セルヴィエール辺境伯領に突如として現れた、巨大な黒い船。
その内部に広がるダンジョンには、命知らずの冒険者たちを魅了する財宝が隠されていた。
腕自慢の男たちは力を誇示するために船に乗り込む。それが、美しくも残酷な淫魔姫の罠とも知らずに。
最強の淫魔姫にとって人間は最上の御馳走であり、ライオンと餌の間に勝負は成り立たない。その欲望は冒険者たちを、竜の公女を、褐色肌の騎士娘を飲み込んでいく。
これは、魔界より訪れた淫魔の姫君の晩餐にまつわる御伽噺。
※主人公は最強なので、基本的には逆転要素はありません。ただし時々気まぐれでガード下げたりします。
※主人公含めて時々ふたなり化します。
※ソフト気味ですが捕食描写あり(食べる側)
※暴力描写あり(振るう側)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 22:30:00
217410文字
会話率:29%
サラベール国のラズリー公爵家の長女、ヴィオレッタ・ラズリーは幼い頃から御伽噺が好きで、いつか自分も素敵な王子様と恋に落ち、結婚をして幸せに過ごすことに憧れていた。
実の父と義母、義妹に虐げられて過ごす、ヴィオレッタは婚約者である王太子アルバ
ート・サラベールに恋をしており、愛し愛される幸せな生活を送ることを望んでいた。
しかし、婚約者であるアルバートは異世界から来た巫女のアカネと愛し合うようになり、ヴィオレッタは身に覚えのない罪を着せられ国外追放となる。
すぐに国外へ連行されることになったが、馬車が襲撃を受けヴィオレッタは意識を失った。
次に目を覚ますと見知らぬ部屋におり、施錠された部屋のため外に出ることはできない。
そこへ訪れて来たのは元婚約者であるアルバートだった…。
※不憫なヒロインの物語です。
※ヒーローは歪んだひどい人間です。
※R18は予告なく入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:00:00
65639文字
会話率:27%
得た者に神力を与えるという玉兎を用いることで超大国たらんとする西の大陸国家は、ついに玉兎の住む月面への着陸に王手をかける。我が国は、度重なる失敗により後がなくなってしまった。こうした状況下、玉兎と縁深い月人の末裔を称する名家、竹木家の一人娘
である|竹木桂子《たけき けいこ》は、自らのチカラを用いることを進言し、月への出征を志願する。切迫する状況下、桂子は結婚を果たしフィアンセとの束の間の逢瀬を楽しむが、西戎の魔の手はそんな平穏さえも許さない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:43:29
52856文字
会話率:63%
『夜の闇にはヒトならざる者が住む。
二足で立ち上がり、火を使い、ヒトはいつしか狩られることを忘れた。しかしヒトは生態系の頂点に立ったわけではない。平安時代の書物には『最も恐ろしきは夜の闇。獣の如き牙で噛み付き血を啜る悪鬼あり』とあ
る。源平の世でも鬼を討った武士の話が多く描かれた。一説によると、防人は大陸より新たに渡ってくる鬼を討伐するために置かれたのだという。
彼等から逃れるため、ヒトは火の扱いを覚え、やがては電気を発明して夜の闇を灯りで滅した。科学が発展するにつれてヒトは夜闇への恐怖を忘れ、彼等は御伽噺の怪物に姿を変えた。
しかしそれは誤りである。この日記も世に出ることはなかろうが、もし読む者がいれば信じて欲しい。彼等は確かに存在している。この科学に溢れた現代でも彼等は確かにヒトの血を啜っているのだ。
もう私は長くないだろう。知りすぎた者を追ってくるのは彼等だけではない。それを伝えようとしているならば尚更だ。
発祥地とされる欧州に始まり、世界中に散らばる彼等の呼び名は国々で違うが日本ではこう呼ばれている。
血を吸う悪鬼……吸血鬼と──』
これは古い古い吸血鬼の物語。
ヒトである記憶を持たない始祖であるその男の名はレイ。数千年の長い生涯、人間達の営みによって目まぐるしく変わる世界で吸血鬼の生き方も変わってきた。
しかし彼は生き方を変えない。腹が減れば狩りに出て、女を襲い、犯し、生き血を貪る。
これはそんな一人の吸血鬼の生き様を描いた、信じるも信じないも、恐れるも憧れるも嫌悪するも全て貴方次第の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 20:22:38
67452文字
会話率:42%
かつて人と人ならざるものが対立していたのもはるか昔の話
超常なる存在はすでにその力の大半を失っていた
しかし、それ故に苦悩を抱えながらも現代を生きる半妖達の姿があった。
これは最後の御伽噺。そして、他愛のない恋物語。
最終更新:2023-11-08 19:28:08
10088文字
会話率:53%
皆から恐れられている大きな国の王様が求めた世話人の条件は「学がなく、口がきけぬ者」そして雇われたのはその条件にぴたりと当てはまり、感情に乏しく、貧相な体をした平凡な男。二人が共に日々を過ごし、成長していく小さな物語。物語口調で話がすすんでい
きますので苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:43:55
45480文字
会話率:14%
戦場(いくさば)には鬼が出る。
その土地では有名な話だった。その鬼はたいそう美しい少年の姿をしていて、出くわした者全てを喰ってしまうのだという。正確には、出くわした者が皆、その姿に魅了されて喜んでその身を差し出してしまうのだそうだ――。
鬼に育てられた人間と鬼のお話。
何度も何度も捨てようとする鬼に、人間はとうとう行動に出る。
※ほのぼのは残念ながらログアウトしました。残骸が残っています。
※流血沙汰注意
※7話完結(大幅に改稿しました。大筋は変わっていません)
※アルファポリス様と自サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 01:22:24
20096文字
会話率:35%
恋人や結婚に並ならぬ憧れを抱きながらも何故か誰ともそういう関係になれずへこんでいた受けが、婚約者に迎えに来てもらって幸せになる話。御伽噺系、異界連れ去りや神隠しの風味。
・主に人型の人外攻(角あり、スリット陰茎、大量精液。後日談のみちょっと
竜姦)
・人外の尺度は人と違う。多少不穏な見方もできるが当人たちは至って幸せ。完全合意ながら婚約当時の受けは子供。
・タイトルに*がエロ有。
・pixiv、アルファポリスに同一作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 20:00:00
20940文字
会話率:43%
人に仇なす魔物が棲む異世界。
大陸の全てを支配領域に持つ国があった。
一人の男がいた。
主君を捨て、家名を捨て、故郷を捨てた、流浪の剣士ランスォード。
寂れた裏街道で、彼は魔物の集団に襲われる娘を助けた。
まるで御伽噺の中から抜け出たような
美しい貴族の娘アストレア。
帰る所も行く所もないと語る彼女の境遇を聞き、荒み掛けていた男に、何かが芽生えた。
「なら、姫さん。俺と一緒に来るか?」
剣士は彼女を生死不明とし、惹かれ合った二人は夫婦となった。
新たな居場所を探す、二人の旅が始まった。
※「面白い!」「続き読みたい!」など思われた方は、是非ブックマーク、いいねを宜しくお願い申し上げます!
※して頂けるのなら作者のモチベーションも上がりますかと、存じます。
※ご感想頂ければ幸いです
※pixivで連載してるものです
https://www.pixiv.net/novel/series/9628945
※内容は一切変わりません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 12:00:00
159052文字
会話率:28%
~魔王再臨編~ 2023年1月1日【北部三国編】更新!!!
魔術と超常の力が蔓延る異世界ファルティオーナ。魔王との大戦から数年。躍進した七教会による近代化が進む時代。とある一人の少年の旅が始まる。移ろいゆく世に零れ落ちる少女達を伴としなが
ら。これは聖女と魔王の物語。少年と少女の御伽噺。あるいは笑みを浮かべる男と涙を浮かべる女の儚くも密やかな寝物語。ダークでプラトニックな王道ファンタジー【聖娼館ハルトゥム】絶賛連載中!!!
幸の掴み方を心得よ。
されば、それはいつもそこにある。
*今までのあらすじを全てX活動報告の方へと移す事になりました。第一章以降のあらすじが見たい場合はご足労ですが、X活動報告の方からご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 00:00:00
4177313文字
会話率:31%
おちこぼれ魔女のエリゼは、魔女としてだけでは生活していけなくなったため、領主である伯爵のベルナール・バルシュミーデのお屋敷でメイドとして働くことに。魔女として働くことは内緒にしていたのだけれど、なんとベルナールにあっけなくその正体を見破ら
れてしまう。なんでもベルナールは男性機能が不能となる呪いをかけられており、それを解いてくれる魔女を探していたというのだ。
さっそくはりきってベルナールの呪いを解こうとするエリゼ。ベルナールの股間を応援したり、魔方陣を描いて杖で叩いたり……。様々な方法をためすうちに、ふたりは互いに惹かれあっていき……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 13:37:27
16632文字
会話率:56%
要するに御伽噺。和洋折衷。
最終更新:2022-03-24 03:20:30
116644文字
会話率:53%
要するに御伽噺。和洋折衷。
キーワード:
最終更新:2022-03-20 01:50:04
137499文字
会話率:53%
要するにおとぎ話。和洋折衷。
最終更新:2022-03-15 03:20:26
153138文字
会話率:52%
悪名高い魔術師、麗筆。その名は『災厄』や『白の賢者』などの二つ名とともに知れ渡っているが、めったに人前に姿を表さないことから御伽噺の登場人物のような扱いをされている。
しかし、彼に目をつけられたら、そんな呑気なことは言っていられない。
それは異世界の大いなる存在であってもそうだ。
今回は別次元のドラゴンのところへ出かけて生態調査! 迷惑ばかりかける麗筆だが、そうそう上手いことばかりはいかないようで。
この作品は「N0661EU」の二次創作です。私が作者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 12:45:37
8933文字
会話率:67%
浦島太郎変態バージョンです(笑)。
口調は現代調になります。
最終更新:2021-11-29 15:56:52
5654文字
会話率:34%
主人公のルークは、生まれた時から自分のものではない記憶を持っていた。とはいえ、特に事件が起きることもなく、記憶は自分だけの御伽噺だと思い普通の子どもとして暮らしていた。そんな中、村には大人に連れられて、ある少年がやってきた。
多分自分の前
世なのかな、という記憶を持って生まれてきた主人公が、世界を救う勇者様と共に旅に出る話。
とはいうものの旅の中身はほぼ無いです。
前世の自分=今の自分ではないので異世界転生要素は薄いです。
R描写無し。
脇役の仲間で男性も女性も出ます。
本編は前後編で終わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 13:25:08
22160文字
会話率:29%
とくに尊くはない百合です
最終更新:2021-10-26 03:22:12
8266文字
会話率:24%
御伽噺的な雰囲気の、太陽(攻め)と星(受け)の恋物語です。
前後編です。
昼を照らす太陽と、夜を見張る星。出逢う筈のなかった二つの光は惹かれ合い、恋に落ちた。
燃える太陽が触れれば、凍てつく星は火傷を負う。星の凍れる温度に触れれば、太陽も
また凍傷を負う。それでも二つの輝きは、寄り添い合いたかった。
【注意事項】
・手放しのハッピーエンドではないです。受け取り方によっては後味が悪くお感じになるかも知れません。
・前編に、攻めがモブにキスされる描写があります。
・後編に、性的表現と痛々しい描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 11:55:14
20309文字
会話率:38%
アリサは小国の大統領の娘であり、科学者だ。この世界にはの科学者により作られた子供が5人いる。それがギフィテッドチルドレン。その一人がアリサだ。天才的な頭脳を計画的に授けられた。
この化学大国にして小さな国アーリアの。そのアリサはいつも月夜
の晩に愛しい誰かを思い出していた。ある月夜の晩にレオンという王子と出逢い、アリサは思い出す。自分は彼の恋人のアメリアであったことを。月夜の御伽噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 04:27:46
3596文字
会話率:25%
「俺さ、SEXするときは絶対にカメラ回すから、何があったか、見てみようよ」
10年前のその言葉で私の運命は大きく変わった。
自分のセックスを撮影される、そしてそれを見ながらまたセックスをする。
そんな日々が突然始まり、センパイの卒業で突然
終わった。
たった2年間のセックス漬けの日々の感触に、私の人生は掴まれ続けた。
そしてそんな日々も、唐突に終わりがやってきたのだ。
一人として同じ人間がいないのならば、一つとして同じ形の出会いはないのだろう。
私たちの出会いを出来すぎと採るか、運命と採るか
巡り合わせと採るか、地場の引力と採るか
ただ私は、私の運命の果てにあの日、あの人に逢ったのです。
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裏垢女子
本名: 姫城佳澄 (ひめぎかすみ)
HN: カスシロ
24歳(28)
零細法律事務所事務兼秘書。
仕事のストレスをエロ裏垢で発散。
親に結婚を散々せっつかれてきたが、いよいよ逃げられず見合いをセッティングされてしまう
相手の男
HN: カワノユクエ
28歳(24)
入社2年目の会社員(設計士)。
大学の頃から裏垢女子のファン
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※ ノクターンノベルズ、ムーンライトノベルズ、ミッドナイトノベルズ合同の期間限定企画である「春の短編祭」参加作品です。
※ 普段レイプや凌辱、NTRを書いている作者ですが、それらは一切出てきません。御伽噺のようなハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 10:00:00
27390文字
会話率:11%
春。深い森で暮らすセヴァは、迷い込んだ罪人・ムゥを拾う。成り行きで同居を始めた二人は、それなりに上手くいっていた。互いの文化に戸惑い、時折は喧嘩もしながら、日々は愛おしく過ぎてゆく。
そんなある朝、ムゥの首が忽然と消えた。
困り果てる
セヴァの前に現れたのは、イツマデと鳴く一羽の青い鳥。
青い鳥に導かれ、セヴァは奇妙な旅に出る。
ムゥの首と、彼が何処かへ置いてきてしまった、季節を探して。
*この作品は、雪麻呂著『ヒュプノランタン』のセルフ二次創作です(N8345CJ)。
原作を未読でも問題ありません。むしろウエルカム。
原作と同名のキャラクターが登場しますが、必ずしも同一人物とは限りません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 07:32:38
60926文字
会話率:28%