ある夕食時、フローリアは父から宣告された。
「お前の婚約者が決まった」と。
侯爵家の娘として、いずれ政略結婚するのは覚悟していたけれど、いくらなんでも相手が悪い。悪すぎる。
相手は――幼馴染みのアドルフ・ヴィックス侯爵。
アドルフは以前から
フローリアのことを嫌っているのだから。
意地悪ばかりする彼と離れられて安堵したと思ったら、婚約なんて冗談じゃない! この縁談、絶対阻止してみせる!
決意を固め、留学していた兄とアドルフを迎えに行ったフローリアだったが、再会した彼は別人のように甘く接してくる。
――まさか、本気で私と結婚したいの?
戸惑うフローリアだったが、大人の魅力を増した彼には逆らうことができなくて・・・・・・
意地悪な侯爵と、意固地な令嬢の甘く切ない攻防戦――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 07:19:08
82512文字
会話率:35%
アルクトリアの世界には体をもたない愛の女神エレインがいた。
呑気に人と人をくっつけて楽しんでいたエレインだったが、ある日神々に体を持ったらどうかと勧められる。とっても暇な神々が精魂こめてつくった体は、“神々の理想の美少女”そのもの!
そんな
体に入ってしまったエレインには意図せぬ縁談が舞い込み辟易する日々。
そんなエレインにある神が提案をもちかける。
「人間界におりてみるのはどうか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 22:00:00
16296文字
会話率:48%
『きっと私は、こうなる運命だったのだろう――』小国アイリスで生まれたレティアは生母の死から父にも義母にも疎まれ、息をひそめるように生きてきた。そんなある日、大国エルファーンから縁談が舞い込む。それはアイリス国にとってはまたとない縁談だったが
、レティアには長年の想い人が居た。政略結婚から始まる恋物語です。※どんな展開になっても良いという方のみお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 08:26:36
52182文字
会話率:26%
大国カグラの皇帝陛下が崩御し、12歳であったリ・シオンが次代の皇帝に即位することが決まる。その即位の儀の際に、ついでに婚姻の儀も執り行い、他国にカグラは健在であることを知らしめる。というのが前王妃の策略だった。その策略の中に知らぬ間に引き込
まれてしまったセイランは、幼いながらにリ・シオンを慕い、二人は恋に落ちて行く。いや、落ちたと思っていた。が、次々に離宮へと入宮してくる年上側妃たちからのプレッシャーと、リ・シオンが自分だけのものではないという事実。それらを受け入れる気持ちを育てるべきだと思えたその時、セイランは「離縁」され実家に出戻りということに……。
彼と見た月を眺めながら月日は流れ、セイランは成熟した女性となっていくが、リ・シオンとの間に「そういうことは無かった」というのに、出戻りに縁談が来るはずもなく。肩身の狭い思いをしつつ、兄ライメイの孫の教育係として実家の片隅で精いっぱい生きて行くセイラン。
中華風ラブストーリー、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 13:00:56
98988文字
会話率:36%
「賭けをしよう」
王位継承権を手に入れるため、男勝りなグラディスが縁談に出向いた先で持ち掛けられた、相手からの申し出。
主導権のない不利な勝負を持ち掛けられるも、グラディスはその勝負を受け、次期皇帝エルレーシュを篭絡する――はず。
※性
描写は予告なく始まります。
※2章以降はメインキャラクターが変わります。
※身分差、歳の差などが混在しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-12 19:00:00
279179文字
会話率:47%
王都に近い田舎街・ハーミュリに住むシャノンは、文字通り「見えすぎる」魔眼を持つ以外はどこにでもいる学者の娘。魔眼のせいで気味悪がられ、婚期を逃しつつあった彼女に思わぬ縁談が。
相手は王都でも腕利きの軍師で、王の信頼も厚いと言われるトーリ。ど
うせ物珍しさからだろうと、ヤケになりつつ顔合わせをするが、トーリからとんでもない言葉を聞く。
「やだ、どこが蛇の娘よ!普通の女の子じゃない!」
「………………えっ⁉︎」
オネェ軍師と魔眼の持ちの娘との恋ははじまる…のか?
♦︎行き当たりばったり+初投稿です。途中で投げ出したらゴメンなさい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-14 12:42:30
452文字
会話率:25%
地方の一領主でしかなかったユーグを、ミレーヌは参謀として一国の王にまで導いた。やがて、王となったユーグを、宰相として支えるうちに、自分がどうしようもないほどに彼を愛してしまっていることに気づく。ユーグの王としての治世を盤石なものとするために
は、有力な領主の娘を娶るのが最も安全で有効であると判断したミレーヌは、この縁談を契機に、ミレーヌは長年の想いに終止符を打つことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 20:26:24
82007文字
会話率:40%
父の組んだ縁談で、再婚・愛人持ちの初老貴族に嫁がされることになったアンナベッラ。挙式予定の教会に忍び込み、ヤケ酒を煽りながら神様に祈った。「結婚したくない。お願いします。あのエロジジィとヤるくらいなら、あなたのものになります」 現れたやたら
顔のいい神様は「いいでしょう。私のものになりなさい」なんて言って、祭壇に寝かせたと思ったらスルスルと服を脱がせてくる。えっ?なんで?神様にお仕えするのに、こういうのって必要なの⁉
口八丁手八丁のペテン師に翻弄され、父と貴族さまから逃げ、口の悪さに磨きがかかるアンナベッラ逃亡記。
「彼に向かってダイブ」と同じ世界の話ですが、読まなくても全然問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 20:00:00
103528文字
会話率:38%
世間では行き遅れと呼ばれる二十五歳になった女性騎士クロエは、ある日王妃に縁談を持ちかけられた。縁談相手は何かと噂に事欠かない伯爵家の、もうすぐ十六歳になる三男坊。しかもこの少年、見た目は十二、三歳の訳あり美少年で……。小動物系美少年✕苦労性
女性騎士のショタおね話。
※設定上同性愛者が登場しますがメインではありません。また同性愛のR18シーンもありません。
【重複投稿】アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 21:00:00
195093文字
会話率:31%
明治時代、京都から縁があって東京の九条西(くじょうにし)家へ嫁いだ大御門(おおみかど)雅(みやび)。そこに待っていたのは年下の夫・宗一郎(そういちろう)だった。
父が持ってきた縁談から文通期間を経て、自分は幸せな花嫁になるのだと思ってい
た雅を待ち受けていたのは、恥辱にまみれ、夫から憎まれる日々。浴びるほどに好きだという気持ちをぶつけて夫を落とそうとする妻、そんな妻を清廉な淑女から淫らな人妻に堕とそうとする夫。
S(サドな宗一郎)とM(マゾな雅)の新婚生活が、いま始まる。
※この作品は、pixiv、アルファポリス、ドリームノベルとの重複投稿になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 09:59:49
90929文字
会話率:45%
「ねえねえ、みずくん?」。当時小学生だった秋山(あきやま)結衣(ゆい)の無邪気な笑顔と愛くるしさに一目惚れした中学生の佐倉(さくら)水希(みずき)。結衣を手に入れるために社会的地位と財産を築きながら愛情を注ぎ続けて、やっと彼女にした。その矢
先、容姿端麗な水希には取引先の令嬢との縁談話が舞い込み、それを知った結衣は水希から離れようとするが…。
「結衣、俺から離れるのか?」結衣への想いで狂い始め、監禁してしまうお話。
※企業名はフィクションです。実際のものとは関係ありません。
※予告なく過激な表現・R18が入ります。
※かなりのヤンデレです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 06:00:00
219文字
会話率:0%
銀色の髪と菫色の瞳を持つ侯爵家令嬢ブランシェは、男に生まれながら『女』として育った。そんなブランシェは、従兄であり、ル・プルミエール第一皇子アレンに恋慕を抱く。秘密を抱えたまま十六歳のある日、国王との縁談が。今更男だと言えぬブランシェは悩み
ながら、王宮で一年振りにアレンと再会し、躯を開かれてしまう。だが、求婚したのは国王ではなくアレンと知り、漸く彼を受け入れるブランシェだったが、―――。
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【秘蜜のローズガーデン】を最初から人物など設定しなおして連載開始しました。
2016/02/09 改稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 17:46:19
23921文字
会話率:58%
アールシャド王国の王女ラヴィラダ。幼い頃よりの婚約者を亡くしたばかりの十六のこの王女の許に、ファーマムール国王妃としての縁談が持ち上がる。これを受けることにしたラヴィラダは、王の使者として王女を迎えに来た少年魔術師に心を惹かれるのであった。
「叡智の蜘蛛の守る鍵」のキリファドとラバリス国王の間でその生涯を見守ったファーマムール王妃ラヴィラダの側から見た一連の物語です。更新はのんびりいきたいと思います。←のんびりしすぎて五周年!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 01:00:00
35348文字
会話率:24%
日本有数の名家である高梨家の令嬢である瀬理。彼女の執事である支倉は彼女に恋心を抱いた。もちろん分は弁えていたのだが、彼女に縁談が持ち上がり、それを彼女が安易に受け入れるのを見たとき、彼は彼女に恨みを抱いた。
そこに富豪同士の啀み合いが重なっ
たとき、令嬢の運命は決まった。執事はその能力すべてを令嬢を堕とすことに向けたのだ。その結果は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 14:50:58
71791文字
会話率:34%
男爵家の長女ウルリーカは、この国で貴族に必須とされている魔力を、殆ど持たずに生まれてしまった。 優秀な双子の妹の隣で、出来損ない令嬢として後ろ指をさされながらも、いつか立派に自立しようと学問に励み、十八歳で住み込みの家庭教師として独立する。
ところが一年たったある日、母から急な縁談をつきつけられた。 相手はなんと、密かに思い続けていた初恋の相手、宮廷魔術師のフレデリク。 しかしウルリ-カは喜べなかった。
―― なぜなら彼は、宮廷中が公認している、女王陛下の愛人なのだから。 ***アルファポリス様にて、改稿・改題の上で書籍化をして頂きました。
つきましては2015年9月15日をもちまして、本編を引き下げさせて頂いております。 申し訳ございませんが、どうぞご理解をお願いいたします。
応援してくださった方々には、本当に感謝しております。
ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-08 15:06:23
12893文字
会話率:16%
女盛り真っ只中の伯爵令嬢、サラ・アークライツ24歳は、社交界でも有名なじゃじゃ馬娘。貴族の娘らしからぬざっくばらんな口調、スカート丈は常にひざ下にたくし上げてあちこちを走り回り、剣術や体術をやらせれば成績優秀。
しかし容姿は大変優れていたた
め、余計に周りを落胆させた。そんな彼女を心配した両親は、娘に黙って縁談を用意する。
お見合い当日にそのことを聞かされたサラは激怒するが、結局周りの勢いに負け、面会することに。だけど現れたのは予想外の人物で…___⁈
じゃじゃ馬娘×無口な美男のラブロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 23:43:43
49149文字
会話率:45%
大きな大きな輪の形をしている大陸、それを四柱の王冠の女神達が、それぞれ守護している世界。これはそんな世界の《3の国》の話。
侯爵家次女は容姿は普通で子供体型。なのに、驚くような高位貴族からの縁談が降ってきた、お相手は公爵令息……かの有名な『
熟女殺しの君』だった……みたいな話。
※『《3の国》にある愛と出産の神を崇める国のお話』として改稿&編集予定、公開後は検索除外させていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-19 17:00:00
19137文字
会話率:58%
ロゼリア王国伯爵家の次女、イザベル・ザハラは今日も不機嫌だ。女騎士の彼女の周りは汗臭くむさ苦しく、無駄な筋肉で溢れている。ある日縁談を断り続ける彼女の前に理想の伴侶が現れた。天使と見紛う美少年に一瞬で虜にされたイザベルは法を変え、既成事実を
作ってでも彼を傍に置こうと決意する。が、それを阻む邪魔な存在が一人――。彼女の副官であり、天使の兄のイルセだった。彼は言う。「私はあなたの下僕になりたい」と。◆変態下僕とショタコン女騎士のラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-04 15:33:52
22871文字
会話率:40%
一匹の狐を拾った人の娘。貧しい農民である娘に、縁談話が舞い込んだ。
和風ファンタジー。
最終更新:2014-05-17 21:04:38
5665文字
会話率:13%
魔法をかけられた、塔の最上階に住むアリシア姫。そんな彼女の元に、縁談話が寄せられる――?「自惚れることは結構だが、生憎俺に獣姦の趣味はない」
サディスト王子×意地っ張りなお姫様
最終更新:2013-11-23 23:10:50
30245文字
会話率:23%
従妹の結婚が決まり、さすがに焦りを感じはじめた“わたし”。
恋人もいなければ、縁談もこない。誰かに紹介でもしてもらうしか……そう思っていたところへ、数年ぶりに従弟と再会した。
姉弟同然に育った従弟。すっかり成長しちゃってと感慨に浸る間もなく
、わきあがる疑問。何故、“わたし”に触れてくるんだろう……。
年の差がある従姉弟どうしの恋愛ものです。
※以前別アカウントで連載していた話の移行版です。
誤字脱字等の修正の他は、ほぼ変わりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-30 21:00:00
17082文字
会話率:25%