~皆さまのおかげで累計PV数250万超え 総合評価3700↑ ブックマーク数1300↑(2025/6/14において)~
基本二日に一度投稿! 総文字数152万文字。総エピソード数770以上(えちちがほとんどの外伝も含む)
※愛撫、前戯が
多めとなっております。
※凌辱、NTRに該当するような描写も多々出てくるので、苦手な方はご注意ください。
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人間にはあらゆる欲望があるように、大学生である高橋拓馬にも欲望があった。
そんなある日、高橋拓馬は異世界へといざなわれ、そこは何もかもが欲望に満ち足りた世界だった。異世界に住む人々は高橋拓馬のいた世界では信じられない数々のことを日常的にしていた。
高橋拓馬は名をタクマと改めて、異世界での人生を謳歌することを決意する。
転生前の世界の理性や倫理観を残しながらも、自らの欲望の赴くままに……
{補足説明}
本作では、獣人→動物の要素を一部含んだ人、亜人→動物の要素を限りなく含んだ人となっていますので、お見知り置きを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 18:00:00
1543293文字
会話率:47%
垂れたうさぎ耳が特徴的な、うさぎ族の高校一年生、宇佐木よるは、
才色兼備の狼族、この学園随一のモテ男である大神先輩と付き合っている。
しかし、明らかな好意を向ける宇佐木に対して、大神先輩は誰がどう見てもドライな態度をとっていた。
誰がどう見
ても宇佐木の一方通行、ともすれば自称にさえ見えるその恋人関係には、実は秘密があるようで……。
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
6694文字
会話率:42%
魔界のエリートである純魔族のリュートは、ある日突然淫魔族になってしまう。性行為で精気を貰うのが嫌すぎて一切食事を取らなかったリュートだが、餓死寸前のところに縁を切ったかつての親友ギヴンが現れ、問答無用で精気を注入される。
さらに、目覚め
たリュートのことを自分の屋敷に連れて帰ると言い出した。
リュートは死ぬほど嫌がりながらも淫魔族として大嫌いな相手と暮らしていくことになるのだった。
リュートがギヴンを嫌っているのは、妹が死んだ事件に原因があるようなのだが、二人の間にはその事件に関する記憶に食い違いがあるようだった。
やがて、「どうやって食べていくか」をギヴンと考える内に、「どう生きていくか」を考えるようになっていく落ちこぼれ淫魔の物語。
登場人物
・リュート
魔界のエリート純魔族として生まれたが、先天的に魔力のコントロールが苦手。ただでさえ将来の危ういところへ、淫魔族への覚醒という大事件が起きてしまい、緩やかな死を選んだ。
ツンツンしているがかなりウブ。ギヴンのことが大嫌いだと思っているが、本当は好き。
・ギヴン
リュートとは対立する関係にある家の長男。純魔族。リュートとは少年時代に仲良くしていたが、疎遠になってしまった。
リュートが死にかけていると聞き、敵の勢力下へと潜入する豪胆な性格の持ち主。
・ローラ
リュートの妹。少年時代のギヴンに懐いていたが、こっそり危険な地域までついてきたことが原因で命を落とした。
※第二章を書き終えました!全四章です(遅筆で申し訳ありません)
※R18な内容が含まれているエピソードには☆をつけています
※R15かもと思った時は○をつけてます
※かなり薄めですが残酷な描写がないわけではないのでキーワードに追加しました!
※わかりにくい、読みにくいところ、悪いところ、直した方がいいところ、感想などありましたら遠慮なく教えてください!謹んで糧といたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:16:46
87141文字
会話率:58%
第二部連載再開しました!
【まったり改稿中】(設定や流れは変わらないのでそのまま読んでも大丈夫です)
振り返ったら、不思議な世界に迷い込んでしまった、大学生の透子。
そこは、現実世界によく似た人狼の世界。人狼は女性が生まれにくいため、その
世界で暮らすために複数の夫を持つことを義務付けられた。
沢山の候補者の中から、迷った末に選び出したのは、この世界に迷い込んでしまった時に保護してくれた三人の優しい人狼。一晩過ごしただけだけど、その優しさを忘れられなかった。
実は彼らは、少し訳ありの群れには属さないはぐれ人狼。
リーダーで沈着冷静な美形の銀狼の理人、ワイルド系でぶっきらぼうだけど優しい黒狼の雄吾、底抜けに明るくて可愛い茶狼の春。
群れから出た理由は、それぞれ何か事情があるようで?!
女性に免疫のない奥手で絶倫人狼夫達とのドタバタ溺愛結婚生活♥
※R描写ありには★付けています。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:10:00
274228文字
会話率:53%
男でも孕める特殊な体をしたエンリケは、公爵家に生まれながらも(皇帝公認で)引きこもっていた。しかし、できればこの日が来るのを全力で望んでいなかったことが突然やってくる。皇帝の子を作る時がやってきてしまったのだ。しかし、皇帝にはどうやら秘密が
あるようで──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 20:23:39
29657文字
会話率:44%
そのチケットは、あなたの中にある欲望を現実にしてくれます。
使い方は簡単。改変チケットと改変対象の女性1名を明確に判別できる距離で視界に収め、その女性をどうしたいのかという願いを言い、チケットが紫色に発光したら真っ二つに千切るだけ。
光が収
まれば、そこはあなたが告げた願い通りの改変を受けた女性が待っています。
尚、改変した願いの内容は「当たり前の事」として認識されますが、使用者にはチケットの効果が適用されません。改変後の世界で変人扱いされないようご注意下さい。
また、チケットは使い切りの片道切符。チケットの願いの回数を増やす願いには使えませんが、物によっては使用者の思想や嗜好も読み取るなど、多少の性能差があるようです。
なお、改変が思った通りに行かなかった場合の責任は一切負いません。改変内容はなるべく具体的なものにしましょう。
あなたは改変チケットに、何を願いますか?
※注意
・オムニバス形式の為、最新話が最新の投稿になるとは限りません。後から既存のお話の続きを追加する場合があります。
・最新話の場合は21時。過去に書いたお話の追加シナリオを途中に割り込ませる場合は18時、月〜金の祝日は12時に投稿致します。
・短編連載のため、文章の視点は統一されていません。
・ノクターンノベルズ以外に投稿されている物は無断転載です。本作は転載禁止です。
・「賢者の願いの果てに」までの掲載話は過去に短編として投稿していた作品も含みます。
以上の点を予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 21:00:00
201881文字
会話率:38%
WHITEな僕とBLACKな俺
あなたはどちらの僕(おれ)がお好みですか?
石塚陽子31才は、学生時代から付き合っているイケメンの彼氏からはモラハラを受け続けているものの別れることができないままズルズルと関係が続いている。どこかのスナイパ
ーが◯してくれないかとも考えるほどだけど、どうしようもないと諦めていたところ、会社の新人営業マン白王子こと大麦黒葉23才から「好きになりました付き合ってください」と迫られて・・。もうイケメンは懲り懲りだし、8才も年の差があるのにうまくいくわけがない!お断り一択の陽子の考えとは異なり、白王子には真っ黒な影があるようで・・・。
R18断りなしに突入します。
閲覧注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 05:40:19
271055文字
会話率:38%
昔から何度も見る夢がある、ファンタジーの世界で聖女に選ばれて、仲間たちと共に魔王を倒しに行く夢。夢はいつも、同じところで終わる。
禍々しい魔王を前にした騎士様が私を振り返って言うのだ。
『聖女様…必ず生きて帰って、二人で幸せに暮らしましょ
う』
不思議な夢を見る平凡なOLの私は、出勤しようとした駅のホームで突然呼び止められる。
「やっとみつけた、聖女様…!この現世でもずっとあなたを探しておりました…!」
前世で聖女を守る騎士であり恋人同士だったという男性、でもなにか引っかかる、思い出せない記憶。強引な彼に、体を繋げれば思い出すはずだと言われて――。
⚠︎妊娠、出産、囚人観衆(少し)
【登場人物】
清花 きよか
不思議な夢を見る平凡なOL、夢の中では聖女として魔王と戦った。聖女を信仰する教会の信者たちの祈りを魔力に変え、癒しと浄化の魔法を使う。
ディオニスに見覚えがあるような気がするが、彼が言うことになんだか違和感を感じる。
ディオニス
聖女を守る専属騎士だったという男。むりやり体を繋げ、清香に記憶を思い出させようとする。に重い執着がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:00:00
14018文字
会話率:65%
周りからよく「空気が読めない」とか「マイペース」などと言われ、自分でもそれを自覚して、できるだけ喋らないようにしている高校生、一之瀬将太(いちのせ しょうた)
親父がマイホームを購入した直後に海外に栄転になり、結婚二十年目にしていまだに親
父ラブな母親はウキウキでそれについて行く事をアッサリ決めた。
父親は将太にもついて来るように言ったけど、将太は「言葉の通じない外国なんかには行きたくない」と拒否。日本に残る事になった。
寂しいながらも気楽な一人暮らしをしていた将太だが、ある冬の日、将太はクソ寒い中公園で震えながら時間を潰していたクラスメイトの小暮小糸(こぐれ こいと)を拾うことになる。小糸が何故真冬の公園に一人で居たのか。それには当然事情があるようだ。
「そうか、ならばうちに来ればいい」
「え、ででで、でも、ご迷惑じゃ……」
「親はいないから気楽にしてくれていい」
部屋は余っているのだから別に構わなかったのだが、小糸は何だかタダで世話になるのが心苦しい様で、ことあるごとに謝って来る。
本当に構わないのだが……。そんな時、小糸が家に居させてもらう代わりに何か自分に出来る事がないかと聞いて来た。
なので将太はかねてから興味があった事を正直に伝える。
「だったら裸が見てみたい」
「えっ、ええええっ!!??」
「何をそんなに驚いている、何かして欲しい事がないかというから言っただけで、ダメなら別に構わないぞ?」
さあ小糸はどうするのか?
そして小糸の他にも地雷系に憧れる優等生の生徒会長や、他にも色々問題のある居場所のないボッチ少女が放課後将太の家を利用するようになり……という感じの明るい学園ハーレムみたいな感のエロコメディです。
既に二十五話まで投稿出来る状態で、完結の方向性、最終話の終わらせ方も決まっています。エタること無く完結しますので、安心してお読みください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 00:00:00
249480文字
会話率:37%
違法な薬物の売買で金儲けをしている滝沢悠人は、ある日突然、医大生時代の同期、室井遼に誘われて二人で酒を飲みに行く。真っ当な医師になったはずの室井は意外にも違法薬物に興味があるようで、滝沢は詳しい話をするために彼の家まで付いていく。しかし、突
然ベッドに拘束され、自身が販売している「媚薬」を使われてしまった滝沢。そんな滝沢を室井は散々煽り、弄ぶ。果たしてその本心は……?
◇◇◇
倫理観ゼロの外道 × 拗らせ執着イカれ野郎のBLです。
主人公は滝沢。口が悪いのが室井。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 19:38:57
8720文字
会話率:56%
他人と相容れない少し変わった価値観の主人公舞花のセックス体験記がやたらめったら比喩で表現され、ちょっと滑稽。セックスを中心に様々な経験を通して少しずつ成長していく心を描いた現代恋愛&ファンタジー小説です。
後半、性描写多め。半分筆者の体験談
込み。
※残酷な描写あり表示は、極軽いSM要素有で念の為です。グロは無です。
【あらすじ】〈初体験〉舞花はある日、会社の人にセックスしたいと言われ、少し特殊な性癖に目覚める。セックスに興味を持った処女の舞花は、デートに誘ってきた男友達の光太にセックスして、と言う。しかし舞花を真剣に愛している光太は、なかなかセックスに踏み切ってくれない。また彼にはセックスできない理由があるようで――。
〈初恋〉光太は舞花との約束を果たせない自分に絶望するが、舞花を諦められずにいる。恋を知らない舞花が初めて恋をした相手は何やら怪しげな人物で、舞花は彼を信じられず、苦しく狂おしい恋心と満たされないセックスに溺れていく。針槐喫茶店のマジックミラー越しに舞花が見た影の『彼』は……。
【注意事項】▶映画や文学小説のネタバレあり。ほんの少しです。おそらく、ご存知なくても問題なく小説のストーリーは理解できるかと思います。
↓本編に出てくるネタバレありの映画
マディソン郡の橋
バイオハザード
フィフス・エレメント
もののけ姫
↓ほぼタイトルだけ出てくる映画
ダーティハリー
ティファニーで朝食を
スパイダーマン
インディ・ジョーンズ
マイ・フレンド・フォーエバー
その他、映画ネタなどの言葉遊びが少し出てきます。宜しくお願い致します。
PIXIVでも投稿し始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 10:23:31
290473文字
会話率:45%
♂から好かれやすいことだけを理由に、魔力もないのに勇者に選ばれた男の話
※自分の思うエロを書けるようになりたい、という理由から書き始めた、言わばエッチな描写練習小説です。纏まった文章やストーリー云々よりも、書きたいままに書き殴っております
。
※ご都合主義、中身皆無、種族の違い等による特殊設定(ご都合設定)、特殊魔法(ご都合魔法)等、多数あります
※主人公(受)が始終煩い。口が悪いよく喋る阿呆の子です。彼の存在自体をギャグだと思ってください
※ギャグ、アホエロ、ごくごくごく稀にシリアス
※とにかく主人公を可哀想な目に遭わせたい、泣かせたい、皆犯せ!という強い意思で書いてはいますが、(一部例外を除いて)ちゃんと(一方的な)愛はあります
※一応完結を目指すつもりですが、これ自体は他の作品との合間合間に書いているものなので、不定期更新となります
※不定期にしても程があるよなと言うぐらい更新放置してました本当にすみませんん…!!
せめて魔王編まで書ききって完結としたいのでちまちま書き進めております…変わらず激遅更新ですが、どうか気長に待っていてくださいい…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 19:38:49
129930文字
会話率:33%
結婚の挨拶のため、夫の親族が集まっている村へ挨拶に来た新妻の佐奈。
夫の従姉である晴美さんの助けでなんとか打ち解けることに成功し、安堵しながらその村で夜を迎えることに。
ただ、この村には若い男子が夜這いする風習があるようで……
最終更新:2025-05-23 18:40:00
17810文字
会話率:49%
僕は21歳の大学生。コンビニでバイト中あらぬいざこざに巻き込まれてバイトを辞めることになった。けれど、その時助けてくれたスーツ姿のイケメン弁護士さんに事務所で働かないかと誘われて働くことに。けれど、彼には何か秘密があるようで……。
何か秘密
を持っているイケメン弁護士と美少年大学生のイチャラブハッピーエンド小説です。
あらすじでネタバレになるのはイヤなのでかなり端折ってますが、ずっと読んでくださっている方にはすぐにピンとくるかもしれません笑
タイトルに悩みまくって少しいつもとテイストが違ってますが中身はいつもと同じ溺愛モードになってますので楽しんでいただけると思います。
一応シリーズになりますが、こちらは単体でも楽しんでいただけます。
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさまでも同時連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 21:33:44
204019文字
会話率:45%
*一度削除したものの再掲です。
【苦楽を共に歩みたい弟子×自分なしでも生きてほしい師匠】互いに難儀すぎる生き方をして共にクソデカ感情抱いている師弟(黒髪年下男前弟子×白髪年上美人師匠)がすったもんだした挙げ句にくっつくまで。
***
4年
前、梓音は弟を亡くした。復讐を誓って犯人である男を追いかけるうちに皓雪と呼ばれる天族に出会い、共に捜索していくこととなる。互いに傷を抱えたもの同士、二人の距離は縮まっていく。しかし、皓雪には隠している過去があって――。
以下本編でもありますが設定です。
*【天族】
人間から進化した種族であり、特徴として不老と四神の加護を持っている。四神の加護は瞳と髪に現れ、凄まじく頑丈ではあるが不死ではない。
*【四族】
四神の加護ごとに分けられた、四つの一族のこと。
・青龍の加護を受けた蒼春(そうしゅん)族
・白虎の加護を受けた白秋(はくしゅう)族
・朱雀の加護を受けた朱夏(しゅか)族
・玄武の加護を受けた玄冬(げんとう)族
それぞれ加護の特徴が異なっており、蒼春は碧眼、白秋は白髪(銀灰色の目)、朱夏は赤髪、玄冬は紫眼を持つ。なお天帝は金眼。
〈主な登場人物〉
・梓音(しおん):主人公。最愛の弟を自らの手で無理矢理かけられさせられ、復讐のため天族の位を目指す。天帝である瑞麟の命によって皓雪と師弟関係を組み、ともに犯人を追う。
・皓雪(こうせつ):梓音の師匠であり、性別を超えた美貌と厭世的な性格の持ち主。復讐にのめりこむ梓音に対して忠告をするが、彼が聞き入れる気配は今のところない。過去に犯人である男と因縁があるようで――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 21:47:51
67447文字
会話率:45%
園田真琴24歳、新宿にあるオフィスでチーフデザイナーとして働いている。
とある夏の日、真琴は今年に入って2回目の失恋を迎えた。
今までもひっきりなしに彼氏はできたが、せいぜい2~3か月程度しか続いた事がないので、今回は4か月を迎えプレゼ
ントもたくさんしていただけにショックから立ち直れず、新宿のゲイバーでまゆこママに愚痴を零している。
まゆこママに諭されながら酒を飲み、そのまま帰ろうとフラフラと近くの縁結び神社まで歩き、改めて失恋した事に涙する。その悔しさから「縁結びなんて信じないぞ!」と言い、真琴は足元に落ちていた缶を蹴った。
放物線を描いた缶は、参拝用の鐘にヒットしてしまい、さすがの真琴も焦って神社に向かって謝る。しかし、一瞬視界が霧に包まれたようになり、気が付けば白装束の狐耳が美しく白い長髪をたなびかせ、目の前に立っていた。
どう考えても現代の身なりではない狐耳の男は、真琴を睨みつけると腕を掴み「何故に我が社(やしろ)に缶などを蹴り放ったのだ……?」と問いかけるが、その顔は美しいが故の静かな怒りに満ち、真琴は震え上がる。
真琴は逃げようにも腕を掴まれているので逃げられない。しかし、狐耳は震え上がっている真琴を一瞥し、暫くすると手を離した。狐耳は低い声で「ふむ……、お前は恋愛成就の前にしなければならぬことがあるように見える」と真琴に告げる。
真琴はなにを言われているのか恐怖心から固まって思考が働かない。
そのまま狐耳の男は暫く真琴を見つめ、ため息をついた。
少しの間を置いて真琴は少しづつ思考が働くようになり、改めて「貴方は誰なんですか?」と聞いてみると、この神社の守り神だと聞かせられる。
それを聞いた真琴は殺されるのではないかという恐怖心を持つが、「案ずるな、殺(あや)めることはない。しかし、社に缶を蹴ったことは償い、この神社に百日、日参しろ。さすれば償いを以てしてお前を赦し、お主の力になることもできるやもしれぬ。だが、約束を違(たが)えれば将来全ての出来事に祟り、貴様の命はないと思え」と言われ、真琴は毎日神社に来るように命じられてしまうのだが……?
人外神様とサラリーマンのハートフルラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 17:00:00
7586文字
会話率:49%
郁(かおる)には憧れている同期がいる。
新卒で今の会社に就職して以来、その人は太陽のように周りを照らしていた。
常に快活で、弱音など吐かない。
仕事でミスをすれば話を聞き、慰めてくれる。
しかしそれは『誰に対しても』が言葉の前に付き、もち
ろん郁も同じことをされた。
だからか、憧れから好きに変わるまでにそう時間は掛からなかった。
そんなある日、龍(りゅう)はいつからか思わせぶりな態度を取り、こちらを翻弄する。
龍とは学生時代の腐れ縁だと言う同僚に聞けば『よく観察してみろ』と言われ、文字通り実践してから数日。
出張先のホテルの一室で、突然押し倒されて──
影のあるハイスペ攻め×自己肯定感低め受けによる、すれ違いコメディが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 21:30:01
7217文字
会話率:27%
『リーア、聞こえるかい?』
今日もリーアとロニーは「交信」をする。
聖女リーアは魔獣王の復活により、討伐の勇者に仕立て上げられる。3つの国が利権を争い、それぞれが勇者を派遣する。
旅の途中で再会した初恋の相手ロニーは、敵国アルテアンの勇者
。魔道具を介してささやきの交信で旅の傍ら二人は交流していく。
やがて、見知らぬ男に媚薬を盛られたリーアはロニーにその火照りを鎮められる。想いは深まるが、ライバルであることに変わりはない。
また、魔獣王討伐にはどうやら隠された何かがあるようで……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:00:00
124503文字
会話率:52%
<はじめに>
本シリーズと同名の別作者様の作品(「不遇水魔法使いの禁忌術式」を含む作品)がございますが作品間の繋がりはありませんのでご注意下さい(タイトルと“ヒロインの名前がサーシャ”という点を除き)。
本シリーズは『料理名とメイン食材
だけ提示されそこから各々オリジナル料理を作る』的な感じの起源・経緯から創作されたものの一つですが、他作品と大分毛色が異なりますので下記内容とキーワードをよくご確認の上、よろしければ本文へお進みください。
<前書き>
砂漠に住まう水魔法使いサーシャは水魔法の禁忌術を使い、異世界から一人の女性を召喚する。その目的とは──!?
その内容は第1話の終盤で明かされ、以降というか話中からサーシャと女主人公でイチャイチャする(させる)のが主体の百合(GL)ファンタジーです。
世界観は基本優しい世界、描写は拙く、展開はご都合主義です。ただし創作のキッカケの影響でエッチなシーンが存在するのでR-18区分になります。また、申し訳程度にバトルがあったりなかったりするのと唐突にどっかで聞いた事があるような言葉遣いが出てくるところがありますがそれも創作のキッカケだったりするのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 23:50:53
61673文字
会話率:39%
【2024eロマンスロイヤル大賞ピーチ賞受賞】
2025/03/28(金)発売。目次の下の方と活動報告に詳細があります。
ユリアはその涙で魔獣の呪いを跳ね返すことのできる聖女だ。
魔獣討伐のたびに美しい涙をハラハラと流すユリアを見ながら、
護衛騎士のテオは不機嫌そうに顔をしかめる。
「見事な嘘泣きですね。悲しくもないのによくそんなに泣けるもんだ」
「うるさいわね。あなたには関係ないでしょう」
幼なじみの二人だが、テオは昔からユリアを泣かせており口喧嘩が絶えない。
それなのに二人の婚約を命じられ、ユリアはこの婚約をどうにか断ろうとするが、なにやら事情があるようで――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 07:00:00
134457文字
会話率:40%