トカ生2。異世界転生リザードマンの男色ハーレムコメディ。初作の脳内設定を一部変更して作った続編。前作読了後を前提としている。pixivで掲載していたものの転載。
※前作はムーンライト初出で掲載していたBL作品だが、元々ケモホモ領域をさまよ
っていたものが続編ではガチの方面へ更に踏み出し、人によっては地雷になりうる要素が多そうなので、今回はあえてミッドナイトに。
※前作のメンツも全員登場するが物語上のメインヒロイン(♂)は新登場の人間のオッサン(子持ちやもめ)に奪われている。
※前作ではリバといいつつ物語上は受けよりだった主人公が今作では攻め側に傾いている。
第一作では「人間を登場させない」「脳内独り言以外に会話がない」「超自然要素はない(転生すら主人公の妄想の可能性)」などなどの縛りがあったが、あまりにも厳しい為に続編では一部制限解除された。無印のキャラクターたちに、かなりファンタジーよりの設定追加が行われたため、イメージが壊れてしまう可能性もあるので、必ずしも無印から2へ繋がるわけではない平行世界、くらいの緩い関係だと思ってもらいたい。
しかし、「3より上の数を使用してはいけない」「主人公は言葉をしゃべれない」などの前作から継続している縛りもあるし、これら全て作者脳内設定の話なので、一度本文中に書かれた内容はそのまま今作にも継承している。
(ただし、語り手が誤解している内容については、必ずしも真とは限らない。前世の死亡理由が違うのは、本人がうろ覚えなだけ。そもそも主人公は正確な記憶の再現に失敗している)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 22:00:00
251250文字
会話率:38%
育ての親から虐げられた挙げ句、貧しい村から後宮に売られた地方高官の娘・麗華は、皇帝から夜伽を求められるわけでもなく、派手な妃達とも仲良くはなれず、ひっそりと一人で過ごしていた。
そんな中、後宮の片隅で怪我をした白い猫を妃たちの魔の手から
救った日以来、なぜだか皇帝陛下の閨に呼び出されるようになって――?
※ノベマ!さんに全年齢版があります。
※白虎版陛下とのR短編を投稿しました。2/23「白虎帝の寵姫【発情期の陛下版」でお探しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 18:33:20
14557文字
会話率:36%
義父✕息子、ハードディシスパ小説。
男色を嫌う義理の父親の貴族の元に、主人公アルフレッドは呼び出される。
優雅で気品があるが、軍人でもあり厳しい義父。秘所を無理矢理調べられ、その様子から淫靡な夜のことがバレてしまう。乗馬鞭による激しい折檻
に耐えかね、アルフレッドは労働者階級の使用人ジョーンズと逢瀬を重ねていたことを告白する。息子が汚らわしい身分の人間と交わっていたと知った公爵は怒りに震え、罪深い快楽を受け入れた場所を「二度とそうした誘惑に駆られることなきよう」罰する。
傷だらけになり震えながら床に突っ伏すアルフレッドに、悪魔がまた彼を支配すれば何度でも罰することを告げて公爵は去っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 10:14:08
8664文字
会話率:44%
人生の3分の1をひきこもりとして
過ごし、33歳で突然死した不細工ニートの
おれは平安時代風の異世界に
17歳の美少年貴族として転生して
いることに気づいて最初は喜んだ。
だがそこにはどういうわけか崇徳、後白河兄弟や
悪左府の異名をもち、
男狂いの藤原頼長が
転生していたではないか。
しかも何の因果かおれのかわいい顔が
この悪左府の愛人(男)ナンバーワンの秦公春
にどんどん似てきたからさあ、大変。
電気がないから飯より好きな
ゲームをできないのはもちろんのこと、
風呂に入れないわ、肉は食べられないわ、
なぜか日本にいなかったはずの宦官までいるわで
おれはスリル満点の毎日を過ごすはめになる
※かなり後の方に男性妊娠のエピソードがあります。
カクヨム版(題名は「平安貴族に転生したら地獄行きだった件について」)は
性描写について運営から警告が入ったので
非公開、更新停止といたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 21:38:55
433431文字
会話率:24%
異世界某国。陸軍東部カトムズ軍駐屯地副司令セントワルド・ペッツァーは、尊敬する兄が男色に溺れているという情報を聞きつけ急遽王都へ向かう。
そこで久しぶりに会った兄・レンブラントは………。
セントワルド・ペッツァー(42)
イースランド陸
軍東部カトムズ郡駐屯地副司令。軍務においては真面目だけどそこそこ遊びも知ってる人。兄レンブラントを心酔している。
レンブラント・ペッツァー(45)
セントワルドの兄。大戦末期における北部作戦本部の若き司令官。陸軍の伝説的存在。
現在は陸軍本部監査課課長。
ヴィクター・ランベルト(52)
元陸軍本部会計課長。現在レンブラントとバルトロと3人で中央区の豪邸に住む。(半強制)
非常に品のいい穏やかなイケオジ。
バルトロ・ケンドリック(41)
現在の陸軍本部会計課長。元政策部所属の超エリート。
仕事ではどんな時も冷静さを失わない安定した人物として定評があった(過去形)
ランベルト元課長に関する事だけ冷静さを失い一気に感情的になる。
注・本作品は拙作「ランベルト課長のこんなはずじゃなかった日々」の余話となります。
注・本作主人公は拙作「嫌われ男は涙を流さない」にほんの一瞬出てきたあの人です。
いつものように見切り発車で書いたら今回は18禁描写なしです!わーい
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 15:05:03
12977文字
会話率:29%
「俺と結婚してくれたら、衣食住完全補償。なんだったら、キミの実家に支援させてもらうよ」
「え、じゃあ結婚します!」
メラーズ王国に住まう子爵令嬢マーガレットは悩んでいた。
というのも、元々借金まみれだった家の財政状況がさらに悪化し、ついに
は没落か夜逃げかという二択を迫られていたのだ。
そんな中、父に「頼むからいい男を捕まえてこい!」と送り出された舞踏会にて、マーガレットは王国の二大公爵家の一つオルブルヒ家の当主クローヴィスと出逢う。
彼はマーガレットの話を聞くと、何を思ったのか「俺と契約結婚しない?」と言ってくる。
しかし、マーガレットはためらう。何故ならば……彼には男色家だといううわさがあったのだ。つまり、形だけの結婚になるのは目に見えている。
そう思ったものの、彼が提示してきた条件にマーガレットは飛びついた。
そして、マーガレットはクローヴィスの(契約)妻となった。
男色家疑惑のある自由気ままな公爵様×貧乏性で現金な子爵令嬢。
二人がなんやかんやありながらも両想いになる勘違い話。
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 22:00:00
101716文字
会話率:36%
困窮を極める孤児院のため、引き取り手が決まらぬまま二十歳を迎えたエルサは、給与の高い仕事を求めて「女嫌いの男色領主」として名高いアレハンドロの屋敷を訪れる。屋敷に勤めている使用人は、噂通り全員が男。その理由は、領主がかつてかけられた「とある
呪い」に関係していた。
試用期間も終わりに差し掛かった頃、「毎週金曜、領主のために『特別な癒し』を提供すること」を継続採用の条件として提示される。その実務内容とは、領主の眼前で、使用人に愛撫される自らの姿を晒すことだった––––。
領主にかけられた呪いとは?
エルサは、どうなってしまうのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 16:47:41
10554文字
会話率:40%
生粋の男色家であるアレキサンダーの寝室に連れ込まれたハンスは争う事ができずに手籠にされる。
最終更新:2022-07-30 11:38:03
17685文字
会話率:36%
カイラスは四人の子を育てる男やもめ。彼は貧しい母国北國を出て、裕福な宗国で出稼ぎ労働をしていた。そんなある日、カイラスの元に王の使いだという近衛騎士がやってきた。「荷運びの賃金の約十倍の額を出すから、王宮で働かないか」と提案する近衛騎士を訝
しみながらも、母国で待つ子ども達のためにも少しでも金が欲しいカイラスは、近衛騎士の提案に頷いてしまう。
カイラスの王宮での仕事とは、なんと男色家の王の夜伽の相手をするというとんでもないものだった──。
・苦労人の美形おっさん(37歳)攻め✖️僕っ子可愛い系王様(25歳)受け
・攻め視点
・攻めは子持ちでノンケ。受けはごりごりの同性愛者。
攻めは若い頃、生活苦で男娼をやった経験有。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 22:00:00
13092文字
会話率:52%
発狂者量産型無理ゲーと悪名高い【地球世界】で悲惨な非モテ・キモオタ人生を終えた俺は新しい人生への希望を胸に異世界転生することに。
新規参入者に限り幻影魔術師としての素養を初期設定された胎児に転生できる「特約」を結び、いざ転生。
そんな俺に待
ち受けていた運命は…
【注意】ギターとアニメを愛する非モテ男が異世界転生して美少女と見まごう美少年に生まれ変わりイケメン達に溺愛されるお話です。ーーがハッピーエンドとは言えないような…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 18:00:00
1309587文字
会話率:28%
栗崎透が大学二年生の時に制作した映画は傑作だった。特にある人種の人々に大きな感動を与えた。
それから透は次の映画の脚本にかかる。そして主役には、絶世の美青年が必要だと確信した。相応しい人物を探す透に、映画を鑑賞して以来透に好意を寄せ
る男子、夜との出会いが訪れる。同性愛者たちの世界に流れる噂を頼りに、絶世の美青年に出会うため透は裏の世界に足を踏み込んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 05:42:41
11496文字
会話率:59%
気分転換に短編をいくつか書き溜めてたりするんですが^^;ひとまず、時代劇BLを手直ししたのであげます。
とは言っても、なにぶん脳みそが衰えておりますので(笑)、至らぬ箇所があるかもしれませんm(_ _)m
武士、男色、バイセク、江戸時代、
陰間、ハピエン。
ひとりの武士のたわいもない日常を描いたものですが、※男女の交わりも入ります。
苦手な人はご注意くださいm(*_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 19:30:03
8493文字
会話率:19%
真面目で厳格な医師作家、アーサー・コナン・ドイルは感じたくもない快感に身を震わせていた。彼はロンドンを騒がせる、“男専門”のレイプ犯、男狩りジャックに運悪く遭遇し、アナルセックスを夜の路上で強要されていたのだった。だが彼は、ウィリアム・ジレ
ットと言う若き紳士に救われる。ドイルが知る限り、ウィリアムはアメリカの人気舞台俳優のはずだ。だが男狩りジャックは、彼のことを「名探偵」と呼び、「犯行を見抜かれた」と口にした。そんなウィリアムは、男狩りジャックを武術の技で倒し、「仔犬」と呼ぶ、暗闇の中に控えていたスコットランドヤードの警官たちに逮捕させた。
彼の立ち回りは、まさに名探偵だった。だがウィリアムが名俳優であれ名探偵であれ、思わぬ男に助けられたことに驚きながらも、彼に感謝するドイル。
だが、ウィリアムがドイルに求めていたのは彼との肉体的な主従関係だった。彼にもまた男色の気があることを知り、衝撃を感じたドイルは、ウィリアムの前で一糸まとわぬ姿のまま気絶してしまう。次に目覚めた時、彼が倒れていたのは、ウィリアムが暮らす屋敷のベッド。そんなドイルを、ウィリアムは紳士的に介抱する。そして彼が告げたのは、ウィリアムが役者であるのは表向きで、彼の本職は私立探偵で、その卓越した推理力から、英国では名探偵と称されていると言うことだった。そして、さらにウィリアムは、ドイルに肉体的な関係を迫って来る。
彼の強引とも言える求めを、謎に思うドイルは、彼が何故そこまで自身を求めるのかの謎を、追いかけることを決める。その中で、彼はかつてウィリアムを彼が少年だった時に性的に虐待し、虐げていたひとりの男が、英国にいることにたどりついて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 17:18:45
15018文字
会話率:50%
暗殺を生業にするシェーラは、ある日上司からあっさりとクビを言い渡された。
その原因は、堂々と全国紙の尋ね人としてシェーラの人相書が掲載された事。
それを掲載させたイシュトという人物に心当たりが全くないシェーラは、一言文句を言いに、イシュト
の屋敷に忍び込んだのだが──?
執着系美人ヒーロー×流されヒロイン
※他サイトからの転載です。
※本文中に男色(モブ)の描写あります。
※残酷描写一部あります。
※ヒロインは口が悪いです。
※「暗殺者達の夜」「人違いですので、他をあたって頂けませんか?~塩対応にめげない輩が迫り来る~」と世界観、登場人物が重なりますが、単体でもお楽しみ頂けるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 19:00:00
9236文字
会話率:47%
一生処女のままで、聖女の力をフル活用するぞ!と決めている口の悪いセレステ♀が、男色家だから安心、と思い込んでいた神官のイヴァン♂にあっさり騙され囲い込まれて食われる話。
総合日間一位初めてです、皆様ありがとうございましたm(_ _)m201
8/01/27
※他サイトにも全年齢版で掲載しています。
【電子書籍化】
フランス書院様電子書籍レーベル『e-ノワール』より
2023年7月28日コミックシーモア様
2023年8月11日その他書店様
より電子書籍化されました。
読者様の応援のお陰です、ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-24 17:35:16
23318文字
会話率:33%
両親亡き後、若くして領主を務めるヴィルヘルムは、男色家であるため縁談を断り続け、暇を見ては色街で火遊びを楽しんでいた。家の断絶を覚悟していたヴィルヘルムだったが、ある日、不思議な男が屋敷を訪ねて来る。男が「あなたの子です」と告げて連れて来
たのは、ヴィルヘルムと瓜二つの子どもだった。しかも男は「この子を産んだのは僕です」と言い出してーーーーー
男色家の領主×子持ち平凡。設定は西洋風なだけでゆるゆるです。気になる方はご注意を。本編全9話。エロは後日談以降で追加します。
※男性妊娠表現があります※
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 13:31:05
136104文字
会話率:33%
貴族(α)を頂点とする階級社会で、王太子ロランは十六にしてΩと判明し、王位継承権を失う。そんな彼の前に美貌の医師、ミゲルが現れる。
耽美にして野心的。つかみどころのないミゲルだが、まるでロランを愛しているような言動でロランを戸惑わせる
。
彼に特別な治療を施してもらう間だけは、ロランはなんとか発情を抑えることができた。
そんなある日、男色家であるグゼッラ王から結婚を申し込まれ――
王妃となったロラン、医師伯爵ミゲル、グゼッラ王のどろどろ愛憎劇。
アルファポリスに転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 23:00:00
54926文字
会話率:35%
武士間の男色を「衆道(しゅどう)」といい、戦国時代は主従関係のある衆道が武将の嗜みともされていたという史実を踏まえたシリーズ第3作です。
「儀」編のパラレルストーリーです。
先に「儀」編をお読みいただいてから照らし合せると回収できる部分もあ
ります。
美人で奔放な第三子と、人質として連れて来られた三男のお話です。
気持ちのやり場とか運命とか自己責任とか誤解とか葛藤とかあります。
無理やりから芽生える愛情のような。
「仁」編とも最後のほう少しつながります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 20:05:39
19050文字
会話率:63%
武士間の男色を「衆道(しゅどう)」といい、戦国時代は主従関係のある衆道が武将の嗜みともされていたという史実を踏まえたシリーズ第2作です。
戦で大敗し、命からがら帰り着いたら敵国に人質に出されることが決まっていた不遇の三男。
出向いた先にい
たのは美人で奔放な曰くありげな第三子。
無理やりとか運命とか秘密とか誤解とかいろいろありますが、こういう「契り」の形もあったらいいな・・・というお話です。
「仁」編よりもえろ多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 21:11:08
18246文字
会話率:63%
武士間の男色を「衆道(しゅどう)」といいます。
戦国時代には主従関係のある衆道が武将の嗜みとされてもいました。
また、後継ぎをもうけなくてはいけないという事情や、他にやることがないという環境も相まって性生活はかなり奔放でした。
という日本の
歴史を踏まえ。
戦国時代、とある国。
若き天然人たらしの剣の達人当主(御屋形様)と、衆道の契りを結んでいる小姓、才色兼備なこじらせ異母弟のお話です。
本編・外伝含め完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:41:14
31775文字
会話率:64%
竹林の脇の藪の中に人肌を確認した弥十郎。
近づくと、一人の若衆が泥だらけになって倒れている。悲惨な仕打ちを受けたと話すその若衆に胸を痛めて、人気あるところまで手を貸すことにした弥十郎だったが、そこで若衆が長命丸という媚薬を使われたとほて
らせた身体をなぐさめ始める。自分にも男色の気があることを知り戸惑う弥十郎だったが、若衆の色気にあてられてその場で情交を結んでしまうのだった——。
※この作品は「小説投稿サイトノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 06:00:00
14638文字
会話率:34%
また短編を書いたのであげます(* ̄m ̄)プッ
薩摩の衆道男色については、過去に色々と調べた事がありますが、なんせすぐに記憶が薄らぐので、史実かどうかはあくまでも物語という事でお願いしますm(*_ _)m
最終更新:2021-10-22 21:25:06
7811文字
会話率:34%
「私は生身の人間です。このまま枯れ木でいるのはいや」
本書では、長い間孤閨を託ってきた五人の女性が、その埋火をそのままにしないで、新しい男性との艶やかな性生活に目覚め、新鮮で人間らしい自然な生活を手にする過程を描いている。
第一章で
はまり子が登場する。還暦を過ぎた彼女は離婚後三十年空閨で過ごしてきた。彼女が勤める企業へ営業役員として林太郎がスカウトされて来た。まり子は、林太郎と最後に情を交わしてから二日後に静脈瘤破裂で旅立つ。
第二章では二回離婚した実業家の絹子が、昔、仕事を請け負っていた企業にいた啓太と久しぶりに再会する。絹子と啓太は当時、お互いに好感を抱く間柄ではあったが、十六歳の歳の差のために、二人とも相手に積極的に接近することはなかった。
第三章では、国際機関で働く夫と幸せな家庭をニューヨークで築いていたゆかりは、帰国後、夫が男色であることを知り愕然とする。二十年以上も年賀状でしか交流のなかった浩太郎と連絡を取り、善後策を相談する。
第四章では、音大を出た教員となっている智子の話。二十年ほど前彼女は親子ほども年の違う賢吾と情を交わす仲であった。賢吾が米国へ赴任したことを機会に、智子は意識的に賢吾を遠ざける。ある時賢吾は、彼女がTVで大写しになったのを機会に、彼女を探し再会する。
そして第五章では、もと銀座の№1ホステスであったゆかりの話。結婚したが夫を早く亡くした。小さなスナックを開店するがそこで浩太郎に出会う。ゆかりは学歴の差を気にして浩太郎のプロポーズを固辞する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 09:47:51
79810文字
会話率:39%
世の中には離婚女性、愛する夫に死別した女性、そして未婚女性もいる。彼女らは不運にも性生活から遠ざかっている。セックスレス夫婦の陰で身体も心も満たされない主婦もいる。
このような女性たちにも、人間の本能ともいえる性への衝動が埋火のように
内在している。それが幸運にも情を交わせる相手が見つかることがある。五十路過ぎや還暦過ぎになってもその衝動が芽吹き、それまで気が付かなかった新たな人生が見つかる。
「私は生身の人間です。このまま枯れ木でいるのはいや」
本書では、こうして長い間孤閨を託ってきた五人の女性が、その埋火をそのままにしないで、新しい男性との艶やかな性生活に目覚め、新鮮で人間らしい自然な生活を手にする過程を描いている。
第一章ではまり子が登場する。還暦を過ぎた彼女は離婚後三十年空閨で過ごしてきた。彼女が勤める企業へ営業役員として林太郎がスカウトされて来た。まり子は、林太郎と最後に情を交わしてから二日後に静脈瘤破裂で旅立つ。
第二章では二回離婚した実業家の絹子が、昔、仕事を請け負っていた企業にいた啓太と久しぶりに再会する。絹子と啓太は当時、お互いに好感を抱く間柄ではあったが、十六歳の歳の差のために、二人とも相手に積極的に接近することはなかった。
第三章では、国際機関で働く夫と幸せな家庭をニューヨークで築いていたゆかりは、帰国後、夫が男色であることを知り愕然とする。二十年以上も年賀状でしか交流のなかった浩太郎と連絡を取り、善後策を相談する。
第四章では、音大を出た教員となっている智子の話。二十年ほど前彼女は親子ほども年の違う賢吾と情を交わす仲であった。賢吾が米国へ赴任したことを機会に、智子は意識的に賢吾を遠ざける。ある時賢吾は、彼女がTVで大写しになったのを機会に、彼女を探し再会する。
そして第五章では、もと銀座の№1ホステスであったゆかりの話。結婚したが夫を早く亡くした。小さなスナックを開店するがそこで浩太郎に出会う。ゆかりは学歴の差を気にして浩太郎のプロポーズを固辞する。
(上)に第一、第二、第三章を、(下)の第四、第五章を収録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 14:00:00
42627文字
会話率:34%
世の中には離婚女性、愛する夫に死別した女性、そして未婚女性もいる。彼女らは不運にも性生活から遠ざかっている。セックスレス夫婦の陰で身体も心も満たされない主婦もいる。
このような女性たちにも、人間の本能ともいえる性への衝動が埋火のように
内在している。それが幸運にも情を交わせる相手が見つかることがある。五十路過ぎや還暦過ぎになってもその衝動が芽吹き、それまで気が付かなかった新たな人生が見つかる。
「私は生身の人間です。このまま枯れ木でいるのはいや」
本書では、こうして長い間孤閨を託ってきた五人の女性が、その埋火をそのままにしないで、新しい男性との艶やかな性生活に目覚め、新鮮で人間らしい自然な生活を手にする過程を描いている。
第一章ではまり子が登場する。還暦を過ぎた彼女は離婚後三十年空閨で過ごしてきた。彼女が勤める企業へ営業役員として林太郎がスカウトされて来た。まり子は、林太郎と最後に情を交わしてから二日後に静脈瘤破裂で旅立つ。
第二章では二回離婚した実業家の絹子が、昔、仕事を請け負っていた企業にいた啓太と久しぶりに再会する。絹子と啓太は当時、お互いに好感を抱く間柄ではあったが、十六歳の歳の差のために、二人とも相手に積極的に接近することはなかった。
第三章では、国際機関で働く夫と幸せな家庭をニューヨークで築いていたゆかりは、帰国後、夫が男色であることを知り愕然とする。二十年以上も年賀状でしか交流のなかった浩太郎と連絡を取り、善後策を相談する。
第四章では、音大を出た教員となっている智子の話。二十年ほど前彼女は親子ほども年の違う賢吾と情を交わす仲であった。賢吾が米国へ赴任したことを機会に、智子は意識的に賢吾を遠ざける。ある時賢吾は、彼女がTVで大写しになったのを機会に、彼女を探し再会する。
そして第五章では、もと銀座の№1ホステスであったゆかりの話。結婚したが夫を早く亡くした。小さなスナックを開店するがそこで浩太郎に出会う。ゆかりは学歴の差を気にして浩太郎のプロポーズを固辞する。
(上)に第一、第二、第三章、(下)に第四、第五章を収録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 14:00:00
37183文字
会話率:46%