深い森の中にある隠し里で生きるフィンは、幼い頃から定められた婚約者との結婚を明後日に控えていた。一方、森の外の世界では、狼王と呼ばれる王が治めるアッガスが次々と領土を拡大している。そのアッガス王イグニスが遠征からの帰路で、フィンの住む隠れ里
を発見してしまう。里を襲うアッガス軍の手から逃がれようとするフィンだったが、狼王によって捕まり組み敷かれてしまう。どうしてこんなことに──隙をついて逃れたフィンは、手にしたナイフを己の首にあて自害を図る。命を落とすことはなかったものの、傷を負ったフィンだけがアッガスに連れ去られ、目を覚ました彼女に告げられたのは、王との婚姻だった。
里の決めごとに従い平凡に生きるはずだった娘と、番を持つことを嫌悪していた狼王との、じれじれ恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 14:31:14
184017文字
会話率:41%
◆異世界の召喚に巻き込まれた大学生の主人公(人間)。
人間は誰も彼を気に留めず、悪者にすらされそうになったところで、主人公に手を差し伸べてくれたのは妖精王だけだった。
妖精王に助けてもらった主人公は、妖精の森で話を聞くことに。どうやら、自分
は妖精王の番らしいのだが──
スパダリ美形妖精王✕元彼との一件で少々のトラウマ持ち大学生。
トラウマを克服し、妖精王の番として主人公が自信をつけ、両手を広げて相思相愛になる物語。
全五話。
◆番である人間に告白するも、人間には既に想い人がおり、その人と両思いだからとあっさり振られてしまう主人公(妖精)。それでも主人公は人間のそばを離れられずにいた。
そんなある日、身分差故に想い人に振られてしまった人間を励ましていたところ、人間からキスをされて──
ご令嬢との恋に敗れた平民庭師✕魔法が得意な健気妖精。
人間と妖精の種族間すれ違い物語。
全五話。
※作者的には王道物語です。
※作者独自設定もありますので、ご了承の上、お進みください。
※R18は予告なく入ります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 21:00:00
51409文字
会話率:45%
男性でありながら妊娠できる体。神が作り出した愛し子であるティティアは、その命を返さんとする生贄としての運命に抗うべく、側仕えである鬼族の青年、ロクとともにアキレイアスへ亡命した。
そこは、神話でしか存在しないといわれた獣人達の国。
「
どうせ生贄になるなら、生きている神様の生贄になりたい。」
はじめて己の意思で切り開いた亡命は、獣人の王カエレスの番いという形で居場所を得る。
この国では何をしても構わない。獣頭の神、アテルニクスと同じ姿をもつカエレスは、穏やかな声色でティティアに一つの約束をさせた。
それは、必ずカエレスの子を産むこと。
神話でしか存在しないと言われていた獣人の国で、王の番いとして生きることを許された。
環境の違いに戸惑い疲弊しながらも、ティティアの心を気にかける。穏やかな優しさに、次第にカエレスへと心が惹かれていく。
この人の為に、俺は生きたい。
気がつけば、そう望んで横顔を見つめていた。
しかし、神の番いであるティティアへと、悪意は人知れずその背後まで忍び寄っていた。
神の呪いを身に受ける狼獣人カエレス×生贄として育てられてきた神の愛し子ティティア
お互いを大切にしすぎるせいで視野が狭くなった二人が、周りを巻き込んで幸せな家族になるお話。
※男性妊娠描写有り
※獣頭攻め
※流血、残酷描写有り
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 18:53:02
95691文字
会話率:50%
エリアイースは星を持って産まれた。女神ライトレイアのお告げはエリアイースを王の番に決めたのだった。
成人を前に婚約者に会ったエリアイースはその駄目っぷりに毒づく。全く好みでなかったからだ。
そんなエリアイースの前に跪く男、それは婚約者の叔父
であるサイフォンだった。
突然起こった発情にエリアイースは運命を感じた。
獣人、オメガバースものです。他サイト様で投稿したものを改稿したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 18:29:06
8744文字
会話率:44%
かつて龍神により創造された世界があった。
この世界では龍神族が頂点に立ち、人族、獣人族が共生している。
龍神族の中で最も権力と地位を持つ存在は龍王であり、龍王は全ての生命を支配する者として崇め奉られる存在であった。
現龍王である白蘭(びゃく
らん)は運命の番を6000年もの間探し求め続けていた。
龍神族と獣人族は本能的に番を求める性質があり、番相手でなくとも子を作ることはできるが番との間の子でなければ親の能力の10分の1も引き継がせることは叶わない。
しかし、番に出会える確率は数万分の1。
時を同じくして、龍王の住まう王都から遥か遠く離れた小国に茉莉花という名の少女が住んでいた。
茉莉花は魔力持ちとして生まれた。
本来、魔力は龍神族のみが扱える神聖なものであり、龍神族以外の種族が魔力を持つことは災いを呼び込むと古くから言い伝えられていた。
『化け物』と呼ばれ迫害を受けることが多くあった。
実母を病で亡くしたあと、父が後妻として娶った義母に化け物と罵られ酷い虐待を受けながらも茉莉花は必死に歯を食いしばり生きていた。
龍王白蘭と化け物と罵られ生きてきた少女との出会い。そして、恋のお話。
登場人物の名前と世界観を中国っぽくしています。
中国っぽくなので、基本的には適当な感じです
(汗)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 09:00:00
116364文字
会話率:26%
幼い頃から、不思議な夢を見る。「比翼連理の番。異なる世界にあなたの番はいます。それは一つが欠けることが出来ない。あなたと番は否応にも惹かれ合い結ばれるでしょう。あなたの盾となり矛となるその人と、時が来たら巡り会います。生涯添い遂げるのです。
あなたを精霊の加護が導くでしょう」25歳の凛空は同じ夢を見た。いつもと違うのは、少年の声に呼ばれた。目を覚ましたら、そこは見慣れない世界で……目の前には、ハニーブロンドの髪にペリドット色の瞳をした美しい顔立ちをした少年だった。彼は国王で、凛空の番だと告げられる。凛空は、100年に一度に訪れる風の精霊の加護を持つ守護者だと言われる。
番である以上王妃になってもらうと告げられるが凛空は拒む。しかし、魔力の暴走により凛空は倒れてしまう。魔力融和の儀式が必要で、その方法とは番であるレオンによる口づけだった。
偏屈で口が悪い少年王との口づけによる儀式を拒むも、凛空が持つ膨大な魔力により身体に異変を感じ……レオンによる口づけを毎夜受けることになったのだが、次第にそれは儀式とは違ったものになっていく。
※ゆるゆる設定です。初投稿の為、拙い文ではありますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 01:46:56
98555文字
会話率:47%
訳も分からす死んだ?先で呼ばれた魂と一つになった俺は、実の父親に殺されかけ贄にされかけ、何故か魔王の養い子になった。黒狼の子なのに耳も尻尾もない人獣の俺。過保護な魔王を父に持ち、一部の兄達にまもられ、マッチョに育つ(趣味)魔王の番に呼ばれた
転生者。二つが一つの命に宿り、巻き込まれた方は近親相姦無理!(>_<)別の恋人作りました!その人と結婚して自立します!獣人×獣人(マッチョ)ちょっと無理矢理折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 00:40:01
32490文字
会話率:20%
獣人解放のため革命を起こした獣人リーダー攻め×転生特殊能力持ちで亡国の騎士団長受け
深夜テンションで書いた設定詰め込み性癖ハッピーセットです。
細かいことは気にしない人向け。
※みさくら語喘ぎ注意
最終更新:2022-02-10 19:42:45
13619文字
会話率:38%
俺様淫魔王×平凡なリーマン退魔師とのBL調教小説開始!
ーー我が番にする。やっと君を手に入れた。
淫魔達が番(つがい)を探して人間を襲っていると情報を得た退魔師・有坂一希は、廃墟となったホテルで美しいサファイアブルーの瞳と漆黒の長い髪
、尖った耳が特徴的な妖艶な淫魔に遭遇する。その淫魔は、退魔師として成り立ての頃一度だけ遭遇した淫魔ヴィンセントだった。
「逃がさないよ。忘れたの?7年前、一度だけ会っているのだが」
「何を、言って・・・!?」
彼と無理矢理キスを交わし体液を注入された一希は、彼の番として魔界へ連れ去られる。実は番の条件は、淫魔王自身が人間を選ぶ事。その淫魔王とは、ヴィンセント本人だった。
彼の体液で蕩かされた一希は、ドールハウスと呼ばれる性奴隷養成施設へ収容され、ヴィンセントの調教を受ける事になる。一希は、淫魔王ヴィンセントに愛玩奴隷として身体を調教され淫魔王の番になる事に抗いながらも、心は彼の美しさに惹かれていく。一方、連れ去られた一希を助けるため仲間達は魔界へ向かうもヴィンセントに抗えず、先輩退魔師の速水はヴィンセントの尋問を受ける事になる。そこで発覚したヴィンセントの過去が2人を運命の番へと導いていく。
8話 ヴィンセントを一希は、番として受け入れる。しかし、リーアムには圧倒的な魔力の差があり、どうしてもヴィンセントは勝てないと告げられた一希は・・・?(2021/11/28 更新)
淫魔王はなぜ一希を選んだのか。
魔界に連れ去られた一希を助ける為、先輩退魔師の速水、同期の照史、そしてハンターのディーンとサムは淫魔王の目的とその真相に迫っていくーー!
他、小説家になろう様、pixiv様、fujossy様にて掲載中。更新情報はTwitterにてお知らせ致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 16:10:45
186302文字
会話率:36%
同じ男の魂に7度殺された俺は、呪いが解除され別の世界に転生した。そこは獣人が住まう世界で、父親の仕事を手伝いながら暮らしていた。
そんな俺の目の前に異世界(以前、俺が住んでた世界)から異世界人が降ってきた。
たぶん、王の番として召喚されただ
ろうその男を王の元に送り届けることになった俺は、嫌がる幼馴染と一緒に旅に出ることになった。
獣人の王様と転生者の恋です。出会いとラブまではかなり遠いです。
一応18禁ですが、性描写はあまりないかもしれません。ゆ、緩いのが少し?
男性の妊娠、出産があります。獣姦も軽くですが、話の進行上あります。ご注意下さい。
更新は不定期です。
残酷な描写や、性的表現は予告なく行います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 12:02:11
348568文字
会話率:44%
(タイトル「めぐるこい」と読みます)
廻った魂との恋物語【転生1:精霊王の番】精霊王×耳に障害のある少年。物心がついたときには、人族以外の声も音も聴こえない。魂は転生され、再び人として過ごしているフウカは、番探しで来た精霊の国ユティアの王で
あるシルオスに見惚れてしまう。番になったら、身を寄り添い合い、いつまでも離れず、最後まで幸せでありたいと憧れていたフウカ。いつかは誰かの番に選ばれるのだろうと思っていたが、まさかシルオスの番に選ばれてしまい!?
※以降、多CPを取り扱うので章でまとめてあります。章によっては同軸で話が繋がる部分も出てきますが、基本的には章ごとに読めるものとして作っていきます。キーワードはそのたび増やします※
◆ご都合主義なところもあります
◆更新:不定期※現在改稿作業中、終わり次第反映
◆個人サイトにも掲載中:https://slowly.x.fc2.com/
◆ツイッター:@ay3slw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 16:47:07
154463文字
会話率:45%
身体のどこかに刻まれている花の紋様が同じならば番とされているこの国の王様には、左頬に牡丹の紋様がある。それと同じ紋様が僕の左胸には刻まれているが、これはニセモノなんだ。幼馴染みであり宰相である僕の、王を思う気持ちで出来てしまったニセモノ。だ
って、僕は君に相応しくない。
王の番であることをずっと隠し通してきたリカルディアとそれを知らずに番を求める王イリスの前に自称王の番くんが現れちゃう話。俺様やんちゃネガティブ×儚げ健気の両片思い。魔法とか出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 19:00:00
86530文字
会話率:60%
私、國久 京(クニヒサ ミヤコ)45歳。
神様に呼ばれて何故か龍の国で、王の番となる事に…
体型も寿命も違うし、そもそも種族が違う!
普通じゃない私が、普通じゃない人生劇場の主役になってしまった。
チート上等!権力上等!使えるもんなら何でも
使う、脳内年増パワーナメんなよ。
シリアス路線では無いハズ。異種姦も微有り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 11:06:30
185859文字
会話率:31%
第4回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト入賞
しました。
『獣の王と白の乙女』として電子書籍にて発売中です♪
「お前に選択肢はない」
獣人との戦争に敗れた国を救うため拐われた王女のルーシェ。
どんな残虐な方法で殺されるのか、犯されるのかと
怯えるが、獣王であるラウルは手を出さず包み込むように優しくルーシェを溺愛する。
体は大きく恐ろしいが優しいラウルに次第に心惹かれていく。
だがある日他の獣人との浮気を知ってしまう。しかも否定もせずそれがお前のためだと言われて…
第1章は獣人と人間の価値観の違いによるスレ違いでシリアス、第2章は溺愛からの二人が本当に結ばれるまでのラブコメの予定です。
第3章は体を繋げ番になり、結婚式にむけて慌ただしくも穏やかな日々を過ごす二人の前に元いた国の婚約者が現れます。ルーシェを救うとルーシェをこの国から連れ出さそうとするアーセン。
ルーシェはラウルを愛していると説得しようとしますが…
ヤンデレ度は低めです。
感想欄でネタバレがありますのでお気を付けください。
18禁には☆をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 23:28:01
156833文字
会話率:42%
狂王が守護神の国。19年前、アシュタイトに狂王エルージャが生まれた。狂王には番の妃が現れるものだが、エルージャには未だ妃が居なかった。苛ついた狂王のおかげで王宮はガタガタにされ、国中がぴりぴりとしている。そんなある日、異界の若者、聡司が現れ
た。異界の渡り人が狂王の番とは異例中の異例だった。聡司はBLには興味はなかったが、元の世界には帰りたくない切実な事情があった。※聡司はアシュタイト滅亡と復活に関わる古代の記憶を取り戻していきます。物語が切り替わる、雰囲気の違う場面があります。※聡司の妊娠はありえても本編ではありません。他の男性で少々あります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 20:00:00
72190文字
会話率:23%
太陽の姫と獣人の王の番外編になります。
主人公藍葉が来る前や来た後などの、特別な日や何気ない日などにスポットを当てた外伝を投稿していきたいと思います。
宜しかったら、本編と合わせて読んでください。
最終更新:2019-12-10 21:07:52
1613文字
会話率:0%
結婚式当日、花婿に浮気されたディアドラはショックのあまり自殺を試みる。その彼女を助けてくれたのは美麗な魔王さま。魔王に気に入られて魔王城の客人となったディアドラだったが、彼女の存在を気に入らない後宮の女達をはじめ、人間を嫌う魔族らに虐めら
れたあげく、自分の味方だと思っていた魔王にも出て行けと追い出される。命まで狙われて傷心の彼女を救ったのは勇者だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 11:37:36
86111文字
会話率:59%
人間を王として奉る獣人の国に死に絶えた王族の代わりとして神殿より遣わされた男の子と、その侍従として選ばれた獣人のお話し。
※不定期更新です。
最終更新:2019-02-26 13:30:35
11344文字
会話率:42%
私は碧子・アルビッソン、32歳。
22歳の仕事帰りに異世界に迷い込んでしまった私は、そこで出会った人と結婚して息子も授かり、義実家で仲良く暮らしていた。
そんなある日、夫が攫われた。攫ったのは獣人族の女王。なんと夫は女王の番だというではない
か!なにかの間違いじゃない?ていうか獣人族っていたの?
え? そして私も獣人の番? 冗談じゃないわ!
碧子・アルビッソン、一児の母。夫を取り戻すために乗り込みます、獣人の国。もちろん攫われた夫も黙っちゃいません。
※主人公は時々諺を使いますが、22歳という若さで異世界トリップしたため、意味や使い方を間違えることもあります。その場合は前書きか後書きに正しいものを表記いたします。
※前作「職業 第三夫人」を読んでいなくても(多少は)大丈夫なように書いています(多分)
※R18回はわかるように表示します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 23:00:00
12691文字
会話率:59%
小さい頃から大好きだった幼馴染みとの結婚式を翌日に控えた美琴は幸せいっぱいで眠りについた。そして目が覚めると知らない場所で知らない男に犯されていた。混乱するまま“王の番”として幽閉の身となった美琴は、復讐のため魔法使いから毒林檎を受け取るが
――。すっきり復讐エンドにはなりません。全てがバッドエンドに突き進む救いも赦しもないお話。世界観の説明もほぼありません。お読みになる場合はタグをご覧になった上、自己判断でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 10:15:07
21350文字
会話率:30%