とある時代の日本に似た世界を舞台とした、ふんわり設定の一夫多妻が普通な世界。増えてきたので短編こぼれ話から独立させました。寝取られなどの地雷要素を多く含むのでご注意ください。一部女性同士の絡みがあります。
【その花には毒がある】
第四夫人
として嫁いだ紬は、夫ではなく正妻の志津子に恋をしていた。夫の寵愛を一身に受けながらも、恋心は募るばかり。しかしある夜、その恋心は無惨にも蹂躙されるが……。
【その花は涙に沈む】
姉と密通していた男と結婚した幸は、離れの小屋で息を潜めるようにして暮らしていた。いつも誤解をされる幸には味方がいない。しかしある夜。突然夫がやってきてこれまでの仕打ちを詫びると、幸に深々と頭を下げたのだった。
【その花は愛を夢見る】
ある出来事がきっかけで、幼馴染みと婚約解消することになった文乃に、父親が新しい縁談話を持ってきた。夫となる男は少し年上で、まだ子どもはいないが正妻と仲睦まじいことで知られている。第二夫人となった文乃は夫の寵愛を得て、のしあがろうと決意するが……。
【その花は喰い尽くされる】
ある日のこと、長閑な田舎に立派な車がやって来て、幼馴染みの巽が跡取りとして連れて行かれてしまった。結婚を約束していたサトはずっと待ち続け、ついに立派になった巽がサトを迎えに来た。しかし巽にはすでに三人の妻がいることが判明して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 05:44:38
68998文字
会話率:57%
わたし、リゼットは、駆け出しのヒーラーである。
ミストラル教から独り立ちの太鼓判を押されるや、バルタザールという町に派遣された。今日からこの町が私がヒーラーとして働く仕事場だ。
25という年で独り立ちはこの世界では遅咲きも遅咲きだろうが、5
年前まで男爵夫人をしていたのだから仕方が無い。
さて、前線基地でもあるバルタザールは、教会から派遣されたヒーラーがいつかないと有名な荒くれの町である。
けれど、前線基地だからこそ町にはヒーラーが必要で、ヒール魔法よりも薬草に拘る私には薬草に詳しい若い兵士を補助に貰った。
背が高くて体つきがしっかりしているけれども童顔で、金色にも輝く薄茶色の髪に緑がかった黄色の瞳という、可愛らしいと私の胸がざわざわしてしまった青年だ。
こんなに可愛い彼が自分が不細工だと悩んでいる?
まああ!私が何とかしてあげなきゃ!
※念のため残虐キーワードをつけています。
年下男と体の関係から婚約、そして、当て馬さん達との嫉妬からもめて、というありがちな話かもしれませんが、完結するまでに三回エッチ頑張ります!
※メインテーマ「甘いささやき」 登場人物でまともな囁き出来る奴いましたでしょうか。
甘い囁きが出来るように完結までに頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 00:07:41
143947文字
会話率:33%
軽率に身を任せたい女と軽率に身を任された男の話。(←お互いがソウルメイトだって気づいてない。)
人違いから始まる恋の物語。
◆あらすじ◆
弱小貴族ディシュパンダ男爵家の娘エスミは一大決心をした。
すでに結婚適齢期を通り越して嫁の貰い手が無
くなり、貴族と言う身分を隠し父親の投資先の貸本屋でひっそりと働く毎日。
子どものころから仲良しだった友人たちがとっとと結婚して次々と子どもを授かる姿を横目で見ること早や数年。
未婚で子どもを産む気は無いけれど、友人たちが楽しそうに教えてくれるその行為に興味津々のエスミは自分も一度で良いから経験したいとある決心をする。
それは月に一度だけ女性の入場が許されると言うとあるカジノクラブでの仮面舞踏会に参加することだった。
ここで一夜の火遊びをするべく計画を立て始めた。
※時代背景的に一部男尊女卑的な描写がございます。ご了承ください。
ちょっとアホらしすぎたかもしれません。何でも許せるかたのみどうぞ♪
◆主要登場人物◆
エスミ・トリ・クリステンセン(Esme.Tri.Christenden) 25歳の行き遅れ 弱小貴族デシュパンダ男爵家の娘
アレクシス・ルカ・オールドリッジ(Alexis.Luca.Aldridge) 通称アレックス クァディル公爵家次男 会員制カジノクラブオーナー
ニコラ・メンデス・オールドリッジ エスミの友人 アレックスの兄クァディル公爵の妻 公爵夫人
ブリアンナ・オルティッツ・ストックリー エスミの友人 伯爵夫人
グレゴリー・C・オールドリッジ(Gregory.C.Aldridge) アレックスの兄 現クァディル公爵
ランデール侯爵 エスミが当て馬に選んだ相手
※この物語はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 14:45:06
24635文字
会話率:23%
二人の結婚は生まれる前から決まっていた。そんな二人が結婚するまでのあれこれと、結婚してからのあれそれ。
地方騎士団序列1位にして、団長であり領主であるヴィンセントと賢夫人として名高いその妻レイチェルのお話。
短編「序列1位ヴィンセントの場
合」の二人です。本人たちは本気で真剣に言い合ったりしていますが、傍から見ればただのバカップルな二人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 21:32:18
34618文字
会話率:78%
私のターニングポイントは妻との出会いにあるだろう。妻と触れ合うことが幸せに繋がったと言っても過言ではない。少々気恥ずかしいが妻との情事をお話しする。
最終更新:2021-01-05 05:47:41
4852文字
会話率:12%
久々、戦利品?シリーズです。
ムーンで連載している「紡ぐ糸が金色になる秘密」に登場する治安維持隊隊長補佐と元大統領夫人の、題名通りの本当にちょっとしたある日のお話です。
※ 淡雪の国の元大統領夫人ガリーナことガーリャおばさんは、ある日街を
出て平原に狩りに出かけました。
獲物を追いかけているうちに思ったよりも遅くなってしまい、街に戻った時には日がとっぷり暮れていました。
おまけに治安維持隊によって交通制限が行われていて、家まで帰れません。
なんだか大掛かりな捕り物があるらしく、もうしばらく交通制限は続きそうです。
夜になって寒くなってきたし、お腹も空きました。馬も疲れてきたようです。
もう今から帰っても、一緒に暮らしている女の子たちは眠っている時間でしょう。
ガーリャおばさんは、どうしようかしら、と思いました。
本編終了しました。(2017/11/03)
後日短いおまけを付ける予定です。
読んでくださった皆様に楽しんでいただけますと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 12:00:00
65809文字
会話率:22%
以下の経緯で短編集として一度連載形式で発表したんですが・・・戦利品?シリーズという短編シリーズが出来ましたので、そちらでそれぞれ発表していった方が自由に書けると気付きました(汗)
そんなわけで、短編集としてではなく、外相と外相夫人の短編、と
して一旦完結させていただきます。申し訳ありません。
詳しい経緯は2015年10月19日のX活動報告でご説明させていただいております。
↓
ムーンで連載している長編「紡ぐ糸が・・・」の関連作品として短編を幾つか「戦利品」シリーズとして発表しています。
この「戦利品」シリーズの主要登場人物、外相、法相が、「紡ぐ・・・」の中で結婚しました。
その結婚後の話も書きたいなー、と思い、短編集として連載形式で発表することにしました。
お話の雰囲気としては「戦利品」シリーズと余り変わりません(汗)
連載とリンクしたりしなかったり、連載の登場人物が出てきたりもしますが、連載を読まなくても朧げに大体のことは分かるようにしたいなーと思っています。ネタバレ注意ではあります。
連載開始後の彼らが出てくるお話はこちらで発表していきたいと思います。
色々な登場人物が出てくるので、タグはその都度追加していこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-25 15:53:49
12104文字
会話率:20%
元公爵夫人のエマは、実家の没落と共に離縁され、娼婦へと身を落としていた。しかし気付けば5年前に時が巻き戻っていた。実家を没落から救い、円満に離縁するため、エマは不仲だった夫を愛するフリをすることに決めた。以前とは何かが違う夫に戸惑い、違和感
を覚えながら──
※本編完結、番外編不定期更新中です。
※アルファポリス様にも掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 23:00:00
120898文字
会話率:43%
伯爵夫人アンナ・グランヴィルはとある理由から夫との離婚を望んでいたが、当の夫は頑なに離婚を拒んでいた。そんな時、事故が起きて夫が記憶を失ってしまう。中身だけ少年のようになってしまった夫の記憶が戻るまではそばにいると決めたアンナだったが、それ
は切なく甘く、様々な意味で辛い日々の始まりで――。
◆『小説家になろう』に掲載していたお話のR18版です。
◆性描写は後半になります。入る回にはサブタイトルの前に◆マークがつけてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 09:00:00
97918文字
会話率:30%
夫は社長だけど、いつでも頼りなく、私にいつも怒られる。
怒られても笑っているので会社でもマゾだと言われ、それに対して私はサドだと言われている。
否定はできない。だって、夜でさえも私が主導権を握っているのだから。
今夜もまた、彼の顔や
股間を踏み、さっさと突っ込めと怒鳴っている。
*前後編(全2話)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 23:35:34
9096文字
会話率:32%
不遇の伯爵夫人リリアナ・フロンティーナは、朝の僅かな時間しか穏やかな時を過ごせない。政略結婚の夫は、愛人と毎晩愛し合う。
窓を開け冷たい風を部屋に入れると、金木犀の香り。その香りで酷い頭痛に襲われたリリアナは・・・。
最終更新:2020-11-25 08:00:00
25356文字
会話率:44%
品格と優雅を信条とする伯爵夫妻は、下女を使って息子の龍樹を厳しく躾ける。或日の夕食での事、龍樹は失態をして、夫人の命令の下、龍樹にお仕置きをする。
最終更新:2020-11-23 10:52:40
2438文字
会話率:37%
社会人(ハッカー)×美大予備校生
ラファエルには探している物があった。行方不明の叔父に託され、姉の手違いで失くしてしまった絵『Beauté(ボーテ)』だ。
ある日、綺(あや)が夜会(ソワレ)に誘われた。主催者は現在『Beauté』を所有して
いるとされるヒューゴ・ドゥ・ランベール。ラファエルは絵を取り戻すため、綺の騎士役としてソワレに出席するが、会場であるランベール邸には奇妙な噂があった。世間では、三年前に亡くなった夫人の幽霊が出ると。そしてなぜかゲイの間では、飢えた魔物《ブルネット喰い》が潜んでいると。
はたして噂の真相は? そしてラファエルが見つけたものは――
『Liar』後編から登場した、綺のクラスメイトのラファエルと、玲一の親友の杏介、神様から『ギフト』を授かって生まれた二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 18:34:25
147141文字
会話率:39%
夫人と恋人と、ある絵画のはなし
最終更新:2020-09-25 12:12:36
1291文字
会話率:0%
「仕事の鬼」の異名を持ち、女性を一切寄せ付けなかったエデンブリッジ公爵家当主シグルドと恋愛結婚したリア。シグルドはリアをとても大切にしてくれる。しかし、夫婦仲が良い何の問題も無さそうな彼らには大きな壁が立ち塞がっていた。それは、シグルドの「
モノ」が入らないこと。未経験同士の2人は試行錯誤しながら夜の営みを試みる。果たして成功するのかーー? 性描写がある話に関しては◆を付けています。アルファポリス様でも掲載しています。全18話、完結まで執筆済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 07:00:00
32991文字
会話率:39%
カルサティ侯爵令嬢ベルティーユ・ガスタルディは、ラルジュ王国の若き国王アントワーヌ五世の王妃候補として有力視されていた。
ところが、アントワーヌ五世はロザージュ王国の王女と政略結婚することになる。
王妃になる道を閉ざされたベルは、王の愛妾を
目指す決意を固めた。
ラルジュ王国では王の愛妾は既婚者であることが暗黙の了解となっているため、兄の親友であるダンビエール公爵オリヴィエール・デュフィの求婚に応え、公爵夫人になって王宮に上がる計画を立てる。
一方、以前からベルに執心していたオリヴィエールは半年の婚約期間を経て無事結婚すると、将来愛妾になるための稽古だと言いくるめて夫婦の親密さを深めようとして――。
国王の愛妾を目指すために公爵と結婚した令嬢と、彼女をひそかに溺愛する公爵の微妙にちぐはぐな新婚生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 20:00:00
204343文字
会話率:41%
幸せになれると思っていたのに、どうしてこうなってしまったのか。
不器用な夫と結婚して男爵夫人となったシェリー。
彼と添い遂げようと決めたはずなのに、ある日突然、夫は家から出ていってしまった。
彼は愛人を作っていると噂を聞いたシェリーは打ち
のめされる。屋敷の使用人は固く口を閉ざし、家族も頼れない。
疲れて眠れぬ日々の中で、商人のカイムがシェリーの心の支えだった。
結婚して二度目の誕生日。
シェリーは夫を待っていたが、彼は帰ってこなくやってきたのはカイムだった。
疲れはてたシェリーは優しい彼の態度に心を許して一線を越えてしまい──
「あなたを許さない。おれたちのいない人生で、幸せになんかさせてやるものか」歪な執愛に囚われた男爵夫人の末路とは──?
※NTRを書きたくて書いた習作です。
※「丁寧語を使うマメなクズヒーロー」という作者の性癖が混じった話です。タグにご注意ください。
※貴族の男は愛人や娼婦を囲うのが当たり前。女もこっそり不倫するような国のお話です。
※予告なくR描写が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 15:24:23
53355文字
会話率:25%
侯爵家に嫁いだアリシアは初夜の夜に夫が不能であること、そして侯爵家を継ぐ男の子を生むために、夫の弟二人と体を重ねなければならないことを告げられる。
※ガッツリめなRシーンが過半数のエピソードに存在します。キーワードをご確認ください。
最終更新:2020-08-09 04:22:25
73064文字
会話率:44%
今代の守護神の聖女は、元ガロン公爵夫人マリアンヌと信託が下った。これにより、乳母やメイド誰にもなつかない孫と三人で神殿で祈りの毎日。聖女となってから大神官長や国王陛下に度々あう毎日に嫉妬ぶかい愛する夫が暴走?!
Rー18表現を含む回には*
アルファポリス様にて現在連載完結したものを、掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 17:00:00
12998文字
会話率:40%
厳格な神の家で、慎ましく暮らしてきた少女レティ。ある嵐の夜、伯爵を含む三人の青年が嵐を逃れるように一夜の宿を求めて、少女の住む牧師館へとやってきた。家族である牧師はちょうど留守にしており、少女は1人、この見知らぬ彼らを迎えるのだった。悪夢の
幕は開け、彼女の血が望まない性へと貶めてゆく……
「事実私はあの子のモノなのです。この先もね」
リリスの血脈の女性を蹂躙した者は、その女性の奴隷となり、その主人に精を注がない限り死に至る。
19世紀英国を舞台に繰り広げられる、少女と伯爵の物語。
少女にとって残酷で悪魔のような伯爵が、やがて絶対的な庇護者になってゆく、純愛ものです。
*登場人物*
⁑レティ・パーマー 本編主人公
⁑ギルバート・ランカスター レイヴン伯爵。カズンエア邸実質の主人
⁑アニー・ドールマン レティの姉。ドールマン男爵夫人
⁑ミリアン カズンエア邸レディーズメイド
⁑セジック カズンエア邸執事
⁑マーガレット・ランカスター ギルバートの叔母。ランカスター侯爵の妹
⁑コンラッド・オーウェン 教区教会の牧師
⁑ 以前投稿していた小説を見直したものです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 23:26:29
179570文字
会話率:38%
私を忘れないで…
フィオレント王国第一王女のジェスティアーナは帝国の皇帝の第三夫人になることが決まっているが、非公式の恋人であるアランディル・イグルートンとの密事に今日も耽る。
最終更新:2020-07-01 00:00:00
10045文字
会話率:27%