令和の干物女子が、明治時代へタイムスリップして、出征前の軍人と切なくも熱い一夜を過ごした、大人の恋物語です。
最終更新:2023-02-08 05:00:00
4766文字
会話率:27%
大正時代。日露戦争の孤児であった呉島真(くれしままこと)は、華族であり貿易会社を成功させて財をなした榊原家の執事である義父に引き取られる。そこで榊原家跡継ぎの榊原明良(さかきばらあきら)と親しくなり、義父に明良の執事となるように教育されて育
った。
長じてのち。明良と共に東京に出てきた呉島は、明良に押し切られて体の関係を持つようになっていた。明良は大事にしてくれるが、主人と使用人との関係など許されるものではない。ところが、明良は許嫁である公爵家の令嬢との婚約を誰にも相談なく破棄してしまい……。
※毎日更新で1月17日から毎日16時更新予定です。全12話。
※2021年に、ディアプラスBL小説大賞に応募した作品です。三次選考通過。多少語尾などを訂正し、横書き投稿用に空行と各部分の小タイトルを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 16:00:00
39202文字
会話率:38%
2023/1/22完結。
時は大正。
華族令嬢・猪股椿は、婚約破棄され見捨てられ、没落寸前まで追い詰められていた。
元婚約者・桜庭忍に娼館に売られる寸前、椿を助けに現れたのは、かつての従者であり大富豪に昇り詰めた男・藤島清一郎だった
。
清一郎のおかげで娼館行きを免れた椿。復讐が目的だと言い張る清一郎が椿に望んだ対価は、彼女自身――。
倒錯する想い。
彼の本当の目的は、ただの復讐か、身体目当てか……それとも――?
※なろうムーン投稿合計100作品目の記念作品のため、作者の趣味全開です。2年前の活動報告で予告していた作品ですが今になりました。
※全12話(+1話)設定はふんわりしていますので、ご了承いただける方のみお読みください。
※読者様によってはメリバだと思うかもしれません。
※参考文献は作品終了後に掲載いたします。
※2023/12/23アルファポリスに転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 22:57:55
26118文字
会話率:35%
「お前がここの女将か?」
詰襟のシャツに燕尾服、安良上家の家令と思われるその男はわずかに顔を上げ、分厚い丸眼鏡の奥からじろりと由里に目を向けた。
「この見合い、壊してもらいたい」
時代は明治後期、料亭の若女将、由里はある男との出会いを
きっかけに平凡な日常が変わり始める。
そして由里の前にまた新たな男が…
「貴女の真の雇い主は誰だ?」
由里は息を呑んだ。一言で今の状況を表すならそれは”恐怖”かもしれない。
震えそうになる唇を一旦噛み締めて答える。
「私はまだ誰のものでもありません」
「ほう」
※時代はざっくり明治後期から大正期をイメージしています。その都度調べながら執筆しておりますが、時代背景など矛盾していることもあるかと思います。ご了承のほどお願い申し上げます。
※54話で完結しました。たくさんの方に読んでいただきとても嬉しく思います。誤字脱字などありましたら遠慮なくご報告ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 12:00:00
110027文字
会話率:56%
青年華族・穂村烈生と書生・神之屋月衛の禁断の恋と怪奇ミステリー。富士ヶ峰高等学校高等科でミステリー研究会を結成する2人の元に、髪が伸びる奇怪な日本人形が持ち込まれる。相談者の村田は生き別れの妹の形見として大事にしていたという。翌日、山奥
の秘村に引き取られた村田の妹から、助けを求める電報が来て…!?
*この作品は「pixiv」にも「翠玉」名で掲載しています。
*この作品は「カクヨム」では修正(H抜き)版を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 02:05:49
13436文字
会話率:45%
花街の水揚げを待たずにとある裕福な家の当主・正親に身請けされた主人公・千鶴は、連れて行かれた屋敷で異人風の風貌をした美しい男に出会う。気狂いで隔離されているというその男は、弟の将来を邪魔する存在として千鶴を煩わしく思い、彼に魅了された彼女に
ある提案をする。一度は拒絶した千鶴だが、男に惹かれる気持ちは止められず、千鶴に異常な執着を抱く正親もまた二人の仲を怪しむようになり……。身請けから始まるインモラルな泥沼三角関係。
※全編にわたって差別用語など。複数プレイはありませんが主人公は夫以外の男性とも関係を持ちます。
文体練習用習作。やまなしおちなしいみなしです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 23:42:22
11629文字
会話率:39%
ある文豪の短編の一部を抜粋して、ある特定の単語を置き換えただけで、なんかとんでもないストーリーができたような気がするので載せてみました。
本当は「なろう」の「文芸・ヒューマンドラマ」にアップしようと思ったのですが、削除されそうなので「ミッ
ドナイトノベルズ」にしました。
日本文学を冒涜するつもりも、女性の人権を軽視するつもりも、全くございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 15:57:12
1431文字
会話率:0%
・・・先日「pixiv」の方にアップしました、AI生成画像集「ふたなり令嬢♥寝起きの屹立」
pixivでのお知らせどおり、ショートストーリーを書き終えましたので、こちらにも転載させていただきます!
約4千字、今回はなんとか「ショ
ートストーリー」の範疇に収まったのでホッとしてます。
全3話で完結予定です!
テーマは・・・公爵家のふたなりお嬢様の朝の「排精」が勤めの〇〇歳の美少年♥
【あらすじ】
・・・大正5年。
公爵家、御堂様にお仕えしている「僕」の朝一番のお勤めは、長女の澄恵様の「お世話」
今朝も澄恵様のお部屋に呼ばれた僕は、ベッドでお待ちになっている嬢様に・・・。
中途半端に終わっているようですが、一応「余韻」です(笑)
・・・書きたいのですが、この後を書くとまた数万字になりそうなので。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 20:31:25
4632文字
会話率:30%
【アルファポリスより転載
】
突然ですが、例によって連載中の小説を全てサボって新作です・・・・いつもながらスンマセン。
今回の舞台は昭和初期!それも没落家族の母子の近親○姦がテーマです!
最近ファンタジー風の作品が続いていますので
、少し違ったカラーの作品を・・・というワケでは無くて、元々明治~終戦までの近代史が大好きなもので・・・。
大正浪漫の香りを色濃く残した昭和二年・・・しかし花開く大衆文化とは裏腹に、第一次世界大戦が終結し「戦時バブル」が弾けたこの時代、全世界を金融恐慌が襲います。
当時、まだ途上国だった日本もその例に漏れず、国内は未曾有の金融危機と大不況(昭和金融恐慌)に陥ります。
当時存在した「華族」という特権階級の人々も、その混沌とした社会情勢の例外とはなり得ませんでした。
そんな華族から身を堕とした美しい母子の淫靡で残酷な物語です。
※この物語はフィクションです、実在の人物、団体、名称、組織とは一切関係ありません。
【あらすじ】
男爵・後条院家の長女として生まれた後条院貴子。
彼女も本家の窮乏から、生糸の先物取引で一代で巨万の富を手にした新進気鋭の実業家・・・当時の流行語で「成金」と言われた、真崎雅史に嫁ぎます。
華族でも下位の爵位の家は、その華やかな外見とは裏腹に内証が苦しい家も数多くありました。
そんな華族の子女が、家格に「箔」を付けたい「成金」の家に嫁ぐ・・・それは珍しいことではありませんでした。
しかし、昭和二年の金融恐慌で、先物相場が暴落、真崎雅史は一夜にして巨額の負債を負う羽目になります。
そして、金策に奔走する日々を送るなか、突然、深夜の書斎で心臓発作で急死してしまうのでした。
残された元華族、世間知らずの35歳の貴子と、一人息子の○○歳の正雄の運命やいかに・・・・。
淫靡な「ゲーム」・・・お楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 22:06:06
93544文字
会話率:32%
時は大正浪続く華やかな昭和初期。
恐慌で没落した貴族の和泉は、家柄を買われるように結婚をしたが、年上の義弟・英嗣に惹かれていく。
夫は新婚早々から冷たく向き合おうとせず、大姑のきつい言動で苛まされる日々。英嗣の笑顔と優しさだけが、暗く塞い
でいる孤独な和泉の心を救ってくれていた。
英嗣さんは義理の弟――和泉は気持ちに蓋をした。
ある夏の酷く暑かった日の夜、あまりにもつらい出来事に和泉はとうとう泣いてしまう。そして英嗣が囁いた。
「しがらみなど関係なく、和泉さんを必要としてはいけませんか?」
必要とされた嬉しさと、癒えない寂しさ、押し殺していた恋慕……。和泉は英嗣に堕ちてしまう。
瀟洒な洋館の邸宅で、華やかな帝都で続ける不埒な愛人関係。
偽りの幸福の中、関係は突然終焉を迎える。
夫との結婚も、英嗣との日々もすべて偽りだったのだ――。
※昭和初期(戦前)
アルファポリスからの転載です。加筆修正が多いですが、話の筋はそのままです
https://www.alphapolis.co.jp/novel/428150131/161178685折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 22:18:33
113948文字
会話率:43%
主人公の前島 立夫は 一代で遊郭をモノにし経営する母親、光恵の息子である
光恵は立夫を跡取りと決め迎えようとしたが
幼い時に置き去りにされた恨みで応じなかったが転機はやってきた
立夫が遊郭に入ることで 遊郭の美女たちと跡取り息子との愛欲を
巡っての争いが起きた
立夫はその中で秀でて美しい一人の娘を自分のモノにするだけでなく 有名女優にしたいと思った
そこには限りない立夫の野望が秘められていたのである
色と欲をコメディタッチで描きつつ・・できるだけ現実に近づけ 結末は感動に満ちたものに仕上げるつもりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 20:55:07
37983文字
会話率:70%
時代は大正から昭和に変わろうとしていた
日本は軍閥が睨みを利かしており、戦争への足音が高まっていたころである
そんな中で遊郭の跡取りとして入り込んだ 主人公は 女郎や芸妓たちの上に立ち
性欲のほしいままに 君臨することになるが・・
主人公に
はぬぐい切れないコンプレックスがあった それは特高の幹部になっている兄の存在だった 兄貴にだけは負けたくない・・この執念が数々の波紋を呼ぶことになった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 22:40:07
3484文字
会話率:40%
【本編完結済】新春の帝都で、一人の内侍が攫われた。皇女のお忍びに付き添った先で拐かしにあったという。
攫われたのは龍浩の幼馴染みの繭。何よりも大事な少女だ。
繭は見知らぬ馬車により連れ去られ、寝台の上で目が覚めた。そこに現れたのはここにいて
はならない人物だった。
事件を経て想いを確かめ合った幼馴染は恋人同士になり、ついに一線を超える。
ここではないどこかの和洋折衷の異世界で、旧将軍家の公爵令息(20才・無愛想)が初恋の少女(18才・わけあり)を溺愛する話。
幼馴染み、初恋、王道をキーワードに書きました。世界観モデルは明治時代や大正時代ですが、ファンタジーとして楽しんでくだされば幸いです。
★現在番外編(R18)を書きつつ本編を再構成中です。
★この作品は【姫初め2022】参加作品です。(遅刻して申し訳ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 19:00:00
53609文字
会話率:42%
奥座敷で軟禁されて育った帝国伯爵家の令嬢、久世 薫子(くぜ かおるこ)は、若くして伯爵家の下令となった 高藤 蘇芳(たかふじ すおう)の手によって籠の中から解放された。
その自由と引き換えに蘇芳から与えられる代償に脅えながら暮らす日々は、あ
る青年との出会いによって大きく変化を始める。
月下に薫る花の香が、人を愛に狂わせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 12:00:00
27263文字
会話率:31%
デリヘル嬢をしていた私は、この日も仕事に向かった。
今日の客は半年前から月一で通っているガチ恋客。部屋に入るといつものように結婚を迫られた。
客とは恋愛感情を持てない私は断る。だが、これに逆上した客は私の首に包丁を振り下ろしてきた。
段々真
っ赤になるベッドシーツ、それを見ながら私は意識を失ってしまう。
目を開けるとそこには時代劇のセットのような街並みが広がっている。
手は拘束され、連れて行かれたのは『遊郭』。
売られた先で知ったのは、私は魔力があるが魔法が使えないということ。
そう、遊郭で売買されていたのは『性』では無く、『魔力』だった。
魔力を売ることが命を奪う行為だということを知った。私と同室で生活を共にすることとなった同い年の雪兎と共に『遊郭脱走計画』を企てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 19:00:00
36044文字
会話率:39%
華族の跡取りだった菊之丞は、借金の肩に一年、武家に嫁ぐ事に‥しかも、姫としての条件付き。男と知られれば命が危うい、嫌々で嫁いだ先に待ち受けていたのは
最終更新:2022-09-11 21:07:45
471文字
会話率:57%
大正時代くらいの世界で、現人神たる稲穂神と婚姻した帝国軍人の男の、初夜の物語。
じっとりと、暗がりの中で互いに通じ合う牝と牡の交わり。
溶けるように、愛を交わしてむつみ会う。その一幕を覗き見してみませんか?
最終更新:2022-08-25 00:45:43
9740文字
会話率:24%
【ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞 応募作品】
数千年の逢瀬を経て、織姫は霊玉の力を用いて彦星と地上での転生を願う。伝説によると、成功した者は一人もいないというが…。
織姫はたった一つの愛を信じ抜くことができるか―。
※この作品は「アル
ファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 20:07:19
28512文字
会話率:47%
なんで、なんで俺なんだ…っ!
平凡な軍人である佐倉軍曹は、実は無自覚で妖をメロメロにする極上の精気の持ち主だった。
彼は美しい青年将校、如月中尉とともに、都で起こった妖の事件を極秘調査することになる。
しかし、妖を魅了する軍曹は行く先々
で妖に好かれて、襲われてエッチな目に遭ってしまう。
さらに如月中尉も佐倉軍曹に魅了され、思いを寄せるようになる。
二人は事件を無事に解決することができるのか。
そして如月中尉の思いは果たして届くのだろうか。
美人攻め×平凡受け
人外×人間
軍人×軍人
大正時代ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 09:51:07
20074文字
会話率:24%
大正五年、醜聞まみれの某男爵が人々の失笑を買った夏、明良は婚約者に会いに高原の静養所を訪れた。彼女の復讐を成し遂げたことを伝えるために。
※公式企画「Summer Night time2022」参加作品。
※ざまぁモノ
※主人公たちはハッピ
ーエンド
※微ホラー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 20:00:00
12998文字
会話率:49%
いつもと変わらない日常に飽き飽きしていた俺、早乙女颯。
幼馴染の橘雪斗と登校中に交通事故に巻き込まれる。
目を覚ますとそこは知らない世界、花の街「吉原」だった。
身体は女でもおじさんに抱かれるなんてのは絶対無理!
伝説の花魁になるために
奮闘していく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 22:53:17
3770文字
会話率:37%
かつて親殺しの疑いをかけられた結ノ助は、通りがかりの探偵に助けられた。その恩に報いるべく結ノ助は彼の助手となるが、当初の印象に反して探偵――櫻木肇は少々だらしのない人間で。
それでも傍にいたいと思ってしまうのは、救われた恩を忘れられないから
なのか……そんなある日、探偵の友人が温泉旅行の誘いを持ってくる。
顔は良いが残念な探偵×トラウマ持ち健気な助手
全4話、予約投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:00:00
23005文字
会話率:52%
ある事件のために退職した元刑事、二宮は雑踏の中に男を見かけた。彼こそは怪盗七夜――二宮が退職する原因となった事件の犯人であり、そして二宮の元同級生かつ初恋の相手。
懐かしい情に駆られ、怪盗をやめるように忠告するべく二宮は後を尾ける、が。
「ああ、二宮か。久しぶりだね。――お前から来てくれて、嬉しいよ」
突如目の前が暗くなり……気づけば、座敷牢に繋がれていた。
※怪盗アンソロジーに寄稿したものです。作者的には割とハッピーエンドですが、人にとって解釈は分かれるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 08:00:00
13276文字
会話率:48%