各サイトの基準により判断しますので、必ずしもレーティングは「小説家になろう」グループと同一ではありません)
※アンモラルな要素、特に劇中人物が差別を肯定する場面を含む箇所がありますので、苦手な方は御注意下さい。現実の差別を助長する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 23:03:25
461658文字
会話率:47%
目が覚めると、赤子になっていた。父様と二人の兄様から感じる温もりが好きだ。そして心地良い眠りも大好きだ。
最終更新:2020-07-14 23:25:28
7097文字
会話率:33%
【神にナーフされた主人公が、基礎スペックの高さで理不尽な不幸をぶん殴ろうとする話】
現代で金も地位も手に入れたその男は、世の中に飽きて魔術師になった。自力で異世界へのゲートを開けるほど凄腕の。
――どうやらそれが、神の嫉妬を買ったらしい
。
彼は異世界で貧家の赤子に転生させられた。
魔術を使うと瘴気が生まれる――そんな呪いを課せられて。
最強の魔術師ジェイが呪われた魔術を使うとき。必ず勝利し、破滅が起きる。
誰を犠牲にしてでも守りたい人がいる。
それでも見捨てたくない人がいる。
ジェイに迫られる選択肢は二つだけ。魔術を使うか、使わないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 00:00:00
451890文字
会話率:35%
冒険者カインはそこそこ名の知れた冒険者。そんな彼の日課はある少年をストーキングすること。カインは多くは望まない。ただその少年が健やかに幸せに成長していくのを見守りたいだけなのだ。だって彼は、自分が愛した男の生まれ変わりなのだから。
→→→
※正確には『生まれ変わり』ではなく『死者蘇生を行い赤子として復活させた』です。
※多少残酷な描写が出てきます。
※エロ多めです。
※薄らですが異種姦表現あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 10:00:00
11851文字
会話率:24%
攻:羅刹(らせつ)。人間の子どもだったが、まかり間違ってチートな悪鬼になってしまう。気弱で優しい性格(?)の金髪蒼眼。耳よりちょっと長いザンバラ頭。諸事情あって時々目が金色になる。諸事情あって、鬼夜叉に懐く。ヒョロヒョロ(14歳)→細マッチ
ョ(18歳)→ゴリマッチョ(20歳〜)。
受:鬼夜叉(おにやしゃ)。見た目40代のオッサンだが鬼。マッチョ。赤毛の碧目。耳に掛からないくらいのザンバラ頭。口回りに髭。いつからこうしているのか本人も分からないが、気付いたら山で一人で生活していた。動物を狩ったり木の実を採集したりしているが、食糧が少なくなって来ると里に下りて人間も食べる。諸事情あって羅刹を拾い、『所有』の烙印を付ける。総受。
ある日。里から異臭を感じ、食糧調達がてら、鬼夜叉は山を下りる。戦でもあったのか、里は荒らされ、火が放たれていた。労せず食い物が手に入るかもしれないと里の中を物色するも、それらしいもの殆ど残されていなかった。それほど傷んでいない母親の死体とその死体が抱く乳児の死体を見つけ、母親を喰う鬼夜叉。乳児の方も食べようかと取り上げると、死んでいた筈の赤子が突然泣き出す。驚いた鬼夜叉はとっさに赤子を抱く……。
健気・素直攻。すれ違い両想い。途中から執着攻。オッサンで頭も回るし、そこそこ苛烈な性格だが、結果的に天然ボケの受。全く力のない攻が途中からチート化します。人外受。人間攻。人外攻。人間x人外。人外x人外。モブx受。嘔吐。監禁。モブレ。媚薬。食物挿入。それほどではありませんが、食人(カニバリズム)の描写がチョイチョイあります。攻の性器は異形(巨大)に途中から変化。受も途中から合わせて肉体改造されてゆきます。
挿絵:hd折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 20:00:00
168655文字
会話率:44%
炎の女神ツティンベラが語る、ある王国の生まれる話。
メントラという世界での話。
以前書いた「ある剣の語った話」と同じ世界観です。
ツティンベラは傲慢で嫉妬深かった為、父であるトーマ神によって人間の男の赤子として人間界に堕とされることになっ
た。「「生の喜び」を学びなさい。それをみつけるまでは女神には戻せない」そう言われ、愛剣オプティウスと共に地上に堕ちた女神が成長する話。
残酷描写、性描写、暴力描写、ありますが、最初はこの世界の成り立ちと赤子の説明からなので中盤から徐々に男性との恋愛が入ってきます。あと、女性にも優しいです。
基本的に男前受け、おっさん受、年下攻め。
ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 01:00:00
17505文字
会話率:40%
私、雅俊は、妻を失った。それは結婚する前から決まっていた確定事項だった。それでも、私の手元には娘、瑠美という赤子が残った。血も戸籍も繋がっていないが、私の娘であり、そして、亡き妻響子から託された私の将来の嫁候補でもある・・・・・・倒錯した世
界に流れる愛情を描いてみたいと思い、この小説はスタートしました。様々な行為が繰り広げられる予定の作品です。・・・日本はもちろん、世界的に「小児性愛」は違法であり、タブーであります。ですが、「もしその中に本当の愛情が存在するなら、それも罪なのだろうか?」そういう疑問を自分で書きつつ、考えてみたい。そういう目的で始めた小説です。未熟ゆえに書ききれるか不安もありますが、暖かく読んでくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 23:00:00
191579文字
会話率:22%
【執着攻めから逃げる受けが好きです】
とある島がある。王侯貴族さえ手出しできない、不思議の島。ここには様々なひとが暮らしている。赤子のために王国を捨てた王子妃、かつて美貌を讃えられた神子、種族戦争で破れた人魚の末裔、裏切り者として処刑されか
かった青年……。みんな何かから逃げてきた。逃げ延びるための執念が勝つのか、彼らを追いかける執念が勝つのか。
逃げる受けと追いかける攻めを詰めた話。
※こういう長編が書きたいな、という感じです。エピローグだけ。未完結。
※なんでも許せる方向け。読了後の苦情はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 21:16:20
11796文字
会話率:33%
私の全てを知った風にして罵倒される。
それは私自身を踏みにじる行為だった。
許せなくて、悔しくて悔しくて悔しくて、私は初めて殻から飛び出て言葉で人を傷付けた。
心に傷が付けば良い、死んでしまえば良い。
そうやって飛び出した言葉は彼等を傷付
け、私を傷付けた。
膨らむ怒りと悲しみと後悔の念と共に、私は消えて無くなるのだと予感した。
無に帰して全て分からなくなるのだと、そう期待したのに。
目を覚ました先には私をオモチャだと言って好き勝手に翻弄する男が居て……私は死んだんじゃ無いの?どうしてこんなに優しくするの?と、触れられた指に、頬に、唇に。
跡を残して私を満たしてくれる。
久しく感じていなかった温もりに、私は心を許してしまった。
魔王ガレスの新たなオモチャとして。
朝も昼も夜も所構わず迫って来るガレスに、私は翻弄されまくり。
強引なその態度に、強く言おうとするものの、時に優しく触れられて……私の心はふわふわとまとまりのない雲のようで。
どう対応すれば良いのか分からない私を、ガレスはまるで赤子を見るみたいに優しく、時に強引に導いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 00:13:33
7738文字
会話率:35%
果たして赤子は何故泣くのか――――。ショートミステリー系ホラー? です。
※作中描写は地の文で流してますが、そこそこ救いのないアレな過去が入ってます。
最終更新:2019-12-03 21:02:46
7965文字
会話率:14%