αの王とβだけどΩだった側近の話。
子作りしない王は誰にも勃起しないと言うので、何でも願いを叶えてくれる魔女に会いにいく側近。しかし魔女は実は魔王で側近は連れさらわれてしまうのだった……
最終更新:2022-02-06 08:03:29
9252文字
会話率:37%
よくある転生・転移モノ
死後の世界で覚醒する前世の記憶 的な
説明文は少なめで、台詞(セリフ)文は過多です。
最終更新:2022-02-04 17:47:07
10657文字
会話率:1%
俺は家族と一緒に旅行に出掛けていた。
車内では娘と妻が燥いでいる。
何処でもいるごく普通の家族だ。
ただ、俺には家族にも言えない秘密がある。
俺の秘密は異世界からの転生者という事。
前世の記憶があり、前世の俺は魔法が使えない魔導師だった。
その変わり、魔法は使えないものの、魔法に関する知識はどの魔導師よりもずば抜けていた。
ただし、その世界ではどんなに知識が優れていても、魔法が使えない者は生きて行くのに厳しい世界だった。
そんなある日、俺はある少女を守る為に命を落とす事になる。
意識を失った瞬間、どこからともなくある声がした。
『ロイス・アルバードの死亡を確認しました。死亡した事により、神スキル【転生】が発動されました』
この時の俺はさっぱりで、意味がよく分からなかった。
意識が戻ると、そこは俺が知らない異世界だった。
見知らぬ30代後半の男性の姿になっていたのだ。
今の自分の記憶と前世の記憶が混ざり合っている感じだ。
何かしらの形で前世の記憶が蘇ったのだろう。
転生した俺は、【地球】という異世界で家族と一緒に暮らしている。
2度目の人生を味わっていたその時‥‥。
再び、運命の歯車が動き始めた。
事故により、俺は2回目の死を迎えた。
妻と娘は無事だった。
2人に見送られながら、俺は息を引き取った。
再び、あの声がどこからともなく聞こえてきた。
『坂本 瞬一の死亡を確認しました。死亡した事により、神スキル【転生】が発動されました』
意識を戻すとそこはロイスの世界と似たような異世界だった。
この世界は魔法も知識も低レベルな世界だったのだ。
転生した事で得たチートなスキルを屈指し、グズでゲスな貴族である俺が規格外の貴族魔導師に成り上がっていく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 12:00:00
80584文字
会話率:46%
あるサキュバスが女神に昇格させられて異世界を任されてしまった。そんな女神とそんな女神に呼び出された転生者の話です。
最終更新:2022-02-01 16:30:57
2809文字
会話率:61%
主人公ビンカが目の前で異世界転移するのを止められなかった副騎士団長ランタナ。それ以来ランタナは、何度も何度も悪夢に苛まれ、自身を責め続け、身体を限界まで酷使し続ける。そんな彼の世話役になってしまった、ビンカの親友である聖職者アスター。彼等の
出逢いと別れの間で揺れ動く真実。残された者達はどう受け止めて生きるのか。6話完結予定のハッピーエンド。主人公はもう居ません。笑
〔副騎士団長×大司教補佐〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 21:56:58
6993文字
会話率:60%
29歳歌舞伎町ホステスが異世界転生したのは
16歳の地味な令嬢。
しかも公爵家に嫁いできた新婚ホヤホヤ。
なのになんだか様子がおかしい。
旦那様には歳の離れた幼い双子の兄妹がいて?
転生したからには幸せになりたい。
最終更新:2022-01-30 01:10:09
1578文字
会話率:12%
アラサー男子?いや・・オッサン寸前の29歳の俺(加藤卓也)が転生してしまった。パワハラ、モラハラ何でもありのブラック企業の営業職から異世界に。しかし・・
「こんな事・・ありかよ!」
思わず叫ぶがどうにもならない。滅亡しそうな騎士爵家の長男に
転生してしまったのだった。持っている知識をフル動員して生き抜く物語です。
今まで、お読み頂いた方々に感謝です!
励まされ、完結出来た事が何より嬉しいです。良いねを受け付けない設定になっていました。
修正致しました!もし、押して下さっていた方。本当に申し訳ございません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 12:00:00
1652544文字
会話率:43%
20XX年
あるゲームでちょっとした騒動が起こった。ある人は最強と呼び、またある人からは全てのステータス、職業をコンプリートした重課金の廃人と呼ばれた人物が目の前から突如として消えたのだった。
ゲームのバグか?
多くの人の目の前から
消え去った事で動揺して運営に問い合わせする人も居たが帰って来た返事は「分からない」の一言で終わった。
ではどこに消えたのか?
暫くは話題になったが徐々に人々の記憶からも消えていった。なぜならここはゲームの世界。突然消えたからと言って事件になるはずも無い。そんな忘れ去られてしまった主人公の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 12:00:00
2490855文字
会話率:49%
社会人5年目の俺は彼女も作らず(作れず?)休みはゲーム三昧の日々を送っていた。それは自由度の高いVRMMORPGである英雄伝説オンラインだ。村人Aから始めて農業の英雄を目指しても良いし、商人Aから始めて大富豪を目指しても良い。冒険者でSラン
カーになり魔王を倒す旅でも良い。貴族や王族から始めて他国と戦争し領地の争奪戦やガッツリ内政に携わっても良い。ただ、所属していた国が亡ぶと農民も商人も冒険者も王侯貴族も大変な事になる。そのあたりは現実世界と似てるかもしれない。そんなある日、俺は寝落ちして気が付くとゲームと同じ世界にいた。(ネトゲの廃人)と会社で笑われていた俺が転生した場所はゲーム序盤で滅亡した国だった。しかもその国の王子?人生詰んだ・・
序盤はエロ少ないのですみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 12:03:57
334818文字
会話率:57%
主人公は高校から家に帰る途中にある森が気になっていた。この森には通学路から細道が延びており、そこから入ることができた。好奇心に釣られるまま立ち入ってしまった彼は少し開けた場所に一軒の洋館を見つけてしまう。洋館は丸木をそのまま建築材としている
らしくミステリアスな雰囲気をしており、古びているのか苔まで至る所に生えているのが見えた。興味本位で彼は家宅に侵入したが最後、気を失った──。
※前戯等のシーンが登場する話には★を付けています。
※SEXのシーンが登場する話には☆を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 00:00:00
34381文字
会話率:34%
VRMMORPG
仮想現実大規模多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム
自由度の高いそのゲームに日本・国内の人々が夢中になった
私(主人公)もその一人でいつも通りゲームにダイブしこだわりにこだわったお気に入りのアバターで
さぁ!冒険です!と意気揚々と一歩踏み出したら
突然異世界に召喚されてしまいました
はい?魔王を倒す勇者御一行?
え?魔王はとっくに先に召喚された勇者達が倒しました?
……5年前に?
え……私どうしたらいいのでしょう?
*不定期更新
*遅筆です
とにかくヒロイン・ヒーローのいちゃいちゃが書きたかった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 21:00:00
96098文字
会話率:61%
高校1年生である桑島優輝は、恋人である草野梨沙の身体を使って性欲を満たす日々を送っていた。しかし世界そのものに違和感を覚えた彼は「本当の現実世界」で目覚める事になる…
最終更新:2022-01-19 21:40:02
14431文字
会話率:50%
とある証券会社に勤める現野獅童は、趣味に割ける時間も限られた退屈な日々を送っていた。ある日、力に目覚めた彼はもう一つの世界の存在を知る…
最終更新:2021-09-09 19:00:15
4695文字
会話率:49%
雷に打たれて悲運の最期を遂げた高校生、絵炉杉太郎。たが彼は原初の神によってあらゆる異世界を管理する権限を与えられる。彼は異界の扉を開き、好みの女を襲いまくる!
最終更新:2021-08-04 21:07:43
9360文字
会話率:46%
異世界に転移した設定の幼馴染の男女、三人の【勇者】と【魔王】との事を・・・
思い付きの行き当たりばったりで書いた。
感じの短編?です。
なので、登場している人物はその三名と、名無しのキャラの構成作品です。
絶対、読むときは期待しないで下さい
。
一応・・・初めての投稿作品です・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 19:31:05
1290文字
会話率:20%
某ソウルシリーズっぽい高難度アクションゲームに転生した元デザイナー勇者が攻略・断罪回避済みの悪役令嬢に(意図せず)追放されたところから始まるゆるゆる異世界攻略物語。
サブキャラの百合要素アリ・チート、俺TUEEE系。世界観のごった煮。グロ・
汚い要素・嘔吐描写もアリなので苦手な人はご注意ください。
こんなのが読みたい! から始めた自給自足なので不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 19:06:10
9510文字
会話率:48%
2022年2月からは閲覧できなくなります。
申し訳ありません、詳しくはお知らせをご覧ください。
《憧れてた転生先は、牢の中でした》
享年16歳の私。
転生ものに憧れていた。
何らかの形で死んでも、結構楽しい未来が待ってるんじゃないかって。
高いスペックを授かって、自分の能力を楽しむの。
仲間を集めて冒険してみたり、
思うままのスローライフが出来たり、
美形の王族や人外に愛されてみたり。
暗闇を彷徨うのかな、
使者が迎えに来るのかな。
そう期待していたけど、目を開いたらどうも違うようだった。
この作品は「N6694GE」の二次創作です。作者より許可を頂いています。
※R15作品で以前完結した同一作品の完結後結ばれたエピソードを加えているR18編です。主人公の年齢や一部セリフが変わってるので、読破済の方もお楽しみいただけますように。GL要素が少しあります、ご注意下さい。
またこちらの作品の無断転載、私利目的の無断作品悪用を固く禁止させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 11:45:27
89972文字
会話率:44%
多様な役割がある、様々なメイド達の短編集。
〈第一弾〉王宮メイドと近衛騎士団の隊長のお話です。
伯爵令嬢のアメリアは、生涯を王女殿下に捧げ仕えると決めウェイティングメイドとして王宮に勤めている。そんな中、将来有望な騎士団第一部隊長フレデリッ
クに求婚を迫られる。
〈第二弾〉王宮メイドと宰相補佐のお話です。
伯爵令嬢のリリーは、前世が日本人のパティシエだった事をある日、川に溺れたきっかけで思い出す。じきに宮廷の宰相補佐として勤める幼馴染のレジナルドを追って、16歳になり自分も王宮メイドとして仕え始めた。
〈第三弾〉王宮メイドと近衛騎士団長のお話です。
女子大生の尾崎茉莉(おさき まり)は、ある日いきなり異世界転移する。転移してすぐにガラの悪い男に絡まれている所を騎士団長イーサンに助けて貰う。
【注意】
・ゆっくり投稿です。
・前後編の読み切り短編集です。
・R18には☆付いています。
・その都度完結に設定。
・次話投稿時に再度連載設定に変更します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 00:00:28
61818文字
会話率:47%
そうだ、【姫騎士】の加護は、貫通したら卒業させることにしよう!そしてその事実も周知してしまえ…と、娯楽のためだけに、既に与えてある加護の仕様変更を行うことにした〝自称神〟が、そんな【元・姫騎士】達の姿を覗き見る話。
元はといえば、異世界転
移を果たした老年期にも差し掛かる男が特異な能力を獲得したことから始まる。
それで彼が何をするのかといえば……その世界では特にすることがないので、暇潰しも兼ねて更に別の世界に干渉することだった。時には数多の加護を授け、時には悪逆非道の輩に天罰を下し、時には神託と称してトンでもないことを申し付ける。それは彼の独断と偏見の下、箱庭ゲーム感覚で行われるのである。そして【姫騎士】たちに理不尽が振りかかることになった。
基本的に「事後」のことなので、エロス描写はあんまりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 07:00:00
54993文字
会話率:33%
異世界に転移してしまった女子大生の姫刃牙・ナイトは、戦士としての素養を身につけ、残虐な専制女王を打倒しなければならないのだ!
最終更新:2022-01-03 13:56:52
14855文字
会話率:52%
しがない地方公務員だったショウは、目が覚めると見知らぬ森の中にいた。町はすぐに見つかったが、どうもその町は普通ではなく、日本風に言うとドヤ街に近いところだった。そして、異世界転移早々に住所不定無職となっていることが判明し、ショウは一度は絶望
する。しかし、たまたま近くにいた手配師のおっさんによって日雇いの仕事を得たショウは、日雇いの仕事をこなすうち、転移がきっかけで身に着けたと思われる能力を自覚していく。能力を活かしつつ様々な人と出会っていく中で、ショウはこの世界で好き勝手に生きて、自分だけのハーレムを作ろうと決意するのであった。
初投稿です。元々自家発電用であーだこーだ書いているので、色々と拙い作品だと思いますが、よろしくお願いいたします。ご都合主義かつ設定ガバですが、ご了承ください。主人公はお金で女の子を買ったりしますが、基本無理やりしたりはしません。寝取られはありませんが、展開によっては主人公側が寝取ることはあるかもしれません。
※前戯・本番がある話には、サブタイトルに★をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 19:58:14
508512文字
会話率:57%
「僕は、何故こんなに薄汚い場所にいるんだ??」
目が覚めた、僕は何故か全裸で拘束されていた。記憶を辿るが何故ここに居るのか、何が起きたのかが全く思い出せない。ただ、誰かに僕は幽閉されて犯されていたようだ。ショックを受ける僕の元に見知らぬ男
が現れた。
なぜ、王子で最愛の婚約者が居たはずの僕はここに閉じ込められて、男に犯されたのだろう?
そして、僕を犯そうとする男が、ある提案をする。
「そうだ、ルイス、ゲームをしよう。お前が俺にその体を1回許す度に、記憶のヒントを1つやろう」
拘束されて逃げられない僕にはそれを拒む術はない。行為を行う度に男が話す失われた記憶の断片。少しずつ記憶を取り戻していくが……。
※シリアスでエロ描写も割とハード系となります。また、こちらアルファポリスにて連載していた作品となります(完結済み)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 00:00:00
8252文字
会話率:41%
『酒池肉林王と7番目の天使』の番外編を集めたものになります。
本編でカットしがちな日常や主人公・ヒロイン以外のキャラの話など、ストーリーに関わっていない話はこっちに書いておきます。
本編は残虐描写ありですが、こっちでは大してありません。
性描写はあります。
アルファポリスさんで本編・番外編共に完結済みです。ただいまこっちにもせっせとUPしています(完了しました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 23:12:15
252898文字
会話率:44%
女性向け音声作品の制作会社でディレクターを務める入社二年目の新人、漆端チノは今日も音声収録のため代官山のスタジオにやって来ていた。
声優さんが来るまでの時間で、ダミーヘッドマイク(音声作品を収録する際に使う人の頭型マイク。通称:ダミヘ)のチ
ェックを行っていたところ、突然足下の魔方陣(ダミヘに語りかける位置を指示する数字のマーク)が輝き出し異世界へと飛ばされてしまう。
飛ばされた先はユーシェント王国。更には伯爵待遇交渉官 リオン・シグセウの寝室であった。しかも突然現れたチノのことを、その夜の相手だと勘違いしたリオンは彼女を襲おうとしてしまう。
チノとしてもどうにか説明してその場から抜け出せば良かったのだが、未だかつて聞いたことのないようなリオンのイケボに囁かれているうちに心を骨抜きにされ、そのまま初めてを奪われてしまうのであった。
翌朝、人違いであることを知ったリオンは平謝り。なんでもチノのことを国家間紛争解決交渉(通称:バイノーラル・ネゴシエーション)の練習相手だと思い込んでしまっていたのである。
バイノーラル・ネゴシエーションとは……二国間で紛争が生じた際に両国から男性交渉官と女性交渉官が参加して妥協点を探り合う外交フォーマットのことである。
男性交渉官が女性交渉官に対して甘い言葉を耳元で囁いていき女性交渉官が堕とされてしまったか否かによって、国家間の紛争が解決されるという内容だ。まさに平和的な紛争解決手法なのである。
当然、女性交渉官の堕とされ度合いが高ければその国家は大きく譲歩しなければならない。
リオンは隣国ルイトロフ王国相手の近々重要なバイノーラル・ネゴシエーションが控えているものの、現在は極度のスランプに陥っている状態だった。このスランプを解消するために毎夜、練習相手を寝室に呼んでは特訓を行っていたのだが……思うような効果は表れていなかった。
ところが、そこに現れたのが現代より転移してきた漆端チノである。リオンの声に感度良く反応しイケボ音声収録に関する知識も十分。まさに練習相手としてはぴったりの存在だった。
また一緒に過ごしているうちにお互いが相手に好意を抱いていくのであった。
※2021年2月投稿作品の大幅改稿です。
※魔法のiらんどで全年齢版を公開中です。
※えちえちパートはサブタイトルに【えち】入れますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 06:00:00
137259文字
会話率:41%
女性向け音声作品の制作会社で、ディレクターを務める入社二年目の新人、漆端チノは、今日も音声収録のため代官山のスタジオにやって来ていた。
声優さんが来るまでの時間で、ダミーヘッドマイク(音声作品を収録する際に使う人の頭型マイク。通称:ダミヘ)
のチェックを行っていたところ、突然足下の魔方陣(ダミヘに語りかける位置を指示する数字のマーク)が輝き出し、異世界へと飛ばされてしまう。
飛ばされた先はユーシェント王国 伯爵待遇交渉官 リオン・シグセウの寝室であった。しかも、突然現れたチノのことを、その夜の相手だと勘違いしたリオンは彼女を襲おうとしてしまう。
チノとしても、どうにか説明してその場から抜け出せば良かったのだが、未だかつて聞いたことのないようなリオンのイケボで囁かれているうちに、心を骨抜きにされそのまま初めてを奪われてしまうのであった。
翌朝、人違いであることを知ったリオンは平謝り。なんでも、チノのことを国家間紛争解決交渉(通称:バイノーラル・ネゴシエーション)の練習相手だと思い込んでしまっていたのである。
バイノーラル・ネゴシエーションとは……二国間で紛争が生じた際に、両国から男女のペアが交渉官として参戦。男性交渉官が女性交渉官に対して甘い言葉を耳元で囁いていき、女性交渉官がどれだけ落とされたかによって、国家間の紛争が解決されるという、平和的な紛争解決手法なのである。
当然、女性交渉官の落とされ度が高かった方の国家は大きく譲歩しなければならない。
リオンは近々、重要なバイノーラル・ネゴシエーションがあるものの、現在は極度のスランプに陥っている状態だった。このスランプを解消するために毎夜、練習相手を寝室に呼んでは特訓を行っていたのだが……思うような効果は表れていなかった。
ところが、そこに現れたのが現代より転移してきた漆端チノなのである。リオンの声に感度良く反応し、しかもイケボ音声収録に関する知識も十分。まさに、練習相手としてはぴったりの存在だった。
こうした経緯から、現代へ戻る方法も分からないチノは当面の食い扶持を稼ぐため、リオン交渉官の練習用ダミヘとして生きる道を選ぶのだが、果たして……彼女の未来はいったいどうなってしまうのだろうか。
※えちえちパートはサブタイトルに【えち】入れますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 08:34:36
137436文字
会話率:40%