会社員の久美子は、不真面目な性格だった。その日も、仕事をする気になれなかったので、会社を仮病で休み、街で遊び回っていた。
夕方。彼女は、駅前で奇妙な出で立ちの男から、やはり奇妙なビラを渡される。
そこには、たった一言『コレクション・ハウスへ
ようこそ!』とだけ書かれていた。
意味が分からず無視する久美子だったが、帰宅途中、明らかに周囲から浮いている西洋風の建物を見つける。看板には、"The Correction House"(矯正の館)とあった。なぜか引き寄せられ、そこに入る久美子。彼女を待ち受けていたのは、今までの『罪』に対する『懲罰』だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 07:26:45
8928文字
会話率:35%
2030年初頭、世界にダンジョンと呼ばれる空間に繋がるゲートが出現した。そこにはモンスターがおり、倒す事でアイテムをドロップする。
そんなダンジョンに繋がるゲートが自宅の庭に出現した、福山隆志は祖父の農家で野菜を育てながらダンジョンに潜るプ
レイヤーをしていた。
しかし彼がダンジョンで手に入れるのは全てアダルトグッズばかりであった。彼はアイテムを使い、次々と女性を落としていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 00:00:00
211654文字
会話率:63%
魔法少女☆シルバー・スターは誘拐された親友の女子学生を助けるため一人で廃工場へとやってくる。
そこに待つのは悪の秘密組織イビルネストの邪悪な怪人と戦闘員たち。
がんばれ!魔法少女☆シルバー・スター!負けるなシルバー・スター!街の平和は君の手
にかかっている!
これは魔法少女が怪人に敗北し洗脳・悪堕ちの果てに悪の組織の雌奴隷に生まれ変わるまでを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 21:19:17
43148文字
会話率:35%
世界を闇に包み込んだ魔王が討たれてから、長い月日が流れた。
未だに世界にモンスターは絶えないが、それを狩ることを生業とする冒険者達の手によって、一応の平和は保たれていた。
しかし新しい魔王は既に行動を開始していた。
居城を移し、野望を持ち、
準備を進める。
だが、今代の魔王、アクラは今までと違う、非常に変わり者だった。
そんな彼のダンジョン、地下魔王城。
そこに今日も……メス達の嬌声が、鳴り響いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 02:15:29
29897文字
会話率:32%
イルギアス王国のリーリウス王子は、老若男女を虜にする無敵のイケメン。誰もが彼に夢中になるが、自由気ままな情事を楽しむ彼は、結婚適齢期に至るも本気で恋をしたことがなかった。
――仮装舞踏会の夜、運命の出会いをするまでは。
「私の結婚相手は、彼
しかいない」
一夜の情事ののち消えたその人を、リーリウスは捜す。
仮面を付けていたから顔もわからず、手がかりは「抱けばわかる、それのみ」というトンデモ案件だが、親友たちに協力を頼むと(一部強制すると)、優秀な心の友たちは候補者を五人に絞り込んでくれた。そこにリーリウスが求める人はいるのだろうか。
「当たりが出るまで、抱いてみる」
優雅な笑顔でとんでもないことをヤらかす王子の、彼なりに真剣な花嫁さがし。
※性モラルのゆるい世界観。主人公は複数人とあれこれヤりますので、苦手な方はご遠慮ください。何でもありの大人の童話とご理解いただける方向け。
※アルファポリスさんでも公開しています。
※誤字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 06:00:00
114782文字
会話率:39%
二つの腐乱死体が仲良く並んで座る、フラットの一室。
壁と云う壁床と云う床に敷き詰められた枯れた薔薇。
いったいここで何が在ったのか。
そこには一人の哀れな男の幻想が閉じ込められている。
最終更新:2022-05-11 14:47:20
40519文字
会話率:19%
大学受験を控えて親に知り合いの
大学講師をしている親戚のおじさんの家で
勉強を教わることになったあかねは
おじさんとの関係で扉を開いて
古代イギリスの世界と思しき場所に転移してしまった
伝説の宝剣を抜くとそこに現れたのは
最終更新:2022-05-11 02:27:56
2852文字
会話率:34%
「…まさか、此処が『自由と鳥籠の聖女〜光と闇の覚醒〜』の世界だったなんて」
…ーこの国、アルフォルト魔法王国の王家の血をひき、昔から王家を支えるアルフィーレート公爵家の長女、ルピティナ・アルフィーレートの呟きに反応する者はいない。
ル
ピティナはランプの明かりだけを頼りに、鏡台にうつる自身の姿を見つめる。
乳白色の柔らかい肌、睫毛が長く薄紫色の大人びた瞳、腰まで長いふわふわした薄紫色の髪、長身で細身のスレンダーな身体、そして自身の胸元に『黒薔薇』が咲き誇る。
「悪役令嬢のルピティナが“闇の聖女”だったなんて…」
ルピティナの前世である日本人の少女がハマっていた18禁乙女ゲー『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の世界だ。
そして今は既にエンディングを迎えた。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDへ。
「もっと早く前世(記憶)が戻れば、何か変わったかしら」
前世の記憶が戻った時は全てが終わっていたー…。
ルピティナの耳にカシャンと音が聞こえ、音に誘われて、ルピティナは後ろを振り向く。
そこに『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の攻略対象キャラである男性が立っていた。
ルピティナを閉じ込める檻の鍵をあけて入ってきたようだ。
「お帰りなさいませ。ーーーー」
ルピティナが男性の名前を呼ぶと、男性は優しく微笑み、ルピティナを抱き締めてベッドへ誘う。
「んんっ」
男性がルピティナに覆い被さり、深くて甘いキスをルピティナに贈る。
「…あっ、ああ!」
衣服を何も身に付けていない、生まれたままの姿でルピティナと男性は抱き合う。
男性の身体が上下に揺れる度に、ルピティナの身体も上下に揺さぶれる。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDを迎えた、ルピティナに出来ることはただひとつ。
攻略対象キャラ男性の歪んだ愛情を“愛の檻”で受け入れることだけ。
それぞれの“愛の檻”をどうぞご覧下さいー…。
※攻略対象キャラルートによって、前世の記憶の有無や、戻るタイミングなど、設定の相違があります。
※“光の聖女”リリアと攻略対象キャラの絡みもあります。
※1話完結の読み切り形式です。
※最中はほぼありません。
アルファポリス様、カクヨム様で同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 15:38:27
41157文字
会話率:59%
僕はそこに、ツンと鉛筆の先を押し当てる。
「ぁ……ぁあ……」
それに反応するように先輩が甘い声を漏らした。
「先輩。声は抑えて。誰かが来るとまずいです」
「ごめん。あなたの手つきがあまりにやらしくて……。でも、鍵を締めてるから大丈夫よ」
Twitterのお題で書いてみました。
エロは期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 07:37:24
2004文字
会話率:30%
ある日、唐突に世界は侵略された。地球外生命体、通称【アンノーン】によって。
突如もたらされた厄災に対して、ニホンの土地に古くから根付く機械生命体である【母】らの協力を得て、生存した人類たちは日々、未知の生物である彼らとの戦闘を行っていた
。
人類は、【アンノーン】に対抗するため、新たな武器を生み出し、新たな機体を作り出す。
生存権である西の土地に集まった人類たちは、そこに新たな国をつくり、【アンノーン】に対抗した。そこには、土地を守る神のような存在である【母】と、【母】の恩恵で作られた知恵を持った生命体【アース】、そして【アース】に魅入られた稀少な人間【コア】の尽力が大きく反映されていた。
そうして、生存権である西の土地に、地獄のような場所から逃げおおせた少女がいた。名はエス。――記憶を失いながらも卓越した戦闘技術と操縦技術を持つ金髪碧眼の少女。
これは、未知の生物と戦争を繰り広げるある時代の話。
その中で、命を燃やすように恋をしたとある少女と、とある青年の話。
―――
※表記(R18表現を含みます)
現在、連載は一時中断中、更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 23:22:00
31805文字
会話率:45%
30歳を目前に控えた高校時代のクラスメートが集まって同窓会が開かれた。11年ぶりに会う懐かしい面々の中に、修二は由紀子の姿を見る。2人は高校時代につきあっていて処女と童貞同士で初体験を迎えた仲である。その後は別れて今日2人は11年ぶりに顔を
合わせたのだが……。
この11年で由紀子は人妻となり魅力的な熟女に成長していた。修二の熱い思いが蘇る……しかしどうすることもできない。そこに修二の悪友の芳樹と、由紀子の親友の美和が加わって、4人で二次会へと雪崩れ込む。しかもゆっくり静かに飲める場所として行った先はラブホテル。
※自ブログで公開した作品を推敲して再公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 12:14:12
53294文字
会話率:42%
僕が住むマンションの近くには小さな商店街がある。そこにある文房具店の奥さんは童顔で、歳のわりには若々しく背も小さくてロリ体型、笑顔が可愛いとても魅力的な熟女である。僕はその奥さんを目当てに用事もないのに通っていたが、ついに二人にとっての運命
の夜が訪れる。彼女の天然さと僕の強引さが生み出したハプニング。その経緯を綴った物語です。
※自ブログにて公開済み作品の改訂版です。(シーンの追加等)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 06:14:12
49047文字
会話率:40%
「女は他にも大勢いるのよ」
かつて恋人を病気で亡くし、彼女が残したその言葉に従って定期的に「女を買う」という無聊な日々を過ごす智哉は、ある晩狂った男に噛み付かれ、自室で気を失う。やがて目醒めると、世界はゾンビで溢れ返っていた──。
一方
、家族と共に避難先に向かっていた美鈴は、突如現れたゾンビに襲われ、両親とは離れ離れとなり、妹を連れて町工場に逃げ込む。しかし、そこには不穏な考えを抱く若者がいて、彼女に貞操の危機が迫る。果たして彼らは無事に生き残ることができるのか?
全4部からなる本格的サバイバル&エロスのエンターテインメント小説。ここに登場!!
※最大文字数制限に引っかかりそうなので、前後編に分けました。4部作の前半2章分に当たります。後半はこちら→https://novel18.syosetu.com/n7152hq/
(上記の文字数制限は勘違いでした。集計を統合する方法がなさそうなので、このままいきます)
※「カクヨム」でも公開しています。また、「カクヨム」でしか公開していない作品もありますので、そちらも是非ご覧ください(https://kakuyomu.jp/users/nok_amn)。
※12月2日追記 「カクヨム」では過剰な表現との指摘を受けたため、一部を削除した不完全版となります。代わって完全版をアルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/201268578/431697946)でも公開することにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 11:50:46
354008文字
会話率:46%
私立●●●学園の2年生・蒼井真菜は、目立たない学校生活を送る裏で魔物と戦う魔法少女として活躍していた。ある日の放課後、魔物の気配を察知した真菜は魔法少女に変身し、郊外の廃ビルに駆けつける。そこに待ち受けていたものとは──
・鳥籠さん(Tw
itter:@torikagoxxx)主催「うちのこ大ピンチ」企画の参加作品になります。
・この作品はPixivにも掲載しています(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17520272)。
・過去作との繋がりを示唆する描写がありますが、本作品単体で物語は完結します。
・出血や身体切断など過激な描写はありませんが、少しだけ失禁描写があります。Hシーンはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 14:00:00
6162文字
会話率:41%
一卵性双生児として生まれた瓜二つの双子姉妹。ある時妹の凛は姉の書いた日記を盗み見してしまい……。
そこには書かれていたのは「凛を調教して独占したい」なんて、優しい姉とは似つかない言葉だった。
姉のためなら健気に従っちゃう妹の百合調教日常。
最終更新:2022-05-02 12:55:50
7776文字
会話率:37%
特異体質って、厄介だ。俺は大いにそれに苦しめられてきた。嗅覚過敏症。他人のフェロモンを強く感知してしまう俺の体質はαとして致命的だった。他人のフェロモンが臭すぎて耐えられない。
『俺は一生Ωとは恋に落ちれないかもしれない』そんな風に恋も番も
あきらめかけていた俺に転機が訪れる。そこに居たのだ。神様の悪戯みたいな存在が。
『運命だからと言ってドラマチックじゃないαとΩの話』の雅巳の弟のお話です。世界線は『王子様は婚約者と番たい』と同じになっています(そちらの2人は出てきません)。
○一部 本編になります。保視点。
●二部 24話【噛み跡】~25話【俺は一生Ωとは恋に落ちることはない】の間のお話になります。雅成の視点で話が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 23:00:00
95197文字
会話率:40%
友人同士、三人で始めたルームシェア。お互いが程良い距離感を保ちながら快適な生活を送っていた。そこに、新たにもう一人同居人が増えることに。最初は不安だったものの、すぐに打ち解け最高のルームメイトとなった。
だが、これまで保っていた当たり障り
のない穏やかな関係は、これまでとは大きく変わることになる。
これまでひた隠しにしてきた恋心を打ち明けたり、新たな感情に気付いたり……。
男四人で季節の変化を楽しみながら、和気あいあいと暮らすお話。基本的に一話完結型です。
※アルファポリス、fujossyに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 22:56:44
6672文字
会話率:37%
部室に入った僕は、部屋で自慰行為にふける先輩の姿を見つけてしまう。
花崎香澄先輩は先輩であると同時にこの部の部長でもあるのだが、そんな部室でオナニーをするという彼女の秘密を知ってしまった僕はその行為に使っていたネタの同人誌を見せてもらうこと
にした。
同人誌の内容を確認すると、そこにはふしだらな先輩と後輩の関係が細かく描かれていることが分かった。
そして先輩の話を聞くうちに自分たちの趣味が一致することに気付いてしまうのだった。
※R18です。直接交わる行為はありません。前後編2部構成で予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 19:00:00
5912文字
会話率:47%
あなたの恋はどこから? ————私は鼻から。
洗濯場へ向かう近道にと裏庭を突っ切っていると、どこからともなくかぐわしい香りが漂ってきた。
誘われるようにふらふらと足を運べば、そこにあったのは陰干し中の甲冑。
甲冑があることに不思議
はない。この屋敷の主人は騎士団長なのだから。
周囲に人目がないことを確認すると、無意識に込み上げた唾液を飲み込んで、ふぅぅと息を吐き切り。
一思いにガポッと兜を被った。
すぅぅぅぅぅぅ……っ!
「っはぁぁ……。…………ふふっ、くふふっ……」
気分の酩酊するような芳醇な香りに思わず笑みが零れる。
夢中になって深呼吸を繰り返す私には、真っ直ぐこちらに近づいてくる人影のことなど気付きようもなかった———。
欲望に忠実な行儀見習いのリヴェリーと厳格な主人の騎士団長グレニスが、吸ったり吸われたり(?)するかもしれないラブコメディ。
■濡れ場は後半に※印つきで。
■2022.4.3.本編完結しました。
■2021.7.5.日間連載中ランキング 12位
■2022.5.3.日間完結済ランキング 3位
■2022.5.8.週間完結済ランキング 4位
■アルファポリスへも転載。濡れ場をカットした【全年齢版】を『なろう』へも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 11:45:14
165163文字
会話率:38%
大好きな幼馴染みの部屋を掃除に行くと、そこにあったのは人体錬成陣。
どうやら人体錬成で恋人を造ろうとしているらしい。
ホムンクルスにだって幼馴染みを取られたくない!
ここは、私がひと肌脱ぐしかないようね……!
■2021.6.2 日間
短編3位/日間総合10位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 00:49:15
13400文字
会話率:38%
世界の中心にある巨大国家バルサモール。
その首都バルサ。
そこに厄介なスキルを持った男レインが住んでいる。
レインは冒険者を生業にしている何の望みも持っていない男だ。
成人した時に神より与えられるスキルによって人はそれに見合った職に着く。
レインに与えられたのは凶悪な状態異常を範囲で振りまく迷惑なもの。
ギルドでは彼のことを使えない毒ガス男と呼んでいる。
スキルを使えば壊滅的な被害を出す。
他人とパーティーを編成することは絶対に出来ない。
まさに冒険の足を引っ張る厄介者。
そんな彼は大きな作戦の時も小さな作戦の時も作戦の端っこで何もせずに佇むだけ。
そんなある日、大きな仕事が舞い込んでくる。
その仕事は最強ランクのSSS冒険者パーティーを含めたダンジョン破壊ミッション。
暴走する老朽化したダンジョンを破壊してまた新しい安定したダンジョンを誕生させようというもの。
だが、その作戦中、1本の連絡が入る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 00:05:43
126406文字
会話率:41%
「ああ……。ムシャクシャするなぁ……!」
男がそう呟きながら、道を歩く。
時刻は夕暮れ。
学生や会社帰りのサラリーマンが帰路につく頃だ。
かくいう彼もそんな中の1人である。
「何が、ですか?」
不意に声を掛ける者がいた。
彼が振
り向くと、そこには一人の女生徒が立っていた。
黒髪ロングヘアーに白い肌。
整った顔立ちは美人と言っても過言ではない。
そんな彼女は男を見て首を傾げていた。
(うわっ!? この子めっちゃ可愛いじゃん!)
彼の目から見て、彼女の容姿はかなり優れていた。
思わず見惚れそうになる。
だがすぐに嫌な出来事があったことを思い出し、男は顔をしかめた。
「ん? あー……いや、何でもないよ」
適当に誤魔化す。
「……? そうですか」
彼女は特に追及することなく、男の前を通り過ぎていった。
女生徒の後ろ姿を見ながら彼は思う。
(けっ。未来のある若者は羨ましいぜ。あれだけ可愛けりゃ、将来も安泰だろうな)
内心で毒づく。
あの女生徒には何の落ち度もないのだが、どうにも苛立たしい気持ちを抑えられなかったのだ。
(……よし。久しぶりにあれをやるか)
男はカバンに入れていた浣腸器に視線を向ける。
自分に差すためのものではない。
他人に使うためにわざわざ持ち歩いているのだ。
彼は人気のない住宅街で女性に変態行為を強要する常習犯であった。
(くくく。あの可愛い顔が歪むところを想像するとゾクゾクしてくるぜ)
下卑た笑みを浮かべながら、男は女生徒の後を追いかけていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 23:09:33
5545文字
会話率:36%
「ああ……。ムシャクシャするなぁ……!」
男がそう呟きながら、道を歩く。
時刻は夕暮れ。
学生や会社帰りのサラリーマンが帰路につく頃だ。
かくいう彼もそんな中の1人である。
「何が、ですか?」
不意に声を掛ける者がいた。
彼が振
り向くと、そこには一人の女生徒が立っていた。
黒髪ロングヘアーに白い肌。
整った顔立ちは美人と言っても過言ではない。
そんな彼女は男を見て首を傾げていた。
(うわっ!? この子めっちゃ可愛いじゃん!)
彼の目から見て、彼女の容姿はかなり優れていた。
思わず見惚れそうになる。
だがすぐに嫌な出来事があったことを思い出し、男は顔をしかめた。
「ん? あー……いや、何でもないよ」
適当に誤魔化す。
「……? そうですか」
彼女は特に追及することなく、男の前を通り過ぎていった。
女生徒の後ろ姿を見ながら彼は思う。
(けっ。未来のある若者は羨ましいぜ。あれだけ可愛けりゃ、将来も安泰だろうな)
内心で毒づく。
あの女生徒には何の落ち度もないのだが、どうにも苛立たしい気持ちを抑えられなかったのだ。
(……よし。久しぶりにあれをやるか)
男はカバンに入れていた浣腸器に視線を向ける。
自分に差すためのものではない。
他人に使うためにわざわざ持ち歩いているのだ。
彼は人気のない住宅街で女性に変態行為を強要する常習犯であった。
(くくく。あの可愛い顔が歪むところを想像するとゾクゾクしてくるぜ)
下卑た笑みを浮かべながら、男は女生徒の後を追いかけていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 22:47:03
5545文字
会話率:36%