北の集落で慎ましく暮らす千代には、誰にも打ち明けていない悩みがあった。それは、新月の夜に必ず見る奇妙な夢の中に、麗しき神主によく似た鬼のような何かが出てくるという悩みだ。しかもその夢は成人に近づくにつれ、徐々に淫猥で生々しいものに変わってい
く。
一方的に繰り返される夢に、千代は神主を過剰に恐れて接触を避けるが、成人を迎えるその日、とうとう神主に捕まってしまう。神主は「元服まで君を守る代わりに君の肉を喰らう契りを交わしただろう」と言い、鬼の姿となって千代を幽玄の世界に連れ去るが、幽玄での暮らしは思いのほか優しく、温かくて――?
「私が食べたいんですよね? それならどうして食べないんですか……!」
「君がいなくなるのに、美味いと思えるわけがない」
「弱った。君が泣くと心の臓が痛んで仕方がない。君が消えてしまうことの方が苦痛だ」
――愛おしいから食べてしまいたい。愛しているから食らいたくない。
これは孤独な鬼が愛する女性を喰らうまでのお話。
「千代、鬼の執着を舐めるなよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 21:25:28
49717文字
会話率:37%
「誤解なんです!許してください!!」「誤解じゃないです!信じてください!」の攻めの葉山くん視点です。
一応、前作を読んでなくても読めますが、読んでいただいた方がわかりやすいかと思います。
ヘタレ攻めでピュアすぎて、攻めだけど泣いちゃいます。
かっこいい攻めしかダメな人、すいません。受けよりピュアピュアしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 10:00:00
6121文字
会話率:34%
オフパコしたらオフパコレポート書かなければいけない法律があるので、泣く泣く書き記しました。
日を跨いで、いろいろと全部でっかい女性と性欲発散ぶっこ抜きする話です。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在
のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 00:00:00
12436文字
会話率:46%
日の本の国、とある霊山の頂近く。天界と人界との狭間の宮にて、一年の務めを果たした神が新たな一年の務めを迎える神へと主神の役を渡す儀式が、大晦日から元日の間へ年を跨いで執り行われる。
今宵は大晦日。寅から卯へ、天地唯一の神聖なる|玉《ぎ
ょく》が引き渡される。
「ん…… ん、やぁ……っ! 寅様…… もう、舐めないでぇ……!」
「ほぐさないと泣くのはお前だろ。そもそも道具の規格が違うのだからな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 01:00:00
3319文字
会話率:51%
ボクは前世の記憶を持って生まれ出たようだ。時々夢で現われる影のお兄さんが教えてくれた。
一瞬戸惑ったけど泣いてばかりいる赤ん坊では何事も始まらない。取り合えず泣くかおっぱいか殆ど睡眠だ。そういう訳で三歳くらいになってようやく行動できるように
なったのだけど赤ん坊生活が
とにかく長すぎてその頃のボクは三歳児になり切ってしまっていたのだ。
心も体も三歳児に支配された頭真っ白な阿保な幼児だったんだ…
…受けと攻めの二視点構成です。
俺はローリング公爵家が嫡男。最近、我が屋敷の花の庭園にリスが現れ、花の匂いを嗅ぎまくり、
花を摘み頭にのせちょこまか踊り、潰れた木の実を食べ昼寝していくそうだ。
俺はその可愛さに悶絶した。
ボーイズラブ 18禁 11話でハッピーエンドです。中世 ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 20:00:00
54861文字
会話率:10%
男女比が崩壊した現代において、女は複数の伴侶を持ち、たくさんの子どもを出産することを義務付けられていた。若人たちは今日も恋愛に生き、恋愛に笑い、恋愛に泣くのである。
何においても無気力なサユにも、例によって婿候補の男たちが三人いた。とにかく
面倒くさがり屋なサユと、そんな彼女が好きな男たちの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 05:58:21
12085文字
会話率:63%
憲兵隊長レオンは盗賊に誘拐された薬師の娘・エルマを保護する。
家に送ろうとすると、エルマは呪いの森へと消えた。
追いかけたレオンは、森で魔物に襲われ呪いをかけられてしまう。
瀕死のところを今度はエルマに救われ、
呪いを解く代償としてエルマが
体の関係を要求したことから、
二人の奇妙な同居生活が始まる。
レオンは初対面で肉体関係を迫るエルマにドン引きして
一度は拒否をする。
貧相な犬と極貧生活をしているエルマの世話を焼いているうちに
レオンはエルマに徐々に惹かれていくが、
エルマにはなにか隠していることがあるようで──。
魔女狩りに怯える極貧娘×お人好し軍人の恋物語
登場人物
エルマ
呪いの森で不細工な犬と暮らす極貧美少女。
魔女の血を引いており、不思議な力を持つ。
一族の血を残すため子を孕む必要があり、レオンに迫るが
拒否される。
薬草に詳しい。
レオン
泣く子も黙るマッチョな憲兵隊長。
強面だが、根は優しいオカン気質。
生真面目でお人好し。
エルマに惹かれつつも、人格がヤバそうなのでとりあえず我慢する。
※※
この作品は既に自主製作したものを電子書籍として
電子書籍各ストアにて販売中ですが、
運営様に問い合わせたところ、規約上問題ないとのことでした。
また、販売している契約上も問題ありませんので
安心してお読みください。
これを機会に知って頂けると嬉しいと思い
投稿した所存です。
10万字程度。週4~5更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 16:12:16
611文字
会話率:55%
「その目、気に食わんな。そこにひれ伏せ、稀人風情が」
「いや、あんた性格ひねくれすぎ。ありがとうの言葉も素直に受け止めらんないの?」
成り上がりの鬼畜な拗らせ美青年攻め×孕み腹として闇市で買われた生意気な奴隷受け。
【内容】
リョウヤは幼
い頃に、兄と共に『二ホン』という世界からこの世界に落ちてきた、いわゆる異世界人(稀人)であった。兄であるナギサ亡きあと1人孤独に過ごしていたが、ある日忌人狩りの連中に捕らえられ、闇市で売られてしまう。そんなリョウヤを跡継ぎを産ませる「孕み腹」として購入したのは、背の高い、赤い目をした美しい青年だった。
抵抗するリョウヤをベッドに引き倒した青年は、冷ややかにこう告げた。
「今から、僕がおまえに身を持って教えてやろう……おまえの価値を」
「そんなの、教えられ、て、たまるか……ッ」
攻めが受けに救われ、受けが攻めに救われる話。前半は攻めの受けに対する扱いがかなり酷いです。
*受けは両性具有なので、女性器もあります。
*攻めが鬼畜です。攻め主導の寝取らせもあり。
*他サイトへも投稿しています。申し訳ありませんが閲覧は自己責任でお願い致します。
*規約を確認した上でキーワード設定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 17:00:00
291132文字
会話率:47%
【第二章更新開始】
「神さま大好きだよ……世界で一番、すき」
煌琳(こうりん)はよく遊びよく笑いよく泣く、元気いっぱいな18歳の少年だ。
煌琳は幼い頃の記憶を失くし天涯孤独の身の上だったのだが、そんな自分を拾って育ててくれたのが「神さま」
──ユエ──だった。
神さまは白い肌と銀色の長い髪と金色の瞳を持つ美貌の青年だが、綺麗な顔に似合わず無愛想で短気で口も悪くて素直じゃなくて、かつむっつりスケベでいじわるという大人の見本にもならないような男だった。
しかし、不器用ながらも自分のことを大切にしてくれている彼のことを煌琳は深く愛していた。
そんな神さまとともに幸せな毎日を過ごしていたある日、思わぬ侵入者たちの出現によって煌琳の世界にヒビが入る。
これは戀しあい運命の糸で繋がったふたりが出逢うまでのお話。
*「*」印がついているのはR18シーンです。
*他サイトと重複投稿しています。
*閲覧は自己責任でお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 21:00:00
460458文字
会話率:47%
魔法爵である父親の血を色濃く継いだファラは、城の魔法研究所で紅一点として働いていた。
ある朝、見知らぬ男が倒れているのを発見する。
魔力の廻りが悪いせいだと診断したファラは、特殊な体質である自分しかできない方法(キス)で、その男を救出した
。
いい魔法実験になったと、正直下心しかなかったのだが、なぜかその男に妙に懐かれてしまったらしい。
後日、その男がファラを探して城まで押しかけてきて、突然求婚された。
男は記憶喪失らしいが、なぜかファラを愛する気持ちだけはしっかり残っているのだとか。
さらに、軍部曰く、男の正体は泣く子も黙る敵国の英雄シュヴァルツだそうで、優秀な人材をほしがった国によって、王命で結婚することになってしまい――!?
*
実験にしか興味のないファラが、押しかけ婿に「!?」となりつつも、いつしかシュヴァルツの包囲網にしっかり絡めとられてしまう執着ラブ。
※2023/3/14 ヒーローの名前を「シュヴァルツ」に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 21:28:46
112146文字
会話率:25%
春から大学生になったばかりのとある少女、愛川恵。彼女には、雌としてあまりあるスペック故にまともな男が寄ってこずその体が目当てのような連中ばかりを相手にしてきたという苦い男性経験があった。あまり男性との交流に積極的ではなかった恵だが、同じ大学
に通う親友、三上響の勧めで泣く泣く合コンに参加することを決める。しかし、そこで起きた出来事と、そしてその夜が彼女の人生を大きく変えることとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 17:00:00
65630文字
会話率:26%
教団―――それは名もない組織である。唯一の神を信奉し人間種による世界の統治を目標としていた。神は唯一である。故に名はいらない。教団にもまた名は不必要である。いずれ異教は駆逐されるのだから。
救世主計画によって教団に育てられた白髪の少年は一つ
の真理に気づく。
悪魔とは神によって創られた。故に悪魔もまた人間種に統治されるべきということに。
少年は魔界から悪魔を呼び出した。召喚された触手を持つ悪魔。
悪魔の力と彼の才により、少年は王国を世界を統治せんと動き始める。
――――――
「神は人を二つに分け役割を与えました。雄が支配をし雌が継承させる。つまり雌の役割とは子を孕むこと。必要なのは繁殖する力。美しい肉体を育み、性技を磨き、雄に媚びる。これが雌の役割なのです。」
「人間種以外の種族は被支配者であり、我らの統治を感謝とともに支配を享受するべきなのだ!獣人や魔族は奴隷の中の奴隷!我らの靴を舐めることこそが奴らの役目であり、小便で体を清めてやれば感動でむせび泣くであろう!」
「おぉ、神よ。我らに祝福を与えたまえ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 09:39:06
7529文字
会話率:25%
義父✕息子、ハードディシスパ小説。
男色を嫌う義理の父親の貴族の元に、主人公アルフレッドは呼び出される。
優雅で気品があるが、軍人でもあり厳しい義父。秘所を無理矢理調べられ、その様子から淫靡な夜のことがバレてしまう。乗馬鞭による激しい折檻
に耐えかね、アルフレッドは労働者階級の使用人ジョーンズと逢瀬を重ねていたことを告白する。息子が汚らわしい身分の人間と交わっていたと知った公爵は怒りに震え、罪深い快楽を受け入れた場所を「二度とそうした誘惑に駆られることなきよう」罰する。
傷だらけになり震えながら床に突っ伏すアルフレッドに、悪魔がまた彼を支配すれば何度でも罰することを告げて公爵は去っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 10:14:08
8664文字
会話率:44%
継母の贅沢によって家が傾いた子爵家の令嬢、アルレットは父の手で娼館に売り払われ、高級娼婦として客を取らされることに。
そんな中、自分との夜を買いながらも抱くことのないレオと名乗る男性に心惹かれるようになる。
しかし、彼は裏社交界でも有名な異
常性癖の持ち主であり、アルレットを甚振る日を心待ちにしていた。
ついに彼に買い取られたアルレットの運命は――
全6話+蛇足1話の予定。
全編エロ有です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 21:00:00
34872文字
会話率:47%
子爵令嬢セラフィーナは、従姉妹のマリカが虐めてもいないのに虐めると言って泣くので、うんざりしていた。やがて、セラフィーナに婚約者が出来たが、彼はマリカの言葉を信じて。
※一度下げて書き直した作品です。他サイトにも投稿しています。
最終更新:2022-11-18 12:20:34
20205文字
会話率:40%
短編だった『単身赴任の騎士様は、奥様に再び恋をする』に、肉付けをして連載にしました。
幸せな結婚生活を送り一年になる頃、騎士の夫辺境に単身赴任する事になった。
手紙のやり取りを心の支えに、私は泣く泣く王都で一人ぼっちで暮らしていた。
だが
、その手紙さえも「手紙はいらない」と言うメッセージを最後に、夫と連絡が取れなくなる。
それから、六年。
私は働きながら、変わり映えのない平穏な生活を淡々と送っていた。
そんなある日、夫の兄から夫が急に辺境から帰って来た、と連絡を受け夫に会いに行く。
久々に会う夫からの冷たい視線と、「君は、誰だ?」と言う夫の言葉に衝撃を受けた。
実は夫は、とある事故のせいで、私と結婚していた記憶が無くなっていたのだった
更に一緒に暮らす気がなさそうな夫とは、このまま寄り添う事無く別居を続ける事になる。
私が夫と離縁しようと心に決めると、なぜか夫が急に私との距離を縮めてきた。
そんな中、事件に巻き込まれた私は夫に助けられ、私はある決断を迫られることになる。
※レイプ未遂表現がありますので、お嫌いな方は自己防衛でお逃げください。
※短編では、夫に敬称を付けて呼んでいましたが、親しみを表現する為に呼び捨てに変更してます。
※僅かですが台詞や表現が変更されています。ほぼ、そのまま使われています。
※R18は、最初と最後の方です。
それでは、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 20:49:29
72959文字
会話率:37%
「はい、いつも恒例の軍資金っす!」
ボーイッシュな後輩の千夏チナツはそう言って毎月のようにバイト代を風俗代として渡してくる。
恋人である筈のカズキは事あるごとに性行為を避けられ続けていることが不満だった。カズキが問い詰めると、自己肯定感の低
さから自分の貧相な身体に自信が持てないからだという…「…だったら俺が教えてやるよ!千夏自身が知らない魅力を!」
2人は初めて味わう快楽の虜になっていきー
カズキは千夏への熱い愛を行為を通して語りかける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 20:00:00
12789文字
会話率:43%
『そうか、私は泣きたかったんだ』
メリッサ・リシャールはオメガを隠して、聖女として活動していた。
幼い頃から孤児院で過ごしてきたメリッサだが、周りの人にも恵まれて、常に笑顔で楽しく過ごしてきた。
泣くのは恥だと思っていた。周りに迷惑
をかけるから、いつだって笑顔でいなくちゃダメだと自分に言い聞かせていたのだ。
そんなある時、『運命の番』だといって王太子・エヴァン様から強引な求愛を受ける。
殿下は『人は嬉しい時だって泣くものだ』と教えてくれた。
強引だけど、メリッサを心から愛してくれるエヴァン様に心惹かれ……。
番になると決めた瞬間、メリッサは自然と泣いていた。
※オメガバース作品となります。(独自の設定があります)
※Rー18描写には話のタイトルに記載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 20:36:08
33424文字
会話率:34%
倒産寸前の会社の為に強制的お見合いをさせられる。
お見合い相手がブヨブヨの肥った年上の気持ち悪い男だった。
最終更新:2022-10-25 12:18:04
2702文字
会話率:27%
若きやり手社長である竿屋 立彦(さおや たつひこ)には秘書以外に口外していない秘密があった。それは人を思いのままに洗脳出来る超能力に目覚めたということ。洗脳能力を最愛の恋人であり秘書の穴盛 満子(あなもり みつこ)の無様エロ調教のために行使
し会社そのものをエロ方面に常識改変までした竿屋と満子のアナルロングパール挿入プレイ後、尿道責めパート。
やってることはハードだけど展開は至極イチャラブ。毎度同じく無様で下品なエロしかない。
※洗脳能力の描写はありますが闇堕ちや無理やりの展開にはなりません。無様エロ常識改変シチュだけど登場人物がそもそもみんな変態なご都合主義のアホエロやさしいせかい。
※連載形式にしてしまうとキーワード欄が足りなかったので、短編形式で投稿しXシリーズに追加してます。シリーズ名のリンクから全話読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 20:25:41
10787文字
会話率:56%
本編投稿から一周年
頭の中にはあるもの、うまく本編では出せなかった話を紡ぎゆく
時に笑い、時に泣く(そうなってくれるとうれしい)
天使に人間、悪魔や魔神、果ては神々達の寄り道話
今宵紡がれるは誰の話か…ごゆりごゆりとご覧ください
※これは『天使のパラノイア』における番外編です
本編中の話ではありますが、あまり重要そうでないものをこちらに投稿していきます
イメージ的には本編『N1476HG』にある間章のようなもの
知らなくてもいい話ばかりになると思うのでお好みでご観覧ください
投稿事態は超不定期になります あらかじめご了承下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 00:00:00
11313文字
会話率:44%