『ビーストマン』……所謂"獣人族"が暮らす『ジュラリース獣王国』では、両親が獣人であるにも関わらず、その特性を引き継げなかった子供を『劣等種』と呼ぶ。獣王国の一部の貴族は劣等種を差別し、その子供に非道な行いをする。
そ
んな国で劣等種として生まれた貴族のラルフは、『ヒューマン』……人間族が暮らす『リンドガルト王国』の王国騎士団に、臨時隊員として身を寄せることになった。
生まれてから10年以内に覚醒しなければ劣等種とされていたが、ラルフが15歳になったと同時に一次覚醒が起こり、『ハティ』の父と『スコル』母の特性を引き継ぎ『フェンリル』となった。
ある事件をきっかけに王国で暮らしたくなくなったラルフは、16歳になる年に獣王国へと帰還した。
獣王国にて、家族と再会し、家族が増え、友を作り、恋も覚えたラルフによる、自由気ままな騎士への道。
【注】
R18シーンのカット多めです。
喘ぎ声苦手です。
1日が長いです。
R18シーンより冒険メインです。
サブタイトルはいつか回収します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 11:14:40
823667文字
会話率:72%
ふわふわ和風世界で大型犬系鬼?×クソ真面目人間?
人間が鬼と出会して拐われて嫁入りする、ゆる山ライフソフト監禁な話です。
最初は無理矢理系ですが、最終的には両思いです。
マイルドな描写ですが、殺人による人肉食(人血飲)の描写があります。二人
とも倫理がないか、倫理が壊れます。
エッチな要素は文中含有量が低く、グロも少ないのですが倫理や時代背景による差別的な単語含めて総合点として未成年に見せたくないな……という匙加減でのR18設定です。ごりょうしょうください。
https://privatter.net/p/10712341 にも同じ内容をアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 09:10:28
56674文字
会話率:30%
治療院に勤めるウェスタは、魔力がないせいで差別されながらも、持ち前の前向きさで日々を過ごしている。
ある日ウェスタが酒場で偶然引っ掛けたのは、国一番の魔法使い、セレス・カシューン魔法師長だった。
驚くことに、誰もが知る美貌の彼は童貞だった!
ウェスタはその場のノリでセレスと寝るが、なんだか周りの様子がおかしくなってきて……?
身分も立場も正反対の彼らが繰り広げる、すれ違いラブ。
主人公の不憫さゆえ途中つらい展開もありますが、ポジティブな性格なので基本明るいお話です。ハピエンです!
寡黙なエリート魔法使い(28)×不憫だけど美人で前向きな平民(24)
ゆるっとファンタジー、独自の設定を多く含みます。R18。性描写のある話には※をつけます。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 18:00:00
103703文字
会話率:30%
「蛇様は数えきれないほどお嫁さんを貰ったけど、皆食べてしまったんだよ」
和風・異種族婚姻譚。大正時代の日ノ本に少し似た世界の、因習のある閉鎖的で陰鬱な村に住む、無口で強くてまっすぐな娘・吉越祈(よしこし いのり)が、「祟り神の蛇さま」とい
う存在と結婚することが決まった。蛇さまと婚姻した者は食い殺されるとの噂が村にはあったが祈は絶望の気持ちよりも、この金ピカの小判で妹や弟たちに美味しいものを食べさせてあげられるとか、妹や弟たちを学校に行かせてあげられるとか、村の中で避けられていた父さんと母さんが村人達に感謝され受け入れられるという喜びで一杯だった。
しかし、次第に、自分が神様の婚約者に――つまり生贄にされるという事実や、蛇の化け物と初夜を迎えるという事実を恐ろしく思い始め……婚姻の儀の途中で逃亡をはかる……。
しかし、神域の森から降りてきた”蛇さま”とイノリは婚姻の儀のために会うことになる。蛇さまは白い髪と、桃色の目をした、とても美しい同世代の青年だった。
「わぁ、とっても可愛いお嫁さんだね。まるでボロ雑巾みたいで、弱った死にかけのドブで溺れる鼠か、親に借金のカタで売られた遊郭の人気のない娼婦みたい。肉も不味そうだね。でも……。いいよ、君を百二十五人目のお嫁さんにする」
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※この作品は異世界を舞台にしたフィクション作品です。現実での合意なき性交渉は犯罪にあたります。現実の性行為は両者の合意のもとに、避妊や安全などを考え慎重に行って下さい。
※飢兵村は架空の村です。
※作中には現代では耳慣れない言葉が少し出てきますが、これらの表現は、大正風の和風世界という世界観のリアリティをある程度守るために使用しております。差別・侮蔑を助長する意図は一切ございません。
※作中での危険な行為などを現実世界で真似しないで下さい。
※第一部分にポエムが書かれてます。苦手な方は読み飛ばしてください。村の空気はホラー色が強いですが、最終的には恋愛小説です。かなり大幅に加筆修正していますが、2023年8月後半に雪餅雀が蔦野四葉名義で投稿していた過去作「アガパンサスの咲く所【SS・短篇集】」の第一話「【ほの暗い】化け蛇様と生贄」のリライトです。
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「きみは僕のお嫁さんだよね」
「……ばけものめ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 04:30:45
6568文字
会話率:41%
濡卑は差別されている人々の呼称だ。濡卑の一座の若き頭領である透理は、三日以上の滞在を許されないため、一座を率いて転々と旅をしていた。そんなある日、立ち寄った村で輪姦されそうになったところを、隣の雛原村の法師である昭唯に助けられる。昭唯の案
内で雛原村へと行くと、期限の三日を過ぎてもここにいて構わないといわれる。そしてつかの間の平穏が訪れたが、幸せは長くは続かず、一年中雪が融けない不思議な山へと逃げ込む事となる。※和風の法師×男前不憫な忍者のお話です。(他サイトにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 10:14:00
91399文字
会話率:49%
ある日、世界は当然戦争により崩壊し、気づくと主人公の御鶴は、江戸初期頃まで文明が退化した新しい日本で目を覚ました。和風の世界の中で、一人孤独に、【政所】という名の機械と共に過ごしていたある日、懐かしき現代において恋をした相手にそっくりの相
手が現れて――? SF(理論無)です。秘魅山に暮らす主人公と、そこに戦禍を逃れてやってきた一団のお話です。※Kindleからの再録で、他サイトにも掲載しています。性描写予告なしです。過去に同名作品を投稿していて、それに大幅加筆した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 08:19:15
44901文字
会話率:31%
秘魅山と呼ばれる山に住む姫神(男で元々は普通の人間)と、濡卑と呼ばれ差別されてきた人々の出会いから始まる和風世界観のお話です。他、近くの村人のマタギ等も出てきます。昔話のようなSFのようなお話です。※加筆修正しての再投稿作品です。
最終更新:2018-05-15 14:35:56
45053文字
会話率:31%
この異世界『アマテラス』には魔法と科学のどちらかが使える者が、娯楽や快楽の為だけに人種差別や大量虐殺を繰り返すいかれた世界だった。その世界に、1000年前に転生し、魔法と科学の両方が扱え、チート能力を手にした女が、アマテラスと元の世界に、逆
襲するための計画を計画を立てる。孤独で残虐で冷酷な魔王姫。その名は…、『緑奈夢希』
本作のHシーン等をできる限り削り取った「リミッターエディション」決定しました!
R-18と違う部分があるので見比べて読むのもありです。
リミッターエディションはこちら↓
「https://ncode.syosetu.com/n4803hh/」
これに伴いタイトルを書き足しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 00:00:00
129796文字
会話率:44%
緩やかな経済衰退を辿ったN国は隣国の経済大国であるK国に実効支配を受け入れることとなったのは今は昔
対等な国同士ではあり得ないほどの膨大な経済支援を受けたN国はあらゆる面に置いてK国からの非人道的な差別的支配を受け入れていた
そんなN国
に暮らす社会人2年目の一般的なN国人、佐藤俊也
彼は昔からの幼馴染である恋人の美優と遂に夫婦となる
こんな国において、N国人夫婦がまともな新婚生活を送れるはずがなく…
“N国人の血を絶やす為”として、K国で性犯罪を犯した罪人を体良く押し付ける浄化政策が施行されていたのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 05:00:00
770文字
会話率:50%
男女の性別以外にアルファ・ベータ・オメガという二つ目の性が存在しており、恋愛において男女の差別をしていない世界。
ヴィレンツェ公爵家の次男でアルファのディランに仕える、絶世の美少女であるメイドのリラは奴隷階級に当たるオメガとして生まれた。
ディランはリラを寵愛していたが、オメガとして夜の相手をさせられることはなく、発情期(ヒート)が来たら他のアルファに嫁がせる、と言い聞かされていた。
だがディランの傍に居たいリラは、発情期を遅らせる抑制剤を大量に服用し、少しでも長く彼の傍でメイドとして仕えようとする。
ある日、リラはディランの友人であるドレイク・オストラン伯爵(アルファ)が連れてきたノアというひとりの男性オメガと出会った。
これをきっかけにリラの発情期が来てしまって……。
心優しい公爵×一途なメイドのすれ違いラブロマンス。
※この作品は他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 14:55:11
72359文字
会話率:31%
自然豊かな島国、アングル連合王国。
その北方司令部情報連隊第二大隊の大隊長であるエドワード・ルウェリン少佐は、ある悩みを抱えていた。副官のサイモン・ハリス中尉の誘惑を断りきれず、ずるずると関係が続いていたのだ。
同性愛者と男色行為は、見つか
れば、逮捕されて厳罰に処される。しかし、美しく麗しいサイモンは、あまりにも甘く蠱惑的だった。
悶々とする日々を送る中、上官であり婚約者の父である司令ウェイド大将から、とうとう結婚の催促を受けてしまう。
限界を悟ったエドワードは、父親のギルフォード侯爵に、縁談を進めるよう頼むのだが――。
※注意
・BL(18禁)
・性描写あり
・性暴力あり(第三者→受け/受け→攻め)
・浣腸、便失禁あり
・攻めが結婚します。(初夜=破瓜シーンあり)
・時代設定上、同性愛に関して、差別的な表現がありますが、差別を支援・増長させる意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 23:30:08
34405文字
会話率:31%
陰謀渦巻く世界で戦う諜報員。
だが、彼ら彼女らは、常に華麗な戦いの中で成果を得ている訳では無かった、
(注) この世界は、実際とは異なる世界線における、昭和時代の話となります。
このため一部表現に関して、現在では差別的であるとさ
れる場合があるので、ご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 01:17:56
4944文字
会話率:33%
日本の黒歴史、真闇の底です。フィクションです。
教科書やテレビで、紹介できません。
すでに病んでいる人は閲覧禁止です。
不快、不幸、嫌悪、憎悪の書と言われても仕方ありません。
もちろん、禁忌・差別用語も含みますので、怒りや絶望を覚えたら即、
退出下さい。
可能であれば、公開停止になる前に結末までお付き合いくださいませ。
とはいえ1話ずつ(合計2話)、ほぼすべてが読み切りタイプです。
地元の三流新聞社が舞台です。記者の馬場・編集長の宮武・リポーター兼経理のおでんたちが禁足地へ踏み入れる。
R15以上、R20でしょうか。
ちなみに反戦、反宗教、反政府いずれも関係ありません。ただの鬱物語です。前書きにはその話のダイジェスト、後書きには時代背景です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 19:45:45
22141文字
会話率:25%
【電子書籍化決定致しました】
アレス王国には三人の王子がいる。第一王子のアーロン、第二王子のジュードはアルファだが、国王が王妃の侍女に生ませた腹違いの第三王子、キーランだけはオメガだった。
キーランとその母、姉弟たちは王宮には住まわせても
らえず、生まれた時から差別され、蔑まれて生きてきた。そんなキーランの夢は「家族が何の心配もなく毎日幸せに暮らせること」
王国では20年に一度、18歳以上の王子たちが魔王の財宝を守るドラゴンを討伐するという祭事があった。だが今までドラゴンなど一度も現れたこともなく、討伐は形ばかりの出来レース。
王子たちは討伐に参加する前に、一生の相棒となる魔獣を召喚する儀式を行う。しかしキーランが召喚したのは、前代未聞の世にも美しい美少年の姿をした魔獣だった。
その上、討伐に本物のドラゴンが現れて国は大騒ぎになり……!?
普通に生きたいだけなのに、最凶アルファに溺愛され翻弄される苦労人王子のちょっとエッチで元気がでるラブコメです。
※最凶アルファ(銀髪美少年15歳)×苦労人オメガ(黒髪美形18歳)
※1000文字程度の更新予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 16:32:11
152442文字
会話率:48%
【※なお、「相棒」は戦うこと以外がよくわかっていない見た目ロリ鈍感女(成人済)とする。】
騎士ベルナールは女傭兵ギギのことを気に入っていた。何度か共闘して「相棒」と呼ぶくらいには気に入っていた。しかしある戦場でギギはベルナールの敵として現れ
た。ベルナールはギギの脚を斬り、永遠の不具にした。戦争が終わり、不具のギギは当然のように行き場をなくしたので、ベルナールはギギを引き取り、今日もせっせとお世話をして暮らしている。周囲はベルナールがかつての敵を囲って、いたぶっていると噂をするが、ベルナールはそんなことは知らず、今日もギギを「相棒」と呼んで幸せに暮らしている。
※身体障害者に対する差別用語が出てきます。
※他投稿サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 00:00:00
14002文字
会話率:21%
翼ある一族、エル族と人間(ヒューマン)のハーフ、ヤツキ。
天空大陸で迫害されて育った彼は、差別から逃れ、自らの人生を切り開くべく、地上へと降りて、学院へと入学する。
学院の名前は、セントラル=サンドリア学院。
そこは、1000年前の遺跡を利
用して作られた学院だった。
時折学院内には、『アビス』という原因不明の亜空間が現れる。
入学式初日に、ヤツキは『アビス』に取り込まれてしまう。
そこで出会ったのは、1000年前の天地大戦で地上側の兵器として開発・運用され、その凄まじい能力で戦争を終らせたと言われているミルスペックホムンクルス、ミナキだった。
契約を求める未知のホムンクルス。
とりあえずアビスから出るためにも、ヤツキはびびりつつ契約する。
『俺は人間に使われる人間の形をしたホムンクルスという”道具”。ヤツキちゃんの望みなら、大体のことは叶えるよ。世界を征服したいとかはさすがに無理だけどね』
そういって、強大な力を持つ金色のホムンクルス、ミナキは微笑む。
道具と己を定義する彼は、ヤツキの全てを叶えるといいながら、ひとつの願いを差し出した。
『道具でもいいから、愛して』
ただ、その願いの形は、ひとのものとは違っていた。
『『道具』の俺を愛して。そしたら”正しい”使い方は自ずと出来るでしょ』
彼が求める『愛』の形と、『道具』としてミナキを割り切れず、ヤツキは惑う。
愛されたことのない片翼の天使と、愛を求めるホムンクルスの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 13:18:33
41392文字
会話率:37%
田舎の風情はないが、都会というには烏滸がましいレベルの駅前に、時々段ボールで作ったプラカードを持って立っている青年がいる。所謂、スタンディングデモというやつだろう。都心ではままあるらしいが、この辺りでは滅多に見ないので、駅前を利用する人に彼
の事を話すと、「あーあれね。時々居るよね」と言われるくらい認知度がある。彼はサングラスとマスクで顔を隠しているが、そのプラカードにはよく『オメガ差別根絶』とか『ヒートは性的同意ではない』とか書かれているので、きっと彼はオメガ男性なのだろう。
・・・
今日も駅前を歩いていると彼はいた。しかし、何やらもめてる雰囲気だ。
相手は高級そうなスーツを着た、如何にもアルファって出で立ちで、遠くにいても愛だなんだと聞こえてくるから、痴情の縺れなのかもしれない。野次馬したい気持ちを抑え横を通りすぎようとするが、そこそこの音量で聞こえてくる会話に、つい聞き耳を立ててしまう。
「君みたいな、小柄なオメガのところに居るなんて危険だ。オメガを守るのはアルファの役割だ」
「人間は憲法で平等だと定められてるんだよ!アルファがオメガを守るだとか、男が女を守るだとかそんな考えは、お前らがオメガや女性を下に見てる証拠だ!」
直接的なレイプ表現はありませんが、レイプについての具体的な話しをしている描写があります。苦手な方はご注意ください。
オリジナルオメガバース設定があります。
作中の時事ネタは2022~23年時点の話です。
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 11:00:00
34753文字
会話率:58%
人が最初に握ったものは石でも棒でもない、拳である。
握った拳を相手に突きつけるために、人は四足を辞めて二足での歩行を行うようになったのだ。
その連綿と続く長い人類史で築き上げたものは、終わりなき格闘の道であった。
それは、一人の空
手家がグラウンドを無視して総合格闘技を三階級制覇した時だっただろうか。
それは、一人のムエタイ絶対王者が銃器を有したテロリストを傷一つ負わずに撃退した映像がネットの海に流れた時だっただろうか。
それは、一人のアマレス五大会連続金メダリストがボクシングのリングで優しくヘビー級チャンピオンを眠らせた時だっただろうか。
それとも、一人の女性が男女混合無差別級キックボクシング世界大会で優勝したその時だっただろうか。
そんな、それまでの歴史を考えると『あり得ない』というよりも、『どうすればそんなことになるんだ』と言いたくなるような出来事が、実際に起こってしまった。その目で実際に見てみなければ信じられないようなことが、現実となってしまった。
故に、人はその身一つで戦い抜く格闘技に熱中した。
世はまさに大格闘技時代、日本もまたその例外ではなかった。
しかし、格闘技は暴力とは切っても切り離せないもの。
格闘技の人気絶頂は暴行事件の増加と密接に関係をしていた。
そこで、時の政府は自棄になったかのようにとある都市を設立した。
日本にはあらゆる物事が拳で決められる、狂気の都市がある。
それは東京湾を埋め立ててつくられた、世界で一番大きな人工島。
勝者が人を越えた『神』というならば、敗者は人より堕ちた『家畜』。
その門は誰にでも開かれ、しかし、その最奥にたどり着けることが出来るものは居ない。
力が全ての世界を力と技で生き抜く『闘士』と呼ばれる無数のバケモノたちに、人々は恐怖と敬意を向けて。
────その島を、人は『トーキョー・アリーナ』と呼んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 19:00:00
25938文字
会話率:37%
※この作品には反倫理的、反社会的な描写が含まれています。※
※特定の人種に対する偏見や差別的描写を苦手とする方はブラウザバックをよろしくお願いします。※
自然と街が高いレベルで融合している地方都市、『緑ヶ丘市』では合衆国にある姉妹都市と
の国際交流が活発に行われていた。
過ごしやすい気候と優れた治安、特産物も全国的に出回っており、第一次、第二次、第三次産業の全てが安定しているこの都市は昨年度の住みたい街ランキングで堂々の三位であり、幸福度ランキングでは第一位である。
そんな中で、国際交流の名目にとある黒人の集団がこの街に訪れたのだ。
────これは、穏やかな地方都市が悪意に満ちた魔の手に落ち、黒く染まっていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:00:00
380187文字
会話率:27%
我慢して、御行儀良く、息を殺して生きてきたのに。
それでも貴方だけは、忘れられなかった。
山藤陽菜、二十三歳。契約社員として医療事務をしている。父親似の容姿や田舎独特の確執で、母親から虐待された過去がある。顔と膝に消せない傷や消せ
ない暴力の跡でいつも下を向いて、ひっそりと生きていた。
そんなある日、救急外来に良く出没する" 笑わない医者 "である循環器内科医の最賀と時間を共にするうちに、段々距離が近付く。
だが、院内の噂で最賀には婚約者がいると知った矢先に、因縁の母親から見合い話を持ちかけられ……。
二人は逃げるように、短い逃避行に身を投じる。
幸せだった。けれども、キャリアのある彼を縛り付け、何も持たない陽菜には相応しくない、だから……。
逃避行の終末から、五年。
状況は好転する兆しは無い。家族との確執は広がるものの、漸く心を許せる友人も出来た。でも、そこにあの人はまだいない。
何があっても、愛している。
ただ、側に居られるだけで良かったのに。
長い月日を経て再会を果たした二人は不器用に、また恋を始める。
愛を知らない二人の行く末は──。
歳の差すれ違いラブストーリー。
笑わぬ循環器内科Dr. × 陰のある幸薄医療事務
※性的描写、虐待・暴力描写、毒親、差別描写含まれております。
※10000%ハッピーエンド。不遇スタート、愛されストーリーになるので途中経過色々ありますが、悪は必ず消えます。ざまあ描写勿論、あります。
※途中から登場するナースとドクターの恋愛ストーリーも追々掲載予定。準備中。
R.5.10.26完結。此処までお付き合いして頂きありがとうございました!
R6.01.07 修正行間追加の為連載に切替ありますが完結済みです。
R4.12.2
性的描写あるシーンはタイトル横に※追加致します。
※この物語は完全なるフィクションです※
犯罪行為や暴力等推奨するものでは御座いません。
田舎独特の描写御座いますが、創作物であり犯罪や偏見、侮辱行為の助長を促すものでは無いです。
パートナーシップ制度等を取り入れている地名使用しておりますが、その他は基本的には地名はフィクションです。
R4.11/17
R5.11/12誤字報告して下さったユーザー様、本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 20:00:00
527289文字
会話率:40%
あるところに断頭前直前のお姫様がいました。
革命によって市民は素晴らしい人生を歩みだし、国家転覆された富裕層は、女は皆ファックされて、男はさっさと断頭台おくりでした。
ありがとうフランス。ありがとう革命。腐った共産主義は革命に限る!
そんな中でも生き残った女は飯をくう。糞もでる。
ならばその糞が動き出して話しだしたら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 09:26:03
31017文字
会話率:33%
完結。
魅力的な軍人夫と、初恋の人との三角関係。海の恐竜が絶滅しなかった現代世界。
でも恐竜は最後ちょっと暴れるだけです。読み飛ばせます。
軍人夫に愛されて大切にされつつ、物語に起伏が欲しい方へ。
以下、詳しいあらすじ
海に住む恐竜は
、絶滅を逃れ、現代にも生息していた。
そんな世界で、病弱な主人公の寧々は、幼馴染みの匠に恋をしていた。しかし、匠の父親は殺人犯として収監され、彼の弟、琳士と共に、世間から差別され、父の残した借金取りに追われ、日本を離れ、海竜との前線地へと向かった。
気落ちし、寂しがる寧々に、お見合い話が舞い込んだ。相手は幼い頃、寧々に恋をした空軍のエリートの詠臣だった。
断るつもりでお見合いしたが、彼の誠実さと優しさに惹かれ、二人は結婚。
数年後、詠臣に軍事島への辞令が下りた。
ハッピーエンド。夫は妻を溺愛してます。
モブしか死にません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 07:50:44
137307文字
会話率:46%
罪人と呼ばれる者は、魔力を保持する器官に生まれつき疾患がある。レトはいずれ体内の魔力が枯渇して体が硬質化し、蛹(さなぎ)のような見た目に変わる定めにあった。硬質化を遅らせるため洞窟内で孤独に暮らしていたレトの元に、ある日ルシードと名乗る少年
が現れる。ルシードは洞窟を経由して隣国ロジャへ行きたいと言うが、レトとは反対に「体内に魔力を保持しすぎてしまう」体質の持ち主だった。ロジャでは、疾患持ちも普通の生活を送れるとルシードは言うが、洞窟の環境に適応できない彼はすぐに倒れてしまう。ルシードをなんとか地上に帰そうとするうちに、二人は体を交えると互いの体調がよくなることに気が付く。
魔力供給セックスの相性が最高な二人が洞窟を出るまでと、出た後の話。
ルシード(魔力が多すぎる人間)×レト(魔力が少なすぎる人間)。
※攻めは自分本位のクズです。
※架空の病気によって見た目が変わる・差別的扱いを受ける描写があります。
※詳細な描写はありませんが、受けの見た目が変化した状態でのR18展開があります。
※攻めが性的に無知な受けを半ば無理矢理襲って関係を持ち続ける展開があります。受けは何をされているのかわかっていないため悲壮感はないですが、見ていて胸糞悪いと思います。
※あまりすっきりしない終わりだと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 21:27:33
87574文字
会話率:24%