下川 治樹(しもかわ はるき)は最愛の弟、那智(なち)と二人暮らしを始めて一年が経とうとしていた。
兄弟揃って母親、そしてその恋人から虐待を受けていた日々。
“別”の家族ばかりで、見向きもされなかった父親に背を向け、ようやく手に入れた平
穏。
しかし、弟がストーカー被害に遭ったことにより、歯車が少しずつ狂い出す。
兄弟の抱く深い家族愛は異常なのか、それとも正常なのか――これは歪んでいく兄弟の話。
※サスペンス/関係性はBL未満/テーマは家族愛と兄弟愛/愛情と狂愛のお話。
※他サイトにも掲載/R18は保険/視点切替多し折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 00:00:00
317198文字
会話率:29%
高校入学式当日、三上離央(みかみりお)は実の両親から捨てられた。愛されたことは一度もなく、相手にすらされず、何時も二人から「いらない子」「邪魔な子」と心ない言葉を浴びせられ続けてきた。寂しい思いを必死に我慢していたが、親に捨てられた現実を受
け入れられず、離央は辛くて苦しくて泣き続けた。気付いたら離央は見知らぬ森の中にいて、其処で得体の知れないバケモノに襲われる。殺されそうになっていた離央を助けたのは、黒い髪に紫色の瞳をした「龍の化身」と呼ばれている美麗な男、軍人のヒサメだった。彼は深く傷付いた離央を保護して自分の屋敷に住まわせた。ヒサメは離央をたくさん褒めとても大切にしていた。ずっと欲しかった愛情を与えてくれるヒサメに、離央は少しずつ心惹かれていく。彼とずっと一緒に居たいと、強く願うほどに……けれど、それは我儘な願いだと離央は分かっていた。彼には愛する伴侶が存在する。伴侶は魂の半身とも言える最愛。ヒサメの伴侶は見付かっていないが、見付けるのは時間の問題。ヒサメの幸せを壊してはいけない。伴侶との仲を邪魔してはいけない。そう思った離央は自分の気持ちを押し殺し、ヒサメの屋敷を出て行くことを決意する。
龍の化身×不憫な子。両親から愛されず、捨てられた子が異世界に迷い込み、とっても強い軍人さんに溺愛されて幸せになるお話。
※前半に虐待や流血などの描写あり。
この作品は他サイト(http://m-pe.tv/u/?shiki31)とアルファポリスさまにも掲載しています。
2024.11.04追記
サブタイトル追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 19:00:00
24631文字
会話率:66%
自己肯定の低さと恵まれない家庭が影響した成れの果て。どうして自分が生まれたのか、なんでここにいるのか、どんな不条理も結局は肉欲が解決をするのだろうか。
支配的な父親(義父)と青年の奇妙な生活と歪な執着が日常で、青年の心の拠り所や葛藤を描く
話。
blのR18、身売り描写が多いし、理不尽すぎて胸糞かも。とりあえずハッピーエンドは目指してみます。
pixivの方にも載せてます。
不定期で更新しています。
−読み方ガイド−
ウサくん視点→本編、受け視点になります。時系列は現在。
義父視点(完結)→本編を補うバック背景(過去篇や歪な同居になった背景)、エロ描写の時は攻めの視点になります。
文海視点(完結)→ウサくんの実の父、本編では既に亡くなっていますが。義父と親友であり歪んだ愛情の元凶になってしまった一人。読んでいくと意外なこともわかったりしますが、ウサくん視点と義父視点の補いでもあるので後から読むことをお勧めします。
千鶴視点→お兄さんが弟を守るために犯されてる描写もあるけど、だいたい攻めだと思ってもらえれば。この物語の最大のキーパーソンであり、討つべき敵を彼だけが知っています。文海視点を読み終わってからの方が読みやすいかもしれません。
烏視点(完結)→義父視点や千鶴視点に出てくる彼の昔話と、その現在の話。裏方なので千鶴視点を読んだ後に読むのがおすすめです。そんなに長くなる予定はありません、ちなみに彼は受けです。
アヤ・百舌視点→物語の裏側の話です。序盤はアヤ視点からになります。彼女が文海に出会い、亡くしてしまうまでの話になります。後半は百舌視点になります、この物語がなぜここまで拗れてしまったのか……その物語です。全ての視点を読んでからの方がオススメです。
エロシュチュ用→ちらほら出てくるモブとか、エロ書きたい時に更新します。ウサくんが売りやってる時とかまぁそんな感じです。単純にエロ読みたい人にオススメ。
本編もサイドもまだまだ更新中。
どこから読んでも問題はないと思いますが、一応ガイドを作ってみました。
今後もサイドの背景描写のために、視点分けの章管理が増える予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 02:11:43
416104文字
会話率:27%
【あらすじ】優男風執着イケメン美形攻め×ダメダメ淫魔受け
もう独り立ちしないといけない頃合いなのに、先輩なしじゃ一人で搾精もできない、催淫魔法も下手くそ、淫魔としてダメダメなアンウィルは、先輩に「一人で頑張って来い」と人間の夢の世界に放り出
され、精気を摂取できずに餓死寸前だった。しかし、ある日ダメもとで一人の人間のもとにたどり着く。その人間は名前を湊 巻網(ミナト マカミ)と言い、絶倫すぎて彼女に振られまくりの不幸な人間だった。やけくそになったアンウィルは催淫魔法も使わず、巻網に対し、精気を分けてくれと土下座で頼みこんだ。「えっちなことが人助けになるなんてラッキー!」とウキウキな巻網はキスどころか射精で精気を分け与えてしまう。その時偶然にも魔法が発動し、なんと巻網とアンウィルの相性の良さが判明!こうして、食料補給のつもりで始めたのに、なぜか特定の相手ができたアンウィルは巻網と濃厚な精気補給セックスに明け暮れることになる。一人の人間に入れ込んじゃダメなのに…とアンウィルは悩むが…。
【登場人物】
アンウィル(Anwil):受け
物語の主人公であり、淫魔として魔界で生まれた存在。人間界に送り出され、催淫魔法の未熟さや人間界での生活に戸惑いながらも、巻網との出会いをきっかけに成長していく。彼の心の内には深い葛藤と探求心があり、人間界での経験を通じて自己を見つめ直していく。
湊巻網(ミナト マカミ):攻め
アンウィルが人間界で出会った不幸な人間。絶倫のせいでした失恋の経験からくる傷を抱え、人間関係に悩む一方で、アンウィルに対して深い愛情を抱く。物語を通じて自らの過去と向き合い、アンウィルとともに成長していく。優しさと強さを併せ持ち、アンウィルとの関係を大切にしている。
先輩淫魔:
アンウィルの先輩であり、彼が未熟であることから、彼を成長させるために叱咤激励して人間界に送り出した。彼の指導がアンウィルの成長に影響を与える。
この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 21:25:54
38778文字
会話率:48%
それは悲劇だ、叫びと悲鳴に驚いた男は妻と、その光景を見て言葉を失った。
予期せぬ、突然の事に途方にくれたが男は決心した。
その日、珍しく妻の友人が来ている事に男は驚いた。
友人達は多分と妻と同じ、平凡な普通の主婦だろうと思っていた、だが、
その期待は予想に反して驚きに変わった。
それだけではない、妻も別人のようだ。
驚く男に妻は離婚を承知するという、これで新し区人生を愛人と一緒になれると思った。
美味しい酒、妻の友人達の話、与太男が目を覚ました時、待っていたの檻の中の現実だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 19:20:44
3756文字
会話率:24%
前夫は高齢、亡くなった原因は病気だった、与えてくれたものは愛情だけではない。
女は二度目の結婚をすることに決めたがそれは条件付きだった。
契約結婚、夫は愛人を作ってもよい、そのかわり自分は自由を。
結婚してから女は商会を立ち上げた、男は若
い愛人を作った。
愛人に子供ができたことは予想外だった。
契約期間が近づき、男はこのまま別れて良いものかと悩み始めた。
自分の生活費は金貸しではなく妻である彼女からの出費だった。
商会に関わる従業員、友人達の集まるパーティーで、男は離婚は考え直さないかというつもりだった。
だが、それは男の勝手なエゴだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 11:35:22
3874文字
会話率:34%
息子の浮気を知らされたのは友人の口からだ。
そんな男の元にオザキと名乗る男性が現れる、すぐには誰だか分からなかった。
夫の浮気を知らない妻、夫の友人、父親、突然現れたオザキの目的は。
浮気がばれない限り続くと思っていた夫の日常、妻の平凡
な生活。
そして、義父の不安は膨れ上がってく、自分が守るものは何なのかと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 15:42:04
38754文字
会話率:36%
自分は面と向かって愛を伝えられないから、その分行動で示そうと思う。
最終更新:2024-03-01 18:00:00
7082文字
会話率:59%
大切な人が消えてしまうんじゃないかって思う時があって怖かった。
でも、なにより一番避けたかったのは、愛情と劣情を取り違えて相手を傷つけることだったのに。
最終更新:2024-02-03 12:00:00
7922文字
会話率:63%
柊真白には夢がある。真白はどこにでもいるような普通の少女であるが、クラスでは2番目くらいには可愛いとされ、クラスメイトの男子から密かな人気をもった美少女でもある。しかし、その生い立ちは普通の少女とは違い過酷なものであった。父親は浮気症で真白
と母親のことなど気にもかけず夜遊びに出かける男であり、真白が小学2年生の頃には家に帰ってこなくなった。母親はその分、お金が必要になり以前にも増して仕事に精を出し、真白とのコミュニケーションの時間が減った。このままでは真白が愛情に飢え、心のネジ曲がった人間に育っていくことは、誰が見ても時間の問題だった。しかし、ある動物がきっかけで真白は救われることになる。ある日真白が学校からの帰り道、犬の散歩をしていたお姉さんに出会う。そのとき、犬から向けられる邪気の無い真っ直ぐな好意が真白の愛情に飢えた心の乾きを潤してくれた。奇妙なことだが、両親から受けるはずの「無償の愛情」を、種族の異なる「犬」から与えられ、真白の心をまっすぐにしてくれたのだ。もうイジけた目つきはしていない。彼女の心にはさわやかな風が吹いた。母親も彼女なりに愛情を注いでいたつもりだったが、犬の温かいふわふわモコモコの体毛の誘惑には勝てず、真白の見出した「愛情」と「性欲」を止める事はできなかった。こうして「柊 真白」はクラスの男の子との普通の恋愛に憧れるよりも……「犬のお嫁さん」に憧れるようになったのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 02:25:29
4457文字
会話率:39%
童顔で華奢なすずは35歳、アロマ・セラピーのサロンを開いている。
僕はすずの施術の最中に眠りに落ちてしまった。
眼を覚ますと僕に騎乗していたすず。
勃起した陰茎を身体の奥にくわえ込み、淫臭にまみれて喘いでいた。
僕は、すずの淫らな身体
と穴を壊れるまで使いつぶし、愛情や性欲、羞恥心の全てを満たしてやるサディスティックな決意をした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 20:00:00
500874文字
会話率:22%
ゴミ箱を漁っている子供。
彼が取り巻く世間はどこも汚らしいものばかり。
そして彼は気付く。
この世には綺麗なものなんて一つもないのだと。
そんな世の中で、彼が女性達と出会い。
彼女達に身体での安らぎ、愛情を求め、彼女達の愛を貪って生きる日々
。
彼が歩む、愛憎と欲望に塗れた人生とサイコサスペンスが織り成す物語。
※この小説はAIのべりすとを補助につかっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 11:49:30
408375文字
会話率:28%
ササランド魔法王国に第一王女サリナ・ササランドは前世の海老原 紗理奈の記憶を一部ではありますが持っていて、記憶の中で特に幼馴染で結婚する心算でいた萩原 彰人の事だけは鮮明に覚えていた。
サリナは前世で彰人と結婚の約束を交わした後に初体
験を済ませ幸せ気分でいたのが、朝を迎えてその彰人は忽然と姿が消えてしまい、紗理奈はそのショックで、その数日後事故に遭い亡く
なった。
紗理奈はサリナ・ササランドとして転生をして、その恵まれた環境で両親から愛情たっぷりに注がれて元気良く育つ。
サリナは古代遺跡の発掘など手掛けながら彰人を召喚すべく召喚魔法の研究と自己研鑽に励む日々を送っており、いつかは彰人を召喚して結婚して幸せな家庭を築く事を目標に頑張り続けてた結果古代都市を復活させ居る事に成功します。
それと当時に念願のアキトの召喚も叶い即日婚姻を果し、古代都市の領主にアキトが任命されてから乳姉妹のケイナと共にアキトとの甘い夫婦生活を営みながら古代都市の発展に奮闘します。
それからこの古代都市ササランド・オギワラ大公領の発展と甘い夫婦生活から様々な事案に対処しつつ後から嫁いでくる4人の王女達と互いに協力しながらも奮闘を描く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 22:00:00
254275文字
会話率:30%
女騎士のレゾナは、「俺が勝ったら結婚して!」と毎日挑んできてはレゾナに負ける獣人の騎士のリーベスに辟易していた。
そんな折、レゾナとリーベスは夜会の警護に助っ人として駆り出される。そこで男性貴族に言い寄られたレゾナを見て、リーベスは突然怒り
始めてーー。
猪突猛進でちょっとアホの子な愛重系狼獣人騎士と絶対零度系女騎士の、誤解と粘り勝ちの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 20:00:00
13122文字
会話率:50%
バレンタインデーに好きな人には本命チョコを、お世話になった人には義理エッチをプレゼントするのが普通の世界の話。
最終更新:2024-02-14 19:50:12
6670文字
会話率:49%
隣に住む若妻は美人だが気が強く、いつも主人公の悪口を言っていた。
そんなある日、オナホを捨てていた主人公に腹を立てた若妻は主人公にセックスバトルを挑む。
しかし、セックスバトルに負けてしまった若妻は次第に主人公に堕ちていくことになる。
最終更新:2022-06-30 21:53:40
14605文字
会話率:47%
敵の催眠術師を捕虜にした王国は復讐のために催眠術師を拷問することにした。
尋問官には王妃をはじめとした美女を国中から集め、朝から晩まで愛情たっぷりのセックスで拷問をおこなった。
しかし、拷問の成果は出ず国王自ら催眠術師に会いに行った。
最終更新:2022-02-03 19:22:59
4003文字
会話率:53%
新興侯爵家末子でオメガ、少しのほほんとした主人公が、辛い過去を持つアルファのハイスペック王太子への愛情によって、成長して王太子妃となり、番となった夫を支え、努力して賢妃と呼ばれるまでの成長物語。
セオドア・ラ・フェーメル王太子:ガリア王
国のフェーメル王朝第三代の王太子×ラミエル・ラザフォード、ラザフォード侯爵家五男。執着アルファ攻め×平凡オメガ受け。ふんわり設定です。他のサイトにもアップ予定です。作品中にオメガバースの具体的な説明はありませんが、作者独自の解釈が入っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 16:35:29
40063文字
会話率:32%
夫からいわれのない暴力を受け、病でこの世を去ろうとしていた咲希。彼女を連れ去ったのは、桜の里に棲む鬼、水月だった。咲希が結婚前から仕えてきた水月は、人外の力を持ち、過保護で、従者としては過多な感情を咲希に向ける。咲希は戸惑いながらも、大切に
扱われるうち水月に心を開くようになるが、水月には鬼特有の本能があり……。ヤンデレをヤンデレ化させないふんわりした愛情で包む少女と、がんばってそれに応えるやっぱりヤンデレ鬼の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 15:56:34
1479文字
会話率:15%
珈涼(かりょう)は父の組のため、生粋の極道、月岡(つきおか)に大切に飼われるようにして暮らすことになる。憧れていた月岡に甲斐甲斐しく世話を焼かれるのも、教え込まれるように夜ごと体を開かれるのも、珈涼はただ恐ろしくて殻にこもっていく。繊細で
怖がりな少女と、愛情の伝え方が下手な極道の、すれ違いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 14:18:31
95073文字
会話率:34%
いつから正常でなくなったのかはわからない。触れたときに後悔したのは覚えているけれど。義兄妹の幹久と美穂、二人のいびつに絡み合った関係の物語。
最終更新:2023-11-04 16:00:21
8053文字
会話率:30%
2/7完結です。
リンデンバーグ国の第5王女ロザリアは、王族でありながら兄弟姉妹から虐げられ、国王からも見捨てられ、半ば幽閉されているような生活を送っていた。
12歳の時、こっそり城を抜け出した先で自国と隣国の戦に巻き込まれた際、隣国の
辺境伯テオドールに命を助けられる。
その2年後…戦はリンデンバーグの敗戦で幕を閉じ、敗戦国の王女として辺境伯へと嫁ぐ事になったロザリア。
誰でもいい、ここから連れ出してくれるならーー
しかし嫁いだ先では想像もしていなかった、辺境伯から甘やかされる日々が待っていた。
このお方の為に生きたい。
敵国の王女だったのに溢れるほどの愛情を注いでくれる…旦那様を幸せにする為に日々奮闘するロザリア。
そんな妻をひたすら甘やかしたいテオドール。
しかしロザリアには彼女も知りえない秘密があって…?
不遇の人生を生きてきた王女が愛を知り、幸せな人生を掴む為に奮闘する異世界恋愛ファンタジーです。
◆小説家になろう(全年齢版)の方にも掲載していますが、こちらは初夜(R18)を入れた完全版になります。
※R18は初夜のみとなります。R18にはサブタイトルに※をつけております。
※若干、戦の場面などで戦いの表現あり。
※ご都合主義の完全なる創作物なので、ゆるい目で読んでやってください。
※健気な主人公が大好きな方は応援よろしくお願いします。
※最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 10:46:20
114466文字
会話率:49%
婚約者はいつも微笑んでいた。
王太子の自分が別の令嬢と笑い合っていてもどこかに出かけても、何も言うことなく。ただいつも微笑んでいた。
・・・嫉妬させて自分への愛情を確認したい王太子が婚約者を好きすぎた結果暴走するお話。ある意味お互いに暴走し
ています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 18:11:56
14411文字
会話率:42%
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番
を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 00:00:00
130359文字
会話率:41%
腹黒敬語年下攻め×ちょっとおバカな年上受け
砂海を渡る商隊の護衛として働くアルシャールは、たまたまシュリオンという男の子を助けた。それがきっかけでシュリオンにプロポーズされたのだが、相手は5歳年下の10歳の子ども。どうせすぐに心変わりする
だろうと、相手にしなかった。
たまに会っては変わらぬ想いを再確認させられる歳月はあっという間に過ぎていき、とうとうシュリオンも成人を迎え……
知力財力権力時間、すべてを駆使して周到に受けを囲んでいく攻めと、それに気づかず絆されてしまう受け
攻めの愛情の方が重いです
【本編完結済】
ネタが降ってきたりすると、後日談を投稿することがあります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:51:31
117235文字
会話率:43%
平凡な見た目のナタリーの住む村のは少し変わっている。
その名も「ネトラレ」村。
その名の通りネトラレを慣習とする特殊な村である。
恋人や夫婦それぞれのパートナーとの愛情を確かめ、刺激を求めて第三者にネトラレをお願いするのだ。
そんな村で生ま
れ育ったナタリーは村の常識を疑問に思う。
理想の恋を求めるも中々見つからないナタリーと村の慣習に悩むジョンの2人が織りなす男女の物語。
※途中視点がコロコロ変わります。
直接的なネトラレ表現は入りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 21:18:28
10018文字
会話率:26%
タバコだけを信じる美月。彼に信じてもらえるよう愛情を尽くす蒼士。凍りついていた美月の心は徐々に解きほぐされていく。ヤニカス総受けの主人公がじっくりと幸せになるハピエンBL。
最終更新:2024-01-30 18:30:03
101122文字
会話率:59%