子爵令嬢のルクレセは3年前に恋人に捨てられてから恋に臆病になっていた。あれから、ルクレセは女騎士としての仕事にだけ明け暮れている。そんな中、半年前に護衛をしていた第三王女が他国に嫁いだ。以来、両親から結婚話を持ってこられることが多くなってい
く。その話に嫌気がさしているルクレセは、ここ数年疎遠になっていた幼馴染の侯爵令息ロドリゲと再会して……。「じゃあ、俺と結婚してみる?」彼はルクレセの事情を知ると、自身との契約的結婚を申し込んできた。
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 23:37:32
6853文字
会話率:33%
――双子の妹の身代わりとしてすることになった政略結婚。冷たいはずの夫は……何故か私に執着し始めました!?
大国メドウズ王国の辺境貴族シャーウッド子爵家は魔法使いの名門家系である。
そんなシャーウッド子爵家には双子の娘がいる。優れた魔法を使う
ことが出来る次女ケイリン。そして、魔法が使えない落ちこぼれの長女エマリネだ。
ある日、ケイリンに辺境をまとめるアーカート伯爵家の当主バートランドとの縁談が舞い込む。
しかし、ケイリンは猛反発。どうやら彼女には愛する人がいるらしく、バートランドとの結婚は絶対に嫌だと。
その結果、ケイリンの代わりにエマリネがバートランドの元に嫁ぐこととなった。
元々これはケイリンに来た縁談。ということは、相手が求めているのは――優秀な魔法使い。
自分は愛されない妻になるはずだ。
そう思っていたエマリネだが――バートランドと生活していくうちに彼の抱える悩みを知ることになる。
さらには、彼のその悩みはほかでもないエマリネと×××することによって、解決できることが判明して――……!?
「大丈夫。僕がキミを優秀な魔法使いにしてあげるから」
「だとしても、この密着度はおかしくないですか!?」
自分を見下してきた家族を見返すため。そして、なによりも――バートランドのため。
必死に努力をするエマリネだったが、ある日辺境で事件が発生したことにより、二人の関係にひびが入りそうになる。
これは、落ちこぼれと呼ばれてきた魔法使いと、魔法使いとしての致命的な欠点がある伯爵の、いずれ溺愛になるお話です。
※アーカート伯爵家の寵愛花嫁シリーズのその①です。全部で③まであります。それぞれの作品は個別ですが、ヒーローが三兄弟です。それだけです。
※掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 21:48:24
3683文字
会話率:27%
——女騎士から聖女にまさかのジョブチェンジ!? しかも、護衛となった鬼のような上司が溺愛してくるなんて!——
セレーナ・ビーズリーはリネル王国の騎士団第三部隊に所属する女騎士である。
貧乏な実家のため、五人の弟妹たちのために日々身を粉にし
て働くセレーナにはとある悩みがあった。
それは——直属の上司であるアッシュが鬼のようなしごきをしてくること。
丁寧な口調と裏腹に鬼のようにしごいてくる彼の呼び名は『悪魔の隊長』というものだった。
そんなある日、ひょんなことからセレーナは神託を受け聖女に選ばれてしまう。
確かに光の魔法は使えるけれど、微々たるものでしかない。そう思って断ろうとするセレーナだが、神託は絶対であり、セレーナごときでは覆せないことを知る。
仕方がなく女騎士を辞め、聖女にジョブチェンジしたセレーナ。
見習い期間を終え、護衛がつくことが決まったのだけれど——その人は、まさかのアッシュ!?
しかも、護衛騎士には極秘の『とある役割』があって……。
「セレーナ、可愛いですね」
「こんなにも可愛らしい貴方を、ほかの輩には見せたくないです」
鬼のような上司まで、溺愛護衛騎士にジョブチェンジですか!?
◇日刊ランキング10位ありがとうございます……!
◇毎日更新を心がけてはおりますが、作者が多忙だった場合、2日に1回ペースの更新になります。
——
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 23:00:00
58126文字
会話率:37%
よくある異世界召喚に巻き込まれた主人公輝とその親友蓮は突然神子として国を救って欲しいと頼まれる。
しかし、召喚師達は語る。
青い瞳に美しい顔、蓮こそが神子様であり、凡庸な面立ちに例のない紫の瞳の輝はただのオマケだと。
国の多くの人間が蔑む中
、ただ1人蓮だけが輝の味方でいた。
このままずっと蓮だけが居ればいいと思っていた輝の元にある日突然転機が訪れる。
輝の本当の価値は蓮だけが知るわけではなかったのだ。
侵略を主とする敵国の皇子が輝を見初めた。
それを切っ掛けに世界の情勢一気に変わり出すーーー!
この作品はPIXIVでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 15:21:07
84415文字
会話率:38%
不運な事故によって死亡してしまった一般人。しかし、その後自分が別の世界に女の子として転生していることを知る。
ゆったりのんびりと生きようとする主人公。しかし、その世界では魔力が強いものほど性欲も強くなるらしく、強大すぎる魔力を持った主
人公は底なしの性欲に頭を悩ませることになる。
そんな主人公に待ち受ける受難(?)とは………
ゆるく描きます。不定期投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 14:00:00
7009文字
会話率:24%
男子予備校生と揶揄されるほどボーイッシュなファッションの紬。
紬自身も知らずにいるが、実は全国の烏天狗を統べる頭領・煌の番であり、紬本人も天女の末裔である。
天女の魅了の力は周囲の男を惑わせる危険なもの。
紬にはその力を封じる術がかけられ
ているが、煌が紬に触れれば術は解け、解けた途端に男どもに狙われることになる。
そして魅了自体を無効化するためには番である煌と契らねばならない。
つまり煌が紬に触ったら最後、即契りに持ち込まなければならないのだ。
そんなことを知る由もない紬はオネエの親友に誘われ仮面恋活パーティーに参加し、二十年ぶりに再会した煌に今すぐ契ろうと迫られる。
術が解けて集まってくるのは人間の男だけではなく妖怪の雄達もだった。
煌の側近・三羽烏も主人の契り(=童貞卒業)に向けて奔走する。
エロ+ちょい怪奇+恋愛+ざまぁ
とりあえず烏天狗イケメン童貞部隊が嫁取りをかけて頑張るお話。
※ゆるゆるの目線でお楽しみ下さい。
※今回もどエロい表現、隠語ありなので、苦手な方はお気を付け下さい。
※珍しくエロ描写無しの部分も多くなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 21:34:30
295061文字
会話率:43%
竜の末裔が統べる国、ルアーナ王国。国王の甥である公爵の父と妾の母との間に生まれたクレナイ・ベルア・ルイセン騎士爵は正妻の子でないにも関わらず、王家の証である紅玉の瞳を持って生まれてしまったがために、公爵家で飼い殺しにされていた。
いつか政治
の駒として扱われる運命と知りながらも、数少ない理解者達と穏やかに過ごしていた日々が、突然終わりを告げる。
ふってわいたのは、遥か北──吸血鬼が治める帝国への嫁入り。
青天の霹靂にみまわれながらも、クレナイがそれを承諾したのはかつて己を助けてくれた美しい人──“銀色の君”を求めるが故だった。
だが再会した銀色の君──夫となる軍人のレナルドはクレナイを知らないと言う。あまっさえ、彼は上官の愛人であるとの噂さえあった。
だが、クレナイのレナルドへの想いは少しも揺るがず、ふたりは徐々に距離を近づけていく。
そんな中で、クレナイが知るレナルドの秘密、そして蠢く国同士の陰謀とは──
《一途な竜の末裔の騎士✕訳アリ美人の吸血鬼》
《中世〜近代までごちゃごちゃファンタジー》
※ストーリー優先なため、イチャイチャシーンは少なめです。
※暴力、殺人、吸血(食人)描写が含まれます。
※作品内に登場する宗教に、特定のモデルは存在しません。
※キャラクター名は日英独仏語、作者の造語ごちゃまぜです。
※この作品は個人サイト「結晶蝶々」に掲載していた小説「Knights✕Night」を大幅に手直しした小説です。
※ムーンライトノベルズにも同名の小説をおいていましたが、現在は非公開設定になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 00:00:00
31330文字
会話率:35%
年下騎士×賢者
異世界転移/両片思い
6年前に突然異世界にやってきたヒロナは、最初こそ戸惑ったものの、今では以前とは違う暮らしを楽しんでいた。
この世界を知るために旅をし様々な知識を蓄えた結果、ある国に賢者として仕えることに。
魔法の指
導等で王子と関わるうちに、王子の警衛担当騎士、ルーフスにいつの間にか憧れを抱く。
ルーフスも不器用ながらもヒロナに同じような思いを向け、2人は少しずつ距離を縮めていく。
そんなある時、ヒロナが人攫いに巻き込まれてしまい――。
他の投稿サイト等でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:40:00
24279文字
会話率:48%
点滴で命を繋いでいるガン末期患者の織田雄治は、死が目前に迫り、オーラを見て相手の感情や過去を知ることができるようになった。また使えるようになった念動力で、身体から霊体を離脱させることに成功する。霊体になると憑依した相手の行動を誘導したり、空
中を飛べることができた。さらに過去に行けることがわかると、バブル前からの地価の上昇や株式市場のデータを霊体意識に記録させ過去へ飛んだ。そして中学2年生の自分の魂と融合させることに成功する。バブル相場を利用して巨万の富を得る成り上がりストーリーです。
過去の記憶と詳細なデータを保有する主人公が過去の自分に戻れたならば、何をどこまで挑戦できるか、現実の世界に挑みます。現実世界なので、実在する著名な人物、企業が登場します。従って書籍化は不可能だと思いますので、WEBで楽しんで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 09:04:00
540212文字
会話率:60%
この世界には、ラビュリントの塔と呼ばれる長大な迷宮が九つある。
そのうちの一つに登り続けるシュトゥリアは、地図師として探索に参加することで生活の糧を得ていた。
亡き両親の遺志を継ぎ、塔の最上階に辿り着かない限りは、幼馴染である淫魔・ヴェクセ
ルの誘惑にも屈しない――そう誓いながら。
だがある日、シュトゥリアの過去を知る青年アウリヒとの出会いによって、彼女は隠されていたヴェクセルの所業を知ることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 19:00:00
111617文字
会話率:36%
――私のすべてを、貴方は受け入れてくれる?
服飾店で働く魔族の青年フォルロは、恋人と長続きしたためしがない。今日も振られた悲しみを、腐れ縁のティリエに愚痴る日々だ。いつも親友として支えてくれるティリエの存在をありがたく思うフォルロ。
だがある日、フォルロは彼女が自分に嘘をついていたことを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 21:00:00
52522文字
会話率:45%
特務捜査官であるアンシェレは、魔術と剣を武器に魔国の首都で日々凶悪犯たちと戦っていた。
ある日、彼女は義父(養父)が行方不明になっていることを知る。義父の消息を追った彼女を待っていたのは、最悪で最愛の運命だった。
「――私は、お前を絶
対に許さない」
そんな彼女が送る、愛と憎しみ混じりの日々。
※exは時系列順の後日談。ssは時系列バラバラに思いついた小話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 06:31:50
236856文字
会話率:60%
リッチモンド伯爵家に仕えるメイドのセリーナは、秋の暮れに温室の世話係に選ばれる。
伯爵家の所有する巨大な温室は、世界中の珍しい植物が集められ、厳しい冬も花が咲く「最も天国に近い場所」と称されていた。
完璧な管理は魔法でまかなわれているものの
、冬の間だけは草木が枯れる恐れがあり、メイドが一人常駐する必要があった。
初日の夜、誰もいないはずの温室に「虜囚」の男が現れる。
虜囚の名前はシオドア。
セリーナは情交と引き換えに草木に恵みをもたらす囚われの男、精霊シオドアとまぐわい、草木を枯らせないための「燃料」にならなければならないと知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 22:37:33
19929文字
会話率:42%
高校時代の軽音部五人組が七年ぶりに再開した夜。突如として強い光に包まれ、海にいたはずの金目(かなめ)まどか含む五人は、気がつくと未知の惑星ユランにワープしてしまう。彼らは地球に帰る方法を模索しながら、さまざまな人たちとの出会いの中で自らを見
つめ直し、それぞれのみとを見つけてゆく。だが、まどかだけはずっと迷っていた。鳳乱と出会い、愛し合う喜びを知ると同時に、ずっと自分を側で支えてくれた有吉も落胆させたくない。気持ちが揺れ動く中、また辛い別れと新たな出会い。果たしてまどかが求める「帰る場所」とはどこだろう。
*2011年頃に書いた処女作を再掲載しました。多少時代錯誤な表現もあります。
*ヒロインと複数男性が絡むハーレムです。
*SF系ですが雰囲気だけです。
*やたら長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 18:00:00
362995文字
会話率:36%
カレン=ロロアナ侯爵令嬢は前世で読んだ物語に出てくる『カレン』という名の悪役令嬢だ。
はからずも、記憶している物語通りの令嬢として成長したカレンだったが、婚約者と物語のヒロインである令嬢も、物語と同じように仲を深めていた。
そのうちに
、物語の通り、婚約者である第一王子マシューに糾弾されることになるのだろう。
カレンは自身に仕える下僕に、散々物語の結末を語り、愚痴っていた。
下僕のケネスは、第一王子のマシューと同じ髪色と瞳の色を持つ、二歳年下の青年だ。
カレンの苛烈な性格からもたらされる八つ当たりや、理不尽を受け続けても、カレンの側を離れようとはしない。
そんな日々の中、婚約者と物語のヒロインが密かに旅行へ出かけた帰り道、乗っていた馬車が賊に襲われ、彼らは取り返しのつかない傷を負う。
第一王子と不貞相手である令嬢の醜聞は、貴族の世界のみならず、民の知るところとなったのだ。
主人公は幸せにも不幸にもなりません。ざまぁはありますが、誰かと恋仲になるような楽しい展開はありません。
※寝取られ要素があります。
※身体欠損や強姦、流産の表現が少しだけあります。
※女性上位風味です。
上記が苦手な方はご遠慮ください。
アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 21:56:55
14986文字
会話率:33%
前世の記憶を持ちながら魔法王国に転生した女子高生、志々見エルはエル・ヴァーミッドとして生きることになる。ある日、王立養護院という孤児院からヴァーミッド家に引き取られた義理の弟、ルシスに身の上がたりをする。しかしルシスも同じく異世界転生者で元
アメリカ人の少年だったという。エルには記憶が欠けていた。なぜ自分は死んだのか……? ルシスは過去は思い出さなくていいと拒否するが、エルは高校一年生の春に自分が最後どうなったかを知るため、魔導書をルシスとともに開く……。
そして気がついたら寄宿舎の魔法学校に入学する年に。ルシスが激重感情をぶつけてくる義弟になっていた! しかもガスマスクの男、うさぎの仮面の女の子、鶏頭の男など数名が殺人事件を起こしており、ルシスは彼らをなぜか知っているようで……。
●︎︎●︎︎●︎︎●︎︎●
魔法学園で義弟に執着されて恋愛感情を向けられる話です。ちょっぴりホラーな要素もあるかも。
小等部編からキスシーン、中等部で性的な接触、高等部でベッドシーンを予定しています。
※この小説内には法律に反する描写や、倫理的に問題のある可能性がある描写などが含まれますが、危険な行為などを現実で真似をしないでください。ムーンライトノベルズとpixivに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:13:58
53909文字
会話率:66%
火事で両親を亡くした小学五年生の凪澤 舞(なぎさわ まい)は、叔父を名乗る人物に引き取られ、母親の故郷でもある美命村へと移住する。
しかし娯楽の無いその村はセックスが娯楽であり、子供達は遊びでセックスするのが当たり前という、舞の常識を覆
す村だった。
歓迎会という名の乱交で処女を失った舞は、しかしいつしかセックスにハマッっていくようになる。
そんな時、舞は村に「穢れ姫」という伝説があることを知る……。
■意味ありげなタイトルと序章ですが、基本的に子供がセックスしまくるお話になります。
■エッチシーンが無い話には●をつけます。
■更新は不定期です。
■現在、十六話に暴力描写があります。
■本編完結しました。ありがとうございます。これからは番外編やIFストーリーを書く予定です。
■ブックマーク1000件ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:38:24
587753文字
会話率:43%
アスナ、ノア、ティナの3人は同じ村出身の幼馴染で、冒険者パーティーを組んで活動していた。
拠点の街で様々な依頼をこなしながら共に成長して活動していく。
しかしそんな彼女達の知らない裏ルートで、3人は知らず知らずのうちにエッチな目に遭ってい
ることなど知る余地も無かった。
※本編はエロ無しで短くさくさく進行します。
•IFルートは本編内であり得た可能性のエロルートです。
•IFルートの展開は本編のその後の展開には影響しません。
タイトルの頭に★の回がエロルートになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:11:47
104670文字
会話率:50%
修道院の孤児院で暮らすアリーシャは、千年ぶりに再来した聖女の証である白銀の髪を隠してひっそりと暮らしていた。
しかし十八になった日、宮廷司書官に髪を見られ王太子に聖女の存在が知れることになる。
その結果、国の安泰を生涯女神像に祈るためドル
ーシュ家の館の主と婚姻することを余儀なくされた。
偽りの愛を誓う夫となる人は代々女神像を館に所有する宮廷司書官、アルラン・ドルーシュ。月に一度は顔を合わせ、ひっそりと憧れていた美しい人である。
しかし優しい彼はひとつ、アリーシャに約束させたのである。
返り血を浴びた自分とは顔を合わせるなと。
血を見ると気持ちが昂って理性の制御ができないと。
謎でしかなかった。
しかし司書なのになぜか頻繁に血を浴びて帰宅するアルランと顔を合わせない方が難しく、アリーシャは彼の本性を身体で知ることになるが…というお話。
アルファポリスにも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 15:37:26
11427文字
会話率:44%
Xの『#オジ天2024』『#みのたえ企画』参加作品。
アルファの王子×負けてオメガに変えられる中年敵将。
何年も敵として戦い続けてきた王子ティスターに敗れ、死を覚悟した敗将バルトだったが、ティスターはバルトに薬を飲ませ、オメガに変えて娶
ろうとする。
なぜ本気で殺し合ってきた俺を娶ろうとする?
理由が分からず抱き続けられ、オメガとなってしまうバルド。
ある日、ティスターが城に呼び出されて留守を任され、その理由を知る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:10:00
14087文字
会話率:24%
♡♡ 祝!完結 ♡♡
今と異なる歴史を刻んだ現代日本を舞台に、選ばれし美しい同性愛者《レズビアン》による爛れた主従関係が支配する異常性愛が描かれます。
苛烈な支配者ハートの女王《QoH》による常軌を逸した性交は、性器拡張狂、キメセク狂、身体
装飾狂、少女性愛狂、体液固執狂……といった狂嬉に満ち、全てを受け入れ隷属する淫猥な性奴隷《蜜蜂》もまた年齢も生活分野も全く異なる性的倒錯者ばかり。
誰もが知る【天繍グループ】は「活躍する『女性』たちを応援する」を揺るがない理念とし、戦後現代に至るまで日本を代表する巨大企業として君臨していた。
当初の製薬事業や医療分野だけに留まらず、学園運営やIT産業まで展開する功績を響かせる中、決して明かされない淫靡な噂と闇。
彼らは「性愛」を始めとする六つの愛「慈愛、敬愛、寵愛、情愛、博愛」を奏でることで完全なる世界を目指すという。
その中心に座す女神と崇められる者とは? 天繍の真実とは? QoHの謎が明かされていく。
♡♡ 作風 ♡♡
時系列順掲載ではなく、各エピソードをあえて点在させ、どの話からでも艶事が楽しめるGL陵辱小説となってます。
全て読了して頂く事で、各話が密接に繋がる単話完結の官能群像劇で、各登場人物が抱く淫らな暗部を一人語りや様々な視点から完結に向けて紡いでいきます。愛憎と淫欲に満ちた世界をお楽しみください。
※現代日本に幻想を織り交ぜた現代劇で、全て非現実的な世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 12:02:58
304442文字
会話率:32%
【ノベル】書籍はティアラ文庫から発売中
【コミカライズ】講談社Palcyにて連載中!
駆け出しの画家で町娘のリディアは、ある日突然自身が公爵の庶子だったことを知る。
はじめて対面した父から、彼が定めた婚約者のブラッドと結婚し、いずれ二人で
公爵家を継ぐように命じられた。
母を捨てて不幸にした父が許せないリディアは反発し、散財して公爵家の没落を目指す。
けれど、根っからのお人好しである彼女の散財計画は中途半端。有能すぎるブラッドの妨害工作により失敗してしまい、むしろ資産が増えていく。
しかもブラッドの顔が好きすぎて、押しに弱いのだった。
悪巧みがバレると甘いお仕置き、公爵令嬢らしい行動をするとご褒美が与えられる。どちらにしても甘すぎます!
女流画家のにわか令嬢VS腹黒好青年の没落できないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:10:00
143412文字
会話率:34%
高名な元冒険者の父のもとに生まれ、自身も冒険者としての道を歩むはずだった少女、フォワ。
しかし彼女は、人間なら誰もが持っているはずの『ユニークスキル』を一度として発動させることができず、やがて奴隷として売られてしまう。
そして、すべてを失っ
た彼女は――ようやく自身のユニークスキル、【レベルドレイン】の使い方を知るのだった。
八歳の幼女フォワがユニークスキルを使って冒険者として成長しつつ自分を家から追放した父親への復讐を夢見る感じの話です。
直接的な性描写が存在するエピソードには(★)がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 12:00:00
169810文字
会話率:69%
朝から騒がしい日だった。
いきなりの呼び出しに慌てて向かった屋上で。
いきなりこんな事を言われるとは思っても居なかった。
多分人生で初めての告白だった。
それが可愛い女の子だったらこんなに悩む事もなかっただろうに…。
ここは男子校で女
子なんていない。
女性といえば教師陣だけだ。
『生田くん、俺と付き合ってください。一目惚れしました』
「は?ちょっと待って!あのね…僕男だよ?」
『はい!もちろん知ってます。それでも好きなんです。もし付き合
ってくれないならここで自殺します』
そう言って出して来た包丁の先が太陽に光って眩しい。
自殺すると言う割に先端はこっちを向いている。
後退りたいが、屋上のフェンスを背に下がる隙間すらない。
ゴクリっと唾を飲み込むと言葉を探す。
「あ……あのね……僕、まだ誰とも付き合った事ないから…えーっと」
『始めてなんですね?それは嬉しいな…生田くんの初めてを俺にくれ
るなんて、夢のようだよ』
「あ……はい……」
もう、返事の余地すら無い事を知ると頷いていたのだった。
首筋まで迫った刃先から逃げる術もなく、ただ頷いたのだ。
代わりに刃物をしまった彼は生田を抱きしめていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 06:00:00
54539文字
会話率:35%