主人公は血の繋がった妹と相思相愛だが、それに気付いた親から引き離されそうになっていた。
そんな時、通学のバスが崖から落下、主人公と妹は死んでしまう。
だが目を覚ますとそこは魔王が侵攻している異世界だった。
主人公らを転移させた女神はこう告げ
る。
「あなた達兄妹はこの世界を救う勇者を作る為、この世界に召喚されました。あの屋敷でたっぷり子作りに励むのです!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 11:35:51
61535文字
会話率:55%
私立水上学園中等部、1年7組に在籍する水森当真。これと言って特徴のない、ごく普通の少年。
その存在はありふれていて、どこにでもいるただのスケベな中学生といったところだ。
ある日、そんなスケベな少年に人生の転機が訪れる…一学期の終業式が終
わったその日、大きな地震が学園を襲う。
「うわっ!」
『ゴゴゴゴーッ』
「うわわー!」
『ドーンッ』
「ひえぇー!」
『…ズッ…ズズーゥン…』
「はあっ、はあっ」
地震が収まると、当真達は学園ごと異世界に移されていた。
「な、なんだよ…これ」
地殻変動による学園全体の異界化、それに伴う魔物達の出現。その時、当真は幸運に恵まれる。偶然が重なり魔物を倒してしまったのだ。
パカパッパッパッーパッパパーン!
「えっ…?」
「レベルアップしました」
「ええっ?」
「職業を選択した後にスキルを取得して下さい」
「ええっと…これ?」
「知識の注入を開始…終了します」
「うっ…」
「…はぁあああぁ~、りょ…何となくわかったよ」
「サブ職業を選択して下さい」
「えっ…まだあるの?」
「えーと…」
「うん!?…これ、もしかして…」
「嘘だろ…いや、間違いない…よな?」
「よっよし、これにするっ!」
「サブ職業AV男優が選択されました」
「おおぉ~、やった…」
レベルアップ、そして異世界特有の職業やスキル。元の世界ではあり得ない力を、学園内の誰よりも早く手に入れた当真。
「くふふっ」
これによりもたらされる優越感が、年端もいかない少年に、ある変化を与えることとなった。学童期の長い潜伏期間を終えたリビドーの発達段階は、一気にその最後の段階へと移行する。
「うふふっ」
そして、力を手にした当真の肉体と精神の成長に呼応して、性的エネルギーとしてのリビドー…性衝動の解放が加速度的に進んでゆく。
「よーし、みてろよ…」
サブ職業にAV男優を選択した当真。彼は元の世界では到底叶わない夢を、この世界で実現させようと決意する。
「上手くこの力を使えば…あの春奈先生と…」
…今、禁断の扉が開かれる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 06:21:53
147618文字
会話率:39%
その日、首都圏に住む大学生、雲積木 捧は趣味の晩酌にいそしんでいた。
しかし、何故かこの日、二杯目の日本酒を口にしたところで、室内に巨大な白光が浮かび上がる。
白光が過ぎ去った後に、捧の目の前に現れたのは……雪の様に白い肌と墨の様に黒い髪を
持つ、まわし一丁の少女、ホウだった。
そして、捧が召喚された理由はなんと、ホウの化粧まわしとするためで!?
異世界の女力士と、召喚された化粧まわしによるファンタジー。
※タグにありますが、色々と御注意くださいませ。
※ハーメルンにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 07:58:47
14010文字
会話率:49%
おっぱい大きくて家事を片付けてくれるエッチなメイドさんを召喚した魔術師だったが、召喚できてしまったものは雄っぱいが大きいことしか条件が合ってない流血と戦乱の嵐を司る軍神だった。かわいそうな魔術師は軍神を返品出来るのか!!!(※ネタバレ・出来
ません)
Twitterで呟いたネタを元にした話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 21:27:13
2977文字
会話率:27%
ふわっと設定の異世界転移した神子が酔っぱらって、その辺のお兄ちゃんに昔の話をするものがたり。
エロはありません。
最終更新:2020-11-04 17:14:03
2716文字
会話率:22%
主人公、荒三笠《あらみかさ》龍司《りゅうじ》は四番目の勇者として異世界に召喚された
異世界人は召喚されることで固有スキルを取得することが出来るのだが、実は龍司は以前勇者として、そして魔王として二度も異世界アルツヴヘイムに来ていたのだった。
※以前まで『小説家になろう』の方で連載していて、警告を受けてノクターンに移したモノになります
そのためエロは少なめかと思います
加筆した部分と他の部分の文章が異なっているため気になるかもしれませんが、ご了承下さい
十八禁シーンがある話には、マークを付けたいと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 01:22:32
380762文字
会話率:46%
異世界ヴィルマルキアの創世の女神によって召喚された私、山崎理子。
この世界は、近い将来、アーセラン魔法王国という国の第二王子が犯すある大きな過ちによって、破滅する運命にあるという。その未来を回避するため、私は選ばれたのだという。
でも待って
、召喚の条件が「近在の異世界じゅうで王子ともっとも体の相性がいい女性」って何なのよ、授けられた能力が「王子とらぶらぶハッピーウェディングを迎えて生涯幸せに暮らせる」チートってどういうことなの!?
拒否する間もなく強制トリップ、しかもトリップ先は魔物ウヨウヨの深い森の中、ピンチを救ってくれた美貌の魔術師は鬼畜な上に超がつくドSで、いきなりおいしくいただかれてしまう羽目に…。一体何がどうなってるの、件の王子はどこにいるのよっ!?
というところから始まる、なんちゃってファンタジーの異世界トリップものです。コメディ3+シリアス4+エロ3…ぐらい。後半~終盤にかけてシリアス加速。R18パートには※が付いています。
◆2016.2.5 宝島社様から書籍化しました。
◆二巻は「ダメチートをもらった私がツンデレ王子と世界を救います」にタイトル変更しています。
◆2020.1.17 秋水社様「恋愛宣言」でコミカライズ開始。コミックシーモア先行配信中。毎月第3金曜日続話配信。コミックス1~6巻発売中です!ぜひよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 20:00:00
834021文字
会話率:31%
私はサキュバスと契約した。
いわゆるひとつの、黒魔女って奴だ。
普通はもうちょっと高位の悪魔と契約するのが常套なんだけれど、私の場合、手近に召喚可能だったのがサキュバスだった、ってだけなのだが。
まぁ、ソイツがとんでもないクソポンコツで。
――この私の体質を、サキュバス寄りにしてしまった。
んで。
今日も夜な夜な、男を求めて夜の街へ……と思ったら、そこは既に、焼け野原。
あぁ、近頃噂の魔王の軍勢が、こんな辺境の街にまで手を伸ばしたか。
「ほんぎゃあ! ほんぎゃあ!」
「戦災孤児って奴かしらね」
私はおくるみに包まれたままの幼子をひょい、と摘まみ上げた。
「育てれば良い男になるかしら」
気まぐれだった。
長い長い長い間生きると、そういう事もたまーにある。
「きゃっ、きゃっ」
……きゅん。
私の中で何かが、クピドの悪戯のように、射抜かれた。
「……ま、戯れに、戯れに」
飽きたら捨てればいい。
精を吸い尽くして殺してしまっても、それはそれで。
私はそんな、残忍な心をなるべく保つように意識しつつ、赤子を家に連れ帰った。
――それから10年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 05:43:04
9632文字
会話率:38%
※※キルタイムコミュニケーション様の「ビギニングノベルズ」より1巻2巻が好評発売中です※※
※※【最新情報】2022年3月ヴァルキリーコミック様より「捨て石勇者、魔王の下でリスタート」というタイトルでコミック発売致しました! 続きも連載中で
す!※※
異世界イシュタリアへ一年前に勇者召喚された叶海麻人(かなみあさと)は魔王との一騎打ちの最中、信頼していた仲間の裏切りにあってしまう。
一命を取り留めるがすべてを失った麻人は魔王に保護され利用されていたことを知る。なぜ利用されたのか、真実を知るため敵対していた魔族のために協力することを決意する。
人間と魔族の和平を目指し、世界の敵である堕天使と戦い、地球への帰還方法を探しながら「地球人の血を引く魔王」「献身的な規格外メイド」「銀髪狼系女将軍」「ツンデレ吸血鬼」たちと出会い惹かれていく――。
そして自分が異世界へ召喚された真実を知り、麻人はなにを思い行動するのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 18:00:00
390327文字
会話率:47%
戦争が絶えない世界のトアール王国で勇者召喚の儀式が行われた。
召喚されたのはなんと、ワーストレアの常識改変おじさんだった!
ワーストレアは世界を崩壊させる危険があるので即刻処分されなければならない。
果たして常識改変おじさんは生き残ることが
できるのか!
そしてトアール王国の女王様は、女騎士は、勇者は、その他女の子たちは常識改変おじさんの毒牙から逃れることができるのか!(できません)
常識改変おじさんは常識を自分の都合よく改変することができるおじさんである。
ストーリーに矛盾やおかしなところがあるように見えたとしても、それはその都度おじさんが常識改変した結果である。
なので細かいことは気にせずに読んでください。
評価・感想を頂けるとこの作品の寿命が延びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 22:00:00
119495文字
会話率:50%
魔法と混沌が渦巻く異世界にやってきた俺は、戦争に身を投じながらも、世界を支配せしめんとする魔王を倒す為、美しくも麗しい癒しの天使、可憐で勇ましく蝶の様に舞う美鬼、心強い仲間を加えながら覇道を歩んでいく…!
壮大な冒険の物語。
決して、本当は
全然違うからといって、カッコいい脚色をしているのではない。
大丈夫、大丈夫だ…………。
多分…。
という建前の元、紆余曲折を得て、エクスカリバー喪失の危機を乗り越えたり、いつのまにかハーレムで、俺様キャラになってしまったり、闘いもありながらも、本当はヒロイン達と幸せに、えちえちしながら暮らしたいだけ。
そんなお話。
一応…おおよそ?作品のテーマは『覚悟を決めろ。その手を伸ばせ』
※スマートフォンで投稿しています。
序盤までは普通のファンタジーです。中盤になってくると段々えっちなシーンが多くなってきます。長い目で見守って頂ければ幸いです。
※最初の7.9.10話に、若干コアなネタがちらほら含まれております。分からなくても支障はありません。冷めてしまう方は流し見て頂ければと思います(テイ○ズとかガン○ム等)
面白くない、作品が合わないな、なんか違うんじゃないか、と思った方はそっと閉じて忘れて下さい。
なろう以外の場所では投稿していません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 00:00:00
260236文字
会話率:52%
召喚に巻き込まれたと思っていた主人公が、イチャラブしながら旅をして行き、本当は自分が勇者だったと気づくお話。
主人公は最強にチヤホヤ&モテモテです。
タイトル通り、素人なので全てのスキルを使いこなせません。
一妻多夫制なので苦手な方はご注意
ください。ですが複数でのラブはありません。
全て一対一です。
ほとんどご都合主義です。好都合設定です。
TL脳につき、展開はお早めです。
アルファポリス様でも連載始めました。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
本編、番外編ともに完結致しました☆
ありがとうございました(^^)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 17:00:00
201350文字
会話率:39%
大学受験を控えた高校三年生の泉 美澪(いずみ みれい)は、特異な容姿をしていることにコンプレックスを抱いていた。
優しい両親に平凡な高校生活。幸福でもなく不幸でもない。にもかかわらず、美澪の心にぽっかりと空いた穴は日増しに大きく広が
っていく。
──私の居場所はこの世界ではないのではないか。
そう思うようになったのはいつからだったか……。
どこに居ても疎外感を感じていた美澪は、突然異世界に召喚される。
「そなたは私の愛し子。万物の根源にして、人間の魂を浄化し慰める者」
天帝から告げられた名は、神の愛し子を表す『エフィーリア』。
ミレイ・エフィーリア・ディ・ヴァートゥルナ・ヒュドゥーテル。
私の使命は、火の国エクリオの王太子イリオスの子を身籠ることだった……。
注)誹謗中傷はご遠慮下さい。
転載、複製、及び自作発言を禁止します。
※カクヨムさんにも掲載しております。
※投稿は不定期です。予めご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 09:00:00
55953文字
会話率:30%
半年前異世界イェグリームスはレヴォクロアス国にて三百年就いていた王宮魔導士の食を退いた一見十代半ばの美少女にしか見えない容姿を持つラニ・ヴェルテアード(三百五十才超え)。
現在は都内近郊にある山と海に挟まれた小さな港町・海玲町の北東に広がる
昼間でも薄暗く地元の人でも滅多に近付かない涼音野森の中に建つ洋館で、ペット兼相棒であるラプクースと呼ばれる幻獣のバデルと共に全てのしがらみから解放され異世界隠居生活を堪能していたラニだったが、ある日異世界エオシャニムの「魔国」オルシュヴェルツ国の国王側近キアルによりエオシャニムに召喚されてしまう。
キアルにより辱めを受けているところを国王であるディル・オルシュヴェルツに助けられたラニだったが、初対面の筈なのにラニを知っている素振りを見せるディルに唇を奪われ、成り行きで一夜を共にした挙句、自分を組み敷くディルに「十五年前のあの日からずっと貴方が好きだ」とストレートな思いまで伝えられ、どうしていいか分からなくなるラニ。
そして翌日。
ディルとオルシュヴェルツ国の王宮魔導士であるイェダ・アルクスレーノから現在オルシュヴェルツは隣国ラヴァガルスからディルとラヴァガルス王女との望まない婚姻をかなり強引に迫られ、下手に拒否すれば戦争に発展し兼ねない程切迫している状況であることや、それを回避するためには少なくとも三か月間ディルの恋人であり妃となる「振り」をする者が必要であり、その役目をラニに頼みたいと依頼される。
そんな訳で、三ヶ月間限定の夫婦(?)生活がスタートするが、自分を甘やかし愛を囁く事を常とするディルに振り回されているうちにラニ自身も少しずつディルに惹かれていき――
これはそんな何かと不憫な元王宮魔導士とそんな王宮魔導士を溺愛する魔王のラブコメな日常の話である。
※1.この小説はなろう様に投稿していた拙作「転移先で極度の女嫌いな魔王と諸事情によりラブコメします」を大幅に改稿しR18作品としてリメイクしたものです。
※2.ヌルいですが無理矢理表現があります。
※3.pixiv様、アルファポリス様にも投稿しています。
※4.タイトルとあらすじを変更しました(20.09.10)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 18:56:18
17689文字
会話率:46%
夏木蝉太は普通の日本人だったが、ゲームを遊んでる時に異世界へ飛ばされてしまう。
女魔王の僕として召喚された蝉太は途轍もない力と魔力を持っており、そのDNAを増やすために魔族の女たちを孕ませる種付けマシーンにされるのだった。
プロット無しで
気ままに書いてます。色々ネジが飛んでますがご了承ください。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 20:43:36
2322文字
会話率:11%
異世界から来たTSネクロマンサー少女がダンジョンを運営しつつ、召喚した悪魔に犯されたり、捕まえた冒険者となぜかイチャラブセックスしつつ、アンデッド娘ハーレムを作ったり、魔王を倒したりするお話です。
シリアスではなく、かなりコメディよりで
す。
タイトルの××は「チョメチョメ」と読みます。
処女作ですが最後の展開まで決まってるので更新が止まることはない。と思いたいです。
〔残酷描写〕は少ないですが苦手な人はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 13:17:32
628826文字
会話率:59%
平凡な男子高校生だった俺は、目が覚めたら異世界の聖女に転生していた。
この世界の聖女には、魔王を倒す力を持つ勇者を召喚する役目があるという。
それじゃ、サクッと世界を救って優雅な異世界ライフを楽しみますかー!と、勇者召喚してみたら……。
な
んで前世の恋敵が出てくるんだ??
身バレしたくない転生聖女(元男)と、転移勇者、おまけに魔王の物語。
※男性口調の一人称ですが、エロは男女のみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 18:00:00
12089文字
会話率:33%
宮前幸は、仲の悪い義理の弟・歩に巻き込まれる形で異世界に召喚される。はじめは2人の神子として歓迎されるが、歩の策に嵌り、偽物の神子とされ国を追放される。
当てもなく彷徨う幸に更なる不幸が降りかかり、幸は人買いに拐われ、娼館へ売られてしま
った。
男たちによって性的に蹂躙され続ける日々の中で、幸の心は次第に壊れていった。なにもかもに絶望し、死を待つばかりの幸の目の前に現れたのは、かつて1度だけ見た、敵国の軍事司令官の姿だった。
「神子に復讐したくはないか」
男はただ一言、冷たい声でそう誘うのだった。
※嫌われ→愛され予定ですが、嫌われの方が長い予定です。甘々までは遠いですが、ハッピーエンドです。
※性描写(攻め以外との描写も含む)、暴力、暴言、流血描写があります。その場合はタイトル横に、括弧書きで表記します。
※この作品は「https://fujossy.jp/books/18907」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 23:34:41
1510文字
会話率:48%
魔道を極めて神同然の力を持つ男が聖王国の王女に勇者として異世界召喚されたが、実際は勇者とは名ばかりの奴隷待遇だった。
怒った男は王女に地獄の苦しみを与えることにしたが、女騎士エリーナが王女の身代わりを申し出る。
エリーナの受難の日々が始まり
を告げた。
※ハードな話が多いのでそれ系が苦手な方はブラウザバック推奨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 22:00:00
31196文字
会話率:45%
この世界には、魔法という不思議な力があった。不可能を可能にする力があった。しかし、世界の住人である人間たちにはそれが使えない。
だが、彼らは諦めなかった。自分たちの代わりに、魔法が使える存在を召喚する事ができたから。
魔法が自在に操れる生き
物。それは悪魔。
悪魔と契約した人間は、巨万の富や名声を手に入れられると言われている。
リリーはドュータリア王国騎士団・団長の子息ランベルトの侍従である。真面目で勤勉なランベルトと共に、貴族学校に通う使用人の一人。
フワフワのプラチナブロンドの髪、同じ色の瞳。華奢な身体にきめ細やかな肌。一見して妖精のような可愛らしい容姿をした彼は、実は騎士団長と契約した悪魔だった。
騎士団長が大好きなリリーは知らない。
この世界が乙女ゲームの世界だということを。
どこかにいるヒロインのために、強制力というものが働く世界だということを。何もかもが、ヒロインの都合の良いように動いていく世界だということを。
けれど、違う世界から召喚されてきたリリーには関係ない。彼には、それらの影響は全く無かった。だから今日も、リリーは悪魔らしく、のんびりと、そして狡猾に過ごしている。
ご主人さまが大好きな悪魔として。
「ご主人さまご主人さま、好き好き。大好きだよ。」
※なんちゃってファンタジー
※騎士団長×悪魔
※中年×少年(年齢は自在)
※乙女ゲームの世界で過ごす第三者みたいな話。
※誤字脱字はスルーして頂けると有難いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 11:51:34
27665文字
会話率:34%