本好き、その中でも奇想天外な物語やほとんど現実逃避でしかない物語が大好きなリオン・ウッドは子爵家三男で、秀でた技能も特技もなかった。ただ家業を馬鹿にしてきた人間を見返せるような人間でありたい、だから目に見えるものだけしか信じないのではなく、
もっと見ようと出来る人間として生活をしていた。そんな姿を長兄は頼りなく感じ、誰かに騙されるのではないかと心配されていた。
ストレートに言葉にも態度にもされないからリオンは長兄が放り出した社交シーズンの真っ只中の夜会で知り合ってしまった伯爵令嬢の婚約者候補として名を連ねてしまう。
特化した魔法もなければ、技能すらもなく爵位を継ぐわけでもない。
かの伯爵令嬢は秀でた魔法と技能でエリートコースに乗って魔法育成研究所の準研究員。家格ですらも伯爵、身内はそれ以上の爵位。
これは出来高レースで、一応お情けで名を連ねただけだと思って正餐会に行った日。
伯爵家と囲む食事の席では、あべこべ夫婦とも言われている伯爵夫婦に、辺境伯に嫁いだ長女とその夫――ヘンゼル辺境伯、それに極度の潔癖症でありながら男色疑惑がある次期伯爵の長男がそれぞれの毛色の濃さを見せてきた。意気揚々としていたはずの他候補者は辞退を言葉にもせずに逃げ出し、同席しているのがリオン一人だけになった時。
「ようこそ、ブラックバーン家の一員に歓迎するわ」
そう伯爵に告げられてから気の休まる日々を過ごせないリオンと、何故だかリオンに異様な執着を見せる伯爵令嬢とのなんでもない日々の記録。
※あらすじ通りまでの道のりは少し長いです。オリジナル世界、架空の世界、気弱であり平凡で、活躍もない平凡の中の平凡ヒーローと溺愛ではなく、ただただ執着系なヒロインです。好きなものを好きなだけ書いていくので、どなたか一人でも読んでくだされば幸いです。(それだけで感涙です!)
また、進むにつれてタグを増やす可能性もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-08 08:00:00
71912文字
会話率:32%
女性として育てられた伯爵家の跡継ぎと、兵士になるために訓練を受けてきた侯爵礼譲。いきなりの婚約でお互い人生設計が大幅に狂ってしまったけれど、案外相性はいいようで…?
最終更新:2018-01-01 00:09:51
138941文字
会話率:51%
冷ややかに優雅、しかし甘く寂しい侯爵家嫡子と揺るぎない長身の友(伯爵家次男)
「パブリックスクール。
世紀末の退廃をまぶす空気の中、短くも眩しい少年時代を過ごす者たちのきらめきと澱み」
各章ごとに、一応、話が終わります(一旦、完結を付す
場合ありです)。
(ヴィクトリアン末期からエドワーディアン初期のイギリスをイメージした架空世界のお話です。実在の場所・団体・人物等とは関係ありません。)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 00:00:00
38578文字
会話率:13%
元ドンファンの熊ひげ男と超絶箱入り伯爵令嬢 様々な出来事に、夫婦の絆を深めていく話
◆フローリストとして功成り名を遂げるためには、持てるチャンスを最大限に生かさなければ――トビ―・クーパーは、そう固く決意をして、この品評会に臨んだ。自分の
花株に自信はあった。この新種が銘品の認定を得れば、富も栄誉も手に入れられる……。生来のはにかみ屋の性格を克服すべく、懸命に気を張るトビ―の背中に、ふとかけられたレディの声。それは……。 ◆ダチェット伯爵家シリーズ続編(シスター・オルランドへの手紙」(n8847bm)、「その後の熊と妖精」(n3985bo)、「星咲きぬ空遠く」(n6528bo)「熊と妖精の里帰り」(n8325bo)、「椿姫幻想曲」(N7305BU)の後、さらに数年後の話)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-22 19:00:00
248027文字
会話率:19%
元ドンファンの熊ひげ男と超絶箱入り伯爵令嬢 結婚後の物語
ついに、友人ダチェット伯爵の末の妹リルを妻としたテディ・バートラム。
天使のように無垢で妖精のように可憐な妻リルのすべてに耽溺し、法悦の日々を過ごしつつも、危険で多忙な仕事によりも
たらされる刺激への未練もまた、断ち難い。
つい仕事に没頭しすぎてしまう自分自身に嫌悪感を抱くテディの胸の内には、あまりにも清らかで愛らしいリルに、放埓で粗暴なかつての自分の姿を知られたくないという思いも募って……。
『シスター・オルランドへの手紙』(n8847bm)、『星咲きぬ空遠く』(n6528bo)他、ダチェット伯爵家シリーズ(http://ncode.syosetu.com/s2646b/)(http://novel18.syosetu.com/xs0252a/)続編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-16 04:55:42
264717文字
会話率:27%
「貴女なんていらないわ、あなたのその能力のせいで私まで!」
とある伯爵家には『魔女』と呼ばれている一人の少女がいた
その少女は人ならざる能力を使えるという噂があった
その噂のせいで少女は蔑まれていた
そんな少女が突然王族から婚約を持ちか
けられる、王宮へ入った少女を待ち受けていたのは結婚相手からの…
◇◆◇◆
思いつきですw
※昔の貴族のこととか禄に知らないのでイメージで書いてます。なので「はぁ?」とか思っても軽く流して下さい
(不定期更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 22:00:00
10213文字
会話率:65%
辛口平凡ぺったんこの地味埋没系子爵令嬢・カノンと、人を人とも思わない超絶美形だが90%ツンと暴言で出来、10%カノンへのデレで出来た伯爵家令息・ハイドの物語。
ハイドが、サラッとドライなカノンに、ベタベタベタベタ(18禁。でも最後までは致し
ませんよ。しばらくは…ね。ふふふ。)します。
対してカノンは、ハイドに対してあくまで友人スタンス。たまにセフレ?というか将来お嫁にいくにあたっての寝技を一緒に学びましょう?的スタンスもあるかしら。
適齢期まで年が上がったら、別の高貴なるお方を登場させたいと目論んでいますので、こうご期待(してもらえたら有り難いです)よろしくです。
子供時代は突っ込みはなし。
適齢期世代からは進展を……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-07 22:34:28
373011文字
会話率:34%
困窮した公爵家の令嬢ジェシカは、父が選んだ4人の求婚者と顔合わせをする。彼らは、高貴で傲慢な第三王子、鋭利な美貌の伯爵家嫡男、国をも左右する巨万の富を持つ実業家と、その弟で大陸有数の強兵を育てる育成機関の長という層々たる面々だった。4人はそ
のまましばらく公爵邸に滞在し、ジェシカと交流を持つこととなる。滞在中の世話役を自らするよう言いつけられたジェシカは、その日から受難の数々が始まった。お金や権力を嵩にきて、体を開かされ、単身、または複数同時に弄ばれる行為に、ジェシカは徐々に心が蝕まれ、疲弊してゆくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 06:00:00
293252文字
会話率:36%
男性に全くもてない子爵令嬢のエミリーは、最後の望みをかけて遠い親戚の伯爵家に滞在しながら結婚相手を探すことにした。そこで出会ったハイスペックの四歳年下の騎士であるダニエルは、表向きは柔和な性格に天使のような容貌でありながら、裏の顔は女性を泣
かせることが大好きな真性変態ドSの鬼畜野郎だった。元々勝気な性格のエミリーはダニエルの嫌がらせに猛然と立ち向かう。ドМの女性が好きなのだと思い込んでいたエミリーは、ダニエルを攻めて虐げるのだが、何故かそこを気にいったらしいダニエルに付きまとわれてしまう。
果たしてダニエルはドSなのかドMなのか?それとも・・・・
18禁です。毎日更新は無理かもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 16:54:42
156819文字
会話率:44%
小説家志望の主人公・水生。大衆雑誌社に行き着いたのが運の尽き。記者として雇われ、放り込まれたのは伯爵家だった。
書生として雑誌社から伯爵家に送り込まれたスパイの主人公と、伯爵家当主の話です。
※ちょっとだけお尻を叩いています
※お仕置き
とかではないです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 13:50:32
7453文字
会話率:60%
王子は伯爵家に嫁ぐことになった。王の命令であるため、どちらも断ることなど許されなかった。
良い結婚をしたと幸せになるおはなし。
男性も妊娠、出産できる世界です。
本編は一話ずつ視点が変わります。
とりあえず三話完結。
その後のお話を不定
期で更新するかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 00:00:00
24144文字
会話率:24%
ブラントン王国には「魔術師」と呼ばれる者たちがいる。魔法は誰にでも扱えるものであるが、その中でもより強大な魔法を使える者を「魔術師」と呼びならわしていた。シェリル・モランは魔術師一家であるモラン伯爵家の令嬢であったが、父親が政争に巻き込まれ
たため没落し、今では人目を忍びながらも辺境の地で細々と花屋を営んでいた。――そこでは、知る人ぞ知る特殊な花も扱っていた。その花の名は「スタンザ・モラン」。モラン家秘伝の触媒花であり、モラン家を魔術師一家たらしめていた要因であった。ある日、シェリルの店に一人の騎士が訪れる。彼は一般的に有名な触媒花である「ガブリエラ」の調査のために聞き込みをしていたのだ。その調査とは、最近「ガブリエラ」の粗悪品が出回っているという噂の真偽を確かめる王命であった。――花屋で出会う騎士と没落伯爵令嬢。見覚えのある顔に互いに驚く二人であったが、その間にも陰謀の魔の手は着々と伸びてきていたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-13 01:28:33
15064文字
会話率:48%
明治のとある時代、縮小しつつある吉原遊郭の中で今なお繁栄し続ける遊郭菊花楼は、衰退を辿る他の遊郭とは違い見目麗しい男達を店に置いている。
伊集院伯爵家の三男として菊花楼の楼主を務める由衣都は、身分を偽り菊花楼の花魁由衣として伊集院家に害を成
す根を断つ為、今宵も褥で客から情報を引き出す。
家長の為身体を差し出す事に疑問を持たない由衣都が、新しい客高野宮伯爵家の長男坊に心振り回されるお話。
※性的表現・濡れ場は予告無く入りますので、ご注意願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-01 10:45:28
47848文字
会話率:43%
フツメン、高身長、もやし体型、童貞な30歳のサラリーマン。死んだはずが、剣と魔法のファンタジー世界へ転生していて……。
転生先は伯爵家の末っ子次男。2歳の時に前世のことを思い出す。
今世ではモテ生活を目指し、騎士の父親を見習ってマッチョに
なるべく日々成長していく話。
初めはショタですが、成長後はマッチョ男前総受けです。R18は保険。
ちょこちょこ書いていけたらいいなと思ってます。
展開はベタで設定も甘いですが、よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-27 23:44:33
52363文字
会話率:35%
フツメン、高身長、もやし体型、童貞な30歳のサラリーマン。死んだはずが、剣と魔法のファンタジー世界へ転生していて……。
転生先は伯爵家の末っ子次男。2歳の時に前世のことを思い出す。
今世ではモテ生活を目指し、騎士の父親を見習ってマッチョに
なるべく日々成長していく話。
初めはショタですが、成長後はマッチョ男前総受けです。R18は保険。
短編(もしくは短い話数)でちょこちょこ書いていけたらいいなと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 22:26:14
3126文字
会話率:23%
よくある異世界物で伯爵家次男とその幼馴染の側近との馴れ初めの話しです。
くっつく前からHな事してます。エロありますご注意ください。
最終更新:2017-05-07 08:44:38
8316文字
会話率:50%
舞台は男子割礼が義務付けられて、成人男性のズル剥け率が100%の国。短小早漏・真性包茎を愛するが故に行き遅れた伯爵家令嬢と、皮かむりの小さな一物のせいで童貞をこじらせた国王陛下のドタバタラブコメディー。
絶倫巨根スパダリIKEMENヒーロー
に食傷気味の作者が、たまにはこんな変わり種があってもいいのではないか?と思って書いてみました。
気軽に読めるライトな読み物です、息抜きにどうぞ。あるふぁぽにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 22:41:25
39229文字
会話率:25%
交通事故に遭い、異世界に転生した主人公――伯爵家次男ロスト・フォンツ・エルシュバーグはある日、自分が「視界にいる人間の感覚を操れる」という能力をもっていることに気づく。だが、その能力は「痒み」や「快楽」を発生させるという、イマイチ使いどころ
のわからない能力だった!
しかしロストはある日、ふと「この能力があれば、あの堅物な護衛騎士のあいつをこっそり調教できるんじゃ……!?」ということに気づき……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-22 00:00:00
115706文字
会話率:42%
ダリアーク伯爵家の次男ユーリスは父リーヴから第二王子ガルアス殿下の夜伽をしろと命じられる。ダリアーク伯爵領地に多量の魔物か現れ、伯爵家の騎士たちだけでは魔物を討伐仕切れず王宮に応援を頼んだところ、ガルアス殿下率いる第六騎士団(魔物討伐専門機
関)が来てくれた。ダリアーク伯爵は魔物討伐のために伯爵家の屋敷に滞在しているガルアス殿下をもてなそうとユーリスに夜伽を命じ、殿下をお慰めしろと言う。童貞処女の勝ち気で生意気なユーリスは嫌々、ガルアス殿下の部屋を訪ねるも、ガルアス殿下はユーリスに「夜伽は必要ない」と冷たく突き放す。嫌な奴だと思うユーリスだが話してみるとガルアス殿下は優しくて紳士な人だと分かり、好意を持つ。何もしないまま、自分の部屋に戻ったユーリスだが、次の日、ガルアス殿下が父リーヴに「娼婦か男娼を呼んでほしい」と頼んだことを知る。「俺に魅力がないってことかよー!」と怒り沸騰のユーリスはガルアス殿下の部屋に乗り込む。夜伽から始まる二人の関係はどうなるのか?※勢いで書いたのでラブなのかギャグなのかよく分からない話になってます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 21:00:00
23897文字
会話率:21%
伯爵家に訳あり少女がやってきた。
大人になった少女×伯爵家後継ぎ。
ラブコメ、ハッピーエンドです☆
最終更新:2016-10-01 12:44:23
8601文字
会話率:52%
川井あいる、三十歳、独身。ちょっと腐な平凡OL。駅の階段を下りたところから記憶がなく、気がつくと前世を思い出した伯爵家長男、アルトゥール・ベルトラム、十五歳になってました。
剣と魔法の世界で、私にどうしろというの?
中身が女だから、後継ぎな
んて作れないよ……という理由から、独身主義を貫こうとする少年騎士の話。
不定期更新、BLタグつけてますが、TSなので純粋なBLではないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 20:00:14
17366文字
会話率:34%
時は20世紀初頭のイギリス。財政難の伯爵家に嫁いだアメリカの富豪の娘、エリザベス・アンブローズは、結婚初夜になってようやく夫と対面するが……。ハル様主催「真夏の蜜夜」企画、参加作品です。
最終更新:2016-08-20 22:00:00
9992文字
会話率:39%
■18禁ソシャゲのファンタジーRPGに酷似した世界に転移した男、名取昭己(ナトリテルミ)。ゲーム時代と同様の女性キャラを調教育成できるクラス≪調律師≫の能力を得た名取は、その気位の高さからけっして屈服しないであろう伯爵家令嬢の騎士候補生エリ
ィシア・レイ・レオナルドに出合う。想い人との婚約のため、無謀にもソロで迷宮攻略を始めようとするエリィシアに、名取は自分ならその目的を手助けできると巧みに取り入る。まずは身分を隠すべきだと、マスクで顔を覆いコートの下は貞操帯のみという恥辱に満ちた装備を用意する。一見有効に思える名取の計画、それに抗いきれぬエリィシアは「奴隷剣士のアリヤ」と偽り、迷宮にて露出調教を進められていく……。
■攻略対象は、女騎士っぽい貴族令嬢一人。主に男性視点がストーリーパート、女性視点がエロパート。タイトルに♀[~]が付いている部分がだいたいはエロ回になります。なお処女調教のため最後まで本番無しで、エロの展開は遅めかも? 毎日0時更新、各回5000字前後、全体で20回100000字程度で完結予定です。
■スカトロ・排泄行為が含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 00:00:00
112248文字
会話率:36%
レオノーラは、ある日キースに突然求婚されて結婚することになる。嫁き遅れで、騎士として生活をしていた女らしくない、可愛いげのない自分になぜ?と戸惑うレオノーラと、グイグイせまる(そして、せまられる?)キースのお話。伯爵家の四姉妹の番外編、『初
恋』の続編となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 23:00:00
64387文字
会話率:44%