『咎める罪の白さ(とがめるつみのしろさ)』
世界は白く輝いていた。雪、白くて柔らかいゆき。
その中でさえ、ユキナという少女の白い髪は目立っていた。
彼女は【罪人】だ。
【罪人】とは、神の怒りに触れた者をいう。ただし、当事者を越えて子に移
ることもある。
白は、罪の証。その白さは異様で誰にも愛されない。
彼らが生きるには世界は優しくなかった。
侮辱され、時には傷つけられた。 世界は残酷だと、そう確信させた。
救われたい。
ただ、救われたいと願う。
ただそれだけを願い、善良な行いをしているのに。彼女は救われることはなかった。
「ひとつだけ、救われる方法が、ある」
ある男はその希望ともいえる言葉を残した。
それは、ある言葉で罪がリセットされる、と。
本当かどうかも分からない。けれど、彼女は、救われることを信じ、旅に出た。
そして、彼女は三人の男に出会う。
「ーーは、君を殺すよ」
そう苦しそうに呟いたのはだれ?
「それでも、あなたのそばにいたい」
彼女は救われる方法を見つけ、【罪人】から解放されるのか……?
ーーという、救済と愛の物語になる予定。
★印は大人向けの表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
※個人サイトにて『咎罪の白(きょうざいのはく)』という名で連載していました。乙女ゲー風で複数のエンディングを考えていましたが、作者の力不足により断念。
一人だけのエンディングになります。
「アルファポリス」「エブリスタ」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 18:00:00
33194文字
会話率:56%
ーーー大学入試の日いきなり現れた巨大な穴に落ちた青年は、落ちた先の異世界で神子として召喚されたのだった。しかしその国に伝わる、伝承とは似ても似つかない容姿と体躯に、罪人の烙印をおされてしまう。だがそんな神子を間一髪で救ってくれた美老年に、青
年は絆されるのだったーーーーーざっくりいうと主人公のガチムチ神子が散々な目にあう話。救いはあるけどもひたすら重い。ジェットコースターのようなドアマットが好きな人に捧げる。三話完結。非ハッピーエンド推しは一話で止まっていてほしい。
ーーーイケオジ美老年×ガチムチ美丈夫高校生偽神子ただただ地獄。地獄に咽び泣いてほしい。おじいちゃん攻めって誰得なん?と思いながら書き上げました。私は好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 00:03:11
26052文字
会話率:25%
「罪人セレティナ。王女でありながら残虐非道の限りを尽くし、果てに王太子を暗殺しようとした罪で処刑する!」
セレティナはその日、無実でありながら王太子暗殺未遂の罪を着せられ、処刑されようとしていた。
──その時。
「その処刑は待っても
らいたい」
その声とともに一人の青年が現れる。
声の主はエリクシア王国の若き『聖王』エクスフォード。
彼は処刑されようとしていたセレティナを引き取りたいと申し出た。
こうして混乱のままにエリクシア王国に連れ去られたセレティナは、突然エクスフォードに「妃になれ」と告げられ……。
※アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 10:23:06
4411文字
会話率:20%
現実よりもちょっと痴女が多くて法律がおかしい世界の話。
出来心で違法乳首ピアスを開けた高校生の優香はそのことがオナホ警察にバレてしまい、友人共々逮捕される。
罪人となった二人を待ち受けるのは恥ずかしくも気持ちいいお仕置きの数々…。こうし
て二人は自らの悪行を悔やみながらも反省アクメにドハマリしていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 18:00:00
27810文字
会話率:51%
愛を知らず、心という心は荒みきった人生を送り犯した罪を現世で‘死刑’が言い渡され、二十歳になるその年にその刑は執行された筈だった。目が開けると見知らぬ土地、見知らぬ遺跡とそこに召喚されたと思われるその世界の人達。
その世界は、異世界と
呼ばれるファンタジーな世界で罪人でもそこで呼ばれた者は何かしらの使命があると言われる。罪人は、その使命を果たす為の人生が始まる。
☆誰かの人生とBLが描きたくて始めた小説。不定期更新で鈍足亀並の進行速度の予定。予定は未定とも言える小説。残酷描写、BL要素、転生と見せかけた転移物語、性的描写も遠くない未来に書く予定、色々と詰め合わせです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 21:23:53
36597文字
会話率:50%
春。深い森で暮らすセヴァは、迷い込んだ罪人・ムゥを拾う。成り行きで同居を始めた二人は、それなりに上手くいっていた。互いの文化に戸惑い、時折は喧嘩もしながら、日々は愛おしく過ぎてゆく。
そんなある朝、ムゥの首が忽然と消えた。
困り果てる
セヴァの前に現れたのは、イツマデと鳴く一羽の青い鳥。
青い鳥に導かれ、セヴァは奇妙な旅に出る。
ムゥの首と、彼が何処かへ置いてきてしまった、季節を探して。
*この作品は、雪麻呂著『ヒュプノランタン』のセルフ二次創作です(N8345CJ)。
原作を未読でも問題ありません。むしろウエルカム。
原作と同名のキャラクターが登場しますが、必ずしも同一人物とは限りません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 07:32:38
60926文字
会話率:28%
『人殺しの少年は、罪人だらけの学園に入ることになりました』
日に日に増加する少年犯罪を徹底的に監視するべく、罪を犯した学生は、罪人の学舎──男子校の雉ヶ丘学園と女子校の桜ヶ丘学園へとそれぞれ強制転入させられるようになった日本。
人を殺
すことに快感を覚え、十四歳になるまで幾多の殺人を行ってきた少年は、十五歳の誕生日に、殺人衝動に負けて両親を殺害してしまい、雉ヶ丘学園へと入ることになった。
罪の重さがステータスとなる犯罪者だらけの学園で、人殺しの少年は燃えるような髪色の少年と出会う。その色は、殺人衝動のスイッチとなる血の色で──。
元殺し屋の少年×殺人欲求に呑まれた少年のシリアスBL
他、複数CP(直接的な表現はありませんが、リバCPが含まれます)
※殺人描写、無理矢理描写、暴力描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
【この作品は、BLoveさま、fujossyさま、エブリスタさまにも掲載しております。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 10:46:18
235649文字
会話率:49%
『人殺しの少年は、罪人だらけの学園に入ることになりました』
日に日に増加する少年犯罪を徹底的に監視するべく、罪を犯した学生は、罪人の学舎──男子校の雉ヶ丘学園と女子校の桜ヶ丘学園へとそれぞれ強制転入させられるようになった日本。
人を殺
すことに快感を覚え、十四歳になるまで幾多の殺人を行ってきた少年は、十五歳の誕生日に、殺人衝動に負けて両親を殺害してしまい、雉ヶ丘学園へと入ることになった。
罪の重さがステータスとなる犯罪者だらけの学園で、人殺しの少年は燃えるような髪色の少年と出会う。その色は、殺人衝動のスイッチとなる血の色で──。
元殺し屋の少年×殺人欲求に呑まれた少年のシリアスBL
他、複数CP(直接的な表現はありませんが、リバCPが含まれます)
※殺人描写、無理矢理描写、暴力描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
【この作品は、BLoveさま、fujossyさま、エブリスタさまにも掲載しております。】
こちらでは章ごとの更新となりますため、不定期更新です。
上記三サイトさまの方では基本的に毎日更新を行っております。(内容はすべて同じです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 18:11:17
171239文字
会話率:48%
百年前の大罪人「魔女セリニ」の血筋を絶やす使命を帯び、遠い母国ソリクトから極東の水那岐に赴任して来たルルーディ。
「血筋の者」に接触し、男女の仲になる所までは計画は上手くいっていた。
けれど、ルルーディは本気の恋をしてしまった。
殺すべき
相手の男に。魔女の子孫に。
そして、愛と使命の狭間に揺れるルルーディが見たものは驚愕すべき数々の事実だった。
※架空の世界観です。現実とは異なる部分多々あります。
※不定期どころか気まぐれ更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 13:00:24
127363文字
会話率:58%
元アイドルのレイパーが幼馴染の悪人専門の殺人鬼にターゲットにされ監禁され、他の罪人にレイプされる話。
プロットというか筋書きです。会話文ほぼなし。クリスマス用に書いていた執筆データが全部消えたので自棄になって投稿……。
元気が出たら執筆は
じめます。これは元々連載用に書いていたものの没にしたやつです。
お目汚しすみません。
すぐ消すかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 10:48:45
12975文字
会話率:9%
雨が降った。俺が半年かけても降らせることのできなかった雨が三日三晩降り続いて、空には大きな虹がかかった。
神子様万歳と本物の神子様を讃える歓声の中、俺は罪人よろしく手枷と足枷をはめて拘束されていた。
偽物の神子として糾弾された不憫な主人公
が、無愛想なイケメン騎士にお世話になったり、元恋人の第二王子に指名手配されちゃったりしながら奮闘するお話です。
※以下注意点※
・主人公が一時的にショタ化します。おにショタっぽい描写が含まれます。性描写は成人時のみの予定です。
・三角関係。年下攻め。
・主人公が可哀想な扱いを受ける描写が含まれます。
その他、連載中に注意事項が増えれば都度加筆します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 20:00:00
62498文字
会話率:45%
公開処刑されるはずの死刑囚を助けたアイナは、罪人を引き取ったために、暮らしてた街を追放される。
見知らぬ男を助けたアイナは、男が仕事を見つけて自立できるまで養うことを決めるが――。
すべてを失って尚生きる女と、奴隷として生きてきた男の物語
。
※ロマンス風小説(自称)
※こちら、アルファポリス様にも掲載しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 18:00:00
88193文字
会話率:35%
狩猟に出掛けた山中で突然の異世界転移。
頼る者のいない中で何とか狩りの腕を活かして生活していた早苗。だが、そんな異世界で惹かれた男は詐欺師だった!?
童顔で美人で性悪詐欺師なヒーローに騙されて金銭的に搾取されるけど色々力業で突き進む男前ヒ
ロインと、そんなヒロインに自分でも気付かぬ内に惹かれて行き最終的に彼女の前では情けなく子犬化する遅い思春期ヒーローの話。
本編完結済。SSや番外編をゆっくり更新予定。
こちらは短編「宿屋で勘違いされて処女を奪われました。」の連載版です。
2020.1.29 「獲物にされた猟師ちゃん」からタイトルを変更しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 21:00:00
235344文字
会話率:50%
実力主義。そう聞いていたから、聖騎士見習いの少女ユニスは何年もの間、厳しい訓練を続けてきた。しかし年に一度の剣術大会で好成績を収めても、十五歳、十六歳のときには正規の聖騎士に選出されなかった。十七歳の剣術大会では並みいる男の聖騎士見習いたち
をすべて打ち破ってついに優勝、今年こそはと思ったが、やはり聖騎士に選ばれたのはユニスよりも実力に劣る見習いたちだった。抗議をしてみれば、ユニスの父親は大罪人の汚名を受けて失踪、母親はおぞましい病で命を落としたため、その子供は不吉だから光の守護者たる聖騎士にはふさわしくないとの判断だという。──だったらもう、聖騎士なんてこっちから願い下げ! ユニスは自ら聖騎士見習いの地位を捨て、冒険者になる決意をする。ところが驚いたことに、その話を聞いた彼女の幼馴染みのラヴィニアまでが、宮廷魔術師の地位を投げ捨ててユニスについてくると言う。「ニアまでついてくることない。見習いの私とは違う。正規の宮廷魔術師の地位を捨てるなんて」「だってボクは、ユニスのことが好きだからね。ユニスのいない生活なんて耐えられないよ」「……よくそういうことを恥ずかしげもなく言うわね」「事実だから仕方ないね」 地位を捨て、その身ひとつで冒険者となった二人の少女。実力は折り紙付きの二人が、無双したり、ピンチになったり、ちょっとエッチな目に遭ったり、ドタバタ百合コメディしたりしながら、気ままに初めての冒険をする物語。
※アルファポリス、pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 20:00:00
24284文字
会話率:40%
性に奔放な悪役令嬢は、美貌を武器に学園の女王として君臨し、ハーレムを形成していた。
そんな彼女に、悪役令嬢断罪エンドの断罪人が、除籍処分を言い渡す。
「この駄犬が」
「この雌犬が」
本来ならば決して相容れない乙女ゲームの登場キャラクター
であるはずの二人が、異世界転生ヒロインの影響を受けて、互いに互いを籠絡しようと試みる話。
R18は※付き。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 00:03:25
56132文字
会話率:51%
濡れ衣を着せられ爵位をはく奪された男爵家の3姉妹。
3姉妹は罪人として奴隷に落とされ別の伯爵家に売られる。
そこで3姉妹は表に出られない身体にされ性の玩具にされひたすら妊娠と出産を強要される。
彼女たちが子供を産めなくなるまでずっと。
最終更新:2020-05-19 11:06:12
86791文字
会話率:44%
目が覚めたら、オレは記憶を失っていた。
★『スパイダー』と呼ばれるこの世界の監視役である女の話では、オレは現世で何らかの罪を犯し、今、生と死の狭間にいるらしい。
蘇る方法はたったひとつ。オレと同じ罪人である『クリミナル』の身体に、ひとりに一
匹刻まれているという蜘蛛を、三匹集めること。それが叶わなければ、この仮初の身体は消滅してしまう。
タイムリミットはあとわずか。蜘蛛を奪おうとしてくる『クリミナル』たちから逃げながら、ひとりの女性と出会った。その瞬間、現世での記憶が過る。オレはこの人を知っているんだろうか?
オレはいったい誰だ? オレの犯した罪とは何なのだろうか――?
☆自サイト、アルファポリス様に掲載されているものと同じものを投稿させて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 20:00:00
102086文字
会話率:45%
犯罪組織の若頭、アーシュ・ディ・ヴェルトハイムは、ある日、バーで美形の男と関係を持つ。その男は実は騎士で相手も自分も身分を偽りながらだんだんと惹かれ始める。騎士×犯罪者の許されない恋。アーシュの暗い過去や周辺の恋愛事情を知っていく中で二人は
どんな決断をするのか。体から始まる恋です。
※受けが攻め以外と行為している描写があります。(気持ちは伴っていません)。固定カプです。強いSM描写があります。同性婚も普通にある世界です。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 21:45:50
12049文字
会話率:57%
光の神の神託により高度な文明を築いていた人類は、突然終わりの時を迎えた。世界に破滅を引き起こしたとされる「罪人イメルディア」、イメルディアを滅ぼし人類を救ったとされる「騎士ウォルフレッド」
同じ名を持つ二人は、千年の時を経て再び巡り会う
。
ウォルフは「ウォリー」と名を偽り革命軍の傭兵をしている。
焼き討ちにあった町で、罪人の名を持つ子供「イメルディア」を保護したウォルフは、イメルディアを「メル」と呼び、育てることを決意する。
イメルディアの汚名を晴らすべく、ゆかいな仲間と共に可愛いメルの成長を見守りながら、ねじ曲げられた歴史の真相を究明していく物語。
※お知らせ
・登場人物、プロローグを差し込み投稿しました。
・R18要素含むタイトルの後に「※」入れました。(20話以降に出てきます)
・あらすじ変更しました。
※改稿を行いますが、内容に大きな変更はありません。
※予告なしでR18要素、残酷描写入ることがあります。
※不定期更新になりますが、できるだけ毎日更新していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 16:49:33
112653文字
会話率:61%
人は殺したらいけない。
それは世界共通の認識……。
だけど、きみは本当にそう断言できるだろうか?
人殺しは “悪” だろうか?
世の中には法で裁くことができない奴らがゴロゴロと溢れている。
俺は妹を殺した奴が許せない。
だが、実際に何か
行動を起こすことはできなかった。そんなある日、俺は手に入れたんだ。復讐する力を……。
俺は『正義』を問う。
※内容に問題があるかもしれません。しかし、これは表現の自由であると主張する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 23:00:00
10477文字
会話率:66%
あらすじ
ローランド一家の長男、ルエル・ローランドはある凄惨な事件を起こし、牢に入れられた。
当然ながら処刑されるはずだったのだが、その前日、牢獄に不審人物が侵入してくる。罪人コレクターだというその人物は、罪人を買い取って専門の組織(殺
し屋など)に売りさばく闇取引をしていて、処刑を免れるために取引に応じないかと持ち掛けてきた。
取り引きに応じたルエルだったが、待ち受けていたのは予想を裏切る展開だった。
※タイトルの意味は、フランス語で「眼を騙す」という意味らしいですが、作者は「騙し絵」の意味で使っています。
また、作中に登場する精神的な病についての解釈は完全にフィクションです。正確な資料や表現ではありませんので、そこをご理解ください。
BLシーンはゆるめで、どちらかと言えば人間の精神的な話という感じです。残酷なシーンや不快に思われる描写があるかもしれません。そこのところをよく注意して読まれてください。不快に思われたらただちに閉じることをお勧めします。
人気は出ないでしょうが、いずれ個人的にシリーズ化したらもっとBL描写を増やしたいと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 10:24:09
29633文字
会話率:38%