とある夏の日、真琴は今年に入って2回目の失恋を迎える。
今までもひっきりなしに彼氏はできたが、せいぜい2~3か月程度しか続いた事がないので、「またか……」と思いながらも、今回は4か月を迎えプレゼントもたくさんしていただけにショックから立ち
直れず、新宿のゲイバーでまゆこママに愚痴を零している。
まゆこママに諭されながら酒を飲み、そのまま帰ろうとフラフラと近くの縁結び神社まで歩き、改めて失恋した事に涙する。その悔しさから「縁結びなんて信じないぞ!」と言い、真琴は足元に落ちていた缶を蹴った。
放物線を描いた缶は、参拝用の鐘にヒットしてしまい、さすがの真琴も焦って神社に向かって謝る。しかし、一瞬視界が霧に包まれたようになり、気が付けば白装束の狐耳が美しく白い長髪をたなびかせ、目の前に立っていた。
どう考えても現代の身なりではない狐耳の男は、真琴を睨みつけると腕を掴み「何故に我が社(やしろ)に缶などを蹴り放ったのだ……?」と問いかけるが、その顔は美しいが故の静かな怒りに満ち、真琴は震え上がる。
真琴は逃げようにも腕を掴まれているので逃げられない。しかし、狐耳は震え上がっている真琴を一瞥し、暫くすると手を離した。イケメンは低い声で「ふむ……、お前は恋愛成就の前にしなければならぬことがあるように見える」と真琴に告げる。
真琴はなにを言われているのか恐怖心から固まって思考が働かない。
そのまま狐耳の男は暫く真琴を見つめ、ため息をついた。
少しの間を置いて真琴は少しづつ思考が働くようになり、改めて「貴方は誰なんですか?」と聞いてみると、この神社の守り神だと聞かせられる。
それを聞いた真琴は殺されるのではないかという恐怖心を持つが、「案ずるな、殺(あや)めることはない。しかし、社に缶を蹴ったことは償い、この神社に百日、日参しろ。さすれば償いを以てしてお前を赦し、お主の力になることもできるやもしれぬ。だが、約束を違(たが)えれば将来全ての出来事に祟り、貴様の命はないと思え」と言われ、真琴は毎日神社に来るように命じられてしまうのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 11:36:32
4988文字
会話率:51%
思春期の息子、勝人を育てる主婦、美夢(みゆ)はとしのわりにな純真な女性である。ある日、ふと退屈を感じ、気がつくと何かを求めるかのように勝人の、部屋に侵入していたのである。そこで、彼女にとってはセンセーショナルな息子の持ち物を発見してしまう。
これを見たことは知られてはならない 彼女は思っていたのだが・・・。そんなことをきっかけに 思春期の息子の気持ちを知ってしまう 彼女。その後わまんまと息子の策略に嵌り、息子の性奴隷へと、なり下がっていく。夢の近親相姦もの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 13:42:32
45266文字
会話率:27%
主人公、『僕』は、血気盛んなるごく普通の高校一年生。ただし、いまだ童貞である苦しい身だ。いつか童貞を卒業したいと強く願っている。
そんなある日、虫歯になることで通院し、知ってしまった歯科医院。その名も伊集院歯科医院。そこは女医たちの集まる僕
のハーレムと化してゆくのだ。時には女医に甘え、時には策略を練り。徐々に身につけてゆく女を喜ばせるテクニック。
ハーレムの中で僕は成長してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 06:45:44
165267文字
会話率:18%