——殿下の溺愛が、わたくしを狂わせていく。
【年の差】×【溺愛】×【真面目王子と貞淑貴婦人】×【閨指導】、しっとりめの禁断の恋のお話。
レーヴェンタール伯爵夫人アガーテ。
ある一点を除けば穏やかな日々を送っていた彼女は、王妃に呼ばれた。
王国第二王子のゴットフリート(十六歳)が、アガーテを見初めたというのだ。
「王子の話し相手になってほしい」、と王妃に命じられる。
「王子は女を知らぬゆえ、男女のことを導いてやってほしい」、とも。
つまり、話し相手が単なる「話し相手」ではないことは明白。
断れば夫の未来はないといわれたアガーテは、王子の側に参じることに……。
王子の狂おしいまでの溺愛が、貞淑な貴婦人だったはずのアガーテの魔性を引き出していく。
※5/29は第2章途中まで一挙公開します。それ以降は不定期更新です。
***
アガーテ→レーヴェンタール伯爵夫人。非常に貞淑で今の現状に満足しているが、えっ、というタイミングで理性が飛ぶ。悪い女とは彼女のこと。
ゴットフリート→第二王子。表の顔は控えめで真面目、裏の顔は執着心が尋常ではないヤンデレ。童貞喪失するのはアガーテ相手じゃないと嫌だとごねている。アガーテより十二歳年下の夏生まれ。変な夫婦に捕まって弄ばれてる可哀想な純真な子。
エリアス→レーヴェンタール伯爵。外交官として仕事をしており、家を不在にしがち。陽気で華やかな性格。妻を気遣う良き夫だが、若く真面目なゴットフリートは嫉妬も相まって彼を「ひどい」と捉えてしまう。非常に罪深い男。
王妃→一応常識人ぽい。だが、他のきょうだいに比べて「良い子」だった幼いゴットフリートを放置しすぎていたという自責の念から、彼に甘くなってしまう。
国王→ゴットフリートの父。物静かで知的な性格。王妃との関係は表向きは良好で、子供達を溺愛する。だが、あることが原因で、王妃により子供達から遠ざけられている。そのことがゴットフリートを含めた子供達の精神を追い詰めている。
*「カクヨム」様のほうで、殿下の溺愛がマイルドなバーション(R15版)を公開しています。→https://kakuyomu.jp/works/16817330657522696225折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 21:08:14
109666文字
会話率:39%
没落した伯爵家の娘クレアは、多額の契約金をチラつかせるベイニング公爵から依頼された。
「王太子と結婚する娘フローラの代わりに、初夜に臨んでほしい」社交界の妖精と言われるほど可憐なフローラは男好きで、とっくに処女を失っていたのだ。弟が成長する
まで領地は守りたいが、相手は「殺戮の狂戦士」「流血の悪魔」と恐れられる王太子。バレたら切り刻まれるかも!? クレアは怯えながらも侍女になりすまし、フローラと共に王宮に乗り込む。
※最後の方でシークレットベビー(=^▽^)σ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 22:08:40
119147文字
会話率:36%
とある国の国王の子供は14歳になると成人の儀を迎える。名実ともに大人になるこの儀式でこの国の王女セレナは、父である国王(54歳)によって多くの者が見守る前で純潔を散らせる。
儀式を無事終えたセレナには新しく2人の侍従が付けられ、その日よ
りセレナは2人の侍従クロード(36歳)とシアン(33歳)から閨教育を受けることになる。
その後も父、そしてセレナの兄であるウォルター(36歳)、カーティス(29歳)、ジョシュア(18歳)にも愛され、セレナは幸せな日々を過ごす。
*全編エロありです。エロの為のお話です。落ちはありません。
*倫理観欠如しています。タグのご確認をお願いします(今後も増えるかもしれません)。人によって不快に思われるかと思いますので、自己責任でお読みください。*あくまでも創作物であり、現実ではダメ絶対です。
まだ完結していないお話、その合間に書いていた現代物のお話をすっ飛ばして、手っ取り早くエロに浸る為に衝動的に書いた物です。
初心者のくせに色々と書いている途中のもの、書きたいものが渋滞してるのでどうなるかわかりません。もし…もし、お気に召してくださった方がおりましたら、自己満ですのでどうかご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 18:00:00
264262文字
会話率:31%
※こちらの改変です。
https://novel18.syosetu.com/n1464gn/
久賀 京は巷で有名な遊び人である。
来るもの拒まず、去る者追わず。
甘い言葉を囁いては、女を抱き、また、別の女を抱き。
どんなに女を弄ぼ
うが、久賀は女から恨みは買われないのだ。それは、いくら性格はクソでも、無駄に顔が整い過ぎていて、最高の閨を経験してくれるから、らしい。
そんな男が一人の少女と出会う。
男に襲われている少女の篠 雪を助けたのである。
花街から買われたらしい雪の身を隠す為に、長い髪を切り落し、男装させ小間使いとして、自分の周りの世話を甲斐甲斐しくさせた。
雪の手先は器用で、家事はおてのもの。次第に手料理に胃袋を掴まれる始末。
そこまでは良かったのだ。
ある事がきっかけで、雪へ執着を見せて、囲い始める。
そんな、遊び人の初恋の物語。
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久賀表記を京表記に変更中です。
改変に伴い久賀三兄弟が登場するので末っ子だけ久賀だとおかしいかと思いまして…。途中から京に変更してあります。
第一章迄同人誌で書いたものです。続編を出す時間がなさそうなのでここで執筆します…ご購入いただいた方本当に申し訳ございません…。
続編に続く話などを入れ込んでいるのと、年齢操作+二、三歳、エピソードを増やしてます。久賀の執着ぶりに力をいれてみました。
これが全部終わったら、続編である完結編の連載を始めます。
妹編は放置してるんですけど……続編は雪の妹も出ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 22:48:55
193958文字
会話率:41%
久賀 京は巷で有名な遊び人である。
来るもの拒まず、去る者追わず。
甘い言葉を囁いては、女を抱き、また、別の女を抱き。
どんなに女を弄ぼうが、久賀は女から恨みは買われないのだ。それは、いくら性格はクソでも、無駄に顔が整い過ぎていて、最
高の閨を経験してくれるから、らしい。
そんな男が1人の少女と出会う。
男に襲われている少女の篠 雪を助けたのである。
花街から買われたらしい雪の身を隠す為に、長い髪を切り落し、男装させ小間使いとして、自分の周りの世話を甲斐甲斐しくさせた。
雪の手先は器用で、家事はおてのもの。次第に手料理に胃袋を掴まれる始末。
そこまでは良かったのだ。
ある事がきっかけで、雪へ執着を見せて、囲い始める。
そんな、遊び人の初恋の物語。
----------
舞台は日本で刀がある時代ですが、
時代背景ブレブレです。
優しい目で見ていただけたらと思います。
無理矢理、執着、ですが最後はハッピーエンドです。
※他サイトさんでも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 15:00:00
437999文字
会話率:38%
娼館・ノースィルの新米娼婦であるサシャは、いつか来るだろうデビューの為に日々勉強する毎日。
そんな彼女の元に現れたのは、相手が誰であろうと気に入らなければどんな手段を使ってでも排除すると有名なユクル公爵家からの使いだった。
しかも彼は初夜を
終えれば妻を実家へ追い返すとも有名で、ついたあだ名は『悪徳公爵』。
そんな悪徳公爵の閨係として買われることになったサシャだが、実際に対面した彼はとても悪徳だなんて思えなくて……?
処女狂いと噂の悪徳公爵×処女の娼婦のいちゃ多め溺愛ストーリーです。
※アルファポリス様、エブリスタ様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:00:00
75852文字
会話率:38%
15歳で親に捨てられたイメルダは、たまたま居合わせ助けてくれたブラゴヴォリン伯爵夫妻の一人息子・ルーペルトの専属メイドになる。
「おっぱいが見たい」
「どうぞお坊ちゃま」
「ちゃまはやめろ!」
7歳だった坊っちゃんもとうとう18歳、成人
を迎えられ直面するのは夜の作法!?
可愛くて可愛くて仕方がない坊ちゃんの為なら閨教育も喜んで!
なのに、何故か最後まで勉強する気はないようで。
一途で少し意地っ張りな坊っちゃん×表情筋だけ死んでる鈍感メイドのラブコメです。
※アルファポリス様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 22:26:07
19638文字
会話率:39%
公爵である夫、セオと二人穏やかで静かに暮らしていた公爵夫人エマ。貞淑で心優しい彼女は満ち足りていた。だが、彼女に一目惚れした王太子、フィンリーの願いで彼の閨係となってしまう。夫セオを想い、抵抗するがそれも虚しく、彼女は閨の係として王太子の下
へと訪れる。だが、王太子と過ごす七日間の間に彼女は身も心も王太子の情熱に書き換えられていく。なとみ様主催「NTR企画2024夏」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 00:05:08
6708文字
会話率:39%
没落貴族のイリーシャは王に見初められて側室になったが、虐げられる日々。
ある日、王が閨に彼女が憧れていた騎士を連れてきた。
王に見られながら、騎士に貫かれ、イリーシャは初めての快楽を味わい――。
※残酷な描写タグは念のためです。直接的な表
現はありません。
※8/4あとがきに蛇足的なヒーロー視点を追加。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 21:50:59
8308文字
会話率:21%
『処女なのに王子様の閨指導を任されたので、指南書で乗り切ろうと思います!』のセレスルート王子視点です。
セレスは自分の護衛であるリナを溺愛している。
でも、リナは少しも彼のことを男として認識してくれない。焦ったセレスは、リナに閨指導を依頼す
ることにしたが……。
ヤンデレ風味のセレスです。後半は安心のラブコメです。
☆日間総合3位(2021/8/1)
ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 13:34:49
31234文字
会話率:24%
「殿下に恥をかかせないように、リナは頑張ります!」
王室の影であるリナは、主君のセレスルート王子の閨教育係を拝命してしまった。自分も経験がないのに、誰かに教えを請うことも禁じられ、長から渡された指南書を熟読して、いざ本番へ……。
ラブコメで
す。気軽にお読みください。
☆日間総合1位(2021/7/28〜29)
☆週間総合2位(2021/7/30〜8/1)
☆週間総合1位(2021/8/2〜8/3)
☆週間総合3位(2021/8/4)
※第3回Jパブ恋愛小説大賞で特別賞受賞
※書籍化します!
『【アンソロジーノベル】愛しの彼に搦め捕られてハッピーエンド不可避です!』2023年11月29日発売!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 00:06:36
24631文字
会話率:29%
「お前を聞き耳役に任命するよ。」虎の獣人の王である常盤(ときわ)は侍女の桃葉にそう告げる。いやいや、私生娘ですが?閨事の記録なんて書けるわけありません。何をご冗談をと桃葉は聞き返す。だが目の前に鎮座する主は至って本気で…。
赤髪の雌を溺愛
したい陛下と、振り回されて道楽息子に助けを求めてしまう生真面目な侍女桃葉のそれぞれの恋愛模様を綴ります。
虎の獣人たちが住む国のお話です。
和風ファンタジーになります。
タイトルは第二章の桃葉目線です。
毎日昼と夜の二回更新目指してがんばります。
予告なしでR18シーン入りますのであしからず。
誤字脱字報告ありがとうございます!作品行ったり来たりしてるので脳内にバグが発生しております(汗)変なところございましたらご報告していただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 20:15:40
86319文字
会話率:46%
天界に住む炎狐の一族の姫、麗華。妖艶な容姿を武器に、天帝を色仕掛けで落とすよう父から命ぜられるが、父の陰謀が暴かれると一夜して天界を追われる身となる。天帝に下品な女という烙印を押された麗華だったが、心は穏やかだった。今まで嫌で仕方がなかった
閨事の作法の練習から解放された麗華は、余生をひっそり監獄で過ごすことを望んでいた。そんな麗華に、天帝はなぜか西門を守護する神である紫悠に嫁ぐことを命じるのだった。
短編『没落の姫は嫉妬深い神に娶られる』の連載版です。
既読の方は克葉編からどうぞ。
R18の話には※がついています。
一部凌辱シーンがございますが全てハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:00:00
172037文字
会話率:42%
天界に住む炎狐の一族の姫、麗華。妖艶な容姿を武器に、天帝を色仕掛けで落とすよう父から命ぜられるが、父の陰謀が暴かれると一夜して天界を追われる身となる。天帝に下品な女という烙印を押された麗華だったが、心は穏やかだった。今まで嫌で仕方がなかった
閨事の作法の練習から解放された麗華は、余生をひっそり監獄で過ごすことを望んでいた。そんな麗華に、天帝はなぜか西門を守護する神である紫悠に嫁ぐことを命じるのだった。◯体だけが取り柄の精霊が、愛情(嫉妬)深い神に娶られて幸せになるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 16:00:37
27838文字
会話率:35%
公爵令嬢のキャロルは初恋の心をおさえて十五で大国に嫁ぐこととなる。初恋であり幼馴染の王子オズワルドへの恋心は隠したまま。
数年後大国の王であった旦那様が亡くなり、子も居なかったキャロルは母国に戻ってくることになる。
そこには成人をしても
まだ婚約者の一人もいない初恋の王子がいた。恋心に蓋をしていたはずなのに国の掟「閨指導は同性が行う」という行事でキャロルの双子の弟のマシューが指名されてしまう。
幼馴染だからこそ閨指導なんてしたくない!!と逃げるマシューの代わりにキャロルはオズワルドに抱かれそうになり……!?!?
両片思いのラブストーリー予定です。
※ がタイトルに入っている時はRシーンがあります。
初めてのTL作品です。書きながら直していくところもあるかもしれません。その時は活動報告でお知らせいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 09:55:26
37280文字
会話率:45%
ある日伯爵家の令嬢リリアナは父親から悪名高い武器商人の元へ嫁げと言われる。婚約を嫌って恋人と駆け落ちを諮ったものの、彼女が連れて行かれたのは怪しげな館だった。
誘惑の館と呼ばれるその場所は、あらゆる女性の夢を叶えるという。変わりたい、満たさ
れたい、愛されたい……誰もが快楽の虜になってしまう。どうして私が……戸惑いながら問いかけるリリアナに返された答えは「貴女の婚約者からの注文で、貴女はここで彼のために閨での性技を磨くんだ」
初めての晩、彼女にあてがわれたのは見るからに恐ろしげな目つきをした男だった。どんな目に遭わされるのかと怯える彼女に、男の手が伸びる……果たしてこの誘惑の館で、リリアナはどんな夢を叶えるのだろうか?
※ 短編としても、一連の作品に関係する話としても読めるようになってます。もしよろしければ、舞踏会シリーズの他の作品も覗いて頂けたらとても嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 07:59:21
32033文字
会話率:40%
幼い頃亡くなった母の鏡台から、嫁入り道具として残してくれていたのであろう閨教育の本を見つける。マーシェを思い、本を授けてくれた母の優しさに涙し翌日の初夜に挑んだ。
夫となったアランにお母様から譲り受けた嫁入り道具ですと見せたらなんだか様子
がおかしい。
お母様からいただいた教本ですので絶対に間違いはないはずです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 13:15:10
8604文字
会話率:52%
病で他界した祖父の葬儀に現れた若き辺境伯アランは、十一歳のシャルロッテの婚約者だと名乗った。
ラーゲルレーヴ邸に住むことになったシャルロッテ。十歳年上のアランは寡黙ながらも寄り添い大切にしたが、半年後、北の戦地に向かうことになる。二人が再会
したのは七年後のことだった。
美しく成長したシャルロッテと相変わらず寡黙なアラン。
諸事情で閨事の知識が全く備わらなかったシャルロッテは、アランに初夜をしてもらいたいと頑張るものの、アランには何か問題があるようで……
年上の夫へ芽生えた恋心と幼妻への溺愛が交差し、斜め方向に努力をし合ってしまう明るいラブコメです。
※R18のサブタイトルに※ついていますが、R15くらいの話もあるかもしれないのでご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 21:00:00
78188文字
会話率:48%
皇太子殿下の第三妃として後宮入りしたソフィーは、姉たちから教わった手練手管で初夜の儀を乗り切ろうとするも、大失態を演じてしまう。
そして翌日、殿下から「閨の指導係を付けることにした。その者の元でしっかり学習するように」と言われてしまう。
し
かも「好きな男を閨指導に選ぶといい」とまで言われる始末。
殿下以外の男性に初めてを捧げるのなら、初恋の彼がいい。でも、彼には奥様がいる。奥様がいる人に閨係を頼むなんて、人の道に反しているわ……。
思い悩むソフィーの出した結論とは。そして、彼女の想いを初恋の彼は受け止めるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 23:02:49
15494文字
会話率:66%
二年間もの間、毎日眠る前の軽い口付けしかしてこなかった夫、アルフレッド。ある夜、アルフレッドの口からとんでもない発言が飛び出して……?!
「どうして俺たちの間には、世継ぎができないのだろうか。俺か君に、何か原因があるのかもしれない……」
「今、なんと仰いまして?」
閨教育を受けなかった超絶天然ピュアピュア令息と、てっきり外に愛人がいるから自分を抱かないのだと思い込んでいた真面目令嬢の、えっちな子作りラブコメディ
※山や谷はほとんどありません。ただただ二人が頑張ってえっちなことをしていき、子どもが出来るまでを描く物語です※
※本編完結済・番外編更新あるかも?※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 22:16:26
38901文字
会話率:55%
皇帝の側女、ジネットは二十八歳。二十四歳で側女となった彼女は一度も皇帝の渡りがないまま、後宮解体の日を迎え、外に出ることになった。
この四年間、ジネットをずっと支え続けたのは護衛兼従者の騎士、フィンセントだ。皇帝は、女に性的に攻められないと
興奮しないという性癖者だった。主君の性癖を知っていたフィンセントは、いつか訪れるかもしれない渡りに備え、女主人であるジネットに男の悦ばせ方を叩きこんだのだった。結局、一度も皇帝はジネットの元に来なかったものの、彼女はフィンセントに感謝の念を抱いていた。
ほんのり鬼畜な堅物騎士フィンセントと、おっとりお姉さん系側女によるどすけべラブストーリーです。
◆R18回には※がありますが、ほぼ全話性描写を含みます。
◆他サイトにも改題の上、投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 23:00:00
102918文字
会話率:33%
平民オメガのフレイは、性を売る仕事をして日銭を稼いでいた。
そんな中、突然王宮からの使いがやってきて命じたのは「王宮勤めの閨係」だった。
待ってくださいという間もなく、フレイは「女性が泣いて逃げる」と噂で有名な王子の元へ行く。しかし、抱かれ
ると覚悟をしたものの、王子は一向にフレイに手を出さない。それにはとある深いワケがあって――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 18:34:40
22354文字
会話率:42%
ヴィルシア帝国の皇女リディアーヌは、母カリーナとともに、属国ゼーリンゲン王国の立太子の式典に参加していた。
カリーナは元はゼーリンゲンの侯爵令嬢で現王と婚約していたが、リディアーヌの父である皇帝リオネルに略奪された過去を持つ。リオネルが
亡くなったことで、今回の里帰りが可能となったのだ。
母と元婚約者の関係を見守っていたリディアーヌだったが、王太子フェリクスがものすごい目で睨んでくる。宣戦布告ととらえ闘志を燃え上がらせるリディアーヌに、フェリクスはわざとらしい甘い言葉をささやいてきて――。「私は貴女の恋の奴隷です。私の胸の高鳴りが、貴女にも聞こえますでしょうか……」「まあ、お上手ですこと(いきなりなんだこいつ)」
ブラコンツンデレ皇女様(たまにバイオレンス)と、けなげワンコ王太子(たまにしたたか)の恋物語です。主にコメディですが、親世代の悲恋がからんでくるのでシリアスも同居しています。エロシーンは数か所ありますが本番は初夜のみ。本編と番外編(主人公たち以外のエロあり)をあわせ10万字ぐらいです。ゆるりとお付き合いいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 20:11:40
109091文字
会話率:57%
毎日仕事を押し付けられ残業と休日出勤の日々を過ごす天音。
その日も終電の時間が過ぎるまで一人で残業し、タクシーで帰宅する。
いつも以上に疲労を感じ、部屋で眩暈を感じて蹲る。低血糖か、脱水か、と思っていると次第に視界が戻り、治ったと思うのも束
の間、気付けば見知らぬ場所で見知らぬイケメン達に囲まれていた。
皆は自分を天音媛神様と呼び平伏する。自分に傅く十二人の美丈夫達。
彼らは自分達を十二支の歳神と名乗り、天音を神と言う。
天音が現世に降りていたことで穢れた大社の空気と歳神たちの体を、彼らと交わることで祓えるというのだ。その夜、子年の歳神から順番に歳神達とのまぐわいが始まった。
※ゆるい目線でお楽しみ下さい
※3話目からほぼ全話R18です(例外:4話、6話、10話、33話)
※直接的な表現のオンパレードですので苦手な方はご注意下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 01:57:57
407889文字
会話率:56%
「私に閨事を教えてくれない?」
リストリア王国には炎の悪魔がいる――王立騎士団の魔術師の一人であるキアラ・バルテンシュタインは、断れない結婚を前に困っていた。
男性経験のないキアラは自分の部下であるユリウスに頼むことにした。男女の営み
がどんなものかを知っていれば、無事に初夜を乗り切れるだろうと。
「あなたは自分の身体を預けられるほど他人を信頼したことがありますか?」
誰よりも信頼している。だから頼んだ。ユリウスなら助けてくれる、引き受けてくれると思った。
身体どころじゃない、命を預けられるほどこの人を信じている。
「俺を信じろ、キアラ」
※マークはRシーンです。
誤字脱字のご指摘いただけると大変ありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 22:00:00
52477文字
会話率:43%
悪役令嬢と名高いミリベル・ドットマンは、ドットマン侯爵家の次女にして、最近婚約者から公衆の面前で捨てられた哀れな女。そんな彼女は王命により、双子王子の閨係を務めることとなる。
愛くるしい第三王子レオグルスと、寡黙な第四王子セオニクス。ど
ちらも絶世の美男子と囁かれ、令嬢達はこぞって婚約者の座を奪い合う。
(私はただの使い捨ての閨係、指名を全うするだけよ)
そんなミリベルの思いとは裏腹に、双子はそれぞれのやり方で彼女に愛を囁くがーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 22:56:16
18255文字
会話率:54%