小国メヌグの王女であるリリ・ヨヨトナ・メヌグは七歳から二十一歳までメヌグの神に仕えた姫神子。任期を終えたのもつかの間、すぐに父である王に「ロッハ王国の第四王子、ディデレク・ザッハ・ロッハと婚約することになった」と告げられる。
婚約したもの
の、ディデレクの年齢は十四歳でなんと未成年! 成人の十六歳になるまでは結婚ができないために、その間ロッハ王立の寄宿学校でディデレクと共に学ぶことを打診される。了承したリリはロッハに渡って二年を過ごしたが、ディデレクの成人と学校卒業が間近となったその時。
「メヌグの第二王女リリ・ヨヨトナ・メヌグ! 今この瞬間を以て貴女との婚約を解消する!」と宣言されてしまったのだった。
当然ながら困るリリだったが、留学生活を支えてくれた教師であるシゼット・コーパスが助けに来てくれて――?!
婚約破棄から始まる 年上生徒×年下教師モノ。
全4話で完結まで予約投稿済みです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 12:00:00
18751文字
会話率:68%
プネウマ・プシュケー・プルモ王国の第一王女である、ミモザ・プリシラ・オルドビーニは美姫として有名ではあるが、ちょっぴり天然で楽観的な王女様。
そんなある日、プネウマ・プシュケー・プルモ王国と友好国である、コル・カルディヤ王国で開催された舞
踏会に出席したミモザは、コル・カルディヤ王国の第一王子、ゲオルク・アンドリュース・サミューレが何故か全裸に見えてしまうという摩訶不思議な現象が起きていた。
生まれて初めて見る『男の証』に興味津々なミモザは好奇心には勝てなくて、思わずゲオルクの股間を掴んでしまった!
しかしゲオルクは激怒するどころか、天真爛漫で破天荒なミモザを愛するようになり、熱烈なプロポーズをするのであった。
明るく天然で純真無垢なお姫様が、生真面目な婚約者である王太子殿下の股間に夢中になる、ハチャメチャでハッピーなラブコメディ!
この作品は【 政略結婚で王室に嫁いだ公爵令嬢は、夫である美形な王子様からいつの間にか溺愛されてます。】のスピンオフ作品になります。
【 政略結婚で王室に嫁いだ~~ 】は、シリアスで切ない純愛ストーリーですが、今作は雰囲気がガラリと変わり明るいラブコメです。
しかもメチャクチャな設定なので、あまり深く考えずに、あくまでフィクションの1つとして楽しんでもらえたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 17:06:27
24596文字
会話率:35%
その日、長年圧政に苦しめられてきたクゼータは、卑しい生まれの第三王子の手で解放された。
慈善活動をしていた末の第五王女ルティアだけは、新王ラクウェルの粛清を免れるものの、新たな騎士団長となった平民、イリウスへ降嫁するよう命じられる。
そして
初夜、ルティアは散々に凌辱された。
自分の行為を偽善だと言った兄を思い出し、この待遇こそが自分への罰なのだろうかと嘆くルティア。そんなルティアを愛していると言う一方で、彼女の常識を否定し、支配しようとするイリウス。
果たして二人は分かり合うことができるのか――
ヒロインもヒーローも性格悪いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 21:00:00
134103文字
会話率:50%
レノアール地方にある海を隔てた二つの大国、ルビナとセネルは昔から敵対国家として存在していたけれど、この度、セネルの方から各国の繁栄の為に和平条約を結びたいと申し出があった。
それというのも、セネルの世継ぎであるシューベルトがルビナの第二王
女、リリナに一目惚れした事がきっかけだった。
しかしリリナは母親に溺愛されている事、シューベルトは女好きのクズ王子と噂されている事から嫁がせたくない王妃は義理の娘で第一王女のエリスに嫁ぐよう命令する。
リリナには好きな時に会えるという条件付きで結婚に応じたシューベルトは当然エリスに見向きもせず、エリスは味方の居ない敵国で孤独な結婚生活を送る事になってしまう。
そして、結婚生活から半年程経ったある日、シューベルトとリリナが話をしている場に偶然居合わせ、実はこの結婚が自分を陥れるものだったと知ってしまい、殺されかける。
何とか逃げる事に成功したエリスはひたすら逃げ続け、力尽きて森の中で生き倒れているところを一人の男に助けられた。
そして、その男との出逢いがエリスの運命を大きく変えていく事になるのだった――。
全てを奪われた姫が辺境地に住む謎の男に溺愛されながら自分を陥れた者たちに復讐をして居場所を取り戻す、成り上がりラブストーリー。
※他サイト様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 15:36:43
7467文字
会話率:28%
王家熱を発症した者が女王になれる国の王女サンドラは、よりにもよって堅物騎士のジュールの前で発症してしまう。
王家熱を発症すると発情し、より多くの子孫を残そうとする。サンドラは抗えない衝動にジュールを襲ってしまいそうになるが、ジュールの理
性により事なきを得る。しかし発情の感覚は次第に短くなっていく。サンドラの為に、発散には付き合うが決して一線を越えないジュール。しかし体内に子種を与えられない限りサンドラの疼きが治まる事はなく、悶々とした日々が募っていく。
女王は、ジュールの代わりに他国の王子にサンドラの相手を頼むが……。
発情王女と堅物騎士の悶々ラブストーリー(あて馬王子います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 12:22:19
41239文字
会話率:62%
発情王女と堅ぶつ騎士の悶々ラブストーリー(あて馬王子います)
王家熱を発症した者が女王になれる国の王女サンドラは、よりにもよって堅ぶつ騎士団長のジュールの前で発症してしまう。
王家熱を発症すると発情し、より多くの子孫を残そうとする。サ
ンドラは抗えない衝動にジュールを襲ってしまいそうになるが、ジュールの理性により事なきを得る。しかし発情の感覚は次第に短くなっていく。サンドラの為に、発散には付き合うが決して一線を越えないジュール。しかし体内に子種を与えられない限り、サンドラの疼きが治まる事はなく、悶々とした日々が募っていく。
女王は、ジュールの代わりに他国の王子にサンドラの相手を頼むが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 02:07:41
41342文字
会話率:62%
王宮から逃げるように王立寄宿学校に入学した王女と王子の姉弟にとって、安息の地は学校敷地内にある一画、通称『ヘスペリデスの園』だけだった。
しかし二人のかりそめの平穏も、隣国から帰国した編入生の辺境伯嫡男がその庭に迷い込んだことで脅かされてい
くことになる。
少し皮肉っぽくて機知に富んだ美丈夫・辺境伯嫡男
×
人嫌いで生真面目でじつは勝ち気な美人・廃嫡王子
◇
小説初心者です。
書き溜めが少なく更新が滞るかもしれませんが、完結までがんばります!
一章ごとにストーリーは完結する予定です。
この作品は他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:00:00
23366文字
会話率:28%
「俺がお前を立派な女王にしてやるよ」なんて……上から目線もいいところですっ!
ティタ王国の第二王女であるセッティミアには王位継承権がある。しかし、その順位は一桁代後半であり、回ってくることはないと考えていた。
さらには五つ年上の姉が自国の
有力貴族に降嫁したこともあり、セッティミアもいずれはそうなる運命だと思っていた。
だが、第三王子である兄が起こした反乱により、王家は崩壊。両親、そして第一王子と第二王子は殺され、犯人である第三王子は逃亡。国は混乱の渦中に放り込まれることに。
このままではこの国が崩壊する――。
その危機感を抱いた大臣たちは、残った王位継承者であるセッティミアに女王になってほしいと打診してくる。
けれど、今まで女王になるための教育など受けてこなかったセッティミアにとって、それは無茶ぶりもいいところで……。
でも、この国がこのまま崩壊していくのは見ていられない。
そう思ったセッティミアは、有能な補佐をつけてもらうことを条件に承諾。
そしてやってきたのは――補佐兼教育係となる男グイドだった。
「こんなことも出来ないのか? 王女殿下?」
「本当にあなたって気に食わないわ!」
気がついたら喧嘩ばかりの毎日。なのに、なんだか気がついたら……彼のことが気になって仕方がない。
しかも、ひょんなことからセッティミアはグイドと身体の関係を持ってしまって――……!?
傲慢な教育係(元有能な冷酷公爵)×いきなり女王になってしまった第二王女殿下。
二人の×××でほんのりと甘い逃げられない恋のお話。
――
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 18:28:12
1474文字
会話率:29%
幼い頃から周囲に虐げられてきた王女が、隻眼の皇太子と出会って幸せになるまでお話。
エグマリン国の第二王女アルエットは、幼い頃に母を亡くし、血の繋がらない姉や王妃によって嫌がらせを受けてきた。謂れのない罪で、ひと気のない真冬の避暑地に送られ
るが、そこで出会ったのが隻眼の青年――クライノート帝国の皇太子フェザンだった。
互いの正体を詮索しない約束だったが、それでも一緒に過ごすうちに彼に惹かれる心は止められない。
一方、フェザンは彼女を幸せにするために、大きな決断をして……!?
※Rシーンにはタイトルに「※」印をつけています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 07:00:00
114340文字
会話率:44%
エリーティアは、両親の形見の竪琴の音色を心の支えに、男爵家で働いていた。ある日彼女は妖精のようなかわいらしい令嬢ララに出会う。エリーティアと過ごすことで心の傷をいやすことができたララに、兄のロランと共に王城へ一緒に来てほしいと頼まれ、了承す
る。
二人が実は国の王太子、王女と知って驚くエリーティア。さらに麗しいロランに優しくされてときめきが止まらない。でも想いが通じる相手ではない――のに、いきなり彼からキスされて!? 「君しか愛せない」なんて、夢ですよね? 身分差ありすぎですよ、ロラン様。からかわれてるだけなんだと卑屈になりながらも、強引で甘い誘いを断れない。一方で王妃からは嫌がらせをされて、冷たい雨の中に放り出され……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 21:00:00
32755文字
会話率:43%
アレス王国には三人の王女がいる。第一王女のヴィクトリア、第二王女のグレースは王妃が生んだ子どもだが、末の王女のキーラは国王が王妃の小間使いだった女に生ませた子どもだった。
王国では、王侯貴族だけが魔力を持つことができる。そのため、キーラと
同じ母から生まれた魔力なしの妹弟は王族とは認められていない。
小間使いの分際で王の寵愛を受けたキーラの母は王妃に疎まれ、キーラたち一家は生まれた時から差別され、蔑まれて生きてきた。そんなキーラの夢は「祖父と母と姉弟たちが何の心配もなく毎日幸せに暮らせること」
王国では20年に一度、18歳以上の王の子どもたちが魔王の財宝を守るドラゴンを討伐するという祭事があった。だが今までドラゴンなど一度も現れたこともなく、討伐は形ばかりの出来レース。
彼らは討伐に参加する前に、一生の相棒となる魔獣を召喚する儀式を行う。しかしキーラが召喚したのは、前代未聞の世にも美しい若い男の姿をした魔獣だった。
その上、討伐に本物のドラゴンが現れて国は大騒ぎになり……!?
普通に生きたいだけなのに、最凶の魔王さまに溺愛され翻弄される苦労人王子のちょっとエッチで元気がでるラブコメです。
※最凶魔王(銀髪美少年18歳)×苦労人主人公(金髪碧眼19歳)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 01:00:00
15151文字
会話率:39%
中性的な魅力を持つ第三王女のニアは、隣国ラミュール王国のパーティーに参加する。花嫁候補を見つけたいらしいが、ニアは興味がない。なのに第二王子に目をつけられ、それから逃げるうちに王位継承権を放棄した足の悪い第一王子を気にかけるようになってしま
う。※ご都合なんちゃって貴族世界折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 21:22:40
11079文字
会話率:46%
インドで奴隷以下として暮らしていたやせっぽちの汚い少女はひょんなことからスペイン王子の侍女となり王子に飼われる事になる。しかし王子には隣国の王女が嫁いできて。侍女になった少女はそこはかとなく苛立つ。王子は人を愛せないサイコパス。彼らの妙な三
角関係が始まった。
あなたが深い闇夜に生きているならずっと一緒に星を探し続けていたい。涙が出ないくらい苦しいのならずっと背中をなぜてあげる。あなたのいる牢獄島に花が咲く事を祈る。塗りつぶしてあげる。子ども時代なんて。あなたがおばあちゃんになって死ぬ時に走馬灯でみるのはそんなに悪くない人生よ。だから私ときて。一緒に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 09:36:43
9208文字
会話率:12%
アマゾナイトノベルズ様より、2023年4月4日、電子書籍で配信されました。
(元タイトル・この度、首席を争っていた男と婚約しました。)
ヴィクトリアは侯爵令嬢であるが、敬愛する王女殿下の近衛騎士になることを夢見ていた。しかしその条件であ
る「騎士になりたければ学園の騎士クラスを首席卒業すること。出来なければ親が決めた相手と結婚してもらう」という父親との約束を果たせなかった。ずっと首席を争っていた孤児の男に負けたからだ。
なんとお見合い相手はヴィクトリアに首席を譲らなかったジークで、彼はある侯爵の元跡取りの忘れ形見だった。更にヴィクトリアと結婚したかったから一位をキープし、侯爵の養子となったらしい。
なんだかんだで言いくるめられヴィクトリアはジークと婚約することに…
これは真っ直ぐな性格をした恋愛初心者の脳筋娘(ちょろい)と、ヒロインのことが好き過ぎるチートなヒーロー(ちょろい)とのラブコメ話です。
※設定がゆるふわなので、矛盾点もあると思います。
また、女性を軽視するような表現もあるので気をつけて下さい。
話の都合上、ヒーロー以外に襲われる展開があります。
がっつり性的描写のシーンがあるときはタイトルの後ろに※マークをつけていますが、ゆるめの場合はついていません。
本編完結しました。今後は番外編をのんびり更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 22:30:08
102405文字
会話率:40%
双子の兄(竜王子)の妹(竜姫)に対する狂愛。
竜姫と彼女の寵姫クレハの歪んでいく愛情と性癖。
四人の愛が交差する時、境界線すらも消し去りぐちゃぐちゃに混ざり合う。四人の愛は、”異常”。
獣人の住む竜王の統べる国、ドラファルト。ここ
は竜王の統べる弱肉強食、男尊女卑の顕著な国。
雄や高位の者の言う事が絶対であり、独自の淫習を持ち男性(雄)が優位に立つそんな国だ。
その国の第一王女として生を受けた竜姫リューイには寵愛を捧げる相手がいた。
自身の専属メイドのクレハである。
ある日、リューイは自身も知らなかった秘密を知ってしまう。
それは夜、彼女が眠りにつくと行われる、閨での禁断の秘め事。
兄である双子の王子からの常軌を逸したものだった。
この獣欲の渦に呑み込まれた四人の辿り着く先に、光はあるのか?
これは竜姫リューイが、最愛の恋人クレハとの未来を夢見て希望を持ち続ける儚い恋物語。
***注意書き***
・主人公の女性二人は恋人です。GL描写があります。
・双子は異母兄弟ですが、禁断の愛です。本小説は近親相姦を勧めるものではありません。
・獣人族の話です。雄、雌表現があります。独自の単語があります。
・無理矢理・レイプ描写があります。スライム姦あり。
・結末のないダークエンドですが、女性主人公はいずれ別で投稿中の本編にてハッピーエンドを迎えます。ご安心下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 21:03:39
16012文字
会話率:35%
ずっと姉である第一王女の教育の元、虐げられてきた第二王女のチェルシー。
第一王女の言いなりだったチェルシーが敵対国の者であるジュノと出会い、初めて自分の為だけの、ただ一つの選択をするお話。
※他サイトに掲載しているものに、R18描写を
加筆したものになります。
※このお話は、「家出王女は平穏に暮らしたい」という作品の親世代の話となります。
ざまぁはありません。
(親世代では)ざまぁはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 21:22:23
13717文字
会話率:40%
コンビニから出たらそこは異世界だった!
迷い人として暮らす事となった私は「男なら王女と、女なら王子と結婚する事になる」と聞かされ、王子が大の女嫌いな事を知り、高身長の為に男だと思われている事を逆手に取り男になる事を決意した。
が、そこそこあ
る胸を指摘されて思わず「私の国では女性の心を持ったオネエと呼ばれる男がいて、私もその一人です」と言ってしまった事でオネエとして生きていく事になってしまった(自業自得...トホホ)。
王子の元で働く事になったのだが、オネエ宣言している私に何故かグイグイ来る王子。
え?実は男色?あ、違うの...では何故?!
何だか溺愛されてません?
ちょっと!どこ触ってるんですか?!
甘くて蕩けるような王子からは逃げられない?!
※設定ゆるゆるです。難しく考えずに楽しんで頂けたらいいなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 19:00:00
93051文字
会話率:30%
令嬢ヨアンナは、顔にある痘痕が理由で婚約が決まらないでいた。そんな折、父親から次の誕生日を迎える前に結婚相手が見つからなければ、修道院送りにすると宣告される。
彼女は結婚相手を探すために渋々夜会に参加するが、引っ込み思案が故上手くいかない。
しかしある夜会で、ヨアンナは大国ラフタシュの王女テレサに気に入られる。そして彼女は王室の宮殿に招かれ、テレサの兄ヘンリクと出会う。やがて三人は事ある毎に行動を共にするようになる。
奔放な兄妹と過ごす日々は、いつしかヨアンナの生活を彩っていく。やがて彼女はヘンリクへの恋心に気付くが、別れの日は刻一刻と迫っていた。
+なろうにてR15版掲載有り。
+他サイト掲載有り。
+関連作品
「嫉妬は深愛のはじまり〜報復として結婚させられたら皇太子に溺愛されました〜」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 23:46:41
19957文字
会話率:53%
死の砂漠にあるのは、水の枯れ跡、干からびた作物、そして砂に埋もれた骸の欠片。
『クシャ川』の清流により栄華を築き上げた砂漠の大国『クシャト王国』は、王族や大富豪の我儘や強欲により、かつての面影を失っていた。
クシャトの王都で花屋を営む
青年『サラハ』は、死にゆく国に心を痛めつつ、花と娼婦に慰められるだけの乾いた日々を過ごしていた。
ある日、彼の前に植物と話ができる力を持つという異国の娘『ワルダ』が現れ、「クシャトの第二王子の妻になりたいから協力して欲しい」とお願いをされる。
クシャトの第二王子は一番有力な次期国王候補であった。
サラハは、ワルダに疑念を抱きながらも協力を受け入れる。
ワルダの一筋の願いの裏には、『飢えで苦しむクシャトを救いたい』というクシャトの女の子の遺志と、花を愛するクシャトの第十王子への想いがあった。
ワルダの純真で真っすぐな気持ちに触れ、惹かれていくサラハだったが、生と死の狭間にいるクシャト王国と彼女への想いに苦悩する。
『花が美しく咲き誇る国は、繁栄と平和が続いている証である』――異国からクシャトに嫁ぎ、また王女であった『母』の教え。
そして、クシャトの第十王子サラハ・ナジーブ・クシャトはすべての運命を左右する大きな決断を下す。
※不快表現がそれなりにあります。
※エロ描写のある話にはサブタイトルの末尾に「※」をつけます。
※更新速度は、早くなったり遅くなったりと不安定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 00:11:00
255955文字
会話率:43%
かつては聖女として持て囃されていたロトニナは、現在は人里離れた山岳地帯に結界を張り、一人で暮らしていた。
慎ましい生活を送るロトニナだったが、ある日彼女は丘の上で『ご馳走』を見つける。丘の上では黒い飛竜が傷つき、倒れていたのだ。ロトニナの出
身国では飛竜の肉はごく一般的に食べられていて、滅多に食べられない貴重な珍味だった。
ロトニナは大喜びで、倒れた飛竜に刃を突き立てようとするが──
◆アルファポリスに掲載していたものを再編集して掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 22:00:00
15860文字
会話率:50%
株式会社リブレ様のコミカライズアンソロジー『異世界で溺愛王子ととろあま初夜♡ TLアンソロジー』に参加させていただくことになりました。2024年12月19日発売です。
亡国の第八王女イムリタは、敵国の若き将軍アーロックの戦果の褒賞として嫁
ぐ事になった。イムリタは約一年にも及ぶ捕虜生活でアーロックとは顔見知りだったが、彼が自分のことをどう思っているのか不安に感じていた。イムリタは、言葉数は少ないが、いつも礼儀正しいアーロックに好意を抱いていたのである。しかし初夜の晩、アーロックはイムリタにこう言った。「貴女とはできません」と。イムリタはショックを受けるが、落ち込んでいても仕方ないとすぐに気持ちを切り替え、妻としての役目をなんとか全うしようと明るく頑張るのであった。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 22:00:00
26562文字
会話率:44%
「もう一人、夫を持て」と父王に命じられた大国の王女エルミア。愛する夫がいるのに自国の騎士に第二の夫として猛然と迫られ、突如現れた第三の男に翻弄される彼女の運命は――?
*野獣~から読んだ方は、こちらのグランは野獣とは違う設定&かなりの不憫
展開につき、充分ご留意の上お読み下さる様、よろしくお願い致します*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 14:24:16
14688文字
会話率:28%
捕虜ショタ王子を逆レして復讐される途中で死に逃げした愛を知らない王女様が、転生&更生したところで拗らせヤンデレと化していた元ショタ(現国王)に見つかって、速攻身バレ&お持ち帰りされてブチ犯される話。
キーワードに苦手なものがある方は、
ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 21:56:37
13425文字
会話率:29%