主人公の乃蒼の元に、小学校の同窓会の案内が届く。小学生のときに片思いだった露杏奈に会いに行くが、会場に露杏奈の姿はなかった。
喪失感を抱えたまま母校の鉄棒で逆上がりしたとき、乃蒼は小学五年生の夏の日に戻っていた。
妹と口も聞かないような喧嘩
をして、友達も作らず、好きだった露杏奈に想いを伝えられなかった子供時代をもう一度やりなおすチャンスが訪れた。
そう思っていたのに、自宅近くの女子寮の前で、制服姿の女子中学生に声をかけられたとき、乃蒼は選択ミスを犯してしまい、その「やりなおし」は大きく歪み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 13:00:00
132572文字
会話率:57%
短編「春なんて来なければよかった」のその後の二人のお話しです。
春のゆるヤンデレシリーズと勝手に呼んでいます。
その後の2人のぐちゃぐちゃした愛と、先輩のゆるいヤンデレをお楽しみください。
1話は短編と同じものになります。
最終更新:2021-06-20 10:00:00
13108文字
会話率:35%
今日は最悪のバースデーイブ。長年付き合っていた彼氏には浮気され、仕事ではミスの連発。しまいには転んで膝を擦りむき格好はボロボロ……そんな状態で訪れた行きつけのバーで、私はマスターの×××な一面を知ることになる___【EDERO-エデロ-シリ
ーズ第1弾】「その手を離してくれないと……俺は今夜、君を抱く」___これは、紳士でちょっと意地悪な年上のマスターに、満たされるまで愛されちゃう女の子のお話です。※挿絵リメイクしました!(小説内容に変更はありません)※この作品はpixiv、アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 20:00:00
9986文字
会話率:48%
母親と二人で暮らす、小学6年生の光晴。
二人で暮らす家に、母の友人の子供が来た。
その子は、自分と同い年の活発な子。
僕のお母さんは、僕にだけ優しくて僕だけのものだ!
そう信じて疑わなかった関係性が、母の友人の子が家に来た事で少しずつ変化
が訪れる・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 19:00:00
9648文字
会話率:11%
34歳キモオタ童貞の堀口勇介は人生に絶望して自殺を決意するが、死ぬ前にJSに生ハメ中出しSEXしようとして小学校に忍び込んだ。ところがそこで教師達が女子生徒をレイプして性奴隷にする計画を盗み聞きしてしまう。当初の目的を忘れ義憤から用務員にな
って鬼畜教師らの計画を阻止しようとする。
用務員として働きだした勇介は女教師から性教育の授業の手助けを頼まれ、なりゆきから美少女ハーフJSと教室でSEXする。
一方勇介が当初のターゲットとしていたヒロインの北沢桃香は、親友のミキと訪れたスポーツセンターで性欲異常者のインストラクターからその処女を散らされそうになるも、知恵と勇気を絞って辛くも魔手から逃れる。そしてミキからある怪しいスマホアプリの話を聞きーー
ファンタジー要素はなく(概ね)リアル路線を目指しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 00:49:37
287832文字
会話率:48%
彼の名前は朝霧晶(あさぎりあきら)。
今年で65歳。
容姿は下の下、唯一馬鹿ではなかったのは幸いだったが、だが頭が良いと言う利点も容姿が打ち消し、圧倒的マイナスを彼と言う人物の評価にしてしまっていた。
そして当然ながら、彼の容姿が
人生において1度も彼女をつくらせてくれなかった事。
そんな彼は、兎にも角にもエッチがしたい、セックスがしたい、性行為がしたいと常々想い、また募らせていた。
しかし、エロい彼は自分はこんなだから、取り敢えず生き方だけには後ろ指さされないようにボランティア活動などの世界的、社会的貢献に惜しみなく注ぎ込んだ。
そして自分に訪れるとは思っても見なかった定年退職が決まり、今まさに今回で最後の仕事場に足を運んでいた時──事件は起こった。
けたたましく響くクラクション。
見てみると大型トラックが居眠り運転なのか、ガンガンスピードを上げて、赤信号へと突っ込んでいく。
その時、交差点を通過しようとした車と信号無視の大型トラックが衝突し、その衝撃で大型トラックが転倒、滑りながら向かって来る。
更に言えば、1人の男子高校生へと向かって行くではないか!
気付けば彼は飛び出していたいたのだ。
火事場の馬鹿力と言うのか、大柄な高校生が宙を舞い、何とか男子高校生は助けられたのだが、代わりに彼が命を落とすことに……と思いきや、目を開くとそこは異世界ファンタジーの世界だった!!
よく有る定番物だなーとスキルを見てみると──。
【大称号:インキュバス】。
は?
え?!
しかも!有る条件を満たさなければレベルを上げることが出来ないときたもんだ。
途方に暮れながらも、どうにかこうにかのし上がって行く異世界ファンタジー小説。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この作品は物語を中心として構成しているため、頻繁にエッチなページが載っているわけではありません(ストーリー内容的にそうなる場合も有ります)。
基本的にはストーリーメインなのでそれを踏まえてご愛読いただければ幸いです。
(この小説はフィクションです。実在の人物や団体・宗教などとは関係ありません。
また女性に対して酷い内容を書く場合が有るため、予めご了承お願いします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:15:13
110464文字
会話率:28%
【本編完結済】「なぜ許されない? それを決めるのは、私だよ」
沙彩は母の死で五瀬斎王を退いた。幼い弟とふたりぼっちになり途方にくれていたところへ、叔父の帝が訪れる。そして、有無をいわさず奥御殿へと攫われてしまった。
そこで夜毎繰り返され
る過ちに、沙彩は苛まれることとなる。
沙彩より十も年上の帝は、優しい叔父のはずであった。寵愛する中宮がいるはずの後宮の主でもあった。彼が沙彩を〝女〟として求めることなど有り得ないはず。年の差叔父姪のすれ違い王朝恋絵巻。六話から見鬼や物の怪など、ほんのり異能力描写が入ります。
■第5回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにおいて『水籠(みこもり)の咎』が一次選考を通過いたしました。ありがとうございます。
【次回更新】令和3年6月12日(土)番外編「くすり湯と躑躅(後)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:00:00
140368文字
会話率:41%
国から追放された魔術師は、旅の中で自由気ままに性欲を満たしている。
ある時、行商の護衛で訪れた村で、17歳処女巨太腿巨尻日焼け少女に出会った。
最終更新:2021-06-09 18:00:00
3316文字
会話率:35%
「女体化×魔法×オメガバース」番外編。
長編連載TS小説「ムーンライトディメンション」の番外編です。
(登場人物は本編とは異なりますが、世界観を同じくしております)
一里木《いちりぎ》みことはかつて男性として生きていたが、ある日を境に女
性となった。
そして、それとほぼ同時期、敬愛する義理の兄こと一里木忍《いちりぎしのぶ》の肉体に変化が訪れる。
数年の月日が経ったのち、同居生活を始めた二人。
梅雨を迎えたばかりのとある夜、忍の自慰を目撃してしまったみことは、彼に「女として」求められていることを知ってしまい、激しく動揺する。
一方、その頃。
神苑《かみぞの》の町で、失踪事件が発生した──。
※成人男性×女体化少年要素を含みます。
※個人サイト(http://roses.mylog.cc/)にも掲載しております。
※2021年6月4日、ノクターンノベルズよりムーンライトノベルズへと引っ越しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 13:36:42
4959文字
会話率:13%
「奥様……周りの毛が邪魔をして肛紋が読み取れない様です」
「少し毛を剃らせていただいても宜しいでしょうか?」
近未来の日本において
指紋センサーや角膜センサーによる本人確認は、セキュリティーレベルの低い部類として認識される様になった。
この時代に最も信用のおける本人確認は、
肛門のシワの数や形を読み取る肛紋センサーによるものだった。
貸金庫を利用する為、旦那と訪れた銀行で、私は、思わぬ羞恥体験をするのだった。
★アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 09:14:28
8607文字
会話率:22%
「奥様……周りの毛が邪魔をして肛紋が読み取れない様です」
「少し毛を剃らせていただいても宜しいでしょうか?」
近未来の日本において
指紋センサーや角膜センサーによる本人確認は、セキュリティーレベルの低い部類として認識される様になった。
この時代に最も信用のおける本人確認は、
肛門のシワの数や形を読み取る肛紋センサーによるものだった。
貸金庫を利用する為、旦那と訪れた銀行で、私は、思わぬ羞恥体験をするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 15:10:47
4728文字
会話率:28%
「奥様……周りの毛が邪魔をして肛紋が読み取れない様です」
「少し毛を剃らせていただいても宜しいでしょうか?」
近未来の日本において
指紋センサーや角膜センサーによる本人確認は、セキュリティーレベルの低い部類として認識される様になった。
この時代に最も信用のおける本人確認は、
肛門のシワの数や形を読み取る肛紋センサーによるものだった。
貸金庫を利用する為、旦那と訪れた銀行で、若妻は、思わぬ羞恥体験をする事となるのだった。
・羞恥系(そんなに酷い事は、されない)
・寝取られ要素あり(ほんとに寝取られは、しない)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 13:10:36
4728文字
会話率:28%
三十路過ぎて彼氏なし。つくる気もなし。
日々マイペースにOLしている三國 壱知(みくに いち)。
そんな彼女が、社員旅行で訪れた吹雪のゲレンデで、あっという間に雪崩に巻き込まれ。死んだと慌てる間もなく、異世界トリップ―からの、凍死の危機!?
身一つでファンタジー要素溢れる異世界へやって来た彼女が、日々すったもんだしながら送るスローライフ。そのまま平凡に生きていたら、見つけられなかった「大切なもの」を、日本から遠く離れた世界で、一つ一つ積み重ねていくお話。
基本ほのぼの、ふんわりファンタジー設定。
気軽に読んでいただければ、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 06:00:00
216247文字
会話率:23%
リリアナは夜空の女神・ディアナを信仰する世界教会所属の使徒である。
女神と同じ黒髪と黒目を持つが故に、絶世の美女と称えらる彼女には、大きな秘密があった。
それは前世――――通り魔に殺されるまでの28年間、日本という国で生きていた記憶がある
こと。
そのため、この世界の『常識』が受け入れられずに苦しんでいた。
例えば、使徒は女神の代わりに懺悔室を訪れた信者から抱かれることで、あらゆる苦しみから信者を解放する役割があるだとか。
例えば、使徒は25歳を迎えるか、妊娠するまで不特定多数の悩める信者に抱かれ続けなければならないだとか。
例えば、男は女神の恋人である月のような、真ん丸く太った体型と三日月のような目が美しく――――前世のイケメンは『女神の加護が得られない者』として迫害され、教会を訪れることすら許されない、だとか。
「不特定多数に問答無用で抱かれるのは嫌だッ、さっさと普通顔、普通体型の旦那様を見つけて妊娠してお役目を終えてみせる!」
都から外れた小さな教会へ派遣される馬車の中、そう決意したリリアナ。
しかし彼女は自身の『夫』を名乗る不細工(※イケメン)な男性に誘拐されてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 22:18:35
41321文字
会話率:22%
理想的な家庭。それが青の家族の評価だった。母が、不倫をするまでは――。おとこは父であることをやめ、青は父を喪う。母の不倫をきっかけに訪れた、ある家族の崩壊。地雷ワードが飛び交っています、自衛なさってください。※女性の扱いがひどいです(暴力
描写はありません)エロはありますがストーリー重視なのでそこまで濃くはないです。できるだけいやらしくしようと奮闘はしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 00:06:10
37891文字
会話率:47%
この世界では、【聖属性】の魔力を持つ……特に未婚の女は、どんな宝石よりも価値がある。
その希少性から国も積極的に彼女らを保護しており、各神殿で【聖女】となるべく一流の教育を施すのだ。
そうして、聖女と呼ばれるようになった彼女たちは神殿を訪
れる人々や瘴気に侵された土地を癒しの力で救い、役目を終えれば王族かそれに近い高位貴族のもとへ嫁ぎ、一生贅沢な暮らしが約束される――――あくまで表向きは。
実際には本人の意思は考慮されず、聖女として担ぎ上げられ、その魔力が尽きるまで国に使われた後は希少な聖属性の子を産むまで永遠に孕ませられ続けるのだ。
そんな残酷な外の世界を怖れ、とある王国のとある箱庭の中で暮らす一人の少女がいた。
1つ目の箱庭は、少女の父親が用意した、小さくも数多の影に見守られた堅牢なものだった。
2つ目の箱庭は、魔獣のような辺境伯と天使のようなその義息子が守る美しくも淫らなものだった。
少女は――――ブルネットの髪に【聖属性】特有の黄金の目を持つフィオナーレ・ヴィルジニアは、今日も2つ目の箱庭の中で微睡んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 22:03:30
16494文字
会話率:28%
簡単なあらすじ:疲れたOL(?)が年上の少しヘタレ気味なお兄さんに心身ともに治療される話
あらすじ:
ディアナ・フロベール(22歳)は天才魔術師である。史上最年少で帝国魔術師団の筆頭魔術師に就任、以来、圧倒的な実力でその座に在り続けてきた
。
そんな彼女は、いつも優しく治療してくれる医務室長を密かに慕いつつ日々を過ごしていたが、ある日、その医務室長(ともう一人)と一緒に隣国の使節団訪問時の警備を行うことになる。何やらきな臭い隣国のトラブルに巻き込まれ、ディアナはーー
みたいな話になる予定。ご都合主義気味にハッピーエンドが訪れる、安全安心クウォリティです。残酷表現は保険。
見切り発車で始めてしまったので更新不定期です。完結は必ずさせます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 23:00:00
99841文字
会話率:46%
自ら全裸を楽しんでいる女性全裸キャスターに失業の危機が訪れる。
会社の上司夫妻に助けられながら、失業を回避する。
変態と言われかねない全裸だが、周囲から受け入れてもらいやすい雰囲気を手に入れる。
最終更新:2021-06-04 22:35:05
3625文字
会話率:0%
人嫌いの画家・青砥眞木は、恋人である深津央と二人暮らしをしながら、細々と絵を描いて生活していた。家を訪れるのは高校時代の同級生であるマネージャー・錫谷多佳のみ。それでも眞木は、箱庭のようなマンションの一室で送る日々に満足していた。しかし、あ
る日高校時代の同級生と会ったことで、眞木は衝撃的な事実を知ってしまう。
「青砥の彼女さ、高校のときに事故で亡くなったんだよ」
それをきっかけに眞木の箱庭は崩壊し、多佳の隠されていた異質な執着が露わになっていく。
8/21追記:あらすじとキーワードを修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 21:00:00
33932文字
会話率:36%
過去の恋愛で傷つけられ恋に臆病になっている茉理の元に、突然訪れた恋。戸惑いながらも、彼の優しさに少しずつ心を開いていく…。本編、完結済。不定期に番外編を更新しています。
(アルファポリス様にも掲載をしています)
最終更新:2021-05-31 23:00:57
243128文字
会話率:17%
親友はちょっと変わった女の子、彼女の転移に巻き込まれて 10歳で異世界を訪れたカリン。親友には会えずに親切な兄様に拾ってもらいました。
兄様の計らいで元の世界に帰されたけど、異世界に残した兄様を止めるという名目で16歳で再び異世界へ。
しかし、戻った場所は聖女召喚の儀の真っ最中。誤解が誤解を呼んで、男性しかなれない勇者見習いに認定されてしまいました。
ところで私は女です。
※18禁表現ありの箇所には【R18】表記あり
アルファポリス でも掲載しています
√リオネット折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 22:03:03
193185文字
会話率:57%
「……は?」
突然告げられた言葉に、ジャンは目を瞬かせた。
自分が仕える王子殿下の閨教育を、何故同性の自分が任されるんだ?!
そんなジャンの疑問をよそに夜は訪れて…。
※導入部以外R18。本編は7話完結
※5/31更新分は設定説明(質
問?への返答)になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 18:00:06
25630文字
会話率:26%
都会から離れた地方には、現代でもその土地に残る土着の民間伝承などと絡みついた伝統的な儀礼が残っている。
古くから続く物ほど部分的に近代化され簡略化されて、その土地の現代の祭りとして変化していっている。
その一方で古くからの伝統を厳格に受け継
ぐ血統の一族には、表だって知られる事がない因習というモノが色濃く残っていたりする。
この地方都市の外れにある小さな町にも、そう言った過去の因習が根強く残っていた。嘗ては、元服・裳着と呼ばれた、成人の儀式がそれである。
今では二十歳を迎えて公的に成人式として行われる行事ではあるが、昔は十代前半に行われていた。
無論当時は、医療面での問題や平均寿命の違いなどもあったのだろうから、現代と比較するのはおかしいのだろう。
嘗ては子供が早くに亡くなる事も多く、その為、精通や初潮を迎えた子が、大人になった時点でその儀式が行われていた為だとされている。
ただ成人を祝うだけならば普通の風習で片が付くのだが、この町での風習は少し異なる。世間一般では、因習として忌避されるような意味合いを含んでいる。
元服の祝いの宴の中には、成人を迎えた後継者としての男子に対する筆卸を意味する行為が含まれる事がある。成長した男子が次世代を残すことが出来る事を確かめる意味を持ち、男子は早くに性に触れることを推奨する傾向がある一方で、裳着に関しては、逆に女子の処女性が大切にされ婚姻を迎える迄は処女であることが大事にされる。だか結婚に際してその地域の領主が初夜権を持つなどという因習も存在したという。
そんな性に纏わる因習がこの土地には残っている。
この土地に残る因習。それは男子の元服の儀に伴う筆卸の儀式。しかもそれは単に年頃の異性をその相手にするのではない。
儀式の相手役を務めるのは、その男子を産み育てた母親が行うというもの。母親がその役を出来ない場合は、より血筋の近い既婚の女性がその役を担う事になる。
それだけでも、忌避されるには十分な理由となるのだが、この土地ではもっと人としての禁忌に触れる部分が含まれている。
この町での元服の儀式は、一夜限りで終わることがない。無事子孫を残せるかを確認する為、その相手が妊娠出産するまで関係が続くのだ。
血縁による妊娠出産までが1つ目のルーチンとなっている。
そんな因習に基づく儀式の日がまもなく訪れようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 00:00:00
55432文字
会話率:45%
娘の先輩である芽里衣は高校生とは思えない女王の風格を持っていた。その彼女にせがまれるまま、手製のマカロンを御馳走する約束をする。
約束の日、彼女は娘を連れず一人で我が家を訪れる。
お望みの菓子を振る舞ったあと、彼女の思わず要求から淫美
なひとときがはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 22:00:00
7931文字
会話率:53%