(あまり需要がないようでしたのでこちらの作品は打ち切りとさせていただきます。イイネや評価ありがとうございました)
抗争の最中に拳銃で撃たれた羽琉(はる)は、助けを求める妙な声を聞く。
脳に直接響く声は、体をあげるから助けて欲しいといったも
のだった。
自分を庇って一緒に撃たれた舎弟の拓馬(たくま)を助ける為に提案を飲んだが、目を覚ますと見た事もない掘立て小屋に羽琉はいた。
体の主が治癒能力を超える「再生能力」を持っている事に気がつき、小屋を出て町に降りるが何だか良く知っているような男がいて……。
「なんでぇえええ、兄貴が居ないっすぅううう!」
——何処にでもいるんだな、こういうやつ。
舎弟の拓馬そっくりな声と顔だと思っていたら本人だった。
「お前は俺の花嫁だ。運命の番と呼ばれている」
——何言ってんだ啓介……。
前世を知っている男が続々と出てきて……!?
※特殊設定オメガバース。オメガは特殊能力持ち。亜人と呼ばれる龍人族がいる。固定カプだけど駄犬がいる。⚪︎×⚪︎←駄犬?みたいな感じで。主人公が前世から舎弟として駄犬を気に入ってるので駄犬×主人公にも見える。
物語が進むにつれてエロ過多になってくる予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 06:35:34
69081文字
会話率:42%
『私。いつか貴方を元旦那様から買い上げますわ』
妖精族のリアはなぜか竜人族の国の海辺で記憶を失い倒れていた。
その海辺の領地の領主エ―デル公爵に保護されたのだ。
リアは見目麗しく保護されてすぐに公爵に求婚されるくらいであった。
し
かしそれをむげにし続ける毎日に辟易としていた。
リアは殿方に煩わせない『自由』と『自立』を欲していたのだ。
リアは記憶を失う前相当抑圧された日々を送っていたのだろうか。
記憶もなく異国の地である竜人国でのリアの身内捜索は難航していた。
ある日エ―デル公爵の旧友であり、『夫』を名乗るルドルフが現れる。
彼は死んだと思っていた大人しく従順で一途だった妻『フローリア』がリアだという。
リアはドラキュ―ル伯爵夫人だという。
皇太子をも虜にした魔性の女だと。
リアは拒否した。
記憶も愛着もないのに貴族の妻である『籠の鳥』に戻るのを拒否したのだ。
『わたくしじゃじゃ馬なんです。
自由のために離縁してください』
「そんな『じゃじゃ馬』な君を愛したんだ。
今までは尽くさせてしまった。
離縁はしよう。
政略結婚など不本意だった。
これからは尽くさせてくれ。
記憶がなくとも。今度は君に惚れてもらえるようにしたい。
俺は君の下僕だ。」
『竜人族はドMですのッ…………?』
ある事情で『自立』出来ないリアはルドルフが雇った用心棒と同居することに。
「お前の過分な自己犠牲で救った命が。
お前亡き後どう悲しむか考えたのか」
一人は財力と包容力で。
一人は側にいて厳しくも叱咤激励する。
自立して旅をしたいリアが元夫ルドルフとルドルフに雇われた用心棒ルードリヒ二人に溺愛される日常に翻弄されていく。
タイプの違う
二人の男に悩まされながら世界の『歪み』に巻き込まれる。
ドラキュール伯爵夫人時代のフローリアは『稀代の毒花』『傾国の姫』と呼ばれ数々の男を虜にした。
フローリアの信奉者は変わらず記憶喪失のリアを愛でている。
そのうち『神』まで籠絡していたことを知る。
『フローリア破天荒過ぎやしませんこと?』
目立たず平穏に暮らしたいリア。
身に覚えがないことで溺愛される日々に辟易するリアは『自由』を手に入れられるのか。
記憶もないのにバツイチの女の子が愛で世界を救う話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 17:11:00
139587文字
会話率:19%
世界樹に守らせし世界。
だが、十年前から突如世界樹が枯れ始めた。
世界樹が枯れると大地の活力は失われ、やがて世界は滅びゆく。
世界樹の声を各地に届ける伝令『守り人』の依頼により、不可侵の聖域に足を踏み入れた人間代表のアーウィン(20)。そこ
で出会った巨人族代表、小人族代表とともに、調査に乗り出した。
だが、調査初日、祭壇に向かう途中にあった虚(ウロ)に誤って落ちてしまう。全身打撲に擦り傷だらけで満身創痍のアーウィンを助けてくれたのは、守り人の外見をした美しく逞しい青年だった。
青年に不思議な実を口移しで分け与えてもらったところ、あっという間に怪我が治る。
驚いたアーウィンは青年に名前を尋ねると、『贄』としか呼ばれておらず、名前がないことを聞かされる。
憤慨したアーウィンは、世界樹(ユグドラシル)にちなんで「ユグ」と名付けた。
「アーウィンキスいや? オレ、嫌い?」
「そ、そんなことないよ! ……んうっ!」
愛の圧強めな野生児ユグの協力の元、世界樹と守り人に迫る異世界ファンタジーBLです。
※男性妊娠表記あり
※世界樹の設定は独自解釈です。実際の神話とは相違がありますのでご容赦下さい。
※全65話、一日二話投稿します。
※R18シーンは注記なく入りますが、全体的に少なめです。
アルファポリスさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 12:05:00
182322文字
会話率:44%
淫魔の国、冥荊(くらいばら)を目指し、食人族の国、桜花麓(おうかろく)は進軍した。けれど、次期女王である鳩羽姫の率いる冥荊軍の必死の抵抗により、桜花麓人たちは城門を崩すことすら叶わぬまま撤退した。戦いは冥荊側の勝利。けれど、桜花麓人たちの撤
退後、冥荊を勝利へと導いた姫の姿は消えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 22:00:00
3015文字
会話率:35%
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番
を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 00:00:00
130359文字
会話率:41%
人族や獣人族、魔獣や魔人が跋扈する世界での、ある国のお話。王宮で魔具研究部隊の副隊長をしている平民のノラ。平民嫌いが多くいる王宮内で、肩身狭い思いをしながらも、魔具隊の他の隊員のため、ノラは今日も歯を食いしばる。しかしそんな想いも王様の一言
で砕け散った。
あああああ、そうかいわかったよ!そっちがその気なら辞めてやろうじゃんこの部隊!
実はもうなくてはならない存在たちを、適当に扱った挙句、逃げられて、困って、追いかけて、懇願して、そんな国を既に見限った、けれども見限きれない、青年ノラのお話。
見切り発車、ご都合主義のギャグロマンス小説です。基本一話完結、にしたかったのですが、どうなるやら。ノラと愉快な仲間たちの、爽快ざまあギャグロマンス(あれ増えてる?)ぜひご堪能ください。
これで一旦、ストックが終わったので不定期になります。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 19:00:00
71372文字
会話率:56%
王国の命を受け 幼馴染の精霊族のルビー
巨乳のエルフ族のショット 幼さの残る獣人族のサンと魔王を倒した勇者ヘリオス
は王国に帰還した
ところがヘリオスの功績を嫉む貴族や騎士の策略でヘリオスは冤罪の汚名を着せられた
ヘリオスのパーティー
は逃走の途中それぞれと一線を越える
それに突然変異変異の小柄で白い肌の鬼人族ボクっ娘と母とも
ハーレムとかしたパーティーを率いるヘリオスは安楽の地を見つけられるのか?
性的表現のない話は●を付けています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 11:23:53
172841文字
会話率:96%
「黒狼は今日も愛でられたい」のヤンデレ伯爵視点。イチャつきまくってるのに何故か病んでます。獣体×伯爵有り〼。男性妊娠有り〼。ふんわり世界観。その辺り苦手な方はご注意を。残酷タグは保険。
最終更新:2024-01-21 20:00:00
20038文字
会話率:23%
タイトルのまま。甘えん坊獣人×ヤンデレ人族伯爵。年下×年上。基本的にただイチャイチャしてるだけ。すれ違いそうですれ違わない。監禁から始まるほのぼの。ふんわり世界観。エロは雰囲気のみ。残酷タグは保険。【12/29 日間総合・短編一位ありがとう
ございます!記念に日付残しておきます!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 20:00:00
16440文字
会話率:24%
かつて神への信仰を忘れ、驕り高ぶった結果、人間は地獄の門より現れし魔族に
支配され奴隷となった。
そんな人間はそんな状況になってから再び神に助けを求めた。
そんな人類の自分勝手な願いに神々は人間を助ける必要など無いと救いの手を
差し伸べなか
ったが、
ただ一人そんな人間達の救いを求める声に答えて天界から人界へと降り立った女神が居た。
その女神の名は火の女神『アレス』。
女神アレスは反対する神々と対立し、二度と天界へは戻らぬと覚悟を示し、
自身の神力のほとんどを封じられながらも人間界へと降り立った女神アレスは
魔族に支配されていた人間シリウスを中心とした人族と協力し、魔族と闘い、
ついにシリウス達と共に魔王ハデスを倒した。
その後、女神アレスは人族の王となったシリウスと共にセラフィス皇国を建国し、
人々が再び魔族に襲われることの無いように国全体に結界を張り、力を使い果たした
アレスは人間としてその一生を終えた。
女神アレスが死んで以後数百年人間達は魔族の脅威から解放され、平和に暮らしていた。
だが、そんな平和はある1人の嫉妬の業火によって崩れ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 06:00:00
35546文字
会話率:34%
女神アレス
それはかつて神への信仰を忘れ、驕り高ぶった結果、魔族に支配され奴隷となった人類の救いの
願いにただ一人その願いに答えて天界から人界へと降り立った女神の名。
反対する神々にアレスは二度と天界へは戻らぬと誓い人間界へと降り立った女
神アレスは
魔族に支配されていた人間族シリウスを中心とした人間族と協力し、魔族と闘い、
魔王ハデスを倒した。
その後、女神アレスは人族の王となったシリウスと共にセラフィス皇国を建国し、以後数百年
魔族の脅威から解放され、平和に暮らしていた。
だが、そんな平和はある1人の神官の嫉妬の業火によって崩れ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 21:14:21
32035文字
会話率:35%
古代竜人族の姫君である沙月が「帝国」に敗北して強制収容所の所長に凌辱されます。美しい角に電気を流され、穴を開けられ、被虐快感を仕込まれた結果クソマゾメストカゲとなってしまい、至上の快楽を与えられるために誇りや命どころか愛する一族の全てを差し
出してしまうお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 15:35:29
21478文字
会話率:35%
執着心が強い狼人族×執着心が薄い鳥人族。
一晩で寝床を失った鳥人族のラーラは次の寝床を探してとある街へやって来る。そこで出会ったのは意味深な笑みを浮かべる狼人族の男。流されるままに男の屋敷に住むことになるが、ひと月経ったある日、ラーラのもと
に綺麗な女性がやって来た。女性にこの屋敷を出ていくように言われたラーラは直ぐに承諾し、男に告げることなく屋敷を離れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 00:00:00
76590文字
会話率:51%
ある日、前世の記憶を取り戻したコンラートは、今世もモテそうにない貧弱ドワーフであることに絶望する。しかし嘆いていても仕方ない。せっかくだから、なけなしの知識チートで無双でもするかな。と思っていた時代が、俺にもありました。なぜクズ野郎にばかり
モテるのか。解せぬ。
■クズ×合法ショタ
■コンラート(18)ドワーフ細工師、貧弱合法ショタ
■ディルク(24)人間族戦斧使い、ガチムチ残念イケメン
■フロル(?)小人族斥候、美ショタ
■アールト(約350)エルフ族レンジャー、腹黒麗人
■アイヴァン(17)人間族王太子、ボンクライケメン
■バルドゥル(26)人間族神官、一見善人
(ここではネタバレは記載しておりません)
■主人公総受け。攻めは全員クズです。モラルはありません。生温かい目でお楽しみください。
■R18シーンを含む話には※印を付けてあります。結構な割合で付いてますのでご注意ください。
■2023.10.19 お陰様で日間首位、2023.10.23 お陰様で週間首位、2023.11.15 お陰様で月間首位ありがとうございます!
■他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 22:00:00
135052文字
会話率:47%
人族で商人であるアルテーシャは、叔父の友人である獣人貴族ガリオンに嫁に行くことになった。執念深い獣人が面倒な叔父が、アルテーシャを人身御供にしたのだ。深く考えていないアルテーシャは、さっさと初夜を迎えてさっさと離縁する事にした。
最終更新:2023-11-30 06:00:00
28348文字
会話率:26%
エルガー王国の王子アンスフェルムは、これまで二回、獣人族の王子ラーディンに殺されかかっていた。そのたびに時をさかのぼって生き延びたが、三回目を最後に、その魔術も使えなくなってしまう。
今度こそ、ラーディンに殺されない平穏な人生を歩みたい。
そう思ったアンスフェルムは、いっそラーディンの伴侶になろうと、ラーディンの婚約者候補に名乗りを上げる。
ラーディンは野蛮で冷酷な獣人の王子と噂されていたが、婚約者候補となったアンスフェルムを大事にし、不器用な優しさを示してくれる。その姿に、アンスフェルムも徐々に警戒心を解いてゆく。
エルガー王国がラーディンたち獣人族を裏切る未来を知っているアンスフェルムは、なんとかそれを防ごうと努力するが……。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 20:53:28
86897文字
会話率:38%
※現在本職多忙につき感想返信が出来ておりません。
投稿は何とか止めずに頑張ります!
ご迷惑おかけしますが、ご理解頂けますと幸いです。
今後とも拙作をどうぞよろしくお願いいたします。
※書き溜めがなくなって来たので、誠に勝手ではございますが毎
日17時投稿へと変更させて頂きます。
サラリーマンの主人公は普通の日々を過ごしていたが、ある日突然見知らぬ森の中に現れた。手にはip〇d似の謎の端末を持たされていた彼は、自分が何故ここにいるのか、そして手に持たされた端末は何のために持たされたのかを知るべく、歩き出した。
そこで出会った女性から知らされたのは、彼が召喚された世界がデスニア帝国によって攻められており、彼が持つ”現代兵器”を使ってこの国を救って欲しいということだった。
主人公は現代兵器を駆使して出会った仲間たちと共に、圧倒的不利な状況に立ち向かっていく。そして、現代技術を駆使して軍事力だけでなく社会インフラも発展させ、超大国となったコンダート王国はデスニア帝国に逆襲を開始する。
そして、主人公は自分が元居た世界へと戻る方法を模索していく。
ついでにハーレム(軍団)を作り上げちゃいます!
※本作は全年齢版をR18用に加筆修正したものです。
↓全年齢版はこちら
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888681382
※途中まで主人公は立場が変わっても現場に出ていますが、後半は一切前に出なくなります(被襲撃時は除く)
※微エロ又は本番以外にはサブタイトル後端に△を、本番ありは〇が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 17:00:00
981901文字
会話率:41%
ふわっと何か和製ファンタジーな世界観にて、小人族ハーフのロリが新人冒険者やって、催眠アイテムで認識改変/常識改変されたりして、無様えっちで痴態を晒したりするヤツ。
最終更新:2023-11-11 15:26:09
5458文字
会話率:14%
とある台風の日、勤務先であるブラック企業社長の御曹司の無茶振りで、暴風の中を迎えに来いと呼び出された平社員、迫間 雄男(ハザマ タカオ)、四十歳、中年親父。
車で迎えに行ったが社長宅に送る途中の高速で風に煽られ、あっさり運転を誤まり目出
度く事故死。
末期に思った事は『バカボン御曹司道連れやったぜ!』、などという他愛も無いものだった。
だが次に意識が戻ってみれば、どうやら転生というものを経験したらしい。前世の記憶が残っている理由は分からないが、そこは特に気にしないことにした。
異世界『フリイリガル』――
生誕と豊穣の女神オパーナが守護する、地球と同じ人間である人族に妖精族であるドワーフやエルフ他諸々の種族と、死と衰滅の女神ビティースが守護する、鬼族や悪魔族他諸々の種族が、互いの無理解や文化の違いで時に争い、時に支配される過酷な剣と魔法の世界。
悪魔族の一種であるシンナイト・デーモン族に生まれ変わり、ユーナンと名づけられ、やがて種族の成人年齢である十五を迎え、嫁探しを両親に期待されるのだが…。
「魔族社会、どーにも馴染めん…おら人間が恋しいだ」
そんなこんなで人族社会を色々人づて伝聞や書物で調べた結果、身分種族問わず就職ができる職業、『冒険者』の存在を知る。
これはと一念発起し、反対する両親や親族と大喧嘩の末に故郷を飛び出したユーナンは、魔族領域の最近である人族都市、通称“防衛都市”の一つを目指す。
だが問題は色々在った。
一つに、確かに『種族問わず』と規約に合っても、敵対する魔族が登録しに来るなど想定外であった事。
二つに、彼の種族が時に魔王種にすら進化する、悪魔族でも特にレアな強大種族であった事。
三つに、大抵の魔族がそうであるように、成長過程で『力こそ全て』な思想に完全に染まっていた事。
四つに、外見が黒光りするメタリックな肌の、筋骨隆々大男で、頭髪どころか体毛一切なし。鬼のように恐ろしげな顔に瞳孔の無い赤眼。ぞろりと生え揃った牙に、舌を出せば蛇のように長く先端が二又に割れる。出し入れ可能な蝙蝠のような翼に、蜥蜴のような尻尾付き。
五つに、同種族では全然まったくピクリともしなかった性欲が溜まり過ぎ、下半身の欲望が肥大化していた事。
大騒ぎになるのは確定的な彼の未来は、果たして何処へ向うのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 03:40:28
387775文字
会話率:33%
適当に思いついた短編を。
不規則な生活を送った挙句、自業自得で成人病で孤独死したオッサンが、その怠惰な魂に目を付けた邪神により面白半分で転生処理され、その人生をのぞき見されてる感じの設定かな。
種族は鑑定してもちゃんと人族なんですが、邪神
の加護により強力極まる淫魔(夢魔)としての能力や魔法の才を授かり、神族以外にはまず看破できない隠蔽まで掛けられている転生屑野郎が主人公。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 05:07:59
5680文字
会話率:46%
バックパック一つで世界を旅していた青年が泉で溺れて異世界へ
そこは人族がはるか昔に滅んでしまった世界
純粋な力だけでそこに生きる全てのものの上下関係が決まる世界
しかしそこに住む人は皆、獣人族
人の形を成した獣人
ただ、古の力によって人の形
を成す事の出来ないドラゴンと、何処までもマイペースな主人公との物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 22:22:47
88455文字
会話率:51%
東京の街で歌手になることを夢見ていた二十二歳フリーター女の山本来実は、花咲せぬまま地震に遭い死亡した。
しかし続く意識の中、目を開くと見知らぬ外国人が自分に暖かい目を向けていて、赤ん坊になり生まれ変わったんだと理解した。所謂、転生だ。
新たにフレディという男として誕生し、転生先の世界でも変わらず歌を続けたくて前世と同様の夢を掲げる。
「歌で世界を駆け巡るという夢を」
人族・獣人族・魔族・エルフ・ドラゴンなどのあらゆる種族が生きる新世界では魔法が一般的に使われいて、旋律魔法という名称で歌すらも魔法になっていた。
そしてフレディは旋律魔法を知り、その他の魔法には目もくれずに、ひたすらに歌を極めていくのであった。
◇
著者もフレディのように表で歌っていて、いわば僕の分身ですね。のんびり投稿していきますんで、気長にフレディの人生を見届けてもらいたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 00:00:00
6581文字
会話率:17%
初老オタク男子(零平)、ひょんなことから突然の病気で異世界にやってきた。自分好みの美少年の体に魂という形で憑依し、気弱な美少年(レイド)をサポートして異世界生活をすることになった。
この世界は、ヒト族と亜人族が神霊樹という神木を巡って対立を
していた。
枯れかかっている神霊樹を救って、この世界の平和を取り戻すことができるか、今、零平とレイドの歳の差コンビの冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 13:47:47
4099文字
会話率:22%