「いったいここは、どこなのよ……」――ソフィアはクロチェスタン王国の子爵令嬢。存在感の薄い彼女は行き遅れ、王宮の侍女として働き始めたが、王宮内で迷子になってしまった。よりによって、迷い込んだのは王族専用エリア。そこで一匹のユキヒョウと出会
う。それは獣人の王太子ミハイルだった。ソフィアに出会って、なぜか具合が悪くなったミハイル。王太子に危害を加えた疑いでソフィアは牢に入れられる。死を覚悟したソフィアだったが、解放されミハイルの元に連れて行かれる。そこで正式に番として認定され、王太子の婚約者候補になってしまった……!
「……俺の本能は今すぐお前と番いたくてしかたがないらしい。うかつに近寄らないでくれ」
「……」(私からは近づいてないのに……)
王太子としてのプライドと獣人の本能の間で揺れ動くミハイルと、いきなり侍女から王太子妃候補となって困惑するソフィア。それでも一緒に過ごすうちに惹かれ合う二人だったが、隣国サルタナ王国のクーデター未遂事件の余波を受けて、ソフィアが誘拐されてしまう――。
全四話。エロスは三、四話にあり。全体で三万字ちょっとの中編です。少し流血表現があるので、「残酷な描写あり」は保険です。基本ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:32:42
33120文字
会話率:56%
【登場人物】
一条谷(いちじょうたに)リャオリイ
高校卒業後、料理専門学校で2年間学んだ後、大手ホテルの厨房に就職。
激務・パワハラゆえに体調を崩し、1年間ほぼ寝たきり療養生活ののち、自分の葬儀費用を稼ぐためにバイトを始める。
三ノ宮(さ
んのみや)メイウェイ
大手証券会社の幹部候補生として新卒採用されたエリート。激務ゆえに生活が乱れ、家事をする暇がないので家政フを雇うことにした。
【作品を読む前の注意】
この小説は、自己肯定感の低下や慢性的な憂鬱状態に陥った主人公の心理的な葛藤を描いたものである。読者の方々には、この物語の登場人物や出来事に感情移入していただきたいが、同時に、この物語が現実とは異なるフィクションであることを忘れないでほしい。
直接的ではなくとも自分を傷つける言動は、決して美化されるべきものではなく、現実には専門家の助けを求めるべきである(したがって、リャオリイも医者にかかっている)。そのため、この物語は、そうした問題に対する一つの創作的な視点を提供するに過ぎず、現実にそういった行為を推奨するものでは決してない。
また、この物語はフィクションであり、現実の人物・団体とは一切関係がない。
※この小説はpixiv( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21510044 )にも掲載している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 17:31:28
46473文字
会話率:33%
「――貴方の『番』に立候補させていただたいのです」
今はなき家門アプレミディ子爵家の令嬢だった、シエロ・アプレミディは、家門の没落後、娼館で働き、聖女試験を経て聖女となった。しかし、その珍しい生い立ちから周りの聖女には『ゴミ捨て場の聖女
』と揶揄され嘲笑われていた。
そんなある日、神殿にエリート竜騎士、ガレット・プレジーが魔力の暴走により落ちてくる。ガレットは、『番』を持たない竜騎士で、その魔力は聖女のより調節されなければ、危険な状態だった。
シエロは、聖女の役目であり、幸福である竜騎士の『番』になるというシステムを利用することを決め、決死の覚悟で、理性がきれそうなガレットに『番』にならないかと持ちかける。
その後、事故のような形で『番』になった、二人。ガレットは、シエロに対して負い目を感じており「二度と抱くことはない」と宣言する。
しかし、ガレットは観念したようにシエロに思いを打ち明けた。
「一目惚れと言えばいいのか。お前でもいい、いや、シエロがいいと、そうあの時思ったのだ」
「……へ」
恋愛初心者二人が繰り広げる、竜騎士×聖女の恋が芽生えるまでの物語――!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 20:15:10
24368文字
会話率:60%
「アディティア――おっぱいを揉ませて欲しい」
アディティア・レイヘンは公爵家の一人娘であり、皇太子妃候補および、皇太子フェリックス・ウンダー殿下の婚約者。しかし、最近婚約者は冷たく他の女性と不貞行為に及んでいるという噂も出てきている。
そんなある日呼び出され、婚約破棄のことだろうと思って皇宮に向かったアディティアは、何やら魔法の事故にて『本音しか言えなくなってしまった』フェリックスと対面する。そこで、アディティアは、フェリックスにおっぱいを揉ませて欲しいと言われてしまい――?
「だから、言っただろう。何百、何千と、お前を抱く妄想をしたと――」
事故のせいで、次から次へといかがわしい妄想をしていたと暴露し始めるフェリックス。
初恋を胸に秘めるアディティアと、実はむっつりスケベでヘタレだったフェリックスの攻防戦。主導権を握るのは果たして――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 08:00:00
24018文字
会話率:64%
リュールが転生した世界は女性が少なく男性同士の結婚が当たりまえ。そのうえ全ての人間には魔力があり、魔力量が少ないと嫁側男子にされてしまう。10歳の誕生日に魔力検査をすると魔力量はレベル3。滅茶苦茶少ない! このままでは嫁側男子にされてしまう
。家出してでも嫁側男子になんかなりたくない。それなのにリュールは公爵家の息子だから第2王子のお茶会に婚約者候補として呼ばれてしまう……どうする俺! 魔力量が少ないけど女性と結婚したいと頑張るリュールと、リュールが好きすぎて自分の婚約者にどうしてもしたい第1王子と第2王子のお話。頑張って長編予定。他にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 00:00:00
166411文字
会話率:26%
スパイ娯楽小説「ゾーイ・マリーン」第9作。
アメリカ大統領選挙の年。JEDIに新しいメンバーが加わった。
ゾーイと新入りのフランス人スナイパー、ジャッカルはギリシャの大富豪の末娘、スウイニーのアメリカでの護衛に付くとこになった。
二人の24
時間の護衛で何事もなく大学生活を送るスウイニー。
共和党の大統領候補のトランプ氏の娘のメアリーとも仲良しの彼女は夏休みのニューヨークにてメアリーと再会する。しかしそのメアリーに何者からか脅迫状が届き…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:52:32
10446文字
会話率:45%
謎の調教師と名乗る男に誘拐された大学生 前島冬乃(まえしまふゆの)
その先で女の子を調教し性奴隷として出荷する人身売買に巻き込まれてしまう。
逃げ出せない悪夢の中、立派な性奴隷へと調教されていく過程で彼女はあることに気づいた。
歯向かって
酷い調教をされるくらいなら、自らの意志で性奴隷になる方がよっぽどマシだと。
調教師の男も従順な人間には甘い。
自ら身体を差し出すことで、逆に安泰を得ていたのだが、その魂胆に気づかれたことで容赦のない無限絶頂に堕とされていく――――
※注意
この作品は挿入シーンがほとんどありません。
またこの作品は連載中の小説『確率の見える世界』の別視点ストーリーです。この作品のみで完結しておりますが、世界観を共有しているので、そちらもみていただけるとより面白く読むことができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 22:00:00
27681文字
会話率:24%
♡2025/4/22コミカライズ決定しました♡詳細は情報解禁次第お知らせ予定です。
クリスティーナは大国ロマノワの若き王ダーヴィットと結婚したものの、氷像のように無口な彼との夫婦関係は冷えきったものとなっていた。
そんな折、収穫祭の式典でダ
ーヴィットは何者かに命を狙われる。彼を庇ったことによりクリスティーナは凶弾に倒れ、命を落としてしまう。だが彼女が目を覚ますと、ダーヴィットと婚約する前の時間に巻き戻っていた。
クリスティーナは王宮で開かれた夜会で彼に再会するものの、ダーヴィットのぶっきらぼうな態度は相変わらずであった。しかしクリスティーナが彼と結婚しない道を進み始めた矢先、ダーヴィットは彼女を王妃候補に選び、猛烈にアプローチしてきて……?
+誤字脱字報告ありがとうございます。
+R18シーンにはサブタイトルに♡が付きます。
+8/27日間連載中ランキング1位。
+8/29日間総合ランキング9位。
+8/31週間連載中ランキング1位。
+9/4月間連載中ランキング3位。
+9/20四半期連載中ランキング6位。
+1/8年間連載中ランキング20位。
+1/16日間完結済ランキング6位ありがとうございます。
+2024/1/14本編完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 23:11:08
216425文字
会話率:46%
令嬢エミリアは、王太子の花嫁選び━━通称聖女選びに敗れた後、家族の勧めにより王立騎士団長ヴァルタと結婚することとなる。しかし、エミリアは無愛想でどこか冷たい彼のことが苦手であった。結婚後の初夜も呆気なく終わってしまう。
ヴァルタは仕事面では
優秀であるものの、縁談を断り続けていたが故、陰で''鉄壁''と呼ばれ女嫌いとすら噂されていた。
しかし彼は、戦争の最中エミリアに助けられており、再会すべく彼女を探していた不器用なただの追っかけだったのだ。内心気にかけていた存在である''彼''がヴァルタだと知り、エミリアは彼との再会を喜ぶ。
そして互いに想いが通じ合った二人は、''三度目''の夜を共にするのだった……。
+3/4後書きにてかなり長めの小話(約5800字)を追加しました。
+別サイト掲載有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 22:44:17
15185文字
会話率:50%
とある国の姫は幽閉の魔術師が好きでたまりません。魔術師を落とすため、足繁く通う姫。
あの手この手で誘惑しますが返りうちにあい、恥ずかしい目にあわされるばかり。
それでもあきらめない姫でしたが、よい縁談話が持ち上がります。
姫への想いに気づく
魔術師ですが、身を引きます。魔術師は魔法が使えなくなってしまっていました。
落ち込む魔術師を婚約者候補が訪ねてきます。姫の婚約者は鬼畜やろうでした。後悔した魔術師は「魔王になっても構わない」と姫を攫いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 08:00:00
18979文字
会話率:28%
タイトル通り。エロしかありません。
最終更新:2023-12-26 22:25:13
4828文字
会話率:63%
次の側近を迎えいれよ。
痺れを切らした陛下により、候補者リスト作製を買って出た皇太子付き筆頭補佐官テオドール・ユージコニカは、ある存在に辿り着く。けれどその人物は友人二人と同じくらい特殊な立場にいて――――。
このお話しは、ある特殊
スキルを有するテオドールのちょっと?愉快な日常を描いたBLです。現段階では一応、攻め複数の総受け傾向を予定していますが、R18まではとても長い目で見てください。
!注意!
ifストーリーに凌辱を予定しておりますので苦手な方は回避宜しくお願いします。(但し此方の道のりも遠い)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 00:00:00
20600文字
会話率:60%
大国トワイニアで医者をしているオメガのオリヴァは、自らが取り上げ成長を見守ってきたアルファの美女シグリッドから番候補として狙われ迫られており、のらりくらりとかわしていた。
しかし結婚適齢期に差し掛かったシグリッドを巡り、自らの過去や年齢と
否応なしに向かい合わざるを得なくなる。
一方シグリッドは何とかしてオリヴァと番いたいと焦るが、王家の思惑もあり、なかなか上手くいかない日々が続いていた。
「ないもの探しは難しい」の主人公夫夫の娘シグリッドとその弟ヴィクター、医者のオリヴァ先生と王子様のお話です。
時々コメディ。ちょっとシリアス。
女性α × 男性Ωがメイン
BL要素あり
・オメガバースものですが、勝手解釈設定かもしれません。オメガバース風で読んで貰えたらと思います。
・妊娠出産がお話で出てきます。
・ハッピーエンドですがないもの探しは難しいほどは明るくはないです。
・モブレ未遂があります。
・色々ふわっとごった煮なので気になる方はそっ閉じをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 15:01:44
96108文字
会話率:57%
「そんなに子が欲しいなら、私が貴方を雌にして差し上げますよ」
国の外れに棲みついた藍の竜と国護りの契約をしている騎士の国エルサフィア。契約から50年が経ったが生贄要求の頻度が多すぎると、今さらな竜退治を国の上層部は計画し始める。偵察を
命じられた勇者候補の騎士ヨルンは、似合わない女装で生贄のフリをして竜の巣に潜り込み、藍の竜と対峙する。
思っていたより若い子どものような竜が生贄を求める理由は子どもが欲しいからだ、というものだった。
物腰丁寧だけど少し意地悪な騎士×ちょっと子どもっぽい竜の固定CP
攻め寄りの視点です。
・前半、竜の知識がちぐはぐだったり子供っぽい部分があります。
・受けは非童貞です(具体的な描写はありません)
・竜体同士、竜体での産卵があります。
(Rは人型と竜体と両方あります)
・最初の方はちょっと無理矢理ですがハッピーエンドです。
いつものごとくふんわり設定のごった煮です。
気になる方はそっと閉じてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 11:06:59
17873文字
会話率:50%
もう、魔法少女たちに媚びへつらうのには嫌気がさした。
もうすぐ中年を迎えるってのに、いつまでも裏声使って魔法少女候補たちにステッキを配り、年下の生意気なガキどもにへこへこするのはもう嫌だ!
中年を迎えた魔法少女のマスコットキャラクターの
バニラは、小生意気でわがまま言い放題の魔法少女の面倒を見るのに嫌気がさし、敵対する組織に寝返ることにした。
バニラが寝返ったことにより崩壊する「魔法の国」
そんなバニラに敵対する組織のボスから指示が出る。
「人間世界にいる魔法少女を見つけて闇堕ちさせ、淫乱な魔痴女に堕とせ」
なんて楽しそうな仕事なんだ。これまで溜まってきた鬱憤を晴らせそうだぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 22:18:20
22104文字
会話率:44%
立場を利用して領民から搾取し私利私欲を満たす両親のもとに生まれた侯爵令嬢テレーゼは、いつか自分たちが罰を受ける未来を予期していた。領地運営が行き詰まらないよう努力しながらそのいつかに備えて逃げる準備をしていた彼女の前に、公爵令息キルギスが婚
約者候補として現れる。公爵家との繋がりに喜ぶ両親とは違って、彼の求婚は建前だけのもので、実際は王太子の部下として侯爵家の現状を探りにきたのだろうとテレーゼは察した。けれどそれをわかっていても、今まで与えられることのなかった優しさに、いつの間にか彼のことを好きになってしまう。ふたりが逢瀬を重ねる中で王太子の調査の噂は領地にまで届き、それを知った両親に「身体で籠絡してこい」と家を追い出されたテレーゼは、キルギスの元を訪れて彼に「抱いてほしい」と頼む。その一夜をよすがにして、ひとりで生きていくために。5/24〜リブラノベル様より電子書籍化、シーモア先行配信されます。読んでくださった方ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 20:00:00
80524文字
会話率:56%
前世の記憶を持つ私、フィオレンティーナには、乙女ゲームの攻略対象者のような、無口でクールな超絶美形な婚約者候補がいた。
異世界転生のお約束を詰め込んだような世界に転生したのはいいものの、私は私の婚約者候補に、不毛すぎる恋をしていた。
そんな
私は、飲みに誘った魔女から気になる人の心の声が聞こえる薬をもらい、婚約者候補の心の声を聞くのだが、無口でクールな男の頭の中には、クッソどエロい事しか詰まっていなかった。
いやもう、オナ指示とか淫語プレイとかマグロとか、濃すぎて無理だから!!
某書籍化作品のスピンオフのような、そうでないようなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 18:00:00
29501文字
会話率:35%
いつものryシリーズ\(^o^)/
とあるゲームの鬼畜外道なラスボスに生まれ変わっていることを自覚した転生おっさんが、ストーリー通りの流れに沿いながら、ひょっとしたら生き延びられるかもしれない希望を抱きつつも、でもやっぱり諦め気味にラスボ
スとしての悪行三昧で生きていく……な感じに続くであろう短編物語。
の更に更な続き的なアレ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 03:00:07
9223文字
会話率:33%
魔王退治に成功した勇者リリンはサキュバスの館で「ルレット、カリン、セキ」と共に日々の生活をそれなりに送っていた。
そこにワータイガーが現れた。娼館の存在を前々から知っていた馴染み客と思いきや、単独でリリンの寝込みを襲う。逸早く気付いたカ
リンが先手を打ってセキに護衛を命じて事なきを得る。
魔王不在の今、その地位を狙って魔王候補が各地で名乗りを上げる。各々が戦力増強に躍起となった。勇者リリン達は否応なく、その欲望の渦に巻き込まれることになるのだった。
新しい魔王の誕生はなるのか。リリンを含める一行はどのように立ち回るのか。
後日譚を素っ飛ばし、新章として新たな物語が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 07:50:27
34973文字
会話率:56%
モテない男子高校生が美少女になってた!!
これで人生勝ち組!!
と思ったらクラスメイトは皆美人に変身してる!!?
男女比1対100!!??
僕って実は美少女なのにモブ!!??
貞操逆転世界に迷い込んだTS美少女の未来はどっちだ!?
最終更新:2023-12-01 18:00:00
9491文字
会話率:27%
宮廷魔術師のセシリアは、魔力が豊富で見た目も上々、伯爵家の末娘で家柄も花丸という好条件揃いでありながら結婚できないでいる。
というのも、セシリアの魔力は強すぎる上に特殊で、キスなどによって相手に魔力が流れると、あまりの快楽に即『発射』させて
しまうという曰く付きだから。
そんなトンデモ魔力のせいで婚約は破談となり、我こそはと挑んできた魔術師たちも次々に散って、国内にはもはや婚約者候補ゼロ。
すっかり結婚を諦めていたセシリアだが、隣国との同盟を記念した夜会にて、最強と名高い魔剣士ルーファスと出会う。彼もまた、セシリアとは違った曰く付きの魔力持ちらしく……?
これは、ワケアリで幸せな家庭を諦めていた二人が、自分の望みに少しずつ素直になり、夫婦になっていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:00:00
2648文字
会話率:39%
伯爵家のお転婆娘フレイヤは、幼い頃に優しくしてくれた王子様のような少年・ローガンに恋をする。しかし彼は、フレイヤの姉・ソフィアの婚約者となり、二人は相思相愛な様子。叶わない恋だと、フレイヤは思いを封印するのだった。
しかし、それから数年後
。ソフィアが急遽、王太子妃候補になってしまったため、二人の婚約は解消され、代わりにフレイヤがローガンと結婚することになる。
しかし、ローガンの中で、ソフィアへの思いは消えていないようで……。
愛し合えずとも支え合える関係になれたらと望むフレイヤだが、自分といるとどうしても姉を思い出して辛そうなローガンを見て、円満な離縁を目指す方向へと舵を切る。
しかし、なぜか他ならぬローガンからの妨害が入り……!?
(あれ、もしかしてローガン様って……? でもそんなはずは……)
言葉足らずな二人のすれ違いラブコメ×ちょっぴりミステリー
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※本作は、小説家になろうや他サイトにて別タイトル・別名義で全年齢版として掲載しているものを、ムーンライトノベルズ用に加筆修正したものです。
※全年齢版とムーン版では一部内容が異なります。
☆2024/3/1~めちゃコミックオリジナルにてコミカライズ連載開始!(全年齢版)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 18:00:00
161626文字
会話率:35%
妄想癖のある健全な青少年ハヤテは、万年金欠・家賃滞納常習犯の冴えない拝み屋を生業としていた。
長屋の未亡人大家との隠微な妄想中、彼の前に小柄で巨乳な美少女が訪れる。
彼女の名はミズホ。ハヤテのお付きのくノ一だという。
ハヤテはイザナ国総統
ハクタカの隠し子で、幾人もいる世継ぎ候補のひとりだと聞かされる。
お付きのくノ一としてハヤテと共に見聞を広げる旅に出るという話なのだが、彼女の話を胡散臭いと感じたハヤテは妄想で膨らんだギンギンのイチモツを突き出し、処理を任せてみることに。
さらにはくノ一との主従契約は『みとのまぐわい』で……⁉
天然美少女くノ一とえちえち道中記、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 16:13:56
81805文字
会話率:47%
梨本寛文は、こどものころから憧れていた執事の職に就いている。
同僚であり恋人である桐山暖己ともうまくいっている。
つまりは総じて順調に、自分が思い描いた道を歩んでいる。
そんな中、主人(候補)の試練の日のはずが、何故かその相手に押し倒され
てしまう。
表紙はphy or phyr @何か書いてる(旧ツイッター@phy_ssk)さまに作っていただきました。
執事アンソロジー参加作品に加筆修正したものです。
エッチシーンはないです。
エブリスタ・pixiv・アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 18:00:55
8785文字
会話率:31%