「お前を殺した者は世界から愛される英雄となる」16歳の時、そんな予言をされたロザリンドはある決意をした。従者でもあり幼馴染でもある大好きなルイに殺されて、彼を英雄にしようと。それから3年間、ロザリンドは我儘で傲慢なご主人様を演じ、ルイに憎ま
れようと努力してきた。だが、ルイはロザリンドがどんな無茶振りをしても笑って受け入れ、一向に怒る様子がない。焦ったロザリンドは、悩んだ末についに最終手段に出る。「僕とセックスしろ」そう言えば流石に軽蔑されるだろうと思ったロザリンドだったが、ルイの返答は意外なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 00:13:17
10587文字
会話率:42%
騎士団をまとめあげる騎士団長シュンは敵国に捕らえられ、殺される寸前で敵国王の愛人ローズに命を救われる。実は革命軍のスパイでもあったローズが国の変革を望んでいることを知ったシュン。二人はそれぞれの野望を叶えるため協力関係となることを約束する。
「お前の計画の中で、俺にできることはなんだ」
「ん〜とりあえず……俺に抱かれろ?」
「は?」
敵国王の愛人ローズと、その性奴隷となったシュンの、甘く切ないお話です。
◆てんつぶ様主催の『奴隷騎士アンソロシー』(2022年11月発行)に寄稿しました【敵国王の愛人×奴隷騎士】のお話です。本文も少し改稿し、新たに書き下ろした番外編も添えて投稿いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 21:00:28
16707文字
会話率:51%
必ずバッドエンドで終わる死にゲーBL「悪魔と生贄の円舞曲」の主人公にプログラマー鐸木裕太は転生してしまう。
転生した主人公が通う学校は、全寮制のエリート校、私立出月学園。
この学園では、祀られているケケカト様の生贄として毎年1人学園から姿
を消すという噂がある。
主人公、半澤晃が今年の生贄に選ばれ、ケケカト様に操られた教師や生徒から追われる日々が始まるが、
真相を辿っていくうちに、1週間以内にケケカト様に操られたものに体を開かれなければ、生贄の運命から逃れられることが判明する。
だがこのゲーム、どの攻略対象と力を合わせても生贄になるバッドエンドしか道がない。
誰のルートでも主人公はケケカト様の慰み者になった後に殺されるし、想いが通じ合った相手は爆発して死ぬ。
そんな理不尽ゲーの中、鐸木裕太は攻略対象である仲間たちと助け合い、バッドエンドを防ぐために奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 22:22:01
96819文字
会話率:26%
平々凡々な普通の大学生活、椎名 芽瑠(しいな める)は、ある日幼なじみの超絶可愛いけれども性格に難アリの吉村 愛莉(よしむら あいり)と異世界に召喚される。ところが愛莉は聖女になったが芽瑠は聖女の下僕とされてしまい、ボロ雑巾のような扱いをう
けることに。そんなある日、敵国の王が攻めてきて殺されるかと思いきや、自分は芽瑠の兄だと言い出して…!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 00:55:41
15693文字
会話率:50%
【書籍化】
プランタン出版e-ティアラ様より電子書籍化されます!
2024年1月19日先行配信です。
コミカライズも2024年6月7日に配信されました!
他人の心の声が聞こえるエリカは、ある日凄く疲れた声を聞く。
真夜中になっても聞こえて
くるお疲れの声に寝不足なり、安眠を確保すべく声の主を探すことに。
辿り着いた先にいたのは、皇帝であるユリウスだった。
不眠症の彼を眠らせるためにあの手この手の安眠グッズを渡していたエリカだったが、徐々にユリウスになつかれる。
そのうち、【好きだ】という心の声が聞こえてきたと思ったら、今度は真夜中にユリウスのエッチな妄想の声が聞こえてきて……。
人々に恐れられいるがゆえに孤独になり仕事に忙殺される不眠症気味の皇帝と、心の声を聞くことができる侍女の運命の出会いのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 18:00:00
25558文字
会話率:22%
「私の為に死んでくれ」そう言われて男に殺される夢を見続けていた佐々木絵里は、ある日配属された新入社員を見て思い出す。殺されたのは前世の自分で、殺したのは元婚約者だった男だと。異世界から聖女が来たことによって、立場を奪われ、冤罪で牢に入れら
れ、元婚約者に殺される。そんな悲惨な最期だった。
今世ではそんな事にならないようにと恋愛から遠ざかっていたのに、イケメンスパダリ課長に恋慕する新入社員に絡まれて?!いや私、課長に興味ありませんからっ!
でもその課長、実は……?
※2024.7.19〜新タイトル「スパダリ課長は前世で私を殺した元婚約者でした!? ~冤罪系悪役令嬢は転生先でモブを極めたい~」でコミカライズされました!
皆様のおかげです!ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 22:00:00
25390文字
会話率:23%
恭一は再び悩んでいた。テレワークで忙殺される恋人の体調が心配で、なんとか元気づけてあげたい。ほっと癒しを与えてあげたい。
毎日残業の恋人のために、恭一が考えた作戦とは……。
※短編『君のためのあまいみつ』と同じ登場人物になっております。
※
この作品単独でもお読みいただけます。
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ルクイユ・アート・フェスティバル様主催、
『ルクイユのおいしいごはんBL祭』
へ参加させていただいた作品です。
期間:2023/5/3(水)~5/6(土)
開催場所:主にTwitter
タグ:#ルクイユのおいしいごはんBL
※この作品はfujossyにも投稿しています。
※性描写等を含みません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 15:58:32
6242文字
会話率:27%
闇の一族シャテルの一員であり稀有な美貌の持ち主であるカーネリアは、父が光の一族リューブレインの貴公子ヴィクトルを拉致した見返りに、近い未来に無実でありながら彼らに殺される運命を知った。カーネリアはこの運命を覆すために、囚われの身のヴィクトル
を籠絡し、一族を裏切って命からがらながら彼を逃がすことに成功した。しかし、その裏切りに気づいた父に破門され、深手を負ったカーネリアは行き場もなく意識を失ってしまった。そして目が覚めた時、今度はカーネリアがヴィクトルに囚われていて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 00:00:00
45664文字
会話率:35%
ダンジョンが世界に出現して数十年。世界はダンジョンから資源を経て繁栄していた。
そんな中、ダンジョンで死亡してしまった少年、木戸八雲。
しかし、彼が目覚めると、そこにはレンガの壁とクリスタル……ダンジョンマスターの部屋であることが確定、
彼はダンジョンマスターになっていた。
それまで学んだダンジョンに関する常識から、『このままでは自分は殺される』という結論に達した八雲は、これからの身の振り方を考えつつ……ダンジョンの近くにある美少女だらけの冒険者学校の生徒で遊ぶことを決める。
機械姦が大好きな八雲は、大量のダンジョンポイント……以前のダンジョンマスターが文明に対応できず、ポイントを使うために必要な『電子端末の認証』を行えなかったことで溜まりまくっているそれを湯水のように使い、攻略してくる美少女たちを罠にかけ、中には暗躍者を仕立てて誘導し、機械姦責めにして攻略していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 23:52:47
312904文字
会話率:42%
ふんわりローファンタジーな現代的異世界にて人類を滅ぼしかけた罪で絶滅を強いられているロリ巨乳種族を優しく処刑して優しく死後もおしおきしてあげる甘口エロリョナ小説です。
主人公の大吾は教師として、エッチなことをしたら即”駆除”という綱渡りを
強いられている教え子を導く一方、教え子ではないロリ巨乳を駆除することも楽しむリョナラーでもあった。
教え子には手を出さないが信条の大吾の願いとは裏腹に、教え子達はどいつもこいつも淫乱マゾメスばかり。その制御不能な浅ましい性欲は心に芽生えた「せんせいのおよめさん」というささやかな夢すらも自らの手で踏みにじっていく…
こんな感じで教え子のロリ巨乳達が詰んで優しく殺されるまでを描く長編の合間に、そこらへんのモブ共を気分転換でさくさく始末する短編を差し込みます。
【記号の意味】
♡:普通のエロあり
♥:リョナシーンあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 20:00:00
43209文字
会話率:43%
大学生・黒川葵衣は三度も飯より愛する中国ファンタジードラマ「金龍聖君」の世界に転生してしまった! しかも転生したのは、ドラマの最終回に主人公に殺される予定の極悪非道皇子。
いやいやいや、俺、殺されたくないし。痛いのイヤだし。
葵
衣はどうにか死亡フラグを回避しようと、ことなかれの人生を歩もうとする。
とりあえず主人公に会わなきゃよくない?
が、現実は厳しく、転生したのは子供時代の主人公を誘拐した直後。
どうするの、俺! 絶望まっしぐらじゃん!
悩んだ葵衣は、とにかく最終回で殺されないようにするため、訳アリの主人公を育てることを決める。
目標は自分に殺意が湧かないよう育てて、無事親元に帰すこと!
そんなヒヤヒヤドキドキの溺愛子育てB L。
====================
*以下は簡単な設定説明ですが、本文にも書いてあります。
★金龍聖君(こんりゅうせいくん):中国ファンタジー時代劇で、超絶人気のWEBドラマ。日本でも放送し、人気を博している。
<世界>
◆聖界(せいかい):白龍族が治める国。誠実な者が多い。
◆邪界(じゃかい):黒龍族が治める国。卑劣な者が多い。
<主要キャラ>
■黒川葵衣:平凡な大学生。中国ドラマオタク。
■蒼翠(そうすい):邪界の第八皇子。葵衣の転生先。ドラマでは泣く子も黙る悪辣非道キャラ。
■無風(むふう):聖界の第二皇子。訳があって平民として暮らしている。
■仙人(せんにん):各地を放浪する老人。
■炎禍(えんか):邪界皇太子。性格悪い。蒼翠をバカにしている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 20:15:27
198687文字
会話率:43%
過度な女遊びの末女性達に殴り殺された元勇者。どういう訳か死んでから200年程が経過した世界に前世の記憶を持ったまま転生を果たした元勇者は、前世での過ちを悔い改め女遊びは卒業し、清く正しく誠実に生きていこうとする……訳ではなく決して殴り殺され
る事などないよう、誰彼構わず遊ぶのではなく、慎重に相手を見極め程よいバランスを保って遊ぼうと決心し、王都の学園に入学する。しかし、かつての魔族の末裔と忌み嫌われている男子生徒が気になってしまい…。
クズ系元勇者×卑屈美形。主人公攻め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 21:00:00
2383文字
会話率:5%
《無表情な戦士×不幸体質の金髪美形》
竜の加護に守られし竜六國の一つ、黄国ロウザは、国を襲った十年に渡る禍からの復興の途上にあった。そんな折、戴冠を控えた竜の血を引く後継者が拉致された。犯人は国のために尽力してきた美貌の戦士シャワン。計画を
阻止され、生きる気力を失ったシャワンは、戦士オーリに伴われ北部の塔へ監禁される。そこでオーリはシャワンに二つの選択肢を提示した。「罪を償うか、俺に殺されるか、どちらかを選べ」。生きることに疲れたシャワンはオーリに殺されることを選ぶが、北の塔での生活はなんだか甘やかされる毎日で?
辛い過去を乗り越えて、罪を償うお話です。
モブレあり、他にもCP相手以外との絡みがあります。暴力表現や人が死ぬなどの描写があります。性描写がある時は前書きで予告いたします。
辛いこともありますが、ハッピーエンドですので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。前々作のスピンオフ、続きの時系列。
「獅子王の最愛、最後の竜は命を宿す」を読んでからだと、よりわかりやすいと思います。
黄国のお話は他に「躾けられた戦士と絆された文官の話」があります。併せて読んでいただけると嬉しいです。
3/25完結いたしました。
5/12登場人物を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 01:40:36
552818文字
会話率:33%
「この世全てを自分の思うがままに操ることが出来たとしたら、それ以上の楽園はないのではなかろうか?」
かつての世に、そんな考えを持った一人の男が存在した。
その名も、グレナ・ガルアード。当時は無名に過ぎなかった一介の魔術師である。
全て
を自分の思うがままに操るというそんな考えは、一笑に付される世迷言に過ぎなか
った。
だがしかして、グレナだけは本気であった。
幼少の折から挫折と苦難の連続で、上手く行ったことなど何一つない。であれば、その命の果てに全てを思うが儘に操るという夢を見ても良いじゃないかと、そう考えた上での人生を掛けた魔術研究であった。
結論から述べよう。
この魔術研究は、成功した。否、世界から見れば、成功してしまったという言い方の方が正しいかもしれない。
グレナはこの力を、当初こそ些細な幸福のために用いていた。だがしかし、人間というのは欲深く。
グレナもその例に漏れなかった。
そうしてエスカレートしたグレナは、気が付けば一国の掌握に成功をしたのである。気が付けばなど、そんなわけがないだろうと、そう考える者がいるかもしれない。
だがしかし、この言葉に誇張はない。
何せグレナはただ、『会話を交わしただけ』なのだから。
掌握魔術。
無名魔術師の世迷言と笑われていたそんな魔術が、明確に世の脅威として認識された瞬間であった。
以降、グレナの欲望はエスカレートし、当初の目的である『この世全てを自分の思うがままに操る』という野望を現実のものとしようとする。
しかして、世界はそれを認めなかった。
後の世で聖魔大戦と呼ばれることになる戦いの末、魔王と呼ばれるに至ったグレナは封印される。
殺されるのではなく封印されるに至ったのは、『我が身は不老不死であり、滅ぶことは決してない』という掌握魔術を自身に施していたためであった。
そうして封印されたことで、世界には平和が戻った。時間の流れと共に、グレナの存在は風化する。
しかして、忘れてはならない。
グレナは滅びたのではなく、ただ封印されているだけであるという事実を。
ピシッ、ピシピシッ!
今この時、世界に再び暗雲をもたらす魔王の封印が人知れず溶けようとしていることに、この時の人々は気が付いていない――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 22:00:00
28401文字
会話率:39%
――ラスプール王国。
世界的に見ても珍しい女尊男非の文化を持つ王国で、初代より以降女王のみが国王として国政を担い、その他上位の役職も女性のみで構成されている国家である。
そんな王国においてグレナ・アルヌートは、『家督は継げないまでも国
家安寧の一助になれたらいい』という入団動機を掲げて王国騎士団へと入団した。
しかして、そこは魔境であった。
女尊男非という文化は当然ながらこの騎士団内部にも浸透しており、男であるグレナはその洗礼を受けることに。
度重なる洗礼に耐えるグレナ。
そんな折に、グレナも所属する部隊が新規発見されたダンジョンへと調査へ赴くことが決定した。
ダンジョンには当たりと外れの二種類があるのだが、しかして今回のダンジョンは外れ。魔物の巣窟と化していた内部において、グレナはここでも洗礼を受けることに。
しかしてその時の洗礼は度を越しており、命の危険を感じたグレナはとうとう逃げ出した。
が、早く逃げなければ殺されるかもしれないという焦燥感と、ここまでに振るわれた暴力による疲労感。その二つが重なっていたこともあって、グレナはその瞬間、次の一歩が空中を踏んでいることに気が付かなかった。
猛スピードで落下したグレナは、四肢の骨が砕けて頭からは血が流れる大怪我を負いながらも、何とか一命を取り留めた。とはいえ、ダンジョン下層にて一人大怪我を負った現状は、死を待つのみと言い換えても差し支えのない状況だ。
死という終わりが間近に迫ったことで、グレナの中でこれまでの悔しさ、そして怒りと憎しみの感情が湧き出た。
「俺にもっと、力があったならッ……」
そんな感情は言葉となって口を突く。本来であれば孤独なこの場。返事など返ってくるはずもなかったのだ。しかして、その声には事があった。
(力が欲しいか? 欲しいのなら、この俺がくれてやる)
その声は、ダンジョンに眠っていたアーティファクトが発した声であった。
自身がここまでの扱いを受けた元凶である王国。その王国に復讐が出来ると聞いて、グレナはこの声を受け入れることに決めた。
これは、そんなグレナによる王国への復讐劇である――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 19:00:00
5442文字
会話率:21%
★12/21日刊ベスト3 12/22週刊7位! ★23/03/08 第二話書き直し中
■悪人面、ムキムキだけどさほど強くもない、弱者をカモにする狡賢さだけで生きてきた悪党。第一話で主人公に殺されるような、チート・魔法なしのモブおっさん冒険
者が、うだつ上がらない人生逆転のために女をコマしてハーレムを作る!
■腕力と口で女を堕とす!チート・魔法・媚薬一切なし。
女視点有り。女たちがクズ男に精神を支配されていく描写多め。
ヒロインも平気で殴りますが、四肢切断などリョナ要素はありません。
■性描写がある回は♡がついています。■たまに挿絵を描いているので見直してくださいっ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 17:09:52
265146文字
会話率:35%
「良うございましたね、人質を取られていて。ただの淫乱でも、人質がいれば仕方なく抱かれているのだと言える」
戦国の世、地方領主の娘・流璃は幼なじみだった男に父と兄を殺される。
清らかな体を無理やりに開かれ、男の妻になった流璃は、毎晩責め立て
られてその体を淫らに作りかえられていく。
※ 本編完結済み。【拾遺】は番外編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:47:46
70217文字
会話率:21%
毒の一族として生まれたポワゾンは身体の中で猛毒が作られ、その体液に触れた者を死に至らしめる能力と、他者を惹き寄せる妖艶な美貌を持っていた。
毒の体質のせいで誰にも触れることができず、周囲からは畏怖の目で見られて育ったポワゾンは、孤独を抱えて
生きていた。
そんなポワゾンの能力に目を付けたライラ国王は、猛毒を武器として、また性的な愛玩物としてポワゾンを傍に置き、歪んだ執着を向け溺愛する。
悪魔と契約し魔力を持つライラ王の支配によって、ポワゾンは国外に逃げることもできず、夜毎ポワゾンの体液を摂取する王には毒の抗体ができつつあり、毒殺も叶わない状況にあった。
夜伽を強いられ、拒絶すれば罪もない兵を見せしめに毒殺されるポワゾン。自由になるためには、ライラ王が死ぬのを待つしかない状態だった。
「森の奥には獰猛な獣が住んでいる」
そんな言い伝えを聞いたポワゾンは森に入るが、そこで出会ったのは浄化と不老不死の力を持つ一角獣の青年・コムだった。獰猛とは真逆の純情でうぶなコムに、庇護欲を掻き立てられるポワゾン。
ポワゾンは生まれて初めて愛することを知り、求められる喜びを知る。
一方、寿命が残り少ないライラ王は、不老不死を得るため一角獣の捕獲を企てていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 19:00:00
34539文字
会話率:32%
「また当て馬役にされた上に殺されるのか」アリアはいい加減うんざりした。実はもう三度目の人生をループしていたのだ。どうやら生前に読んでいた剣と魔法、バトル何でもありの恋愛ファンタジー小説の中に転生してしまったらしい。役どころは原作ヒロインのヘ
レナと原作ヒーローのジークフリートの恋愛成就の為に死ぬ宿命にある『当て馬キャラ』だ。表向きは内気で病弱だが大切にされている第三皇女という設定。だが実際は無能で不気味で醜いと冷遇されている。アリアとジークフリートは婚約者。しかもジークフリートが熱烈に口説き落とした。だが彼には秘かに想い合う女が出来てしまう。絶世の美女で全てにおいて完璧なレディという設定のヒロインのヘレナだ。許されぬ恋に身を焦がす二人、周りも二人の恋を純愛だと応援、アリアは二人を引き裂く悪女だと噂されて行く。ヘレナの魅力に無償の愛を捧げる作中の男たち。アリアの専属騎士までヘレナに忠誠を誓う始末だ。どう考えてもジークフリートは浮気男でヘレナは略奪女なのだが。更にヘレナにはアリアにしか見せない裏の顔があった。この世界の倫理観は一体どうなっているのか? と作者(創造主)に突っ込みたいが原作矯正(強制)力は凄まじく、何故かアリアは毎回ジークフリートに恋焦がれ愛を得ようと尽くしてしまう。死ぬタイミングと方法、回帰する時期は三回とも異なるが、共通しているのはヘレナの為にジークフリートに殺されるという事。だが四度目に巻き戻った際、アリアはジークフリートへの想いが再燃する事は無かった。あるのは虚しさと怒り。少しずつ変わり始めるキャラや取り巻く状況。もしかしたら呪術で作者(創造主)とコンタクトが取れるかもしれない?! 今度こそ生き残って自分の幸せを掴み取ってやる! どうせならこの倫理観の狂った原作世界をぶち壊して叩き直してやろうじゃないの! これは革命よ!! 果たしてアリアの運命、そして恋の行方は?
※R指定は念の為です。
※ゆっくりじっくり進展します。
※アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 15:16:54
61827文字
会話率:27%
国唯一にして最強の精霊師として皇太子の“婚約者”となったアレキサンドリート。幼い頃から想いを寄せていたテオドールに形だけでも添い遂げられると喜んでいたのも束の間、侯爵令嬢であるユヴェーレンに皇太子妃の座を奪われてしまう。それでも皇太子の側に
いられるならと“側妃”としてユヴェーレンの仕事を肩代わりする日々。
過去「お前しかいらない」と情熱的に言った唇で口汚く罵られようと、尊厳を踏みにじられようと、ただ幼い頃見たテオドールの優しい笑顔を支えに耐えてきた。
しかしテオドールが皇帝になり前皇帝の死に乱れていた国が治まるや否や、やってもいない罪を告発され、周りの人々や家族にすら無罪を信じてもらえず傷付き無念なまま処刑されてしまう。
だが次目覚めるとそこは実家の自室でーー?
全てを捨て別人としてやり直す彼の元にやってきた未来を語るおかしな令嬢は言った。
「“世界の強制力”は必ず貴方を表舞台に引きずり出すわ」
世界の強制力とは一体何なのか?
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長編ですので、サクサクとは進みません。サクサク進む物語、1話ごとに見せ場がある物語をお好みの方には合わないかと思われます。申し訳ございません。
女性キャラとの恋愛はありませんがメイン級に出張ります。
アルファポリス様でも投稿しております。
宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 21:40:48
160217文字
会話率:42%
あるおんなのじんせい。
最終更新:2023-01-12 22:16:49
1291文字
会話率:0%