「鬼木の山」そこは、鬼の住む山であった。ある日、蘭国を飛び出した千里は、山に踏み入れてしまうと鬼に襲われる事となる。
死を覚悟した千里だったが、何処からともなく聞こえたのは、美しい笛の音色だった──。
青い髪を揺らして横笛を手にさっそうと現
れた青年。術を操ると、鬼たちと敵対し、千里を救いだした。優しく差しのべられる手。
しかし、彼もまた「鬼」であった。
──無事に国へと戻れた千里だったが、すぐに喃国の侵略が始まった。
そこに潜むのは、黒い鬼の存在。
町は焼かれ、国の滅亡かと思われた蘭国の危機に、再び「青髪の鬼」が千里の元に現れる。
蘭国を救い、消えた鬼の戦いは、やがて伝説となった。
月日は流れ──。
着々と復興を進める蘭国では、夜な夜な鬼による襲撃事件が発生していた。その狙いは千里だった。
城主である狢伝に呼ばれた灯馬は、千里の護衛へと向かう。
千里が狙われる理由、そして鬼の目的とは?
「ただ、会いたい──」
千里は今も、青い髪の鬼を想う。
人の願い、鬼の願いが交わる時、石は強く輝きを増す!
和製チャンバラ、群像ファンタジー。
※こちらは『前編』となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 17:25:28
524文字
会話率:32%
忌まわしき魔樹の苗床にされた若者を助け出してみたら、百年前に滅びた国の皇子だった。
研究者としての探究心はすぐに恋慕に変わり、やがて生涯をかけて皇子を救うことを誓う。
一方、亡国の皇子は『魔術』を汎用化した最先端技術の『魔導』が発展した王国
で、新たな生を送る決意をする。
ぬるめの触手陵辱や男が妊娠・出産する場面があります。
設定はシリアスですが、展開はほのぼので、ラストはハッピーエンドです。
本編は27話で完結済み。番外編・前日譚・後日談を投稿予定。
【追記:番外編と後日談を投稿しました】
【登場人物】
◇アスタ◇
攻め。
???兼ヴァイスハイト王立魔導研究所の所長。
青みがかった黒髪、ムーンストーンの輝きを秘めた瞳。
ヴァイスハイト王国随一の魔導の使い手。
文武両道。
研究者肌で行動的。
皇子を溺愛する。
◇フウラン◇
受け。
魔物によって滅ぼされたソムシルヴァ皇国の第三皇子。
濃い黄金色の髪、深緑の瞳。クールビューティー(?)。
かつては圧倒的な魔力を持つ天才魔術師だった。
皇子としての矜持を持っており、アスタに対して強気に振る舞う。
◇シオン◇
研究員兼医術師。
銀髪腹黒眼鏡。
◇イリアン◇
技術者兼護衛。
ガチムチ髭。
◇トラ・ミケ◇
ケットシー(猫型魔獣)の亜種。もふもふ。
◇クロ◇
オルトロス(双頭魔犬)の亜種。もふもふ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 02:00:00
159392文字
会話率:49%
護衛騎士のギュンターと思いを通わせた異世界からの召喚聖女・きよら。互いを慕う心の高まりの帰結としてふたりは体を重ねる。――思い人との逢瀬の幸福に酔いしれるきよらは知らない。それがすべて、きよらを召喚した巫女・エルメントルートの糸引くところだ
ということを。
※騎士と巫女がデキてて騎士は巫女の命令で聖女といたしている(けど聖女はそれを知らない)という内容。【前編:騎士×聖女(普通のエロ)、後編:巫女×騎士(女攻め・男受け・手コキ)】
※上記あらすじやキーワードを見て受け付けない要素がありましたら閲覧はお控えください。
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 00:00:00
13153文字
会話率:37%
紅蓮の女騎士ジョエル・ラクナムに、突如として持ち上がったのは、第二王子ライドン・ル・メルクランティスとの政略結婚だった。
王命として下されたその話を、一介の騎士ごときが断る事など許されない。
国中の独身淑女が、ライドンの隣を狙っていたという
のに、選ばれたのは国最強の女騎士。
結婚に興味もなかったジョエルは自身がライドンの妻となる役割を護衛だと思うことにした。ライドンに相応しい結婚相手が現れるまでの間、王子を護ること。いつでも身を引くつもりだったのに、蓋を開けて見れば、ライドンに別れるつもりは毛ほどもない。
むしろ、溢れんばかりの愛情をジョエルへ注ぐ毎日だった。向けられる愛に戸惑い、怖がるジョエルに、ライドンは懲りずに愛を囁く。
愛に臆病な国最強の女と、腹黒(ぺ)天使、そして、2人を応援する周囲の人間たちによって繰り広げられる愛のお話。
【定期更新】
隔週水曜日 8:00予定
※事情により前後する場合がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-19 18:05:17
52961文字
会話率:40%
帝国の第3皇子だったイーリアは皇位継承権争いに巻き込まれ、まったくの無実にも関わらず反逆罪の疑いで、帝国の極北にある果ての塔に幽閉されていた。
そこに4年前まで自分の護衛騎士を務めていたグレイシアスが訪れる。
最終更新:2020-01-29 22:42:54
16347文字
会話率:39%
【第3回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト佳作・電子書籍配信中】
カプレシア王国の第二王女・フランチェスカは、自身の護衛隊長であり建国以来の完璧な騎士と名高いレオナルドに密かな恋心を抱いている。同時に、かつて結婚を断られているという苦い過去
を持つ。
ある夜、二人きりの部屋でレオナルドから突然キスをされてしまい動揺するフランチェスカ。
翌日自分を訪ねたレオナルドから明かされたのは「淫魔に取り憑かれている」という予想もしない事実だった。このままではレオナルドが死んでしまう!大好きな人を救うためフランチェスカは立ち上がる。
真面目で一途な性格ゆえに自分のやや歪んだ性癖に悩む騎士と、素直で頑張り屋なお姫様のお話です。
1/23番外編追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 23:06:24
145124文字
会話率:40%
貧しい家に生まれたティファレア・カルロは十八の時に故郷を出て、セルシア国の王族が暮らす城で従事し、田舎に暮らす両親に仕送りをする為必死に働く毎日。けれどティファレアは要領が悪くてミスばかりの落ちこぼれで、遂にはクビ宣告されてしまう程。
そん
なある日、国王の息子、キーファ王子と出逢ったことでティファレアの毎日は一変する。
キーファのお気に入りとなったティファレアはあることから命を狙われることになり、護衛についた騎士団長のルシアスと仲良くなったティファレア。話しやすく、面倒見のいいルシアスに惹かれつつあったティファレアの気持ちに気付いたキーファは飛んでもない行動に出るのだった。
キーファとルシアス二人の間で揺れるティファレア。
果たして、ティファレアが最後に選ぶのは……。
※ティーンズラブ小説、書きなれていないのでお見苦しい点も多々あるかと思いますが、良かったら読んで下さると嬉しいです。
※アルファポリスにも載せてます。
*主要人物紹介*
*ティファレア・カルロ(愛称・ティファ)
二十歳
十八の時に故郷を出て、田舎に暮らす両親や幼い弟や妹の為に仕送りをする為必死に働く頑張り屋。
優しくて大人しく、控え目な性格。
ーーーーーーーーーーーーーーー
*キーファ・セルシア
二十五歳
セルシア国王の一人息子。
温厚な性格で優しいと王子と噂されているが、嫉妬深く、執着気質なところがある。
ーーーーーーーーーーーーーーー
*ルシアス・アルバ
三十歳
セルシア国の騎士団長を務める。
剣術の腕前は勿論人柄も良く、頼れる存在で慕う後輩が沢山いる。国の為に全てを捧げてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 22:00:00
29115文字
会話率:67%
ソレル殿下から卒業パーティーの場でシナリオ通り婚約破棄されたローズマリー。
破棄された後はどこかに引き籠ろうと思っていたのに、
なぜか殿下の筆頭護衛である、密かに想いを寄せていたディルが追いかけてきて…。
別連載中の長編が、恋愛に発展す
るまで先が長すぎて糖度不足に陥ったので、
欲求不満解消に勢いだけで書いたものです。
勢いだけで読んでいただいた方が良いと思います。
細かい設定とか、ちっともしてないので「はぁん?」というところもあると思いますが、
川の流れ(急流の方)のように読み流して下さい。
※この作品はムーンライトノベルズ様・アルファポリス様に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 07:00:00
51621文字
会話率:35%
日本の殺し屋「烏」は、仕事を終えた帰り道に路地裏を歩いていた。ふとそこに、違和感を抱くほどに真っ黒い部分を見つける。思わず足を進めると、そこは異世界への落とし穴だった。
彼は落ちた森で出会った権力闘争に巻き込まれる王子に拾われ、護衛として雇
われることになったが……。
苦労の多い王子×自分に関心のない殺し屋(予定)です。
初投稿で趣味を詰め込んだものですので、苦手なものを感じ取った方は自衛をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 21:06:23
6101文字
会話率:55%
牛島 春冬、16歳。高校生兼SP。
互いに二重人格であり、護衛対象である幼馴染を溺愛し踏まれるのを好むドMだが、ある日を境に少しずつ壊れていく。傍にいるだけで幸せ……だけを“俺達”はやめた。
*☆=女視点 *『S? M? いえ、フツーです』
のスピンオフ(未読でも問題ありません)*男主人公で最終的にくっつきません*自作品番外集『おもちゃ箱』に番外編有*自サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 04:25:44
92423文字
会話率:45%
白いドレスに身を包んだ少女。ブロンドの髪がほっそりとした腰まで伸びており、窓から入る陽の光を受けて、金色の光をより強く放っている。白い肌がより際立って見えるのはそのためだろう。
美であることへの憧憬や、嫉妬など抱くことができるはずもない
。とても手の届く次元に存在すると思えない。格の違い、なんて言葉はこんな時に使うのだろう。
全てを総べる神がいるのなら、神はこの少女には持てる力と愛を惜しみなく捧げたのだろう。唯一、不治の病に侵されていることは、あまりにも完璧に注いだ愛が生んだ歪かもしれない。しかし、それすらも寵愛に思える。薄幸な少女は、それ故に美しかった。大きく見開かれた物憂げな碧い瞳は、万物が散り際に光らせる美が宿っていた。それが常世の者ではないような容姿をかえって助長させている。
※本文より抜粋
☆国同士がいがみ合い、多くの犠牲が出た時代。
死神と蔑まれる少女兵士アヤメは薄倖の皇女、クリステルの護衛を命じられる。
惹かれあい、愛を誓った彼女たちは苛烈な運命と残酷な世界へ挑む。
アダルトな表現のある話にはタイトルに★をつけさせていただきます。
※お姫様と少女兵士のゆりんゆりんな話です。
※エロ要素少なめなのでご注意ください。ただし絡みのシーンはエロく書きます。
※エロすぎ! 加減しろバカ! と警告を受けて「なろう」からお引越しです。「なろう」にも同タイトルのものを掲載しております。
※あまあまなもう一つの物語、「百合っと皇女の猫」も「なろう」に投稿しておりますのでよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 19:04:58
638996文字
会話率:43%
生まれた頃より盲目な女性、フローラ・オレトレイクは、人や家族に迷惑をかけたくなくて、常に屋敷の離れにある塔に引きこもり一人でいることが多く、あまり家族に関わらないようにしていた。
そんなある日、姉のブロッサムの婚約者の第2王子マクシミリア
ンが屋敷に訪れ、護衛騎士のエリオットとがフローラと出会うことにより、互いに惹かれていく物語です
エロはあるかは、わかりませんが純真な気持ちでお楽しみ下さい
感想や評価などくれれば、お答えしますので、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 05:11:45
42801文字
会話率:35%
「ぼくは天才だ。凡人のあなた達とは出来が違う。だ、だけど――」
獣人たちが住む村へ布教に訪れた不遜な天才少年アリームは、不思議な酒を飲まされ女体化してしまう。
ただならない色香を放つ不世出の美少女になった彼女は、欲情しオオカミの顔に
変身した獣人たちや、護衛であるはずの美形騎士などを魅了し、彼らから溺愛されて生意気なお口をふさがれることに♡
何とか男たちから逃げ延びて男に戻ろうとするアリームだったが、しだいに周囲の情熱にほだされ、また、身体が女としての快楽を覚え始めてしまう。いったい、アリームの未来はどうなるのだろうか――?
エッチシーンがある話にはタイトルに「♡」を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 11:37:25
20093文字
会話率:40%
ある日ルクセンジュ国のケネット伯爵の長女ダリアが護衛共々行方不明となった。
伯爵令嬢ダリアは盗賊に捕まり身体を少しづつ変えられ肉奴隷としての生活を余儀なくされてしまう。
クリトリスにぶら下げられた異物。ニップルファックをするために乳首に仕込
まれた拡張器具。
時が経つにつれ彼女はもう人前に出られないような身体にされてしまう。
伯爵令嬢と共に捕まった女神官と女騎士も同じように盗賊に身体を改造され肉奴隷としての生活を歩まされる。
クリトリスに性欲の塊にされる器具を埋め込まれたのに自身では達する事の出来ない身体。植物に寄生され身動きできない身体に。
彼女たちに救いは無い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 12:00:00
78952文字
会話率:45%
神様に最強の催眠チートをもらった最低な男が異世界で好き勝手するお話です。
催眠を掛ける相手はダークエルフだったり女の騎士団長だったり一国のお姫様だったりそのお姫様の護衛の女騎士だったりその辺の田舎の村で一番美人の娘だったり。
*今回は結構下
衆な表現があるかもしれません。人によっては不快な表現もあるかと思います。一応主人公以外の男にヒロインが抱かれる描写はないです。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 00:00:00
96063文字
会話率:41%
心に傷を負い引きこもっていた魔法使い。そんな彼の前に現れたのは、この国の王女だった。彼女の頼みごとは、自分の代わりに妃候補として隣国に行って欲しいという頼みだった。
行きたくはなかったが、断れるはずもなく、彼女が用意してくれた護衛のジンと
共に妃候補として隣国に行くことになり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 18:10:19
1116文字
会話率:60%
アリーセ・ヴィントリンゲンは剣術を得意とする元伯爵令嬢。病に伏せった双子の兄の代わりに男装し、王太子の護衛騎士としてリウブルク城にやってきた。なのに、王太子はアリーセを睨みつけ、体の芯まで凍る声で言い放った。「即刻、荷物をまとめてここを立ち
去れ。能無し連中に伝えろ。もっとましな奴を寄こせとな」……冗談じゃない!ここで帰るわけにはいかない。兄の命はこの報酬にかかっているんだから!「ならば、その実力、試させてもらう」護衛騎士と王太子は、剣を構えて対峙する。純真無垢な男装令嬢が盛る王太子にあれこれされちゃう、西洋異世界なーろっぱファンタジー※アルファポリスにも重複投稿しており、そちらが先行配信です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 04:00:00
136826文字
会話率:26%
愛らしい姫アマリアは国を守るために政略結婚で自らを犠牲にすることを覚悟した。
しかし、かつて彼女に拾われた護衛騎士ルイスはそれを許せず――
第二回イラストイメージ企画参加作品です。
※アルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2019-10-27 16:35:33
7007文字
会話率:40%
魔法が消えゆく混沌とした世界。戦の果てに破壊の魔女として追われる身となった女君主は死を覚悟して篭城するが、傍にいた護衛騎士には逃げろと言う。すきだから生き延びて欲しいという彼女の願いとともに死ぬことを覚悟していた騎士の想いがぶつかりあった結
果、ふたりは一緒に生き延びる可能性に賭けて、身体を重ねあう“性愛”の転移魔法で時間干渉にのぞむことに――……
※ツイッターで開催中の玉子先生の #イラストイメージ企画2 参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 21:00:00
10000文字
会話率:52%
長く続いた三国間の戦争が終わり、平和が訪れた。戦後二年が経ち、宮中の関心事は大きく転換する――すなわち、結婚である。戦争を終わらせた三国の当代王は、全員が独身であった。今日も各国の宮内庁長官が君主に向かって叫ぶ。
「陛下、結婚をおおおおお
!」
①王様(29歳)×従者(19歳)=年の差っぽくない普通のBL
②王様(42歳)×琴弾(22歳)=おっさまと青年のBL
③回想なので→王子様(16歳)×従者兼護衛(22歳)=若者主従の背徳感満載BL
※ことごとく男同士です。苦手な方はご注意ください。
※こちら単体でお楽しみいただけますが、一応事前談あります→https://ncode.syosetu.com/n8420fd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 01:53:58
22144文字
会話率:57%