『ああ!私の花嫁はどうしてこんなにも美しく愛らしいのでしょう!』
八年前に魔女たちによって引き起こされた異種族狩り『ヴァルプルギスの夜』に巻き込まれたことで両親を失ったリリアーナは、父の友人であった大商家、ゴーティエ家に養女として引き取られ
た。
心優しい養父と義理の妹たちと不自由のない暮らしをしながらも、早くどこかへ嫁いで独り立ちしなければと思い悩む日々。
そんなリリアーナのもとへ、突如、魔導伯の嫡男・ユリウスとの縁談が舞い込む。
町で一番の美人と噂のリリアーナをユリウス自身が見初めたのだと、伯爵の使いは語る。
突然のことに驚き不信感を募らせるリリアーナに、使いは告げる。
『妻としてユリウスの懐に入り込み、彼を殺してほしい』——と。
リリアーナの結婚の行く末は、彼女を崇拝するかのような態度を貫くユリウスの秘密と真意は——?
飄々とした根暗忠(狂)犬美形と堅物で生真面目な少女の織り成す荒唐無稽でありきたりな寓話のその仔細。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 18:09:19
69587文字
会話率:39%
(本編完結済)
遠い昔に天を追われ「黄泉の王」となった父神と、冥界生まれの王子の諸事情。
冥王の後継ぎである主人公の、成長と葛藤と遍歴を綴りました。
<あらすじ>
天の神族たちに捨てられ孤独だった冥王は、妃神の忘れ形見・ナシェル王子を溺愛
する。
しかし成長したナシェルは、自分を(性的に)躾けた王への複雑な感情に苦悩する。
淫らに育てられた憎しみと、冥王の絶大な力を身に受けたいという欲望。
愛憎に揺れるナシェルの行動が、やがて大きな騒動を生むことになり…。
配下の魔族たちや天の神族も首をつっこんで展開する、面倒な父子関係の行末は?
――――以下注意書きなど。
◆神族は不老ですが『不死ではない』世界観です。最上位種族というだけで神らしい立派な行動は特にしません。
ギリシャ神話のように人間くさくて色々やらかす生身の神々です。
・BL作品ですが微妙にNL要素あり。
・基本は冥王×王子です。深い愛のある攻め×ささくれ美人ツン受け
・途中で、攻めが複数人登場します、脇カプも存在します。
・序盤はぬるいですが後半に行くにつれ描写濃いめ。特に第三部以降エロ多めです。
・無理矢理、媚薬、拘束、モブ輪、3P、道具など。
・本編四部構成の長編です。
※主人公は素行不良の青年神です。冒頭ささくれています。たびたびダークサイドな主人公のBLらしからぬ言動がある『不謹慎で非常識な』BL作品です。
神族なので近親タブーは度外視、血縁関係が濃密です。カップリング問題作ですが深い愛情がテーマです。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 20:34:34
773614文字
会話率:33%
探偵稼業の私にある日「十年」と書かれただけの依頼状がきた。
書いた者と受け取った者にしかわからないキーワード・・・
私と由美との十年を隔てた再会。だが、そこには意外な真実が隠されていた。
北海道の道東の地から始まる、家族との愛の物語です。
(この作品は「note」に漫画として投稿し、削除の後に文章化して投稿しております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 02:50:44
5199文字
会話率:25%
魔族を殺せない冒険者のロイドは、ある一件で完全に人間嫌いになってしまう。街を出て隠遁しようと思う去り際、少女の声がして路地に向かうと美しいサキュバスの少女が暴漢に襲われていた。
ロイドは彼女を助け、シオンと名乗ったサキュバスの少女から
「魔王様」と呼ばれ……。
託宣にある魔王であったロイドはその事件を経て魔族を束ね、魔族による魔族のための魔族だけの世界を築くことを目標に、不老の秘薬を口にして長きに渡る人間駆逐の戦いへと身を投じる……。
ド変態性癖当たり前! 我こそは真のジャパニーズ・ヘンタイだ! という方向けの作品です。よろしくお願いします。
エロシーンがある話には★マークがあります。真面目にストーリー重視なので、抜きどころが見たい方はそれを目印にしてください。
人間女性を軽視したりするなどの描写が多々ありますが、作者にそのような嗜好・趣味・思想は一切ありません。
初めのうちはソフトなエッチシーンですが、回を重ねるごとにどんどんアブノーマルな性癖が出てきます。
タグには入りませんでしたが百合、レズなども含みます。BLはありません。男臭い友情シーンはありますが。
一話あたり1000~2800文字です。どんなに長くとも五、六分で読めますので、ちょっとした暇潰しにでも使ってください。
面白い、続きが気になると思いましたらお気に入りなどしていただけるとモチベーションに繋がります。感想が来たら多分発狂します。
我々は同じヘンタイ仲間だ。恥じるな、堂々と感想を残していいんだ。俺たちは、たまたま違う場所に生まれただけの兄弟姉妹だ。そうだろう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 17:00:00
17349文字
会話率:41%
六人の高校生が誘拐された。彼らが集められた謎の施設で、ゲームマスターを名乗る声に【罪(シン)ゲーム】への参加を強制された。自らの手で生を勝ち取らなければ、待っているのは『死』である。定められた運命に抗おうとする彼らは、やがて己の歪さを武器
に立ち上がる。自らの欲望を胸に秘め、生き残りをかけて彼らは戦うーー
※エロシーンは十話後半からです。
※アカウント【鼎】にログインができなくなったので、別アカウントから投稿しております。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 14:13:03
115307文字
会話率:35%
<白銀>の異名を持つ、祓魔師の少年レオン・グリスタは、悪魔を祓う退魔具を補填するため町の小さな寺院に足を運んだ。装備を整えたレオンは町に出ると、一人の青年ピーターと出会う。
ピーターはレオンに、自身の婚約者サリアに憑く悪魔を祓ってほしいと懇
願した。サリアは初夜を迎えると自身の中に潜む悪魔が現れ、パートナーの首を絞め殺害してしまうというのだ。
少年はその依頼を承諾すると二人は、森の中で人目を避け暮らすサリアの元へ会いに向かう。
だが、レオンはサリアを見るや否や「この女に悪魔は憑いていない」と言い残し、二人の前から立ち去ってしまった。
しかし、それはレオンが使った詭弁の言葉だった。
何故、少年は嘘を吐いたのか。そして、少女に憑く悪魔の正体は……。
少年と悪魔の戦いが今、ここに始まる……!
※アルファポリスにも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 12:45:16
18592文字
会話率:37%
地元の半グレのリーダー、漆間大河(うるまたいが)はやりたい放題悪さをしていた。格闘技を習っていて喧嘩も負けなし。
注意する大人もバックにやくざがいる為、関わらずでどんどんエスカレートしていたある日。
見覚えのないやくざと遭遇する。
いつも
のように仲間とやりたい放題するのだが、その日は違っていた。
やくざを仕切る、黒狼 創(こくろうはじめ)にグループ全員が返り討ちにあう。そして言われた、「慰謝料1億円」
責任を感じた大河は自分が全部払う代わりに、仲間は見逃してくれと持ちかけた。
「お前の初めて、全部俺が買ってやる」
やくざの若頭との奇妙な愛人生活がスタートする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 08:00:00
110366文字
会話率:48%
これは俺、切柳京谷が経緯はわからないが
気づいたら更地に立っていたので
とりあえず暮らしてみることにした何の面白味もない
非日常的な物語である。
最終更新:2020-09-12 01:52:56
1184文字
会話率:47%
高校二年の夏休み。
家庭崩壊だの彼女を寝取られたりで人生に絶望した、由佐リクト。
もうこの世には未練なんざねえや。
そう考えた彼は、友人たちと習った剣術と、師匠である友人の祖父から譲り受けた家宝の剣で自分の胸をぶっ刺してこの世からお
さらば‥‥‥したはずだった。
しかし、目覚めてみれば人間とは程遠い外見の昆虫のような連中や、神話に出てくるような化け物たちに囲まれていたリクト。
その手には共に現世を去った家宝の日本刀が握りしめられていて――
「魔王様、そろそろ狩りの時間でございます」
は?
魔王?
誰が、俺が?
狩りって獲物は‥‥‥、おいおい、美人ばかりのエルフの村じゃないか!?
はっ!?
面白い、前世で未練残して転生してみたらエルフを狩る魔王!?
いいねえ、しかも‥‥‥外見はそのまんま。
おまけに魔王とは名ばかりで、魔族は竜や神、人との戦争に負けて滅亡寸前と来た‥‥‥
ならやってみようじゃないか、このエルフの村を焼いて奴隷化。
戦争ほど美味しい商売はない!!
こうして、魔王リクトの魔族解放戦争が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 20:00:00
12933文字
会話率:22%
混沌と化した世界で、少女と作り物の女神と異形が織りなす殺伐百合ファンタジー、ここに開幕!
国で選ばれた人類200名が「人類管理局・エデン」の局員として国民を管理守護する世界。
しかし、突如各国で人類の魔獣化現象が起こり、平和だった世界は破
滅へと導かれる。
異世界でもその現象は起こり、人間と魔族が共存する国・ラクシニアは今にも滅亡寸前だった。
そんな中、若きエデンの局員・アリアは魔獣の血を引く少女・ソフィアと出会い、友達になる。
アリアは知らなかった。彼女が世界を崩壊させる力を持つ危険な存在だったということを。
※この作品は私が作っているフリーゲーム「ChaOtiCシリーズ」のアナザーストーリーですが、ゲームをプレイしていない方でも楽しめる内容になっています。
※本作は百合がメインの作品になっていますが、女性キャラクターが敵キャラクターの男性を金的拷問したり、魔獣に襲われるシーンがあります。そういうシーンがある場合前書きで注意書きしますが、苦手な方はご注意ください。
※全体的に暗い話になりますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 23:50:15
134136文字
会話率:39%
語り部から物語りは始まった。
それは異世界のお話。まずは男と女の話から。
さぁ皆さん。耳を澄まして聴いておくれ。
これから話す物語を・・・
最終更新:2020-09-10 15:50:58
1816文字
会話率:40%
この作品は「モバスペBOOK」にて掲載しておりました。一部加筆修正し、今回こちらに転載させて頂きました。
最終更新:2020-09-10 04:21:26
25618文字
会話率:38%
2029年。たった2か月で地球はエイリアンに征服された。
すべての国家が消えて、エイリアンによる新政府の統治下で暮らす人類。
表には安定した暮らしに戻ったように見えても、そこには一般に知られない数々の陰謀が隠されている。
そして、極小数の勢
力でエイリアンに挑む反抗集団SAED(セード)。
人類の絶滅を防ぐため、彼らの壮絶な戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 23:36:34
81476文字
会話率:35%
派遣先が異世界とか何の冗談。
業務内容が飯炊きとわこれいかに。
ボブカットの女子なのに坊主認定された派遣ちゃん。
勘違いなのかヘムタイなのか可愛いものが好きなイケオジ。
エロ迷走。
最終更新:2020-09-07 16:01:36
24933文字
会話率:35%
勇者が戦っていく。でも、魔王にはどうしても勝てない。どうするか?いや、どうしても勝てないんだが。そんな勇者を中心とした物語集。
最終更新:2020-09-07 10:44:09
3170文字
会話率:5%
世界は荒れていた。魔族と人間の戦いが何百年と続いているのに、人間同士で破壊工作、経済戦争と荒れていた。
そんな中、魔族を率いる魔王に対抗できる唯一の騎士団が存在した。
大陸のほぼ中央に位置する国、カラド公国にて、かつて平和を訴え、今は亡き
王女が作りし騎士団、四光聖剣騎士団。
中でも団長を務める、ライン・シュライスと言う男は人類最強だった。
彼はかつての友との約束を果たすべく戦場を駆け巡る。
そんな日々の中、人間同士の足の引っ張り合い、戦争に飽き飽きとして来た頃、魔王との出会いにより、運命は動きだす。
ただの空っぽの騎士だったラインが、魔王へと至り、世界を平和にする物語である。
性的描写や残酷な描写がありますのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 02:11:59
1927文字
会話率:32%
政治警察、通称ガーディアン。それは国のために諜報活動や情報操作を行い必要ならば殺人許可の下りる国のための警察である。そこに配属された新人警察官のトクサにある重要なミッションが下される。それは犯罪組織、アルカディアの幹部リコリスと手を結び国の
転覆を企む宗教団体の内情を掴み殲滅することだった。リコリスには超能力があり、トクサもまた人に言えない力を持っていた。噛み合わない信念と思いが交錯する。そしてトクサが何故任務に選ばれたのか、宗教団体の本当の目的はなんなのか、全ての闇が今暴かれようとしていた。
(最終的にリコリス×トクサ。ストーリーは主にトクサ視点でお送りします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 18:32:15
9447文字
会話率:62%
アラトニア王国に反乱が起こる前、王と親交のあった名門シブリール家に生まれたフローラル・ネイト・シブリール。周囲からはフローラと呼ばれ「花のような子」として育てられてきた。
しかし情勢は変わり、王都は奪われてしまう。シブリール家もまた辺境へ
と追いやられてしまい、生活も一変した。弟や妹が生まれてからは、姉である立場から愛情が注がれることもなくなっていった。
そんな時、アラトニア王の次男リアルド・ニール・アラトニアの婚約者を決めるパーティーが城内で開かれる事になる。噂を聞きつけた父は、再び地位を奪還しようと娘二人を送り込むことにしたのだった。
名門を背負い、その為に生きる事を強いられてきたフローラル。
悲しくも離れられない「家族」の為に彼女が出来る事とはーーー
『もしも君が』に出てくる次男リアルドとそのお相手のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 00:00:00
124936文字
会話率:46%
アラトニア王国シリーズの短編を集めました。
本編では書き切れなかった登場人物達の日常やあれこれをこちらにまとめようかと思います。
内容は軽めだったりシリアスな時もあります。
気ままに投稿していきます〜。
最終更新:2020-07-21 18:36:27
6101文字
会話率:42%
イブリア国第三十二代皇帝の15番目の娘、リディリア・エル・イブリアは16歳になる誕生日に隣国アラトニアの第三王子シオン・エラルド・アラトニアとの政略結婚が決まっていた。
何不自由なく育てられたリディリアだったが心が自由になることは決してなく
、父である国王から愛されることもなく生きてきた。
自分の人生など
生まれながらにして受け入れていたのに
シオンもひそかに慕う想い人がいたが、彼もまた絶大なる力の前に己の非力さを只受け入れるしかなかった。
共に望まぬ婚姻関係を結ぶ時、二人の運命が大きく動き出すーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 02:11:58
106221文字
会話率:34%
俺はあの時からずっと後悔している。だから時間を経て、跳んだんだ。あいつを救う為に。
※この作品には暴力的なシーンや言葉があります。作品として必要なので描写しております。ご注意下さい。また、特定の場所ではなく架空の世界や街並みを想定しており
ます。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 07:35:34
20303文字
会話率:36%
天上を支配する者も地上を支配する者も、一様に退屈していた。彼等は退屈しのぎに遊戯に興じる。それは…。
※多少残酷なシーンがあります。
※R18シーンがあります。
最終更新:2020-08-31 17:20:52
8737文字
会話率:42%