梗概
オリンピック開会式まで残り三ヶ月と迫った二〇二一年四月下旬、北海道函館市から車で北へ三十分ほどのところに位置する森町バブリーパークで、指六本を切断され、体中に針が刺され、口の中に【逮捕おめでとーございまーす】と書かれた丸めた紙が押し
込まれた変死体が発見された。
捜査にあたるのは函館警察署の柴田警部とヒカル警部補。
変死体発見から二日後、札幌市を流れる豊平川に架かる橋の下で、同じような変死体が発見された。
捜査にあたるのは札幌警察署の阿部警部と三上警部補。
札幌で変死体が発見されてから数日後、北海道から遠く離れた新潟県新潟市で同じ状況の変死体が、阿武隈川の川沿い管理小屋で発見された。
捜査にあたるのは新潟署の河合警部、金子警部、宮崎警部補。合同捜査本部は、新潟署も加えて稼働することとなった。
新潟県湯沢町のリゾートマンションにでも同じような状態の遺体が発見された。同一犯の仕業と思われるご遺体が発見された。
ここまでの事件は、北海道の函館、札幌、新潟県の新潟、越後湯沢といった、田舎町で発生している。
時を同じくして、首都圏の埼玉県春日部市で第五の事件が発生してしまった。
担当するのは春日部署の昭栄警部と野原警部補。
北海道や新潟の田舎町で発生した事件であれば、週刊誌やゴシップ誌は鼻を効かせなかったが、東京の隣埼玉県で発生した事件となれば、黙ってはいなかった。テレビも週刊誌も、ネット記者も。
警察庁はいち早く対応した。
テレビ、ネット中継を使い国民とネット民に捜査協力の依頼をしたのだ。
現代の捜査は監視カメラ、防犯カメラ、ネット警察の力により遠隔化、迅速化されている。今回の捜査で一番貢献したのは、ネット警察の力だった。
コピーミスされたウイルスが市中にはびこる。コピーミスされた犯行動機がネット内にはびこる。オリンピックイヤーにふさわしく、所轄の垣根を超えた捜査チームが連係プレーを見せる。
オリンピック、コロナウイルス、ネット社会、ダイバーシティー、ジェンダー、SDGs、二〇二一年を象徴するキーワードが所々に散りばめられた推理小説。
2021年作・2022年加筆修正折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 19:11:26
134878文字
会話率:54%
俺とゆーきが、海から帰った後の話。身勝手な理由で有給休暇を使ったために、俺は会社で、係長からネチネチ言われてイライラしていた。そんな折、いつも世話になっている先輩社員の諏訪さんから、「ビアガーデンへ行こう」という誘いを受ける。家からゆーきも
呼んで、3人でビアガーデンに向かう俺達だった。
2001年1月初出(恐らく)。時系列的には、『中級立ちション講座』の後になる、番外編的短編です。僕の個人ウェブサイト(https://steelway.biz/)にアップしているものと、基本的には同じですが、例によって、こちらで公開するにあたり、加筆修正を行いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 17:03:34
9181文字
会話率:54%
「幼い頃に、立ちション遊びができなかった女の子達の、無数の無念の塊」。そんな存在だった、ゆーきという女の子。彼女は神様に頼んで人間にしてもらい、「正しい立ちションを教えてくれた先生」である、俺、友部潤一の元へ来た。同居と言うより立派な同棲生
活を送る中の、ある夏の日。俺とゆーきは、海へ出かける事になった。
1998年10月初出。『初級立ちション講座』の続きです。僕の個人ウェブサイト(https://steelway.biz/)に掲載しているものとおおむね同じですが、こちらで公開するにあたり、加筆修正を行いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 12:28:44
17861文字
会話率:45%
「私」は、愛する彼の不在の隙に、「おしおきされたい」という願望を叶えるために、マッチングアプリを使って、ある男と会う約束をする。その男は冷徹で、容赦なく「私」の尻を叩き、願望を叶えてくれた。だが、会う回数を繰り返していくうちに、男の態度に変
化が現れ始める。
2000年5月初出。僕の個人ウェブサイト(https://steelway.biz/)に発表しているものと基本的には同じですが、例によって、こちらで公開するにあたり、加筆修正を施しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 18:00:00
4587文字
会話率:28%
「けーた」
会社の飲み会帰りに声をかけたのは、白いフレアワンピースがとても似合う、長い髪の美しい人だった。
再会した年下の幼馴染みに皆が振り替える。
平凡なサラリーマンである俺は慌ててみやの手を取る。
こんなに可愛い子が飲み屋街にいたら危険
すぎる!
家まで送るが、みやは目を細めて蠱惑的に微笑むが……。
執着系魔性の大学生×チョロいリーマン。
imooo様(@imodayosagyo)の再会年下攻め創作企画参加作品。
ツイノベで書いたものに加筆修正をしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 08:00:00
3589文字
会話率:40%
貧乏子爵家の三女のミシェルは結婚する気がなく、父親に言われて仕方なく出席した夜会で助けてもらったことをきっかけに、騎士のレイモンドと大人の恋愛をしていた。そんな関係がずるずると続き、四年が経ってしまう。そろそろ潮時かと思っていたころ、レイモ
ンドを「友達」と言ってしまい、それを本人に聞かれてしまった。あわや『わからせ』られてしまうかと身構えていたら、お誘いがパタリと止み、同時にレイモンドの結婚話が浮上する。いよいよレイモンドとの別れを覚悟したミシェルにも結婚話が浮上して……?
鈍感な我がままボディヒロイン×冷静沈着な計算高いどSヒーロー。全8話。
※アルファポリス様にて別タイトル(R15)で掲載しているものをR18に加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 21:00:00
29807文字
会話率:33%
冷血大公と呼ばれる私は、とある目的のために孤児を拾って厳しく育てていた。
一世一代の計画を目前に控えたある夜、様子のおかしい養い子が私の寝室を訪ねてきた。どうやら養い子は、私のために惚れ薬を飲んだらしい。「計画の成功のために、閣下の恋人と
してどう振る舞えばよいのか、教えて下さいませ」と迫られ……愚かな私は、華奢な体を寝台に押し倒した。
Twitter企画【#惚れ薬自飲BL】参加作品の短編でした。後日談含めて連載にします。3話までは多少加筆修正ありますが、大筋は短編と変わりません。
なろう(R15版)、アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 22:21:27
23085文字
会話率:47%
王命により、美しく年の離れたイボンヌを後妻として迎えることになってしまったライトフット公爵テオフィルスは、婚約自体は受け入れておきながら婚姻を迎える今日この日まで決して顔を合せようとも、交流を持とうともしなかった。
そうしてついに婚姻式を終
えたその日の夜、これから初夜を迎えるべき寝室で、悩んだ末に出した答えを新妻へと告げる。
「君を愛することはできない」
泣かれるかもしれないと思ったが、妻はなぜか言葉の意味を教えて欲しいと冷静に問い掛けてきた。
初夜で新妻を切って捨てようとする発言をした夫に、なぜかグイグイと迫ってくるその妻の、初恋物語。
※『「君を愛することはできない」美貌の公爵は後妻に迎えた新妻へ冷たい事実を突きつける ~では、その意味を教えてくださいますか、公爵様~』の連載版です。一部、短編版と重複する内容がありますが、表現を変えるなど加筆修正が行われております。
※他サイト様でも公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 14:51:30
30888文字
会話率:30%
孤児のベルは貴族の家に養子として迎えられたが、15歳の誕生日に捨てられてしまう。死にかけのベルを拾って助けてくれたオスカーは裏社会の人間だった。彼の経営する娼館で働くことになったが、オスカー直々に仕込みをしてくれることに。一から十まで性技を
教えこまれ、心も体も夢中にさせられる。
拾ってくれた恩人に報いようと娼婦として励むベル。そんな中、身請けを強要する客からタチの悪い媚薬を盛られてしまい――。
盲愛気味の娼婦と、隠れ執着属性の娼館主。
内容は薄いです。自サイトに掲載してたものを加筆修正してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 10:00:00
30829文字
会話率:47%
ワーカホリック社会人×元ビッチ高校生。仕事ばかりで最近かまってくれない彼氏にイライラムラムラして媚薬を盛って逆レイプする話。タイトルまんま。倫理観ゼロ。※自サイトに掲載していたものを加筆修正してます。
最終更新:2021-12-21 21:00:00
11303文字
会話率:41%
バスケ部の先輩×マネージャーの後輩。遅漏気味の先輩とドロドロらぶらぶセックスするだけの話。若干においフェチっぽい描写あります。※自サイトに掲載していたものを加筆修正してます。
最終更新:2021-12-17 22:00:03
7732文字
会話率:42%
こちらはAIで書き出したものに加筆修正を加えたものです。文才も何もありません。ご了承ください。
男(執事)が出ます。健全シーンにしか出てきません
全てを思い通りにできるご都合的力を持つ成人済みロリお嬢様エミリアと、そのおもちゃであるメイド
たちのお話(予定)
以下AIの利用規約
https://ai-novel.com/terms_of_use.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 23:00:00
22902文字
会話率:68%
俺様師匠に命じられ、警備隊の隊長となることになったシオン。ところが配属先は、任務に就いた隊長が次々と辞めてしまう問題だらけの部隊だった。
一筋縄ではいかない美形軍団に囲まれながらも、奮闘する。
コメディ時々シリアス
※流血表現あり
※後に
無理矢理表現あり
別サイトにて掲載しているものを加筆修正して投稿しています。
5/30 本編完結
2023/9/19 番外編を短期連載開始
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 23:32:30
544195文字
会話率:34%
魔曽田強(まそだ つよし)。男子高校生。身長165センチ。
特徴:マゾ
女の子に虐められたくて不良が集まる地域最底辺校に進学。
しかしそこで待っていたのは、頭は良くないが気の良いクラスの人々。
どうやら一つ上の先輩、佐怒由良(
さど ゆら)生徒会長が校風を爽やかに変えてしまったらしく──。
そんな失意の中、ある日強が目を覚ますとそこは貞操観念が逆転した世界だった。
クラスの女子たちから感じる性的な視線。
街を歩けば男子高校生というブランドにいやらしく目を細める女性たち。
そして強はついにギャルに絡まれ、無理やりホテルに連れ込まれた。
夢にまで見た逆レイプ。
乱暴に扱われることの悦び。
──しかしそのとき、強にとっても想定外のことが起こった。
「な、なにこれッ!? ちょっと待って、あッ、い、イクぅうううッ!!」
ギャルさんは強のチ×ポを入れた瞬間、即イキした。
そう、強はどんな女も即イキさせるマジカルディックの持ち主だったのだ!!(ババーン!)
「な、なんじゃこりゃああああッ!!」
じっくりゆっくり攻められたいのに攻めてもらえない。
強がイクためには、自ら腰を振るしかない!
俺は動きたくない!エゴマゾなんだ!
誰か、誰か俺をマゾのままイかせてくれぇッ!
これはそんな相性最悪のマジカルディックの持ち主と判明してしまったM男の魔曽田強が、理想の攻めてくれるS嬢を求めて貞操逆転世界を駆け抜ける物語──。
20230918完結しました。ありがとうございました!
20250103
Kindleにて加筆修正およびアフターストーリーであるその後のサドとマゾを追加したものを出版しました。
そちらもぜひお楽しみください。
M男が行く貞操逆転世界─責められたいのに俺のマジカルディックが許してくれない─ https://amzn.asia/d/4KSAzWO折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 18:12:37
44902文字
会話率:35%
こういうのいいよねって言うために書いていたツイートまとめ。
Twitterに掲載した内容そのままだったり加筆修正したものだったりをまとめています。
序盤を切り取りすぎて「ヤンデレ執着美形攻めに翻弄されたり、翻弄したりする平凡受」の要素が薄い
場合もあるかもしれません。
でも、大体そういう内容になるやつ。インモラル。
pixivなどにも掲載しています。
◆は閲覧注意
☆は既存作品の番外編
加筆修正して独立して連載させる可能性があります。
ツイートしたものだけでなく、ぷらいべったーやソナーズなどTwitterと連動させていた場所で掲載したものを含みます。既存作品と世界観共通した内容もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 00:00:00
132802文字
会話率:9%
※十八歳未満の方の閲覧を固く禁じます。
僕は、未成年の女を三人殺しました。そのほか、実の妹を強姦し、心を壊して自殺に追いやったとされています。
裁判では、僕を死刑にするか否かで、今も審議が行われています。ですが、僕は死刑を受けようと、
世間からどんなに非難されようと、もはやどうでもいいのです。腐りきった世の中から何と言われようと知ったことではないのです。
ただただ、妹が不憫でなりません。
僕の犯行が世間に知れ渡り、裁判で詳細が公になってもなお、妹の無念は闇に葬られたままでした。妹が受けた仕打ちについて知る者は多くとも、それを打ち明けようとする者はこの世で僕しかいないでしょう。
利己心しかない連中にいいように振り回された妹を、僕は守り抜くことができなかった。これから書く手記は、見殺しにしてしまった妹に対する贖罪でもあります。
妹の無念がたった一人にでも届いてくれたら、虫けらのように扱われた妹の魂も少しは浮かばれるかもしれません。それで妹に笑顔が戻ってくれたなら、これ以上の喜びはありません。
※文章校正を目的とした加筆修正を都度行わせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 22:44:00
18581文字
会話率:5%
大学生の髙橋祐星には幼なじみがいる。幼なじみの佐古千颯は、美形だけれど愛想なし、態度も表情も超クール。幼稚園から大学まで、家族と同じかそれ以上の時間をともに過ごしてきた。二十歳を迎えたある日、初めての二人飲みをすることに。しかし酔った千颯の
様子は少しおかしくて……。
クールな美形攻め×面倒見のいい平凡受け
幼なじみの二人が「好き」に気付くまでと、おまけ後日談の甘やかし言葉責めエッチの短編小説です。
注意:他サイトに投稿しているものを加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 13:08:20
26163文字
会話率:47%
【電子書籍化:2025/02/28より、ヴィオラ文庫様で電子書籍として加筆修正版を配信して頂きます】「悪いんだが、後宮に入ってくれ」と、言われた僕は、焦った。僕は男である。父の話によると、何でも貴族社会に同性婚制度を根付かせるために、王族自
らが同性を後宮に迎える事にしたそうで、その候補に僕が選ばれたらしい。暫くしたら離縁しても良いそうなので、大人しく暮らそうと思っていたら、何かと嫁いだ相手には蔑まれ、他の側妃には虐められるが――……※持ち前の鈍感さで乗り切っていく主人公のお話です。他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 08:51:36
52767文字
会話率:47%
師匠に拾われて毎日幸せに暮らしていた『僕』。毎日街道で帰りを待っていた。そんなある日――師匠が帰ってこなかった。翌日も、その翌日も……。 師匠の帰りを健気に待つ、弟子と、そんな弟子を心配する冒険者のお話です。冒険者×弟子。シリアスよりの
異世界のお話です。※過去に少しだけムーンで連載していた作品を、加筆修正してkindleで配信していた作品で、性描写は大人になってからで予告なしです。ハッピーエンドです。当初ショタなので、苦手な方はご注意願います。(完結、予約済:全11話、他サイトにも掲載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 20:00:00
29885文字
会話率:55%
ある港町で闇医者をしている俺(常盤)の元に、その日見覚えのない客が訪れる。Sub不安症の薬を要求してきた相手に所属を聞くと、大学時代に何組だったかを答えられて、思わず辟易する。※ところから始まる、Dom/Subユニバースの短編で、刑事×闇
医者のお話です。昨年発行されたDom/Subユニバースアンソロジーへの寄稿作品です。一部加筆修正や名称の変更を行っております。お楽しみ頂けますと幸いです。(他サイトにも掲載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 23:18:16
15701文字
会話率:61%
キアラはダルシェ伯爵の私生児。
帝都の片隅で母と子の二人暮らし、平民として慎ましく生きてきたが、母の死をきっかけに伯爵家に引き取られる。
しがない町娘から華やかな貴族令嬢への転身だ。
ある日の舞踏会で、皇室直轄領の親衛隊エンベルト・
フォルツァと出会ってからは、結婚してほしいと熱心なアプローチまで受けるように。
突然見知らぬ世界に放り込まれ、孤独や苦悩を滲ませるキアラに、彼は親身に寄り添ってくれる。
いつしか恋心を自覚し、求婚を承諾するキアラだったが、結婚して早々にも暗雲が漂いはじめる。
優しく愛を囁く夫がときおり見せる、どこかよそよそしい態度に疑念を持ったからだ。
そして戦争、暴動、粛清といった混迷を極める情勢下、彼がとある目的からキアラに近づいたことを知ってしまう。
夫の裏切りに、キアラはそれでも好きという自分の気持ちに正直であろうとして――?
彼もまた、後悔に苛まれながらも妻を愛することが止められず――?
互いに愛してはいけない人を愛してしまった、そんな二人に待ち受けるものとは――?
好きを諦めない、向こうみずだけど明るく素直な妻 × 冷酷に徹しきれない、優しいけど不器用で面倒くさすぎる夫
────────────────────
【注意事項】
◯魔法要素がないだけで、いつもの異世界のお話
設定がファンタジーです
(作者の『好き』を寄せ集めています)
◯R18シーンはあっさり目です
(サブタイトル横に※マーク)
◯ヒロイン、ヒーローともに癖のある性格です
(スパハニやスパダリには期待しないようお願いします)
★追記★
以前短編として投稿しましたが、1ページが長くなってしまったので、分割投稿することにしました
加筆修正もしたので、3万字と少し長めになりました
あらすじも修正しています
(全15話の短編/完結まで毎日複数話投稿)
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 18:00:00
33584文字
会話率:21%
◆2022eロマンスロイヤル大賞にて奨励賞を受賞しました◆
◆2023/4/28~ KADOKAWA eロマンスロイヤル様より書籍化する運びとなりました◆
※WEB版と書籍版でタイトル・ストーリー展開等が異なります(書籍版はたくさん加筆修正
しています)
孤児院を出たマルゴは、潜在的な治癒魔力を買われて治癒院で働きはじめるものの、さしたる魔法も使えず下っ端のまま成長できないでいる。魔法を発動すると《種の保存》に逆らえず性欲が高まるという恥ずべき《代償》を抱えているためだ。
そんなある日、マルゴは貴族の反感を買い「穀潰し」とまで罵られ、衛生兵として戦場の最前線に送られてしまう。
死地で出会ったのは魔法騎士オーブリー。強力な魔法を使用した《代償》として視力を失った彼は瀕死の重症を負っていた。
そんな彼を見捨てることができず魔法で治癒することを決めるマルゴだが、やはり《代償》には逆らえず――?
助けた騎士に襲いかかった挙句逃げようとするも、最終的には捕まえられて逃げられないという話。
────────────────────
◯誤字脱字誤用などを修正しています(誤字報告歓迎です)
◯タイトルを「逃れ」→「逃げ」に変更しています
◯Rシーンにはサブタイトル横に※マーク入り
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 06:00:00
126237文字
会話率:34%
前に投稿した短編小説【決して滅びることのない愛】に出て来るカップル、スパダリ聖女×愛が重いヤンデレ竜な二人のお話です。1話から4話は短編の内容に加筆修正したものになります。
プロキオンで魔法を学ぶ大学生であるメリナは、自分の中に眠る謎の記憶
に突き動かされるように隣国のカペラを訪れた。そこで、謎の青年にカペラの国宝であるアクアマリンを何故か託されることに。その直後、カペラで王権の簒奪を狙ったクーデターが発生してしまう。
※エロ練習用で書いているので、性描写重視です。設定は緩いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 20:00:00
320230文字
会話率:49%
とある貴族に酷い扱いを受けていた獣人の少年。
ある日、その主人の悪事をつきとめ捕まえにきた魔族女性達で構成される冒険者パーティーに少年は救われた。
少年はその後、その魔族女性達に保護されたのだが、生まれてからずっと奴隷だった少年は常識
外れの事ばかりをしてしまう。
そんな少年が、この世界では忌み嫌われる存在である魔族女性達と過ごすことで徐々に人として成長していき、自分も周りも幸せにしていく物語。〇〇〇〇〇〇〇〇○〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
※このお話が気に入った方はブックマークや感想、☆☆☆☆☆評価などを送ってくださると超絶嬉しいです!
以前投稿していたものを間違えて消してしまい、これを機に加筆修正しました!
より面白くなってると思いますので初見の方もぜひ読んでください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 18:00:00
198858文字
会話率:73%
【二百年生きる妖魔ドウメキ✕虐げられた出来損ないの青年タイラン】
嘉稜国には、妖魔から国を守る守城というものがいる。
タイランは、若くして守城を務める弟に仕向けられ、魏界山に眠る山主の封呪を解くこととなった。
成人してもなお巫力を持たない
出来損ないのタイランが、妖魔の蔓延る山に足を踏み入れるのは死ぬことと同義だ。
絶望に苛まれながら、山主の眠る岩屋戸へと向かう道中、タイランは恐れていた妖魔に襲われる。
生を諦めようとしたタイランの目覚めを待つかのように、語りかけてくる不思議な声。それは、幼い頃からずっと己を見守ってくれるものだった。
優しい声に誘われるように目覚めたタイランの前に現れたのは、白髪の美丈夫【妖魔ドウメキ】
怪しげな美貌を放ちながらも、どこか無邪気さを滲ませるこの妖魔は、巫力を持たぬタイランへと押し付けるように守城と呼んだ。
一方的に閉じ込められた、ドウメキの住まう珠幻城。出口の見えぬ檻の中で、タイランは身に覚えのない記憶に苛まれる。
それは、ドウメキを一人残して死んだ、守城の記憶であった。
これは秘密を抱えた妖魔ドウメキと出来損ないのタイランの切ない恋を描いた救済BL
※死ネタ有り
※流血描写有り
※Pixivコンペ分を加筆修正したものです
※アルファポリスにも公開してます
◎ハッピーエンド保証
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 20:36:28
144138文字
会話率:40%
「……なんだろう、これ」
身支度の最中、不思議な痣を見つけたシリルは不可思議な熱に侵される。
彼女を助けたのは、大嫌いな幼馴染だった。
傲慢と鈍感の行く末は。
2023/4/12に加筆修正・再編しました。内容はほぼ変わっていません。
最終更新:2023-08-23 00:00:00
100759文字
会話率:31%
「普通は手を出さないよね、友達の彼女なら。……でも、俺は出すんだよ」
星名くんと仲良くなったのは、ここ半年と経たないあいだのことだ。それまでは会えば無害な世間話を交わす程度の仲でしかなく、親しいと言えるほどのあいだがらではなかった――
五年前旅先で出会ったうつくしい恋人と、小松雪乃は遠距離恋愛中。その恋人の親友は名の売れた作家・星名圭亮、小説の話をきっかけに雪乃と彼の距離は近づく。メディアでの顔同様、雪乃の前の星名はやさしく好青年で、しだいに雪乃は彼に心を許してゆくのだが……。そして現れる、第三の男?
将来の富豪であるプレイボーイの恋人と、今をときめく新鋭作家。彼らの間で雪乃はゆらゆらと揺れ動く――波間に浮かぶ一艘の舟のように――源氏物語第五十一帖・浮舟みたいな話が書きたいです。
※話の流れ上、無理やり/暴力/女性を卑しめる表現など多々あります。あらかじめご了承ください。
◆お詫びとご報告◆
2019-12-13より大幅な加筆修正を行います。何ぶん初投稿が大昔のため、大掛かりな構成変更を予定しており、一部ページを残していったん削除のうえ再度続きを更新しなおす可能性が高いです。
ブックマークをしてくださっている方には申し訳ありませんが、一部内容の変更や新しい書下ろしの挿入なども予定していますので、この機会に読み直していただければとてもうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 23:00:00
408888文字
会話率:50%