帝国の弱小貧乏属国の平凡十人並みの明るさが取り柄の働き者の灰の姫と鬼畜俺様皇帝の悲しい物語。
◆貧乏弱小国の姫グィレーデンは14歳で帝国の後宮に入るが、働くことが好きな彼女は側室というより女官か侍女の様に暮らしていた。やがて2年経ちもうすぐ
故国へ帰れると喜んでいた、そんな時……
◆『なろう』に掲載した短編に手を入れてムーンライトに持ってきました。都合でページ内は短め構成です。
◆R18にはサブタイに[*]に付けます。
◆2016.06.27 本編終了しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-28 16:04:26
28456文字
会話率:31%
アリヤは空を見上げた。
今日もいつもと変わらない灰色の空。
じんわりと頬をなでる風は生温く、干している洗濯物をやさしく揺らす。
南の砂漠の片隅にあるこの小さなオアシスから見える風景は果てしない。
延々と続く砂地の先の先、はるかずっと遠い先か
ら真っ黒い雨雲がゴロゴロと小さな雷鳴を轟かせつつこちらに向かってきていた。
【注意】以前連載で掲載していたものを新たに書き直した作品です。
流れは大体同じですが変更点も多々ありますので、ネタバレはご内密に…。
【注意2】この作品内には残虐な行為・発言、女性軽視や暴力、強姦、言語障害に対する侮蔑的発言など、とにかくたくさん無秩序に地雷ワードが組み込まれています。小説の出来事と捉えることが出来ない方は閲覧禁止でお願いいたします。
全ては物語の中での出来事ですので、現実と混同させたり自らを投影した結果心が傷ついた、などはお止めください。
また性的描写や残酷な描写なども章ごとに細かく注意喚起は致しませんのであらかじめご了承ください。
【注意3】趣味の範囲でのんびり更新となっております。
文章が稚拙なのは重々承知しておりますので、どうぞ温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
誤字・脱字のご報告もお待ちしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-10 15:54:23
13788文字
会話率:13%
ごみ溜めの中だけの世界は広がった。
最終更新:2016-05-08 15:45:36
16258文字
会話率:28%
道に落ちてた(誰かのせい)、賢いように見えてちょっとマヌケの弥生。24歳。
ドSのように見えてちょっとS、人気急上昇中俳優 圭。25歳。
もう少し出逢うのが早ければ、なんとかなったのかな…
こんな想いは
焦げ尽かして、灰になったらい
い。
こが・れる【焦がれる】
1 いちずに、激しく恋い慕う。切ないまでに思いを寄せる。
2 そうなりたいと強く望む。
3 動詞の連用形に付いて、望むことが早く実現しないかと居ても立ってもいられないほどである意を表す。
****
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-25 07:22:46
142943文字
会話率:21%
彼女は今日も旅を続けている。旅先で残虐非道な殺人を繰り返して、世界中から追われながら。そう、彼女は空前絶後の殺人鬼だった。
ある時は平穏と隣り合わせのマンションの一室で斬殺劇を。ある時は地方の山中の別荘で拷問劇を。彼女の行く先では悲劇が
繰り返された。何の意味があって殺人を続けるのか、そのことは彼女自身も分かっていない。ただ何かを求めるように彼女は殺人を続けていった。
ある時、彼女はふらりと奥多摩にあるダムに立ち寄った。そこでダム建造中に殉職した英霊たちの石碑を目にする。八十七人の意味ある死者の名前が刻まれていた。立ち込める霧の中、彼女は自分の殺人の意味を自問自答した。答えは分らなかった。
またある時、彼女は歌舞伎町の酒場で奇妙な青年に出会った。彼は悲劇の演出家気取りのキチガイだったが、不思議と殺人鬼とは気が合った。一夜の遊戯の合間、彼女は青年に殺人鬼を衝き動かす動機を訊いた。
「終わりが見たいんじゃないかな、ひとつの壮大な物語の」青年は殺人鬼の破滅的な行動をそう評した。彼女が覗き込んだ青年の瞳の黒は遠くの終わりを見つめていた。
殺人鬼としての生活が一年を過ぎた頃、殺人鬼は捕まった。警察にではなく、彼女に私怨を抱いた男の手によって。殺人鬼は左手を失いながら、男のもとから逃げ出した。そして行き着いたのは奥多摩のダムだった。彼女は相変わらず霧に満ちているその場所に自分の終点を見た。
自分は何処から来て、何処に行くのか。彼女は霧の中で自問自答する。そして、答えが出ないまま、彼女は警察に取り囲まれるのだった。彼女は最後に問いかける。望む答えが返ってこないことを知りながら、問いかける。
「私の名前はなんでしょう?」
※エブリスタ、アルファポリスにて転載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 11:52:41
83577文字
会話率:25%
戦神教会の高司祭、オーウェンは悪魔に魅入られた少女ヴィエナの呪いを解く事に成功する。しかし、”邪悪の真髄”に触れてしまった二人は、”変容”を起こし、姿形が変化(へんげ)してしまったのだった……。
触手がくっついたオーウェンと、メロンに育った
ヴィエナの運命は!?
*ぎんげつ様作、「灰色の世界の天上の青」の二次創作作品になります。ぎんげつ様には、二次創作と公開の許可を頂いております。ぎんげつさん、ありがとうございました!
*本家「灰色の~」は重厚なファンタジーです。本家のイメージを壊したくない方は、スルーして下さいませ。
*同じくぎんげつ様の「神官殿、そこまでです。」「責任取れって追いかけたら」の主人公達もちょこっと顔を出しています。こちらもイメージを壊したくない方はスルーして下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-13 12:59:30
13282文字
会話率:46%
高校2年生の灰川沙雪は、父親の経営する喫茶店で、常連の老人たちを相手にハロウィンパーティーの出し物をすることになった。
カボチャを頭に被り、魔女のコスプレを着て舞台で踊る沙雪。しかし、彼女が着ていたコスプレは、火をつけると一瞬で燃え尽きると
いうアダルトジョークグッズだった。
沙雪は観客である老人たちの前で、無意識に恥ずかしい痴態を晒すことになる。
☆☆☆露出スレに投稿した話を改稿したものです☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-26 21:38:01
28450文字
会話率:25%
深夜に駅で酔っ払いに絡まれている女性を助けたいつもは冴えないサラリーマン平間優一。一時のテンションで行ったその行為は彼の灰色の生活を変える第一歩だった。
最終更新:2015-11-12 20:13:55
21234文字
会話率:15%
近未来の軍隊のお話。
同期の桜である雪白に対して、一方的に友好を深めようとしている灰冠。食えない上官灰冠とツンな部下雪白のすれ違いの日々です。
(平時の軍隊のお話なので戦闘などはありません)
R18となっていますが、そういった描写は今のと
ころ無いです。
■■■現在書いている小説のイラスト置き場としてブログをやっています。気が向いたらどうぞお越し下さい。http://fallen19.blog.fc2.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-27 21:58:59
45387文字
会話率:44%
風景画で有名なとある画家が生涯でたった一枚だけ描いた人物画。
その絵をめぐるお伽話のようなお話。
画家×モデルの青年です。
夜になると黒い灰が空から降ってくる世界でのお話です。
全6話、毎日昼12時更新です。
最終更新:2015-09-24 12:00:00
18338文字
会話率:48%
とある私立の男子校に通う少年・鷹司(たかし)。自らの腕力に加えて灰黒い仕事をしている両親の財力の元、彼は生徒はおろか教師からも非常に恐れられていた。
その学校にとても美しい少年・碧羽(あおば)が転入してくる。女遊びに飽きた鷹司が次に狙うのは
彼だった……
※1話3000文字~6000文字程度のシーン毎の投稿を予定しています。
※前半は鷹司を軸に陵辱色強めのハード路線、後半は碧羽を軸にソフト路線の恋愛模様を描く予定です。
※いわゆる“エロファンタジー”という名のご都合主義の作品となります。リアルさをお求めの方は拝読をご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 00:00:00
199969文字
会話率:25%
イタチザメの灰髪人魚が、クズ男サラリーマンに一目惚れ。
某人魚姫のパロディになりきれなかったホモ。
(過去サイトに掲載していたものです)
最終更新:2015-06-21 15:44:43
19177文字
会話率:39%
ファンタジーフォモ ナイト×クレリック
アプルウェイ王国にのろわれし王子が誕生した。王妃は王子の命をまもるべく、幼なじみの教士長スワニスに相談する。王子を女の子として育てられはしないかと……
スワニスはひと月を期限に王子を姫と偽装する
魔法をかけた。これを持続するためには、ラック断崖を超えてマイマル山頂にある魔石イリアスを手に入れなければならない。
スワニスは弟子のユリアンに魔石を取りに行く命を下した。ユリアンは王妃の騎士ベルクとともにマイマル山頂に向かうのだが・・・
pixivにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 01:00:00
13019文字
会話率:38%
古事記BLで兄弟もの。
宇陀の先住民族の長、エウカシその弟オトウカシは倭軍の侵攻をうける。宇陀は戦いを挑むのか・・
pixivにも上げています。
最終更新:2015-05-07 01:31:48
7046文字
会話率:38%
夏休み、幹彦のもとに庭師をしている祖父が倒れたと連絡があり、祖父の仕事を手伝うことに・・・。高原の瀟洒な洋館の秘密に幹彦は囚われていく。
幻想耽美を目指して書きました。
pixivにも掲載。
最終更新:2015-04-23 19:00:00
31929文字
会話率:32%
男でBL小説家の灰原尚、初めての一人暮らしで、テレビもなく、寂しさのあまりに、ネットで文学を朗読する生放送にハマり、その朗読する声にハマる。その声を保存したい、その声を自分のものにしたい。その欲求にコンタクトを取り、その声の相手、テオ・エッ
ケンハルト・氷室という、大学生になりたての彼に出会う…二年ほど前に、某BL小説出版社に投稿したところ、ボツになった原稿なので、やや、内容は古いです。声優業界知らないだろ!声優業界舐めてんのか!?もっと勉強しろっ!と出版社から怒られたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 10:23:32
55521文字
会話率:36%
平凡な21歳の片岡和子(カタオカ・ワコ)は異世界にトリップした先で、森の中獣に襲われ、命の危険と貞操の危機とさんざんな目に遭うが、それが一転。銀髪の偉そうな狼獣人――この世界で一番偉い帝の彼が、私の名前を呼んだ。なぜ彼が私を知っているのか
分からないが、私は彼に保護され、丁重に扱われるようになった。
言葉が通じない獣人世界で、第一印象が最悪な帝に愛され守られながら、両想いになるまでを見守っていただけたらと思います。
※性描写はずっと先になります
一部獣姦注意です
追記:登場人物紹介の要望がありましたので、簡単なものではありますが作成しました。せっかく設置するなら投票システムと一緒にしたら楽しいかな、と単純な考えで置いただけなので投票はしなくても全く問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-31 20:26:56
459692文字
会話率:34%
塵灰と朱里の10年後の話。
最終更新:2015-03-25 08:00:00
1218文字
会話率:37%
辛口毒舌人型携帯といろんな意味でゆるい男の話。
最終更新:2015-03-24 12:30:43
1581文字
会話率:58%
女は男に抱かれる。男が番だから。
※獣姦(獣×人)有
最終更新:2015-02-28 06:00:00
5000文字
会話率:0%
銀灰色(ぎんかいしょく)の毛並みと黄銅色(おうどういろ)の瞳を持つ美しいふたごの猫は、猫好きの女王の懇意によって専用の離宮が与えられていた。
そして二匹の猫は、夜になると人の姿に化け、最愛の姉妹同士で秘め事をおこなうのであった。
最終更新:2015-02-22 22:22:06
2222文字
会話率:49%
僕、灰谷透が好きになったのは同じ美術部で同じクラスの虹丘さん。僕は彼女に告白し、デートして、そしてセックスすることになって……。でも彼女は急に冷たくなった。蹴り飛ばされて、追い出されて、電話しても出てくれなくて、学校でも睨まれて、無視され
る。そうかと思えば、また会いたいって電話してきたりして……。何が何だか訳がわからないよ。
※PIXIVに同一のものを投稿しています。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4946316折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 13:02:56
39597文字
会話率:65%
レムリアは神の御使いの治める国。
その地では、聖王妃が選ばれる。聖王妃は人間だ。間違い、傷付き、老いて、死ぬ、聖王妃を通して御使いは国の人間を愛する。
下町の孤児院育ちのエリュスは聖王妃に選ばれたけれど、彼女は後ろ盾もなく聖なる能力も
持たず王の寵愛も薄い、できそこないの聖王妃だった。しかし彼女は官僚達と対立しながらも、目的を持ってこの王宮で生きていた。
あまり仲の良くない二人。
ただし、溺愛。また、多少逆ハーレム描写もあります。
性描写あり。
週二回の更新で、一カ月で完結予定です。
2/8、完結しました。
読んでくださった方、評価してくださった方、どうもありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 00:00:00
84088文字
会話率:36%