「宰相閣下と結婚することになった魔術師さん」続編。
結婚式より少し前、参加者である隣国の王子が魔術式構築課に滞在することになる。
式前の忙しさで伴侶であるガウナーとも話す機会が持ち辛くなり、魔力の調子も次第に悪くなってしまった。隣国の王子に
喜びから抱き付かれる姿を見られた後はガウナーの様子もおかしく、やんわりと避けられていることに気づく。
※他サイト掲載あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 09:08:18
44499文字
会話率:41%
魔法や精霊、魔物などがいる世界で、侯爵家の末子としてリュカは生まれた。
魔力を持たずとも精霊と言葉を交わし愛されるリュカは、幼少期に国の第二王子レイオールと出逢い婚約を交わす。
それから10年。ふたりは王立学園に通う学生となっていた。
リュカがレイオールに溺愛される日々を過ごす中で、ある時市中にて聖なる力を持つという聖女が現れた。間もなくふたりの通う学園へ転校生としてやってくると、その日を境に学園内の空気が乱れ始めるのだった。
※主人公のみ男性妊娠可能な世界観です。
※R-18表現には☆がついておりますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 18:00:00
69029文字
会話率:42%
ひとりで竜退治出来てしまう天才ちょい孤独王子様ヘルムートと研究馬鹿子爵令嬢ユーディトとで育まれていた、友情と淡い片思いと、全部ぶちこわしの東方の秘められた延命法『房中術』の、すごいシンプルな話。 前編、後編、前日譚および後日談の三話完結です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 21:00:00
23684文字
会話率:36%
氷の聖女と呼ばれるルルの婚約者だった第二王子は、ルルに一方的に婚約破棄を言い渡す。この婚約がルルをこの国に繋ぎ止めておく為に、国王がルルに頼み込んだものであったにもかかわらず、だ。大勢の貴族が集まる舞踏会。しかも、今日はルル達聖女の功績を讃
える舞踏会だ。その場で第二王子は、婚約破棄を宣言した。ルルにとってはありがたいことこの上ないが、国王が知ったら怒り狂いそうだ……とそこへ、国王陛下が現れ案の定、顔を真っ赤にしてプルプルと震えている。人は起こりすぎると震え始めるものらしい。
これだけの人の中で、声高らかにルルとの婚約破棄を宣言したのだ。今更、あれは無かった事に……とはならないだろう。第二王子と言えどれっきとした王族。コロコロと口にした言葉を二転三転とさせる訳にはいかないのだ。だからこそ行動にも発言にも、慎重にそして熟考してから口にするべきなのだ。
なのに、だ。もう、婚約破棄を宣言してしまった。それも、2度も言った。取り消すのはまず、無理だろう。
本人は何も分かってはいないだろうけど。
「陛下、発言を許可していただけますか?」
そう言ったのは、若き公爵閣下。
「許す」
陛下の言葉に頭を下げて、第二王子に向き直った公爵はその、通る声で静かに問うた。
「婚約破棄をなさるのですね?」
その質問に、第二王子は得意気に顎を逸らして
「ああ。こんな化け物じみた女との婚約は破棄する!」
と3度目の婚約破棄宣言をした。
「ならば陛下」
クルリと第二王子に背を向けて、公爵閣下は再び陛下に頭を下げる。
「私がルル嬢に結婚の申込みをしても、よろしいですよね?」
……………は?
「そなたが?」
「ええ。私がです」
何を言い始めたの……この人?
陛下も周りの人達も、みんな困惑している。
それはそうだ。中でもルルが1番困惑しているだろう。
「第二王子の婚約者だからと諦めておりましたが、婚約破棄されたのであるなら、私が求婚しても問題はありませんでしょうから」
サラリとそう言って、ルルの方へと視線を寄越す。
……………無理、むり、ムリ!
「……そう……だな」
え?陛下?今、まさかですけど、許可しました……?
またもや、私の意見はスルーなんですか?
私、出来れば結婚しないって選択肢が欲しかったんですけど〜!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 23:26:34
5799文字
会話率:4%
田舎貴族の伯爵令嬢の私、モカ・アイネハングは魔力無しだ。
貴族は魔力持ちが多く、魔力無しは馬鹿にされがち。
そんな私が領地で出会った討伐帰りの魔術師、ジザムント様。彼は強い魔力を持つ証である黒髪に稀有な黒目の魔術師だった。そんな彼が、田舎貴
族のしかも魔力無しの私に何故か好意を寄せていると噂に……。
いやいや、無いから。それ本当に。
だって相手は王家の筆頭魔術師で第三王子……。
うん、無い無い。
出会ったのも、木陰で寝てだと彼の足につまづいてしまったからで……。その時、抱いていた黒猫に爪を立てられて傷ついた指先を、ジザムント様は何を思ったのか舐めたのよ!?ペロリって!!
信じられる?倒れなかった自分を褒めたかったわ……本当。その後から、なんだか、やたらと体調はどうかと聞かれて。指先が痛いとかもう、そんな事頭から吹っ飛んで心臓が痛かったけど、大丈夫ですって答えたら何故だか目を見開いてたけど。
会ったのはその時だけ。
その後、すぐに彼は立ち去ったし私も屋敷に帰ったし。
それから、領地から出る事もなく過ごしていたのに。
ある日突然、お父様が王城で侍女見習いをしないかって。私、別に王都にそれ程興味も無かったんだけど。
お父様があまりにも熱心に勧めるから、承諾したけど……第三王子付きの侍女だなんて聞いてませんよ!?
ちょっと!!お父様!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 18:18:33
933文字
会話率:34%
最強の守護聖女と呼ばれるシェリル・ブライアント。いつも目深にローブのフードを被っている彼女のもう一つの呼び名は氷の聖女。公の場でもいつも俯き顔を隠している彼女の笑い声を聞いた者はいない。笑わない聖女はいつしか氷の聖女と呼ばれるのはようになっ
ていた。力の強さ故に、死と隣り合わせのような環境に身を置く彼女は、常に気を張っていたのだ。騎士たちを家族の元へ無事に返す、と。それが自分の最大の役目だと。スクローティア王国は彼女を他国に奪われる事を恐れて、第二王子と婚約を結ばせる。その力を自国に縛り付ける枷だ。しかし、よりにもよって、第二王子がシェリルに、化け物のような魔力持ちとの結婚など絶対にしない、と公の前で宣言したのだ。自分には守りたいか弱い彼女がいると。内心、第二王子と結婚したくなかったシェリルにとっては、両手を上げて喜びたい。お礼も言いたいくらいだ。しかし、そんなことはIミリも顔に出さずに、無表情を貫く。そんなシェリルをさすが氷の聖女は顔色も変えない、などと言われるが悲しくもないので悲しい顔なんてできない。かと言って、ニコニコするわけにもいかないから無表情なだけだ。この国には、聖女として力のある者には結婚が義務付けられる。相手も魔力持ちが良いとされているが、必ずではない。魔力持ち同士の方が魔力持ちの子供が出来やすいからと言う理由だ。聖女は3人以上産むことまで決まっている。病気や特別な理由でもない限りは、3人以上産むように、という決まりがあるのだ。年々、聖女の力を持った子供は減って来ていると言われているから、国としても必死なのだろ。28歳までに結婚しなかった場合は、国により相手が決められるらしいが、それは何だか嫌だなと思いながら、事の行先を見ていると、「ちょっといいですか。」と長身の軍服の男性が第二王子に話しかけた。それは、魔獣対策騎士団総長であるカイン・ハーヴィットだった。次期公爵である彼は、第二王子に「聖女シェリル嬢との婚約は破棄なさる、という事ですね。」と念を押す様に問う。「ああ、絶対に結婚しない!」と力強く言い切った第二王子の言葉を聞いて、満面の笑みを浮かべると複雑な顔の国王陛下に跪き「恐れながら陛下」と頭を垂れる。「申せ」と返事した国王に彼は力強く言った。「私が聖女シェリル嬢を妻にと願い出てもよろしいでしょうか?」と。
は!?え!?何を言い出すの!?この人は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 00:14:29
2474文字
会話率:17%
聖女として異世界から呼び出されるも、魔力を持たなかった“アステラ”は、役立たずの聖女として追放されてしまう。
彷徨っていた砂漠で「賢者」に拾われ、隣国に身を隠すことに。
ある日、恩人でもある賢者からその国の王子の夜伽を頼まれる。
アステラ
にしか相手が務まらないというその王子は、生まれながらに“凶星”を持つひきこもりの王子だった。
夜伽をする代わりに彼の力を借りて元の世界に帰ろうとするも、心が惹かれ始めてしまう。
しかしアステラを追放したはずの国の王子が、アステラの返還を求めてきて――
帰りたい、けれど、離れ難くなってしまった。
彼女の望みを叶えてあげたい、けれど、手放せない。
ふたりの選ぶ、星の運命とは。
***
えっちなシーンを含む話には☆を付けてます。
2021/4/27 完結しました!
2021/5/26~28 番外編として、エピローグのその後のふたりを追加しました!(前中後編)
2022/10/11より発売日の13日まで3夜連続で、電子書籍配信記念SSを追加しました!
***
★第5回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにて、佳作を受賞しました…!
2022/10/13にパブリッシング ルキアさまより電子書籍版タイトル「星の砂漠で最愛を捧ぐ 孤独な凶星王子は地上に堕ちた異世界の聖女を手放せない」として配信中です。
読んでくださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 00:00:14
177651文字
会話率:28%
「ねえリリー、知ってるかい? 我が国の貴族は自分の従僕となる霊獣を召喚するんだ。だから魔法の勉強はきちんとして、魔力量も質の良くて量もそれなりにないといけない。じゃないといくら召喚しても霊獣は来てくれないんだよ。 美味しくてたくさんの魔力が
霊獣たちのご飯だからね」
ーー知ってます、お父様。
心の中だけでそう返事をして。
「承知しましたわ、お父様。私、魔法のお勉強、頑張りますわ」
にこりとお父様に微笑む私は知っている。
ここが、乙女ゲーム『正しい恋の仕方 〜召喚した霊獣と恋のレッスン〜』の世界の中だということを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 21:31:58
23664文字
会話率:35%
「セレンナ・ピロシール。貴様は今日から、王子の婚約者改め、肉便器だ!」
この王子は一体何を言っているんだろう。王子に婚約破棄された上、冤罪をなすりつけられ王族公認の肉便器として1回5ゴールドで奉仕を強要された聖女セレンナは、見知らぬ男に処
女を奪われた。
終わりない凌辱の日々。抵抗をやめたセレンナの元に新たな聖女ヨーメルがやってくる。まだ幼いヨーメルが犯されぬよう、身を挺して守りきったセレンナは、ヨーメルが持つ強い聖女の力で、肉便器としての仕事を放棄し隣国へ逃げ延びた。
聖女を辱めた自国の王族に復讐するには、セレンナは失った聖女の力を再び取り戻さなくてはならない。
聖女の力を取り戻すには、光の魔力を持つ護衛騎士、ドーベルとセックスしなければならないと言われて…?
* * * *
※前半に凌辱・モブレ・複数プレイ・NTR・青姦・視姦・男性向け相当のハードな描写がございます。
※苦手な方は先頭から行為が始まるまでを読んだ後ブラウザの検索機能を使い「* * *」を検索することで凌辱部分をスキップできます。
※前中後の三部構成。
※後半は聖女×護衛騎士のいちゃらぶ?バカエロ。
※元凶ざまぁは別キャラ視点続編にて予定の為ありません。
※アルファポリス版「聖女改め、王族公認の肉便器になりました…。〜セックスで母国を滅亡させる為に〜」よりタイトル変更・約5500字削ったHシーンを復活。中盤は原文ママ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 19:37:53
27420文字
会話率:53%
人類が永遠の命を得た世界で、イグニスは魔力結晶を核に持つ「人形」として生まれました。作り込まれた美しい容姿と膨大な知識を有する彼は世界王の教育係として忙しい日々を過ごしていましたが、ある日を境に人生が一変し、王命で異世界へ渡ることに。
必
死に生きようとする異世界人達に引き摺られ、イグニスは初めて自分の感情と対峙します。儘ならない感情の揺らぎに追い詰められていく彼の剣が選ぶのは誰の首か。
このお話は、世界に捨てられた者達による残酷で愉快な物語です。
ーーーーーー
・男女も絡みますが基本は男性同士。割と何でもありです。道徳心は多分ありません。
・R18-BL→※ R18-NL→☆
・趣向と合わないと思ったら速やかに旅立って下さいませ。ご自身の心の平穏を優先して下さいね。
・作者は一般人であり文章も拙くストーリーの穴も1つ2つ3つと見られるでしょうがご容赦下さい。
・作中では意図せず他作品の敬称や設定と重複している可能性があります。言い訳すると、私のような者の創造力なぞたかが20年程の記憶の繋ぎ合わせでしか無く、たまには誰かと一致してしまう事もあると思うのです。素人でも物語りに挑戦してみたかったんですもう迷わずexitしてどうぞ。
・感想やレビューでは、たまにすごく怖い事が起こるそうですね。魂を削り合うのも難ですし、不定期に閉鎖しようと思ってます。開いてたら書いてって。そんなもんで良いよね。
ところで作者はこれが初作品です。たまに文脈が爆発していたり、大筋が変わらない程度にしれッと追記・修正が入りますが、怒らないで見守って下さい。滝汗
それでは、楽しんで書きますので頑張って読んで下さいね。(ぺこり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 05:24:38
264812文字
会話率:45%
乙女ゲームの悪役令嬢であることを思い出したレジーナだが、登校中の馬車を襲撃され誘拐されてしまう。見知らぬ部屋で目覚めると、そこにはゲームの主人公リリスと婚約者エドワードがいた。誘拐はリリスの指示で、エドワードから婚約破棄を告げられる。家族や
婚約者に裏切られたレジーナは囚われ、魔力提供の道具として幽閉されることに。絶望の中、初恋の人との思い出だけが心の支えとなっていた。
ところがリリスのせいで傾いた国は隣国に攻められ、レジーナは初恋の王子にして隣国の王アンセルに救出される。レジーナもアンセルの窮地を救うが、そのせいで尽きかけた魔力を補うため彼に抱かれることになってしまう。(R18には★)アルファポリスさんにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 22:07:52
21276文字
会話率:49%
何も考えずに書いているので、何も考えずにお読みください。
第六十六王子の魔力は、夢の中限定!?
主人公のリュートは、そんな王子の世話係に抜擢された。毎回夢の中に誘っては、強力な淫魔の魔力で誘惑してくる王子、ショウ(無自覚)。世話係を
クビにならないためにも、その誘惑から逃げたり耐えたりするリュート。この攻防に終わりはあるのか!?
Twitterの雑談から生まれたお話です。
この作品は、アルファポリス、fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 18:00:00
85876文字
会話率:48%
とある理由から両親に捨てられ、妖精王ハーレクインに育てられるという異色の経歴を持つ、元侯爵令息フェリシア。
魔力を持ちながら、平民として生きることを余儀なくされたフェリシアは、本人無自覚の珍しい魔法と豊富な薬草知識を駆使して薬屋を営みながら
、優しい村人達と心穏やかに生活していた。
そんなある日、深傷を負った幼竜を保護し、怪我が治るまで家に置くことにするが…。
「お前は俺の運命…。諦めて俺と共に来い」
「いや、丁重にお断りしたいんすけど」
助けた幼竜が実は王子サマで、俺が運命の番とかあり得ないでしょ!?
訳あり王子✕元侯爵令息
※男性妊娠表現が含まれます※
※5/27 序章を大幅に加筆修正しました
※5/30 優しさとはこれ如何にを加筆修正しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 02:50:13
9720文字
会話率:36%
この国の第二王子は仮面を付けて生活している。その瞳に宿る魅了の魔力のせいで、とある儀式により彼は「不能」となってしまった。しかし、他国への留学を控え、改めて『儀式』をやり直すこととなる。白羽の矢が立ったのは、彼の幼馴染でもある年上の貴族令嬢
、ソフィア。2人は無事に『儀式』を終えることができるのか?
***
ドタバタコメディ&ハピエンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 10:00:00
10665文字
会話率:74%
暑苦しい夜、気が付けば異世界に転移していた。
そこで出会った筆頭魔術師の彼が、私を「お告げの少女」と呼び囲い込んで溺愛してくる。
誰よりも高い魔力を持つ彼には、私が必要らしい。
同じように高い魔力持ちの王子様にも求婚されて、油断をしたら攫わ
れた。
でも、筆頭魔術師の彼が助けに来てくれて・・・
甘やかされて、どろどろにされる・・・そんな少女のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 18:34:54
39681文字
会話率:37%
※男性陣は割と性に奔放です。一部ご不快に感じられる箇所もあるかと思います。ご了承の上、お読み進め下さいませ。
※この作品は二部構成となります。
一部のあらすじ
アメジスト王国を守る結界を張る結界魔術師の内の一人であるエーリカは、ずっと慕っ
ていた第一王子クラウスとの婚約が決まる。しかしクラウスは男爵令嬢のミラに想いを寄せているようで……。
クラウスもエーリカを子供の頃から慕っていたが、国を守る程の力があるエーリカに遠慮し、更に親しげな師匠オルフェンとの関係を疑っていた。そんな時、ヴィルヘルミナ帝国からエーリカに縁談の話が持ち上がる。エーリカはクラウスの為、国の為、ヴィルヘルミナ帝国に嫁ぐ決意をするが……。
ーー最後に一つだけ、クラウス様から欲しいものがあります。
二部あらすじ
結界が消え、ヴィルヘルミナ帝国の進軍と共に守護山が落ちてきてから四ヶ月。クラウス達は消えたエーリカの捜索を続けていた。
大怪我を負い、目覚めたエーリカは魔力で繋がったヘルムートと共に小さな町で暮らしていた。しかし町でクラウスが側室を娶るという噂を聞き、婚約を解消する為に王都へ戻る決意をする。
「他の女とうまくいっていると言えば満足か? これ以上逃げる口実を与える気はない。君の気持ちを聞かせてくれ」
しかし結婚出来ない理由はエーリカにもあって……。
登場人物
アメジスト王国
エーリカ・ルートアメジスト
21歳、結界魔術師で、アインホルン侯爵家の長女
クラウス・ベルムート・アメジスト
20歳、第一王子で騎士団の副隊長
オルフェン・ルートアメジスト
年齢不詳、結界魔術師でエーリカの師匠
ミラ・ベルガー
19歳、男爵令嬢。ルドルフの従兄妹
ジーク・ベルムート・アメジスト
14歳、第二王子
ルドルフ・フェンゼン
28歳、伯爵家の嫡男。騎士団の隊長
フランツィス・アインホルン
エーリカの兄、23歳、アインホルン家の嫡男
ヨシアス・アインホルン
エーリカの父、アインホルン家当主
フィリップ・ホフマン
22歳、クラウスの友人、ホフマン辺境伯の嫡男
フーゴ
18歳、騎士団副団長補佐
ユリウス・マイカー
兵団長、ハンナの夫
ハンナ
水の結界魔術師
ルー
火の魔術師
ヴィルヘルミナ帝国
ヘルムート・ヴィルヘルミナ
22歳、ヴィルヘルミナ帝国の第三皇太子
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 02:01:29
289504文字
会話率:64%
その身に膨大な魔力を持ち、接触によって他人にそれを譲り渡すことのできるスシャール家の“天人”
彼らは生まれると同時に、配偶者が定められた。
長男は神殿に、次男は王家に、三男は五家へと嫁ぐこととされていた。
次男は婚約者の王子を嫌い、三男
は婚約を嫌がり出奔した。
そんな三兄弟の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 07:00:02
32586文字
会話率:29%
【あらすじ】
大学生の玲は幼馴染の菜々緒と共に異世界に来てしまう。
幼馴染は聖女として崇められ、玲は長身・見た目も影響してか、男と思われたまま王宮に迎え入れられる。
来て早々、君たちには『聖の癒やし』をする責務があると言われるが、その内容
とは、要するに『魔力溜まり』という奇病が悪化した男性貴族とセックスをするというとんでもないものだった。
性欲全開・変態気味な玲は無事に日本へ帰るため、そして幼馴染の純血を守るべく立ち上がる。
そんな彼女に翻弄される美青年たち。彼女が引き起こす騒動はやがて……。
そんな感じのストーリー展開ゆっくりな長編小説。
[お知らせ]
読みに来てくださっている皆様、本当にありがとうございます。四章で完結ですので、あと少しお付き合い下さい(不定期更新中)
※R回もBL回もいきなり入ります。嗜好と合うかは各自タグでご判断下さい。
※愛情型女性優位の自給自足です。一人でも刺さる方がいれば嬉しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 08:00:00
224625文字
会話率:39%
『【完結】悪役王子のはずの俺が攻略対象の兄さまのお嫁さんになる予定なんだが。』に出てくるヒロイン(♂)のシトリと第2王子・グレン兄の出会いと馴れ初めのお話。
※前作を読んだ方がよりわかりやすいかと思われます
※攻:グレン×受:シトリ
※ゆる
ゆるでろ甘だけどちょっぴりSMっ気あり
※大体誰かがイチャラブしているので特に印はつけておりません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 20:20:25
10502文字
会話率:58%
魔法先進国として栄えるユークフェルト王国。
その国の第二王子、ラディウス・ユークフェルトには魔力がほとんど無い。
そのせいで 国の英雄として持て囃される兄(第一王子)には避けられ、王宮にも居場所がなかった。
そんなラディウスの心の癒しは、王
宮の一室で眠り続けている精霊に会いに行くことだったのだが……、
8年の眠りからようやく目覚めた精霊は、何故かラディウスのことを最初から嫌っているようで―――――?
昔仲の良かった憧れの兄からは冷たくされ、
唯一の友人は滅多に会えないドS、
ずっと仲良くなりたいと思っていた精霊にはガン無視される日々。
「『何か気持ち悪い』って何だー!?」
これは、
魔法が使えない少年と 愛に焦がれる精霊が 互いを埋める特別に出会う物語。
R18は番外編です。それ目当ての方は「*」表記がされている所へどうぞ。
※pixivにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 21:39:23
276780文字
会話率:31%
魔法と呪いが当たり前に存在するワニルドリーフ王国で生まれ育った象の獣人エイティーフは、背が大きいのがコンプレックスだ。それに、魔力がないから魔法も呪いも使えない。でも、その代わりに魔法が見える。そんな彼女が恋をしたのは、顔に魔法をかけている
ウリットン王子だった。
「見た目より中身、とは言いますが」から10年後のお話です。ウリットン王子が男主人公になります。前作を読んでいなくても、問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 07:41:20
124816文字
会話率:11%
パッケージでしか見た事しかないPC18禁ゲーム、誓の花冠~あなたに全てを捧げます~、の世界の悪役令嬢の中身に異世界転移してしまったヒロイン。
物語を知らないヒロインを待ち受けている物とは···。
ヒロイン(悪役令嬢)
ヴィオレーヌ・エア
シャースプレンデンス
伯爵家令嬢
腰までのライトグリーンのサラサラのロングストレートの髪。パッチリ二重のブルーグレーの瞳。唇は赤いさくらんぼの色に、ミルク色の肌が似合う可愛い寄りの美人。
魔力はあるが、中身が平々凡々の為不器用に使う。
いつもの日常生活を送っているはずが、目が覚めたらエロゲの悪役令嬢に転生(憑依)してしまっていた。
前世の人生の影響からさほど未練も無く、第2の人生を生きる事を決めた。
クラリス・エトワールドゥオランド
国の第1王子継承者。
プラツナブロンドの髪に、紫色の瞳。
身長は高く188cm程あり、非常にイケメン。
温和で物腰が柔らかくモテるが、非常に独占欲が強い。···ちょっとめんどくさいタイプの性格。ヴィオレーヌの事を溺愛している。
ボディータッチが多い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 23:14:56
19951文字
会話率:40%