【二百年生きる妖魔ドウメキ✕虐げられた出来損ないの青年タイラン】
嘉稜国には、妖魔から国を守る守城というものがいる。
タイランは、若くして守城を務める弟に仕向けられ、魏界山に眠る山主の封呪を解くこととなった。
成人してもなお巫力を持たない
出来損ないのタイランが、妖魔の蔓延る山に足を踏み入れるのは死ぬことと同義だ。
絶望に苛まれながら、山主の眠る岩屋戸へと向かう道中、タイランは恐れていた妖魔に襲われる。
生を諦めようとしたタイランの目覚めを待つかのように、語りかけてくる不思議な声。それは、幼い頃からずっと己を見守ってくれるものだった。
優しい声に誘われるように目覚めたタイランの前に現れたのは、白髪の美丈夫【妖魔ドウメキ】
怪しげな美貌を放ちながらも、どこか無邪気さを滲ませるこの妖魔は、巫力を持たぬタイランへと押し付けるように守城と呼んだ。
一方的に閉じ込められた、ドウメキの住まう珠幻城。出口の見えぬ檻の中で、タイランは身に覚えのない記憶に苛まれる。
それは、ドウメキを一人残して死んだ、守城の記憶であった。
これは秘密を抱えた妖魔ドウメキと出来損ないのタイランの切ない恋を描いた救済BL
※死ネタ有り
※流血描写有り
※Pixivコンペ分を加筆修正したものです
※アルファポリスにも公開してます
◎ハッピーエンド保証
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 20:36:28
144138文字
会話率:40%
魔法王国の双子の少年、悠李(ユーリ)は兄の紗李(サリ)と戦うことを強要され互いの魔力を引き延ばす修行を行っていた。兄と戦いたくない悠李はすべてを捨てて魔法王国から脱走。しかし魔法王国からの脱走はトップシークレット情報を持つことになる為、反逆
者として追手に追われることとなる。悠李は時空転移魔術で別の大陸へと逃げ、そこで妖(あやかし)のレオンハルトと出会う。
妖魔×人間の話です。※のついている話は性的描写が多め18禁になりますので注意願います。
<陽炎>の後からは短編SSとなっています。お好きなところから参照ください。
<運命の輪>でまた話がつながり、一話完結じゃないものは大体繋がってます。2000年に自分のHPで投稿していたものを所々修正していたのですが、全部書き直しというレベルまで変更しなくてはいけないので現在と比較すると文章表現違う点多々あり、本当につたない部分も多いのですが、処女作品ってことで広く暖かい心で見守って頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-20 20:44:01
87648文字
会話率:20%