女神信仰が基となっているソアラ聖国には、女神から授かったギフトがありさまざまなスキルとなって人々に受け継がれている。
エリザベス・ヴェルナはヴェルナ伯爵家の長女で、ソアラ神聖国の由緒正しき貴族だ。
エリザベスは皆が大なり小なり持っている
ギフトが無い〝ギフト無し〟と蔑まれ、家でも社交界でも常に肩身の狭い思いをしてきた。
建国祭の夜、王城の舞踏会に参加していたエリザベスは、婚約者のフィリップと妹のローズの浮気現場を目撃してしまう。
一方、冒険者である黒兎獣人のブラットはA級冒険者グループ〝風牙〟からクビを言い渡されていた。
建国祭で盛り上がる人だかりを避けたブラッドは、連れ込み宿が連なる路地裏へと入りそこで気になる匂いに誘われる。
「何だよその目……お前、死ぬ気か?」
匂いの元であったエリザベスの正気のない目を見て、ブラットは何故だか身の内に煮えたぎるような怒りが湧き起こっていた。
「死ぬ……そうね……それもいいかもしれないわ」
虚な目で見上げるエリザベスにブラットは言い放つ。
「なら死ぬ前にヤらせろよ」
そしてその夜、二人は互いの名を知らないまま一夜を共にした。
この夜を境に、ブラットには色々な偶然と幸運が重なり〝塔〟と呼ばれる99階層のダンジョンに挑戦する事となる。
攻略すれば【英雄】の称号と褒賞を手に入れられるが、果たしてブラットの目的とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 14:49:06
69695文字
会話率:39%
富を求める貴族たちから「美味しそうな令嬢」と噂される伯爵令嬢ソフィア・グロスター。豊かな領地で純粋培養された彼女は、大叔母の公爵婦人を後ろ盾に行儀見習いとして王宮で侍女になる。華々しく社交界にもデビューしたが、他の令嬢に比べて凹凸のある自
分の身体つきがコンプレックスで、令息たちの色めいた視線から逃げたいと思っていた。
金髪碧眼で軍神のように美しく逞しい王太子・アーサーは、冷酷に政敵を一掃した「青獅子騎士団」の団長でもある。とある場所でソフィアを知り、暫くは遠くから見守っているだけで特別に意識しているつもりも無かったが、騎士たちが別の意味でソフィアを「美味しそうな令嬢」と呼んでいる事を知り、独占欲が爆発。彼女を手に入れるために動き出す。
西洋風ファンタジー世界、王道ラブストーリーに
ちょこっとコメディを添えて。
ラブシーン有りにはep.に※をつけています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:45:07
60494文字
会話率:22%
俺(大井正晴)はハードコアアナルもの動画で絶頂死し、異世界に転移する。
そして、転移先にいたメスのドラゴンを犯すことにより、竜神少女から加護を得て人類最強クラスの強さを手に入れた。俺はちんこから風を出して飛ぶスキルや、精液がエリクサーになる
性質を活用して、俺はエロイことをしつつ
適度に悪い奴をやっつけつつ、女の子達とエッチなことばかりして、獣人達が楽しくエロく暮らせる国を作る。
真面目な雑学やパロディを交えた、下ネタメインのギャグ小説です。
◆ 第1章~
竜神少女の加護を得た正晴は
女騎士のアナルに挿入したり、
馬タイプ獣人に肩車連続フェラされたり、
巨乳神官の未使用女性器を舐めたり、
ケモロリの尿道を拡張したり、
ちんこから吹き出す風で空を飛んだりし、獣人奴隷を解放する。
◆ 第5章~
宇宙を漂流して新たな仲間を得た正晴は旅に出て、
フェアリーに尿道をほじくられ、
右曲がりのちんこから吹きだす風で真っ直ぐ飛べないことに苦労し、
やがて、恩人の城を襲うオークの軍勢を討伐するのであった。
◆ 第8章~
2人の女騎士と3Pアナルセックスをしたことによりアナルロードが開かれ、
正晴は地球に転移し、動物園にカピバラを見に行く。
異世界に戻った正晴は、巨大カピバラに変身した竜神の背中に乗り、女の子達と共に獣人王国を創るために旅立つ。
◆ 第11章~
勃起半島の亀頭に集落を作って女の子達と暮らし始める正晴だったが、
アナルセックスの結合部を女の子に見せつけたいから大きな鏡が欲しくなり、
国王主催のトーナメントに出場する。
◆ 第21章~
トーナメント最終日に魔族の軍勢が攻めてきた。
激しい戦いの末にちんこを失った正晴は巨乳女になり、社交界デビューする。
◆ 第26章~
ちんこを司る神の助力により男に戻ったまさはるは家づくりを始めるのだが、
採石道具がない。石を切る道具を求めてアナルワープで魔界へ向かったまさはるは、神獣ロリマンコの体内に呑みこまれてしまう。
◆ その後
だいたいアナルセックスしてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:01:23
3018932文字
会話率:37%
奔放な母親によって、異父弟妹の多いことで社交界でも有名なリヴィンセント家。長女のフランチェスカは、小さな頃から母の代わりに弟と妹たちを慈しんで大事に育ててきた。気づけばすっかり貴族では行き遅れと称される歳になってしまい、そろそろ身の振り方を
と考えて、フランチェスカは決意する。「結婚をしようと思うの」大好きな姉の決意に弟妹たちが騒然とする中、帰ってきた母がのたまって、事はより大騒ぎになっていく。「私も再婚しようと思うの! フラン、お兄さまができるわよ!」そこから始まる、リヴィンセント家の結婚騒動。
のほほん主人公、微近親相姦、義理兄妹要素あり。
続くか微妙な不定期連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 00:20:44
3183文字
会話率:22%
婚約破棄を言い渡された「傷物」令嬢のヨハンナのもとに、求婚の手紙が届いた。相手は社交界でも有名な奇人と呼ばれる仮面の伯爵で……?
最終的に仮面を外すので、絶対に仮面を外して欲しくない、と言う方はブラウザバックでお願いします。
ふんわり設
定、ご都合主義です。
性的なシーンのある章は※がついています。
裏で完結済み、全話予約投稿済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:19:45
104724文字
会話率:47%
国境の戦姫。
彼女は世界で何年も続く大戦を終戦へと導いた英雄の一人。しかし表舞台に彼女が現れることはなかった。
終戦から三年、花の国(ツヴェア)の王都では国境の戦姫が社交を始めたと華やかな噂が舞うようになる。
護の銀狼。
魔の国(デア)領主
の彼も終戦へ導いた英雄の一人であるが、所属する花の国(ツヴェア)の王家と対立していた。
終戦から三年、そんな彼の下に王家より婚姻を赦す証明書が届く。相手は同じく英雄の一人、国境の戦姫。
魔の国(デア)、花の国(ツヴェア)に現れた国境の戦姫の正体とは――?
そしてそれはやがてどちらが本物で、偽物で、大戦前後から続く不仲を加速させていく。
総てに絶望した『国境の戦姫』リリアと、英雄と持ち上げられながらも花の国(ツヴェア)には認められない『護の銀狼』ユーリアスティード。
似た過去をもちながらも、歩んできた道は違う二人が、国からの命令で婚姻を結び、紆余曲折を経て生涯を誓い合うようになる。
そして二人に訪れた運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 11:15:28
243384文字
会話率:33%
行き遅れ令嬢と言われるアリアには理想の男性像があった。
それは、初恋の騎士団長のように逞しく、人としてある程度完成されている男性であった。
しかし、騎士団長には妻子があり、それ以降好みだと思った男性は軒並み婚約者がいるか、異民族討伐の
際に命を落としてきたのだ。
その上、婚約を迫ってくる相手はなよなよしたお坊ちゃまか、性格が理想とかけ離れた貴族令息のみで、断り続けた結果、適年齢の令息はいなくなり、行き遅れ令嬢と社交界で噂されるようになってしまう。
そんなある日、町に出た際に誘拐されたアリアを救ったのは荒くれものの巣窟と言われる冒険者ギルドのギルド長であった。
噂とは異なる彼に興味を持ったアリアは時折、屋敷を抜け出して冒険者ギルドに足を運ぶようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 23:54:19
6337文字
会話率:57%
タイトル変更前「おれの旦那はオオカミアルファ」
「見つけた、おれの花嫁…!」ジャングルの奥地へ獣人族の研究のためにやってきたハル(Ω)は、獣人の王族(a)ユキに見染められてしまう。第一印象は最悪で、考えれば考えるほどムカつく相手なのに、な
ぜかハルの身体はウズいてしまい…!?
【ジャンル】
ファンタジー・ラブラブ・ギャグ・切ない・ハピエン・子作り
【メインCP】
攻め・ユキ(a)
獣人族の王族。とってもお金持ちのボンボン!社交の場ではなんでもそつなくこなせるスパダリ風味の美青年なのに、日常生活ではちょっと自分の世界強めの天然くん。獣人調査のためにやってきたハルに一目惚れし、結婚して!!!おれの子供産んで!!と迫る。モフモフの耳と尻尾がチャームポイント。ハルのことを運命のつがいだと言い張っている。
受け・ハル(Ω)
普通の大学院生。幼い頃から獣人族に憧れていて、大好きすぎて院でも専攻している。幼稚園のアルバムには「じゅうじんぞくのおよめさんになりたい」なんて書いていたのに、いざそれが現実になると…!?!?ものすごい面食い。ユキの顔が好き。
ちょっとおバカな天然わんこと、ツンデレ風味の主人公のアレコレを楽しんで頂ければ幸いです♡
深く考えずにさらっと読めるエロ・ラノベを目指してます。たくさんえっちなシーン書きたいのでよろしくお願いします♡
短い話をこまめにアップしていくスタイルです。
出会い〜子作り準備期〜子作り期〜妊娠後期〜こいぬ出産後のえっちまで予定してます。みなさんからリアクション貰えたら喜んでたくさん書いちゃうのでいっぱい応援してください♡
それぞれのお話の題名のうしろに印付けてます。
ちょっとえっちなやつは*
えっちなやつは**
すごくえっちなやつは*** です。
※獣型(デカ犬)⇄人型(犬耳・犬尻尾)に変化するタイプの獣人です※
※古き良き腐女子ですので喘ぎ方は「んっ、んっ」系です!※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 19:29:25
123951文字
会話率:44%
男女問わず愛される憧れの的であり、社交界では『黒薔薇の君』と謳われる、ヴォルバルト王国の王女・アンネリーゼ。
彼女は王女として、国のためにと政治の駒になることを受け入れ生きてきた。
だが、最初の政略結婚の相手とは彼の都合で離縁するこ
とになり、次に婚約した相手からも勝手に婚約破棄を宣言されてしまう。
王女として生きるため、恋することを諦めてきたアンネリーゼ。
二度目の出戻り。幼馴染の騎士団長との再会。
そんな中、彼女の周りには不穏な空気が漂いはじめ……。
* 世界観はあくまで創作です。
* この作品は『アルファポリス』様でも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 22:59:11
50816文字
会話率:50%
男女問わず愛される憧れの的であり、社交界では『黒薔薇の君』と謳われる、ヴォルバルト王国の王女・アンネリーゼ。
彼女は王女として、国のためにと政治の駒になることを受け入れ生きてきた。
だが、最初の政略結婚の相手とは彼の都合で離縁する
ことになり、次に婚約した相手からは勝手に婚約破棄だなどと言われてしまう。
王女として生きるため、恋することを諦めてきたアンネリーゼ。
二度目の出戻り。幼馴染の騎士団長との再会。そして……。
彼女は自分の生き方に揺れ始める。
一方で、愛されることを知り始めたアンネリーゼに、元婚約者の影が見え隠れし始め……。
* 世界観はあくまで創作です。
* R18シーンは予告なく入ります。(少し先になります)
* この作品は『アルファポリス』様でも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 00:00:00
42785文字
会話率:48%
◇本編完結済 5/1〜7まで、子どもたち世代の番外編完結章を連載します。
深谷結糸(17)は、オメガであることを隠して生きている。そんな結糸が仕えているのは、美しき盲目のアルファ・国城葵(19)。ただの男として生きていたいと思っているのに
、どうしても結糸は葵に強く惹かれてしまう。ずっとこのまま、ただの使用人として葵のそばに仕えていたいと願いつつも、葵に『選ばれたい』という本能的欲求は募るばかり。そんな折、二十歳を迎える葵に、視覚再生手術の話が持ち上がる。同時に、葵の兄・蓮(25)は、社交界デビューを控えた葵に見合う、上質なオメガのパートナーを決めると言い始め……。
◆このお話は、オメガバースの世界観を拝借しております。男性の妊娠出産を匂わせる描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
◆他サイトでも公開しております。
◆12/21〜24まで、クリスマス番外編を連載します。全四話。
◆元日の午前0時に、御門目線の番外編一話をアップしました。
◆2018/11/27、いい夫婦の日SSをアップしました。
◆2021/10/08、子どもたち目線の番外編をアップしました。
◆2022/05 須能の息子、悠葉目線の番外編をアップします。
◇2024/5/1〜7 悠葉視点の完結章をアップします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 19:00:00
446116文字
会話率:55%
ザイレス王国軍にこの人ありと言われた将軍が亡くなって1年後。家督を継いだのは、無表情で無愛想の変わり者と囁かれる軍人女侯爵。その彼女の下に、縁談話が舞い込んだ。お相手は社交界の名士として名高く、ザイレス王国きっての美貌の持ち主の王太子補
佐官。猜疑心に溢れる彼女は、恐る恐るその見合いの席に臨むこととなる。
ややコミュ障で拗らせ気味の堅物軍人女侯爵が、謀略家であり女好きと噂される王太子補佐官との政略結婚に警戒し、逃げ腰になりながらも進めていくお話です。
連載中の小説「螺旋の果て~兄王子の愛する悪女~」のスピンオフ作品ですが、単独でお読み頂けるかと思います。
設定、時代考証等、ゆるめですがご容赦下さい。
Rシーンは少なめ、後半に入ってくる予定です。
※「女侯爵の別邸」https://novel18.syosetu.com/n4415ez/ にて番外編を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:31:07
366521文字
会話率:50%
経理部に配属されて三年目の柏木悠真が休憩時間にコーヒーを飲んでいると、営業部の大和弘章に声をかけられる。同期の彼とはもちろん顔見知りであったが、それほど接点もなく、まともに会話したこともなかった。
かなりの長身で、切れ長の目元をしている弘章
は、社交的とは言えない悠真にとって少しとっつきにくいタイプ。
ところが間近で接してみると、意外なほどに話しやすい。あれこれと話をしているうちに、悠真は徐々に弘章に親しみを覚えていった。
そして、弘章から色々な『もの』を貰うようになる。それは目に見えるものであったり、形のないものであったり……。
●絡みのシーンは、例のごとく両想い後になります。予め、ご了承ください。
●うっかり者な作者のため、「大和くん」と「大和君」の表記が混在しています。後日、折を見て修正いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 06:00:00
827271文字
会話率:31%
一四歳の時に両親を失ったメレディス・トスカは、父方の妹であるデボネ家の世話になる。けれどもメレディスが社交界デビューした直後、叔父が他界し、デボネ家は没落貴族と成り果てた。しかし、叔母はふたたび華々しい生活に返り咲くことを諦めていなかった
。愛娘二人のうち片方、あるいは両方に爵位を持った大富豪と結婚させようと画策する。そんなだから、よそ者のメレディスはいつだってのけ者扱い。
ある日のこと、叔母の元に一通の招待状が届いた。差出人はブラフマン伯爵家からのものだ。彼の末娘、キャロラインの社交界デビューを開くという。ブラフマン家は社交界で絶大な人気を誇っている貴族で、彼らが手がける事業はことごとく成功していた。そしてブラフマン家の息子二人はとてもハンサムだと貴族たちの中では専ら噂になっている。二人は結婚適齢期を迎え、淑女たちはみな、妻の座を狙っていた。そしてそれは叔母も同様だった。
ブラフマン家に招待された四人は早速会場へと赴く。そこでメレディスが出会ったのは、次男のラファエルだった。
豊かな金髪に緑の瞳、若さ故の引き締まった強靭な肉体と気品を兼ね備えた美しい男性。
――ああ、彼はなんてハンサムなの。
ハンサムなラファエルにひと目で恋に落ちたメレディス。やがてふたりは運命の糸に引き寄せられるかのように再会を繰り返す。けれど、メレディスは知っていた。彼が貴族とは名ばかりのメレディスに近づいた理由を――。なにせ彼は花嫁探しに乗り気ではないのだから。
ラファエルはきっと両親を失ったメレディスと社交界のスキャンダルになって、母親の花嫁探しを諦めてもらうための策略を考えついたに違いないのだ。
……そんなことは、もう知っているわ。
彼は自分を利用しているだけだ。そう言い聞かせるメレディス。けれども彼女の思いとは反対に強い力でラファエルに引き寄せられていく……。果たして彼らの運命は――。
シンデレラストーリーです。
※この作品は、R18指定の設定ではございますが、ストーリー重視ですので要素としてはやや薄いと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
【Berry's cafe】【エブリスタ】さんでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 18:03:47
195363文字
会話率:26%
子爵家の三男坊で、騎士団に勤めるシュルツアイン・オークランスは、幼馴染みでもありビジネスパートナーでもある伯爵家次男バルドエッド・バイハンとの婚約を王家に申請していた。
が、なぜか申請は受理されず、美貌の公爵家次男との縁組みを王家お膳立てで
進められた。
因みに子爵家とは言え実家は裕福。両親は高位貴族の社交が好きではない為、再三の陞爵の打診も辞退しているほど。
加えて本人は王都の騎士団勤め。尚且つかなりの収益を上げる副業も経営している。
本人も家族である子爵家も、高位貴族との縁を取り立てて望んだこともなく。
そして、相手である美貌の公爵家子息には会ったこともない。
是非にと望まれて…という印象を感じさせる表現の打診だったし、相手の家格が高い上、王家お膳立てという事で拒絶しきれない立場。だから流されるまま結婚した。
が、婚約も結婚も書面上のみで、未だ一度も『旦那様』である侯爵令息とは面識もなく、手紙もなしのつぶて。
どう考えても令息にとっても気乗りのしない婚姻だったのだろうと思われる。
その上、公爵家の家族からも一切の接触もなく、完全無視。
令息を良く知る貴族からは理不尽な蔑みをぶつけられ…。
つまりは、誰からも祝福はされていない。
じゃあ、なぜ元々の幼馴染みとの婚約を諦めなければならなかったのか。
俺が望んだわけじゃねえよ、とやさぐれて…からの離縁してやるぜ!…という決意と、離縁までの道。
攻め目線(主人公は攻め)
このお話はアルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 00:00:00
234051文字
会話率:18%
父親が社交界の爪弾き者であるジュスティーヌは、婚約者を第二王子に奪われたエリオットと結婚することになった。家同士の利益のため、契約結婚に応じた二人。期限は三年、子供は作らないこと……そんな条件で結婚した二人は果たして……。
最終更新:2024-05-02 18:00:00
9984文字
会話率:19%
伯爵家の次男、レオナルド・カルミアは人嫌いで有名である。学院の入学を拒否し、家庭教師を雇わせて卒業資格だけ手に入れた。その後は伯爵領に籠り仕事をしているだけで社交界には年に一度、家族の付き添いがなければ顔を出さない変わり者。――という印象を
与えることを長兄セドリックにより提案され、実行したことにより、レオナルドは知らぬ間に「BLゲームの悪役令息」の破滅ルートを回避していた。
兄の名案により「BLゲーム」に関わることを回避したレオナルドは、この世界がBLゲームであるということを知らされないまま、のんきに生きていた。
そして、長兄が海外出張の為、伯爵領を離れている時に事件は起きた。弟のアルフレッドがサザンクロス侯爵家の嫡男、ジェイド・サザンクロスの婚約者を寝取り、妊娠させたという手紙が届き、条件に応じなければ伯爵家は莫大な借金を背負うことになってしまった。借金を回避する為にジェイドを説得しようとするが……。
※アルファポリスにも投稿しています。
※R指定の要素には、一部強引な言動等を含む可能性があります。苦手な方は注意してください。(11/3 注意事項追記)
※2023.8.9 連載再開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 16:02:28
166692文字
会話率:31%
氷の貴公子として令嬢達から敬遠されている公爵家当主、オーウェンの元へと嫁いできたオリビア。
その名の通り、オリビアには見向きもしない上、戦場に出て殺戮だけを好むオーウェンと仮面夫婦を続けて三年。
人生楽しんだ者勝ち、とやりたい放題で社交界に
悪女と罵られてからも三年が経ったある日、オーウェンが運命の相手が見つかったと連れてきた。
その相手と結婚したいので今すぐ離縁してくれ、とオリビアは公爵家を追い出され、修道院に連れて来られたはいいものの、不治の病に罹りそこさえも追い出され、人生最悪な最期を迎えたオリビア。の、はずだったが───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:42:45
58798文字
会話率:33%
親に疎まれている侯爵令嬢ウィカ。
性が社交の手段でもある世界で、放置されていたため十八歳まで何も知らずに育ったウィカの物語。
教鞭が文字通りの鞭で、生徒や使用人の躾の為に鞭が使われるのは普通の世界です。
基本無理矢理です。
閲覧にはご注意
ください。
誤字報告ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 16:48:21
203757文字
会話率:25%
ひそかに筋トレに励んでいた王女ミリアは、
溺愛されている母からやっとのことで許しをもらい、
社交界デビューをはたした。
しかし、そのパーティーの場にいた泥酔した男を
勢い余ってノックアウトしてしまう。
会場がざわつくなか、一人の青年が目の
前にやってきて。
「その上腕二頭筋素敵です!僕の妃になってくださいっ」
現れたのは、絵本からでてきたような王子アレース。
しかしどこかひょろっとしていて頼りない。
いきなりのプロポーズに昏倒するミリアは、
娶れるものなら娶ってみろ!とアレースの国へ殴り込みに行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 21:00:00
15868文字
会話率:49%
貴族とは名ばかりの貧しい生家の為、若くして年齢差のあるヴァランタン伯爵に嫁いだものの、数年で夫を失い独り身になったオディール。
夫の計らいで爵位と莫大な資産を相続した彼女は、社交の場に出ることも滅多になく、世間からは「世捨て人」などと呼ばれ
ながらも、悠々自適の生活を送っていた。
趣味である絵画を描く為に出かけた先で、オディールは行き倒れていた一人の男を拾った。
その選択が、自らの人生を変えることになるとも知らずに……。
舞台は西洋風の架空世界です。世界観についてはユルユル設定なので、御了承ください。
動植物や食べ物などリアル世界と同じ名称のものが登場することもありますが、似たようなものがあって、読者の方に分かりやすいよう翻訳してあると解釈していただければ幸いです。
また固有名詞や人名なども、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものがありますので御了承ください。
サブタイトルに☆が付いているのは、性描写を含むエピソードです。
※が付いているのは、主人公以外のキャラクター視点のエピソードです。
この作品は「アルファポリス」様、「エブリスタ」様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 08:00:00
24051文字
会話率:37%