前に進めば虚無、立ち止まれば空虚。どちらか二つに一つ選んだ末に導きだした答えは苦しみからの解放。葉桜の季節、九条あかねはこの人生から逃れようと大阪駅のホームで足を踏み外そうと企てるも1人の女性がーー園崎志保が食い止める。
その出会いは不幸
にも自身のピリオドを阻害。だが、それ以上に志保の身勝手さに巻き込まれ、共同生活もとい衣食住の提供を条件にあかねはバーのアルバイトとしての生活を余儀なくされてしまう。
外見が美人とはいえ、一言喋れば関西弁ですらすら喋る彼女との新たな生活に頭を悩ますも日々過ごす内に心に変化が訪れ、志保に対する感情から特別な何かが芽生え始めていく。
邂逅、親愛、過去、変化、悲劇、幸福、絶望、決断、恋慕。
この出会いは奇跡か、あるいは偶然か。あかねと志保、2人の未来は何処へ向かうのか。
※投身自殺を図った少女が関西在住の女性に紆曲左折の末に拾われ、毎日過ごしていく中で新たな幸せを得る……そんなお話です。
※男性絡みなし。一部男性登場、官能は控えめ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 21:12:45
11650文字
会話率:54%
斜陽ながら旧家である和泉家の次女、和泉 絢音は妾腹である―――― イヤ、正確に言うと婚外子。
父・絢治は和泉ナツと結婚する前既に、絢音の母・静音と将来を誓い合った恋人同士で、既に静音は絢音を身ごもっていた。ここでナツの横やり(横恋慕
)がなければ、絢治と静音は普通に幸せな家庭を築いていたが、どうしても絢治との子供が欲しいナツが絢治の実家・成瀬家の負債の肩代わりを条件に、絢治との結婚を強行した。俗に言う゛略奪婚゛だ。
そして、月日は流れ、年ごろになった絢音には家族の問題以外にも頭痛の種が出来た。
祠堂で開催された学院祭で絢音を見初めたと、とある資産家一族の一人息子が結婚を前提としたお付き合いを申し込んで来たのだ。
大して面識のない男から前触れもなくそんな申し出を受けた事に戸惑い、絢音としてはお断りしたかったが。
和泉家再興の絶好の機会と、ナツは一人で大盛り上がり。両手を挙げての大賛成。
本人・絢音の意思など完全に無視でトントン拍子に話は進み、とりあえず在学中に婚約で卒業後結婚という運びになりそうなのだ。
絢音はその長男・深大寺虎河関連の良くない噂を知り、どんより落ち込むばかり。
そんなある日、以前知り合った西島という男性との再会から、絢音の新たな人脈が広がってゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 15:19:09
5511文字
会話率:5%
今井七瀬は10歳の誕生日を迎えた瞬間に前世の記憶が蘇り此処が乙女ゲームの世界だと知った。
鏡に映る姿を見てヒロインの友達でもない。
悪役令嬢でもない。
百歩譲ってモブでもない!!
普通転生する場所ってメインヒーローかヒロインの住む国じゃない
の?!
なんでヒロインに横恋慕してメインヒーローに滅ぼされる国の王子がいる国なのよ!!しかも私、その王子の補佐官じゃないの!!
こうなったらなんとしても国の滅亡を阻止しなければ…!
王子に物申したり魔力量の多さから自身も狙われたりしながら七瀬は自分の住む国の滅亡を阻止しようと奮闘する。
果たして七瀬は無事に阻止できるのか…!!
R18には*印をつけます。
都度注意書きがある場合には章のはじめに明記します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 16:00:00
83495文字
会話率:38%
ティアは町外れの食堂で働く、歌が得意な少女。しつこい客に困っていたある日、聖堂の騎士が助けてくれた。
彼の名はラキ。褐色の肌をした端正な青年だ。
互いに惹かれ合う二人だが、突然ティアの体に次期聖女の証が現れてしまう。
聖女は清らかな身でない
といけないが故に、恋愛は禁止となっている。しかも守るべき立場である騎士が聖女に恋慕を抱くことは、重い罪になる。
ラキに幸せになってほしいティアと、ティアを離したくないラキ。ハピエンまでのじれもだ執着ラブ。
★=R18折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 20:46:25
152473文字
会話率:27%
時は大正浪続く華やかな昭和初期。
恐慌で没落した貴族の和泉は、家柄を買われるように結婚をしたが、年上の義弟・英嗣に惹かれていく。
夫は新婚早々から冷たく向き合おうとせず、大姑のきつい言動で苛まされる日々。英嗣の笑顔と優しさだけが、暗く塞い
でいる孤独な和泉の心を救ってくれていた。
英嗣さんは義理の弟――和泉は気持ちに蓋をした。
ある夏の酷く暑かった日の夜、あまりにもつらい出来事に和泉はとうとう泣いてしまう。そして英嗣が囁いた。
「しがらみなど関係なく、和泉さんを必要としてはいけませんか?」
必要とされた嬉しさと、癒えない寂しさ、押し殺していた恋慕……。和泉は英嗣に堕ちてしまう。
瀟洒な洋館の邸宅で、華やかな帝都で続ける不埒な愛人関係。
偽りの幸福の中、関係は突然終焉を迎える。
夫との結婚も、英嗣との日々もすべて偽りだったのだ――。
※昭和初期(戦前)
アルファポリスからの転載です。加筆修正が多いですが、話の筋はそのままです
https://www.alphapolis.co.jp/novel/428150131/161178685折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 22:18:33
113948文字
会話率:43%
部下×上司
部下のミナトに盗撮していることがバレた部長のサナダが、苦しむお話しになります。
ただやっているだけのお話しになります。
最終更新:2022-10-30 03:14:13
1907文字
会話率:68%
【平安時代オメガバース】
――藻塩は、分不相応にもこの幼馴染に恋慕している。
吽陰(Ω)は阿陽(α)と結ばれるもの、只人(β)などお呼びでない。それをわかりながら、βの藻塩は幼馴染Ωへの片想いを断ち切れずにいた。
そんなある日、受領へ任じら
れた藻塩は任国へ下ることになり。
「任国に連れて行く妻はお決まりですか」
家柄のぱっとしない秀才武官(β)×後宮勤めの子息(Ω)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 18:00:00
10029文字
会話率:50%
侍女、イザベラに恋心を秘めていた令嬢の「私」は、その想いをとうとう夜這いという形で彼女にぶつけてしまう。
最終更新:2022-10-21 04:42:44
4434文字
会話率:65%
いわゆるクラスの一軍グループに属する女子・足立梨奈は、密かに想いを寄せていたクラスメイトの鬼頭文太を呼び出し告白をする。若い男女の甘酸っぱい逢瀬の時間。そこにはとても幸福な時間が流れていた。だが、この青春、何かがおかしい……
最終更新:2022-10-20 22:06:48
26253文字
会話率:39%
【本編完結済】
瓶底眼鏡の地味女子、萌留は片思いの相手・数学教師の柳井に告白する。
すげなく断られるも、別れ際に無理矢理、柳井の唇を奪ったところをイケメンでチャラ男のクラスメイト・竜司に撮られて、その写真をネタに脅され処女を散らされる。一度
で終わると思ったが、その後再び関係を迫られ、無理矢理体を開かされることで心も体も疲弊する。
一方、普段から口煩い柳井を快く思わない竜司は、柳井を写真で脅す前の暇つぶしに萌留を抱いたが、柳井が実は萌留に対して本気であることを察し、ざまぁ目的で萌留を自分の女にしたいと思うようになる。
二度のレイプでトラウマ気味の萌留を、お姉さま方の応援も借りつつ、口八丁手八丁、手練手管で何とか落とそうと竜司は奮闘する。
※ 注意 ※
痛いレイプ→萌留を落とすための溺愛劇→逆に竜司が篭絡される→終わり良ければ総て良し
という、モラルも良識も何もない、あるのは御都合主義だけの内容でもOKな方のみ閲覧下さい。
また、6話までは男性側がかなり外道な発言・行為を繰り返します。苦手な方はお控えくださいm(_ _)m
※ NTR注意 ※
立場上明かせないけれど、本当は両想いの萌留と柳井が竜司の横恋慕に遭う展開なので、寝取り(寝取られ)要素が含まれます。(ストーリー全体では柳井の出番が少ない予定なので、どちらかというと柳井の方が間男みたいな書かれ方になっていますが……)
苦手な方はご注意ください。
※ BSS注意 ※
最終話(蛇足)の柳井視点ではBSS要素を含みます。これまた苦手な方はご注意ください。
<登場人物>
●主人公・篠田 竜司(しのだ りゅうじ)高一
●ヒロイン・早川 萌留(はやかわ もえる)高一
●数学教師 柳井折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 12:02:54
180531文字
会話率:36%
夫に恋をした義娘。その手引きで、義娘が見ている前で見知らぬ男にーー。
最終更新:2022-10-06 01:41:06
1530文字
会話率:44%
勇者召喚に巻き込まれ異世界転移されたものの過去の巻き込まれ転移者♂のやらかしで男とバレれば即処刑!? 処刑回避ため勇者として召喚された後輩♂のガールフレンドと偽ることになった平凡な高校生志摩佑♂。
どうせならと理想のヒロイン要素を詰め込んだ
正統派ヒロインシーマちゃんを演じているといつのころから聖女と呼ばれ出し――みたいな話が終わったあとの物語。
ヒロインを引退して普通の男の子に戻ったお人好しな元聖女♂×本編ではライバルにもなれなかった脇役元護衛騎士折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 21:00:00
27029文字
会話率:34%
人ならざる美しき大天狗・雲仙に熱く(執拗に)望まれ、まかり間違って彼と夫婦の契りを交わしてしまった龍介(足の速いただの男子大学生、魔界よろず屋でバイト中)。化け物屋敷での居候生活も、<あちら側>に棲む人外たちとのやりとりも、すっかり板につき
つつある今日この頃。
暇な春休みを迎えたよろず屋には、轟の知人の息子をあずかる依頼が入った。龍介はその少年の様子に違和感を覚え、原因を探る仕事にとりかかる。そしてその過程で、ひとりの青年と出会った。
*美形天狗×大学生
*完結済の前作「嫁とり天狗はお世話係に恋慕する」の続編。こちらだけでも読めるように配慮はしていますが、人間関係等は前作既読のほうが分かりやすいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 08:30:20
24193文字
会話率:49%
父を亡くして天涯孤独となった大学生、龍介。父が死んだ途端に「魔界よろず屋」を名乗る怪しい男が現れ、龍介にもその家業の手伝いをするさだめがあるという。
怪異を扱うよろず屋のバイトとして龍介が拝命したのは、美しくも人ではない者、大天狗雲仙の世
話係だった。
そんなわけで天狗様は態度がでかいし分かり合えないけど、ただの大学生、今日から天狗様のお世話係始めます。
*愛の重い人外(天狗)×大学生
*基本的にはもののけが絡む事件簿系。巻き込まれ走り回りながら、愛と絆を育みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 22:02:31
276347文字
会話率:61%
閉鎖的な村の権力者である地主の跡取り息子に見初められたせいで将来を誓い合った恋人と引き離された女の子を、嫌がっているところを体から堕として自分のものだとわからせる溺愛執着NTR。ヤンデレに囲い込まれて絶対に逃げられない話です。
最終更新:2022-08-08 00:24:15
10750文字
会話率:55%
農奴だったアトリは官吏のルキウスに買い取られた。後宮で王のお気に入りになるべく褥での振る舞い方を教え込まれる。ルキウスは寛大でアトリを叱ったりしない。敬愛する彼の役に立ちたいと思うアトリだが、ふれあうたびに恋慕が募ってゆく。しかし、夜ごとの
レッスンが他の者に知られ、ルキウスが窮地に立たされてしまう。【思いやりあふれる官吏×一途であとけない稚児候補】
※他サイトにも掲載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 12:00:00
31977文字
会話率:47%
幼馴染兼親友の渡辺 敦といつものように遊び帰り道の途中で事故に遭ってしまう。目が覚めた先で、自分は女児になっており、親友も小さな男の子にそして親友の話を聞く限りでは、とある小説の設定と同様な世界であることを知り、自分は悪役令嬢であることを知
る。そして、1番の問題は親友に対する異常に強い恋慕の念と抱かれたいという情欲だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 19:00:00
1291文字
会話率:39%
島田悟の兄の聖は本間厚志を体育館の裏に呼び出し悟の前で懲らしめる。庇う悟を突き飛ばし本間は逃げた。
最終更新:2022-07-08 16:04:36
1858文字
会話率:30%
本間の気紛れで不良三人に犯された悟は兄の聖の居る美術室に来る。聖は不良達をひとりで懲らしめた。
最終更新:2022-06-24 18:11:17
3018文字
会話率:37%
「兄ちゃんのバカ!!嘘つき!!何で本間先輩に別れろなんて言ったんだよ!!兄ちゃんなんか大っ嫌いだ!!」
最終更新:2022-06-22 22:11:40
2540文字
会話率:39%
嫌悪、嫉妬、増悪、焦燥、恐怖、欲望、後悔、絶望―――
そんなものが入り込み蜘蛛の巣となって新たに入ってくる者共を絡め取ろうと待ち構えている。
ここは学園。あらゆる場所から生徒達は送られてきてそこで学び、交流し、過ごしていく。
そこは一
部の者達から王道学園と呼ばれていた。だが、そんな生易しいものではない。
華やかな欺瞞で貼り付けられた栄華の裏ではいろいろな理由で厄介払いされた者達が薄暗い感情を滾らせて貶め合う弱肉強食の世界。
そんな中で孤高に高貴に睥睨しているのは学園の生徒会会長。
崇拝と恋慕と寄せられている輝かしく華々しい彼だが、しかし頂点に立っている彼も暗く、悍ましく、闇が渦巻いていた。
そこは栄光のある素晴らしき学園
そこは闇が蔓延る嫌われ者の学園
* * *
エブリスタ、アルファポリス、プリ小説でも連載中!
五の倍数の比に投稿予定☆それ以外の日も気分でその気になったら投稿しまっす☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 17:21:48
56210文字
会話率:53%
雨の降りそうな曇りのある日、恋人と下校中に恋人の兄に会ってしまう。……しかし、この兄おかしいぞ?!
※全く持ってR18ではないですが、BLなので取り敢えずこちらに投稿しています。
※自サイト(休止移転中)からの転載。
最終更新:2022-06-13 01:30:53
2060文字
会話率:52%
男爵令嬢リゼットは、幼い頃からの婚約者セルジュと結婚し、結ばれた。めくるめくような夜の生活を想像していたけれど、なかなかそんなふうにはいかず。でも温かく幸せな新婚生活を送っていた。
ところがある日、突然三十歳以上老けた姿に変えられてしまう。
こんな私ではセルジュの側にいられない……!
思い悩むリゼット。
そして、セルジュに横恋慕する伯爵令嬢ドロテに老けた姿を笑われ、離縁を迫られる。
いったいなぜこんなことに。
リゼットの身体は元に戻るのだろうか。
そして二人の愛はどうなってしまうのか……?
R描写のある話には※をつけます
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 17:08:28
30939文字
会話率:54%